1. 検査項目について エレベーター、エスカレーター、小荷物専用昇降機、遊戯施設等について建築基準法施行 規則に則り、国土交通省告示第283号及び第284号に基づき特定行政庁へ報告すべき検査項目で ある。 *平成20年国土交通省告示第283号;昇降機の定期検査報告における検査及び定期点検に おける点検の項目、事項、方法並びに結果の判定基準並びに検査結果表を定める件 *平成20年国土交通省告示第284号;遊戯施設の定期検査報告における検査及び定期点検 における点検の項目、事項、方法並びに結果の判定基準並びに検査結果表を定める件 2.「指摘なし」、「要重点点検」と「要是正」について 次回の点検までに「要是正」 修理や部品の交換等 に至る恐れが高い状態をいう。 により改善することが (日常の保守点検において重点的に点検 必要な状態をいう。 * 報告書の特記事項欄に記載する し、「要是正」の状態になった時点 こと。 で速やかに改善すべき状態) 3.「既存不適格」について 建築基準法は、建築物(又は昇降機等)が建築確認された時点の法令に基づいて建築した 建築物(既存建築物)は、その後に定められた法令の規定が及ばない。(A-4ページ) これが「既存不適格」であり、建築基準法第3条第2項の規定の適用を受けているもので ある。 4.「既存不適格」の判定とチェックボックスの記入方法について (C-4ページ) 検査報告書(第二面)【6.検査の状況】、【イ.指摘の内容】欄の記入については、検査の 結果、是正が必要と判断された項目があるときは、「要是正の指摘あり」のチェックボックス に「レ」マークを記入するが、1台のエレベーター(又は遊戯施設)で、「要是正あり」が複 数ある場合、その全てが建築基準法第3条第2項の適用を受けている場合に限り、「既存不適 格」のチェックボックスにレマークを記入する。 1箇所でも適用を受けていない箇所がある場合は、「要是正の指摘あり」のチェックマーク を記入する。 その場合「既存不適格」はマークしない。 *建築基準法第3条第2項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・A-4 *昇降機の耐震対策及び安全対策一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・B-25、26 以 上 *検査結果表の特記事項欄に記載し、所有者・管理者へ報告する。 1.昇降機等種別検査結果表の考え方と対応について 「指摘なし」 良 好 「要是正」 「要重点点検」
・ 主索又は鎖で吊るエレベーター ・ 油圧式(水圧式を含む) ・ 段差解消機(斜行エレベーターを含む。) ・ いす式階段昇降機 ・ エスカレーター ・ 小荷物専用昇降機 1. この書類は、昇降機1台ごとに作成すること。 2. パソコンで出力した場合を除き、黒のボールペンを使用し、楷書で記入すること。 3. 記入欄が不足する場合は、別紙に必要な事項を記入して添えること。 4. 記入上の注意事項等 (1) ・ 「検査者番号」欄に検査者を特定できる番号、記号等を記入すること。 ・ 「検査者番号」欄は当該昇降機の検査者が1人の場合は、記入しなくてもかまわない。 例 <複数人の場合> 例 <1人の場合> 安全 太郎 安全 太郎 安全 次郎 (2) 「検査結果」欄 ・ 平成20年国土交通省告示第283号(最終改正平成21年9月28日)の別表第一から第六に 掲げる判定基準に従って「指摘なし」、「要重点点検」、「要是正」、「既存不適格」の項目の 該当する欄に○印を記入すること。 「既存不適格」欄 ・ されたときは、○印を記入すること。 (3) ・ ・ 当該昇降機の検査者が1人の場合には、記入しなくてもかまわない。 既存不適格 (1) 機械室への通路及び~ ○ 1 (2) 機械室内の状況並びに~ ○ 2 例 <複数人の場合> 検査結果 担当検査 者番号 検査項目 指摘 なし 要重点点 検 要是正 「担当検査者番号」欄 「検査に関与した検査者」欄で記入した番号、記号等を記入すること。 1 或いは A 2 或いは B ( (財)日本建築設備・昇降機センター発行「定期検査業務基準書」2010年版を参照のこと。) 記入事項 定期検査報告書の第二面3欄に記入した検査者について記入し、検査者が複数人の場合には 「当該検査に関与し た検査者」及び「そ の他の検査者」「検 査者番号」欄 「要是正」欄に○印を記入した場合で、建築基準法第3条第2項の適用を受けていることが確認 氏 名 検査者番号 氏 名 検査者番号
昇降機検査結果表の記入上の共通注意事項等
該当種類
共 通 事 項 結果表の全てに建物名称及び特定できる番号等(協議会No.整理番号.台帳番号.登録番号)を記入すること。検査結果表 (第1第1項第1号に規定する昇降機) 当該検査に関与した 代表となる検査者 検査者 1 機械室(機械室を有しないエレベーターにあっては、共通) ◎ × (1) 機械室への通路及び出入口の戸 ◎ △ (2) 機械室内の状況 並びに照明装置及び換気設備等 ◎ × (3) 機械室の床の貫通部 ◎ ◎ (4) 救出装置 ◎ ◎ (5) 開閉器及び遮断器 ◎ ◎ (6) 接触器、継電器及び運転制御用基板 ◎ ◎ (7) ヒューズ 絶縁:電動発電機の回路 (300V以下・300V超) MΩ 制御器 電動機の回路 (300V以下・300V超) 100 MΩ (8) 制御器等の回路の300Vを超える回路 20 MΩ 20 MΩ 制御器等の回路の150V以下の回路 20 MΩ ◎ ◎ (9) 接地 △ × (10) 階床選択機 ○ △ (11) 減速歯車 [機械室あり、 機械室なし] 氏 名 検査項目 その他の検査者 ◎ ◎ 機 械 室 あ り 機 械 室 な し 番号 制御器等の回路の150Vを超え300V以下の回路 ◎ 必ず該当あり ○ 該当する場合が多い △ 該当しない場合が多い × 該当しない 該当しない項目は抹消 線で消去する。 基準の内容がわかるように記載する(主索出代、ブレーキギャップなど) また 基準値に「以下」 「超える」 「未満」などがある場合 記入する 表1参照 主索又は鎖で吊るエレベーター ◎○△×は機種により必ずしも該当しない場合があるのであくまでも目安とすること。 ○ △ (11) 減速歯車 綱車と主索のかかり (巻胴式のものを除く) イ.製造者が指定する要是正となる基準値
5.0 ㎜
(12) ㎜) マーキングが見える する要是正となる基準値 ( 例 マーキングが見えない ㎜) ◎ ◎ (13) 軸受 保持力 巻上機 イ.ブレーキをかけた状態において、トルクレンチにより確認 ハ.かごに荷重を加え、かごの位置を確認 パッドの厚さ イ.製造者が指定する ブレーキ 要重点点検となる基準値 (14) ㎜) 要是正となる基準値 右 2.0 ㎜ ( 左 ㎜ ㎜) ロ.やむを得ない事情により、点検者が 設定する 要重点点検となる基準値( ㎜) 要是正となる基準値( ㎜) ◎ ◎ ◎ ◎ ロ.ブレーキをかけた状態において、モーターにトルクをかけ確認 ( 例 主索出代 1.0㎜ 以下 綱車又は巻胴 ロ.やむを得ない事情により、点検者が設定 ハ.綱車と主索の滑り等により判定 ◎ ◎ ( 例 ブレーキギャップ 3.5㎜ 以上 該当しない方を抹消する。 又は該当する方を○で囲む。 イ、ロ 、ハ、又はイ、ロのい ずれかを選択し、該当するも のを○で囲むこと。 また、基準値に「以下」、「超える」、「未満」などがある場合、記入する。 ①基準値に対する測定値を記入 する。 ②基準値が複数ある場合、それら に対する基準の内容と測定値を全 て記入する。 ③判定基準が数値を持たない場 合は、その内容を記入する。 要重点点検の基準値 が決められていない場 合、業務基準書により 記入する。 パッドに左(上)右(下)がない クラッチ式などの場合、右・ 左を消し右欄に測定値を記 入する。 前回測定値を記入する場合 前回測定値 右 ㎜ 左 ㎜告示283号の判定基準欄に記入の告示について * 「特殊告示」とは → H12年1413号 1(4)救出装置 他 * 「制動装置告示」とは → H12年1423号 2(1)かご側調速機 他 * 「制御器告示」とは → H12年1429号 1(14)保持力 他 既 存 不適格 1 機械室 (1) (2) (3) 1(8)絶縁 回路の絶縁抵抗値 表1 (4) 回路の用途 絶縁抵抗値 (5) 電動機主回路 0.2MΩ以上 (6) 0.4MΩ以上 (7) 制御回路 0.1MΩ以上 信号回路 0.2MΩ以上 証明回路 (8) (9) (10) (11) 150V以下のもの 150Vを越え300V以下のもの 号機の番号を記入する 回路の使用電圧 300V以下のもの 300Vを超えるもの 検査結果 担当 検査者 番号 指摘 なし 要重点 点検 要是正 検査者番号 昇降機番号 番号 S46.01.01 S46.01.01 1 (2) 機械室内の状況の判定基準 ① 昇降機以外の設備等が定期検査等に支障がある場合は要是正となる。 ② 漏水が機器に達している、又は窓が破損している場合は要是正となる。 ③ 換気扇の起動設定温度が適切に設定されていない場合も要是正となる。 (換気設備等とは、空調設備、換気扇、ガラリのことを示す。) 1 (12) 綱車と主索のかかりについて 「イ」又は「ロ」を選択する場合 製造者が指定する又は検査者が設定する基準値と比較する。 「ハ」を選択する場合 告示の判定基準によること。 ( ) 巻胴式 場合 検査事項と記入方法 (斜線 抹消 判定 残す と) 機械室内の状況 絶縁 1 (7) ヒューズ 電力・温度ヒューズ単体ではなく、遮断器(ノーヒューズ)等であっても過電流や短絡 電流保護の役割を果たしているので、対象とする。 (11) 綱車と主策の係り (12) イ、製造者が指定する要是正となる基準値 ( mm) mm ロ、やむを得ない事情により、点検者が設定する 要是正となる基準値 ( mm) (13) ハ、綱車と主策の滑り等により判定 *回転の状況及び欠損、き裂の状況を検査すること。 (14) 綱車及び 巻胴 1 (12) 巻胴式の場合の検査事項と記入方法 (斜線で抹消・判定は残すこと) *回転の状況及び欠損、き裂の状況を検査すること。 1 (14) ブレーキの保持力及びパッドの厚さ以外の検査項目の注意点 ブレーキは、保持力、パッドの厚さ、油の付着状況、取付け状況、制動力の状況パッドとドラムの接触 状況、制動時のプランジャーの状況、ブレーキコイルの発熱の状況、構成機器の作動の状況、摩耗粉 の状況(機械制動式)、作動時の状況(電気制動式)の検査をする必要がある。 保持力の検査において 従来の(無積載運転時のブレーキ制動距離により確認)の方法で検査する場合はハを選び、 前回検査時の無積載での数値を必ず確認したうえで判断すること。 パッドの厚さの検査において 製造者が倒産等により基準値を知りえない場合等のときに点検者が基準値を設定した場合は、 「ロ」を選択する。また点検者が基準値を設定する場合、告示の判定基準を満たす基準値を設定し、そ の基準値と比較する。前回検査時の値と比較する場合も「ロ」を選び次の点に注意すること。 ①要重点点検及び要是正の基準値を設定すること。 ②前回検査時のパッドの厚さを別に記入しておく必要があることから余白に記入しておくこと。 (左頁ブレーキ欄参照) ③前回検査時のパッドの厚さが『不明』の場合、要重点点検の指摘となる。 ・ ブレーキの構造上又は設置状況によりブレーキパッドの撮影が不可能な場合は、 その状態がわかる写真を添付すること。 (2010年版基準書のP188~P191参照) 綱車と主索のかかり ブレーキ
○ × (15) そらせ車 ◎ ◎ (16) 電動機 △ × (17) 電動発電機 ○ ○ (18) 駆動装置等の耐震対策 (ロープガード等の追加あり基準書P193参照) 2 過速スイッチの作動速度 (定格速度の %) m/min キャッチの作動速度 (定格速度の %) m/min 径 最も摩耗した主索の番号( 番号を記入) 素線切れ 1よりピッチ内の素線切れ 数 本 主索 該当する素線切れ判定基準 ( 1 - イ ) 素線切れが生じた部分の断面積の割合 70%超 ・70%以下 本 主索本数( 本数を記入本) 摩耗 最も摩耗した鎖の番号 ( 番号を記入 ) 鎖 鎖本数( 本数を記入 本) B−A 要重点点検の鎖の番号 ( ) 要是正の鎖の番号 ( A ◎ ◎ (4) 主索又は鎖の張り ◎ ◎ (5) 主索又は鎖及び調速機ロープの取付部 ○ ○ (6) 主索又は鎖の緩み検出装置 巻胴式エレベーター △ △ (7) 主索又は鎖の巻過ぎ検出装置 巻胴式エレベーター 上昇 m/min ◎ ◎ (19) 速度 定格速度( m/min) 報告書二面と同じであること 共通 釣合おも り側調速 機 キャッチの作動速度 (かご側キャッチの作動速度の %) 下降 m/min ◎ ◎ (1)★かご側調速機 m/min △ △ (2) ◎ ◎ (3) 主索又 は鎖 直径( mm) 未摩耗直径( mm) 最も摩損した主索の番号 (番号を記入 ) 1構成より1ピッチ内の最 大の素線切れ数 該当するものが無い場合は抹消線を引く 要重点点検の主索の番号 ( ) 要是正の主索の番号 ( ) 測定長さ (B)( ㎜) 基準長さ (A)( ㎜) % ×100 伸び % 実測値は定格速度の 125%以下であること。 定格速度が45m以下の場合 (-%) 定格速度が45m超の場合(130%以下) 定格速度が45m以下の場合 (-%) 定格速度が45m超の場合(140%以下) 要是正=90%未満 要重点点検=92%未満 素線切れが ない場合、両 方を抹消する 該当しない方を抹 消する。 又は該当する方を ○で囲む。 表2参照 表3参照 △ △ (7) 主索又は鎖 巻過ぎ検出装置 巻胴式 タ ○ ○ (8) はかり装置 ○ ○ (9) 戸開走行保護装置 ○ ○ (10) 地震時等管制運転装置 × ○ (11) 降下防止装置 × △ (12) 換気設備等 機械室なしエレベーターに限る × ○ (13) ※制御盤扉 3 かご室 ◎ ◎ (1) かごの壁又は囲い、天井及び床 ◎ ◎ (2) かごの戸及び敷居 ◎ ◎ (3) かごの戸のスイッチ ◎ ◎ (4) 床合わせ補正装置及び着床装置 △ × (5) 車止め、光電装置等 ◎ ◎ (6) かご操作盤及び表示器 △ × (7) 操縦機 ◎ ◎ (8) 外部への連絡装置 ◎ ◎ (9) かご内の停止スイッチ ◎ ◎ (10) 用途、積載量及び最大定員の標識 ◎ ◎ (11) かごの照明装置 ○ ○ (12) 停電灯装置 ○ ○ (13) かごの床先 4 かご上 ◎ ◎ (1) かご上の停止スイッチ ○ ◎ (2) 頂部安全距離確保スイッチ ◎ ◎ (3) 上部ファイナルリミットスイッチ及びリミット(強制停止)スイッチ △ △ (4) 上部緩衝器又は上部緩衝材 既存不適格→乗用・人荷・寝台用に限る 設置対象外となるエレベーターは限られているので要注意! 駆動装置及び制御機を昇降路底部に設けるものに限る かご及び吊り合おもりと干渉しないものを除く 自動車用エレベーターにはない場合がある かごの戸がない自動車運搬用エレベーターに限る 自動車用エレベーターにはない場合がある 既存不適格→乗用・人荷・寝台用に限る 既存不適格→乗用・人荷・寝台用に限る 荷物用及び自動車運搬用エレベーターでも、かごに人 が乗り運転できる全てのエレベーターが対象。
(15) (16) (17) (18) 2 (1) かご側調速機の作動速度 表 2 定格速度 2 共通 2 (2) 釣合おもり側調速機の作動速度 かごのキャッチ速度より大きくかつ110%以下 表 3 素線破断を判定した基準についての記号
1
素線切れが平均的に分布する場合 2 素線切れが特定の部分に集中している場合 (4) (5) (6) (7) (19) 過速スイッチの作動速度 キャッチの作動速度 45m/min以下 63m/min以下 過速スイッチと同時 (2) 又は68m/min以下 45m/min超 定格速度の130%以下 定格速度の140%以下 (1)★ 判定結果についての記号 イ 要是正判定の場合 (3) 3 錆が著しい場合又は素線切れが生じた部分 の断面積の摩損がない部分の断面積に対する 割合が70%以下である場合 ロ 要重点点検判定の場合 ハ 指摘無しの場合 S56.06.01 H21.09.28 S34.01.01 S46.01.01 かご側調速機 主索 ★ パルス型 (小型エレベーター(定員5人以下)対象) 過速スイッチの作動速度のみ判定し記入 <スラックロープ式非常止め> キャッチ作動速度は抹消 2 (3) 主索欄の記入について (基準書P197・198参照) 素線切れ 素線切れが無い場合の記入 最も摩損した主索の番号 (素線切れ無し) 該当する素線切れ判定基準 (該当無し) 素線切れがある場合の「該当する素線切れ判定基準」欄の記入方法 素線破断を判定した基準及び判定結果について、素線切れ判定基準欄に 以下のような記号を組み合わせて記入する。 ( ) 走行 護装 (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) 3 かご室 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) 4 かご上 (1) (2) (3) (4) H21.09.28 H21.09.28 S46.01.01 S56.06.01 3 (8) 外部への連絡装置 (基準書P213の解釈) 確認申請時に設置された外部への連絡装置の状態を確認する必要があるが、現状 として警備会社や 保守会社の集中管理センターへの警報発報や通話が正常であれ ば、指摘なしとしてよい。 2 (10) 地震時等管制運転装置(概要) 基準書P203〜205参照 1.設置が不要となるエレベーター *昇降行程が7m以下のエレベーター(乗用、人荷用、寝台用) *荷物用エレベーター及び自動車用エレベーター(かご内に操作盤が無く、 *段差解消機、いす式階段昇降機 人が乗らないもの) 2.地震時等管制運転装置の内容(概要) P波及びS波管制運転、かご内へ運転情報の表示、予備電源の設置 3.地震時等管制運転装置が既存不適格になる条件(概要) ①鉛直方向に0.025~0.1m/s×s(2.5~10gal)又は水平方向に生じる3.0m/s ×s(300gal)以上3.0m/s×s(300gal)以下の過速度を検知できない。 ②かごを自動的に乗場戸のある位置に停止させ、かつ、かごの戸を開き, 又はかご内から開くことができる。→これらの機能がない。 ③自家発電設備又は停電時自動着床装置を有していない。 ④かご内へ運転情報の表示装置がない。 地震時等管制運転装置 外部への連絡装置 着床装置 3 (11)かごの照明装置 かごの床面で、乗用(人荷用含む)寝台用は 50ルクス、また乗用、寝台用以外のエレ ベーターにあっては 25ルクス 以上であることを確認する。検査方法として、かごの戸を閉 めたかご内の操作盤付近の床面で新聞が読めるほどの照度がある場合は、目視確認で 構わない。それ以外は照度計で測定すること。 かごの照明装置 H22.09.28 H22.12.22 H21.09.28 3 (4)着床装置 床合わせ補正装置がない場合でも着床装置はあるので検査対象となる。 地震時等管制運転装置 戸開走行保護装置 2 (9) 戸開走行保護装置 検査方法、報告書の記入、添付書類については基準書P202.203参照○ ○ (5) 頂部綱車 ◎ ◎ (6) ★ 調速機ロープ ○ ○ (7) かごの非常救出口 ◎ ◎ (8) かごのガイドシュー等 ○ ○ (9)
*
かご吊つり車 ◎ ◎ (10) ガイドレール及びレールブラケット ◎ ◎ (11) 施錠装置 従来のドアインターロック ◎ ◎ (12) 昇降路における壁又は囲い ◎ ◎ (13) 乗り場の戸及び敷居 ○ ◎ (14) 昇降路内の耐震対策 (ロープガード等の追加あり基準書P225〜参照) ◎ ◎ (15) 移動ケーブル及び取付部 ◎ ◎ (16) 釣合おもりの各部 巻胴式エレベーターは対象外 釣合おもり非常止め装置 該当するもの以外を抹消する 形 式 : 早ぎき式 ・ 次第ぎき式 ・ スラックロープ式 巻胴式エレベーターは対象外 ○ ◎ (18)*
釣合おもりの吊 つ り車 巻胴式エレベーターは対象外 ◎ ◎ (19) かごの戸の開閉機構 手動式の場合は対象外、自動車用も無い場合がある ◎ ◎ (20) かごの枠 5 乗り場 ◎ ◎ (1) 押しボタン等及び表示器 ◎ ◎ (2) 非常解錠装置 △ △ (3) 乗り場の戸の遮煙構造 △ △ (4) 昇降路の壁又は囲いの一部を有しない部分の構造 × ○ (5) ※制御盤扉 6 ピット × ○ (1) 保守用停止スイッチ 駆動装置等を昇降路底部に設けたものが対象 降 ○ ○ (17) オープンタイプのエレベーター 三方枠に収納されたものに限る ロープの径 要是正=90%未満 要重点点検=92%未満 表4参照 × ○ (2) 底部安全距離確保スイッチ 駆動装置等を昇降路底部に設けたものが対象 ◎ ◎ (3) 下部ファイナルリミットスイッチ及びリミット(強制停止)スイッチ ◎ ◎ (4) 緩衝器又は緩衝材 ◎ ◎ (5)★
張り車 ◎ ◎ (6) ピット床 かご非常止め装置 該当するもの以外を抹消する 形 式 : 早ぎき式 ・ 次第ぎき式 ・ スラックロープ式 △ ○ (8)*
かご下綱車 △ △ (9) 釣合ロープ又は釣合鎖及び取付部 該当するもの以外を抹消する 緩衝器形式: ばね式 ・ 油入式 ・ 緩衝材 (10)釣合おもり底部すき間 制御 方式: 交流1 (2) 段制御 ・ その他 mm 巻胴式エレベーターは対象外 前回の定期検査時 ( mm) ◎ ◎ (11) 移動ケーブル及び取付部 ○ ◎ (12) ピット内の耐震対策 (ロープガード等の追加あり基準書P241〜参照) × ○ (13) 駆動装置の主索保護カバー 駆動装置等を昇降路底部に設けたものが対象 ◎ ◎ (14) かごの枠 7 非常用エレベーター △ × (1) かご呼び戻し装置 △ × (2) 一次消防運転 △ × (3) 二次消防運転 二次消防運転時の速度 △ × (4) 予備電源切替え回路 △ × (5) その他 8 ◎ ◎ (7) ◎ ◎ 60以上 m/min 上記以外の検査項目 表6参照 表5参照 表4参照 大臣認定を受けた様々な緩衝形式があ り、その場合余白に形式を記入し、大臣 認定番号等を特記事項に記入すること。 (ゴムバッファ・緩衝器無し 等)(5) (6)★ (7) (8) (9)* (10) (11) (12) (13) (14) (15) (16) (18)* (19) (20) 5 乗り場 (1) (2) (3) (4) (5) 6 ピット (1) (17) 形 式 4(17) 6(7) 非常止め装置 表4 定格速度(m/min)
*
印 Ⓐ 4 (9) かご吊り車 釣合おもりの吊り車がある場合、 ⒶⒷ 4(18) 釣合おもりの吊り車 かご吊り車及びかご下綱車との関係 Ⓑ 6 (8) かご下綱車 に注意すること。 ★印 2 (1) かご側調速機 調速機のある機種では、調速機ロープ及び 4 (6) 調速機ロープ 張り車は必ずついている。 6 (5) 張り車 (調速機がピットにあっても同様) S56.06.01 H21.09.28 H14.06.01 乗り場の戸の遮煙構造 S46.01.01 H21.09.28 H21.09.28 H22.09.28 施錠装置 5 (3) 乗り場の戸の遮煙構造 基準書P232参照 検査者が、建物の防火区画等の措置がどのように必要か判断することは困難であること から、遮煙構造の要否の判断は行わず乗場の戸に遮煙構造が施されている場合に確認を すること。その検査方法は、「遮煙性能を有するエレベーター乗場戸の認定シール」の有無 により、気密材の有無を判断する。気密材が無い時には項目を抹消する。 気密材が有る場合、検査項目として、停電時の戸閉機能の状況、火災時の戸閉機能の状 況、戸開時間の状況(戸の面積が3㎡以内のものに限る)も確認する。 4(11)施錠装置 基準書P221.222参照 従来のインターロック機構であるが、ロック(7㎜)のかかり代に注意すること。 ※印 制御盤扉 → 機械室なし 2(13)制御盤が昇降路内に設置されている場合 ○ × × 5 (5) 制御盤が出入り口の三方枠に組み込まれている場合 × ○ × (制御盤が両方に干渉しない場合もある) (2) 早ぎき式 (次第ぎき式のものもある。) (3) 調速機がない場合はスラックロープ式 (4) (5)★ (6) かご、釣合おもりと緩衝器の距離 表5 (8)* 緩衝器形式 表6 (9) ・交流1段制御 ・交流帰還制御 (10) ・交流2段制御 ・直流制御 ・可変電圧可変 (11) 周波数制御 (12) ばね緩衝器 7.5以下 75 38 (13) 緩衝材 7.5を超え15以下 150 75 (14) 15を超え30以下 225 115 7 非常用エレベーター 30を超えるもの 300 150 (1) 油入緩衝器 (2) (3) (4) (5) 8 45m/min以下 (7) 45m/min超 すき間があること 次第ぎき式 (おもり側に限り60m以下はスラック式でも可) 定格速度 形 式 定格速度 最小距離 ㎜ m/mm かご、釣合おもり側 60m以下 ばね式 (油入式も ある) 60m超 油入式 上記以外の検査項目 S56.06.01 H21.09.28 6 (10) 釣合おもり底部すき間 表5及び表6参照 前回検査時の測定値が確認できない場合は、(-)とし、要重点点検の指摘とする。 7 (3) 二次消防運転 二次消防運転時の速度の測定結果を記載すること。 8 上記以外の検査項目 大臣認定等を受けている部分の検査について記入する。 対象部分の名前、検査方法、検査結果等を記入する (可能なら認定番号、日付も) 7 (5) その他 中央管理室とかご連絡装置の作動の状況等を確認すること。 釣合おもり底部すき間 二次消防運転 その他特記事項 記入例 2(3) Hxx.9月 予定 改善策の具体的内容等 改善(予定)年月 番号 検査項目 検査事項 指摘の具体的内容等 番号 検査項目 検査事項 指摘の具体的内容等 改善策の具体的内容等 改善(予定) 年月 主索又は鎖(要是正) No.2,3の主索の素線切れが平均的に分布しており、1構成より1ピッチ内の素線切れが5本ある。 主索の取換え 検査項目の判定結果で要是正・ 要重点点検は必ず記入すること、 また既存不適格も記入するのが 望ましい。 検査項目と指摘の具体的内 容は統合した記述でよい。 改善策の内容は具体 的に記入する。 要是正で改善予定がない場合は、なぜ予 定がないのか理由を 簡潔に記入すること が望ましい。 検査項目を記載する。判定結果で要是 正と要重点点検は必ず記入すること、ま た既存不適格も記入するのが望ましい。 検査事項として指摘の内容 は統合した記述でよい。 改善策の内容を具体 的に記入する。 改善の時期を記載する。 未定の場合は未定の理 由を記入することが望ま 6(10) 1(18) その他 駆動装置等の耐震対策 (既存不適格) 現行法に合わせて駆動装置等の耐震対策が必 要です。 駆動装置等の耐震対策 の施工 かご内の照明装置の カバー かご内の照明装置のカバーにひび割れが発生し ている。 かご内の照明装置のカ バーの取替えを検討 釣合おもり底部すき間 (要重点点検) 釣合おもり底部すき間が次回定期検査時までに 検査標準(JISA4302)の「かご、釣合いおもりと緩 衝器の距離」の規定を満たさないおそれがある。 保守点検時に注意が必 要です。 既存不適格の記入例 要重点点検の記入例 検査項目ではないが、特記事項としてあげる場合の記入例 既存不適格の記入例
特記事項
・検査の結果、要是正又は要重点点検の指摘があった場合のほか、指摘がない場合でも
特記すべき事項がある場合に、該当する検査項目の番号、検査項目及び検査事項を記入
し、「指摘の具体的内容等」欄に指摘又は特記すべき事項の具体的内容を記入するとともに、
改善済みの場合及び改善策が明らかな場合は「改善策の具体的内容等」欄にその内容を
記入し、改善した場合は「改善(予定)年月」欄に当該年月を記入し、改善予定年月が明ら
かな場合は「改善(予定)年月」欄に該当予定年月を( )書きで記入すること。 既存不適格
があった場合も記入すること。
検査結果表 (第1第1項第2号に規定する昇降機) 氏 名 当該検査に関与した 代表となる検査者 検査者 1 機械室(機械室を有しないエレベーターにあっては、共通) ○ ○ (1) 機械室への通路及び出入口の戸 ○ ○ (2) 機械室内の状況並びに照明装置及び換気設備等 ◎ ◎ (3) 救出装置 ◎ ◎ (4) 開閉器及び遮断器 ◎ ◎ (5) 接触器、継電器及び運転制御用基板 ◎ ◎ (6) ヒューズ 制御器 絶縁: 電動機の回路(300V以下・300V超) MΩ 制御器等の回路の300Vを超える回路 MΩ 制御器等の回路の150Vを超え300V以下の回路 MΩ 制御器等の回路の150V以下の回路 MΩ ◎ ◎ (8) 接地 ◎ ◎ (9) 空転防止装置 △ △ (10) 階床選択機 ◎ ◎ (11) 電動機及びポンプ ◎ ◎ (12) 圧力計 [機械室あり、 機械室なし] [ 直接式 、 間接式 ] その他の検査者 検査項目 直 接 式 間 接 式 (7) 番号 ◎ ◎ 該当しない項目は抹消 線で消去する。 ◎ 必ず該当あり ○ 該当する場合が多い △ 該当しない場合が多い × 該当しない 表1参照 油圧エレベーター ◎○△×は機種により必ずしも該当しない場合があるのであくまでも目安とすること。 検査項目番号がグレーのものは基準書のロープ式 エレベーターで検査事項を解説してあるものです。 常用圧力銘板値 ( Mpa) 常用圧力の 作動圧力測定値 ( Mpa) % ◎ ◎ (14) 逆止弁 ◎ ◎ (15) 流量制御弁 ◎ ◎ (16) 油タンク及び圧力配管 ◎ ◎ (17) 作動油温度抑制装置 ◎ ◎ (18) ストップバルブ ○ ○ (19) 高圧ゴムホース ○ ○ (20) 駆動装置等の耐震対策 2 ◎ ◎ (1) m/min m/min 径:最も摩耗した主索の番号 ( 番号を記入 ) 直径( mm) 未摩耗直径( mm) 素線切れ 最も摩損した主索の番号 ( 番号を記入 ) 該当する素線切れ判定基準( 1 - イ ) 本 素線切れが生じた部分の断面積の割合 70%超 ・70%以下 本 主索本数 ( 本数を記入 本) 摩耗 最も摩耗した鎖の番号 ( 番号を記入 ) 鎖本数 ( 本数を記入 本) B-A A 該当するものが無い場合は抹消線を引く 油圧パ ワーユ ニット 圧力配管 主索又 は鎖 安全弁 キャッチ作動速度 (定格速度の %) 共通 ◎ ◎ (13) × ○ (2) 要重点点検の主索の番号 ( ) 要是正の主索の番号 ( ) 過速スイッチの作動速度 (定格速度の %) 測定長さ (B) ( ㎜) 基準長さ (A) ( ㎜) (3) 伸び % ★調速機 1構成より1ピッチ内 の最大の素線切れ 数 ×100 要重点点検の鎖の番号( ) 要是正の鎖の番号( % 1よりピッチ内の素 線切れ数 鎖 ◎ × 主索 作動圧力(測定値)の常 用圧力(銘板値)に対 する比率150%以下 定格速度が45m以下の場合 (-%) 定格速度が45m超の場合(130%以下) 定格速度が45m以下の場合 (-%) 定格速度が45m超の場合(140%以下) 要是正=90%未満 要重点点検=92%未満 該当しない方 を抹消する。 又は該当する 方を○で囲む。 素線切れがな い場合、両方 を抹消する 表2参照
既 存 不適格 1 機械室 (1) (2) (3) (4) (5) (6) 1(7)絶縁 回路の絶縁抵抗値 表1 回路の用途 絶縁抵抗値 (8) 電動機主回路 0.2MΩ以上 (9) 0.4MΩ以上 (10) 制御回路 0.1MΩ以上 (11) 信号回路 0.2MΩ以上 (12) 証明回路 150Vを越え300V以下のもの 要重点 点検 昇降機番号 (7) 300Vを超えるもの 150V以下のもの 検査者番号 検査結果 要是正 指摘 なし 番号 号機の番号を記入する 担当 検査者 番号 回路の使用電圧 300V以下のもの S46.01.01 S46.01.01 1 (3) 救出装置 手巻ハンドル等又は充電池回路等の設置状況、下降弁等の開放の状況などを検査す る。 1 (6) ヒューズ 電力・温度ヒューズ単体ではなく、遮断器(ノーヒューズ)等であっても過電流や短絡電 流保護の役割を果たしているので、対象とする。 救出装置 ヒューズ 絶縁 (14) (15) (16) (17) (18) (19) (20) 2 (1) 素線破断を判定した基準についての記号 2 素線切れが特定の部分に集中している場合 イ 要是正判定の場合 ロ 要重点点検判定の場合 ハ 指摘無しの場合 (13) 共通 判定結果についての記号 3 錆が著しい場合又は素線切れが生じた部分 の断面積の摩損がない部分の断面積に対する 割合が70%以下である場合
1
素線切れが平均的に分布する場合 (3) (2)★ S57.12.01 H21.09.28 1 (15) 流量制御弁 流量制御弁とは下降時の非常停止等を行うもので全油圧エレベーターにある。 近年の主流であるインバータ制御が不能に陥っても、流量制御弁が最高速度、緊急 停止制御を行うものである。 流量制御弁 主索 2 (3) 主索欄の記入について (基準書P197・198参照) 素線切れ 素線切れが無い場合の記入 最も摩損した主索の番号 (素線切れ無し) 該当する素線切れ判定基準 (該当無し) 素線切れがある場合の「該当する素線切れ判定基準」欄の記入方法 素線破断を判定した基準及び判定結果について、素線切れ判定基準欄に 表 2 以下のような記号を組み合わせて記入する。× ◎ (4) 主索又は鎖の張り × ◎ (5) 主索又は鎖及び調速機ロープの取付部 × ◎ (6) 主索又は鎖の緩み検出装置 ○ ○ (7) はかり装置 既存不適格→乗用・人荷・寝台用に限る ◎ ◎ (8) プランジャー ◎ ◎ (9) プランジャーストッパー ◎ ◎ (10) シリンダー ○ ○ (11) 防火区画貫通部 (12) 速度 定格速度 (上昇) ( m/min ) 上昇 m/min 定格速度 (下降) ( m/min ) 下降 m/min ○ ○ (13) 戸開走行保護装置 ○ ○ (14) 地震時等管制運転装置 △ △ (15) 降下防止装置 機械室なしに限る △ △ (16) 換気設備等 △ △ (17) 制御盤扉 3 かご室 ○ ○ (1) かごの壁又は囲い、天井及び床 ○ ○ (2) かごの戸及び敷居 ○ ○ (3) かごの戸のスイッチ △ △ (4) 戸開き状態において作動する予圧装置 床合わせ補正装置及び着床装置 (戸開き状態において作動する再床合わせ装置: 有 ・ 無 ) ○ ○ (6) ドアゾーン行き過ぎ制限装置 △ △ (7) 車止め、光電装置等 ◎ ◎ (8) かご操作盤及び表示器 ◎ ◎ (9) 外部への連絡装置 自動車用エレベーターにはない場合がある ◎ ◎ ◎ ◎ (5) 自動車用エレベーターに限る かご及び釣合おもりと干渉しないものを除く 報告書二面と同じであること 実測値は定格速度の 125%以下であること。 注意 ◎ ◎ (10) かご内の停止スイッチ ◎ ◎ (11) 用途、積載量及び最大定員の標識 ◎ ◎ (12) かごの照明装置 ○ ○ (13) 停電灯装置 既存不適格→乗用・人荷・寝台用に限る ○ ○ (14) かごの床先 既存不適格→乗用・人荷・寝台用に限る 4 かご上 ○ ○ (1) かご上の停止スイッチ 自動車用エレベーターにはない場合がある ○ ○ (2) 頂部安全距離確保スイッチ ○ ◎ (3) 上部リミット(強制停止)スイッチ △ ◎ (4) プランジャーリミットスイッチ 測定値はmmで! ○ ◎ (5) プランジャーストッパーで停止したときのかごの頂部すき間 × △ (6) 頂部綱車 × ◎ (7) プランジャー頂部綱車及び鎖車 V 2 × ◎ (8) プランジャーのガイドシュー等 706 × ○ (9) ★調速機ロープ ○ ○ (10) かごの非常救出口 ◎ ◎ (11) かごのガイドシュー等 ◎ ◎ (12) ガイドレール及びレールブラケット ◎ ◎ (13) 施錠装置 従来のドアインターロック ◎ ◎ (14) 昇降路における壁又は囲い ◎ ◎ (15) 乗り場の戸及び敷居 ○ ○ (16) 昇降路内の耐震対策 ◎ ◎ (17) 移動ケーブル及び取付部 ○ ○ (18) かごの戸の開閉機構 自動車用では無い場合もある ◎ ◎ (19) かごの枠
2.5cm+
V=定格速度 以上 mm 表3参照(4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (13) (14) (15) (16) (17) 3 (1) (2) (3) (4) (6) (7) (8) (9) かご室 (12) (5) S57.12.01 S46.01.01 H21.09.28 2 (11) 防火区画貫通部 機械室から昇降路への油圧圧力配管が貫通する(天井部・壁・床)部分の防火措置状 態を確認する。 2 (13) 戸開走行保護装置 電動機や逆止弁などの異常を検出し戸開走行を防止する装置を示す。 検査方法、報告書の記入、添付書類については基準書P202.203参照 注意 防火区画貫通部 戸開走行保護装置 戸開き状態において作動する予圧装置 床合わせ補正装置 ドアゾーン行き過ぎ制限装置 H21.09.28 3(4) 戸開き状態において作動する予圧装置 戸開中に主電動機・ポンプの運転を開始(作動圧力を予め上げる) することにより、戸閉完了後に速やかにかごの走行を開始する装置 3(5) 床合わせ補正装置及び着床装置 (戸開き状態において作動する再床合わせ装置 有・無) ・床合わせ補正装置は、かごの停止時における自然降下を補正する装置 (戸閉で作動する。)(S46年油圧式エレベーターの構造基準制定時に出来た。 従ってS46年以前は適用しない。) ・着床装置は、かごの着床時に着床範囲に停止出来るよう作動し、着床誤差を 調整する装置 (従 て全機種にに適用される ) H22.09.28 H21.09.28 2 (14) 地震時等管制運転装置 作成要領30P 及び 基準書203〜205P 参照 地震時等管制運転装置 (10) (11) (12) (13) (14) 4 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) 間接式の場合の頂部すき間の基準値(例) 表 3 (9)★ (昇降機の検査標準JIS A4302:2006による) (10) 上昇定格速度(m/min) 頂部すき間(cm) (11) 30 約 3.8 以上 (12) 45 約 5.4 以上 (13) 60 約 7.6 以上 (14) (15) (16) (17) (18) (19) かご上 S56.06.01 S46.01.01 S46.01.01 S57.12.01 H21.09.28 ★印 2(2)調速機 調速機のある機種では、ロープ及 4(9)調速機ロープ び張り車は必ずついている。 6(5)張り車 (調速機がピットにあっても同様) 4 (5) プランジャーストッパーで停止したときのかごの頂部すき間 プランジャーストッパーでかごを停止させたときのかごの頂部すき間(かご最上部の機 器との頂部すき間)の測定値、又はかご床面と最上階床面との距離を測定し、計算に より算出したかごの頂部すき間の値を記入すること。 プランジャーストッパーで停止したときの かごの頂部すき間 調整する装置。(従って全機種にに適用される。) ・再床合わせ装置は、戸開き状態で作動する床合わせ補正装置であり、識別し以下 の安全装置が必要となる。 3(6) ドアーゾーン行き過ぎ制限装置 かごが戸開き状態で再床合わせ装置が作動せずに再床合わせゾーン越えて走行 しようとした場合、かごを自動的に停止させる装置。 (ただし、S60年に制定されたので、以前の製品には適用されない) 「3(4)」及び「3(5)において 「有」のいずれか1つでも該 当する場合、3(6)が設置されていること。 H21.09.28 H21.09.28 H22.09.28 4(13)施錠装置 基準書P221.222参照 従来のインターロック機構であるが、ロック(7㎜)のかかり代に注意すること。 施錠装置
5 乗り場 ◎ ◎ (1) 押しボタン等及び表示器 ◎ ◎ (2) 非常解錠装置 △ △ (3) 乗り場の戸の遮煙構造 △ △ (4) 昇降路の壁又は囲いの一部を有しない部分の構造 オープンタイプのエレベーター △ △ (5) 屋上の昇降路の開口部の戸 △ △ (6) 屋上の柵及び警報装置 △ △ (7) 制御盤扉 6 ピット △ △ (1) 保守用停止スイッチ 駆動装置を昇降路の底部に設ける物が対象 △ △ (2) 底部安全距離確保スイッチ 駆動装置を昇降路の底部に設ける物が対象 ○ ◎ (3) 下部ファイナルリミットスイッチ及びリミット(強制停止)スイッチ ◎ ◎ (4) 緩衝器及び緩衝材 × ○ (5) ★張り車 ◎ ◎ (6) ピット床 かご非常止め装置 該当するもの以外を抹消する 形 式 : 早ぎき式 ・ 次第ぎき式 ・ スラックロープ式 × ○ (8) かご下綱車 × ○ (9) シリンダー下の綱車 ◎ ◎ (10) 移動ケーブル及び取付部 ○ ○ (11) ピット内の耐震対策 ◎ ◎ (12) かごの枠 7 上記以外の検査項目 三方枠に収納されたものに限る (7) ヘリポート用エレベーターに限る × ○ 特記事項 2-(1)圧力配管の一部が建物床内で確認が困難。 圧力配管の一部が敷地内のU字溝内で確認が困難。 番号 検査項目 検査事項 指摘の具体的内容等 改善策の具体的内容改善(年月 日)予定 圧力配管部の確認できない 場所等は記入すること。 基準書P265参照 検査項目と指摘の具体的内 容は統合した記述でよい。 改善策の内容は具体 的に記入する。 要是正で改善予定が ない場合は、なぜ予 定がないのか理由を 簡潔に記入することが 望ましい。 検査項目の判定結果で要是 正・要重点点検は必ず記入す ること、また既存不適格も記入 するのが望ましい。
5 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) 6 (1) (2) (3) (4) (5)★ (6) (8) (9) (10) (11) (12) 7 上記以外の検査項目 乗り場 (7) ピット H14.06.01 S57.12.01 H21.09.28 7 上記以外の検査項目 大臣認定等を受けている部分の検査について記入する。 対象部分の名前、検査方法、検査結果等を記入する 乗り場の戸の遮煙構造 5 (5)(6)ヘリポート用エレベーター ヘリコプターの発着の用に供される屋上に突出して停止するエレベーターで、 屋上部分の昇降路の囲いの全部又は一部を有しないもの。 5 (3) 乗り場の戸の遮煙構造 検査者が、建物の防火区画等の措置がどのように必要か判断することは困難である ことから、遮煙構造の要否の判断は行わず乗場の戸に遮煙構造が施されている場合に 確認をすること。その検査方法は、「遮煙性能を有するエレベーター乗場戸の認定シー ル」の有無により、気密材の有無を判断する。気密材が無い時には項目を抹消する。 気密材が有る場合、検査項目として、停電時の戸閉機能の状況、火災時の戸閉機能 の状況、戸開時間の状況(戸の面積が3㎡以内のものに限る)も確認する。
特記事項
・検査の結果、要是正又は要重点点検の指摘があった場合のほか、指摘がない場合でも特
記すべき事項がある場合に、該当する検査項目の番号、検査項目及び検査事項を記入し、「指
摘の具体的内容等」欄に指摘又は特記すべき事項の具体的内容を記入するとともに、改善済
みの場合及び改善策が明らかな場合は「改善策の具体的内容等」欄にその内容を記入し、改
善した場合は「改善(予定)年月」欄に当該年月を記入し、改善予定年月が明らかな場合は「改
善(予定)年月」欄に該当予定年月を( )書きで記入すること。既存不適格があった場合も記
入すること。
(第1第1項第5号に規定する昇降機) (エスカレーター) 当該検査に関与した 代表となる検査者 検査者 既 存 不適格 1 機械室 (1) 機械室内の状況 (2) 開閉器及び遮断器 (3) 接触器、継電器及び運転制御用基板 (4) ヒューズ 絶縁:電動機の回路(300V以下・300V超) MΩ 制御器等の回路の300Vを超える回路 MΩ 制御器等の回路の150Vを超え300V以下の回路 MΩ 制御器等の回路の150V以下の回路 MΩ (6) 接地 (7) 電動機 パッドの厚さ イ.製造者が指定する 要重点点検となる基準値 (5) 制御器 番号 検査項目 氏 名 要是正 昇降機番号 担当 検査者 番号 検査結果 指摘 なし 要重点 点検 検査結果表 その他の検査者 検査者番号 該当しない項目は抹消 線で消去する。 イ、ロ のいずれ かを選択し、該 表1参照 前回測定値を記入する場合 前回測定値 右 (上) ㎜ 左 (下) ( ㎜) 要是正となる基準値 ( ㎜) ㎜ ロ.やむを得ない事情により、点検者が設定する 要重点点検となる基準値 ( ㎜) 要是正となる基準値 ( ㎜) 非常停止時の踏段停止距離測定 ( V 2/ 9≦踏段停止距離≦600mm ) (9) 減速機 (10)駆動鎖 (11)踏段反転装置 2 昇降口 (1)ランディングプレート (2)くし板 (3)くし板及び踏段のかみ合い (4) インレットガード (5)昇降起動スイッチ (6)警報及び運転休止スイッチ 上昇 m/min (8) ブレーキ ㎜ かを選択し、該 当するものを○ で囲むこと。 V=定格速度 実測値は定格 速度の100%以 下であること。 要重点点検の基準 値が決められていな い場合、業務基準書 により記入する。 左 (下) ㎜ (例) 右(上) ㎜ 左(下) ㎜
1(5)絶縁 回路の絶縁抵抗 表1 回路の用途 絶縁抵抗値 電動機主回路 0.2MΩ以上 0.4MΩ以上 制御回路 0.1MΩ以上 信号回路 0.2MΩ以上 照明回路 回路の使用電圧 300V以下のもの 300Vを超えるもの 150V以下のもの 150Vを越え300V以下のもの 1 (8) ブレーキ パッドの厚さ以外の検査項目の注意点 基準書P329〜331参照 ブレ キは パ ドの厚さ以外に 油の付着状況 取付け状況 制動力の状況 パ ドとドラムの接触状況 ブレーキは、パッドの厚さ以外に、油の付着状況、取付け状況、制動力の状況、パッドとドラムの接触状況、 制動時のプランジャーの状況、ブレーキコイルの発熱の状況、構成機器の作動の状況、摩耗粉の状況(機械 制動式)、作動時の状況(電気制動式)の検査をする必要がある。 パッドの厚さの検査において 製造者が倒産等により基準値を知りえない場合等に点検者が基準値を設定した場合は、「ロ」を選択する。 また点検者が基準値を設定する場合、告示の判定基準を満たす基準値を設定し、その基準値と比較する。 前回検査時の値と比較する場合も「ロ」を選び次の点に注意すること。 ①要重点点検及び要是正の基準値を設定すること。 ②前回検査時のパッドの厚さを別に記入しておく必要があることから、余白に記入しておくこと。 (左Pブレーキ欄参照) ③前回検査時のパッドの厚さが『不明』の場合、要重点点検の指摘となる。 * パッドが左右、上下の2箇所ある場合は、実測値欄に左右、上下を明記したうえでそれぞれの測定寸法を 記入すること。 (左Pブレーキ欄 例 参照)
3 中間部 (1)ハンドレール駆動装置 (2)ハンドレール (3)内側板 (4)踏段 (5)踏段レール又はローラー (6)踏段相互のすき間 (7)スカートガード 5㎜以下 4 安全装置 (1)インレットスイッチ (2)非常停止ボタン (3)スカートガードスイッチ (4)踏段鎖安全スイッチ又はベルト安全スイッチ (5)踏段浮上り検出装置 (6)駆動鎖切断時停止装置 (7)ハンドレール停止検出装置 5 安全対策 (基準書P338〜参照) (1)交差部固定保護板 (2)転落防止柵、進入防止用仕切板及び誘導柵 (3)落下物防止網 (4)踏段上直部の障害物 (5)交差部可動警告板 (6)踏段面注意標識 mm 要重点点検=4.75mm 超 要是正=5.0mm 超 S56.01.01 H12.06.01 S56.01.01 S56.01.01 H12.06.01 5(1)固定保護板が設置され ている場合の検査項目 (7)登り防止用仕切板 (8) 防火区画を形成するシャッター又は戸との連動停止装置 6 その他 (1)車いす搬送用踏段 7 上記以外の検査項目 特記事項 5 (1)交差部固定保護板 設置構造上不要 5 (3)落下防止網 設置構造上不要 5 (7)登り防止用仕切板 設置構造上不要 5 (2) 転落防止柵、進入防止 用仕切板及び誘導柵 エスカレーターとエスカレーターとの間が200㎜以上ある が進入防止柵等が設置されていないため子供の進入の 恐れがある。 不適合ではないが安全性を 向上させるために、進入防止 (板)柵の設置の検討 番号 検査項目 検査事項 指摘の具体的内容等 改善策の具体的内容等 改善(予定)年月 安全対策が不要な場合の記入例 進入防止柵等の設置が必要であるが、当初から設置されていない場合の記入例 検査項目と指摘の具体的内 容は統合した記述でよい。 改善策の内容は具体的 に記入する。 要是正で改善予定がな い場合は、なぜ予定が ないのか理由を簡潔に 検査項目の判定結果で要是 正・要重点点検は必ず記入す ること、また既存不適格も記入
安全対策の取扱いについて
* 法令上の扱い 次の検査項目は、設置されているものに対する検査項目ですが、建築基準法令で設置を義務づけているもの ではありません。 5(2)転落防止柵、進入防止用仕切板及び誘導柵 5(3)落下物防止網 5(4)踏段上直部の障害物 5(5)交差部可動警告板 5(7)登り防止用仕切板 * 記入方法について 設置されているものに破損等何らかの不備がある場合、又はエスカレーターの周囲の建物の状況から安全上 対策が必要と思われる場合は、そのままにしておくことは維持管理上の責任を問われることにもなりかねません。 したがって、所有者・管理者へ注意喚起を促す必要があります。 (1) 設置されている場合 破損等何らかの不備がある場合、検査結果は、要是正(既存不適格)(ただし、神奈川県内の取扱いは、要是 正)となります。併せて、特記事項欄に所有者・管理者へ注意喚起を促す事項を記載してください。 (2) 未設置の場合 ① 検査結果表の当該項目の欄を取消し線で消してください。 ② 対策が必要と思われる場合 特記事項欄に所有者 管理者 注意喚起を促す事項を記載してください ② 対策が必要と思われる場合、特記事項欄に所有者・管理者へ注意喚起を促す事項を記載してください。特記事項
・検査の結果、要是正又は要重点点検の指摘があった場合のほか、指摘がない場合で
も特記すべき事項がある場合に、該当する検査項目の番号、検査項目及び検査事項を記
入し、「指摘の具体的内容等」欄に指摘又は特記すべき事項の具体的内容を記入するとと
もに、改善済みの場合及び改善策が明らかな場合は「改善策の具体的内容等」欄にその
内容を記入し、改善した場合は「改善(予定)年月」欄に当該年月を記入し、改善予定年月
が明らかな場合は「改善(予定)年月」欄に該当予定年月を( )書きで記入すること。既存
不適格があった場合も記入すること。
(小荷物専用) 当該検査に関与した 代表となる検査者 検査者 既 存 不適格 1 機械室 (1) 機械室への経路及び点検口 (2) 点検用コンセント (3) 開閉器及び遮断器 (4) 接触器、継電器及び運転制御用基板 (5) ヒューズ 制御器 絶縁: 電動機の回路(300V以下・300V超) MΩ 制御器等の回路の300Vを超える回路 MΩ 制御器等の回路の150Vを超え300V以下の回路 MΩ 制御器等の回路の150V以下の回路 MΩ (7) 接地 (8) 減速歯車 綱車と主索のかかり イ.製造者が指定する要是正となる基準値 ( ㎜) ㎜ (6) 検査項目 指摘 なし 担当 検査者 番号 番号 綱車又は巻胴 検査結果表 氏 名 要是正 検査結果 昇降機番号 要重点 点検 検査者番号 (第1第1項第6号に規定する昇降機) その他の検査者 表1参照 ロ.やむを得ない事情により、点検者が設定 (9) する要是正となる基準値 ( ㎜) ハ.綱車と主策の滑り等により判定 (10) 軸受 パッドの厚さ イ.製造者が指定する 要重点点検となる基準値 ( ㎜) 要是正となる基準値 ( ㎜) 右 ㎜ 左 ㎜ ロ.やむを得ない事情により、点検者が 設定する 要重点点検となる基準値( ㎜) 要是正となる基準値( ㎜) 制動力 (12)そらせ車 (13)電動機 (14)主索の緩み検出装置 主に巻胴式の場合 (15)主索の巻過ぎ検出装置 巻胴式の場合 上昇 m/min 下降 m/min (16)速度 (定格速度: m/min) 報告書二面と同じであること ブレーキ 巻上機 綱車又は巻胴 (11) 該当しない方を抹消 する。又は該当する 方を○で囲む。 要重点点検の基準 値が決められていな い場合、判定基準に より記入する。 実測値は定格速度の 125%以下であること。 該当しない項目は抹消 線で消去する。 イ、ロ 、ハ、又はイ、 ロ、のいずれかを 選択し、該当するも のを○で囲むこと。 前回測定値を記入する場合 前回測定値 右 ㎜ 左 ㎜
1(6)絶縁 回路の絶縁抵抗 表1 回路の用途 絶縁抵抗値 電動機主回路 0.2MΩ以上 0.4MΩ以上 制御回路 0.1MΩ以上 信号回路 0.2MΩ以上 照明回路 回路の使用電圧 300V以下のもの 300Vを超えるもの 150V以下のもの 150Vを越え300V以下のもの 1 (2) 点検用コンセント 機械室内での作業点検等のために機械室内にあるべきだが、機械室内に無くても近くの通路等から確保出来ればよい。 1 (12) 綱車と主索のかかりについて 「イ」*綱車と主索のかかりの基準値について、製造者が指定する基準値を記入 するが、それ以外の基準値で管理する場合もここに記載する。 *基準値が複数ある場合、全ての基準の内容と基準値を記載する。 *判定基準が数値を持たない場合は、その内容を記載する。 1 (11) ブレーキ パッドの厚さ以外の検査項目の注意点 ブレーキは、パッドの厚さ以外に、油の付着状況、取付け状況、制動力の状況、パッドとドラムの接触状況、 制動時のプランジャーの状況、ブレーキコイルの発熱の状況、構成機器の作動の状況、摩耗粉の状況(機械制動式)、 作動時の状況(電気制動式)の検査をする必要がある。 パッドの厚さの検査において 製造者が倒産等により基準値を知りえない場合等に点検者が基準値を設定した場合は、「ロ」を選択する。 また点検者が基準値を設定する場合、告示の判定基準を満たす基準値を設定し、その基準値と比較する。 前回検査時の値と比較する場合も「ロ」を選び次の点に注意すること。 ①要重点点検及び要是正の基準値を設定すること。 ②前回検査時のパッドの厚さを別に記入しておく必要があることから、余白に記入しておくこと。(左Pブレーキ欄参照) ③前回検査時のパッドの厚さが『不明』の場合、要重点点検の指摘となる。 ・ブレーキの構造上又は設置状況によりブレーキパッドの撮影が不可能な場合は、その状態がわかる写真を添付すること。 判定基準が数値を持たな 場合は、そ 内容を記載する。 「ロ」製造者が倒産等により基準値を知り得ない場合に検査者が基準値を設定 する。ただし、綱車の溝の摩耗又は綱車と主索のトラクションの状況によって は、必要に応じて該当検査方法に関する資料を求められることがある。 「ハ」綱車と主索の滑りを測って判断した場合はその測定値を記載する。 次のいずれかに該当する場合は要是正となる。 ① 溝と主索のすき間が十分でなく、運行に支障が生じるおそれがある場合。 ② 無負荷で低速上昇運転させ最上階付近で停止させたときに主索と綱車 に著しいすべりが生じている場合。 ③ U溝を除く溝で主索が底当たりしている場合。
2 かご室 (1)かごの壁又は囲い、天井及び床 (2)積載量の標識 (3)搭乗禁止の標識 (4)かごの戸 荷くずれ防止用の棒は対象外 3 最上階出し入れ口 径: 最も摩耗した主索の番号 ( 番号を記入 ) 直径( mm) 未摩耗直径( mm) 素線切れ 最も摩損した主索の番号 ( 番号を記入 ) 該当する素線切れ判定基準 (
1
-イ
) 本 素線切れが生じた部分の断面積の割合 1構成より1ピッチ内の 主索本数 ( 本数を記載 本) (2)主索の張り (3)主索の取付部 (4)上部リミット(強制停止)スイッチ (5)かごのガイドシュー等 (6)かご吊り車 4 各階出し入れ口 (1)昇降路における壁又は囲い (2)出し入れ口の戸及び出し入れ口枠 (3)操作ボタン及び信号装置 (4)走行停止ボタン又はスイッチ (5)ドアスイッチ 要重点点検の主索の番号( )要是正の主索の番号( ) % 70%超 ・70%以下 最大の素線切れ数 主索 (1) 本 素線切れ数 1よりピッチ内の 要是正=90%未満 要重点点検=92%未満 表2参照 (5)ドアスイッチ (6)ドアロック (7) 戸開放防止警報装置 (8) 二方向同時開放警告装置 (9)積載量の標識 (10)搭乗禁止の標識 (11)ガイドレール及びレールブラケット 5 最下階出し入れ口 (1)下部リミット(強制停止)スイッチ (2)ピット床 (3)釣合おもり底部すき間 (4)釣合おもりの各部 (5)釣合おもりの吊り車 (6)移動ケーブル及び取付部 (7)かご非常止め装置 (8)釣合おもり非常止め装置 特記事項 番号 検査項目 検査事項 指摘の具体的内容等 フロアータイプに限る 改善策の具体的内容等 改善(予定)年月 H12.06.01 検査項目と指摘の具体的内容 は統合した記述でよい。 改善策の内容は具体的 に記入する。 要是正で改善予定が ない場合は、なぜ予 定がないのか理由を 検査項目の判定結果で要是 正・要重点点検は必ず記入す ること、また既存不適格も記入素線破断を判定した基準についての記号 判定結果についての記号