学校評価 か らみ る学校経営へ の参画 と課題

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学校評価 か らみ る学校経営へ の参画 と課題

教養部 教職担当 樋 ロ 幸 三

1.は じ め に

学 校 の 裁 量 の 拡 大 や 学 校 運 営 の 質 に 対 す る 保 護 者 等 の 関 心 に伴 い 、 学 校 が そ の 教 育 活 動 の 成 果 を 検 証 し 、 自 ら 必 要 な 改 善 を 図 る と と も に 、 保 護 者 等 に 対 して 適 切 に 説 明 責 任 を 果 た す こ と が 重 要 に な っ て き て い る 。 ま た 、 設 置 者 等 が そ の 結 果 に 応 じ て 必 要 な 支 援 ・援 助

を行 う こ と に よ り、 教 育 水 準 の 保 証 と 向 上 を 図 る こ と も 求 め ら れ て い る 。

こ う し た 魅 力 あ る 学 校 、信 頼 さ れ る 学 校 へ の 期 待 が 一 層 高 ま る な か 、各 学 校 に お い て は 、 学 校 評 価 を も と に 学 校 経 営 の 改 善 に 腐 心 す る 校 長 は じめ 教 職 員 の 姿 が あ る 。しか し な が ら 、 少 な か ら ず そ こ に は 、 学 校 評 価 は 必 要 で あ る こ と は 分 か っ て い て も 、 そ の 趣 旨 や 目 的 通 り に 推 進 し き れ て い な い 一 面 も見 て 取 れ る 。 そ れ は 、 教 育 活 動 の 多 く の 場 面 で 、 教 職 員 の 資 質 能 力 や 教 員 の 専 門 的 な 判 断 に 依 存 し て き た 経 緯 が あ る な か で 、 自 己 完 結 的 な 側 面 と して 永 ら く続 い て き た 伝 統 的 体 質 と い え る 。 価 値 観 が 多 様 で 流 動 的 な 昨 今 の 社 会 に お い て は 、 現 状 に 対 す る 危 機 感 と 改 善 へ の 意 欲 を も っ て 取 り組 む マ ネ ジ メ ン トが 学 校 経 営 に お い て も 必 要 と な っ て い る こ と は 、 ドラ ッ ガ ー の 教 え を待 つ ま で も な い 。

奈 良 県 教 育 委 員 会 で は 、 平 成18年 度 に 「学 校 ア ドバ イ ザ リ ー チ ー ム 」 の 学 校 支 援 の 取 組 を ス タ ー ト させ た 。 私 は 、 本 職 の 前 に そ の 体 制 づ く り に 携 わ っ た の で 、 こ の チ ー ム で の 経 験 や 平 成19年 に 法 制 化 さ れ た 「学 校 評 価 」 の 進 捗 を 通 し て 、 改 善 の 課 題 や 組 織 へ の 参 画 と は 何 か を考 え る 。

2.学 校 経 営 と 「年 度 末 総 括 」 と い う視 点

学 校 は 、教 育 とい う意 図 的 な働 きか け を行 う場 で あ る。 ま た 、学 校 経 営 は 、 そ の た め の 教 育 目標 ・重 点 目標 ・具 体 的 目標 を効 果 的 に達 成 す る た め に 、校 長 を トップ に全 教 職 員 が 協 力 して行 う組 織 的 営 み で あ る。

学 校 評 価 が 法 制 化 され る以 前 か ら、年 度 初 め に は 「本 年 度 の 目標 」 を立 案 し、年 度 末 に は 「本 年 度 の ま とめ 」 と して 、 校 務 分 掌 ご との 総 括 や行 事 ご とに 反 省 が 実 施 され て い た。

全 教 職 員 の 共 通 理 解 の も と に 自校 の 教 育 活 動 の 成 果 と課 題 を明 らか に し、 次 年 度 に 向 け て

1

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の 具 体 的 な 改 善 策 を 示 す こ と が 必 然 な の で あ る が 、 改 善 に 移 す ま で に は 至 ら な か っ た 完 結 型 の 学 校 が 少 な く な い の で あ る 。 そ う な る 要 因 に は 、 い くつ か の 共 通 の 状 況 が 見 ら れ る 。

一 つ は、 年 度 末 に お け る 総 括 が 、 学 校 と して の 評 価 規 準 や 指 標 が な い ま ま に 行 わ れ て い る こ と に よ り、 各 取 組 へ の 評 価 が 教 職 員 の 主 観 に な っ た り、 単 な る 意 見 で 終 っ て し ま っ た り し て い る と こ ろ に あ る 。 さ ら に は 、 校 務 分 掌 ご と の 目標 や 方 針 が 明 確 で な い 場 合 や 、 各 行 事 の 趣 旨 や 目 的 が 教 職 員 間 で 共 通 認 識 さ れ て い な い 場 合 も あ る 。 こ の よ う な 状 況 で は 、 毎 年 度 の 取 組 の 成 果 と課 題 が 明 らか に な ら な い の は 勿 論 、 改 善 策 と し て 新 年 度 へ の 繋 が り が 伴 わ な い こ と に な る 。 従 来 か ら 実 施 サ イ ク ル と し て 、P(Plan)→D(Do)→S(See)が

言 わ れ た もの の 、形 式 的 に 陥 り本 来 の 連 続 性 が 希 薄 に な っ て い た と 思 わ れ る 。 ま た 、一 時 、 外 部 ア ン ケ ー トが 脚 光 を 浴 び 話 題 に な っ た 時 も 、 外 部 ア ン ケ ー ト を す る こ と で 学 校 評 価 に 取 り組 ん で い る よ う に 思 っ た り 、「自 己 評 価 の 結 果 の 公 表 」 と い う言 葉 を外 部 ア ン ケ ー トの 結 果 を公 表 し な け れ ば い け な い と勘 違 い し た り し て い る 場 合 も あ っ た 。

こ の よ う な 状 況 を 打 開 し て 、 学 校 の 実 態 を 的 確 に 考 察 ・分 析 し 、 課 題 を 次 の 改 善 へ と ど の よ う に つ な い で い くの か が 問 わ れ て お り、 そ れ に は 、 こ れ ま で 学 校 組 織 が 陥 っ て き た 根 底 に あ る 自 己 完 結 性 や 閉 鎖 性 か ら の 脱 却 が 不 可 欠 で あ り 、 「組 織 マ ネ ジ メ ン ト」 で 裏 打 ち し た 学 校 経 営 が 重 要 と な っ て く る 。 い ず れ に して も 、 学 校 評 価 の 主 体 は 学 校 で あ る と い う 認 識 を 確 か に し 、 「学 校 評 価 ガ イ ド ラ イ ン」 に お い て そ の 目 的 が 示 さ れ て い る よ う に 、 教 育 の 質 の 保 証 と 向 上 、学 校 運 営 の 改 善 、 開 か れ た 学 校 づ く り に 資 す る も の と し な け れ ば な

ら な い 。{*「

3.「 学 校 評 価 」 の 法 制 化

平 成19年12月 に 学 校 教 育 法 が 一 部 改 正 さ れ 、 学 校 評 価 の 根 拠 と な る 規 定 が 位 置 づ け ら れ た 。 同 じ く 、 学 校 教 育 法 施 行 規 則 が 改 正 さ れ 、 自 己 評 価 の 実 施 及 び 公 表 、 保 護 者 な ど学 校 関 係 者 に よ る 評 価 の 実 施 及 び 公 表 に つ い て 規 定 さ れ た 。 さ ら に 、こ れ ら の 法 制 化 を 踏 ま え 、 文 部 科 学 省 は 「学 校 評 価 ガ イ ドラ イ ン 」 の 改 訂 を 行 っ た 。 な お 、 「第 三 者 評 価 」 は 、 実 施 者 が 必 要 と 判 断 した 場 合 に 行 う と して い る 。1*')

学 校 評 価 の 実 施 手 法 と して 、 次 の3つ の 形 態 を 示 して い る 。

① 【自 己 評 価 】 各 学 校 の 教 職 員 が 行 う 評 価

② 【学 校 関 係 者 評 価 】 保 護 者 、 地 域 住 民 等 の 学 校 関 係 者 な ど に よ り構 成 さ れ た 評 価 委 員 会 等 が 、 自 己 評 価 の 結 果 に つ い て 評 価 す る こ と を 基 本 と して 行 う 評 価

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③ 【第 三 者 評 価 】 学 校 と そ の 設 置 者 が 実 施 者 と な り、 学 校 運 営 に 関 す る 外 部 の 専 門 家 を 中 心 と し た 評 価 者 に よ り、 自 己 評 価 や 学 校 関 係 者 評 価 の 実 施 状 況 も 踏 ま え つ つ 、 教 育 活 動 そ の 他 の 学 校 運 営 状 況 に つ い て 専 門 的 視 点 か ら 行 う 評 価

な お 、 制 度 の ス タ ー トに 当 た っ て 、 文 部 科 学 省 か ら 平 成20年 度 間 の 学 校 評 価 の 実 施 状 況 が 発 表 さ れ て い る 。 吻

そ れ に よ る と 、 自 己 評 価 の 実 施 状 況(設 置 者 別)は 、 公 立 学 校99.1%、 国 立 学 校96.9%、

私 立 学 校64.2%、 全 体92.4%で あ る 。 ま た 校 種 別 で は 、 幼 稚 園73.5%、 小 学 校99.7%、 中 学 校98.5%、 高 等 学 校94.2%、 中 等 教 育 学 校77.!%、 特 別 支 援 学 校99.3%と な っ て い る 。 自 己 評 価 の 評 価 項 目 に つ い て は 、 ① 教 育 目標 、 ② 学 習 指 導 、 ③ 安 全 管 理 、 ④ 保 護 者 ・地 域 住 民 と の 連 携 、 ⑤ 生 徒 指 導 、 ⑥ 教 育 課 程 、 ⑦ 研 修(資 質 向 上)の 順 で8割 以 上 の 学 校 で 取 り上 げ られ て い る が 、 組 織 運 営 に 関 わ っ て は 、73.4%で10位 で あ る 。

4.奈 良 県 教 育 に お け る 「学 校 ア ド バ イ ザ リ ー チ ー ム 」 の 設 置 (1)設 置 の 趣 旨

前 述 した 奈 良 県 教 育 委 員 会 の 「学 校 ア ドバ イ ザ リ ー チ ー ム 」の 設 置 と そ の 活 動 に つ い て ふ れ る 。 全 国 的 に は 、時 代 に適 う学 校 づ く り を 推 進 す る た め 、説 明 責 任 の 必 要 性 が 言 わ れ 、「学 校 評 価 」 と い う手 段 が 論 じ られ る 折 か ら 、 奈 良 県 で は 、 県 内 の 公 立 小 ・中 学 校 及 び 県 立 学 校 (高 校 ・特 別 支 援 学 校)に 単 に 「学 校 評 価 」 を 課 す る だ け で な く、 教 育 活 動 を は じめ とす る 学 校 経 営 全 般 の 課 題 を共 有 化 し改 善 を 支 援 し よ う と 、 平 成!8年 度 に 「学 校 ア ドバ イ ザ リー チ0 ム 」 を 設 置 した 。 小 ・中 ・県 立 の3チ ー ム で 構 成 し、 各 チ ー ム は5人 体 制 で あ る 。 他 府 県 に

も類 似 の 取 組 は あ る が 、 県 教 育 委 員 会 が 市 町 村 立 の 小 ・中 学 校 も含 め て 一 元 的 に 奈 良 県 教 育 全 体 と し て そ の 質 の 向 上 を 図 ろ う とす る 全 国 初 の ユ ニ0ク な 取 組 と し て ス タ ー ト した 。

現 在 は 、 第2ス テ ー ジ の 支 援 に 入 っ て い る 。

「学 校 ア ドバ イ ザ リ ー チ ー ム 学 校 訪 問 実 施 要 領 」(奈 良 県 教 育 委 員 会)噸 設 置 の 趣 旨

学 校 は 、 教 育 活 動 を 通 し て 児 童 ・生 徒 の 人 格 形 成 に 大 き な 影 響 を 及 ぼ す こ と か ら 、 質 の 高 い 教 育 を 提 供 す る 責 務 が あ り、 活 力 あ る 組 織 と し て の 総 合 力 を 発 揮 す る こ と が 求 め ら れ て い る 。 そ の た め 、 学 校 経 営 、 教 育 活 動 等 に つ い て 絶 え ず 見 直 し、 学 校 改 善 を 図 る 必 要 が あ る 。

一3一

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そ こで 、 奈 良 県 教 育 委 員 会 と して 、 単 に学 校 改 善 を求 め る だ けで な く、改 善 の 方 向性 や 具 体 的方 策 を示 す た め 、 学 校 ア ドバ イザ リ ー チ ー ム を学 校 教 育 課 に設 置 し、

各 学 校 を計 画 的 に訪 問 して 、学 校 経 営 に取 り組 む 管 理 職 や教 育 活 動 に腐 心 す る教 員 を支援 す る 。

(2)「 学 校 ア ドバ イ ザ リ ー チ0ム 」 の 活 動 a.基 本 的 な 流 れ

「事 前 調 査 」 → 「学 校 訪 問 」 → 「ア ドバ イ ザ リ ー レ ポ ー トの 作 成 ・手 交 」 → 「各 学 校 か ら の 改 善 方 策 等 の 回 答 」 → 「(!年 後)フ ォ ロ ー ア ッ プ 訪 問 」 の 工 程 で 行 い 、 そ の 過 程 を通 し て 各 学 校 の 改 善 の 進 捗 を 支 援 す る こ と を 基 本 に 置 い て い る 。 こ れ に は 、 人 間 ド ッ ク の 「問 診 → 検 査 ・検 診 → 診 断 → 健 康 指 導 ・相 談 」 → 「精 密 検 査 → 治 療 」 と い っ た 医 療 の シ ス テ ム が 大 い に 参 考 と な っ た 。 管 理 職 へ の 事 前 聴 取 を 「問 診 票 」 と し た の も そ の 所 以 で あ る 。

訪 問 日程 は 、 各 学 校 と(小 ・中 学 校 の 場 合 は 設 置 者 を 通 じ て)適 切 な 訪 問 日 及 び 時 間 設 定 等 の 調 整 を 行 い 決 定 す る 。 奈 良 県 内 の 学 校 数 に 応 じ て 、 小 学 校 は 各 校1日 で4年 間 を か け て 全 学 校 を 一 巡 す る こ と と し、 中 学 校 及 び 県 立 学 校 は 、 各 校2日 間 で3年 間 を か け る 計 画 と し た 。 学 校 の 日 々 の 教 育 活 動 を 直 に 観 察 す る 意 義 を 踏 ま え な が ら 、 そ の 際 、 訪 問 に か か わ る 教 職 員 の 負 担 等 も 含 め 、児 童 生 徒 の 学 習 活 動 に 支 障 を 来 す こ と が な い よ う配 慮 す る 。

b.「 事 前 調 査 」

ま ず 、 訪 問 校 の 学 校 経 営 や 教 育 活 動 が 分 か る 各 種 資 料 及 び 学 校 評 価 の 関 係 資 料 や 生 活 実 態 ア ン ケ ー トの 結 果 等 の 公 表 可 能 な 資 料 の 提 供 を 受 け 、 事 前 に 学 校 の 概 要 を把 握 す る 。 学 校 新 聞 ・学 年 だ よ り、 学 校 の ホ ー ム ペ ー ジ 、PTA広 報 紙 も大 事 な 資 料 で あ る 。 ま た 、 校 長 に は 、 管 理 職 と し て の 課 題 や 展 望 を 「学 校 経 営 問 診 票 」 を 記 入 し て も ら う。 チ ー ム は 、 訪 問 当 日 に 的 確 な 作 業 が 進 め ら れ る よ う 、 こ れ ら資 料 に 基 づ い て 観 察 ・聴 取 の 視 点 を 共 有 化 す る 。

c.「 学 校 訪 問 」

学 校 訪 問 当 日 の 具 体 的 な 活 動 は 、 次 の よ う な 内 容 で あ る 。

① 授 業 の 観 察 を は じめ 、 課 外 活 動 、 登 下 校 の 様 子 を 観 察 す る 。 そ の 他 、学 校 図 書 館 、保 健 室 、 教 育 相 談 室 等 諸 施 設 の 充 実 度 や 活 用 も観 察 す る 。

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② 管 理 職 か ら、 学校 経 営 ・教 育 活 動 全 般 につ い て 一一磯鞠 嚇 職 羅 灘隔 幽醗 纏

嘉戴 蕪 饗 蘇

て 、 児 童 生 徒 の 活 動 を 観 察 す る 。 場 合 に よ っ て ・ ・ 輩 晦 は 、 対 話 す る こ と もあ る 。

診 断 項 目 は 、 学 校 経 営 を 網 羅 した 項 目 を 基 本 に す る と と も に 、 各 学 校 が 、 自 己 評 価 や 学 校 関 係 者 評 価 の 結 果 等 を 踏 ま え 、 ど の よ う に 改 善 に 取 り組 ん で い る か 、 或 い は 取 り組 も う

と し て い る か と い う視 点 を 大 事 に す る 。

d.「 ア ドバ イ ザ リ ー レ ポ ー ト」 の 作 成 と手 交

学 校 訪 問 後 、 学 校 経 営 等 の 資 料 内 容 や 校 長 ・教 職 員 か ら の 聴 取 、 観 察 を も と に 、 「ア ドバ イ ザ リ ー レ ポ ー ト」 を 作 成 す る 。 学 校 ア ドバ イ ザ リ ー チ ー ム の 活 動 の ね ら い が 、 単 に 「学 校 の 改 善 を 支 援 す る 」 と い う こ と だ け で は 理 解 さ れ 難 い と こ ろ が あ り、 そ こ で 「各 学 校 に

姿 見 を持 っ て行 く活 動 」 と比 喩 す る こ と もあ っ た 。 実 際 、 学 校 自 らが 意 志 を も っ て改 善 に 臨 む ス キル を構 築 す る必 要 が あ る こ とや 、 教 職 員 が 学 校 経 営 に参 画 す る組 織 マ ネ ジ メ ン ト の確 立 が 必 要 だ と考 え た と ころ に あ る。

レポ ー トは 、 学 校 運 営 全 体 を概 括 しな が ら、 優 れ た取 組 に着 目す る と と もに、改善 が必 要 な課 題 等 を重 点 化 して ま とめ 、 そ の 際 、 改 善 の 方 向性 を示 唆 す る な ど して 、 受 け取 った 学 校 及 び設 置 者 が 、 内容 を意 図す る と ころ を適 切 に

理 解 し納 得 で き る よ う に 意 を 尽 く し た 。 後 に 、 多1

くの 学校 で 、 こ の レポ ー トを増 し刷 り して全 教 職 員 一 」 雛彩

に酉 己 布されていたことを知つたが 課題を共有化

爆響 〔 讐 蜘 凝 く 罷 駕 蟹

∵ ユニケーシヨンツー 戦 嵐 ニ ー

e.レ ポ ー トに対 す る 「各 学校 か らの 改 善 方 策 等 の 回 答 」

レ ポ ー トの手 交 を受 け た学 校 は 、 そ れ に基 づ い て 改 善 策 を検 討 し、 取 組 の 方 向 性 を 一 定 期 間 内 に学校 ア ドバ イ ザ リー チ ー ム 及 び 設 置 者 に回 答 す る。

一5一

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f.「 フ ォ ロ ー ア ッ プ 訪 問 」

概 ね1年 後 に 、 改 善 策 に 基 づ い て 、 各 学 校 の 特 色 や 課 題 を ど の よ う に 発 展 させ 改 善 に 取 り組 ん だ か を 両 者 が 再 検 証 す る 機 会 で あ る 。 な お 、 図 は 、 学 校 ア ドバ イ ザ リ ー チ ー ム が 活 動 を 開 始 して3年

間(平 成18〜20年 度 間:中 学 校)の 改 善 の 進 捗 状 況 を ま と め た も の で あ る 。 訪 問 時 の 実 態(点 線) に 対 し て 、

教育 目標 人権 教育バ♂/噛

/\

健 厳 全f

キ ャリア監、

生徒指導

/糖 果程

学習指 導

1年 後 の フ ォ ロ ー ア ッ プ 訪 問 時 に 改 善 後 の 実 施 状 況(実 線)を 表 して い る 。1 年 後 効 果 的 に 改 善 を 果 た せ た も の も あ れ ば 、 手探 りが な お 続 く課 題 も見 ら れ る 。 進 ま な い 原 因 を 解 明 、 診 断 す る の も フ ォ ロ ー ア ッ プ の 仕 事 で あ る 。

な お 、こ の 一一一連 の 流 れ は 、文 部 科 学 省 「学 校 の 一'k̲i評価 実 地 検 証 」 の な か に も 見 ら れ た 。 も ち ろ ん 、 実 地 検 証 で は 、 保 護 者 ・地 域 住 民 代 表 等 と面 談 や 、 設 置 者 か ら 支 援 、 条 件 整 備 状 況 を 聴 取 す る こ と も加 え て 試 行 さ れ お り、 そ の 後 の 「学 校 評 価 ガ イ ドラ イ ン」 の 改 訂 に 繋 が っ て い る 。 呼

5.「 学 校 力 」 を 高 め る 学 校 経 営 の 創 造 と 参 画 意 識 の 共 有 化

「校 長 が 変 わ れ ば 、学 校 が 変 わ る 」 と 言 わ れ る が 、こ の 「変 わ れ ば 」 は 、な か な か 意 味 深 い 。 学 校 ア ドバ イ ザ リ ー チ ー ム の 校 長 へ の ヒ ヤ リ ン グ に お い て も 、「学 校 経 営 ビ ジ ョ ン と し て 提 示 さ え す れ ば 、 組 織 が 動 く」 も の と考 え て い る 管 理 職 は い な か っ た が 、 組 織 を 機 能 さ せ る 難 し さ を 言 葉 に す る 管 理 職 は 多 か っ た 。 あ る 校 長 は 、「校 長 は 合 唱 団 や 管 弦 楽 団 の 指 揮 者 の よ う な も の だ 」 と喩 え 、「確 か な ビ ジ ョ ン を も ち 、 意 図 的 に 人 材 育 成 の 仕 掛 け を 組 み 込 ん だ 学 校 経 営 の も と 、 新 た な ハ ー モ ニ ー を 奏 で る こ と だ 」 と述 べ て い る 。 嚇 こ の 「意 図 的 に 人 材 育 成 の 仕 掛 け を 組 み 込 ん だ 学 校 経 営 」 と い う視 点 こ そ が 、 校 長 の リ ー ダ ー シ ッ プ そ の も の で あ ろ う 。 学 校 現 場 に お い て 、不 易 と い わ れ る 「教 育 の 価 値 観 」 を 学 校 組 織 で 共 有 し、「組 織 マ ネ ジ メ ン ト」 を 生 か し て 、 組 織 と し て 成 長 し続 け る こ とが 、「学 校 力 」 を 創 造 す る こ と

に つ な が る の で あ る 。

「組 織 マ ネ ジ メ ン ト」 と は 、 学 校 教 育 目 標 、 そ れ に 基 づ く学 校 経 営 ビ ジ ョ ン 、 具 体 的 学 校 経 営 計 画 を達 成 す る た め に 、 学 校 内 外 の 人 、 物 、 財 、 情 報 、 ネ ッ ト ワ ー ク等 の 諸 資 源 を 活 用 しつ つ 、教 育 活 動 の 計 画(Plan)、 実 施(Do)、 評 価(Check)、 改 善 行 動(Action)と い っ

たPDCAマ ネ ジ メ ン ト ・サ イ ク ル に 一 定 の 成 果 と効 率 を も た らす 組 織 的 、 能 動 的 な 活 動 で

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あ る 。(*6)実 際 の 場 面 で 、 多 く の 管 理 職 が 問 題 と し て い る の が 、 特 に 「参 画 」 とい う こ と で あ ろ う。 学 校 現 場 で は 、 「教 員 の 共 通 理 解 を如 イ可 に 図 る か 」、 「協 働 意 欲 を どの よ う に 高 め る の か 」、 「コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 如 何 に 機 能 さ せ る か 」 と い っ た こ と が 言 わ れ る 。 こ の 「共 通 理 解 」 と は 、 例 え ば 、 全 教 職 員 が 学 校 の 教 育 方 針 を 一 定 認 識 し、 児 童 生 徒 に 対 峙 して い こ う と い う 姿 勢 と し て 使 わ れ る の で あ る が 、 物 事 を 同 じ基 準 で 認 識 し て 、 能 動 的 で 集 団 的 行 動 と し て 教 職 員 が 関 わ っ て い こ う とす る 態 度 と 言 え る 。 情 報 の 共 有 と い う と こ ろ で は 大 事 な こ と で あ る が 、 関 わ りの 度 合 い で 言 え ば 、 「参 与 」 とい う レベ ル で あ る 。 そ れ に 対 し て

「参 画 」 と い う度 合 い は 、 自省 的 に行 動 へ の 意 識 を も ち 、 組 織 的 行 動 と し て 互 い に 担 い あ う 態 度 で な く て は な ら な い の で あ る 。(*7)

そ こ で 、 唐 突 に 、 「お で ん 」 の 話 で あ る が 、 学 級 経 営 に 奮 闘 す る 担 任 の 姿 を み て 、「学 級 づ く り」 は 、 お で ん の 具 と 出 汁 の 味 で は な い か と 考 え た 。 お で ん の 代 表 的 な 具 材 と言 え ば 、 大 根 、 こ ん に ゃ く、 ジ ャ ガ イ モ 、 は ん ぺ ん 、 … ち くわ に 、 ゆ で 卵 に 、 巾 着 … 。 そ の 具 が 大 き な 鍋 の な か で ぐつ ぐ つ 煮 え て い る 想 像 を して い た だ き た い 。 同 じつ ゆ で 煮 込 み な が ら 、 具

ク .鹸 驚 .籔

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材 の 味 が 引 き立 た つ お い しさ は 、勿 論 、 具 そ の もの と、 だ しの効 い た つ ゆの う ま味 が バ ラ ンス よ く相 乗 効 果 とな って 醸 し出 され る の で あ る。 この 相 乗 効 果 とは 、各具の 旨みが染み だ して渾 然 一体 とな っ た 出 汁 を、 再 び そ れ ぞ れ の 具 が そ の 旨み を しみ込 ませ る の で あ る 。 日本 料 理 の 出 汁 の 取 り方 で 決 まる とい わ れ て い る味 と は、 ま た ひ と味 違 うの で あ る。

これ を学 級 づ く りに当 て は め て み る と、 教 員 が 生 徒 の 豊 か な個 性 や 能 力 に対 峙 して 、0 人 一 人 の 持 ち味 を 引 き出 す 学 級 担 任 の 力 とい え よ う。 これ が 、 さ ら に学 校 とい う組 織 で あ れ ば 、管 理 職 は管 理 職 と して 、 ま た教 職 員 は組 織 の 一 員 と して必 要 な 力 は、 学 校 経 営 に ど の よ うに 関 わ る の か とい う 「参 画 す る意 識 」、す な わ ち 「集 団 に対 す る理 解 力 と組 織 化 のス キ ル」 を持 っ た 「教 師力 」 で あ る。

6.「 学 校 評 価 」 の 生 か し方 の 課 題

「学 校 評 価 」 の3段 階 で あ る 「自己 評 価 」 「学 校 関係 者 評 価 」 「第 三 評価 」 の 進 め 方 につ い て は 「学 校 評 価 ガ イ ドラ イ ン」 等 に委 ね 、 こ こで は、 学 校 ア ドバ イザ リー チ ー ム の活 動 と 文 部 科 学 省 の 「学校 第 三 者 評 価 実 地 検 証 」 を通 して 見 え た 学校 経 営 に お け る課 題 を考 え て

一7一

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み た い 。

(1)「 自 己 評 価 」 に お け る 課 題

「学 年 暦 」 とい う 〕本 の 学 校 の シ ス テ ム は 、 国 際 化 へ の 対 応 は あ っ た に せ よ 、 現 在 も基 本 と な っ て い る 。 新 入 生 が 第1学 年 を 過 ご し 、 川頁次 進 級 し て 最 終 学 年 を 終 え る 学 年 進 行 の シ ス テ ム で は 、 児 童 生 徒 は 、 一 般 的 に は 同 じ学 年 を 繰 り返 さ な い し、 そ の 学 年 の 担 当 で あ っ た 教 職 員 も新 年 度 で 新 た な 校 務 分 掌 と な る こ とが ほ と ん どで あ る 。

そ こ で 一 つ の 問 題 点 は 、 い ろ い ろ な 面 で 単 年 度 と い う 状 況 、 特 に 「今 年 の … 」 と い う 意 識 が 底 流 に あ る と い う 点 で あ る 。 学 校 ア ドバ イ ザ リ ー チ ー ム の 活 動 や 「学 校 第 三 者 評 価 実 地 検 証 」 に お い て 、 特 に 教 職 員 か ら の ヒ ヤ リ ン グ に お い て そ の 感 を 強 く した 。 先 に も述 べ た よ う に 、従 来 か ら年 度 初 め 教 育 目 標 を 設 定 し 、年 度 末 に そ の 総 括 が な さ れ て い た と して も 、 例 え ば 、 あ る 学 年 の 課 題 が 、 一 つ は 同 じ学 年 の 課 題 と し て ど の よ う に 改 善 に 生 か そ う と し た か 、 も う 一 つ は 、 進 級 し た 児 童 生 徒 の 学 年 の 改 善 に ど の よ う に 結 び つ け た か と い う2つ の 連 続 性 で あ る 。 校 務 分 掌 の あ る 部 長(主 任)に 新 し くな っ た 教 職 員 か ら 、 「今 年 初 め て 指 名 さ れ て 、 ま だ 十 分 わ か ら な い 」 と か 、 「前 年 度 の 部 長 が 異 動 に な り、 詳 し く引 き継 い で い な い 」 と い っ た 回 答 を 受 け た こ と が 少 な か らず あ る 。 人 材 不 足 と い っ た 個 人 の 問 題 で は な く、組 織 の 一 員 と して の 参 画 意 識 が 不 足 して い る 根 本 的 な 問 題 で は な い か と思 う。 一一方 で 、 学 校 現 場 で は 、 教 職 員 の 年 齢 構 成 の 高 齢 化 も進 ん で い る 。 健 全 な 学 校 組 織 の 確 立 に 向 け た 次 世 代 を担 う ミ ドル リ ー ダ ー の 育 成 も あ わ せ て 大 事 に し た い 。

自 己 評 価 を 通 し て 、 し っ か り 自 分 の 学 校 を 姿 見 に 映 す こ とが で き る の か 。 映 っ た 姿 を 直 視 で き る の か と い う 基 本 と な る 参 画 意 識 の 醸 成 を提 起 し た い 。 も う 一 つ は 、 学 校 が 目標 を 達 成 して い く た め の 組 織 体 が 形 成 さ れ て い く プ ロ セ ス の 各 局 面 で 、 教 職 員 個 々 の リ フ レ ク シ ョ ン が 意 図 的 ・意 識 的 に 位 置 づ け ら れ て こ そ 、 学 校 評 価 の 中 心 で あ る 自 己 評 価 が 生 き て 働 く前 提 が 創 ら れ る 。 や や も す れ ば 陥 り が ち な 「マ ン ネ リ化 」 に な ら な い よ う 、 サ イ ク ル

と し て の 連 続 性 を 創 り出 す こ と が 今 後 の 課 題 で あ ろ う 。(*8〕

(2)「 学 校 関 係 者 評 価 」 に お け る 課 題

こ れ ま で 学 校 が 抱 え て き た 自 己 完 結 的 な 殻 を 課 題 に あ げ た が 、 「学 校 関 係 者 評 価 」 は 、 そ の 殻 を破 る 第 一 歩 で あ る と い え る 。 そ こ で 、 学 校 関 係 者 評 価 に お い て 委 員 の 任 務 は 、 学 校 の 教 育 活 動 の 観 察 や 意 見 交 換 等 を 通 じ て 、 教 職 員 に よ る 自 己 評 価 の 結 果 に つ い て 評 価 す る こ と が 基 本 に な る 。 特 に 、 教 職 員 が 行 う 「自 己 評 価 」 と学 校 と の 関 係 を 保 ち つ つ も 、 外 部

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の 者 が 行 う こ の 「学 校 関 係 者 評 価 」 を 有 機 的 ・一 体 的 に 行 う こ と に よ っ て 、 学 校 自 身 の 専 門 的 潜 在 力 を 掘 り起 こ す た め の 診 断 的 ツ ー ル と し て の 機 能 が 期 待 さ れ る 。

学 校 関 係 者 と い え ど も 学 校 内 部 者 で な い の で あ る か ら 、 学 校 と して は 、 一 定 の 緊 張 感 を も っ て 臨 む こ と と な る で あ ろ う し、 自 己 評 価 に 対 す る 真 摯 な 取 組 が 必 要 と な る 。 そ こ で 学 校 と評 価 者 と が 問 題 意 識 を 共 有 し、 評 価 活 動 が 円 滑 に 実 施 さ れ る よ う に す る た め に は 、 学 校 は 、 多 様 な 取 組 や 現 状 を 評 価 者 に 十 分 理 解 さ れ る よ う 、 プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン ・ス キ ル を 生 か し て 資 料 及 び そ の 説 明 の 客 観 性 ・透 明 性 を 高 め て 積 極 的 に 、 な お か つ 分 か りや す く ア

ピ ー ル こ と 、 す な わ ち 情 報 提 供 を行 う こ と が 重 要 と な る 。

外 部 の 視 点 が は た ら く一 例 を あ げ れ ば 、 生 徒 や 保 護 者 、 教 職 員 等 を 対 象 に 実 施 す る ア ン ケ ー トが あ る 。 ア ン ケ ー ト結 果 を 達 成 度 の 一 つ の 指 標 とす る 学 校 も 多 い が 、 ア ン ケ ー ト と い う の は 、 質 問 の 仕 方 に よ っ て 誘 導 さ れ る こ と が 忘 れ ら れ る 。 質 問 項 目 が 回 答 者 に 適 切 で あ る の か 、用 語 や 判 断 の 基 準 が 学 校 側 の 独 善 に 陥 っ て い な い か と い っ た 、い わ ゆ る ア ン ケ ー トの 妥 当 性 が 問 わ れ る 。 有 用 な 資 料 と す る か ら に は 、 外 部 の 多 様 な 視 点 を 借 りて 検 証 す る 機 会 と す る こ と も で き る 。

学 校 関 係 者 評 価 で は 、 自 己 評 価 の 適 否 だ け で な く、 懇 談 を 積 極 的 に 活 用 し た い 。 対 話 を 通 し た 評 価 者 の 直 接 的 な 賞 賛 や ア ドバ イ ス 、 叱 咤 激 励 は 、 「我 々 も協 力 して 、 学 校 を よ く し て い こ う 」 とい う熱 い 応 援 歌 で あ り 、 教 職 員 に 新 し い 気 づ き を 促 す も の と な る 。 異 論 と 思 え る 指 摘 で あ っ て も耳 を傾 け 、 真 摯 に そ の 問 題 に 対 処 す る 教 育 専 門 職 と して の 姿 勢 が 肝 要 で あ ろ う 。

7.「 姿 見 」 か ら 「三 面 鏡 」 へ

学 校 評 価 を 意 義 は 、 「メ タ 認 知 」 の 概 念 で あ る 。 「メ タ 認 知 」 と は 、 複 雑 な 問 題 や 課 題 に 直 面 した と き に 、い き な り問 題 や 課 題 に 飛 び つ く の で は な く、自 分 独 特 の 認 知 活 動 の パ タ ー ン 、 対 処 方 法 、 癖 、 型 を で き る だ け 客 観 的 に 眺 め る と い う よ う に 、 一 歩 身 を 引 い て 自 分 の こ と を 眺 め る こ と が 課 題 解 決 に 有 効 だ と い う考 え 方 で あ る 。 学 校 ア ドバ イ ザ リ ー チ ー ム の 学 校 訪 問 に お い て も 、 各 学 校 に こ の 「メ タ 認 知 」 の ス キ ル が 醸 成 さ れ る よ う留 意 し た 。 学 校 評 価 の 基 本 を 「姿 見 」 に 喩 え た の も そ こ に あ る 。 学 校 の 廊 下 に は 、 よ く姿 見 が 設 置 さ れ て い る 。 児 童 生 徒 が 自 分 の 姿 を 映 し て 表 情 や 身 だ し な み を 確 認 し た り、 整 え た りす る た め の 時 空 間 な の で あ る 。 教 職 員 は 、 児 童 生 徒 に そ の 大 事 さ を 言 葉 に して き て い る 。 こ れ を 学 校 評 価 に 置 き換 え て み れ ば 、 学 校 と い う 組 織 の 当 事 者 と し て 、 姿 見 に 映 っ た 教 育 活 動 を ど

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の よ う に 認 知 す る の か と い う こ と に 他 な ら な い 。

さ ら に言 えば 、 「組 織 マ ネ ジ メ ン ト」にお い て は、 一 面 の 「姿 見 」よ り、 「三 面 鏡 」で 多 面 的 に物事 を見 る姿 勢 が 必 要 とな る。

三 面 鏡 は、 正 面 の 姿 とは 別 に、 二 つ の 側 面 を映 して い る。 そ の 意 味 で 、 学 校 関 係 者 評 価 や 第 三 者 評 価 の視 点 とい う言 い 方 もで き る。 多 角 的 な鏡 面 に、 新 た な気 づ きの発 見 を映 し出 す 方 法 に委 ね る の も よい が 、 当 事 者 が 参 画 の意 識 をベ ー ス に、

三 面 鏡 の 客 観 的 ス キ ル を身 に付 け た 「学 校 評 価 力 」 の ア ッ プ が 図 ら れ な け れ ば な ら な い 。 教 職 員 の 潜 在 的 な エ ネ ル ギ ー を 生 み だ し、 実 現 へ の 力 を 発 揮

した と き に 「学 校 の 組 織 力 の 向 上 の た め の 学 校 評 価 」 と な り得 る と い え る 。(*6)

参 考 ・引 用 文 献

(*1)学 校 改 善 を推 進 す る た め の 学 校 評 価 の 進 め 方 に つ い て 奈 良 県 立 教 育研 究 所 学 校 ア ド バ イザ リーチ ー ム

(*2)学 校 評 価 ガ イ ドラ イ ン[H22改 訂](文 部 科 学 省)

(*3)学 校 評 価 等 実 施状 況 調査 結 果 につ い て 【平 成20年 度 間 】(文 部 科 学 省) (*4)学 校 ア ドバ イザ リー チ ー ム 学校 訪 問 実施 要領(奈 良 県 教 育委 員 会) (*5)柿 本 篤 子:「 学 校 力 」 を高 め る学 校 経 営 の創 造(近 刊)

(*6)八 尾 坂 修:「18組 織 マ ネ ジ メ ン トの考 え 方」(新 学校 経 営相 談12ヵ 月 第2巻 、 教 育 開 発 研 究 所)

(*7)林 義 樹:「 学 び と支 援 」 の原 理 的 考 察;『 参 画 教 育 』 の コ ン セ プ ト構 築 の 基 礎 作 業(武 蔵 大 学 人 文 学 会 誌 第31巻 第3号)

(*8)齋 藤 義 憲:「76学 校 の 自己 評価 に よ る改 善 」(新 学 校 経 営 相 談12ヵ 月 第6巻 、教 育 開 発 研 究所)

(*9)学 校 評 価 の手 び き(奈 良県 教 育 委 員 会)

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