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KnowItAll インストールインストラクション & クイックスタートガイド

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KnowItAll™

インストール インストラクション

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インストール インストラクション & クイックスタートガイド

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KnowItAllインストール インストラクション & クイックスタートガイド Copyright © 2018

Bio-Rad Laboratories, Inc. All Rights Reserved. Published by

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目次 KnowItAll インストール方法 ... 1 テクニカルサポート... 2 トレーニングツール... 2 インターフェイス ... 3 プラグイン ... 4 KnowItAll ID エキスパート ... 5 スペクトルの解析を実行する方法 ... 5 SearchIt™ プラグイン ... 7 スペクトルサーチ ... 7

データ処理が必要なスペクトルのサーチ方法 (IR & Raman スペクトル) ... 9

サーチ領域の設定方法 ... 10

ピークサーチ ... 11

プロパティ/名称サーチの方法 ... 12

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MineIt™ プラグイン ... 15

スペクトルウインドウ表示オプション ... 16

Hit Quality Index (HQI) – ヒット率 ... 17

ReportIt™ プラグイン ... 18 サーチ結果のレポートを作成する ... 18 AnalyzeIt™ (スペクトル解析支援ツール) ... 20 AnalyzeIt の知識ベースについて ... 20 アドバンス: ユーザー知識ベースの作成方法 ... 23 ユーザーデータベースの構築 ... 25 ユーザーデータベースの作成 ... 25 スペクトルのインポート ... 27 スペクトルのバッチインポート ... 27 物性情報の追加 ... 28 ユーザープロパティの作成 ... 29 マルチテクニックデータベースの作成 ... 29 ProcessIt™ プラグイン – スペクトルデータ処理 ... 30 スペクトルの演算 ... 30

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KnowItAll インストール方法

Bio-Rad の KnowItAll ソフトウェアは IR、Raman、NIR、NMR、MS、UV-Vis などの分光法による未知化合物の同定を総 合的にサポートします。本誌では KnowItAll の基本的な操作を説明します。インストールの前に

www.knowitall.com/minimum_system で動作環境を確認ください。

1. インストール USB を USB ポートに差し込みます。USB ドライブの KnowItAll Installation フォルダーを開き、

KnowItAllInstall.exe をダブルクリックし、表示される指示に従ってください。インストール完了後「インストール

が終了した」メッセージが現れます。インストール USB を使ってインストールできない場合には www.knowitall.com/download からダウンロードしてください。

Note: IR と Raman データベースは自動的にインストールされます。 NMR, UV-Vis, MS データベースをお買い上げいただいた場合に

はインストール中に現れるオプション選択ダイアログボックスで相当のデータベースファイルを選択してください。

2. KnowItAll ソフトウェアを起動し、インストラクションに従ってライセンス認証を行います。ライセンス ベリフィケー

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テクニカルサポート

バイオ・ラッドは“テクニカルサポート終了日”まで該当バージョンの製品サポートを行います。詳細については www.knowitall.com/supportpolicy をご覧ください。各地域の連絡先は www.knowitall.com/contactus を参照ください。

トレーニングツール

KnowItAll クイックスタートガイド 本書では KnowItAll インフォマティクスシステムの最も基本的な操作方法を紹介します。 KnowItAll トレーニングリソース デモムービーを含む最新のトレーニングリソースは www.knowitall.com/training からアク セスできます。 ヘルプシステム KnowItAll のヘルプメニューからヘルプシステムを利用することができます。 サンプルファイル 構造式やスペクトルのサンプルファイルが c:\ユーザー\Public\パブリックのドキュメント \Bio-Rad Laboratories\KnowItAll\Samples にあります。 日本語版ではクイックスタートガイドのほかに、サンプルファイルを使って操作方法を解説したチュートリアルマニュアルの用意があります。

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インターフェイス

KnowItAll はユーザーがあるツールから別のツールに、あるいはある作業から次の操作を行うためにデータを転送するように設計されています。 ツールボックス (A) をクリックし利用する アイコンを確認します。 目的のツール (B) をクリックすると選択したツールのアプリ ケーションエリア(C) が現れます。KnowItAll 使い方のポイント は送り先バ ー(D) を使ってオブジェクトを目的のプラ グインにオブジェクトを転送することに慣 れることです。たとえば、ProcessIt プラ グインでデータ処理したスペクトルは送り 先バーを使って SearchIt プラグインに送 ります。  過去に使ったプラグインに戻るには戻るボ タン(E) をクリックするか、戻るのドロッ プダウン(F)で使ったプラグイン履歴を利用 することができます。

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プラグイン

以下は KnowItAll のツールです。利用できるツールとファイルはライセンスによって異なります。 ツールボックス プラグイン 機能 Data SearchIt™ サーチ条件の設定 MineIt™/Database Building データ/ヒットリストの検証、測定スペクトルによるユーザーデータベースの構築 Mixture Analysis 混合物サンプルの解析 AssignIt™ NMR NMR データベースに帰属情報を追加 KnowItAll ID Expert™ スペクトルの検索、解析 Deformulation Expert™ 製品のスペクトルを有機化合物スペクトルに分離 QC Expert™ 参照スペクトルと測定スペクトル(IR/Raman)の比較

Spectral Processing ProcessIt™ IR IR スペクトルのデータ処理 ProcessIt™ Raman Raman スペクトルのデータ処理

ProcessIt™ NMR NMR スペクトルのデータ処理

ProcessIt™ MS MS スペクトルのデータ処理

Spectral Analysis AnalyzeIt™ IR, Raman, Polymer IR スペクトルの解釈

AnalyzeIt™ MVP スペクトルの多変量解析 ValidateIt™ 統計モデルの検証 PredictIt™ NMR NMR ケミカルシフト値の推定 Basics ChemWindow® 化学構造式の作成 ReportIt™ レポートの作成 BrowseIt™ KnowItAll の初期画面。さまざまなリンクへアクセス可能

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KnowItAll ID エキスパート

スペクトルの解析を実行する方法 1. Data ツールボックスの ID Expert アイコン をク リックします。(ID エキスパートのみの場合にはデスクト ップにあるアイコンをクリックします。) 2. ファイルを開く ダイアログボックスが現れます。解析する スペクトルファイルの場所と名前を指定し、ファイルを開 きます。 3. KnowItAll ID エキスパートは自動的にスペクトルサーチと マルチコンポーネントサーチ、官能基グループの検索を開 始します。検索結果はそれぞれのタブに順次表示され、未 知化合物の解析候補化合物がリストされます (A)。検索結 果を見るにはそれぞれのタブをクリックしてください。 4. 測定スペクトルに問題がある場合には ID エキスパートが それを検出することができます。赤い印のある項目のチェ ックボックスをクリックすると自動的に修正が行われ、再 度検索を開始します。(B) 5. 測定スペクトルが同定されたら、レポート作成ボタン (C)をクリックして、PDF レポートを作成します。

A

C

B

D

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インストール インストラクション & クイックスタートガイド Note: 最適化が有効となっている場合には ID エキスパートは自動的に ベースライン補正、ピーククリップ、X 軸オフセット、Y 軸オフセット などの修正を測定スペクトル、データベーススペクトルに行い、ヒット 率を向上させます。この修正内容は表示されます (D)。 Tip: サーチアルゴリズムの変更、最適化のオン/オフ、データベースの 選択などの設定はファイルメニューの設定を選び、ダイアログボックス で変更することができます。

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SearchIt™ プラグイン

サーチ条件の設定は SearchIt プラグインで行います。サーチ結果は MineIt™ プラグインに表示されます。

スペクトルサーチ

1. Data ツールボックスの SearchIt をクリックしま す。 2. データベースタブ(B)の利用できるデータベース(A)から検索 するデータベースを選びます。 3. 追加をクリックすると、データベースは選択されている デ ータベース(C)に表示されます。 4. サーチの種類のスペクトル(D)から目的の測定手法をクリッ クすると、ファイルを開くダイアログボックスが現れます。

B

A

C

D

(12)

インストール インストラクション & クイックスタートガイド 5. 目的の測定スペクトルファイルを指定し、ファイルを開きま す。スペクトルタブにスペクトルが表示されます。 6. サーチ (E) をクリックします。 7. サーチ結果がヒットクオリティーインデックス(HQI)(F) の順 に MineIt プラグインに表示されます。 Tip: スペクトルウインドウ(H)の表示方法、オーバーレイ/オフ セット/スタックやズームなどは スペクトルツールバー (G) のツー ルを使って変更することができます。

G

F

H

E

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データ処理が必要なスペクトルのサーチ方法 (IR & Raman スペクトル)

1. Data ツールボックスの SearchIt をクリックしま す。 2. データベースタブの利用できるデータベースからデータ ベースを選択します。 3. 追加をクリックして、データベースを選択されているデ ータベース に移動します。 4. サーチの種類のスペクトルから目的の測定手法をクリッ クします。ファイルを開くダイアログボックスが現れま す。 5. 目的のスペクトルのファイルを指定し、ファイルを開き ます。スペクトルタブにスペクトルが表示されます。 6. スペクトル処理をクリックします。スペクトルは

ProcessIt IR または ProcessIt Raman へ転送されま す。 7. プロセスツールバー(A) のツールでピーク削除、トラン ケート/パッド、ノーマライズなどのデータ処理を行い ます。 8. SearchIt へ保持して戻る(B)をクリックして SearchIt へ戻ります。

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インストール インストラクション & クイックスタートガイド

サーチ領域の設定方法

1. SearchIt プラグインでスペクトルを開きます。 2. 除外領域と対象領域を設定します。 • 範囲設定バー(A)上にクリックアンドドラッグでサ ーチ対象領域を特定します。サーチ対象範囲(B)が 範囲設定バーに、除外範囲(C)はスペクトルウイン ドウに表示されます。除外範囲を設定するには除外 範囲設定バー(D)を利用します。 サーチ範囲を編集(E)をクリックして、サーチ除外 /適用範囲ダイアログボックスを開きます。全領域 を使用のチェック(F)を外し、サーチ除外範囲 (G)のリストから除外領域を選択するか、サーチ適 用範囲(H)にタイプ入力してサーチ領域を設定しま す。OK をクリックします。 3. サーチをクリックします。サーチ結果は MineIt に表示 されます。

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ピークサーチ

測定スペクトルとデータベーススペクトルのピークテーブルを比較します。ピ ークテーブルはマニュアルで作成するかスペクトルから読み込みます。 1. Data ツールボックスの SearchIt をクリックします。 2. データベースタブの利用できるデータベースから目的のデータベースを選 択します。 3. 追加をクリックしてデータベースを選択されているデータベースに移動さ せます。 4. サーチの種類からピーク(A)をクリックしピークタブが開きます。選択し たサーチ種の横に赤い×が表示されているときにはサーチを行うのに必要 な情報が十分でないことを示しています。 5. 次の二つの方法でピークテーブルを作成します。 a. スペクトルからピークピックする: スペクトルまたは構造式ファイルを開く (B)を使ってスペクトルをロ ードします。 • グローバルスレシュホールドバー(C) を使ってピックするピークのし きい値を設定します。 • ピック (D) をクリック。 b. ピークテーブルをマニュアルで作成: ピーク値入力のため 追加 (E) をクリック。ピーク情報の編集ダイア ログボックスが開きます。 • ピーク位置、ピーク強度をそれぞれのテキストボックスに入力し、 OK をクリック。テーブルにピーク情報が追加されます。必要に応じ

A

B

C

D

E

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プロパティ/名称サーチの方法

特定の名前や物性情報でデータベースの化合物を探すにはプロ パティ/名称サーチを行います。スペクトルをロードして複合サ ーチしたり、演算記号で複数の条件を設定することができま す。 1. Data ツールボックスの SearchIt をクリック。 2. データベースタブの選択できるデータベースウインドウか ら目的にあったデータベースを選択します。 3. 追加をクリックし、データベース名を選択されたデータベ ースウインドウに移動させます。 4. サーチの種類からプロパティ/名称 (A) をクリックする と、プロパティ/名称タブが現れます。 5. プロパティドロップダウン(B)から物性情報のプロパティ名 を選択し、検索する名称や数値を入力します。 6. サーチをクリックします。検索結果は MineIt プラグイン に表示されます。 Note: テキストを選択すると、テキスト形式のすべてのフィー ルドを検索対象にすることができます。

A

B

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Mixture Analysis プラグイン

Mixture Analysis はデータベーススペクトルから一致する化合物の組み合わせを探しだし、未知化合物の解析に役立つツールです。

Mixture Analysis の使い方

1. Data ツールボックスの Mixture Analysis をクリック。

2. データベースタブ(A)の選択できるデータベースウインドウから目的 にあったデータベースを選択します。 3. 追加をクリックし、データベース名を選択されたデータベースウインド ウに移動させます。 4. スペクトルを開くボタン をクリックし、目的のスペクトルを開き ます。 5. コンポーネントの数(B) を 2-5 から選択します。 6. サーチ (C) をクリックします。

A

B

C

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Mixture Analysis の結果

検索結果は、測定スペクトルとコンポジットス ペクトル、それを構成する化合物スペクト ル、HQI とともに MineIt プラグインに 表示されます。 検索結果に表示されるもの • コンポジットスペクトル (D) コンポジットスペクトルの要素となった候 補化合物 (E) Residual spectrum(F)は測定スペク トルとコンポジットスペクトルの差を表し ます。

D

E

F

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MineIt™ プラグイン

MineIt プラグインでは SearchIt から転送されたサーチ結果の表示、データベースの表示をすることができます。MineIt のアイコンが MineIt/Create Database となっている場合はユーザーデータベースの構築が可能です。 データベース/ヒットリストを開く 1. Data ツールボックスの MineIt をクリックしま す。 2. ファイル > データベースを開くを選択し、データベー ス選択ダイアログボックスを開きます。 3. 参照ボタンをクリックし、目的のデータベースファイ ルのフォルダーとファイル名を選択して、データベー スを開きます。 4. ナビゲーションツールバー (A)を使って、データベー スのブラウズや全体のスクロールをします。 5. メニューの表示で次のような表示方法を設定が可能で す。 • スペクトルウインドウ (B) - 選択されているデータ ベースのスペクトルを表示 • スペクトルツールバー (C) - ズームやスケールの設 定を変更 • ストラクチャー/プロパティウインドウ (D) - 選択 しているデータベースの構造式や物性情報を表示。

A

B

C

D

E

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インストール インストラクション & クイックスタートガイド

スペクトルウインドウ表示オプション

スペクトルツールバーのオーバーレイ をクリックする と、複数のスペクトルは完全に重なり合って表示されます。 スペクトルツールバーのオフセット をクリックすると、 設定値に従って、上下にずらして表示されます。 スペクトルツールバーのスタック をクリックすると、複 数のスペクトルは上下に積み重なって表示されます。

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Hit Quality Index (HQI) – ヒット率

ヒットクオリティーインデックス (HQI)は サーチ結果のランキングシステ ムです。 HQI はヒットリストの各エントリーに表示されます。ファイル> ユーザー設定でフォーマットを選択することができます。

• Best = 999, worst = 0 (Sadtler scale) • Best = 0, worst = 1.4

• Best = 100, worst = 0

Note: HQI はユーザーの分析結果に置き換わるものではありません。解析

の結論は HQI の高いものの場合もありますが、そうでないケースもありま す。

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インストール インストラクション & クイックスタートガイド

ReportIt™ プラグイン

ReportIt はケミカルパブリッシングに必要なツールを搭載しています。

サーチ結果のレポートを作成する

1. MineIt プラグインにヒットリストやデータベースを開き、 レポートするエントリーを選択し、送り先バー(A) の ReportIt をクリックすると、レポートテンプレートの選択 ダイアログボックスが開きます。 2. テンプレートを選び、OK をクリックすると、選択したデー タベースのレポートが ReportIt プラグインに表示されま す。

A

(23)

ReportIt ではスペクトル、構造式、テキストなどを同じドキュメ ント上に配置することができます。 レポートを作成するさまざまな機能が搭載されています。アノテ ーションの追加 (B), テキスト (C), オブジェクトの整列 (D). レポート上のオブジェクトをダブルクリックすると状況反応型の ツールパレットを開くことができます。たとえば、スペクトルウ インドウをダブルクリックすると、スペクトルツールバー(E)が アクティブになり、スペクトルの編集ができます。

C

B

D

E

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インストール インストラクション & クイックスタートガイド

AnalyzeIt™ (スペクトル解析支援ツール)

KnowItAll の AnalyzeIt IR, AnalyzeIt Raman, AnalyzeIt Polymer IR はスペクトル解釈の基礎をアシストするのに利用できます。 また、スペクトルサーチでは対応できない複雑なスペクトルの解釈の補完に役立ちます。

AnalyzeIt は官能基とピークの相関チャートです。選択したピークと同じ領域に赤外吸収を持つ官能基を知識ベースから検索します。サマリ ー機能で測定スペクトルのピークと官能基グループのピークの一致度を簡単に統合することができます。

AnalyzeIt の知識ベースについて

• AnalyzeIt Raman と AnalyzeIt IR の知識ベースには 600 以上の吸収バンドと関連する 200 の官能基と一般的なケミカルクラスが登録 されています。

• AnalyzeIt Polymer IR の知識ベースには 1,300 件以上の吸収バンドと 100 件以上の高分子クラスと関連する官能基が登録されています。 • ユーザーはスペクトルの官能基の解釈に利用できるユーザー知識ベースを作成することができます。

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ピーク相関の方法 1. ファイル > スペクトルを開くを選び、スペクトルファイルを開きます。 2. 候補ピーク をクリックし、注目すべきピークを選択させます。スペクトルウインドウ上で選択ラインと波数表示で候補ピークを 示唆します。クリックするごとに候補ピークが順次選択されます。 3. ピークの選択後、 コリレーション をクリックします。このピーク位置のタブに官能基情報が表示されます。 4. 官能基をスクロールし、スペクトルとピーク情報を確認していきます。 5. サマリー+ をクリックして、一致と思われる官能基にタグをつけます。候補対象からはずしたい官能基にはサマリー- をク リックします。 Tip: ユニークもしくは大きくて、1500 cm-1以上のあるピークに着目していきます。 弱いピークは低周波のバンドと重なったものや不純物である可能性があります。官能基の特定する手がかりとなる可能性もあるた め、官能基の候補の基礎として扱われることはほとんどありません。 1500 cm-1以上のピークは個別の官能基グループの特定に役立ちます。1500 cm-1以下のピークは指紋領域とされているため、個 別の分子の全体的な特定に役立ちます。

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インストール インストラクション & クイックスタートガイド (A) 構造式ウインドウ – AnalyzeIt の知識ベースと比較するた めに ChemWindow プラグインで作成した構造式または 保存された構造式ファイルを表示します。 (AnalyzeIt IR and Raman のみ) (B) 部分構造ウインドウ –官能基テーブル(D)で選択された官 能基に対応する部分構造式を表示します。 (C) スペクトルウインドウ – インポートしたスペクトルと選 択した官能基グループのピーク領域が重なって表示されま す。 (D) 官能基テーブル – ピーク位置から可能性のある官能基グ ループとケミカルクラス、結合、領域、強度などがリスト されます。 (E) バーチャート – 官能基の情報(C と D)をカラーコードで 表示します。 (F) 結果タブ – 個々のピークの結果がタブごとに表示されま す。 (G) サマリータブ – ユーザーにとって有力候補とノイズの官 能基を統合させるタブです。 (H) 官能基ハンドブック – 官能基ハンドブックツール を クリックすると、選択されている官能基の追加情報を表示 します。 (AnalyzeIt IR のみ) 特長ウインドウ (B)– AnalyzeIt Polymer IR では選択さ れた官能基の詳細情報を表示します。

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アドバンス: ユーザー知識ベースの作成方法

1. 知識ベース > 新規作成 を選択します。 2. 作成する知識ベースを保存するフォルダーとファイル名を入力 して、保存をクリックします。 3. 画面左側の官能基ツリーウインドウ内でマウスの右ボタンをク リックします。ポップアップメニューから ケミカルクラスの追 加を選択して、ケミカルクラスダイアログボックスを開きま す。 4. ケミカルクラスの名称をタイプして OK をクリックします。 5. 新しいケミカルクラス名の上でマウス右ボタンをクリックし、 官能基の追加を選択します。官能基グループダイアログボック スが開きますので、官能基グループの名前をタイプします。 6. 参照をクリックし、参照スペクトルファイルを選択します。フ ァイル名が参照スペクトルに表示されます。 7. OK をクリックしダイアログボックスを閉じます。新しい官能 基グループ上で右マウスボタンをクリックし、ポップアップメ ニューを開きます。

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インストール インストラクション & クイックスタートガイド 8. バンドの追加をクリックし、バンドダイアログボックスを開き ます。領域、高さ、幅、半値幅などの値を入力します。 Note: 知識ベースの情報は自動的に保存されます。 9. ファイル > ユーザー設定 を選択し、ユーザー設定ダイアログ ボ ッ ク ス を 開 き ま す 。 新 し い知 識 ベ ー ス を 利 用 す る に は AnalyzeIt の知識ベースを利用するにチェックをいれ、追加、 削除をクリックして、利用する知識ベースを取捨選択します。

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ユーザーデータベースの構築

KnowItAll の MineIt プラグインではユーザーデータベース構築オプションを追加することができます。この オプションは IR、Raman、NIR、MS、NMR、UV-Vis、クロマトグラムなどのデータベースを作成することが できます。ユーザーデータベース構築オプションがある場合、MineIt プラグインは MineIt/Create Database と表示されます。

ユーザーデータベースの作成

1. Data ツールボックスの MineIt/Create Database をク リックします。 2. データベース > 新規作成を選択し、データベースの新規作成ダ イアログボックスを開きます。 3. 参照ボタンをクリックして、ユーザーデータベースを保存する 場所を指定し、ファイル名をタイプして、保存をクリックしま す。 4. データベース名と DB コードをタイプ入力します。

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インストール インストラクション & クイックスタートガイド

5. OK をクリックします。データベースタブにデータベースコード が表示された新しいデータベースが表示されます。

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スペクトルのインポート

1. ファイル > データベースを開くを選択してスペクトルをインポートするデータベースを開きます。 2. ファイル > インポートを実行します。ファイルを開くダイアログボックスが現れます。 3. ユーザーデータベースに追加したいスペクトルファイルを選択し、OK をクリックしてスペクトルをインポートします。 Note: 異なる種類のスペクトルやマルチフォーマットのデータは必要に応じて同じデータにエントリーするか別々のエント リーにするか選択できます。

スペクトルのバッチインポート

1. スペクトルを追加するデータベースを開きます。 2. ファイル>バッチインポートを選択。ファイルの選択ダイアログボッ クスが開きます。ファイルの種類とフォルダーを選択し、インポート するスペクトルファイルを設定します。 3. OK をクリックして、複数のスペクトルファイルのバッチインポート ができます。

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インストール インストラクション & クイックスタートガイド

物性情報の追加

1. ユーザーデータベースを開き、ストラクチャー/プロパティウイ ンドウの 追加 ボタンをクリックします。プロパティダイアログ ボックスが開きます。 2. プロパティのプルダウンをクリックし、利用できるプロパティ の種類を確認します。 3. プロパティを選択すると、対応するダイアログボックスが現 れ、必要な値を入力します。 4. OK をクリックすると、新しい物性情報がデータベースエント リーに追加されます。 Note: 添付ファイル (A) タブには PDF ファイルやスプレッドシート、 画像などのファイルを追加することができます。 Tip: 選択したプロパティタブ (B) ではユーザーが設定したプロパ ティのみを表示させることができます。ファイル>ユーザー設定を 選択し、表示設定ダイアログボックスの表示するプロパティタブで 表示するプロパティとその順序カスタマイズすることができます

B

A

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ユーザープロパティの作成

1. データベース>ユーザープロパティの設定を選択し、ユーザープロパティがリストされたユーザープロパティダイアログボックスを開 きます。 2. 追加 をクリックし、ユーザープロパティの作成ダイアログボックスを開きます。 3. 名称を入力し、タイプ、単位をそれぞれのプルダウンリストから選択します。OK をクリックするとプロパティダイアログボックスに 新しいプロパティが追加表示されます。

マルチテクニックデータベースの作成

1. ユーザーデータベースのレコードを選択します。 2. ファイル>インポートを実行し、選択したエントリー に追加したいスペクトルファイルを選択します。 3. 新しいテクニックのスペクトルファイルの場合、スペ クトルウインドウに新しいタブが追加されます。デー タベースに登録のあるテクニックの場合は、このレコ ードのスペクトルと置き換える、新規レコードとして インポートする、このレコードに追加するからインポ ートの方法を選択することができます。

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ProcessIt™ プラグイン – スペクトルデータ処理

ProcessIt™ IR と ProcessIt Raman プラグインではスペクトルのデータ処理を行うことができます。 データ処理メニューにはピーク

削除、トランケート/パッド、ノーマライズ、スムージング、ベースライン補正、スペクトルの演算などのコマンドがあります。

スペクトルの演算

スペクトルの演算はあるスペクトルから別のスペクトルのポイントごとに足し算、引き算をします。混合物や 合成品のサンプルスペクトルの解析にも役立ちます。

1. ProcessIt IR または ProcessIt Raman プラグインでスペクトルを開きます。 a. 最初のスペクトルは ファイル > スペクトルを開く でインポート b. 次のスペクトルは ファイル > スペクトル追加 を実行します。 2. データ処理 > スペクトルの演算を実行し、スペクトルの演算ダイアログボックスを開きます。二つのス ペクトルを設定します。 • 測定スペクトル (データ処理されるスペクトル) • リファレンススペクトル 3. 実行を選択すると減算、加算されたスペクトルとリファレンススペクトルがスペクトルウインドウに表示 されます。 Note: 係数の値は測定スペクトルからリファレンススペクトルをどのくらい処理するかを決定するもので す。数学的には 減算 = 測定スペクトル-(リファレンススペクトル×係数)あるいは加算=測定スペクトル +(リファレンススペクトル×係数)で表されます。デフォルトは 1 で設定されています。

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参照

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