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特集「ソフトウェア工学」の編集にあたって

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Academic year: 2021

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(1)情報処理学会論文誌. Vol.60 No.4 1024 (Apr. 2019). 特集「ソフトウェア工学」の編集にあたって 野中 誠1,a). ソフトウェアは社会の基盤であり,ビジネスにおいては. を提示するよう努めた.. 競争優位の源泉である.人工知能や IoT を組み入れたシ. 採択された論文は,分析・設計,プログラミング,デバッ. ステムが今後さらに広がりを見せる見通しの中で,ソフト. グ,保守といったソフトウェア開発の各局面を対象として. ウェア要求を定義し,これを効率良く実現し,環境の変化. おり,システムの安全性保証,開発履歴の理解,修正すべ. に合わせて素速く適応させていくためのソフトウェア工学. きソースコード箇所の特定,リファクタリングの見積り,. は,その重要性がさらに高まっており,さらなる進化が求. ソフトウェア保護といった問題の解決に貢献する優れた研. められる.ソフトウェア工学の進化のためには,産業界の. 究である.. 問題を見据えた上で理論研究を深め,その成果を産業界へ. 最後に,本特集号に投稿いただいた著者の皆様,丁寧な. とフィードバックして有効性を検証するといった取り組み. 査読や議論にご尽力いただいた特集号編集委員と査読者の. が必要であり,その場を提供するのが学会の重要な役割で. 皆様,ならびに本特集号の機会を与えていただいた論文誌. ある.. 編集委員会に深く感謝する.. 情報処理学会ソフトウェア工学研究会では,シンポジウ ム,ワークショップ,研究発表会等を主催し,ソフトウェ ア工学に携わる産学の研究者や,ソフトウェア開発に携わ る技術者・実務者等へ広く参加を呼びかけ,互いの経験や. 「ソフトウェア工学」特集号編集委員会. • 編集委員長 野中 誠(東洋大学). 知見を議論・共有する場をこれまで提供してきた.本特集 号もこれらの活動の一環として企画したものである.. • 編集委員(五十音順). 本特集号は,ソフトウェア工学に関連した研究開発全般. 阿萬裕久(愛媛大学) ,石尾 隆(奈良先端科学技術大学. について,最新の研究成果や開発事例に基づく知見等を幅. 院大学) ,位野木万里(工学院大学) ,伊原彰紀(和歌山. 広く掲載することを基本方針とした.さらに,通常の論文. 大学) ,鵜林尚靖(九州大学) ,大平雅雄(和歌山大学) ,. 投稿だけでなく,ソフトウェア工学研究会主催のソフト. 岡野浩三(信州大学),亀井靖高(九州大学),菊地. ウェアエンジニアリングシンポジウム 2018(SES2018)に. 奈穂美(沖電気工業) ,岸 知二(早稲田大学),小林. 採録されたシンポジウム論文の投稿を推奨した.これによ. 隆志(東京工業大学) ,権藤克彦(東京工業大学) ,斎藤. り,シンポジウムの査読結果が反映された質の高い論文を. 忍(日本電信電話) ,沢田篤史(南山大学) ,高田眞吾. 多く集め,論文誌を通じて優れた研究成果を社会へ情報発. (慶應義塾大学) ,田原康之(電気通信大学) ,丹野治門. 信することを目指した.シンポジウムとのこのような連携. (日本電信電話) ,野田夏子(芝浦工業大学) ,長谷川勇. は,2011 年から継続して行っている取り組みである.. (スクウェア・エニックス) ,花川典子(阪南大学) ,林. 本特集号には 17 編の論文投稿があり,ソフトウェア工. 晋平(東京工業大学) ,福田浩章(芝浦工大学) ,丸山. 学の専門家による厳正な査読と 2 回の編集委員会での慎重. 勝久(立命館大学) ,門田暁人(岡山大学) ,吉田則裕. な審査を経て,最終的に 5 編を採択した(採択率 29.4%) .. (名古屋大学),吉村健太郎(日立製作所),鷲崎弘宜. 編集委員会では情報処理学会の論文査読方針に沿い,採録. (早稲田大学). となる機会が向上するように「条件付採録」とできる場合 はその判定とし,採録の条件を明確に示すよう努めた.そ のため,改訂後論文の質が向上し,論文の価値がより明確 に伝わるようになった.惜しくも採録に至らなかった論文 に対しても,今後の改訂の指針となるように査読コメント 1 a). 東洋大学 Toyo University [email protected]. c 2019 Information Processing Society of Japan . 1024.

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