【論 文】
UDC :691 :65
.
001.
4囗本建 築学 会 構 造 系論 文 報告 集 第 41S 号
・
1990 年12月Jeuraal of Sしruct
.
Constr,
Engng,
A[J,
No.
418,
Dec.
,
1990振
動発
生
者
と
受
振者
が
異
な る
場
合
の
床振 動
の
評 価 方 法
の
提
示
人 間
の動 作
に よ り発生
する床
振 動
の居住 性
か ら み た評価 方法
に関
する研
究 (
第
2
報
)
PRESENTATION
OF
THE
EVALUATION
METHOD
FOR
FLOOR
VIBRATION
WHEN
A
DIFFERENT
PERSON
CAUSES
AND
PERCIEVES
THE
VIBRATION
Study
on methodfor
evaluating vibratiQns ofbuilding
’
sfloors
causedby
hurna
耳 activitiesfrom
a viewpoint of comfort(
Part
2
)
横 山 裕
*,
小
野 英 哲
* *
Yutaka
YOKOYAMA
andHidenori
ONO
Through
the study of the relat 五〇nshipbetween
theinter
−
action ofhuman
psychological respQnseto the vibration of a certain artificial walking surface
,
and the physical characteristics,
measured under practicalloading
conditions,
this paper will attempt to present the methQdfor
evaluaUngfloor vibration when a
d
主fferent
person causes and perc童eves the vibration.
At
first
,
a sensory test was conducted using scores oI sample f且oQrs.
Based upon the resuits ofthe
sensory
test,
1he
evaluation
scales
for
the
psychological responses
tQ
14
different
kinds
of testing oblectives were constructed.
Then
,
the physical characteristics of the sampleflools
were measured emp 旦oying a‘
‘
vibration testingdevice
for
floors”
.
Fr〔,m the resuks of the measurements,
VI{2)(VibraUonIndex
(2 )>was calculated as the physical value which indicates the vibration gfeatness of
human
sensat めns,
Next,
based
upon the relationship between the evaluation scales and VI〔2>,
止 e evaluation in.
dices
of thefloor
vibration were obtained.
Finally
,
the evalua 口on method waspresented
,
which is composed of the measurement method ofVI
(2)and the evaluationindices
,
Keg 脚 「
ds
:ガ00厂vib厂ation,
Evaluation method,
ゐ翩 召 η 媚 跏 ’ies,
vibration testing device1.
序 論 筆 者ら は,
歩く,
立つ などの一
般 的な動 作に供す る床 全 般 を対 象とし て, 人 間の動 作に より発 生する鉛直方 向 の床 振 動の居 住性か ら み た評 価 方 法を確 立する ことを目 標と し た研 究 を 行っ て お り,
これ まで 実 情に即 し た加 振・
受 振 条 件 下で床 振 動を 測定で き る床 振 動 測 定 装 置 を 開 発す る と ともに,
振 動 発 生 者と受振者が同じ場 合の床 振 動の振 動 感 覚上の表 示 方 法な ら びに評 価 方 法を究明し た 経 過,
結 果を報 告し たI」・
2P。
さ らに前報3) で は, 振 動 発 生者と受振者が異な る場 合の 床 振 動の振 動 感 覚 上の表 示 方 法 を 究 明し た経 過,
結 果を報 告し た。
本 報で は,
振 動 発生者 と 受 振 者 が 異なる 場合の床 振 動の評 価 方 法を究 明 する こと を 目的と して行っ た 研究の成 果を報 告 する。
な お木 研 究 全 体の意 義,
必 要 性につ い てはすで に述べ て い るの で割 愛す る1}−
s/
。
2,
本 研 究の 目的 と範 囲本研 究の 目的は
,
振 動発生 者と 受 振 者 が異なる場 合の 床振 動の振 動 感 覚 上の大き さ を表示す る物 理 量’) と,
人 間の床 振 動に対 する評 価に基づい て,
床 振 動の評 価 指 標 を求め,
さら に床 振 動の測定方 法 な ど を も含め た床 振動 の 評 価 方 法を提 示する ことにあ る。
対 象と する床 振 動は,
住 居,
事 務 所、
学 校な どで 日常 的な動 作によ り 発 牛 する 床振 動 全 般と する。
な お床振動を絶 対 的に評 価す る際必 要と な る種々 の加 振 力の設定につ い ては,
加 振 器の開発 も含め 現在 研 究 継 続 中であり,
結果がま と ま り次第 報 告 す る予定である。
3,
既 往の 研究振 動に対す る人 間の感 覚に関する研究例 は 数 多 く
,
マ イス ター
曲 線や 三輪ら が提 案 した VGL 値な ど, 数々 の * 東京 r :裳大学 L吻f三・
.
L博 料 舜 !京.
匚業大学 教授・
.
L博R〔:ser〔:h Assoclalu
,
Tc〕kyn Insutu亡e ofTI・
〔,hmolegy,
Dr.
Eng.
振 動 感 覚ス ケ
ー
ル が 提 示 されて い る4 )−
6}。 ま た床 振動の 実 測 値 をこ れ ら の振 動 感 覚スケー
ル に照合し種々検 討し た例 も 多数 報 告され て い る。 しか しこれ らの振 動感覚ス ケー
ル は,
そ の大 部 分が乗り物の振動 や 公害振 動等, 本 研 究とは異な る振 動を対 象と して求め ら れ たもの で あ り, かつ あ く まで も振 動の感 覚上の 閾 値や大 小を表すス ケー
ルである ため,
本 研 究で対 象と す る 人間の動作に よ り 発生する床 振 動の評 価へ の適 用には おの ずと 限界があ る と考え る。
一
一
方 本 研 究と類 似する観点か ら人 間の動作によ り発 生 す る床 振 動を取り扱 っ た 研 究 も,
国 内 外でい くつ か な さ れて いる。 櫛 田は既往の研究成 果に基づ き, 主に質 量の 大きい構造床の振 動を対象と して設 定さ れ た各国の振 動 評 価 基 準の う ち代表的 な ものを 紹介す る と と もに, 振 動 感 覚スケー
ル と床 振 動 評 価スケー
ルの差を 明 ら か に す る 立 場か らこれ らを 比較,
検 討してい る7 )。
こ こ で の考 察 内 容は,
日本建築 学会環境振 動分科 会か ら提 案された床 振動 評 価基準 (案 )S〕 に反映さ れ てい る。
これ らの振 動評価基準はい ずれも振 動 数 と振 幅の関係 を 基 本 と し,一
部の基準では さら に減 衰 率の要 因が加 味 さ れ ている。
し た がっ て定 常 振 動や自由 減 衰 振 動 をこ れ らの評 価 基 準に照 合 する の は比 較 的 容 易であ る が,
本 研 究で対 象と するさま ざま な材 料,
構 法か ら な る床の振 動 が常に これ らに類 似して い る とは限らず且〕.
9b,
む し ろ 測 定され る時 系 列 波 形か ら振動 数 と 振 幅の関 係 や減 衰 率を 直接 求める のが不 可 能な場 合が多いた め,
本研 究へ の適 用は困 難 とい わざる を え ない。筆者ら が前 報
’
3)”
6’
提 示し た床振 動の振 動感覚上の大き さを表 示する新た な物 理量 は,
多種多様の床 振 動 を対 象 と しかつ人 体の重量 や減衰性状を加 味し た条件 下で測 定 され る時 系 列 波 形か ら直接求め る もの であ り,
こ の物 理 量 と人 間の評 価との関 係を定量化する方 向は,
t
よ り実 情 に即 した評 価 方法 を提 示す る た めに有 効と考える。こ の ほかに も関連 す る 既往の研 究とし て
,
長ス パ ン構 造 床の振 動 を対 象と し た櫛 田らの研究1°) , 木質 系 床の振 動 を対 象とし た安 藤らの研 究11)・
12〕 が挙 げられ る。
こ れ ら の貴 重な成 果は本 研 究を 遂 行 するうえ で参 考に な るが,
前 述お よび既 報tl−
3 )で述べ た と 同様の理 由か ら,
これら の成 果を本研究に直接 適 用する の は閖難と考え るv さ ら に全体を 通 し床振動に対す る人間の 評 価を,
本研 究で必 要と する水 準の尺 度 (尺 度 値の 問 隔 も意 味を持つ 間隔尺 度 )の段 階まで定量的に求め た研 究 例は み あた らない 。4.
本 研究の 研究 方 法 本 研 究の研 究 方 法お よび手順は以下の と お り である。
1〕 試 料 床お よ び試 料 床 加 振 装 置を検査 試料と し, 官 能 検査手法 を用い て,
試 料 床 加 振 装 置により発 生し た試 料 床の 鉛直方 向の振 動に対す る検査員の 判断 を 求 め,
尺度 構 成 理get13
.
),
141 を適 用して床 振 動が どの程 度 気 にな るか を 定量的に表す 心 理学的尺度 (以降,
床 振 勤 評 価尺度と記 す)を構成 す る。
2
) 筆者ら が 開発し た床 振 動 測 定 装 置t)’
−
SIを受 振 器 とし て用い て試 料 床 加 振 装 置で加 振し た と きの試 料 床の振 動 を測 定し,
す でに究明した床振 動の振 動感覚一
ヒの大き さ を表示す る物理 量VI
(2> (Vibration Index (2 )}3]を 求め る。
3) 1)で構 成し た床振 動評
価尺度と 2}で求めた物理 量VI (2
>との対応 を検 討し, 居 住 性か らみ た床 振 動 の評 価指標を 提 示する。
4> 物理 量VI
(2 )の測 定 上の 留 意 点, 評 価 指 標の使 用 方 法な ど を整理 し, 居住 性か ら み た床 振 動の評価方 法 と して提示す る。
以 上 本 研 究で は,
床振動 測定装置で 求める物理 量VI
〔2)と 人間の心 理 反応を主と す る判断との対 応を軸に 研 究を進め る が,
人 間の生 理 反 応に よ る裏付け などに関 し ては今 後の課 題と し たい。 な お官 能 検査時の検査員の1
判 断と,
日常生活での 居 住者の判 断との一
致 性の程度の 厳 密な検 証は,
今後長い時間をか けて行っ てい くつ もり である。
5.
床 振 動の評価に関す る官能検査およ び 振 動 評 価 尺 度 の構 成 5.
1 官 能 検 査の概要 構 成 する床 振 動 評価尺度の 項目 お よび官 能 検 査 手 法,
検 査 試 料,
検 査 員,
姿 勢,
履 物, 評 価の 前提条件な ど を 表一
1に一
覧に し た。
以 下 に主な事 項につ いて説 明 を 加 え る。
表一
1 官能検 査 要 領一
覧 構 硯 す る尺 度 床 賑 動 評 価尺度D (対断 鵬 的 振 貼),
庄壌 動 陥 尺 度R(対 遷観 的 嶷曽》 尺 度 贓 手 法 系 列範 ちゅう醢 床 評 価尺 度 D 匪撮 動 膊価 尺度R 判断範ちゅう ( )し て いる と 眥に、
冏 りの人の歩行喀 ど の動 作にょ り、
廉が ときど9(断続 的に) こ の よ う に嬬動した ら、
非常に気にな る と思 う.
一
一
一
一
一
一
一
一
一
か な り気 に なる と思 う.
一
一
一
一
一
一
一
一
一
〇 や や 気 に な る と思 う.
一
一
一
一
一
一
一
一
一
全 く覧 に な らないと 思 う.
( ) していう と きに・
岡り の人の墜 行 な どの動作によ り、
医 が赴 え ず (連続的に) この よ うに厰 動 し炬 らマ
非帛に気に なる と思 う.
一
一
一
一
一
一
一
凶
一
がな り気になる と思 う.
一
一
一
一
一
一
一
一
一
やや気に なると思う。
器
塁ぞ廡 ;廡 思 ,.
11
( 〉には 下 記の”
評 価 の 萌提 藁 吽【
が 人 弓 襖 査 試科 喪一
1の門
検 査 試 団の嘱 要”
の■に示す嬲 横査 員 〔年 齢 ) 唖人 男刊o 名 十 成 人 女子10名 (21ヤ
30 翼 ) 成 娚 子 1略 i 鰍 好 1銘 〔ZI〜
鼬 ) 〔2L〜
24観 》 鵬 くつ
F 硬底脚 士靴 中 ヒー
ル 立位 o o o 姿 勢 掩子 腰 抽 匝 o o Q 一 1 座 位 O × x 床 用 途 位 居の
居 室 底 事 協所・
学 校 の床 評価の ; 前 礎 条忤 生 活 犠態 食事・
隣書 を 仕 事・
触 強 を しτ いる と き し て いると き O:
検査E実 施 し た組み合せ X ;憤査 を 婁 皰 しな か7
臣岨 轟 舍せ5
.
1.
1 構 成す る尺 度 既 報2)に お い て 床 振 勤の さ し さ わ り具 合,
不 安 感の感 じ具 合は,
床振 動の 気になり具合とほ ぼ同 程 度と判 断さ れてい たこ と か ら,
本 検 査で はより包括 的な意味をもっ と み な せ る,
床 振 動の気に な り具 合に関す る 尺度のみ を 構成する こと と し た。
さ ら に構 成する床 振動 評 価 尺度の 項目 は表一
1に示す2種 類とし た。
すな わち床振 動 評 価 尺 度D
は,
対 象と す る床 振 動 をとき ど き (断 続的に)感 じ た と し た ら どの程 度 気に なる かを, 床 振 動評価尺度R
は絶えず (連 続 的に)感 じ たとし た ら どの程 度 気にな る か を,
そ れ ぞ れ意味す るもの であ る。
な お検 査 員に は, 表一
1の“
判 断 範ちゅ う”
の欄に示し た教 示 文に加え, 床振 動 評 価 尺 度D
につ い て は対 象 と する振 動 を数 分に 1 回,
床振動 評 価 尺 度R
につ い ては数 秒に 1回か ら連続 し て感 じた とし た場 合を 想定す る よ う,具 体 的に教 示し た。
5.
1.
2 検査手法の選定 本 検 査で求め る床評価尺度は絶 対 判 断か ら求 める こ と が望ま しい の で,
検 査 手 法 と して既鞭 } で適 用の妥 当性 が実証 さ れ てい る,
7範ちゅう を用い て各 検 査 試 料の昧 振 動 を絶対判 断す る系列範ちゅう法1コ)・
lq〕を選 定し た。
5.
1.
3 検 査 試 料の設 定 検査試 料と して,
前 報3/ で設 計・
試 作し た試 料 床お よ び試料 床加振 装置を利用す るこ と と した。
図一
1, 写真一
1に試料 床お よ び試 料 床 加 振 装 置の概 要 を示す。
試料床の振 動に関 与 する性 状は, 重 量 可変パ ネル の重 量
,
コ イル ス プリングの剛 性お よび減衰特性を変え る こ とに より,
種々変 化させ る こと がで き る。 ま た試料床に 与え ら れ る加 振 力は,
試 料 床 加 振 装 置の加 振 用ス プリン (D蠶
鱸
ll
難
驚
野
料 床 M覈
歉
先
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一難
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雪
… (5) (D (2》 」____
一 」__一
_910mm 図一
1 試 料 床お よ び 試料床 加振 装 置の概 要 (H) 目∈
O■
9“
グの剛性と 圧縮量 を調 整 するこ とに より, 種々変化 させ るこ と がで き る。 本 検 査で は, 予備実験と して種々 の 加振 用スプ リング の剛 性 と圧 縮 量の組み合わ せ (以 降,
加 振 条 件と記す) で生じ る試料 床 上 面の振 動の測定を試行錯誤 的に行い,
実 際 床で の振 動を内 包するこ と な ど を目標に,
最 終 的に29
種 類の検 査 試 料 群 を設 定 した。
検 査 試料は表一
2の“
検 査試料の概 要”
の欄に示 す と おり,
12種 類の試料 床と9
種 類の加 振 条 件の組み合わ せ か らなっ ている。 こ の う 写真一1
試 料床お よび試料床加振装 置 表一
2 検 査 試料の概 要および床 振 動 測定 装置によ る物 理 量 測 定 結 果 検 奄 試料の羅 騨 検 査 試 科 m 試科 床 加 厰条件 床 振 酌 測 定 装 匿 に よ る 物 理 量 劇 定 結 果 wK 「 k.
σ D鰍κ T皿
VmT V 【(2 1lo32.
69.
68833350.
055LO.
図01.
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352・
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.
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0720,
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303一
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16140,
0662.
4455o.
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〇,
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〇.
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〇,
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.
25〜
29の検 査 試 料で は,
厚さ 42 mm の ク ッ ショ ン材を床 上に敷い て い る (た だし椅 子 腰 掛 位の 場 合 は椅 子 上に敷 く)。 な お検 査 試 料の設 定にあ たっ ては,
以下の点に留 意 し た。
1) 検 査 試 料に よっ て検査 員に与え ら れ る床振動の範囲 は,
歩 行,
小 走り等人 間の 口常的な動作に よ り発 生す る 床 振 動の う ち,
居住性の観 点 か ら問題 と な る と 思 わ れ る 範 囲と大き く異な ら ない よ うにす る。 2) 検 査 員に疲 労,
倦 怠 を感じ させ ない検 査 試 料 数と する。
3) 検 査員が所定の姿勢 をとる の に十 分な大き さと する。
4) 検 査 期 間 中,
振 動 性 状が変化し ない よ う な検 査 試 料 とす る。
5.
1.
4 検 査 員の選 定 検 査 員と して成人 男 子10
名 (21−
30歳 )お よ び成 人 女 子10名 (21〜24
歳 )計20名 を 選定した。
こ こ で検 査 員の 年 齢の範 囲が 比較 的小さいの は, 年 齢に よ る床 振 動の評 価判断の差が非 常に小さい こと を,
既 報Z/ に おい て考 察して いること に よ る。
5.
1,
5 姿 勢,
履 物の選定 本 研 究では,
他人が 発生さ せ た床 振 動 を受 振する観 点 か ら代 表 的かつ一
般 的 受振姿 勢と して,
立 位,
椅子腰 掛 位 (両 足は床 面に接触させ る), 座 位 〔男 性はあ ぐら,
女 性は横す わ り)の3
種 類 を選 定 した。
なお検 査に供す る椅 子はば ね や クッショ ン材など が取り付け ら れ て い な い もの と し た が,No .
25−
29 の 検 査 試 料で は厚さ42 mm の クッ ショ ン材を椅 子 上に敷いた。 また本 検 査では, 既報 Z,で 得ら れ た知 見より履 物底の 柔ら か さ は床 振動の評 価に ほとん ど影 響しないと想 定さ れ た ことか ら,
履物の形 状の み を要 因と して検 討す るこ と とし,
住 居の居 室におい て一
般 的とみ な せ る薄 手の く つ 下 と,
事 務 所・
学校で一
般的に用い ら れて いる硬 底 紳 士 靴 (男 性 〉,
中ヒー
ル (女性 )の 3種 類 を,
代 表 的な 履物と して選 定した。 5.
1.
6 評価の前 提 条 件評 価の 前提とな る床 用 途
,
生活状態の代 表 的 条 件と し て,
最も一
般 的 と考え ら れ る表一
1に示し た条件を選 定 し た。
なお本 検 査で選 定し な かっ た検 査 員, 姿 勢,
履 物,
評 価の前 提 条 件で の床振 動の評 価につ い ては,
本 検査結 果 に基づ い て検 討 を加え る こと とした。 5.
2 官 能 検査経過,
結果 5,
ユ で述べ た条件の ほ か に床の鉛 直 方 向の振 動以外の 要 因は判断にいれ ない こと, 疲れた ら自 由に休め るこ と な ど を条件に検 査を実 施し,
基礎 デー
タ を得た。
検 査 は 検査 試料を検 査 員の要 求に応 じて数回提 示し た後,
検 査 試 料に対す る 所 定の判 断を求め る方 法で行っ た。
検査 試 料の提示 順序は順 序 効 果が出ない よ う検 査員ごとに変化 さ せ た。
な お判 断の独 立 性 を 高め る た め,
検 査 員ご とに 5.
1.5,
5,
ユ.
6に示した条 件で の官 能 検 査 をそれぞれ別々 の 日 に行っ た。
官 能 検 査 状況を写真一
2に示す。
な お検 査 期 間 中 各検 査 試 料の振 動 を適 宜 測 定し,
振 動 性 状が一
定に保たれ ている こ とを確 認し た。
図一2
に官 能検査の分散分析 結果を示す。
すべ て にお い て検査 試料の刺 激の差の効 果 を 表す主 効 果の 分散比 が 檀 瓷 繍 科 畍.
写 真一
2 官 能 検 査 状 況 憤葦 試料 剛o.
立 位・
く1
} (男 ナ女 〕 住屑の
居室で 位肛,
鏡8々してい
るとき 但・
硬 庭 紳 慌 (男 ) 事務所・
学校で 段事▼
噛彊 砦レ τ い1と き 位・
中 匕鼎
ル(女 ♪ −M所・
学 椶 で 忙 事・
齶 を して い 弓 と き 黼・
くつ
下 〔男十
攵) 化 臼 の 厨 室 ゼ 食 事・
読 習 髪 し τ い る と ぎ チ・
置 底 紳 士靴(男 》 IMM・
?較で 仕事・
勉強を しτ い る ど 唐 「騾 髄・
中 ヒー
ル
〈女} 驢 所・
竿 較 で 仕 事・
勉 強 そ しτ
い ると春・
くつ
下 (男+
攵) 住居の
居室で 食1・
隣 匹 奄 レてい
る ζ 巴 0 1 1 ユ 4 5 6 冤に
療 らな い6一
廉扇動評価 尺度D−
7 気 に な 弓:
窟 隈 覃鹽
Nで
稠2 隈 査 試 料 ゆ 23 (イ ) 床 跏 価 尺塵D 立位・
く一
,
f〔男+
攵) 住 居 叨 居sで 貴 覃・
臧むをして
い
る と き 位・
硬廬 紳 士 鷺 く男 } PtMM・
1校 で 1t事・
魍 彊 髪 レて い る と き・
中匕一
ル
〔女} 事 橿 所・
黜で
上事・
咄弧 } レ て い る と き 子 慳・
くつ
下(勇+
女 ) 住屠の居富で 盒事・
隠9髢Lτ い る と 襃 子駟 口・
硬Rtt±n (男 ) 事 覇 所・
学校 で 辻 覃・
魁 強 尋 し てい
る と 啓 子腰田壇・
巾ヒー
ル(女, 傷 携 所・
学校で
仕 事・
勉 轍 彪 し て い る と 謹鹽
くつ
下〔勇←
虹 ) ltAの
厨 室 T A魯・
読 召 セ し て い る と き 襖 査 試 桝胆
・
0 1 Z 3噌
5 6 気騒
な ら な い∠
一
底 振o評 価 尺 度R−
7 気 に な う (ロ
)rk抛 HE尺 度R:
危 陸 竈1% で 智慧 図一
2 床 振 動 評 価 尺度線 図 と 分散分析 結果高度に有意であ り
,
かつ 寄 与 率 も非 常に大きい ことか ら,
設定し た検 査 試料 群が床 振 動の評 価の観 点か らみ て ト分 差 異の ある刺 激 を検査 員に与え てい たこと, 検 査手法も 含め本 検 査 自体が有効で あ ること が分か る。
一
方 個 人 差がいずれ も高 度に有意 となっ て い る が, こ の種の刺 激に対す る検査員の絶対 判 断に基づ く検 査で は 通 常 有り得る こと2旧51・
16+,
さ らに個人差の寄 与 率が主効 果の そ れ と比 較 し て き わめて小 さい ことか ら, 構 成され る尺 度の有 効 性 を 損な う もの では な く,
個 人 差 を 内 包し な がら も個々 の検 査 試料の振動に対する検 査 員 全 体の評 価が構 成され る尺 度に明 瞭に反映さ れて い る とい える。以 上か ら構 成さ れ る尺度は床 振 動の評 価 を 示す代表値 として十 分 意 昧 をもつ とみ な せ るが
,
前 提と して い ず れ も検 査 員間に本 来 内 在して い る とみ な せ る程 度の個人差 を内 包し てい ること を認 識し たうえで, 論 議 を 進め る必 要があるとい える。
5.
3 床 振 動 評価尺度の構 成お よ び考 察官 能 検査で 求め た基 礎デ
ー
タ を 用い,
尺 度 構成理 論ISL141bに従っ て床振 動 評 価 尺 度を構 成し た。
図一
2に構 成し た 床 振 動 評 価 尺 度 を 尺度 線上 に示す。
図の折れ線は 各 検 査 試料ご と の尺 度 値を結ん だもの で ある。
ま た表一
3に床振 動評価尺度相互の単相 関 係 数 を示す。
図一
2,
表一3
か ら 以下の こと が考 察で きる。1
) 各尺度上にお け る検 査 試 料の尺 度 値の相対的 序 列は お お む ね等し く,
姿勢,
履 物,
評 価の前提 条件の 違い に よ る有意 な序列の 変 化は み ら れ な い。
本検査で選 定し た 姿 勢,
履 物,
評 価の前 提 条件は,
本研究で対 象 とす る床 に お け る代 表 的な もの と みな せ るこ と と併わせ て検討す ると,
類 似し た ほ か の姿 勢, 履 物,
評 価の前 提 条件の場 表一
3 床振 動評価 尺 度の相 関 表 床撮 動秤 暦尺度Dと 床 撮 り 冊 尺 屋Rの 帽 聞 委 賂 立矼 掏 子 頤 褂 位 1 皰 駲 くつ
下 1 (男寺
女 》 酬 〔劈) 中ヒ
Pル
(女} くつ
下 偶 畢如 硬 匠 紳 士 靴 (男〉 中 ヒー
ル 〔女 ) くつ
下 (勇+
如 用聞 痢腰 o.
圏3【
D、
9健 0.
鄭 o.
麒”
D.
顋 婚”
o,
讎”
o.
刪P
床 扇 動 評価尺 屡D 相亙の相囘 立 位 椅 子 腰 掛 位 髑 「.
胴 く つ下 (男 + 女 ) 硬繧 ” 士 鷺 〔勇} 中 ヒー
ル (女) くつ
下 {男+
女} 硬 驪廼
中1
封 座位 (つ
下 (男+
女, o,
鰯【
o.
蚶 0.
田5”
0騨 o.
附
『 o.
田 匚卩
甲 ヒー
ル(女 ) D.
鴨 」鬨
o.
958甲
o.
刪,
o.
配 0、
蚓膊
樹 子 硬確紳士靴(男 } o.
田4胴
D.
鯉 0.
脇1”
0.
鰐 くフ
下 〔舅+
女) o,
麒”
D.
鮒 o.
鄭 中 匕一
ル (女 ) o,
9『 o.
943”
撮貼評 価 尺度 R相 互 の 柵 開 立位 硬 窿 騨 士 鷺 〔男 , 0.
晒”
o.
甑 廼麟 ●士鷺 (男) 立 位 0.
師5呷
0.
9鮮 中 ヒー
ル 〔駄 , o.
膈尸 o.
謝”
D.
鄭 くつ
下(劈 + 女 ) o.
讎 o.
9弔7■
o.
99rD.
螂 硬竃 騨士鷺 〔男} 絹子 腰掛位 0.
呱 0.
鰐 o.
螂 o.
鮒r0.
鰐 中 匕一
ル(女 ) 0・
駢 1 0・
田ア 匹.
解 o.
囃 0.
93踊闘
0.
鰐 くつ
下 (男 ← 如 圏 位 甲 ヒー
ル 硬 睇 士鷺 (ω (男 ) くつ
下 【男 + 夊 ) 中ヒ}
ル 〔女 , 硬 噫紳 士鷺 〔勇, くつ
下 〔男†女).
一.
」璽
」
姿騨 柳 子 腰 掛 恨 立位閥
:危 険 寧INでs9 合 も,
床振動に対する評価の序 列は本検査 結 果 と 大き く 異な ら ない と推察で き る。 (図一
2 )2
)いずれの姿 勢
,
履 物,
評 価の前 提 条 件で も床 振 動評 価 尺 度D と床 振 動 評 価 尺 度R の相 関が非常に高い こと か ら,
床 振 動に対 する評 価の相 対 的序 列は, 床 振 動の頻度 の ち がい に よ り,
ほ と ん ど変 化し ない と推 察で きる。
(表一
3 > 3 ) 検査時の判 断の し や す さの 目安と な る尺 度の広が り は いずれもほ ぼ 同程度であ るこ と か ら,
種々 の受 振 条件 によ り床 振 動の評 価の し や す さに大 き な 差 が 生じ な い と 推 察で き る。
(図一
2 ) な お5.
1.
4
で述べ た 理由と 上述の結 果か ら,
年 齢がよ り広 範囲に分布す る よ うに検 査員を 選定した場 合も, 構 成さ れ る尺度は本検査結果と ほ ぼ同一
にな る と想 定でき る。6.
床 振 動 測 定 装置に よ る検査試料の物理 量の測 定 6.
1 床 振 動 測 定 装 置の概 要 図一
3,
写 真一
3に 筆 者ら が 開 発 し た床振 動 測定 装 ω (1 ) (2 ) (3) (4) (5) (6) (7 ) 変位変換器 変 位 変 換器 取 り付け座 盟壷取り付け 座 重踵 取 り付 け 座 上 下ハ ン ド ル シや フト 匿 鍾取 り甘け座 支 持 架 台 厘 踵齪 落 下 防 止 用 安 全 覲 置 図一
3 (8) 電 磁 石 (9) 皿 踵 (m ) ゴム ば ね (ll》 受 け 板 q2》 荷 匿変換# (13) 荷盤板 (14) 加 速 度 計 床 振動 測定 装 置の概 要写 真
一
3 床 振 動 測 定 装 置 写真一
4 物理 量測 定状況 置u−
3 ]の概 要 を 示 す。
本 装置は重 量40kg の重錘 (9} と 減衰性の大きい ゴムばね (10)か ら な る荷 重 体,
荷 重 変 換 器 (12
),
変 位 変 換 器 (1),
加 速 度 計 (14}な ど か ら なっ ている。
加 振器 と して用い る場 合は、
重錘の落 下 に よ り,
1人歩行時の鉛直荷 重の うち床を加 振する とい う観点か ら主 要と思われる部 分に近 似し た動 的荷 重を床 に与え るこ と がで き,
受 振器と し て用い る場 合は,
1人 の 人 間が静止状態で床振 動 を受 振す る状 況に近似 し た状 態,
っ ま り重 錘 重 量がゴム ば ねを介 し て床に静 的に載 荷 さ れ た状態の床の鉛 直 方 向の挙 動を測 定で きるもの であ る。
前 報3 :1 で は,
本 装 置を受 振 器と して用い て測定さ れ る 床の鉛直方 向の挙 動か ら得ら れ る下 式に示す物理 量 VI (2 )(VibratiQn
Index (2))で,
日常 的な種々 の動 作 時に発 生する床 振 動を振 動 発 生 者と は異な る人が受 振す る場合の振 動 感 覚 上の序 列を表 示で き る こと を明ら か に し た。
vl 〔
2
)=o.2・
log
(Dmax/l
)ref >十〇.
5910g
(Vm
/vre∫〉十
109
(丁屍/TreJ) D。
。
f= 1 (cm )V。
。
ノ=1
(cm /sec ) T,ef=1
(sec ) こ こ でDmax
は変 形・
時 間 曲 線か ら得 ら れ る床の 最 大変 形 量 を,
Vm は変 形が最 大 値に達 す るの に要す る時間 Tm (変形 時間 )でDma.
を 除 した値 (変形速 度 )を,
ま た 筑 は加速 度・
時間曲線か ら得 ら れ る加 速 度 振 幅が所 定の レ ベ ル (20dB
(VAL
)) まで減 衰 する の に要 する 時 間 (減衰時 間〉を それ ぞ れ表す。
な お物 理量VI (21 の妥 当 性の検 討も含め た本 装 置の開発経 緯の詳 細は,
既 報1 )’
A )で述べ て い る 。 6.
2 測定経 過,
結 果 6,
1で述べ た ご と く床振動 測 定 装置 を受 振器と して用 い て,
試料 床加 振装置で加 振し たとき の試 料 床の挙 動を 荷置・
時 変形・
時 間 曲 線 日 日 N.
O m 菷 者 尋 ーバ
Vm=
Dmax / [T
▽) 時 間 曲 線 1LTh o [l
x 岑[
\」
鵡、
oi一
一
r
’
!
罵 ! 噂 ! 局 ! / !簪
護鍾凜
ざ
尚暑
振 動 敵 、L46Hz O.
O G■
2 0,
4 096 0,
8 1.
0 1■
2 時 問 〔sec , 図一
4 床振 動 測 定 装置によ る 試 料 床の挙 動の測定 結果 お よ び加 振力 と し て試 料 床に与えられ た荷 重・
時 間 曲 線の一
例 測 定 し た。
写真一
4に測 定 状況 を示す。
図一4
に測 定の結 果 得ら れ た変 形・
時 間 曲 線, 加 速 度・
時問 曲線の一・
例 を,
加 振 力 として試 料 床に与え ら れ た 荷 重・
時 間 曲 線 と と もに示す。
こ こ で加 速度・
時 間 曲 線は, 試料 床の固有 振 動 数に近い成分を抽 出し た もの で あ る。
図 か ら試料床は,
加 振 力に相 応し た変 形と試 料 床の固 有 振 動 数に 近い振動 数での振 動が複 合さ れ た挙動を示し て い る こと が,
それぞれ変 形・
時 間 曲 線, 加 速 度・
時間 曲 線か ら 読 み 取 るこ とが で きる。
この よ う な傾 向はいず れ の検査 試料で も表れ て お り, かつ 筆者らの これ ま での 研 究1:・
:’1を は じ め と す る人間の動 作 時の床 の 挙 動を測定 し た数多くの 報 告に おい て も,
同様の結果が得 られ てい る。 各 検査試料のDmax,
Tm,
Vm,7▼
h お よび 物理 量VI
(2 )の値 を,
表一
2の“
床 振 動 測 定 装置に よる物理 量 測定結果”
の欄に示す。
7.
床振 動 評 価 尺 度 と物 理 量と の対応 お よ び床 振 動の評 価 指 標の提 示 7.
1 床 振動評 価尺度と物 理 量との対 応 図一
5に 5.
3で構 成し た床 振 動 評 価 尺 度と 6.
2で求め た物理 量VI
(2
) との関 係 を 示 す。 図の〜
の 破 線 は表一
1に示した各 判 断 範ちゅうの尺 度上の位 置を示し てい る。
いずれ の図で も両者は お お む ね な め ら かに対 応 し ており,
図 中点線で示し た ご と く対応曲 線を描くこと が で きる。
さ らに図一5
か ら,
以 下の こと がい え る。 ユ) い ず れの図で も 両者の対 応に床 搬 動の最 適 値などは即 層