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文科省 資料 1, 平成 21 年度国立大学法人予算案概要 のとおり 対前年度比 1% 減の 118 億減となった 閣議では 3% 減を結果 1% 減にとどめられた 国立大学法人等の事業費 は 運営費交付金が 1% 減 自己収入はプラス 0 7% 受託事業収入等はそれぞれの大学での努力もあり平成 2

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全大発 43 通知 31 2009 年 1 月 22 日 各単組委員長 殿 全国大学高専教職員組合 書 記 長 森田 和哉

2009 年度運営費交付金、次期算定ルール等について

文部科学省会見報告(2009 年 1 月 9 日)

「運営費交付金の減額は1%に圧縮させた」「次期中期目標期間の運営費交付金 について一律に効率化係数等をかけることはしない。」 全大教は1 月 9 日(金)、2009 年度国立大学法人・高専の予算案、および次期算定ルール等 について、文部科学省と会見を行いました。 文部科学省からは、国立大学法人支援課 永山課長、澤田課長補佐、上原第一係長、専門教 育課 井戸課長補佐、計画課予算総括係 長川係長の 5 名。 全大教からは高木委員長、藤田、松井、村井副委員長、森田書記長、竹中、森戸書記次長、 山口、長山、永井、市原、南中央執行委員の12 名が出席しました。 会見内容は以下のとおりです。 1, 平成 21 年度国立大学法人予算案概要 2, 平成 21 年度国立大学法人予算額の構成 3, 平成 21 年度国立大学法人予算額の概要 4, 国立大学法人運営費交付金予算額の推移 5, 平成 21 年度国立大学法人予算予定額の主な内容 6, 国立高等専門学校の実践的技術者教育の充実と活性化∼国立高等専門学校機構運営費交 付金予算の概要∼ 7, 「第 2 次国立大学等施設緊急整備 5 カ年計画」の推進 (上記の資料は http://www.zendaikyo.or.jp/ にあります) 【全大教】来年度予算の概要、その配分内訳、次期中期目標計画期間の算定ルールについて の議論の進捗状況について聞きたい。 一、 文科省回答 1, 国立大学予算について

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【文科省】 「資料1, 平成 21 年度国立大学法人予算案概要」のとおり、対前年度比 1%減の 118 億減と なった。閣議では 3%減を結果 1%減にとどめられた。「国立大学法人等の事業費」は、運営 費交付金が1%減、自己収入はプラス 0。7%、受託事業収入等はそれぞれの大学での努力も あり平成21 年度もまだ伸びるというデータで 16%増、全体として 315 億円増のプラス 1、 3%である。 「資料2 平成 21 年度国立大学法人予算額の構成」は、収入、支出の構成を円グラフ化し たもの。 「資料3 平成 21 年度国立大学法人予算額の概要」。運営費交付金がマイナス 118 億円。 支出では特殊要因経費が120 億円減、それにたいして 2%戻しは特別教育研究経費で 190 億 円増。今年の配分ルールは従来と同じ。基盤経費についてはルールにもとづいて。特別教育 研究経費については大学の要望によって審査をしている。振替なので基盤部分は痛んでいな い。 「資料5 平成 21 年度国立大学法人予算予定額の主な内容」 「Ⅰ 運営費交付金総額の確保」では、マイナス 1%は閣議決定。マイナス 2%236 億円が 政策的棚卸しによるもの。重要課題推進枠による復活増が236 億円で同額となる。 「Ⅱ 重要課題推進枠による重点的支援」として、「大学附属病院における臨床研修指導体 制の強化等」で77 億。「教育改革による人材育成機能及び共同利用・共同研究による学術研 究の推進」で39 億円。「世界最先端の研究」で 120 億円を措置した。 「Ⅲ 特別教育研究経費の増額」では、「事項別内訳」の全ての項目で増額となった。「特別 支援事業」の中に新たに就職支援を取り込んだ。 「Ⅳ 附属病院関係予算について」は、「教育研究診療体制の充実」のため 77 億円を新規 で措置した。その他に「質の高い医療の確保など重点的支援」に33 億円、「病院再開発をは じめとした医療機器の整備」に78 億円を措置した。 2、高専予算について 「資料6 国立高等専門学校の実践的技術者教育の充実と活性化」 平成21 年度額は、独立行政法人にかかるマイナス 5%シーリングからマイナス 1%まで 戻せた。高専の充実振興がはかれるものと考える。 「国立高等専門学校の再編整備について」(319 百万円)、再編する 4 地区ではスケールメ リットを持ち、新しいタイプの高専にする。若干入学定員が減るが、専攻科を拡充し、イ ノベーションセンターを設置し、地域と産業界との連携を強化する。 「ものづくり技術力の継承・発展」(1、012 百万円)では、実習工場設備、学年進行分 の専攻科(沖縄)、企業技術者の活用などを進める。 「高等専門学校教育の国際化」(190 百万円)では、留学生交流センターの設置、宿泊施設 の整備を行う。 3、施設関係について

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資料7 「第 2 次国立大学等施設緊急整備 5 カ年計画」の推進 21 年度予算案は 834 億円。期間は平成 18∼22 年度。整備目標は整備需要 1000 万㎡に 対して540 万㎡。耐震化等の老朽再生整備が重点。 4、2008 年度補正予算関係 加えて第1 次補正で 677 億、2 次補正で 220 億円がはじめて認められた。 施設・設備の整備について第1 次補正は 145 億円、2 次では 90 億円。従来は施設・設備 については補正はなかったが新たに認められた。今後も努力したい。 二、 質疑応答について 1, 平成 21 年度運営費交付金の額と配分 【全大教】運営費交付金の3%減額問題について、1%減にさせたことは一定評価できる。 特別教育研究経費の決定のされかたはどうだったのか。 【文科省】特別教育研究経費は概算要求前に大学に対し大まかな方針を提示した。基本的 な考え方は踏襲した。新たなものは就職支援。新たな枠確保が必要ということで大学に 措置している。 【全大教】特殊要因は、主に退職金か。 【文科省】退職金は増えていない。土地購入債務償還経費の減及び政策課題、付属施設機 能強化の減(特別教育研究経費に振り替え)等で120 億円減った。 【全大教】基盤的経費が減ったのではないか。 【文科省】基盤的経費は従来の効率化係数1%,経営改善係数 2%ルールで減らす分である。 基盤的経費を従来以上に深堀して減らしてはいない。 【全大教】再度確認したい。基盤的経費はルールどおりで、深堀していない、そして特別 教育研究経費をつけたということか。 【文科省】昨年、一昨年は深堀について特殊要因のところでおこなった。基盤経費はルー ルどおりで、基盤的経費部分の考え方は変わっていない。 【全大教】問題は、1%の削減でも、基盤的経費は減っていく。減っていく中でプロジェク ト型が増えていくと、基盤的経費からも各大学が持ち出しが必要になる。増やしてもら っても手放しで特別教育研究経費が増となり、ありがたいとはいえない。 【文科省】生涯学習支援、留学生、厚生補導、臨床体制充実については規模にしたがって いる。必要に応じてである。意図的に操作できるものではない。特別支援事業(就職支 援等)は全ての大学・共同利用機関に措置している。基盤的経費に近い。 【全大教】ノーベル賞受賞は追い風として大きかったか。 【文科省】科研費、補正予算には効いた。政府部内でも校費等基礎基盤的経費を中心にす べきと言う議論は起こっている。 2 高専予算について 【全大教】高専の予算を1%減にとどめたことについての評価を聞きたい。 【文科省】高専は独立行政法人。3%減からスターとして深堀分あわせてマイナス 5%であ

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った。それをマイナス1%まで持ってきたことは評価している。 【全大教】「高度化再編による高専の充実」「ものづくり技術力の敬称・発展」「高専教育の 国際化」の3 つの事項は特別教育研究経費に属するものか。 【文科省】特別教育研究経費に積んでいるが、沖縄高専専攻科の設置は特殊要因から出し ている。 【全大教】高専についても、国立大学と同様な分かりやすい予算の概要を作って公表でき ないか。 【文科省】外向けのものはまだ作っていない。高専機構一本なので高専機構にたいして詳 細を説明している。 【全大教】作成されれば全大教にも出してほしい。 【文科省】了解した。 3 ,施設関連予算について 【全大教】「第2次国立大学施設緊急整備5 ヶ年計画」の進捗状況はどうか。 【文科省】5 か年計画の 4 年目で、教育研究基盤施設の再生(老朽再生、狭隘解消)大学 病院の再生を重点に措置した。また、大学自らが整備予算を活用している。老朽施設の 再生を最重要課題として、3つの重点である基盤的施設の整備、卓越した研究拠点、大 学病院の整備を進めている。補正予算もついているので着実に進んでいると考えている。 4, 次期中期目標期間での運営費交付金算定ルールについて 【全大教】1%に押しとどめたことについては評価している。立場としては応援している。 次期算定ルールが大きな課題である。課長は「大きく変わるものではない」といわれる が、見直しの3 つの方向は不変か。 【文科省】3 つの方向性の軸は変わらない。評価を交付金におきなおすといくら、と言う シミュレーションはやっているが外に出す段階ではない。 【全大教】スケジュールはどうなるか。 【文科省】建前は単年度予算ではあるが継続性が必要。ドラスティックではいけない。す なわち、年度内に22 年度概算要求を 6 月出していただいたものを 8 月にまとめて。効 率化係数等をあてはめて財務省等と折衝を行う。12 月に政府予算案となる。 【全大教】算定ルールは財務省との約束という性格で良いか。 【文科省】その通りである。しかし、大学財政に関心を示しているところが様々あり、説 明が必要である。ルールは文科省と財務省との合意であり、閣議事項ではない。 【全大教】経済財政諮問会議などはドラスティックな意見をいっている。 【文科省】右往左往はしない。予算の組み立ての中で、「予算に飛躍はない」。現実があっ ていちから組み立ては現実的には難しい。 【全大教】効率化、経営改善係数はなくすべきである。自民党の文教関係委員会でもこれ らによる減は良くないという決議が出ている。むしろ大学予算の増をという追い風もあ る。 【文科省】「2006 骨太方針」によるマイナス 1%シーリングの閣議決定が拘束している。 平成21 年度はできない。今回は補正予算で施設・設備関係について 235 億円措置され

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た。これは本来は運営費交付金である。科研費も増額してきている。正面からマイナス 1%をひっくりかえすのは限界がある。 【全大教】効率化係数一律1%というのはおかしい。 【文科省】配分については一律1%というのは考えていない。それぞれの財政構造等をみ ながら配慮していく。ただし、マイナスシーリングは総枠にかけられるので、効率化係 数等を免除すれば、他の大学がその分をかぶる関係にならざるを得ない。 5、大学の再編・統合問題について 【全大教】地方大学の統廃合を危惧する。 【文科省】自律的検討を支援していく。運営費交付金の配分で追い込むようなことはしな い。 【全大教】効率化係数等によるしめ上げによって既に統廃合に追い込まれつつあるのが現 状である。 【文科省】現在の組織前提の議論だろう。人件費を確保すればそうなるかもしれない。大 学設置基準と比べると高い水準にあることについてどうか。私学と比べるとどうか。自 助努力なしではきつい。 教員を減らさないのならどこで減らすか。大学としての選択である。統合で財源をとい うのも選択のひとつである。 【全大教】「教員養成の在り方」の答申は生きているのか。 【文科省】答申は平成 13 年 11 月に出されており、タイミングとして法人化と同時期で ゴチャゴチャになったが、いまでも答申の考え方は生きている。答申では、附属学校の 在り方や複数の大学間での教員養成学部の再編等について参考として示してある。教員 採用も再び減る時代がくる。そのことを見越して今の体制を維持するのかどうかを選択 する必要がある。 【全大教】今がベストか、という議論があるのはわかるが、答申に飛びつき大学教育に反 映させることで、100 年間教育レベルを維持することはできるとは思えない。 地方大学ではこれ以上予算削減が続けば現在の教育研究水準の維持は困難である。 予算を減らしてしまえばこれまでと違うことになる。レベルの維持については非常 に危惧している。大学設置基準より高い水準にあるのは旧帝大系である。 地方大学の再編・統合は色々な困難が考えられる。 【文科省】予算が減ればパフォーマンスが下がる、ということはわかる。今現在の教育研 究水準を下げないことは大切だが、私学の補助は10%である。私学では、金があれば もっとできると言うイコールフッティング論が出ている。 教員採用実績が国立では30%に落ちている。研究では国立大学が私学を圧倒して いるのはわかっている。 【全大教】これまでの蓄積があったから今の大学がある。大学の教育研究水準はこのまま ではどこまで保たれるかわからない状況である。 【全大教】どういう大学を作るか、ということについては、大学が自律的に決めることで ある。その点で中期目標が非常に重要となる。

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【文科省】もちろん中期目標は重要だが、それはあくまで6 年間の期間である。より中 長期の見通しを持つ必要がある。中教審では、大学ごとの「機能別分化」の答申も出さ れている。それを含めて自主的に考えてもらうし、それを支援する。国公私立大学全体 をふくめて考えている。

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