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3. I期食道癌に対する高線量率腔内照射併用放射線治療(第12回群馬食道疾患談話会)

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Academic year: 2021

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174.3min (40-470min,中央値 142mm),出血はほとんど認 めなかった. 偶発症は全症例中 5例に認め, その内訳は 縦隔気腫が 4例, 胸水貯留と筋層損傷が各々1例ずつで あった. また, 縦隔炎などの重篤な合併症は認めず, 術後 入院期間は平 7日 (2-15日, 中央値 6日) であった. 病 理学的検索では, 相対適応に相当する深達度 m3以深の 症例を 5例に認め, 脈管侵襲に関しては ly(+) 症例を 3 例,ly(+) v (+) 症例を 1例認めた.なお,局所病変の評 価においては, 現在のところ再発を認めていないが, 粘 膜挙上が困難であった症例 1例に頸部リンパ節再発をき たしており, 追加で郭清術を施行している. 【結 語】 早期食道癌に対する ESD は比較的侵襲が小さく, 根治 性に加え確実な組織診断も得られる手技と えられる. 今後も安全性に留意し, なる症例の蓄積を行いたいと える. 3. 期食道癌に対する高線量率腔内照射併用放射線治 療 石川 仁,高橋 夫,河村 英将 水上 達治,田巻 倫明,加藤 弘之 村田 和俊,江原 威,今枝 真澄 安藤 謙,吉本 由哉,中野 隆 (群馬大院・医・腫瘍放射線学) 【目 的】 高線量率腔内照射併用放射線単独療法を施行 した I 期食道扁平上皮癌の治療成績を検討した. 【方 法】 対象は 1997年から 2007年に群馬大学および群馬 県立がんセンターで治療した 35例 (男性 30例, 女性 5 例) とした. 年齢の中央値は 70歳 (49∼86歳) で m癌 6 例, sm癌 25例で, 放射線治療の選択理由は手術拒否 5 例, 手術不適応 30例であった. 放射線治療は原則として m癌に対しては外部照射 56Gy/28fr, sm癌には 60Gy/ 30fr施行し,その後に腔内照射 9Gy/3frを追加した.全症 例の観察期間中央値は 40か月 (7∼120か月) であった. 【結 果】 22例が生存中で 3例が原病死, 10例が他病 死であり,全症例の 5年粗生存率・5年原病生存率はそれ ぞれ 47%, 85%であった. 再発は 8例に認められ, m癌 1 例,sm癌 7例にみられ,そのうち,初回再発部位は 7例が 局所再発 (照射野内 5例,照射野外 2例),1例が肺転移で あり, 全症例の 5年局所制御率は 75%であった..局所再 発 例 に 対 し て の 救 済 治 療 は 手 術 : 2例, EMR : 2例, APC : 2例, PDT1例がそれぞれ行われ 5例が救済され た. 晩期有害事象として食道潰瘍は 1例 (3%) に認めら れ, 以前に行ってきた低線量率腔内照射の発生率 (21%) と比較して低かった. 【結 語】 高線量率腔内併用放 射線治療は手術不適応 I 期食道癌に対して有効な根治療 法であると えられた. 第 12回群馬食道疾患談話会 102

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