理 学 療 法 学
第35巻 第6号
292
−
298頁 (2008年)研
究報告
肩 関
節 挙
上
角 度
と
肩 甲下
筋
の
筋活 動
の
関係
*中
山 裕
f
・
D2 )#大 西 秀 明
2〕中 林
美
代
一
f
:))3)大 山 峰 生
4)石 川 知
志
5〕要 旨
本 研 究
の 目的
は.
肩甲
ド筋の機 能 的 な 違い を 明 ら か に す ることであ る。
対 象
は健
常成 人
6
名
とし,
運 動
課 題
は5
秒 間
の肩 関 節 最
大等 尺 性
内 旋 運動
で,
筋 力
測 定 器 (BIODEX
) を使
用 し た、
,
計測 肢 位
は肩
甲 上腕
関 節 回旋
中 間 位,
内 旋
45
度 位
.
外 旋
45
度 位
で, E
肢
ド垂 位,
屈
曲60
度・
120
度,
肩甲 骨
面 挙 ヒ60
度
・
120
度
,
外 転
60
度
・
120
度
の計
21
肢位
で あ り,
li
{甲
ド筋E
部・
中 部・
下 部の筋 活 動 をワイ ヤー
電 極 に て導 出
し た。
筋
電図 積 分 値
は内 外 旋 中 間 位
E
肢
下莊 位
のf
直
を基
に 正規 化
し た (%IEMG
)tt最
大 トル ク値
と %IEMG
値 は 挙 ヒ角
度 に よる 比 較 を 行 っ た、
肩内外 旋 中
間位
・
肩
111骨 面 挙
上 お よ び外 転 位
で の内 旋
運 動 に おい て,
最 大 トル ク値
は, 120度
の値
が ド垂 位
お よび60
度
の値
より有 意
に低 く
,
運動
肢位
に よ り 内 旋 トルクの変化
が 見 ら れ た。
ま た,
%IEMG
につ い て は.
内 外 旋 中
間位
・
外 転
に おいて,
屑甲 ド筋
ヒ部
は,
ド垂 位 が60
度 およ び 120度 に 比べ 高い傾向
が 見られた.
,
また,
内 外 旋
中 間位
・
肩 甲骨 面 挙
F.
に おい て,
肩甲
ド筋中 部
は,60
度の値 が, 下 蕨 位 お よび 120度
の値
に 比べ高
い 傾向
が見
られた。
下部
に おい て は,
120
度の値
は一
ド垂 位
,60
度
に 比べ高
い傾向
が見
ら れた
。
以 上
より
,
肩 甲
下筋
は肩 内 外 旋 申 間 位
にお け
る挙
ヒ角
度の変 更 に よ りE
腕 骨 長 軸 に 対 し垂 直 に 近い 線 維 が 最 も 強 く 肩 関 節 内旋
運 動 に作
川 する こと が 示唆
さ れ た キー
ワー
ド肩 甲
ド筋,
ワイ ヤー
筋 電 図,
等
尺 性 肩 関 節内 旋
運 動 は じ め に肩
腱板 搆 成 筋
の つ であ
る肩 甲
下筋
は肩 甲
上腕 関 節
の内旋 作
用を持
つ筋
で,
その役 割
は大 き
い 1:s)= )ilFV
下筋
は 肩 甲 ド窩 を 覆 う.
三角 形の筋
で,
肩
甲 下窩
お よびIll甲 骨*
Tlle Rela[ionship bじ 匸“
,
eell the Angle of Shoulder Elevatlon ar]dENIG AcLi
、
ities〔
,
f SubscaPularis NILlscle 1)新 潟 中央 病 院 リハ ビリ テー
シコ ン部 〔〒950−
8556 新 潟 県 新 潟 巾rl]央 区新)℃町 1−
18〕Hiroko Naka }
}
」
ma,
RPT、
MS: Department of Rehabilitntien,
Niigata ⊂:enLral HospiL
と
d2b 新 潟 医 療 福 ネri左 学 た学 院 理学 療
Vl
学 分 野Hir
〔
,
ko Nakaya【
na.
RPT,
MS,
Ilidcaki Onishi.
RPT、
PhD,
Mi}・
【
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,
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と
亀
kaba}ashi,
RPT.
MS:
D〔・
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NligataUniversi1}
・
[}
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alth and Wclfarピ
Gradl1.
ale Sd1〔
,
ol3)新 潟 県はま くみ 小 児 療 育セ ン タ
ー
訓 練 部Miy〔}k〔}NakabとLyと【shi
,
RP’
11,
NIS:Depal・
tnler】t of Rehabi]itartion.
Niigala Pref〔
・
〔・
lural I1amそ1gumi Rehabili匸1[[i【}n for Children withDisab1[ities
l)新 潟 医 療 福 祉大 学 大学 院 作 業 療 法 学 分 野
Milleo Oyama
,
⊂)TR、
PhD:Department oti Occupatk〕naL Therapン,
Niigata UmiN
,
ersity ご,f Health}md W「
c’
lfnre Graduate Schoo[tt,新潟 医 療福祉 丿(学大学 院 健 康スポ
ー
ツ学 分 野T
{
}
moji 1〜11ikと
Lwと
ユ,
MD:
Depallrmel1匸of Ileaith and Sperts.
Niiga[aInivcrsi匸y of ilcalth and IVel「are Gr}L〔lua匸c Sch〔レ【}1 #
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,
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or.
jp
〔・
受f
寸1「 2【沿7fJlア月 2611’
芝 封罷II 20〔〕81 ド8月6[1》外 側 縁
に起 始 し
,
5
〜
6
個
の筋 朿
を持
つ 、,
支 配 神 経
はff]甲
.
卜.
神 経
で あ り,
解 剖 学
的研 究
におい て バ リエー
シ ョ ン があ
るこ と が確 認 さ
れてき
た,
Kato
’
V は90
%
以 ヒに少
な く
とも
3
本
の肩 甲
下筋 枝
があ
っ た とし
,
McCann
ら
51 は98
% が3
本 以L
で あっ たと報 告
し,
複 数
の神 経 枝
は肩
甲 下筋
の 分 離 し た機
能 的
なユ ニ ッ トを 支
配 し てい る 可能 性
が あ る と 述べ てい る。
肩
甲
下 筋 は,
肩 甲 上 腕 関節
の前
方の 支 持 機構
で,
その機 能
は非 常
に 重要
であ
る,
、
先 行 研
究で は,
肩 甲 下 筋
の肩
}1
「上腕 関 節
に対
する動 的
,
静 的
な 支持 機 構
とし て の役 割
を 指 摘 し,
その活
動の分 析
には 筋 電 図 が 有用
である と報
告
して いる P3〕61∩
Kadaba
ら2〕 は,
ワ イ ヤー
竃 極
をri
/
i
甲
ド筋
のFl
1
、
!2
,
下1
、
!2
の2
か所
に刺
入 し.
等
尺性 内 旋
運動 時
の筋 活 動
を肩 関 節 外 転
0
度
,
90
度
で比 較
し た一
そ
れ に よ ると
,
外 転
0
度
よ り90
度
で は,
肩
甲 ド筋
ヒ部 の筋 活 動
は 同様
も し く は 減 少 し,
下 部 で は 増 加 し た と 述 べ てい る、
この他,
肩 甲
ド筋
へ の ワ イ ヤー
電極
の刺
入 を ド1
!3
の1
か所
に行
い,
投 球 動 作
や徒 壬筋 力 検 査 中 お
よ び リハ ビリ テー
ショ ン中
の筋 霓 図 解 析
を行
っ た報 告
が見
ら れるがD7−
11),
他
の筋
との比 較
を行 う 内 容
で,
1)1
}lll
ド碍関撕」挙1:角 度と肩 甲卜筋の角箭舌重力の関 係 293 筋の
3
か 所 以 ヒの 部 位 に よ る 機 能の違い を 明 ら か に し た報 告
は見
ら れ ない,
本 研 究
の 目的
は,
肩 甲下 筋
のh1 !
,3
部
・
中
1
/3
部
・
ド
1
,,3
部
の3
か所
にワイ ヤー
電 極
を刺
入 し,
異
な る肩 関 節
肢 位で の等
尺 性内旋
運 動時
にお ける筋 活動
を比 較検 討
す る ことに より
,
肩 甲 ド筋
の機 能 を 解 明 す
る ことであ
る、対 象
お よび
方
法
1.
対
象
と実 験 予 順
対
象
は肩
関節
周 囲 に 既往
のない健常 成
人6
名
(男性
4
名,
女 性2
名 )であ り,馳
F
均年
齢 は35
,
0
±4
,
3
歳,
平 均身 長
は171
,
3
土7
.
Ocm
,
平 均 体 重
は66
.
0
±10
.
4kg
で あっ たt/
実験 前
に新 潟 医療 福 祉
大学 倫
理審
査委 員 会
の承 認
を得
た 〔承
認 番弓
.
17005
−
060215
)。
被
験者
には書
面に て実験 内容
を.
i
’
分
に説 明
し∫承
を得
た。被験 筋
は,
利 き 壬側
の肩
甲 ド筋
lll
〆3
部
(以 ドL
部 線 維
),
「†
11 /3
部
(
以 下 11「部 線 維
),
ドL
〆3
部
(以ド ド部 線 維
) と し た。
運動 課
題
は5
秒 閲
の最 大 等 尺 性 内 旋 運 動
であ り
,
筋 力 測 定 器
〔BIODEX
SYSTEM3
,
酒
井 医療
,
東 京
)を使
用 して2
回ず
つ行
っ た、
測 定
は椅
チ座 位
に て肩
甲上腕
関節
の回旋
角 度
を 中 間位
.
内 旋
45
度
,
外 旋
45
度
と し,
各
回旋
肢位
で [一
一
肢 ド垂 位,
肩 甲 ヒ腕 関 節 屈 曲60
度・
120
度.
肩 甲骨 面 挙
ヒ60
度
・
120
度
,
外 転
60
度
・
120
度
に冏 定
し た合 計
21
肢 位
で行
っ た。
ま た測 定 中
は肘 関 節 屈 曲
90
度
,
前 腕中 間 位
,
手 関 節 中 間 位で手 指
はE
肢 測定
用アー
ムの グ リッ プを握
っ て行
っ た、
,測 定 手順
は,
肩 甲
L
腕 関 節
回旋
3
種 類
と挙
1
:角 度
7
種 類 を 組
み合
わ せ た21
肢 位 を
ラ ン ダ ム化 し,
各 施 行
間は疲
労の影 響
を考 慮
し,
5
分 間の休 息 を と
っ た、
母
伊
炉
周
.
tt
”
b孵
囁
・
lveettlり
,
ミ
,
tt’
t
ヰ
’
tWsedi
’
蹴 :∴ ∴
_ ,_..、.
.,
/ ll1
二瓢 靆蝿
馨
診
齢甲
tt’
r
rt・
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’
,
.
、
い
・
F、
・
,
r.
、
,
閥’
”一鰰
e榊’
”
甲
叩濘
tth
鞍,
毒甲tt,、、
_,
『
.
,
。
.
.,、
,_,
.
.
,、
,_,
ttt甲’
い・
曙助一
4/’t;:9 騰聾
1顎
t・
t.
ttt・
tttt.
e.
n.tttte
,
t軸。t”
、
tset
榊
eeele 槻賜tt閥
掃
縄 無 恥tsu
牌
・
’
・
’
”軸’
騨萌
tt,
,
,
,
鰰
,
冊,
,
,
,
嚇甲
髀唖
’
n’
い”
・
’
”
pmmaeewdi・
鮴馴申
・
・
t・
’
鰻寧
Wtsu
’
・
le・
“
鰤ttth
,
φ
も
陥醐n飾舞
瑠¢
e冊『
輔蠅 纏勲 ti
−/
tt
’
tt
り
vaemmt
’
etdeま
護
iili
弼
聾
1
攤
lll
嵐
,購
噸
鯉
嬲 黙
1
難
1
難
1
騨
鯉聾
攝
騰灘黨麟 灘灘 繍 麟 鱸 轍 轍 飜 鑞 灘 蠱 魏鰄鹸 鞴 懿 鰲 雛 難 図1 ガ イ ド針とワ イヤー
電 極 ワイヤー
は筋の収 縮に追 従 する ように先 端 を折 り返 し,
また2 本のワイヤー
は接 着 剤で冏定 した.
図2 ワイ ヤー
電 極 刺 人 部 針は肩 甲 骨 内 縁より刺 入 し,
ワイ ヤー
のみ留 置した.
ワイヤー
は ルー
プ を作 り皮 膚に固 定した.
Eニ
ター
肖あロ
琶「窯1■
トノ
レク亅
麦斤彡2
,
筋 電 図導
出と解 析筋
電 図の導
出
に は ワ イ ヤー
竃極
を 用い た。
ワ イ ヤー
は, テ フ ロ ンで コー
テ ィ ン グ さ れ た 直 径80
μm の ス テ ン レ ス製
で,
先 端
2mln
の コー
テ ィ ング を剥 ぎ
,
電 極 問 距 離
5mm
の双極
f
匡極
と し た。
さ ら に筋
の動
き に 電極
が 追従
し,
かつ 複 数回 の筋 収 縮中
に電旗 間 距 離
が 変 動 し ない よう
に :本
の ワ イ ヤー
を 生体 用接 着 剤
で周 定
し,
先 端 部 分
を折 り
返 し た (図
D /
t電 極
は長
さ7
,
5cm
の カテ ラ ン針
〔23
ゲー
ジ) を用
いて筋 内
に刺 入
,
針
の みを抜 去
し竃極
を留 置
した
。 電極 刺 入
は.
Kadaba
ら 2} の方 法 を参 考
に行
っ た、
腹 臥 位
で肩
甲E
腕
関節 を 軽 度 外 転 位
で内 旋
し,
骨 甲 什内
縁 を 胸 郭 か ら 浮 き ヒが ら せ た 状 態 と し,
肩 甲 骨 内縁
よ り.
肩甲
棘 部 に1
か所
,
肩 甲 棘
よ り.
こ横
指 尾 側 に1
か所
,
ド角
より
一
一
横 指 頭
側 に1
か所 ず
つ 関節 窩 中 心 方
向 に 針 を 向 け 刺 入 したc これ ら をL
か ら1
’
.
部.
中 部,
ド 部 と し 検 討 を 行っ た (図2
).
電 極の 刺 入 は 医 師 が行
い,
電 極の留
置位 置
の確
認 は 電気 刺 激
を 用い て行
っ た、
、
さ ら に徒 壬 筋 力 検 査 を 行い 筋 電 図 波 形の確 認 を 行っ たtt図3
筋
トル ク・
筋電 図解析
シ ス テ ム 筋 トル ク・
筋竃図 波形 はバー
ソナル コ ンピュー
ター
に取り 込 み 同 期 さ せ た筋 電 図
は前 置 増 幅 器
(DPA
−
10A
,
ダ イ ヤメ ディ カル シ ス テ ム ズ,
東 京
)で10
倍
に増 幅
し,
さら に増 幅 器
(DPA
−
2008
,
ダイ
ヤ メ デ ィカル シス テ ムズ,
東 京 )
に て 100倍
に増 幅
し た。ま
た,
筋 ト
ル クの測 定
はBIODEX
SYSTEM3
を 用いたtt内 旋
トル クお よ び筋
竃 図の記 録・
解 析 に はAD
変 換 シス テム (Power
Lab
ML870 ,
AD
Instruments
社 製 ) と筋 電 図解 析
ソ フ ト(
Chart
5
,
AD
Instruments
社 製) を使
用し,
パー
ソ ナル コ ン ピュー
ター
に記 録
し た(
図3
) 。筋 電 図
の サ ンプ リング周 波 数
は200011z
と
し,
バ ン ドパ ス フ ィ ル ター
は 】OHz
から
ユ000Hz
と し た。
筋 電 図 信 号の解 析
は,
各
肢 位で 発 揮 ト294 理
学
療 法 学第
35
巻 第6
り』
ル ク の大 きかっ た施 行
を対 象
と して運 動
開始 後
1
秒
以降
で トル クが最 大
とな
っ た時 点
か ら500
ミ リ秒 間
の積 分 値
(IEMG
) を 算 出
し た。IEMG
の値
は上肢
下.
薑 位
・
肩 甲
ヒ腕
関節 内 外 旋
中 間位
で の値 を 基
に 正 規化
し た (%IEMG
)
。
最 大
ト ル ク お よ び%IEMG
につ い て,
各 挙
卜角 度
で得
ら れ た値 を
比較 検 討
し た。統 計 処
理 に はSPSS
ユ1,
0
を使
川 し,
最k
トル クの比較
に は 反 復 測定
分散
分析
を行
い ,事
後検
定
はTukey
法
を 用い た。
ま た,
%IEMG
の比較
に はFriedmall
検 定
を行
い,
’
亅
「後
検
定
に はBonferroni
法 をWilc
()xon 法で補 正 し 用い,
有 意 水 準 は5
% と し た。
結
果
1
.
肩 甲
上腕 関 節 挙
ヒ角 度
と最 大 ト
ルク値 と
の関係 (
表
D
肩 甲
.
ヒ腕 関節 内 外 旋 中 間位
・
屈 曲
での最 大
トル ク値
は 下 乖位
に比べ60
度
屈曲位
は有 意
に高
い値
であ り, また,
60
度 屈 曲 位
は120
度
1
出曲 位
より も有 意
に高 値
であ
っ た。ll
∫甲 骨
面挙
上で は,
120
度
が ド垂位
お よ び60
度
に比べ有 意
に低
い値
であっ た。 ま た外 転
におい て も,
120
度
が 下垂 位 お
よび60
度
に比
べ有 意
に低
い値
であ
っ た。肩
甲 ヒ腕
関節 内 旋
45
度 位
・
屈曲
で は,
各
挙 上 肢位
間 で有 意
差は認
め られ なか っ た。
肩 甲骨 面 挙
一
ヒで は,
120
度
が 下垂 位
および60
度
に比
べ有 意
に低
い値
であ
っ たt/
外 転
で は,
120
度
が60
度
に 比べ有 意
に低
い値
を 示 し た、
J)
iLVk
腕
関節 外 旋
45
度 位
・
屈山
で は各肢 位
間 で有
意差 を
認 め な かっ た.
,
肩 甲 骨
面の挙
トで は,
12
度 が60
度 に 比べ 有 意 に 低い値であっ た、
ま た 外 転では,
120
度 が下
垂位
お よ び60
度
に比べ有 意
に低
い値
を示
した,2
.
lli甲
ヒ腕 関 節 挙
上角 度
と各筋
%IEMG
値
との関係
a.
肩 甲
ヒ腕 関 節 内外 旋 中 間 位 (
;
g2
)肩 甲
上腕 関 節 屈 曲 位
で の%
IEMG
は,
肩 甲
下筋
ヒ・
中・
ド部
とも各
.
挙
上肢位
問で有 意 差
を 認めな かっ たt、
肩 甲骨 面 挙
ヒ位
で は,
肩 甲
下筋 上 部
に おいて は各 挙
L
表1 肩 甲上腕 関 節 挙 ヒ角 度と最大 トルク値との関 係 屈 山 肩 甲 骨 面 挙 上外転
肩 甲ヒ腕 関 節回旋 中 間 位 ド垂 位60
度120
度 屑 甲ヒ腕 関節 内 旋45度 位 下 乖 位 60度 120度肩
1]1上腕
関節外 旋
45
度位
下 垂位 60度L20
度1
期
1
,上
* * 18.
5± 7.
3
一
2L7 ± 8.
522.
1 ± 13.
7 16.
3± 7.
ユ 19.
6± 9.
223.
4± 12.
219
.
7
±6
.
7
21
,
8
±9
,
224
、
2± 10.
0 15、
7±6
.
5驚
ili
]
’i
* 21・
7± 8・
5 「 *21
・
7± 8・
51
:
:
鰈
7∠ 」
林器 晶
7コ
・ 19.
6± 9211
:
1
鬘
;
:
に
・ 19.
6±9.
2「 *
i
:
:
i
;
−
g
:
1
.
1
]
・ 平 均 ±標 準 偏差 CNm )*p<0
.
05.
* *p<0
.
Ol 表2 肩 甲上1腕 関 節 内 外 旋 中 間 位で の挙ヒ角 度と肩 甲1
・
筋 %IEMG との 関 係 肩甲上 腕 関 節 巾 間 位 屈 曲 肩甲骨 面挙上 外 転 肩 甲 ド筋上部 下 垂位 60度120
度 1Fj甲 ド筋 巾 音1
; ド乖 位 60度 120度 肩 甲 ド筋ド部卜
.
垂 位 60度120
度
10092.
6
±12
.
0
83
.
4
±32
.
7
1〔}oll8.
8± 30.
6 1〔}5.
3± 52.
3 10094,
9:
t41.
8 99.
9± 25、
2 10093.
9
±ll
.
5
79
.
1
±23
,
8
11。311 ° 14.
,コ
・
93.
7. 1&4]
・膨
Tll
:
1
]
・」
,;
1
:
建
旙
]
・コ
1 100110、
9±38
,
0
103.
9±38
.
6
100122
.
1 ±32
.
l l29.
O
±25
.
〔} 平均土 標 準 偏 差 (% ) †pく
0
.
1
肩 関 節 挙
L
角 度と肩 甲下 筋の筋 活 動の関係 肢 位 間で有 意差
を 認 め な かっ た。
中 部 に おいて60
度
の 値 は 下垂
位 お よ び120
度の値
に 比べ高
い 傾lir
]が見
ら れ た。
下部
においては,
120
度の値
は 下乖
位,
60
度 に 比べ高
い傾向
が 見 ら れ た (図4
)/
t外 転 位
では,
肩 甲
下筋
上部
は 下 垂位
に比べ60
度
,
120
度
と も低
い 傾向
を示
した。
中 部
・
下部
に お い て は各
挙
上 肢 位 問で有 意 差 を 認 め な かっ た。
b
.
肩 甲
.
L
腕 関 節 内 旋
45
度 位
(表
3
)
肩 甲
ヒ腕 関 節 屈 曲
.
肩 甲骨 面 挙
ヒ,
外 転
で の%正EMG
は,
肩 甲
ド筋 上・
中・
ド部
い ず れ も各
肢 位 間で の有
意 差 は認
めら
れな
かっ た。 295 c.
肩
甲 上腕
関節 外 旋
45
度位
(表4
)研 甲 上
腕
関節
屈 曲,
肩 甲 骨 面 挙E
,外
転 での%IEMG
は,
肩甲
下筋
上・
中
・
下部
いず
れ も各
挙
上 肢位 問
で の有
意 差 は 認 め ら れ な かっ た。
考
察
1
.
hl
甲h
腕 関 節 挙 ヒ角 度 と 最 大 等 尺 性 内 旋 トル ク との関 係
本 研 究
におい て,
肩 関 節 回 旋 中 間 位
におけ
る肩 屈
lli1
,
肩 甲
骨 面挙
上,
外 転
で の挙
上角
度 と肩
内旋
トル ク との関
係 を比 較 した 結 果
,
60
度 挙
E
位
で高 く
,120
度 挙 ヒ位
で低
い傾向
が 認め ら れ た。
最大 肩
回旋
トル ク は運 動 肢位
に (mV ) 上 部 2.
5一
2、
56.
0中部
o一
6.
05.
5 下 部 o琳
一
5.
5下 垂
位
肩 甲
骨
面 挙 上60
度
肩 甲
骨
面挙
上120
度
図4 肩 甲 骨 面 挙ll
肢 位 での 肩 甲 下 筋lt
部・
中 部・
下 部の 代 表 的 な 筋 電 図 波 形表
3
肩 甲L
腕 関 節 内旋
45
度位
での 挙上角
度と 肩)F
ド筋
% IEMG との関 係表
4
肩 甲上腕 関節 外 旋
45
度位
での挙 ヒ角
度 と肩 甲 卜.
筋
%IEMG
との関係
肩甲1
.
腕関節 内 旋45度 位 肩甲L
腕関節 外 旋45
度 位 屈曲 肩 甲骨 面 挙上 外 転 眉甲 ド筋
ヒ部 下垂位 6〔〕度 120度肩
甲卜「
筋
1「
‘部
ド垂 位 60度 120度 肩甲 下筋下部 ド垂位 60度 120度 屈 曲 肩 甲 骨 面 挙F
.
外 転 136.
1 ± 43.
9 136.
1±43.
9
136.
1 ±43
.
9
102.
2± 39.
2 109.
9
±・
al.
8
98
.
2
±26
.
7 101.
9± 43.
6 113.
7±65.
6 107.
7± 27.
2 128.
9土 23.
9 128.
9 ±23.
9 128.
9土 23.
9 118.
9± 34、
9 127.
9± 36.
2 113.
1 ± 36.
5 140,
2± 577 133,
3
±53
.
9
137.
9
士 27.
9
127.
0:t36.
7 127.
0± 36.
7 127.
0:L36
.
7 123.
4
±41
.
7131
.
0
±49
.
7
156
.
2
±31
.
9
144.
7±33
.
8
149
.
3
±31
.
1
149
.
3
±33
.
3
肩 甲下筋上部
下 垂位60
度 120度肩
甲ド筋 巾部
ド垂 位 60度 120度 肩甲 下筋下部 ド垂 位60
度120
度65
.
・
a ± 13,
3
65、
4 ± 】3.
3 65、
4± 13.
3 62.
6± 17.
9 78.
1 ± 23.
9 61.
9:ヒ 132 55.
7± 15.
1 66.
1 ± 34.
6 58.
3± 27.
1 74.
4± 17.
2 74.
4± 17.
274
,
4± 172 68.
9± 29.
4 97.
1 ± 31.
6 90.
6± 35.
378
,
1±52
.
8
77
.
7
土 41、
282
.
4
±522
74.
0ゴ:23.
1 74.
0土 23.
且 74.
0士 23,
169
.
1
±40
.
9
97
.
0
±41
.
3
85
.
0
± 46.
5
91
.
9
±41
.
8
98
.
9
±31
.
7
114
.
2
±40
.
6
平均±標 準 偏 差 (%) Lr均±標 準 偏差 (% )296
理 学療 法 学 第35
巻 第6
号 よ り変化
する こと が 報 告 さ れてい るがlln2 },
Ill内 旋 ト ルク に関
して は一
定
の見解
が得
ら れてい ないのが 現 状 で あ り,
下 垂位
に比べ90
度屈
曲 位の方
が有
意に低い との報 告
や TL”、
ド耐
立 と90
度 外 転 位
で は有
意 な 差 が認
め られ な
い との報 告 が あ
る BI 。ま
た,
9
度 外 転 位
と肩 甲 骨
面 挙 ヒ45
度の 比 較で は,
Soderberg
ら 12〕 は90
度 外 転
位
の ほう
が有 意
に高
い とし,
Green
丘eld ら t’
1〕は有 意
な差
は ない と し てい る。
最大
トル ク が 運動 肢 位
に より変 化
す る 要因
と して は,
筋 活 動 量の 変化
に代 表
さ れ る 神 経 生 理学
要因
と,
上腕 骨
長軸
と 筋 線 維 走行
の 成 す角
度 お よび筋
の長 さ張 力 関 係
な どの運動 力 学 的要 因
の2
つ が挙
げ ら れる ]V。
力 学
的 要 因には,
関 節 肢位
に影
響 さ れ 運 動に関 与す
る筋
の活 動 状 態
の影 響 も含 まれ
,
肩 関節
の よう
に可 動 範 囲 が 著 し く大 き
い関 節
におい ては共 同筋
の活 動 状
態 も考 慮 す
る 必要
があ
る。
肩 関節 内 旋
の作
用 を有 す
る骨
格 筋
に は肩
甲.
F
筋
と大胸 筋
,
広 背 筋
,
大
円筋 等
があ
る 15}。広 背 筋
はそ
の解 剖 学 的特 徴
において.
ヒ肢 を外 転 す
ると緊
張 する こ と が 知 ら れて い る こ とか ら161’
,
肩 関 節の 挙E
角 度
が 大 き くな る に従
い 共IIII
筋
と し て 広背 筋
の内 旋 作
用 が増 強
し たこと が推
測 さ れ るtt本
研 究 おい て,
60
度 挙
上 位でlrl関 節 内 旋
トル ク が 強 かっ た 理山
と して,
肩 甲
ド 筋 が張
ノ丿を 発 揮 しや すい 筋 長 で あっ た こ と と, 筋 収 縮ベ ク トルが 回旋
運 動方 向
に対.
して効 率
が 良 かっ たこ と が考
え ら れ る が,
今 回
の測 定
におい ては,
他
の内旋 共 同 筋
の活 動
の関 与
につ い て明
ら かにす るこ と ができ
な かっ た。
今 後
は被験 筋 を拡 大
し て検 討す
る必 要 が ある。
2
.
肩 甲
L
腕
関節 挙
ヒ角 度
と肩 甲
下筋 各 部 位
との関係
肩
「11h
腕
関節
は自山 度
が高 く
可 動範
囲 が著
し く 大 きい関 節
であ り
,
骨 性
の支持
は少 な く
,卞
に筋 と靭 帯
で 関節
を安 定
させ てい る:1:、
、
肩 甲
下筋
は腱板
の 中でII住
一
の前 丿
i
の構 成
要素
で,
最も
強い筋
であ
る。
現在
までの研究
で 上腕 骨
の内旋 機 能
だ け で な く,筋 奄
図 計価
に よ り,E
腕
骨頭 を
下方
へ押
し ドげ る作
用 や,
肩 甲
卜腕
関節
の前 方 支持
機 構 と して 機 能 す るこ と が 報 告 さ れて い る 1〕3’
鯛 〔旧 71。
肩
関節
にお け る肩 甲
ド筋
の果
た す役 割
と して水 平 面
お よ び前 額
llllの フォー
ス カッ プルの調 整があ り,
これは11
・
IFII
ヒ腕 関節
の ア ライメン ト を保
つ ため に は欠
か せ ないも
の であ る。肩 甲 ド筋
は 上腕 骨 頭
の前 方
へ の偏 位 を 防 ぎ
,
水
平
面で は棘
下筋
に拮 抗
し,
前額 面
で は {角 筋
に よ る一
L
腕
骨
頭 を押
しL
げ
る せ ん断 力
に抗
する と報 告
され てい る 15〕t/
本 研 究
の結 果
で は,
frj
’
関 節 回旋 中
間位
で の外 転 肢 位
に おい て,
肩 甲 下筋
ヒ部線 維
の活 動
は ド恥 位 が もっ と も 高 い傾 向
が見
ら れ,
内 外 旋 中
間位
での 肩甲 骨
面挙
上 に おい て,
肩
甲 ド筋 中 部 線 維
の活 動
は60
度
挙 卜位
が 最 も 大 き く,
下 剖5
線 維の活 動 は120
度 挙 上 位 が 最 も 大 きい傾 向 が 示 さ れ た。
肩甲
下 筋の 上部
と 下部
は攴
配神 経
が異
なっ て お り,.
L
部
の3
分の2
は 上 肩甲
.
ド神 経 支
配であ り,
下3
分の1
は 下肩
甲 下神 経 支
配であ
る 1“。
Jii
H
” ド筋 枝
は90
% 以 上の割 合
で3
本
以 上存 在 す
ると
の報 告
があ
り7,
複 数
に 分岐
した肩
甲 下筋 枝
は,
そ れ ぞ れ肩
甲 下筋
の分 離
し た 機 能 的 単 位 を 構 成 し てい る 可 能 性 が あ る と 考 え ら れ る。
さ ら に 肩甲
下 筋の各
部 位
の筋 線維
走 行 と ヒ腕 骨 長軸
との関係
か ら肩 甲
ド筋
の各
部位
が機 能 的
に異
なっ てい る こ と が考
え ら れる Lt}IL’〕tt脊 甲
上 腕 関 節の 回 旋 運 動に は筋 線 維 走 行 が
ヒ腕 骨 長 軸
に対 し
て直 角
に近
い ほ ど効 率 的
で あ る.
肩
甲 ド筋
は停 止
部を頂 点
と した 三角 形
の形
状 で あ り, 運 動 肢位
の影 響
に よ りヒ腕 骨 長軸
に対し て有
利に 作 川 す る 筋 朿 が 異 な る。
す な わ ち,
ヒ腕 骨 長 軸 に 対 し 垂 直に近い筋 東 が 最 も 強 く活 動 し たので は ない か と 考 え ら れ る。
肩 関 節 内 外 旋 中 問位
,
肩 甲骨 面 挙
ヒでの ヒ部 線 維
の活
動
お よ び外 転
位で の中部
・
ド部
線 維の活 動につ い て は挙
上角 度
に よる差
を認
める こ と ができ な
かっ た。 これは,
デー
タのば らつ きが 大 き かっ た た め と考
え ら れ るtt今後
は被
験者 数
を増
や し デー
タの精 度
を上 げる こ と が課 題で あ る。
肩
関節
回旋 中
間位
での屈曲 肢 位
で は,
挙
ヒ角 度
に よ る肩 甲
ド筋各
線
維の 活 動 に は有
意 な 差 が 認 め ら れ な かっ た。
ま た,
肩関節 内旋
お よ び 外旋
位 で は,
全
ての II潤 節 肢位
に おい て,
肩
甲 ド筋 各線 維
の筋 活 動
に違
いは 認 め ら れ な かっ た。
こ の理山
と して,
これ らの肢 位
ではデー
タ の ば らつ き が非 常
に 大 き かっ たこと が考
え ら れ る。
肩 関
節
の内 旋 位
で はF.
腕 骨 頭
は肩
甲骨
関節 窩
に対
し 上昇
し,
外 旋 位
で は下 降 す
る こと が知
ら れて い る tl’) ttま
た,
肩
甲
下筋
は肩 関 節 屈 山
60
度
か ら 120度
に おい て ヒ腕
骨 頭を
引き
ドげる作
川 があ
ると報 告
さ れて い る15)。
す な わち
,
肩 関 節 屈 曲肢 位
や内
・
外 旋 肢 位
に おいて は,
肩 甲 ド筋
は肩
関節 内 旋 作 用
に加 え
て肩
甲 上腕
関節
の ア ライメ ン トを 正常
に維 持 す
る た め に も活
動 する必 要 が ある.
.
.
こ の た め,
本 研究
に おいても
,
これ らの肢 位 での肩 関 節 内旋
運動 時
の筋 活 動
に大 き
な ば らつ き が 見 ら れ たの では ない か と 考 え ら れ るっ
本研 究
に おいて運動 肢 位
の変 化
により肩 最 大内 旋
トル ク につ い て も 変化
する こ とが明
ら か とな
っ た。 こ れ は,
ll
∫甲
ド筋
の筋 活 動
量 が運 動 肢 位
に より変 化
し た神 経
生理学 的 要 因 お
よ び ヒ腕 骨 長 軸 と筋 線 維 走 行
の成 す 角 度
お よ び筋
の長
さ張 力
関係 な
どの 運 動力
学 的 要 因 によ るもの と考
えら れ るtt
ま
た,
肢 位 変
化 に 応 じ運 動 に 関 与 し た筋
の作 用
の変 化
が生
じた
口∫能性 も考 え
ら れ た。
肩 甲 ド筋の
各
部 位の 筋 活 動 は,
肩 甲 ヒ腕 関 節 回 旋 中 間 位 に お け る外
転 位
で,
肩 甲 ド筋
ヒ部 線 維
の活 動
は挙
上角
度の 増加
に従
い 減 少 す る 傾向
が あ り,
ま た,
同旋 中 間位
,
にお け る 肩 甲 骨 面 挙 ヒ位で.
中 部 線 維
の活 動
は6
度 挙
ヒ位
が最
も 大 きく
,
ド部 線 維
の活 動
はユ20
度 挙
L
位
が最
も 大 きい傾 向
が示
さ れ た。
これ は,
肩 甲
卜.
筋
の ヒ・
中
・
肩 関 節 挙 ヒ
角
度と肩 甲 卜筋の筋 活 動の 関係 297 ド部線 維
に おい て機 能 的
な違
いが あ るこ とを示 す 新
たな 知 見 で あ る と考
え る。
今 後 は さ らに被
験者 数
を 増 や すこ とと
,
等
尺性
運動
以外
の運動
や投球
動 作 な どの複 合 動 作 時 に お け る 活 動,
お よ び他
の内
.
旋 共
同筋
の筋 活 動
を計 測 す
る と と も に,
選択
的
に筋 活 動
を高
め るため の運動 療 法
を開
発 してい き たい と考
える。
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Activities
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Muscle
Hiroko
NAKAYAMA,
RPT.
MS
Department
ofRehabilitation.Niigata
Central
Hbspital
Hiroko
NAKAYAMA,
RPT.
MS,
Hideaki
ONISHI,
RPT,
PhD,
Miyoko
NAKABAYASHI,
RPT,
MS
Department
ofPhysical
Thercrpor,
Niigata
U}ziversity
of
Health
andWblfare
Graduate
School
Miyoko
NAKABAYASHI,
RPT,
MS
Department
ofRehabilitation,Niigata
Prefbctural
Hamcugumi
Rehabilitation
for
Children
withDisabilities
Mineo
OYAMA,
OTR,
PhD
Department
ofOccupationat
Thercrpy,
Niigata
University
of
Health
andWelfitre
Graduate
School
Tomoji
ISHIKAWA,
MD
Dqpartment
ofHealth
andSports.
AJiigata
University
ofHealth
andWelfttre
Graduate
Sehool
The
purpose
of this study was toinvestigate
thefunctional
difference
of upper, middte andlower
portions
ofsubscapularis muscle,The
electromyography{EMG)
activities weredetected
usingfine-wire
electrode and were recordedfrom
upper, middle andlower
parts
ofthe subscaputaris.Six
subjects wiTh no
previous
history
of shoulderinjury
were evaluatedin
this study.Each
subjectperformed
maximumisometric
internal
rotationin
21
positions
(abduction
atO',
60Z
1200,
flexion
at60Z
120",scapular elevation at60Z
120X
at threedegrees
ofhumeral
Fotation,internal
rotation at45",
midposition ef roration and external rotation at45"}
usingBIODEX
system3for
5
sec.Integrated
EMG
activites(%IEMG)
ofinternal
rotation ware normalized with thehumerus
in
Oab
abduction and midposition of rotation.The
resultsdemonstrated
that
peak
torque value at120'
scapular elevarienand abduction
in
midposition of roration was statistically significantlower
than elevation atO'
and60",
In
the abductionin
midposition of roration, the%IE)v'IG
valuein
the upper parts of subscapularis atO"
washigher
than at60'
and120'.
In
the scaputar etevationin
midposition of roration, the middieparts
of the subscapularis at60th
washigher
than atOS
and120C,
in
thelower
part
of subscapulariswas
higher
atl20'
than atO'
and601
These
findings
suggest that maximal activation of3
portions
of subscapularis