• 検索結果がありません。

わたしたちのくらしと水産業

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "わたしたちのくらしと水産業"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

第5学年 ▽ 組

社会科学習指導案

1 単元名 わたしたちのくらしと水 産 業 2 指導観 ○ 水産物は ,わが国の食生活の主要な部 分を占める重 要な資源である 。かつてわが国 は恵まれた 自然環境を生 かして世界第1 位の生産量と 消費量を誇り, 世界有数の水産 国であった 。現在でも, 児童は全員が ほ ぼ毎日水産物 を食しており, 児童の食生活と 水産業との関連 は大変深いといえる 。近年は,水 産 資 源の減少や 200 海里漁業水域な どの様々な 問題により, 漁業生産量の減 少が顕著で あ り,国民の食料 を確保する上で 重要な課題 となっている 。しかし,水 産 業に従事している人々は,それらの問題に対 しても,と る漁業や養殖漁業,栽培漁業 など,自 然 環 境への様々な働 きかけをしなが ら水産資源の保 護,育成と生産を高 めるための工夫を 行っているのである。 本単元で は,こ のよう な水産業に従事 する人々の工 夫や努力を通し て,国民生活の 維持と向上 が図られていることをとらえることができるようにすることがねらいであ る。このことは,児童にこれからの水 産 業の発展に関 心を持たせ,自 らもそのことに , 。 かかわっていこうとする態度を身につけさせていく上 で 大変意義深いことと考える ○ 本学級の 児童(21名 )は,ほ とんど が社会科の学 習を好きだと感 じているが,そ れは,調査 や見学などの 体験的な活動や 新聞などにまとめる表現活動 そのものに対し てであり, 活動を通して 学習内容に つ い て考えたり, 友達と交流し合 いながら考えを 深めたりすることに対しては,意 欲 的とは言えない。 児童の思考力の習熟の 程度について実態調査を行ったところ,5年 生として身につ けさせたい 思考力である 社会的な事象の 意味をとらえることのできた 児童は9名であ った。とらえられなかった児童の原因としては,資料 から事実を読み 取ることができ な か っ た り(4 名 , 読み取 った事 実と事 実を関 係づけることができなかったり(6) 名)するためであると考 えられる。また 関係づけはできても,それをもとに事象の意 味をとらえることのできない児童も2名 おり,思考力 の習熟の程度に 差があることが 明らかになった 。 このことから,す べ て の児童に事象 の意味を と らえ る能力を身につけさせるために は,単 元 全 体を通して調 べ活動や表 現 活 動を取り入れながら,思考の 習熟の程度に応 じて個に応じたきめ細かな指導を行 うことが必要であると考える。 ○ 本単元の 指導にあたっては,児童の思 考の過程を重 視し,国民の食生活を支えてい る日本の水産業の特色や 問題点,水 産 資 源の保護,育 成のための取組 について,思考 力の習熟を重視 した学習展開を図っていくようにする 。 まず,つかむ段階では ,水産物と自分 の生活とのかかわりや日本が 世界で有数の水 産国であることを地図や 資料などを通してとらえさせる。その後,と る漁業の特色, 問題点を調 べ,水産資源 の減少という水産業が抱える 課題に対して, どのような取組 を 行っ て い け ば よ い か を考え 「水産業の 未来について 考えよう 。ー養殖漁業 と栽培, 漁業どちらが大 切?ー」という学習問題を引き出していくようにする。 次に, さぐる段階では ,様々な資料 を活用したり水産海洋技術センターの方にイン , 。 , タビューをしたりしながら 養殖漁業と栽 培 漁 業の特色について調 べていく そして 追究した内 容を学び方ノートを活用し, 図解化して表 すことを通して ,自分の考えを 整理させるようにする, その後, 作成した図解 の内容を自 己 評 価カルテをもとに,養殖漁業 と栽培漁業の特 色,問題点 について,適 切に考えることができたかを 自己評価させ, 教師の助言のも と で,事 象の意 味をとらえることができた 児童を 【チャレンジコース ,とらえるこ】

(2)

とができなかった児童を 【じっくりコ ー ス】に分け, 複線型授業を行 うようにする。 【じ っ く りコース】で は,養殖漁業と 栽培漁業の図 解で適切に考えられなかった内 容をカード の操作をしながら補充するとともに,それぞれの漁業の特 色について交流 し ,働く 人々の 工夫や 努力をとらえさせるようにする 【チャレンジコース】 では,。 , , 養殖漁業と栽培漁業の特色や問題点 の内容に 新たに 調べてわかったことを付け加え 働く人々の工夫 や努力を具体的にとらえさせるようにする。 深める段 階では,作成 した図解を も と に,全体で, 養殖漁業と栽培漁業,どちらが これからの 水産業に と っ て大切かを交流 させる。この 中で,そ れ ぞれ の漁業の特色や 問題点,働 く人々の努力 や願いに視点をおいた意見を 出し合うことで ,国民の食料を 確保するための水産資源 の保護,育成の 重要性をとらえさせていくようにする。 3 単元目標 ○ わが国の 水産業と国民生活とのかかわりに関心を も ち,水産業の特 色や問題点,水 , 。 産業に従事する 人々の工夫や努力を 意欲的に調べ 水産業の発展を願う 態度を育てる (関心 ・意欲・態度) ○ わが国の 水産業の特色 や問題点,水 産 業に従事する 人々の工夫や努 力について得た 多様な事実 を,図解化することを通して 関係づけ,水産資源の保護, 育成に努めるこ とが,今後の水産業にとって必要であることを考えることができるようにする。 (思考・判断) ○ 地図やグラフ等の資料 を活用したり, 目的に応じて インタビューをしたりして調べ 自分の考え を図解化して 表現することができるようにする。 (技能・表現) ○ 水産業に 従事する人々 は,国民の食料 を確保するために,生産を高 めるとともに, 水産資源の 保護,育成のため,様々な工 夫や努力を行 っていることをとらえることが 。 ( ) できるようにする 知識・理解 4 学習指導計画( 全7時間)

学習活動 と内容

教師の 支援(○)と評価 (◇)

段 階 時数 ( ) 給 食の 献 立の 中の 水 産 物 探し や 資料 ○1 主な国 の漁 業 生産 量と水産物消費 の 読み 取 り をもと に ,自 分 た ち の生 活 量のグ ラ フ,日 本 近 海の地図を 提示 1 と水産業とのかかわりについて考える し,日本 と水産業と の か か わ り に着 ・ 水産物は私たちの 生活に欠かせない 目させる。 ・ 日本 は 世 界 第 1位 の水 産 物 消 費 量 と ◇ 水産物 と自分の生 活とのかかわり 時 世界第 4 位の 漁 業生産 量 を ほ こ る水 産 から,水産業に つ い て関心をもって 。 【 】 つ 業のさかんな国だ。 いる (ノート) 関心 ・意欲・態度 ( ) 日 本の 魚業の 特色について ,2 VTR や ○ 日本の 漁業の特色 を,とる場 所, 資 料 白 地 図 を活用 して調べる。, とり方, とる魚から 調べ,とらえさ ・ 日本 の 近海 は ,漁 業に 適 した 漁場 だ せるようにする 。 から水産物をたくさんとれる ◇ 地図や 資料を活用 しながら、 視点 か ・ 日本 の 漁業 は ,世 界の 海 を漁 場に 様 をもって魚業の 特色を調べている 。 々な漁法で多種多様 な魚をとっている (ノート 【 技能・表現】) ( ) 漁 業 別 生 産 量 の変 化 を表 した 資 料を ○1 グラフ の読み取りから、とる 漁業 もとに生産量減少の 原因を予想する。 の変化を読 み取らせ、そ の原因を む 2 ・ な ぜ,1970 年 代に遠 洋 漁 業は減 少し 200 海 里 問 題 や 獲り す ぎ に よ る 資 源 たのだろう の減少と 関係づけて 考えさせるよう ・ なぜ,養殖漁業は 減少しないのか にする。 時 ( ) 漁 業 生 産 量 減 少の 原 因を 調べ , 日本 ○2 日本の 漁業の問 題 点から,魚 をと

(3)

の漁業の問題点を考 える。 りたくてもとれない 事実を と ら え, ・ 200 海 里 漁 業 水 域 や 魚 の 獲 り す ぎ が 水産資源 の保護,育 成の必要性 に着 とる漁業の問題点だ 目させるようにする。 ( ) 水 産 資 源 を保 護, 育 成す る た め の方 ○3 3種類 のマダイとそれに関す る資 法を予想し,学 習 問 題を設定する。 料を提示 し,水 産 資 源の保護, 育成 ・ 養殖すれば,魚の 生産量をふやせる には,育 てる漁業が 必要なことをと ・ 栽培だと,海の魚 がふえる らえさせる。 ◇ 育 て る漁 業の 必要性 を ,漁 業 生 水産業の 未来について考え よ う。 産量の減 少と関係づけて考え, 予想 養殖漁業 と栽培漁業ど ち ら が大切? を立てている。 ~ ~ (ノート)【思 考・判断】 ( ) 養 殖 漁 業 の特 色と 問題点 に つ い て、 ○1 養 殖 漁 業を調べる 視点として 、育 3 VTRや 資料を活用して調 べる。 成場所・ 育て方・問題点に着目 させ ・ 養 殖 漁 業は , いけすの 中 で稚 魚を 大 るようにする。 き く な る ま で 育 てるから , 確実 に成 長 ◇ 養 殖 漁 業の特色や 問題点を水産資 時 した魚をとることができる。 源の保護 、育成の視 点から様々 な資 ・ 餌や 薬 にお 金 がかかり , 赤潮 に よ っ 料を活用して調 べている。 ( )【 】 て被害が出ることが 問題点だ。 ノート 技 能・表現 さ ( ) 栽 培 漁 業 の特 色と 問題点 に つ い て1 ○ 栽 培 漁 業を調べる 視点として 、育 4 VTRや 資料を活用して調 べる 成場所・ 育て方・問題点に着目 させ ・ 栽 培 漁 業は , 卵か ら稚 魚 まで 育て 自 るようにする。 然 に戻 すので , 海の 魚を 増 やし ,漁 業 ◇ 栽 培 漁 業の特色や 問題点を水産資 時 の生産量をふやすことができる。 源の保護 、育成の視 点から様々 な資 ・ 自然 に 戻し た 魚が 成長 す る と は限 ら 料を活用して調 べている。 ( )【 】 ない。他の魚に食べられるかも。 ノート 技 能・表現 ぐ ( ) 養 殖 漁 業 について 調 べ た こ と を ,教 ○1 栽 培 漁 業について 調べ た こと を、 師 と共 に 図 解 化 し, 栽 培 漁 業に つ い て 育成場所 ・育て方・ 問題点をキーワ 5 調 べ た こ と に つ い て は、 自 分 自 身で 学 ードと し て設定し, 事象とキーワー び方ノートに図解化 して整理する。 ドを関 係 付ける理由 を考えさせるよ ・ いけすは魚を確実に 守り育てるため うにする。 時 ・ 稚 魚ま で 育て る の は 、自 然 の中 で稚 魚 になるまで成長で き る魚が少ないから ○ 児童の 自己評価に 加え,教師 の形 ( ) 図解化 し た内 容に つ い て ,自 己 評 価2 成的評価 による助言 をもとに, 自己 し,次時の学習コ ー スを選択する。 選択させるようにする。 る ( ) 2 コ ー ス に分 かれ , 図解 を も と に補 ○(じっくり)図解のキーワードや 関係1 充 や付 加 を通 し て, 栽 培 漁 業で 働く 人 づけの理 由を示した カードを用 意し 6 人の工夫や努力について考える。 その操作 を通して, 栽培漁業の 特色 や問題点を再考 させるようにする じっくりコース チャレンジコース 図 解の内容 をカ 図 解 の キ ー ワ ー ○(チャレンジ)新たに 調べる内容 を, 時 ード の操作をしな ド に 関 わ る 新 た な そ れ ぞれ の漁業の特 色や問題点 と関 がら 補充し, 栽培 内 容 を 調 べ , 図 解 係づけ, 働く人々の 工夫や努力 との 漁業 の特色や 問題 を 詳 し く す る こ と つながりで考えるよう助言する。 ( 本 点を 交流して ,働 を 通 し て 働 く 人 々 ◇ 働く人 々の栽 培 漁 業に対する 工夫 時 く人 々の工夫 や努 の 工 夫 や 努 力 を と や努力を ,その特色 や問題点と 関係 力を と ら え る。 らえる。 づけて考え て い る。 ) 【 】 (ノート) 思考・判 断

(4)

( ) 図 解を 使 って ,養 殖 漁 業 と栽 培 漁 業 ○1 養 殖 漁 業と栽 培 漁 業の特色, 問題 深 の ど ち ら が こ れ か ら の水 産 業に と っ て 点,働く 人々の願い や努力が, 水産 7 大切かを交流する。 資源の保 護・育成とどのように 結び , 。 ・ 養殖 は 確実 に 生産 す る こ と が で き る つくか という 視点から発言を促 す けど 栽培は放流した後 は分からない, 。◇ 養 殖 漁 業と栽 培 漁 業の意味を ,国 め 時 ・ エサで海を汚す養 殖はよくない。 民の食 生 活に必要な 水産資源の 保護 ・ 栽培 を 行う こ と で 、海 の 資源 を増 や ・育成やこれからの 水産業の発 展と すことができる。 関係づけて考えている。 (ノート)【思 考・判断】 ( )【 】 る ( ) 海 洋 牧 場 に つ い て の 資料 を も と に、2 ノート 知 識・理解 水産業の未来の姿について考える。 ○ 海 洋 牧 場の資料を 提示し、養殖漁 ・ 自然の中 で確実に魚をふやしたい 業と栽培漁業の特色 を生かした 未来 ・ 海を汚さ ず環境にいい漁業をするべき の漁業についてイメージを深めさせ ・ 魚を安全 に育てる技術の開発 が必要 るようにする 5 本 時 平成17年 ○月 □日 第 △校時 小 学 校 第5学年 ▽組 於 第5学年 ▽組教室 ( ) 本時の主眼1 ( じっくり コ ー ス )栽 培 漁 業に ついて の 図解 の内 容を 表し たカード の操 作を 通し「 」 て,図解を 補充し,栽培漁業の特色や問題点について 関係づけた理由 を交流して,働 く人々の工夫や 努力をとらえることができるようにする。 ( チャレンジコース ) 栽培漁業 における 図解 の中 のキ ー ワー ド に関 わる 新た な内「 」 容を調べて 図解を詳し く し,栽培漁業の 特色や問題点 とのかかわりを 交流し合うこと を通して,働く 人々の工夫や努力をとらえることができるようにする。 ( ) 本時 の仮説2 本時において,以下のような図解化 を用いた学び方 ノートの活用を 図った複線型授 業を行えば ,栽培漁業で 働く人々の水産資源の保護, 育成に対する工 夫や努力をとら えることができるであろう。 ・ 図解化 を用いた学び 方ノートの活 用・・・・「じっくりコース」では ,前時に作成し た栽 培 漁 業の図解を, キーワード及び 関係づけの理 由を表したカ ー ドを操作して配 置する活 動を行う。そして,配置した 理由を交流し 合うことを通し て,栽培漁業の 特色や問題点を養 殖 漁 業と比較したり ,働く人の立 場から考えさせたりして,働く 人々の水 産 資 源の保護,育成に対 する工夫や努力をとらえさせるようにする。 「チャレンジコース 」では,作成し た図解の中の キーワードに関 わる新たな事象 について ,その内容を 調べて図解に付 加するようにする。そして, 付加した内容を 働く人々 の課題解決のための思いや願 いと関係づ け て考えさせ,働 く人々の水産資 源の保護,育 成に対する工夫や努 力を具体的にとらえさせるようにする。

(5)

( ) 展3 開 ◎ じっくりコ ー ス 指導上の留意点と評価 1 本時学習のめあてをつかむ。 ○ 前時ま で の学習の流 れを示した 掲示 物を提示し ,栽培漁業 について想 起さ 栽培漁業 の 図解 の内 容を く わ し く し て, せる。 働く人たちの工夫 や努力を考えよう。 ○ キ ー ワー ドについて 、カードを 使っ て確認する。 2 中 心に 配 置し た事 象と キ ーワー ド を結 ぶ ○ 模範解答 が書かれた カードを操 作し 関係 づ け の 理由 (① ∼④ ) をカード を操 作 どこに配置 するかを考 えさせる。 その して考 える。 際,どこに 配置するかどんな理由 で配 ・卵から 育てて、魚をふやすことができる 置するかを 学び方ノ ー トの見直しをし ・自然の 海は危険がいっぱいだから ながら考えるよう 助言する。 3 コース 全 体で ,図 解の 内 容① ∼④ に つ い ○ 発表では 、関係づ け た理由を明 確に て交流 する。 させることで、栽 培 漁 業の特色や 問題 ・人工的 にふ化させるので, 安全確実に育つ 点をより具体的にとらえさせるように ・他の魚 に食べられたり、漁 でとられる する。 4 グ ル ー プ で, 図解 の内 容 ⑤⑥ について 話 ○ 人々の活 動を表した 写真を提示 し, し合っ て考える。 どんな問題 を克服する 工夫や努力 なの ・栄養のあるエサを与えて成 長させたい かを考えさせる。その 際,資料や ノー ・魚を危 険から救う、住み か や隠れ家が必要 トを積極的に活用 させるようにする 5 コース 全 体で ,図 解の 内 容⑤ ⑥に つ い て 栽 培 漁 業 で 働 く 人 々 の 工 夫 や 努 力 交流す る。 を,栽培漁業の特 色や問題点 と関係づ ・ 栄養 の あ る エサ を与 え, 稚 魚の 育ち を よ く けて考えている。 ( )【 】 して, 確実に成長できるようにする。 学び方 ノート 思考・判断 ・ 魚の 住み か や隠 れ家 を つくっ て ,魚 が自 然 の海で 他の魚に食べられないようにする。 ○ 前時に作 成した図解 と比較させるこ とで,自分自身の考え の深まりに 気づ かせるようにする 。 、 、 6 養 殖 漁 業 と栽 培 漁 業の ど ち ら が こ れ か ら ○ 養殖漁業と栽培漁業の特色 問 題 点 の水産業 に と っ て大 切か を 予想 し, 次時 の 働く人々の 努力や願い に着目させるよ 学習へ の見通しをもつ。 うにし,次時への 意欲をもたせる。 養 し ょ く 漁 業 の 特 色 と 問 題 点 いけすで 育て る 稚魚 か ら育 てる 安全 に 育 てられる 計 画 的 に 育 て ら れ 病 気 に な り や す い 海 の よ ご れ で 魚 が 死 育て 方がむずかしい 赤 潮 ⑤ 魚 の 数 の 調 整 や 予 防 注 射 で ,病 気 を ⑥ エ サ を 固 形 に し た り , 海 を 汚 さ な い 呼 び か け を す 栽培漁業の特 色と問題点 海に放流する 卵から育てる 海の魚がふえる 安全・ かく 実に育 てられ 他の魚 に食べ られたり, 漁でとられてしまう 病気になりやすい 自然の中で育ちにくい ち魚まで育ちにくい ⑤ 魚 し ょ う を つくったり,網 目 を 大 き く し ⑥ エサ の開 発 や 細か い水 質 の 管理 で病 気

(6)

◎ チャレンジコース 学習活動と予 想される児童の反応 指導上の留意点と評価 1 本時学習のめあてをつかむ。 ○ 前時ま で の学習の流 れを示した 掲示 物を提示 し,栽 培 漁 業について想 起さ 栽 培 漁 業 の図 解の 内 容を く わ し く し て, せる。 。 働く人たちの工夫 や努力について考えよう 2 提 示さ れ た資 料を 見て , その 内容 が図 解 ○ 例として 数枚の資料 を提示する 。児 のどの キーワードと関係あるかを予想する。 童にはキーワードに関 係ある働く 人々 ・人工魚 しょうは何に使うのだろうか の工夫や努 力という視 点から予想 させ ・エサを 作ってるところのようだ るようにする 3 資 料で 調 べ た り, グ ル ー プ内 で話 し合 っ ○ 机間指導 をしながら ,調べた工 夫や た り し て,調べたことを図 解に付加する。 努力と働く 人の問 題 解 決のための 願い ・魚礁は ,魚のすみか、隠れ 家になるのか を関係づけて考えさせるようにする 。 ・栄養 のあるエサを作 って与え て い る ○ 写真の内 容だけにとらわれず, 資料 をもとに人 々の工夫や 努力についても 調べ,図解に付加 させるようにする 。 4 コース 全 体で 付加 した 図 解の 内容 に つ い ○ 活動の意 図や願いを 交流の柱と し, て交流 し 働く人々の工夫や努 力を考える, 。 栽培漁業の 問題点を解 決す る ため の工 ( )1 付 加した図解の内容について交流する。 夫や努力を考えさせるようにする。 ・ 魚礁 の設 置 は, 自然 に戻 っ た魚 が す み か や ○ 図解の⑤ ⑥をより具体的に修正 する 隠れ家 にして他の魚から身 を守るため ことで,働 く人々の工 夫や努力に 対す ・エサ作 りは健康な稚魚を育 てるため る児童自身 の思考の深 まりを実感 させ るようにする。 ( )2 働 く 人々 の工 夫や 努力 について 考え , 図解 の⑤⑥の内容を修正 する。 栽 培 漁 業 で 働 く 人 々 の 工 夫 や 努 力 ・ 孵化 さ せ た 卵を 確実 に稚 魚 まで 育て る技 術 を,栽培漁業の特 色や問題点 と関係づ を開発 したい けて考えている。 ( )【 】 ・ 自然 の中 で ,自 分の 力で 育 つ こ と の で き る 学び方 ノート 思考・判断 環境をつくってあげたい 、 、 5 養 殖 漁 業 と栽 培 漁 業の ど ち ら が こ れ か ら ○ 養殖漁業と栽培漁業の特色 問 題 点 の水産業 に と っ て大 切か を 予想 し, 次時 の 働く人々の 工夫や努力 に着目させるよ 学習へ の見通しをもつ。 うにし,次時への 意欲をもたせる。 養しょく漁業の特色と問題点 いけすで育てる 稚魚から育てる 安全に育てられる 計 画 的に 育て ら れ 病気になりやすい 海のよごれで 魚が 死 育て方がむずかしい 赤 潮 ⑤ 魚 の 数 の 調 整 や 予 防 注 射 で,病気を ⑥エサを 固形 にしたり ,海 を汚さ な い呼 び か け を す 水温や水質の検査,病気 の魚の調査を毎日行う。 海をよごさないよう,住 民によびかける。 いけすに潜 って調査 す 合成洗剤の不使用の看板 さいばい 漁業の 特色 と問題点 海に放 流す る 卵 から育 てる 海の魚 がふえる 安全・かく実に育てられ 他の魚に食べられたり, 漁でとられてしまう 病気 になりやすい 自然 の中で 育ちにくい ち魚ま で育ちにくい ⑤魚 しょうを つくったり,網 目を 大き く し ⑥エサの開発 や細かい水質 の管理で病気 魚の住みかやかくれ家に して,外敵をふせぐ。 栄養不足にならないよう, 栄養のあるエサをつくる

参照

関連したドキュメント

私たちは、私たちの先人たちにより幾世代 にわたって、受け継ぎ、伝え残されてきた伝

やま くず つち いし いわ みず いきお..

○齋藤部会長 ありがとうございました。..

 高松機械工業創業の翌年、昭和24年(1949)に は、のちの中村留精密工業が産 うぶ 声 ごえ を上げる。金 沢市新 しん 竪 たて 町 まち に中村鉄工所を興した中 なか 村 むら 留

① 農林水産業:各種の農林水産統計から、新潟県と本市(2000 年は合併前のため 10 市町 村)の 168

土壌は、私たちが暮らしている土地(地盤)を形づくっているもので、私たちが

すなわち, 法律専門の補助またはサービスから完全に行える

いしかわ動物園「アシカ・アザラシたちのうみ」リニューアルオープン (20 日) いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭 2019