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ムギヒゲナガアブラムシ,Macrosiphum granariumの増殖に及ぼす稀薄TEPPの効果-香川大学学術情報リポジトリ

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Academic year: 2021

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香川大学農学部学術報営

ムギヒゲナガアブラムシ,肋cダβざ疹ゐ祝研g■γα〝αダg〝仰の

増殖に及ぼす稀薄TEPPの効果*

40

岡 本 秀 俊

On the efEect of aqueous TEPP solution upon the reproduction of theEngli$hgrain aphid,Macrosiphum granarium.

HidetoshiOxAMOTO(LaboratoryofApplied Entomology’) (ReceivedAugust21,1958)

Ⅰ 緒

級虫,敬菌,除草剤等いわゆる農薬と称せられるものの使用が普及するにつれて,害虫防除に関係する老の間に 「農薬の使用による害虫増加」と.云う新しい問題が提起されるに到った(7・8・11・12・18) こうした現象の発生原因,或はその機構としてほ,(a)農薬の使用による平衡密度の破壊,(b慣虫剤に対する抵抗 性系統の出現,(c)農薬に.よる増殖刺戯作用,(d)前記三者以外のもの,が考えられるが(11,12),このような項目のう ち,(a)及び(b)がその主なものであり,中でも特に(a)が薬剤処理後の個体群増加Populationgrowthを飛躍的なも のとする大きな原因と考えられる.そして,実際,それに・よって説明,解釈することの出来る事例は非常に多く, 叉,それを実証するに充分な実験的研究も少くはない(=I13).しかし,(c)に該当するもの,つまり薬剤処動こよっ て殺されずに生き残った個体の増殊カ(産卵力又は産仔力)が,その薬剤に・よって刺戯増大されたと云う報告は2, 3あるけれども(柏1臥16),盾按的な増殖刺戟現象を確実に捉えたものは,HuECⅨetal(1952)(9)を除いては殆んど ないようである.もらろん個体群増加が飛躍的なものになったかどうかほ,その個体群増加甲飽和レベルが上昇し たかどうかによって・のみ判定されるとする立場から云えば,刺戟作用にもとづく産卵カ,産仔力等の増加は,(a)と 同じケ−スの原因とはならない性格のものである..けれども,個体数の増減を飽和レベルに到達する以前の段階で 比較評価する立場に立てば,明らかにそれは個体数増加の原因であると・考え.ることが出来よう“叉,飽和レベル到 達に要する時間について云えば,刺戯作用の存在は必然卸こその時間を短縮するものであることは,きわめて明白 である.この二つのことは,薬剤施用後もその加害対象物が,かなり早い時期から,再び多数の個体によって加害 されることを馨味するものである.したがって,増殊に対する薬剤の刺戯作用の存在は,害虫防除,或は被害回避 上,決して重要性を失うものではない.特に加害期間が,その害虫の発育期間に比較してかなり長いような場合に は,決してゆるがせ濫・出来ない 筆者は,このような観点から,増穂刺戯作用についての資料を得たいと考え,大部分の個体が処理によるところ の死亡をまぬがれる程度の,ごく稀薄な班虫剤*を処理した場合,HuEC王【etal(1952)(9)がアカダニにDDTを 処理した実験で得たと同じような処理によって供試虫の産仔力その他2,3の生態学的な性質が,刺戟的な影響を 受けるかどうかを見るた軌ごく単純な実験を行ってみた.実験は1954年から1955年にかけて行ったもので,供試 虫としてムギヒブナガアブラムシ,肋cγク・軸ゐα∽gγα乃αγ言出桝を用いたのは,本種を含めでアブラムシ掛ま一腰 に他の昆虫に比較して発育速度が早く,寄主植物の栽培期間がよほど短かくない限り,薬剤処理によっで一遇棲息 密度が低下したとして−も,その薬剤が生き残った個体の増殖忙対して刺戟的な効果をあたえるものであれば,前に 述べたとおり,短期間内に,処理を行わなかった持と大差ないレベルに・まで個体数が増加し,処理後も早い時期か ら著しい被害をあたえる可能性を持つと考えられるからである小来剤としてTEPPを用いたのは,この設虫剤が, アブラムシ類に対して,特に禿れた速効的な殺虫性を待つために,アブラムシ類の防除に広く用いられるからであ る. * 応用昆虫学研究室研究紫綬第33号,本研究の要旨は,昭和30年皮日本応用動物学会,日本応用昆虫学会合 同大会で講演した. ** その個体群に.とって非致死下乗鼠であるところの,非常に帝蒋な設虫剤を,此の琴の芙験に用いることに ?いて争ま?・一この間題やミ奉る鱒省略するて

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41 第10巻欝1号(1959) 本文に先立ち,常に顧篤な御指導と衛鞭凝をたまわる本学応用昆虫研究室教授松沢質博士,宮本裕三助教授に対 し深甚な謝意を衷すると共に,種々実験に協力された元専攻学生川原幸夫氏*に対して深く感謝する.

Ⅱ 研究材料と方法

i)供 試 虫 秋に.エンバグに寄生して増殖中のムギヒブナガアブラムシ,鳳払肌適切奴雛g州別而融和有瑚型台生嘩成虫を圃 場で採集して持ち帰り,小型の素焼ポットに萩植した大麦(品種ほ≡保珍子)に放飼して産仔させた仔鹿を所定の 段階にまで発育させて実験に用いた.母虫の外部えの脱出を防ぐために植物体には,上端開口部をダーゼで被覆し たところのガラス円筒をかぶせ,放飼をはじめてから6時間後に母虫を円筒内の大麦から取しり除いた.母虫によっ て寄主植物体上に産下された仔虫は,そのまゝガラス室内で所要の発育段階に達するまで飼育t.た.今の判定は, 毎日一定時刻に脱皮の有無を調査することによって行った.実験に用いたもののうち,2令区のみは有逮型であり, 他は無瑠型であった. ii)供 試 薬 剤 実験に用いた TEPP は,日凍化学K−K.製の N.TEPP**(Tetraethylpyroph9Sphate35%,Hexaethyl tetr・aphosphate65%含有)で,その膵液を,慕潜水で稀釈し,0.0004%水溶液として使用した.漆度を0”0004% とLたのは,予備実験に.よって,この濃度のTEPP水溶液が処理個体の二大部分を生存させることがわかっていた からである.TEPPは著しい加水分感性を持っているので,特にこの点に留意して,調製後直ちに使用した. iii)薬剤の処理法 所要の発育段階にまで発育した供試虫は,実験の都度,寄主植物体より取りはずし 水平面に対して約45皮に傾 けて匿いた直径9cmの源紙上に散在させ,紙面に対して値角方向30cmの距離から,ペーパークロマトグラフィ ー・用のスプレーを使って,前記の薬剤を噴霧した.噴霧鼠は,どの実験の場合も2ccで,対照区には蒸溜水を同盈 噴霧した. iv)処理後の飼育管理と調査 薬剤処理を終った後,供試虫は細字用毛筆をつかって紙面から取りはずし大麦を教権したシャ−・レに移した そして,処理区と対照区との間にみられる行動々作の差異を観察し処理24時間後に薬剤処理に・よる死亡率の調査 を行った..死亡率調査後は個体飼育容器(底部を切り取って関口した6分試験管に,芸の基部を綿でくるみ,その 上を蒋いビニーールシートでカ′く−−・した大麦幼芭を収容したもの.大麦の板部はチユーザの下端からはみ出してい る)に収容して個体飼育を行った.個体飼育期間中大麦は次のような方法で育てた.即ら底部内面に滞紙を数枚重 ねて∴敷いた500ccピー・カーヰに,前述の個体飼育容器を10本宛収め,個体飼育容器底部(関口した)に出ている大 麦の根部が,漸く液に浸る程度に.春日井氏稲作水耕培養液(16)を毎日補給して行った.個体飼育容器に移した供試 虫のうち,幼虫区ほ毎日一定時刻叱脱皮の有無を調べることによって−,成虫になるまでの発育所要日数を調査した. 成虫になつてからは,成虫処理区と同様に.,生存日数,日産々仔数を調べた.産出された仔虫は,調査の皮に容器 中より取り除いた.飼育温度は滞1表備考に示したとおりである.

∬ 研究結果及び考察

i)処理24時間内での供試虫の行動々作及び処理24時間後の死亡率 処理された時の発育段階の如何をとわず,どの実験の場合も,処理区の供試虫は薬剤の噴霧開始と同時に歩行活 動を全く中止し,脚を締めて静止した.噴霧が終ってから大麦を栽賭したシャーレ中に移した際も,歩行活動は非 常に不活溌で,少数個体は相当時間が経過した後も寄主植物体に自体を定着維持することが出来ず,そのようなも のは殆んどが24時間までに死亡した..処理24時間後の死亡率は,2令処理区29%,3令処理区0,4令処理区3..3 %,成虫処理区4..3%で非常に低く,菜別の処理を受けたけれども,大部分の個体は死亡をまぬがれたとみてさし つかえなかった.対照区には処理区でみられたような行動々作の顕著な変化とか死亡した個体は全くみとめられな かった. * 現在大阪化研工兼K.K.研究部勤務. 坤 アブヲムシ類に対する本剤の指定買用濃度は0.018∼0.012%(2000∼3000倍)である.

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香川大学農学部学術報嘗

42

iil)発育所要日数及び生存日数忙対する薬剤処理の影響

各区の発育所要日数(処理を受けてから成虫に.なるまでの日数)と生存日数(成虫としての生存日数)の統計窺 を,それぞれ第1表及び第2表に示す小 これらの事項について?射撃,対照区間の差の検定結果は,便宜上次で

Tablel.Developmentaldays of the Eng】ish gT・ain aphid,Macrosiphum granarium treated

with aqueous TEPPsplution at their various stages of development

Con負dencelimit of populat-ion mean at 95per centlevel (Days) Treated Stage (InstaIつ Variance (Days) Number・Of individuals Section 14..24∼15.76 14.74′}17一.86 21.81′}24.59 21.69′−26.31 18.14′−20、.26 17..65・−′22.55

Remar・ks l)Concentrationof TEPPsolution………‥ 0.0004% 2)Rearingtemperature……2ndin$tar……4.5∼16。5cc

・・…・・3rdinstar……1.7∼13。0〇C

……4thinstar……1.7∼15.5eC

Tabie2.Longevityofadultsof the Englishgrain aphid,MacY・OSipum granaY・ium treated With aqueous TEPPsolution at their・Variou$StageSOf development

Con丘denceユimit of population nlean at

95per centlevel Variance (Days)

Section Treat Check Tr・eat Cbei:k 7■T・eat Cbeck Tr・eat. Cbeck 8“35′・■16い45 7.21′・■20.19 26.79′−41..41 26.98′−48.02 15..00′・J38.40 7.47∼39小13 12.62∼22..98 7.22∼28.78 79.92 91巾96 201.92 302.06 567−.87 276り88 144−.00 294.12 Remarks‥11……… See Tab.T.

述べる産仔数のそれと一緒に欝4表(A,B欄)として次項に示す..発育日数及び巷存日数の平均値は,4令区生 存日数を除いて,全体としてこ処理区の方が対照区より数分小さな値を示しているように思われるが,実際には処理 区と対照区間の差は第4表A,B欄で明らかなとおりで有意ではない.したがって,どの発育段階で処理されたも のも,処理によってその発育日数及び生存日数が影響をうけ■ることはないものと考えられる. iii)産仔に及ぼす薬剤処理の効果 どの発育段階で処理を行った実験も,供試虫はその処理区,対照区の如何をとわず,おゝむね成虫となった当日 或は翌日から仔虫を産出し,産仔消長の型は田中他(1953)(17)が示したのとはゞ同様で,日数が経過するにつれて 日産々仔数は減少した.各々についての産仔消長の型は特に記述はしないが,4令処理区はその対照区に比較して 全体として山が低かった(日産々仔数が全体卸こ少なかっただけ■で,産仔消長曲線の型そのものは対照区と何等差 がない)他は顕著な差をみとめることは出来ず,産仔消長の型には殆んど影響が及ぼされないようであった..

各区での平均日産々仔数(攫穿富賢)の統計量を第3表に,又,その処理区と対照区間の差の検定結果を第4究

C備に示す.処理区と対照区の間仁羞は,第4表C欄で明らかなように,2令区,3令区,成虫区では有志とはみ なされない.けれども,4令区だけは信頼度95%以上で差の有意性がみとめられ 平均日産々仔数ほ対照区の58% となって,松沢(1955)(11)がゴボウヒヂナガアブラムシ,肋cγβ.Sま♪ゐα班g〃∂∂乃≠\sに数種の殺虫剤を適用して−,そ の個体群増加をみた場合と同様に,かなり顕著な抑制効果があらわれている.この澤果は,HuECXetal(1952)

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第10巻第1号(1959)

Table3.Numberoflaid progenies perdayof theEnglishgrain aphid,Macrosiタhum granarium

treated with aqueous TEPP solution at their various stages of deveiopment

43 Coe軋of var・iation (per・Cent) Con丘dencelimit of population mean at

95per centlevel Variance

0.21′−0い47 0.19∼0.51 0..28 ′・・′ 0..40 0…25′・hノ 0.43 0…13 ∼0.25 0.23 ∼0.43 0.58∼0い62 0.44∼ 0.66 82.35 68..57 41.18 41.18 73.68 30.30 28..33 25.45

Remarks……… See tab.Ⅰ.

Table4.Statisticaltestson thedur・ationofdevelopmentalperiod,the10ngevityof adult andthenumberofpr9geIiieslaidoutperdayinthepresentexperiment.

垣F】恥b朗伊聖

P>0。.20 P>0..20 P>0…20 P>0一.20 P>・0..20 P>0.20 P>・Ou20 P>0‖20 P>0巾20 P>0い20 P>0.20 2nd 3T・d 4th 2nd 3r・d 4tb Adult 2nd 3r・d 4th* Adult 0…20>P>・0.10 01.70>・P>0.60 0い40>P>0い30 0.80>P>0.70 0小60>P>・0‖50 0.40>P>0.30 1 >P>0小90 0..50:>P‘>0..40 P=1 0.05>・P>・0小02 0…70>・P>0..60 Durationo董developmental period Longevity Number of pr−Ogenies laid out per day

基Significant がリンゴノアカグニ,肋fα∼♂fγα兜.殉奴=由扉に5%のDI)T乳剤及び粉剤を種々の濃度に稀釈したものを処理 して得た成績とは全く逆の成績である. 薬剤処理による肌理区死亡率の区間差(処理区問差)は0{ノ4.3%の範囲内であって,きわめて近接した倍を示し ているのに,特定の発育段階で処理されたものにだけ抑制的な影響がみられたことは,供試アブラムシでほ,苦虫 としての最終段階(アブラムシ類の苦虫期は4令)にあるものに限って,産仔に深い関係をもつところの何物かゞ TEPPの投与によって何等かの作用を受けることを意味するように思われるい 処理費皮を変化させた場合に.も,4 令処理のものだけにこのような抑制がみられるかどうかは,この実験ではわからないとしても,密度の如何によっ ては,或る発育段階で処理されたものに産仔抑制がみとめられることは興味あることである..抑制のメカニズムに ついてほ,別の角度からの実験に期待する以外には,こゝで充分な論議を行うことは出来ないが,抑制現象がみと められた4令処理区で,その発育日数や生存日数に,対照区と何等異るものがなかったことから,投与された非致 死下薬昆の TEPPは,発育とか生存に麿按的な関係を持つものに対しででなくて,産仔そ・のものに深い関係を有 する何物かに対して,直接の作用を及ぼすのではないかと.想像される. 筆者は,昆虫が非致死下乗崖の殺虫剤処理に遭遇した場合,その外理によって産仔カとかその他2,3の生態学 的な性質が刺鞍的な影響を受けるのではないかと考え,ムギヒヂナガアブラムシと非致死下乗邑である(近似抑こ) 0.0004%の非常に稀薄な でEPPとの組合せについて,かような刺戟作用の存否を実験卸こ確かめようとしたので あるが,4令処理区のように,抑制的な作用を受けることはあっても促進的,刺戟的な作用を受けることは,本実験 の如き両者の組合せではあり得ないことがわかった.前述したHuECXetal(1952)(9)の成績では明らかに雌の産 仔数が増加しているが,このような差異が生ずるのは,恐らく昆虫と薬剤の種類(或は決定)の組合せの如何にも とづくものなのであろうが,今後更に.種々の場合について検討を要する問題であろう.

(5)

香川大学農学部学術報告 44

Ⅳ 摘

要 いろいろな発育段階で稀薄なTEPP水浴液(0。0004%)の処理をうけたムギヒゲナオアブラムシ,肋c川扇♪・ カ〝桝gγα乃αγ査■%研 の産仔力や,生存日数,発育所要日数等の生態学的な性質が,そのような殺虫剤の処理によっ て剰戯的な影響を及ぼされるかどうかを明らかにするため,1954年にかけてこの実験を行った..その鮮果は次のと おりである 1.発育所要日数及び生存日数は,第1衷及び第2乗艦示されたとおりであった.そして倒照区と処理区との間 の差は第4表A櫛及びB稚匿示されたとおりで,どの区とも有意ではなく,したがって発育所要日数や生存日数は, 処理に.よって影響されないものと考えられた 2.産仔期間中の産仔消長(産仔消長曲線の型)も殆んど影響がなかった. 3.平均日産々仔数の統計法及びその処理区と対照区間の差す有意性は,第3表及び第4表C欄匿示したとおり である..そして第3表,第4表の如く,4令処理区では産仔抑制がみとめられ,この場合,平均日産々仔数は対照 区の58%にまで有意に減少したけれども,本種の増殖力が薬剤処理によって刺戟されることは全くなかった. 引 用 文 献 日本応動,応見合同大会講演要官17(1955) 囲 宮下和書:植物防疫,7,65−72(1953) 牌“・・・……・±農業技術,13,169−・173(1958) 個 NEWCOMER,EいJn,DEAN,FいP:J・♂CO〝“g乃才 39,783、′786(1946) 餌奥田 東:植物栄養生理学実験苔,107,東泉, 朝倉審房(1954) ㈲ StJN小 YtJN・・PEI:J.βC卯㌃.畝扉.38,124一〉125 (1945′) Q6)SYLVESTER,E.S.:Jecon.Ent.42,766−・ノ769 (1949) 鋸 田中正他:農業技術研究所報告,C.,第3号1−41 (1953) 匝)内田俊郎:選集技術 6,1・−4(1951) (1)DeBACH,P.:.√βC〃乃.且扉.40,598∼599、(1947). (2)・…・…:CαJ壱プbγ.C言ゎgγ.32,496′・叫ノ407(1947)・ (引・・・…&BERTRETで,B.:′βCβ乃且扉.44,372 ∼381(1951こ). (4)EwING,K..P.et al:./βC0乃.及ぼ40,374∼・3Sl (1947) (5)GAZNES,J.C&DEAN,H S:feconlEni4O, 365∼370(1947) (6)GYRISKO,G..Getal:f econEni39,205∼ 208(1946) (7)桐谷圭治:植物防疫,10,239−242(−1956) (8)…い ,10,287−290(1956) (9)HuECK,H‖Jetal:タゐッsgoC∂∽ク・βf O“0 2, 371∼377(1952) 囲 松沢寛,岡本秀俊,宮本裕二 川原事大:昭30, R由Ⅵm岳

Extendingfrom1954to1955,this experiment was carried out toascertaintheinauenceof the

diluted TEPPsolution(0.0004%)upon some eco】0gicalcharacter・S SuChasfecundity,longevityand deve・

lopmentofthe Englishgrain aphid,Macrosiphum granaY・ium whichwas treatedwiththe solutionat

theirdiiferent stages of developmentl

TboseI・eSults are sbown as fo1lows:

1)The reSultof experimenton the development and thelongevityof thataphid contactcdwere

shownin Tablel−2

The diaerences between each treatment and check were not signiBcantin every case$aS Shownin

Table4(−Colum A or B)

Accordingly,itwasassumedthatthe dur・ationof development andthelongevity werenotafEected

so great by that insecticidal treatment,

2.)Vicissitudesoflayingprogenies(typeofvicissitudalcurveOflayingprogenies)duringtheir’1ay− ingprogeniesperiod wasalsonotaffectednearly・

(6)

鱒10巻至軒1号(195ウ) 45

3)The meannumber ofprogenieslaid perIr dayand the significance ofdifEerence$ betweeneach

tr・eatmentand check were ShowninTable3∼4(ColumC.)and theinhibiting fecunditywasobserved in4thinstartr・eatment,in thiscase,the mean numberof progenies perday wassigni丘cantlydecreased to58per centof that of the check,But the acceleratingefEect caused by theinsecticidaltr・eatment

(7)

】 l

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