• 検索結果がありません。

韓 国の漁村契 と日本 の漁業協 同組合 の比較 研究

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "韓 国の漁村契 と日本 の漁業協 同組合 の比較 研究"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

長 崎 大 学 水 産 学 部 研 究 報 告 第72号(1992) 25

韓 国の漁村契 と日本 の漁業協 同組合 の比較 研究

八 木 庸 夫

A Comparative Study on Korean Fishermen's Cooperative and Japanese Fisheries Cooperative

Tsuneo YAGI

Korean Fishermen's Cooperative has two types: the fisheries cooperative and the traditional fishermen's cooperative called "Eo-chon-gye". It is more appropriate to com- pare the latter one with the Japanese Fisheries Cooperative which is the sole owner of the common fishery right, as "Eo-chon-gye" has the top priority for the common fishery right in legal. It is possible to draw some of the following features from the

"Eo-chon-gye": ( 1 ) "Eo-chon-gye" has grown up to be a functional cooperative , ( 2 ) the main part of fishery right licensed to the "Eo-chon-gye" is lent out to the in- dividual fisherman through auction, and (3) most of the rent fee is spent for the fishery community. In Japan, the common fishery right is owned by the fisheries cooperative, which is organized based on the community, is utilized for members exer- cise with nominal rent. Then, the Japanese Fisheries Cooperative aims to maintain and to develop the member's fisheries.

Key words: 漁村契 "Eo -chon-gye " ; 漁業協同組合fisheries cooperative;

共 同漁業 権 common fishery right; 漁村 共 同体 fishery community.

1)研 究事 業 の概要

この論文 は,長 崎 大学 と釜 山水産 大学 校 との大 学 間協 力 に もとづ き,文 部 省科学 研究 費 に よ り,1989 年か ら1991年 まで の3年 間にわ た って実 施 され た共 同研 究r日 韓両 国 におけ る養殖 漁業 の比 較研 究』 の 最終報 告 第1報 で ある。

この研 究 の研 究組織(当 時)は,総 括:八 木庸 夫 (長崎大学 水産 学部),生 産 構造 分析:井 手義 則(長 崎大 学 商業 短 期大 学部),朴 九乗(釜 山水 産 大学 校 人文 社 会科 学 大学),流 通 構造 分 析:濱 田英 嗣(長 崎大 学 水産 学部),庚 東運(釜 山水 産大 学 校 人文 社 会科 学 大学),就 業構 造 分析:李 承 来(釜 山 水産 大 学 校 人文 社会科 学大学),経 営構 造 分析:崔 正銑(釜 山水 産 大学 校 人文 社 会科 学大 学),魚 肉化 学 成分 改 善:槌 本 六 良(長 崎大学 水産学 部)リ魚 肉物性 改善:

橘 勝康(長 崎 大 学 水産 学部),崔 鎮浩(釜 山水 産 大 学校 自然 科学 大学)で あ る。

各年 とも,日 本 と韓 国 のそれ ぞれ に調 査地 を選 定 し,全 員に よる実 態調 査 を実施 した。主 な調 査地 は 以 下 の通 りであ る。

1989年:日 本 ・長崎 県南 松浦 郡玉 之浦町 韓 国 ・慶 尚南道 忠武 市 1990年:日 本 ・鹿 児島県 出水 郡東 町

韓 国 ・全羅 南道 麗水 市 1991年:日 本 ・兵庫 県神 戸市

韓 国 ・全羅 南道 莞 島郡莞 島 邑 2)本 論 文 の性格

養魚業 に 関す る漁業 権制 度 及び漁 業権 所有主 体 た る漁民集 団組 織 の韓 国 と 日本 にお け る実 状を比 較 し てみ る と,両 国 の著 しい差 異 に驚か され る。 もちろ ん これ は両 国の歴 史 的,社 会経 済的 な違 いに もとつ いて形成 され て きた もの であ るが,そ の 全貌 を明 ら 日韓両 国 にお け る養殖 漁業 の比較 研 究―1 (A Comparative Study on Japanese and Korean

Aquaculture - 1)

(2)

26 八木:韓:国の漁村契と日本の漁業協同組合の比較研究

かにするためにはなお別途の研究が必要である。し たがって本論文では,両国間の主要な相違点を指摘 するに留める。

1.韓国での養魚業区画漁業権の位置

 日本では養魚漁業権のほとんどが漁業協同組合

(以下漁協という)によって所有されている。韓国 では養魚業は養殖業中のその他の養殖業に区分され ているが,その漁業権の所有主体は,支配面積でみ ると漁村契が総面積の26%,水産業協同組合が15%,

個人が59%を占めている。1)

 韓国においても,地先漁場の海藻・貝類・水産動 物を採捕する権利は第1種共同漁業権とされている カ㍉その範囲は一般に水深10メートル以内であり,

他方養殖漁業権(日本の区画漁業権)の範囲は水深 30メートル以内である。2)したがって養殖漁業権の かなりの部分は共同漁業権漁場外にあるといってよ い。またたとえば,われわれが調査したK漁村契周 辺の全羅南道門島郡では,莞島水産業協同組合の傘 下に146の漁村契があるが,そのうち共同漁業権を 持つ契が50あり,持たない契が96に達している。3)

韓国には,日本と違って共同漁業権に属さない広大 な地先水面があるのである。しかも既存の養殖漁業 権の免許更新にあたっては,従前の行使者が最優先

される規定がある。4)たしかに共同漁業権と重複し て設定される養殖漁業権の免許にあたっては,地元 漁村契が最優先される規定はあるが,5)以上の3つ の事情により,韓国では,養魚業者個人が漁場面積 の6割を支配することになった。

2.日本での養魚業区画漁業権の位置

 日本では寛保元年(1741年)に徳川幕府が制定し.

た『山野海川入会境論』において「磯猟は地附根附 次第也沖は入会」と規定されてより,6)地先漁場を 地元漁民が共同体的に支配する原則が次第に定着し た。明治9年(1876年)の旧慣尊重の通達によって その制度が明治維新後も存続し,7・8)それが明治34 年(1901年)に制定された漁業法において専用漁業 権漁業組合所有の形態に結実した。

 地先漁場地元主義に即して専用漁業権は沿岸全域 を覆う形で設定された。この最初の漁業法制定当時 の主要問題は,沖合漁業特にトロール漁業と沿岸漁 民との漁業紛争の調整,第2に水産資源の保護であ った。この問題に対応して専用漁業権は,一般には 数千メートル,場合によっては1万メートル前後,

外部からの侵略が少ない場合には数百メートルとい った形で,地先漁場の非常に広い範囲に対して設定 された。その結果,区画,定置等の他の全ての漁業 権が専用漁業権と重複して設定されることになっ

た。

 1901年(明治34年)における漁業組合の組織は,

村民の職能的な分化に応じ,森林組合,農業(産業)

組合と漁業組合を並列組織することによって,村の 持つ自然資源への包括的な支配機能を職能的に分化

しようと意図したものとして評価できる。しかし,

自然資源の支配機能は従来村が包括的に所有し,支 障なくその機能を果たしてきたものであり,その機 能の3組合による分担だけから,3業種の職能的分 化が実現したものと直ちに考えることはできない。

当初はこれら3組合に重複加入する村民が多かった ようである。

 これら3業種の職能的分化,産業的確立を進めた のは,漁業組合への漁業権担保金融の道を開いた明 治43年(1910年)の漁業法,産業組合法改正など,

むしろその後の共同経済事業の展開であった。組合 が共同経済事業を展開する場合には,事業運営のた めの自己資本として組合員の出資金が必要であり,

また組合は共同経済事業の目的,対象を明らかにし なければならず,組合員及び組合の職能的性格の純 化が必要となる。その意味で重要なのは,組合員の 出資による漁業組合の漁業協同組合化を実現した昭 和8年(1933年)の漁業法改正,年間従事日数によ り組合員資格を明確にした昭和24年(1949年)の戦 後漁業法の制定である。

 第2次世界大戦の終結後,アメリカ占領軍は占領 の基本的目的の第1を軍国主義の除去に置き,その ためには軍国主義の基礎である日本の半封建的体制 の打破が必要であると考え,農業面では不耕作地主,

漁業面では羽織漁師・地主的網元の一掃に力点を置

いた。

 日本政府はこの方針に沿って,漁業面では旧漁業 権を全て有償で買い上げ消滅させた後に,海区別に,

過半数の漁民委員を含む海区漁業調整委員会の意見 に基づいて,海面の総合的高度利用を目的とする漁 場計画を樹立し,漁場計画にしたがって各種の漁業 権を免許する事とした。免許期間は,共同漁業権等 は10年,一般には5年として,期間終了後は消滅さ せ,新しく漁場計画を樹立し,新しく免許する事を 原則とした。その意図は漁業を営む者に漁業権を免 許することにあった。

(3)

長崎大学水産学部研究報告 第72号(1992) 27

 漁協の所有する全ての漁業権およびそれぞれの漁 業権ごとに決定される漁業権行使規則は漁協の特別 議決事項とされ,正組合員の過半数が出席する総会 において,3分の2以上の多数によって,いわば全 組合員の合意の下に決定されることになっている。

 専用漁業権の範囲が現在は共同漁業権漁場にほぼ 受け継がれているが,第1に養魚勝闘の区画漁業権 は全て共同漁業権に重複して設定されていること,

第2に漁場計画の際に,共同漁業権に重複して設定 される全ての漁業権・漁業許可は漁協の,つまりは 地元全漁民の承認を条件とすること,第3に養魚業 の区画漁業権は大部分が漁−協が漁業権を所有し,資 格ある漁民がそれを分割行使する特定区画漁業権に なっていることなどから,養魚業の区画漁業権も完 全に漁協が支配し得る体制が作られている。

3.韓国の漁村契

 われわれは第3年度の韓国実態調査において,全 羅四道野島郡K漁村契の役員から契の実態について 聞取調査をする機会を得た。

 K漁村契には全戸数350戸中200戸が加盟してい る。この漁村契の範囲は2部落に及んでいるが,そ の1部落では全部落民による部落開発委員会が組織 されており,他部落では部落と漁村契がそれぞれ開 発委員会を組織している。

 1975年の漁業法改正以来,共同漁業権その他の漁 業権の漁村契への免許が最優先されるようになり,

共同漁業権の水産業協同組合から漁村契への委譲が 推進されるようになった。K漁村契は,裸潜りによ る海藻採取を主目的とする第1種共同漁業権2件,

三角網(小型定置網)を目的とする第3種共同漁業 権を1件所有している。これらの漁業権は入札され,

第1種共同漁業権は6名の契員に分割行使されてい る。ただし,正月やお盆には一般契員に海藻その他 の採取を許す習慣がある。契の財源は漁業権の落札 金であるが,その使途には共同倉庫の修理費や道路 改修費,契員への配当金などが含まれている。この ような漁業権の所有と行使の関係は他の漁村契にお いてもほぼ同様であるといわれている。

 この場合漁業権の所有者は漁村契であり,行使者 は増員ではあるが,実は行使権を入札により取得し た特定少数の漁民であり,落札金は村の開発に利用

されたり一般契員に配分されたりしている。

 村民の職能的分化の結果漁民と他の村民とが区別 されているとはいえ,なお漁業権の所有と行使は分

断されており,漁業権所有は漁業を行うためのもの というより,村経済の維持,そのための漁業権行使 料の収取を目的とするものになっている。

4.日本の漁業協同組合

 日本の漁業協同組合が養魚業の区画漁業権を支配 下に置いていることは,大部分の養魚業者が組合員 であるという事実を伴っている。

 一般に,漁家の漁業経営は生業的であり,極めて 貧困な状態であって後継者の確保はほとんど困難で ある。 ところが漁家の中には企業的な経営を行い,

比較的漁業所得が大きく,漁業後継者をかなり確保 し得ている漁業がある。その典型が養魚業である。

養魚経営については後に改めて考察するが,養魚業 が現代沿岸漁業の希望の星であることは,異論のな いところであろう。

 しかし,養魚業者の中にも経営内容の良いものと 悪いものとがある。経営の悪化により既に倒産した ものも多い。したがって養魚業の発達が漁家間の格 差を拡大し,それがまた漁協の格差の拡大,危機の 増大につながってきた面があることも否定できな

い。

 漁協経営の危機を統計的,一般的に捉えることは 困難である。そこで一つの事例をあげることによっ て,この問題を考察しておきたいと思う。

 漁協に経営主義思想が普及し,漁協経営の行政監 査が徹底することによって漁協経営は安定してきた が,それも組合員漁家の経営が健全であってのこと

である。

 養魚業の場合粗収入は大きいが,種苗費や餌料費 等は原則として漁協からの短期借入金や未払金など の流動負債で賄われる。これら経費に対する長期資 金融資の制度はあるが,いずれにせよその資金は養 成魚が販売されるまでは回収されず,経営内部で固 定化する。したがって養殖期間が長年月にわたる場 合には,この固定資金が膨大な額になり,利子も多 額なものになる。養魚業は一般に借り入れ過剰体質 の産業なのである。

 漁協から漁家への資金貸付が,上部系統団体から の融資に依存している現状では,養魚業者の倒産は 漁協に固定化債権を発生させ,漁 協経営に危機をも たらす。

 長崎県南松浦郡下のA漁協においては(八木,未 発表),養魚漁場適地が多いという地理的条件もあ って,沿岸漁業を発展させ得る漁業が養魚業である

(4)

28 八木:韓国の漁村契と日本の漁業協同組合の比較研究

ことに早くから着目し,その振興につとめてきた。

その結果,養魚業者が急速に増加したが,その過程 において,伸びる経営を伸ばすという方針が取られ たこともあって養魚業者の経営規模,経営内容に大 ぎな格差を生じ,細々とした従来からの漁家も加え てみれば,組合員間に極めて大きな階層格差が発生 した。養魚経営の悪化もあって,組合員の販売,購 買等における漁協共同経済事業の利用度も十分野も のとはならず,漁協経営は苦しい状態を続けてきた。

いきおい漁業権行使料,販売手数料等が高騰し,そ のことがさらに漁協経済事業の利用度を低くしてき た。養魚業者の経営は決して安泰ではなかった。発 生当初全国的に経営体数が急激に増加し,その後経 営体数は減少傾向に移るがそれ以上に経営規模が拡 大したため,生産過剰が表面化し,近年販売価格が 一般的に著しく低下するに至った。A漁 協地区にお いては,収益性の低下を養殖の過密化によって補お

うとする傾向が生まれ,さしもの好漁場も過密化に よって水質が悪化し漁場が老朽化し,加えて地域外 から大量に購入する種苗に病気にかかったものが混 入していたために魚病が多発して歩留りが低下し た。かくして魚価の低落と歩留りの低下に挟撃され て,養魚経営は壊滅的な打撃を蒙っている。その結 果,A漁協においては,養魚経営の約3分の1が廃 業し,約3分の1がかろうじて経営を存続し,利益 を生む経営は約3分の1にすぎない状態になってい

る。

 特に問題なのは資金の不足であり,固定化債務の 累積であった。この問題に対処するため漁協系統団 体は一:丸となり,固定化債務が非常に大きい漁家に 対して固定化債務を肩代わりし,その肩代わり資金 を10年以上の長期年賦で償還し得るようにし,また 利子を補給してそれを著しく低利の資金とする対策 を講じた。 スだし,この資金を利用する漁家に対し ては,その後新規融資を行わないことが条件になっ

ていた。

 しかし,資金の不足する漁協がカバーし得る漁家 の債務には自ら限度があった。その限度額以上の債 務を抱える漁家も,当然この資金を利用するが,そ の場合には,漁協系統の新規融資の大部分を絶たれ ることになり,その結果廃業するか,または不足す る資金を餌業者などに仰がざるを得ず,いきおい養

成魚もそれら業者に売らざるを得なくなり,巨額の 債務を残しながら漁協から次第に離れていく結果に なった。他方,経営内容の良い業者は漁協経済事業 を利用した場合の負担の過大を嫌ってこれも漁協か ら離れる傾向を見せている。

 養魚経営条件の困難化は勿論A漁協地区だけの問 題ではない。多かれ少なかれこのような困難を,多 くの養魚漁協が抱えているが,漁協経営の困難化の 程度には,漁協間に大きな差がある。

5.結   論

 実態調査の結果,漁村契は既に漁民の職能的組織 になっているが,その所有する漁業権は大部分が入 札を通じて少数の漁民に貸し付けられ,その漁場地 代が主として漁村の入費に当てられていることか ら,漁村契は村落共同体と密接に結びついている地 主的な組織であり,組合員の漁業経営の維持・発展

よりは村落共同体の維持・発展を主目的とする組織 であるといえる。

 これに対し日本の漁 協は,概して漁民からは低額 の漁業権行使料を取るのみで,しかも漁業権行使料 は主として漁民の共同経済事業の財源となっている ことから,組合員の漁業経営の維持・発展を目的と する組織であるといえる。そこに両者の基本的な違 いがある。

       文     献

1)金 柄浩r高度成長以降の韓国沿岸漁場利用関  係の変貌』,長崎大学博士論文,1992年3月,

 p.81(原資料,韓国水産庁資料)。

2)前掲論文,p.39,44。

3)韓国・水産業協同組合中央会r漁村契現況』,

  1990年12月,p.110〜134。

4)前掲金柄浩論文,p.58(韓:国漁業法第27条第2  項)。

5)同(韓国漁業法第27条第4項)。

6)原 暉三『日本漁業権制度史論』,北半平,1948  年6月,p.44。

7)前掲書,p.203〜205。

8)二野瓶徳夫『漁業構造の史的展開』,御茶の水  書房,1962年12月,p.166,209。

参照

関連したドキュメント

The study of the eigenvalue problem when the nonlinear term is placed in the equation, that is when one considers a quasilinear problem of the form −∆ p u = λ|u| p−2 u with

Since we are interested in bounds that incorporate only the phase individual properties and their volume fractions, there are mainly four different approaches: the variational method

The variational constant formula plays an important role in the study of the stability, existence of bounded solutions and the asymptotic behavior of non linear ordinary

The linearized parabolic problem is treated using maximal regular- ity in analytic semigroup theory, higher order elliptic a priori estimates and simultaneous continuity in

Classical Sturm oscillation theory states that the number of oscillations of the fundamental solutions of a regular Sturm-Liouville equation at energy E and over a (possibly

A Darboux type problem for a model hyperbolic equation of the third order with multiple characteristics is considered in the case of two independent variables.. In the class

We formalize and extend this remark in Theorem 7.4 below which shows that the spectral flow of the odd signature operator coupled to a path of flat connections on a manifold

In the proofs of these assertions, we write down rather explicit expressions for the bounds in order to have some qualitative idea how to achieve a good numerical control of the