ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

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CSL19-158

― 医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読みください。―

効能又は効果、用法及び用量、使用上の注意改訂のお知らせ

2019年3月 血漿分画製剤(皮下注用人免疫グロブリン製剤)

この度、標記製品の製造販売承認事項の一部変更が承認されました。それに伴い、「効能又は効果」、

「用法及び用量」及び「使用上の注意」等を改訂いたしましたので、お知らせいたします。

改訂添付文書を封入した製品がお手元に届くまでには若干の日時を要しますので、今後のご使用に際 しましては、本お知らせの内容をご参照下さいます様お願い申し上げます。

◇「効能又は効果」、「用法及び用量」の一部変更承認に基づく改訂内容

改 訂 後( 部改訂) 改 訂 前

【効能又は効果】

○無又は低ガンマグロブリン血症

○慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下 の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)

【効能又は効果】

無又は低ガンマグロブリン血症

【用法及び用量】

○無又は低ガンマグロブリン血症

通常、人免疫グロブリン G として 50~200mg

(0.25~1mL)/kg体重を週 1 回皮下投与する。な お、患者の状態に応じて、1 週あたりの投与量及 び投与回数は適宜増減する。

○慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下 の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)

通常、成人には人免疫グロブリン G として 1 週 あたり 200mg(1mL)/kg体重を 1 日又は連続す る 2 日で分割して皮下投与するが、患者の状態 に応じて、最大 400mg(2mL)/kg体重から投与 を開始することもできる。なお、維持用量は200

~400mg/kg体重で適宜増減する。

【用法及び用量】

通常、人免疫グロブリンGとして 50~200mg(0.25

~1mL)/kg体重を週 1 回皮下投与する。なお、患 者の状態に応じて、1 週あたりの投与量及び投与回 数は適宜増減する。

<改訂理由>

「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)」に 対して製造販売承認事項一部変更承認を取得いたしました。これに伴い、【効能又は効果】【用法及び 用量】を改訂いたしました。

(2)

改 訂 後( 部改訂) 改 訂 前( 部改訂)

〈効能又は効果に関連する使用上の注意〉

本剤を「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機 能低下の進行抑制」を目的として用いる場合、「慢 性炎症性脱髄性多発根神経炎の筋力低下の改善」

に対して静注用人免疫グロブリン製剤を投与し有 効性が認められたものの、症状の再発・再燃を繰り 返している患者にのみ投与すること。

(該当の項なし)

〈用法及び用量に関連する使用上の注意〉

1. 省略(変更なし)

2. 本剤を「無又は低ガンマグロブリン血症」に対し て投与する場合は、以下の点に注意すること。

(1)、(2)省略(変更なし)

〈用法及び用量に関連する使用上の注意〉

1. 省略

2.、3. 省略 3. 本剤を「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動

機能低下の進行抑制」を目的として用いる場合 は、以下の点に注意すること。

(1)静注用人免疫グロブリン製剤から本剤に切 り換える患者において、本剤の 1 週あたり の投与量は、静注用人免疫グロブリン製剤 の投与量を考慮し、投与終了 1 週間後から 開始すること。

(2)200mg(1mL)/kg 体重で投与を開始し、臨 床症状が悪化した場合、最大用量まで増量 すること。推奨の最大用量は 1 週あたり 400mg(2mL)/kg体重である。

(3)400mg(2mL)/kg 体重で投与を開始し、投 与量の減量後に臨床症状が悪化した場合、

減量前の投与量で治療を再開すること。

(4)最大用量で臨床症状の悪化が持続する場合、

最大用量で本剤の投与を継続し、少なくと も 4 週間は経過観察を行った後、本剤の投 与を中止し、静注用人免疫グロブリン製剤 による治療を再開すること。

4. 部位あたりの投与量は、初回投与では20mL以 下とし、以降の投与では患者の状態に応じて最 大50mLまで増量することができる。投与速度 は、初回投与では部位あたり20mL/時間以下と し、患者の状態に応じて最大 50mL/時間まで 徐々に増加することができる。

4. 部位あたりの投与量は、初回投与では15mL以 下とし、以降の投与では患者の状態に応じて最 大25mLまで増量することができる。投与速度 は、初回投与では部位あたり25mL/時間以下と し、患者の状態に応じて最大 35mL/時間まで 徐々に増加することができる。ただし、全ての 投与部位をあわせて50mL/時間を超えないこと。

5. 注射部位反応が報告されているので、推奨投与 速度を守り、投与毎に投与部位を変えること。

6. 省略(変更なし) 5. 省略

(3)

改 訂 後( 部改訂) 改 訂 前( 部改訂)

【使用上の注意】

2. 重要な基本的注意

[患者への説明]:省略(変更なし)

(1) 本剤の原材料となる血漿については、HBs

抗原、抗 HCV 抗体、抗 HIV-1 抗体及び抗

HIV-2 抗体が陰性であることを確認してい

る。さらに、プールした試験血漿について は、HIV-1、HBV、HCV及びHAVについて 核酸増幅検査(NAT)を実施し、適合した血 漿を本剤の製造に使用しているが、当該 NAT の検出限界以下のウイルスが混入して いる可能性が常に存在する。(以下省略 変 更なし)

(2)省略(変更なし)

(3) 本剤を「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の 運動機能低下の進行抑制」に対して用いる 場合、以下の点に注意すること。

1)本剤による慢性炎症性脱髄性多発根神 経炎の治療は原因療法ではなく対症療 法であることに留意すること。

2)臨床症状の観察を十分に行い定期的に 継続投与の必要性を確認すること。ま た、継続投与の結果十分な効果が認めら れず、運動機能低下の再発・再燃等を繰 り返す場合には、本剤の継続投与は行わ ず、他の治療法を考慮すること。

3)本剤を継続投与した結果、運動機能低下 の再発・再燃が認められなくなった場合 には、本剤の減量又は投与中止を考慮す ること。

(4)省略(変更なし)

【使用上の注意】

2. 重要な基本的注意

[患者への説明]:省略

(1) 本剤の原材料となる血漿については、HBs

抗原、抗 HCV 抗体、抗 HIV-1 抗体及び抗

HIV-2 抗体が陰性であることを確認してい

る。さらに、プールした試験血漿について は、HIV、HBV、HCV及びHAVについて核 酸増幅検査(NAT)を実施し、適合した血漿 を本剤の製造に使用しているが、当該 NAT の検出限界以下のウイルスが混入している 可能性が常に存在する。(以下省略)

(2)省略

(3)省略

(4)

3.相互作用

併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子 非 経 口 用 生 ワ

クチン

(麻疹ワクチ ン、おたふく か ぜ ワ ク チ ン、風疹ワク チン、これら 混 合 ワ ク チ ン、水痘ワク チン等)

本剤の投与を受けた 者は、生ワクチンの 効果が得られないお それがあるので、生 ワクチンの接種は本 剤投与後 3 カ月以上 延期すること。また、

生 ワ ク チ ン 接 種 後 14 日 以 内 に 本 剤 を 投与した場合は、投 与後 3 カ月以上経過 した後に生ワクチン を再接種することが 望ましい。

なお、慢性炎症性脱 髄性多発根神経炎に 対 す る 大 量 療 法

(200mg/kg体重以上)

後に生ワクチンを接 種する場合は、原則 として生ワクチンの 接種を 6ヵ月以上(麻 疹感染の危険性が低 い場合の麻疹ワクチ ン 接 種 は 11 ヵ 月 以 上)延期すること。

本剤の主成分は 免疫抗体である ため、中和反応 により生ワクチ ンの効果が減弱 されるおそれが ある。

3.相互作用

併用注意(併用に注意すること)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子 非 経 口 用 生 ワ

クチン

(麻疹ワクチ ン、おたふく か ぜ ワ ク チ ン、風疹ワク チン、これら 混 合 ワ ク チ ン、水痘ワク チン等)

本剤の投与を受けた 者は、生ワクチンの 効果が得られないお それがあるので、生 ワクチンの接種は本 剤投与後 3 カ月以上 延期すること。また、

生 ワ ク チ ン 接 種 後 14 日 以 内 に 本 剤 を 投与した場合は、投 与後 3 カ月以上経過 した後に生ワクチン を再接種することが 望ましい。

本剤の主成分は 免疫抗体である ため、中和反応 により生ワクチ ンの効果が減弱 されるおそれが ある。

4. 副作用

○無又は低ガンマグロブリン血症

原発性免疫不全症候群の患者を対象とした国 内第Ⅲ相試験において、25 例中 21 例(84.0%)

に 175 件の副作用が認められた。主な副作用 は、注射部位の局所反応 20 例(80.0%)で、本 剤投与 584 回中 160 件(27.4%)であった。(承 認時)

○ 慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低 下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた 場合)

慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の患者を対象 とした国際共同第III相試験(継続投与試験を 含む)において、197 例中 58 例(29.4%)に 196 件の副作用が認められた。主な副作用は、注射 部位の局所反応 39 例(19.8%)で、本剤投与 9778 回中 133 件(1.4%)であった。(承認時)

4. 副作用

原発性免疫不全症候群の患者を対象とした国内 第Ⅲ相試験において、25 例中 21 例(84.0%)に 175 件の副作用が認められた。主な副作用は、注 射部位の局所反応 20 例(80.0%)で、本剤投与584 回中 160 件(27.4%)であった。(承認時)

(5)

改 訂 後( 部改訂) 改 訂 前( 部改訂)

(2)重大な副作用(類薬)

1)省略(変更なし)

2)急性腎障害…静注用人免疫グロブリン製 剤で、急性腎障害があらわれるとの報告 があるので、投与に先立って患者が脱水 状態にないことを確認するとともに、観 察を十分に行い、腎機能検査値(BUN、 血清クレアチニン等)の悪化、尿量減少 が認められた場合には投与を中止し、適 切な処置を行うこと。

3)、4)省略(変更なし)

(2)重大な副作用(類薬)

1)省略

2)急性腎不全…静注用人免疫グロブリン製 剤で、急性腎不全があらわれるとの報告 があるので、投与に先立って患者が脱水 状態にないことを確認するとともに、観 察を十分に行い、腎機能検査値(BUN、 血清クレアチニン等)の悪化、尿量減少 が認められた場合には投与を中止し、適 切な処置を行うこと。

3)、4)省略

(3)その他の副作用

1%以上 1%未満 頻度不明§

感染症及び寄 生虫症

上咽頭炎

免疫系障害 過敏症

神経系障害 頭痛 浮動性めま

片頭痛、振戦、

精 神 運 動 亢 進、灼熱感

心臓障害 頻脈

血管障害 高血圧 潮紅 低血圧

胃腸障害 悪心、腹部

硬直

腹痛、下痢、嘔

皮膚及び皮下 組織障害

発疹、そう 痒症

皮膚不快感 蕁麻疹

筋骨格系及び 結合組織障害

筋骨格痛 関節痛、筋 痙縮

筋力低下

全身障害 疲労 発熱、倦怠 感、圧痛

悪寒、インフ ルエンザ様疾 患、胸痛、疼 痛、低体温 注射部位反応 腫脹、紅斑、

疼痛、そう 痒症、硬結、

刺激感、温

内出血、出 血、不快感、

炎症、発疹 潰瘍

臨床検査 血中クレア

チニン増加

§:頻度不明は市販後の報告、海外臨床試験及び国内継続試験 に基づく

(3)その他の副作用

5%以上 5%未満 頻度不明§

胃腸障害 腹部硬直 悪心

全身障害 倦怠感、発

熱、圧痛 悪寒

注射部位反応 疼痛、そう 痒症、紅斑、

腫脹、硬結、

刺激感

不快感、出 血、炎症

温感、内出血、

発疹、潰瘍

皮膚および皮 下組織障害

発疹、皮膚 不快感

血管障害 潮紅 低血圧

免疫系障害 過敏症

筋骨格系およ び結合組織障

関節痛、背部

報告頻度は国内臨床試験(原発性免疫不全症患者25例)に基づ く(頻度不明§以外)

§:頻度不明は自発報告に基づく

7. 小児等への投与

(1)「無又は低ガンマグロブリン血症」において、

低出生体重児、新生児に対する安全性は確 立していない。

(2)「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能 低下の進行抑制」において、18 歳未満の患 者に対する有効性及び安全性は確立してい ない。

7. 小児等への投与

低出生体重児、新生児に対する安全性は確立し ていない。

(6)

9. 適用上の注意

(1)省略(変更なし)

(2)投与時:

1) 省略(変更なし)

2) 本剤は腹部、大腿部、上腕部、腰部側面 等に皮下投与すること。投与量に応じて 複数箇所からの投与を検討し、投与部位 は少なくとも5cm離すこと。

3)省略(変更なし)

(3)省略(変更なし)

9. 適用上の注意

(1)省略

(2)投与時:

1) 省略

2) 本剤は腹部、大腿部、上腕部、腰部側面 等に皮下投与すること。投与量に応じて 複数箇所からの投与を検討し、投与部位 は少なくとも5cm離すこと。なお、同時 に最大4箇所からの投与が可能である。

3)省略

(3) 省略

<改訂理由>

【効能又は効果】【用法及び用量】の承認事項の一部変更承認に伴い、【使用上の注意】を改訂いたし ました。

【薬物動態】【臨床成績】【薬効薬理】の項の改訂、【承認条件】の項の追加及び【取扱い上の注意】の 記載整備等を行っておりますので、改訂添付文書をご参照いただきます様お願い申し上げます。

医薬品添付文書改訂情報は医薬品医療機器情報提供ホームページ(http://www.pmda.go.jp)に最新 添付文書が掲載されます。あわせてご利用ください。

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参照

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