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WebSphere Application Server 8.0 Network Deployment エディション 導入ガイド

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(1)

WebSphere Application Server 8.0

Network Deployment

エディション

エディション

エディション

エディション

導入

導入

導入

導入ガイド

ガイド

ガイド

ガイド

ver. 1.1

日本アイ・ビー・エム株式会社

ソフトウェア事業

2011

7

(2)

目次

1. はじめに... 1 2. 事前の準備... 2 2-1. ハードウェアおよびソフトウェア前提条件... 2 3. 構成... 4 3-1. 導入の流れ... 6

4. (マシンA)IBM Installation Managerのインストール... 9

5. (マシンA)WebSphere Application Server Network Deploymentのインストール... 14

6. (マシンA)プロファイルの作成(1) 管理プロファイル... 23

7. (マシンA)プロファイルの作成(2) カスタムプロファイル... 35

8. (マシンB)IBM Installation Managerのインストール... 45

9. (マシンB)WebSphere Application Server Network Deploymentのインストール... 46

10. (マシンB)プロファイルの作成... 47 11. (共通)IBM HTTP Serverのインストール... 48 12. (共通)Webサーバー・プラグインのインストール... 55 13. (共通)Customization Toolsのインストール... 60 14. (共通)Webサーバー定義の作成... 65 (共通)Webサーバーの定義... 73 15. アプリケーション・サーバーの作成... 76 16. 稼働確認... 81

修正履歴

日付 バージョン 修正履歴 2011/7/6 1.0 初版

2011/09/28 1.1 WindowsにおけるIBM HTTP Serverインストール時の既知の問題 誤字修正

(3)

1.

はじめに

当文書はWebSphere Application Server 8.0 Network Deploymentエディションと IBM HTTP Server 8.0をインストールし、稼動確認を行うまでの最少の手順を示すものです。

当文書はできるだけ正確を期して作成しておりますが、製品の稼動を保証するものではありません。 IBMからの正式な技術サポートは、お客様との保守契約に基づいて提供されます。

また、当文書内では、各製品・コンポーネントについて、以下の略称を使用しております。

正式名称 略称

IBM WebSphere Application Server Network Deployment WAS ND

(4)

2.

事前の準備

2-1.

ハードウェアおよびソフトウェア前提条件

最新の稼動要件は http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/doc/latest/prereq.html に記載されておりますので、必必必必ずずずご確認ください。ず 2-2. インストール開始前に確認しておくこと イ ン ス ト ー ル 前 に 必 要 な 事 項 ( 必 要 デ ィ ス ク 容 量 や OS の 追 加 フ ァ イ ル セ ッ ト 等 ) は Information Centerの以下のサイトに記載されています。使用するプラットフォームの最新情報を必ずご確認くだ さい。 ■ AIX http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v8r0/topic/com.ibm.websphere.installation.nd .doc/info/ae/ae/tins_aixsetup.html ※ 主な確認事項は以下の通りです。(2008/9/25時点) umaskの設定 xlC.rteのインストール 使用ディスク容量 システムcpコマンドの使用確認 ブラウザー(Mozilla)のインストールとBROWSER環境変数の設定 導入作業前のプロセス(WAS、Webサーバー、Javaプロセス)の停止

■ Windows

http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v8r0/topic/com.ibm.websphere.installation.nd .doc/info/ae/ae/tins_winsetup.html

(5)

■ Linux http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v8r0/topic/com.ibm.websphere.installation.nd .doc/info/ae/ae/tins_linuxsetup.html ※ 主な確認事項は以下の通りです。(2008/9/25時点) umaskの設定 ブラウザー(Mozilla)のインストールとBROWSER環境変数の設定 使用ディスク容量 ulimitの設定 /etc/issueファイルのリストア 前提rpmパッケージの追加インストール システムcpコマンドの使用確認

導入作業前のプロセス(WAS、Webサーバー、Javaプロセス)の停止

■ Solaris http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v8r0/topic/com.ibm.websphere.installation.nd .doc/info/ae/ae/tins_solsetup.html ※ 主な確認事項は以下の通りです。(2008/9/25時点) umaskの設定 ブラウザー(Mozilla)のインストールとBROWSER環境変数の設定 使用ディスク容量 カーネルパラメータの設定(/etc/systemファイルの修正) Solarisのパッチの適用 システムcpコマンドの使用確認

導入作業前のプロセス(WAS、Webサーバー、Javaプロセス)の停止

■ HP-UX http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v8r0/topic/com.ibm.websphere.installation.nd .doc/info/ae/ae/tins_hpuxsetup.html ※ 主な確認事項は以下の通りです。(2008/9/25時点) umaskの設定 ブラウザー(Mozilla)のインストールとBROWSER環境変数の設定 使用ディスク容量 カーネルパラメータの設定(maxfiles、maxfiles_lim等) システムcpコマンドの使用確認

(6)

3.

構成

当ガイドでは、下図の構成の導入手順を記述します。

マシン2台にアプリケーション・サーバーとWebサーバー(IHS)を導入し、クラスターを構成します。 2 台 の マ シ ン の う ち マ シ ン A に 、 管 理 プ ロ セ ス で あ る デ プ ロイ メ ン ト ・ マ ネ ー ジ ャ ー (Deployment Manager)を配置します。マシンAとBともに、ノード・エージェント(Node Agent)とアプリケーション・ サーバー、そしてWebサーバーを配置します。デプロイメント・マネージャーはノード・エージェント経 由で複数のアプリケーション・サーバーを管理します。 WAS NDの導入では、製品のインストールと「プロファイル」の作成が必要です。「プロファイル」を作 成することによって、WASの各プロセス(デプロイメント・マネージャー、ノード・エージェント、アプリケ ーション・サーバー)の実行環境が構成されます。プロファイルは1台のマシンに複数作成することが 可能 で 、プ ロファ イ ル毎に定義ファ イ ル (構成ファ イ ル・デ ー タファ イ ル ・ログファ イ ル等 )を保持 し ま す。

(7)

■ 管理 WASを管理するプロセスを実行するプロファイルを作成します。デプロイメント・マネージャー, 管理エージェント,ジョブ・マネージャーの3種類を作成することができます。デプロイメント・マネ ージャーは,複数のノードを統合して一元管理することができます。管理エージェントは,ローカ ルのスタンドアロン・アプリケーション・サーバーを管理することができます。ジョブ・マネージャー は複数の管理エージェントやデプロイメント・マネージャーを管理することができます。 ■ アプリケーション・サーバー セルに統合されていない,スタンドアロンのアプリケーション・サーバーを実行するプロファイルを 作成します。 ■ カスタム・プロファイル デプロイメント・マネージャーに管理されるノードのプロファイルを作成します。ノードはアプリケー ション・サーバーなどが定義されていない空の状態で作成されます。 ■ セキュア・プロキシー(構成のみ) 管理コンソールを使用してセキュア・プロキシーを構成するためのプロファイルを作成します。実 際にセキュア・プロキシーを実行するためには,プロファイル構成情報をエクスポートして,DMZ 上のセキュア・プロキシー・プロファイルにインポートする必要があります。 当ガイドでは、マシンAでデプロイメント・マネージャーが稼働し、マシンAとBの両マシンにノード・ エージェントとアプリケーション・サーバーが稼働する構成をとります。よって、マシンAで「デプロイメ ント・マネージャー・プロファイル」を作成し、マシンAと Bの両マシンで「カスタム・プロファイル」を作 成します。

Web サーバーは IBM HTTP Server(IHS)を使用します。当ガイドの手順では、Web サーバーを WASのノード・エージェント経由でWASの管理コンソールから管理できるように構成します。 当ガイドでは、管理者ユーザー(Unix・Linuxではrootユーザー、WindowsではAdministrator権限 ユーザー)でのインストール手順を記述します。また、GUIのインストーラーを使用しますので、Unix・ Linuxの場合はX Windowが稼働している必要があります。

(8)

3-1.

導入の流れ

WebSphere Application Server Network Deploymentエディションの導入の流れは以下の通りで す。当ガイド目次番号とステップの番号が対応します。

マシンA マシンB

【ステップ4】

IBM Installation Manager を イ ン ス ト ー ル し ま す。

【ステップ5】

IBM Installation Manager を 使用 し て 、 WebSphere Application Server Network Deploymentをインストールします 【ステップ6】 プ ロフ ァ イ ル管 理ツ ー ル で「 デ プ ロイ メ ン ト・ マ ネ ージャー・プロファイル」を作成します。 【ステップ7】 プ ロフ ァ イ ル 管 理ツー ル で「 カ ス タ ム・ プ ロ ファ イ ル」を作成します。 【ステップ8】

IBM Installation Manager を イ ン ス ト ー ル し ま す。

【ステップ9】

IBM Installation Manager を使 用 し て 、 WebSphere Application Server Network Deploymentをインストールします プロファイル プロファイル プロファイル プロファイル管理管理管理管理ツールツールツールによるツールによるによるによる プロファイル プロファイル プロファイル プロファイル作成作成作成作成

WebSphere Application Server Network Deployment ののののインストールインストールインストールインストール

IBM Installation Manager のののの インストール

インストール インストール インストール

WebSphere Application Server Network Deployment ののののインストールインストールインストールインストール

IBM Installation Manager のののの インストール

インストールインストール インストール

(9)

【ステップ11】

IBM Installation Managerを使用して、 IBM HTTP Serverをインストールします。 Web サ ー バ ー ・ プ ラ グ イ ン と Customization Tools を同時にイ ンストールす ることもできます が、当ガイドではWebサーバー・プラグインの インストールは、次のステップ「Webサーバー・ プラグインのインストール」で実施します。 【ステップ12】

IBM Installation Managerを使用して、Web サーバー・プラグインをインストールします。

【ステップ13】

IBM Installation Manager を 使用 し て 、 Customization Toolsをインストールします。 【ステップ14】 インストールしたCustomization Toolsを使用し て、Web サーバーの設定、Web サーバー・プラ グインの設定、Web サーバー定義登録スクリプ トの作成を行います。 【ステップ15】 Web サ ー バ ー 定 義 登 録 ス ク リ プ ト を 実 行 し 、 Webサーバーを定義します。 【ステップ11】

IBM Installation Managerを使用して、 IBM HTTP Serverをインストールします。 Web サ ー バ ー ・ プ ラ グ イ ン 、Customization Tools を同時にイ ンストールす ることもできます が、当ガイドではWebサーバー・プラグインの インストールは、次のステップ「Webサーバー・ プラグインのインストール」で実施します。 【ステップ12】

IBM Installation Managerを使用して、Web サーバー・プラグインをインストールします。

【ステップ13】

IBM Installation Manager を使 用 し て 、 Customization Toolsをインストールします。 【ステップ14】 インストールしたCustomization Toolsを使用し て、Web サーバーの設定、Web サーバー・プラ グインの設定、Web サーバー定義登録スクリプ トの作成を行います。 【ステップ15】 Web サ ー バ ー 定 義 登 録 ス ク リ プ ト を 実 行 し 、 Webサーバーを定義します。 IBM HTTP Serverののののインストールインストールインストールインストール Web Web Web Web サーバーサーバーサーバーサーバー ・・・・ プラグインプラグインプラグインプラグイン ののののインストールインストールインストールインストール IBM HTTP Serverののののインストールインストールインストールインストール Web WebWeb Web サーバーサーバーサーバーサーバー ・・・・ プラグインプラグインプラグイン のプラグインののインストールのインストールインストール インストール Web WebWeb

(10)

【ステップ16】 WASの管理コンソールで、マシンAとBの両方のマシンにアプリケーション・サーバーを作成し、 クラスターとして構成します。 【ステップ17】 サンプルのアプリケーションをインストールし、稼働確認を行います。 稼動確認 稼動確認 稼動確認 稼動確認 アプリケーション アプリケーションアプリケーション アプリケーション・・・・サーバーサーバーサーバーサーバー作成作成作成作成

(11)

4.

(マシン

A

IBM Installation Manager

のインスト

ール

マシンAにIBM Installation Managerをインストールします。以下の手順に従います。インストール 完了後、IBM Installation Managerを使用して、WAS ND、IHS、Webサーバー・プラグインをインス トールします。

システムに管理者ユーザー(Unix・Linuxではrootユーザー、WindowsではAdministrator権限ユ ーザー)でログインします。

IBM Installation ManagerのCD-ROM(あるいはDVD-ROM)をドライブに挿入します。Unix・Linux の場合は、CD-ROM(あるいは DVD-ROM)をマウントし、マウントポイントにアクセスできるようにし ます。 1. launchpad.sh(exe)コマンドを実行し、インストール・ウィザードを起動します。 ■ Unix・Linuxの場合 # cd 〈マウントポイント〉 # ./install.sh ■ Windowsの場合 > cd 〈マウントポイント〉 > install.exe

(12)

2. インストールするパッケージの選択画面で、「IBM Installation Manager」にチェックが入っている ことを確認し、「次へ」をクリックします。

3. 使用条件の同意確認画面で、「使用条件の条項に同意します」に同意(ラジオボックスを選択)し て「次へ」をクリックします。同意いただけない場合は、製品を使用することができません。

(13)

4. IBM Installation Managerのロケーション選択画面で、製品の導入先を指定します。デフォルト のまま、または必要に応じて書き換えて「次へ」をクリックします。

【インストール・ロケーション設定例】

■ AIXの場合: /usr/IBM/InstallationManagerWS/eclipse ■ Windowsの場合: C: ¥IBM¥InstallationManagerWS ¥eclipse ■ Linux,その他Unixの場合: /opt/IBM/InstallationManagerWS/eclipse

5. インストールの要約情報が表示されます。内容を確認し「インストール」をクリックします。インスト ールが開始されます。

(14)

6. インストールの結果が表示されます。内容を確認し、「Installation Managerの再起動」をクリック します。

(15)

以上でマシンAのIBM Installation Managerのインストールは完了です。引き続きWebSphere Application Server Network Deploymentのインストールを実施します。

(16)

5.

( マ シ ン

A

WebSphere Application Server

Network Deployment

のインストール

IBM Installation Manager を使用して、マシン A に WebSphere Application Server Network Deployment(WAS ND)をインストールします 。以下の手順に従います。プ ロファイルの作成も同時 にできますが、ここでは、後述の「6(マシンA)プロファイルの作成(1)」にて作成します。

システムに管理者ユーザー(Unix・Linuxではrootユーザー、WindowsではAdministrator権限ユ ーザー)でログインします。

1. 予めWAS本体(ディスク又はZipファイル4つ)と、Supplement(IHS、Webサーバー・プラグイ ン、Customization Tookboxを含むディスクまたはZipファイル4つ)を、それぞれ同一ディレクト リに解凍しておきます。WAS・Supplementにはそれぞれrepository.configファイルが含まれま す。

2. IBMIM.sh(exe)コマンドを実行し、IBM Installation Managerを起動します。 ■ Unix・Linuxの場合

# cd 〈Installation Managerのインストールディレクトリ〉/eclipse # ./IBMIM.sh

■ Windowsの場合

> cd 〈Installation Managerのインストールディレクトリ〉¥eclipse > IBMIM.exe

3. ネットワーク上のリポジトリーを検索する「進行情報」画面が表示されます。ネットワーク上のリポ ジトリーにアクセスする際に、IBM IDが必要になります。ローカルのファイルを使用してインスト ールを実施する場合には、「キャンセル」をクリックします。

(17)

ローカルのファイルを使用してインストールする場合は、メニュー「ファイル」を選択し、「設定」を クリックします。 5. リポジトリーとしてローカルファイルを使用する場合には、「設定」画面で「リポジトリー」を選択し、 「リポジトリー追加」をクリックします。 6. ローカルのWAS本体のリポジトリーファイル(repository.config)を指定し、「OK」をクリックしま す。 7. 「設定」画面が表示されます。ネットワーク上のリポジトリーファイルを使用しない場合には、各ロ ケーションのチェックを外し、「OK」をクリックします。

(18)

8. 「インストール」のアイコンをクリックします。

(19)

10. 使用条件の同意確認画面で、「使用条件の条項に同意します」に同意(ラジオボックスを選択)し て「次へ」をクリックします。同意いただけない場合は、製品を使用することができません。

(20)

11. 複数のパッケージで共有する「共有リソース」の導入先を指定します。デフォルトのまま、または 必要に応じて書き換えて「次へ」をクリックします。

【インストール・ロケーション設定例】

■ AIXの場合: /usr/IBM/WebSphere/IMShared ■ Windowsの場合: C: ¥IBM¥WebSphere¥ IMShared ■ Linux,その他Unixの場合: /opt/IBM/WebSphere/IMShared

12. 「インストール・ディレクトリー」で製品の導入先を指定します。デフォルトのまま、または必要に応 じて書き換えて「次へ」をクリックします。

【インストール・ロケーション設定例】

■ AIXの場合: /usr/IBM/WebSphere/AppServer ■ Windowsの場合: C: ¥IBM¥WebSphere¥AppServer ■ Linux,その他Unixの場合: /opt/IBM/WebSphere/AppServer

(21)

13. インストールする言語の選択画面で、「日本語」にチェックが入っていることを確認し、「次へ」をク リックします。

(22)

14. インストールするフィーチャーの選択画面で、機能を選択してインストールできます。「サンプル・ アプリケーション」を選択することで、サンプル・アプリケーションのインストールできます。特に必

要ない限り、サンプルは選択せずデフォルトのままとします。「次へ」をクリックします。

15. インストールの要約情報が表示されます。内容を確認し「インストール」をクリックします。インスト ールが開始されます。

(23)

16. インストール結果が表示されますので、内容を確認します。「プロファイル管理ツール」は使用し ないので、「なし」のラジオボタンを選択し、「終了」をクリックします。

(24)

以上で、マシンAのWebSphere Application Server Network Deploymentのインストールは完了 です。ここで、必要に応じてFix の適用を実施します。障害未然防止のためにも、最新のFixを適用 することをお勧めします。Fixの適用もインストールと同様にIBM Installation Managerで行います。

(25)

6.

(マシン

A

)プロファイルの作成(

1

管理プロファ

イル

マシン A で、プロファイル管理ツールを使用し、デプロイメント・マネージャー・プロファイルの導入を 作成します。 ※補足: 64bit環境ではプロファイル管理ツールが使用できないため、「manageporfilesコマンド」を 使 用 し て 、 プ ロ フ ァ イ ル を 作 成 し ま す 。 「manageprofiles コ マ ン ド 」 の 使 用 方 法 に つ き ま し て は InfomationCenterをご覧ください。 1. プロファイル管理ツールを起動します。 ■ Unix・Linuxの場合 # cd <WASのインストール・ディレクトリー>/bin/ProfileManagement # ./pmt.sh ■ Windowsの場合 > cd <WASのインストール・ディレクトリー>¥bin¥ProfileManagement > pmt.bat 2. 「プロファイル管理ツールへようこそ」が表示されます。「プロファイル管理ツールを起動」をクリッ クします。 3. 「作成」ボタンをクリックします。

(26)

4. 「環境の選択」が表示されます。「管理」を選択し、「次へ」をクリックします。

5. 「サーバー・タイプの選択」が表示されます。「デプロイメント・マネージャー」を選択し、「次へ」をク リックします。

(27)

6. 「プロファイル作成オプション」が表示されます。「拡張プロファイル作成」を選択した場合は、作 成するノード名やセル名など様々な設定内容を設定しながら進めることができます。今回は「拡

(28)

7. 前述で「拡張プロファイルの作成」を選択した場合は、「アプリケーション・デプロイメント(オプショ ン)」が表示されます。デフォルトのまま「次へ」をクリックします。

8. 前述で「拡張プロファイル作成」を選択した場合は、「プロファイル名およびロケーション」が表示 されます。「プロファイル名」「プロファイル・ディレクトリー」指定します。変更の必要がなければ、

(29)

9. 前述で「拡張プロファイル作成」を選択した場合は、「ノード名、ホスト名、セル名」が表示されます。 デフォルトではサーバー名が含まれた形でそれぞれ入力されます。必要に応じて変更し、「次

(30)

10. 「管理セキュリティー」画面が表示されます。管理セキュリティーで使用するユーザー 名とパス ワードを入力します。認証の必要がない場合は、このチェックボックスを外してください。また、イ

(31)

11. 「セキュリティー証明書」画面が表示されます。デフォルトの個人証明書、ルート署名証明書を設 定します。既にセキュリティー証明書が作成済みで、既存のセキュリティー証明書を使用する場 合には、インポートを選択することもできます。今回は「新規のデフォルト個人証明書の作成」お よび「新規ルート署名証明書の作成」を選択し、「次へ」をクリックします。 12. 「セキュリティー証明書」画面の続きが表示されます。表示された識別名が証明書に使用されま す。識別名・パスワードの有効期限など、カスタマイズが必要な場合は、変更することができます。 「識別名に発行」の「CN」にはサーバーのホスト名を正しく設定してください。

(32)

13. 「ポート値の割り当て」画面が表示されます。既に他のバージョンのWASが導入されている場合、 ポート番号は自動的に別のものが割り当てられています。デプロイメント・マネージャーが使用す

(33)

14. Windowsの場合 「Windowsサービスの定義」画面が表示されます。チェックボックスをつけると、デプロイメント・ マネージャーがWindowsサービスとして登録されます。ユーザアカウントの指定やサービスの 開始タイミングを設定することができます。必要に応じて設定し、「次へ」をクリックします。 Linuxの場合 Linuxサービスの定義画面が表示されます。必要に応じて設定し、「次へ」をクリックします。

(34)

15. 「プロファイル作成サマリー」が表示されます。内容を確認し「作成」をクリックします。インストー ルが開始されます。

16. 「プロファイル作成の完了」が表示されます。「ファースト・ステップ・コンソールの起動」にチェック を入れたまま、「終了」をクリックします。

(35)

17. 「ファースト・ステップ」画面が表示されます。「インストール検査」をクリックします。

18. 「インストール検査」画面が起動します。インストール検査が正常に終了したことを確認します。 確認後、右上の「×」ボタンで閉じます。

以上でマシンAのWebSphere Application Server Network Deploymentのインストールは完了し ました。 以降の手順では、デプロイメント・マネージャーが稼働している必要があります 。ただし、当ガイドの 手順では、す でに稼働していますのでデプ ロイメント・マネー ジャー を改めて起動す る必要はあり ま せん。 マシン A のデプロイメント・マネージャーが起動していない場合は、次の手順に従って、デプロイメン ト・マネージャーを起動してください。 19. デプロイメント・マネージャーを起動します。 ■ Unix・Linuxの場合 # cd <WASのインストール・ディレクトリー>/profiles/Dmgr01/bin # ./startManager.sh

(36)

【実行例】

[root@WAS01 bin]# ./startManager.sh ADMU0116I: ツール情報はファイル /opt/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/Dmgr01/logs/dmgr/startServer.logに記録されて います ADMU0128I: Dmgr01プロファイルを使用してツールを開始しています ADMU3100I: サーバーの構成を読み取ります: dmgr ADMU3200I: サーバーが起動しました。 開始処理中です。 ADMU3000I: サーバー dmgr が e-business用にオープンされました。プロセス ID は 12433です。 ■ Windowsの場合 > cd <WASのインストール・ディレクトリー>¥profiles¥Dmgr01¥bin > startManager.bat 【実行例】 > cd "C: ¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥Dmgr01¥bin" > startManager.bat ADMU0116I: ツール情報はファイル C:¥ IBM¥WebSphere¥ AppServer¥profiles¥Dmgr01¥logs¥dmgr¥startServer.logに記録されています

(37)

7.

(マシン

A

)プロファイルの作成(

2

カスタムプロフ

ァイル

ノード・エージェントやアプリケーション・サーバー用に、カスタム・プロファイルを作成します。プロファ イル作成の途中で、ステップ 6 で作成したデプロイメント・マネージャーと通信を行い、管理対象のノ ードとして登録が実行されます。そのため、プロファイル作成時は、デプロイメント・マネージャーが起 動している必要があります。 当ステップを実施する前に、マシン A のデプロイメント・マネージャーを起動していない場合は、起動 してください。(手順6の19を参照) 1. 「プロファイル管理ツール」画面から「作成」ボタンをクリックします。 2. 「環境の選択」画面が表示されます。「カスタム・プロファイル」を選択し、「次へ」をクリックします。

(38)

3. 「プロファイル作成オプション」画面が表示されます。今回は「拡張プロファイル作成」を選択し、 「次へ」をクリックします。

(39)

4. 前述で「拡張プロファイル作成」を選択した場合は、「プロファイル名およびロケーション」が表示 されます。「プロファイル名」「プロファイル・ディレクトリー」指定します。変更の必要がなければ、

デフォルトのままで構いません。

5. 前述で「拡張プロファイル作成」を選択した場合は、「ノード名、ホスト名」が表示されます。必要 に応じて変更し、「次へ」をクリックします。

(40)

6. 「統合」が表示されます。デプロイメント・マネージャーのホスト名やポートを指定します。 当ガイ ドの手順では、同じマシンにデプロイメント・マネージャーが配置されているので、ホスト名

「localhost」を指定します。また、管理セキュリティーを有効に設定した場合は、ステップ6-10で 設定した管理セキュリティーのユーザー名とパスワードを入力します。

(41)

7. 「セキュリティー証明書」画面が表示されます。デフォルトの個人証明書、ルート署名証明書を設 定します。既にセキュリティー証明書が作成済みで、既存のセキュリティー証明書を使用する場

合には、インポートを選択することもできます。今回は「新規のデフォルト個人証明書の作成」お

(42)

8. 「セキュリティー証明書」画面の続きが表示されます。表示された識別名が証明書に使用されま す。識別名・パスワードの有効期限など、カスタマイズが必要な場合は、変更することができます。

(43)

9. 「ポート値の割り当て」画面が表示されます。既に他のバージョンのWASが導入されている場合、 ポート番号は自動的に別のものが割り当てられています。ノード・エージェントが使用するポート

番号一覧を確認し、「次へ」をクリックします。

(44)

11. 「プロファイル作成の完了」が表示されます。「ファースト・ステップ・コンソールの起動」のチェック を外し、「終了」をクリックします。

(45)

【 【【 【導入導入導入導入Tips】】】】 カスタム・プロファイルを作成すると、「Custom01」というプロファイルが作成され、ノード・エージェン ト(nodeagent)が作成されます。プロファイル作成時にノード・エージェントは起動されます。 設定フ ァイルやコマンド、アプリケーションは<WASのインストール・ディレクトリー>/profiles/Custom01ディ レクトリにされます。 以降の手順では、ノード・エージェントが稼働している必要があります。ただし、当ガイド の手順では、すでに稼働していますのでノード・エージェントを改めて起動する必要はありません。 12. [参考]ノード・エージェントを起動します。(当ガイドの手順通り行った場合は、すでに起動してい ますので省略してください。) ■ Unix・Linuxの場合 # cd <WASのインストール・ディレクトリー>/profiles/Custom01/bin # ./startNode.sh 【実行例】 /opt/IBM/WebSphere/AppServer/profiles/Custom01/logs/nodeagent/startServer.logに記 録されています ADMU0128I: Custom01プロファイルを使用してツールを開始しています ADMU3100I: サーバーの構成を読み取ります: nodeagent ADMU3200I: サーバーが起動しました。 開始処理中です。

ADMU3000I: サーバー nodeagent が e-business用にオープンされました。プロセス ID は 13672です。 ■ Windowsの場合 > cd <WASのインストール・ディレクトリー>¥profiles¥Custom01¥bin > startNode.bat 【実行例】 >cd "C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥Custom01¥bin" >startNode.bat ADMU0116I: ツール情報はファイル C: ¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles ¥Custom01¥logs¥nodeagent¥startServer.logに記録されています ADMU0116I: ツール情報はファイル C: ¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles ¥Custom01¥logs¥nodeagent¥startServer.logに記録されています ADMU0128I: Custom01プロファイルを使用してツールを開始しています ADMU3100I: サーバーの構成を読み取ります: nodeagent ADMU3200I: サーバーが起動しました。 開始処理中です。

ADMU3000I: サーバー nodeagent が e-business用にオープンされました。プロセスID は 672です。

(46)

【 【【 【導入導入導入導入Tips】】】】 ノード・エージェントの停止は stopNode コマンドを使用します。 管理セキュリティーを有効に設定し た場合は(ステップ6―10参照)、停止時にユーザー名とパスワードが必要です。 ■UNIX・LINUXの場合 ■Windowsの場合 > cd <WASのインストール・ディレクトリー>¥profiles¥Custom01¥bin > stopNode.bat [管理セキュリティー有効の場合]

> stopNode.bat -username <ユーザー名> -password <パスワード> # cd<WAS のインストール・ディレクトリー>/profiles/Custom01/bin

# ./stopNode.sh

[管理セキュリティー有効の場合]

(47)

8.

(マシン

B

IBM Installation Manager

のインスト

ール

マシンBにIBM Installation Managerをインストールします。方法は手順4と同じです。詳細の手順 については手順4を参考にしてください。

(48)

9.

( マ シ ン

B

WebSphere Application Server

Network Deployment

のインストール

マシンBにWebSphere Application Server Network Deployment (WAS ND)をインストールします。 方法は手順5と同じです。詳細の手順については手順5を参考にしてください。

また、マシンBにもWebSphere Application Server Network Deploymentのインストール完了後、 必要に応じてFixの適用を実施します。障害未然防止のためにも、最新のFixを適用することをお勧 めします。Fixの適用もインストールと同様にIBM Installation Managerで行います。

(49)

10.

(マシン

B

)プロファイルの作成

ノード・エージェントやアプリケーション・サーバー用に、カスタム・プロファイルを作成します。プロファ イル作成の途中で、手順6で作成したデプロイメント・マネージャー(マシンA)と通信を行い、管理対 象のノードとして登録が実行されます。そのため、プロファイル作成時は、マシンAとネットワーク上、 疎通できること、およびデプロイメント・マネージャーが起動している必要があります。 当ステップを実施する前に、マシンAとネットワーク上、疎通できることを確認してください。 また、マシン A のデプロイメント・マネージャーを起動していない場合は、起動してください。(手順 6 の19の参照) プロファイル作成の手順は手順7と同じです。詳細の手順についてはステップ7を参照してください。 ※ 補足:手順7の6「統合」画面ではデプロイメント・マネージャーのホスト名もしくはIPアドレス を入力します。

(50)

11.

(共通)

IBM HTTP Server

のインストール

マシンAとマシンBにIBM HTTP Server をインストールします。マシンAとマシンBの両方のマシ ンで以下の手順を実施します。

IBM Installation Managerを使用してIBM HTTP Serverをインストールします。

13. IBMIM.sh(exe)コマンドを実行し、IBM Installation Managerを起動します。 ■ Unix・Linuxの場合

# cd 〈Installation Managerのインストールディレクトリ〉/eclipse # ./IBMIM.sh

■ Windowsの場合

> cd 〈Installation Managerのインストールディレクトリ〉¥eclipse > IBMIM.exe

14. リポジトリーの設定を実施します。設定方法は、WASをインストールした際の手順5-3から5-6 を参考にしてください。

(51)

16. 「パッケージのインストール」で、「IBM HTTP Server」にチェックを入れ、「次へ」をクリックしま す。

※ Windows オペレーティング・システム上にIBM HTTP Server、Web サーバー・プラグインをイン ストールする場合、前提条件でエラーになる場合があります。Microsoft® Visual C++ 2008 再頒 布可能パッケージをインストールする必要がありますが、Windows 64bitの場合、x86版とx64版、 両方の「Microsoft® Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ」を入れる必要があります。 参考: http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v8r0/topic/com.ibm.websphere.ihs.doc/inf o/ihs/ihs/cihs_troubwin.html

(52)

17. 使用条件の同意確認画面で、「使用条件の条項に同意します」に同意(ラジオボックスを選択)し て「次へ」をクリックします。同意いただけない場合は、製品を使用することができません。

(53)

18. 「インストール・ディレクトリー」で製品の導入先を指定します。デフォルトのまま、または必要に応 じて書き換えて「次へ」をクリックします。

【インストール・ロケーション設定例】

■ AIXの場合: /usr/IBM/HTTPServer ■ Windowsの場合: C: ¥IBM¥HTTPServer ■ Linux,その他Unixの場合: /opt/IBM/HTTPServer

19. インストールするフィーチャーの選択画面で、「IBM HTTP Server」にチェックが入っている事を 確認し、「次へ」をクリックします。

(54)

20. 「IBM HTTP Serverの構成」画面で、IHSが使用するポートを指定します。デフォルトのまま、ま たは必要に応じて書き換えて「次へ」をクリックします。

(55)

21. 「インストールの要約」が表示されます。内容を確認し「インストール」をクリックします。インストー ルが開始されます。

(56)

22. インストール結果が表示されます。内容を確認し、「終了」をクリックします。

23. IBM Installation Managerを「×」ボタンで閉じます。

以上で、IBM HTTP Serverのインストールは完了です。ここで、必要に応じてFixの適用を実施しま す。障害未然防止のためにも、最新のFixを適用することをお勧めします。Fixの適用もインストール と同様にIBM Installation Managerで行います。

(57)

12.

(共通)

Web

サーバー・プラグインのインストール

マシンAとマシンBにWebサーバー・プラグインのインストールをします。マシンAとマシンBの両 方のマシンで以下の手順を実施します。プラグインはIHS用のプラグインを選択します。

IBM Installation Managerを使用してWebサーバー・プラグインをインストールします。

1. IBMIM.sh(exe)コマンドを実行し、IBM Installation Managerを起動します。 ■ Unix・Linuxの場合

# cd 〈Installation Managerのインストールディレクトリ〉/eclipse # ./IBMIM.sh

■ Windowsの場合

> cd 〈Installation Managerのインストールディレクトリ〉¥eclipse > IBMIM.exe

(58)

3. 「パッケージのインストール」で、「Web server plug-ins for IBM WebSphere Application Server」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

4. 使用条件の同意確認画面で、「使用条件の条項に同意します」に同意(ラジオボックスを選択)し て「次へ」をクリックします。同意いただけない場合は、製品を使用することができません。

(59)

5. 「インストール・ディレクトリー」で製品の導入先を指定します。デフォルトのまま、または必要に応 じて書き換えて「次へ」をクリックします。

【インストール・ロケーション設定例】

■ AIXの場合: /usr/IBM/WebSphere/Plugins ■ Windowsの場合: C:¥IBM¥WebSphere¥Plugins ■ Linux,その他Unixの場合: /opt/IBM/WebSphere/Plugins

6. インストールするフィーチャーの選択画面で、「Web server plug-ins for IBM WebSphere Application Server」にチェックが入っている事を確認し、「次へ」をクリックします。

(60)

7. 「インストールの要約」が表示されます。内容を確認し「次へ」をクリックします。インストールが開 始されます。

(61)

8. インストール結果が表示されます。内容を確認し、「終了」をクリックします。

9. IBM Installation Managerを「×」ボタンで閉じます。

以上でWebサーバー・プラグインのインストールは完了です。ここで、必要に応じてFixの適用を実 施します。障害未然防止のためにも、最新のFixを適用することをお勧めします。Fixの適用もインス トールと同様にIBM Installation Managerで行います。

(62)

13.

(共通)

Customization Tools

のインストール

マシンAとマシンBでWebサーバー・プラグインの設定を実施するため、Customization Toolsをイ ンストールします。

IBM Installation Managerを使用してCustomization Toolboxをインストールします。

10. IBMIM.sh(exe)コマンドを実行し、IBM Installation Managerを起動します。 ■ Unix・Linuxの場合

# cd 〈Installation Managerのインストールディレクトリ〉/eclipse # ./IBMIM.sh

■ Windowsの場合

> cd 〈Installation Managerのインストールディレクトリ〉¥eclipse > IBMIM.exe

(63)

12. 「パッケージのインストール」で、「WebSphere Customization Toolbox」にチェックを入れ、「次 へ」をクリックします。

13. 使用条件の同意確認画面で、「使用条件の条項に同意します」に同意(ラジオボックスを選択)し て「次へ」をクリックします。同意いただけない場合は、製品を使用することができません。

(64)

14. 「インストール・ディレクトリー」で製品の導入先を指定します。デフォルトのまま、または必要に応 じて書き換えて「次へ」をクリックします。

【インストール・ロケーション設定例】

■ AIXの場合: /usr/IBM/WebSphere/Toolbox ■ Windowsの場合: C:¥IBM¥WebSphere¥Toolsbox ■ Linux,その他Unixの場合: /opt/IBM/WebSphere/Toolbox

15. インストールするフィーチャーを選択します。当ガイドの手順では、「Web サーバー・プラグイン 構成ツール」以外のツールは今回使用しませんので、「Web サーバー・プラグイン構成ツール」 以外のチェックを外し、「次へ」をクリックします。

(65)

16. 「インストールの要約」が表示されます。内容を確認し「インストール」をクリックします。インストー ルが開始されます。

(66)

17. インストール結果が表示されます。内容を確認し、「なし」にチェックをいれて「終了」をクリックしま す。

18. IBM Installation Managerを「×」ボタンで閉じます。

以上で、Customization Toolsのインストールは完了です。ここで、必要に応じてFixの適用を実 施します。Fixの適用もインストールと同様にIBM Installation Managerで行います。

(67)

14.

(共通)

Web

サーバー定義の作成

マシンAとマシンBで、Customization Toolsを使用し、Webサーバー・プラグインの設定とWebサ ーバー定義登録スクリプトの作成を実施します。 1. WebSphereカスタマイズ・ツールを起動します。 ■ Unix・Linuxの場合 # cd <Customization Toolsのインストール・ディレクトリー>/WCT # ./wct.sh ■ Windowsの場合 > cd < Customization Toolsのインストール・ディレクトリー>¥WCT > wct.bat 2. 「IBM WebSphereカスタマイズ・ツールへようこそ」画面で、「提供されるツールのリスト」の 「Webサーバー・プラグイン構成ツール」をクリックし、「選択したツールを起動」をクリックします。

(68)

3. 「Web サーバー・プラグイン構成ツール」画面で、「Web サーバー・プラグイン・ランタイム・ロケ ーション」の「追加」をクリックします。

4. 「Add Web Server Plug-in Location」画面で、プラグインのインストール場所の定義名とインスト ール・ディレクトリを指定し、「終了」をクリックします。

(69)

【 【【 【導入導入導入導入Tips】】】】 ここで指定したWebサーバー・プラグイン構成ファイルの場所はWebサーバー・プラグインの 設定に合わせて、IHSの構成ファイル(httpd.conf)へ追加されます。 ■Unix・Linuxの場合 ■Windowsの場合

WASの管理コンソール経由でIHSを管理しない構成の場合など、IHSが読み込むプラグイン ファイル(plugin-cfg.xml)を手動で設定したい場合は、httpd.confのWebSpherePluginConfigの ファイルパスを変更することで可能になります。 5. 「Webサーバー・プラグイン構成ツール」画面で、「Webサーバー・プラグイン構成」の「作成」をク リックします。 ~省略~ LoadModule was_ap22_module "C:¥ IBM¥HTTPServer¥Plugins¥bin¥mod_was_ap22_http.dll" (1行) WebSpherePluginConfig "C:¥ IBM¥HTTPServer¥Plugins¥config¥webserver1¥plugin-cfg.xml" (1行) ~省略~

LoadModule was_ap22_module /opt/IBM/HTTPServer/Plugins/bin/mod_was_ap22_http.so WebSpherePluginConfig /opt/IBM/HTTPServer/Plugins/config/webserver1/plugin-cfg.xml

(70)

6. 構成するWebサーバーを選択します。「IBM HTTP Server V8」を選択して「次へ」をクリックしま す。

(71)

7. IBM HTTP Server httpd.confの場所を指定します。 ステップ11-6で指定したIHSのインスト ール・ディレクトリー>/conf/httpd.conf を入力し、「次へ」をクリックします。

(72)

8. IHSとノード・エージェントが同一筐体にあるため、IBM HTTP Server管理サーバーは不要です。 チェックを外して、「次へ」をクリックします。

9. Webサーバー定義名を指定します。デフォルトのまま、または必要に応じて書き換えて「次へ」を クリックします。

(73)

10. インストール・シナリオを選択します。「(リモート) アプリケーション・サーバーのホスト名またはIP アドレス」を選択し、マシンAのホスト名を入力し、「次へ」をクリックします。

(74)

11. 要約が表示されます。内容を確認し、問題が無ければ「構成」をクリックします。

12. 構成結果が表示されます。「プラグイン構成ロードマップを起動する」のチェックを外し、「終了」を クリックします。Webサーバー・プラグイン構成ツールも閉じます。

(75)

(共通)

Web

サーバーの定義

マシンAとマシンBの両方のマシンでWAS NDにWebサーバーの定義を登録します。ステップ14 で作成した構成スクリプトを実行することで定義できます。 デプロイメント・マネージャーとノード・エージェントが起動している必要があります。 マシン A のデプ ロイメント・マネージャーを起動していない場合は、起動してください。(ステップ6の19を参照) ノー ド・エージェントが起動していない場合は起動してください。(ステップ7の12を参照) 1. 作成したWebサーバー構成用のスクリプトを移動します。 ■ Unix・Linuxの場合 # cd <Webサーバー・プラグインのインストール・ディレクトリー>/bin

# mv configurewebserver1.sh <WAS NDのインストール・ディレクトリー>/bin

【実行例】

[root@was01 bin]# cd /opt/IBM/HTTPServer/Plugins/bin/

[root@was01 bin]# mv configurewebserver1.sh /opt/IBM/WebSphere/ bin/ [root@was01 bin]#

■ Windowsの場合

> cd <Webサーバー・プラグインのインストールインストールディレクトリー>¥bin > move configurewebserver1.bat <WAS NDのインストール・ディレクトリー>¥bin

【実行例】

> cd "C:¥ IBM¥HTTPServer¥Plugins¥bin"

(76)

2. Webサーバー構成用のスクリプトを実行します。 ■ Unix・Linuxの場合 # cd <WAS NDのインストール・ディレクトリー>/bin # ./ configurewebserver1.sh 管理セキュリティー(ステップ6-10で参照)を有効にしている場合、「ターゲット・サーバーでログ インします」が表示されます。ユーザーIDとパスワードを入力します。 【実行例】

[root@was01 bin]# cd /opt/IBM/HTTPServer/Plugins/bin/ [root@was01 bin]# ./configurewebserver1.sh

WASX7209I: ノード WAS01CellManager01 のプロセス "dmgr" に、SOAP コネクターを 使って接続しました。プロセスのタイプは DeploymentManager です。

WASX7303I: 次のオプションはスクリプト環境に渡され、argv 変数に格納される引数として 使用可能になります: "[webserver1, IHS, /opt/IBM/HTTPServer,

/opt/IBM/HTTPServer/conf/httpd.conf, 80, MAP_ALL, /opt/IBM/HTTPServer/Plugins, managed, WAS02-node, WAS02, linux]"

(中略)

Start saving the configuration. Configuration save is complete.

■ Windowsの場合 > cd <WAS NDのインストールインストールディレクトリー>¥bin > configurewebserver1.bat 管理セキュリティー(ステップ6-10を参照)を有効にしている場合、「ターゲット・サーバーでログ インします」が表示されます。ユーザーIDとパスワードを入力します。 【実行例】 > cd "C:¥ IBM¥HTTPServer¥Plugins¥bin" > configurewebserver1.bat

(77)

3. 管理コンソールを起動します。 ブラウザーから、http://<マシンAのホスト名>:9060/ibm/console にアクセスします。 ステップ6-10で管理セキュリティーを無効に設定した場合は、任意のユーザー名を入力して 「ログイン」をクリックします。 管理セキュリティーを有効に設定した場合は、SSL通信にリダイレクト後、設定した管理セキュリ ティーのユーザー名とパスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。 4. Webサーバーの定義を確認します。 管理コンソールから、「サーバー」→「Webサーバー」をクリックし、マシンAまたマシンBの 「webserver1」が定義されていることを確認します。 デフォルトでは、どちらのマシンのWebサ ーバーも「webserver1」となりますので、ノード名「〈ホスト名〉+Node01」で区別します。 以上で、Webサーバーの定義は完了しました。

(78)

15.

アプリケーション・サーバーの作成

WASの管理コンソールから、アプリケーション・サーバーを作成します 。 当ガイドの手順では、新規クラスターを作成し、マシンAとマシンBのアプリケーション・サーバーをそ のクラスターに属するクラスター・メンバーとして作成します。 ※ 補足: クラスターを構成することで同じJava EEアプリケーションが稼動するアプリケーショ ン・サーバーを容易に構成することが可能となります。また、負荷分散・フェイルオーバー な どをサポートします。 以 降 の手 順 で は 、デ プ ロイ メ ン ト ・ マ ネー ジャー と ノー ド ・ エ ー ジ ェ ント が 起動 し てい る 必 要が あり ま す。 マシン Aのデプロイメント・マネージャーが起動していない場合は、起動してください。(ステップ6の 19を参照) ノード・エージェントが起動していない場合は起動してください。(ステップ7-12を参照) 1. 管理コンソールを起動します。 ブラウザーから、http://<マシンAのホスト名 >:9060/ibm/console にアクセスし管理コンソールを起動します。(管理セキュリティーを有効に 設定した場合は、SSL通信にリダイレクトされます。) 管理セキュリティーを有効に設定した場合 は、ステップ6の10で設定した管理セキュリティーのユーザー名とパスワードを入力し、「ログイ ン」をクリックします。管理セキュリティーを無効に設定した場合は、任意のユーザー名を入力し て「ログイン」をクリックします。

2. 新規クラスターを作成します。 「サーバー」→「クラスター」→「WebSphere Application Server クラスター」をクリックし、「新規作成」をクリックします。

(79)

3. 基本クラスター情報の入力」で、「クラスター名」を指定します。任意の名前を入力し、「次へ」をク リックします。 4. 「最初のクラスター・メンバーの作成」で、基礎となるアプリケーション・サーバーを指定します。当 ガイドの手順では、新規にマシンAのノードにアプリケーション・サーバーを作成し、それを基礎と します。 「メンバー名」に任意の名前を入力し、「ノードの選択」で「〈マシンA〉+Node01」を選択 し、「次へ」をクリックします。

(80)

5. 「追加クラスター・メンバーの作成」で、クラスターに属する追加のアプリケーション・サーバーを作 成します。マシンBのノードにアプリケーション・サーバーを作成します。 「メンバー名」に任意の 名前を入力し、「ノードの選択」で「〈マシンB〉+Node01」を選択し、「メンバーの追加」をクリック します。

(81)
(82)

8. メッセージに従って、構成変更を保存します。「保存」リンクをクリックします。

(83)

16.

稼働確認

ス テ ッ プ 12 で 構 築 し た ア プ リ ケ ー シ ョ ン ・ サ ー バ ー ( ク ラ ス タ ー ) と Web サ ー バ ー (IBM HTTP Server)の環境で、サンプル・アプリケーションの稼働を確認します。ここでは、アプリケーションのサ ンプルとしてWebSphere Application Server (WAS)に付属のDefaultApplication を使用します。 この DefaultApplication は、本番環境ではアンインストールされることが推奨されますので、ご注意 ください。 サンプル・アプリケーションをインストールします。 1. 「アプリケーション」→「新規アプリケーション」→「新規エンタープライズ・アプリケーション」をクリ ックし、「リモート・ファイル・システム」を選択して、DefaultApplication.earの絶対パスを指定して、 「次へ」をクリックします。(「参照」ボタンをクリックしても選択できます) DefaultApplication.earの絶対パスは、以下になります

<マシンAのWASのインストール・ディレクトリー>/installableApps/ DefaultApplication.ear

【絶対パスの例】 ■ AIXの場合:/usr/IBM/WebSphere/AppServer/installableApps/DefaultApplication.ear ■ Windows の 場 合 : C: ¥IBM¥WebSphere¥AppServer ¥installableApps¥DefaultApplication.ear ■ Linux, そ の 他 Unix の 場 合 : /opt/IBM/WebSphere/AppServer/installableApps/DefaultApplication.ear

(84)

2. 「アプリケーション・インストールの準備」で、デフォルトの設定のまま、「次へ」をクリックします。

(85)

4. 「モジュールをサーバーにマップ」画面では、「クラスターおよびサーバー」から導入したいアプリ ケーション・サーバーもしくはクラスターと、関連するWebサーバーを選択します。当ガイドの手 順では、クラスター名がCluster、Web サーバー名が「webserver1」(マシンAとマシンBともに) となっています。 WebSphere:...,server=webserver1(マシンAのノードのWebサーバー)、 WebSphere:...,server=webserver1(マシンBのノードのWebサーバー)、 WebSphere:...,cluster=Cluster の全てを選択(Ctrl キーを押したままクリック)し、「全項目を選 択」ボタン、「適用」ボタンの順にクリックします。 5. 「サーバー」の欄に追加したアプリケーション・サーバーとWebサーバーが追加されたことを確認 し、「次へ」をクリックします。

(86)

6. 「要約」を確認して、「終了」をクリックします。

(87)

8. クラスターを起動します。クラスターを起動することで、マシンA・マシンBで作成したアプリケーシ ョン・サーバー(クラスター・メンバー)が起動します。 「サーバー」→「クラスター」をクリックし、作 成したクラスターを選択して、「始動」をクリックします。(始動に数分かかります。) 9. 次に、Webサーバー・プラグインの生成と伝播を行います。 Webサーバーからアプリケーショ ン・サーバーへのHTTP リクエストの転送を正しく動作させるため、Web サーバー・プラグイン 構成ファイル(plugin-cfg.xml)を生成し、伝搬します。 「サーバー」→「Webサーバー」をクリック し、マシンA・マシンBの両方の「webserver1」を選択し、「プラグインの生成」ボタンをクリックしま す。もう一度両方の「webserver1」を選択し、「プラグインの伝搬」ボタンをクリックします 。

(88)

10. Webサーバーを起動します。前の画面と同様、マシンA・マシンBの「webserver1」をどちらも選 択し、「始動」をクリックします。

11. メッセージを確認し、「状況」が「開始済み」(緑の矢印マーク)に変わったことを確認します。管理 コンソールでの作業が終了したら、ログオフします。

12. snoopサーブレットにアクセスします。 ブラウザーから、http://<マシンAのホスト名>/snoop ま たhttp://<マシンBのホスト名>/snoopにアクセスします。以下のSnoop Servletの画面が表示 されることを確認してくだい。

参照

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