ISSN 0910-5174
会 報
第 166 号
平成29年9月
公 益 社 団 法 人東京湾海難防止協会
表紙写真
横浜港に入港する大型客船
目 次
ページ
☆ 公益社団法人東京湾海難防止協会創立 50 周年 ・・・1
〇創立50周年に寄せて
公益社団法人東京湾海難防止協会会長 稲垣 孟 ・・・2
第 三 管 区 海 上 保 安 本 部 長 大根 潔 ・・・3
〇創立50周年記念式典及び祝賀会について ・・・4
〇東京湾海難防止協会の創立及び沿革 ・・・5
〇東京湾海難防止協会が果たしてきた役割 ・・・7
☆ 理事会及び総会の開催状況について ・・・9
〇平成28年度 第2回通常理事会
〇平成29年度 みなし理事会(理事会の決議の省略)
〇平成29年度 定時社員総会
〇平成29年度 第1回通常理事会
〇新役員等名簿 ・・・13
☆ 主な実施事業の概要について ・・・14
〇調査研究事業
〇海難防止推進事業
平成29年度海の安全運動について
平成29年度海の安全運動実施計画
海の安全運動推進連絡会議構成員一覧
〇補助事業
東京湾口における海上交通整流方策の検討(中間報告) ・・・18
東京湾口における荒天時走錨防止対策の検討 ・・・19
☆ 地域連絡会だより
〇平成29年度第1回地域連絡会 ・・・21
〇講 話
【神奈川・東京・千葉地域連絡会共通】
第三管区海上保安本部からの連絡事項 ・・・22
第三管区海上保安本部 交通部航行安全課 専門官 市村隆志
【神奈川・千葉地域連絡会共通】
平成29年度東京湾口航路標識事務所事業実施概要 ・・・25
関東地方整備局東京湾口航路事務所 工務課長 中村 健
【神奈川地域連絡会】
平成29年度京浜港湾事務所工事実施計画 ・・・27
関東地方整備局京浜港湾事務所 第一工務課長 岡島達男
平成29年度横浜港港湾工事実施計画 ・・・30
横浜市港湾局建設保全部 建設第二課長 金子武志
平成29年度川崎港港湾工事実施計画 ・・・33
川崎市港湾局川崎港湾管理センター 整備課長 小松 正
平成29年度横須賀港港湾工事実施計画 ・・・36
横須賀市港湾部 港湾建設課長 吉田多真己
海上保安部からの連絡事項 ・・・39
横浜海上保安部 航行安全課長 小野澤祐介
横須賀海上保安部 交通課長 安藤進一郎
【東京地域連絡会】
平成29年度東京港湾事務所事業実施概要 ・・・46
関東地方整備局東京港湾事務所 工務課長 渡部武士
平成29年度東京港港湾整備事業概要 ・・・49
東京都港湾局港湾整備部 整備調整担当課長 水飼和典
海上保安部からの連絡事項 ・・・58
東京海上保安部 航行安全課長 大谷雅則
【千葉地域連絡会】
平成29年度千葉港湾事務所事業実施概要 ・・・62
関東地方整備局千葉港湾事務所 工務課長 高橋康弘
平成29年度港湾・海岸事業の実施概要 ・・・66
千葉県県土整備部港湾課 港湾整備室長 渡辺一彦
海上保安部からの連絡事項 ・・・71
千葉海上保安部 交通課長 吉田 誠
航行安全課長 守屋研一
☆ 協会だより
〇主要行事・業務一覧 ・・・77
☆ 編集後記
マークの下の文字は東京湾海難防止協会の活動分野たる海を波のイメージで表現し、 救命浮環は海上における人命の安全の確保に不可欠のイメージをシンボライズした。 また、中央のアンカーは船舶の安全確保のための最後の命綱として海の青をバックにシ ンボライズした。 (平成19年10月制定)
公益社団法人東京湾海難防止協会創立50周年
当協会は本年8月1日をもって創立50周年を迎えましたことから、本
年5月29日、総会にあわせ記念式典及び祝賀会を開催しました。
本号では、創立当時の状況及び当協会が果たしてきた役割などを振
り返ってみみたいと思います。
(内容については、記念式典の際に作成した50年のあゆみから抜
粋しています。)
シンボルマークのコンセプト創立50周年によせて
公益社団法人東京湾海難防止協会
会長 稲垣 孟
公益社団法人東京湾海難防止協会は、昭和42年8月1日に創立 され、本年で50周年を迎えることができました。 この間、東京湾をはじめ茨城県、神奈川県、千葉県、静岡県の沿 岸海域において、船舶の事故及び災害の防止に関する調査研究と海 難防止のための活動を行い、海上交通の安全に寄与すべく努めてま いりました。これも偏に長年の関係の皆様のご協力の賜ものと深く 感謝申し上げます。 首都圏を後背地にもつ東京湾は、大型危険物積載船、大型外航コ ンテナ船から漁船、プレジャーボートに至るまで多種多様な船舶が 行き交う我が国有数の船舶の輻輳海域であり、一旦事故が発生した 場合、その被害は船舶のみならず周辺海域から沿岸にも及び、また、 海上物流にも大きな打撃を与えることが予想され、その社会的影響 は計り知れないものとなります。このように、この海域の海上交通 は、後背地の社会経済への影響からみても極めて重要なものであり、 たゆまぬ努力によって船舶交通の安全を確保しなければなりません。 当協会は、海事関係者の強い熱意により創立されて以来、これま で専門的な知見に基づいて海上交通の安全に寄与してまいりました。 今後とも、会員をはじめ皆様方のご支援・ご協力を賜りながら、 当協会に長年蓄積してきた知識と経験を生かし、関係の皆様のご理 解とご協力が得られるよう、公益法人として中立で公平な立場で対 応し、東京湾及び周辺海域における船舶交通の安全を図るという社 会的要請に応えられるよう事業の推進に努めてまいります。第三管区海上保安本部長
大根 潔
創設50周年によせて
公益社団法人東京湾海難防止協会の創設50周年を祝し、心よりお祝い申し 上げます。 申すまでもありませんが、東京湾とその周辺海域は、首都圏の物流やエネル ギー輸送等における船舶交通の大動脈であり、これらの海域における船舶交通 の安全確保は、我が国にとり極めて重要となっています。 振り返れば、公益社団法人東京湾海難防止協会は、昭和30年に任意団体と して発足した「横浜川崎海難事故防止会」を母体とし、その後、関係者からの 要請もあり東京湾における海難防止団体としての役割を更に担うべく、昭和4 2年に社団法人東京湾海難防止協会として設立されました。 平成23年からは、公益社団法人として、東京湾をはじめ、茨城県、千葉県、 神奈川県、静岡県の沿岸海域において、海上交通の安全に寄与することを目的 に、船舶事故及び災害の防止に関する調査研究と海難防止活動の展開など、海 上交通における安全確保、海難防止思想の普及・啓蒙に多大なるご尽力を頂い ております。 これまでに、東京湾口航路航行安全対策調査(第三海堡撤去工事等)にかか る安全対策の検討や東京国際空港 D 滑走路建設工事にかかる安全対策の検討等 の数々の大規模プロジェクト工事が、幸いにも大きな事故もなく無事に完成を 迎えていることは、貴協会が長年蓄積してきた知験を活かし、精緻かつ適切な 航行安全対策を中立公平な立場から策定された成果であり、大いに評価される ところであります。 さて、海上交通環境は時代とともに変遷するものであり、最近においては、 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けた大規模プ ロジェクト工事等が急ピッチで進められ、また、各地方におけるクルーズ船の 誘致の動きが活発となるなど、このような社会情勢に応じた安全対策の検討が 強く求められているところであり、長きに亘り貴協会が果たされている役割は、 益々重要となっています。 第三管区海上保安本部としましても、今後も貴協会と緊密に連携し海上交通 の安全確保に万全を期す所存でありますので、引き続き、会員皆様のご理解と ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、貴協会の益々の発展を祈 念しまして、お祝いの言葉とさせていただきます。東京湾海難防止協会創立50周年記念式典及び祝賀会について
公益社団法人東京湾海難防止協会は、昭和42年8月1日に創 立されたもので、本年で50周年に当たることから、5月29日 (月)、横浜市内のワークピア横浜において、創立50周年記念式 典及び祝賀会を挙行した。 当日の式典及び祝賀会は、第三管区海上保安本部次長、横浜市 港湾局長ほか多くの関係者のご来駕を頂き、盛大に挙行された。 式典の冒頭、当協会稲垣会長が、協会に永年蓄積してきた知識 と経験を生かすとともに、公益法人として中立で公平な立場で対 応を行い、関係の皆様の協力が得られるように努め、東京湾をは じめ茨城県、千葉県、神奈川県、静岡県及び沿岸海域における船 舶交通の安全を図るという社会的要請に的確に応えるための事業 に積極的に取り組んでいく所存であり、関係各位のこれまでにも 増した指導、協力をお願いする旨の式辞を述べた。 式辞に引き続き、来賓の横浜市港湾局長から祝辞を頂いた後、 協会の事業の推進に貢献した6個人、13団体に感謝状の贈呈を 行い式典を終了した。 式典の後、第三管区海上保安本部次長の乾杯のご発声により祝 賀会を開会し、会員のほか海事関係者、当協会OB等、総勢25 0余名の出席を頂き、盛大に催すことができた。 祝賀会の最後に、当協会理事長が関係各位への謝辞や今後のご 支援、ご協力に対するお願いを述べ閉会とした。 記念式典の参加者には、当協会の創立に至る経緯や、当協会が これまでに果たしてきた役割、実施してきた事業などを取りまと めた冊子「東京湾海難防止協会50年のあゆみ」を配布した。 〇感謝状を贈呈した皆様 感謝状(個人) 調査研究事業功労(学識経験者) 長澤 明 海上保安大学校名誉教授 矢吹 英雄 東京海洋大学名誉教授 南 清和 東京海洋大学教授 永年勤続功労(東京湾海難防止協会役員) 上野 善 上野興産株式会社 代表取締役社長 松田 紀道 千葉県内航海運組合 理事長 渡辺 宏治 感謝状(団体) 調査研究事業功労(海事関係団体) 外航船舶代理店業協会 東京船舶代理店会 外国船舶協会 東京湾水先区水先人会 一般社団法人日本船主協会 一般社団法人日本船長協会 公益社団法人関東小型船安全協会 関東旅客船協会 全国内航タンカー海運組合関東支部 日本内航海運組合総連合会 一般社団法人東京港運協会 横浜船主会 東京港二十日会東京湾海難防止協会の創立及び沿革
昭和40年代当時は、プレジャーボートの急増に伴う海難の発生、ぼりばあ丸な
どの同種大型船の船体折損による沈没事故の続発など、海難防止対策も急速に
多様化・複雑化する様相を見せ始めた。こういった趨勢に鑑み、官民一体となっ
て現状に対処し、抜本的な海難防止事業を推進する必要性から、経済基盤の強
固な法人組織を実現することが急務であるとの認識のもと「横浜川崎海難事故防
止会」を発展的に解消するとともに、公益法人として「社団法人東京湾海難防止
協会」を設立し、積極的に内外海運界の要請に応えようとの機運が高まった。
昭和41年12月、運輸大臣あて東京湾海難防止協会の設立許可申請が
提出されたが、その際の設立趣意書(抜粋)には次のとおり記されている。
「戦後我が国の海運は国策として急速な進歩を来し、船舶の往来は頻繁を
極め、最近は大型船の流行に従って港湾界隈の運航の複雑化は甚だしいも
のがあります。
従来とても、海難防止の問題は、重要問題として取り上げられて参りま
したが、上述の如き状態に対して海難事故防止の問題が益々重要性を増し
てきた次第であります。現地における海難事故防止の問題は、現地の者で
なくては到底その繁に堪えないものでありまして、我々は昭和30年1月
以来、民間が中心となり任意団体として海難事故防止の問題を取り上げ、
既に12年を経過して参った次第であります。(中略)法人団体として更
に積極的活動を推進し、海運邦家のために海難事故防止を通じて寄与せん
と志し、有志集まりここに横浜川崎海難事故防止会を発展的に解消し、新
たに「社団法人東京湾海難防止協会」を設立して、現下の内外海運界の要
請に応えんとするものであります。」
この趣意書には、当時の横浜川崎海難事故防止会関係者の海難防止に対
する積極的な活動推進の意思と熱い思いが込められており、その思いは現
在に脈々と受け継がれている。
このような長年にわたる積極的な活動が認められ、昭和42年8月1日
付けで運輸大臣から設立許可書が交付され、当協会が発足した。
その後、当協会は設立目的を果たすべく各種の事業を積極的に実施して
きたところであるが、平成23年3月には内閣総理大臣から公益社団法人
として認定され現在に到るものである。
現在の協会の事業は、茨城県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県及び
それらの付近海域において行うものとし、事業内容は、次のとおりとなっ
ている。
① 海難防止に関する事項の調査研究
② 港湾の整備に関する調査研究
③ 航路及び航路標識の整備に関する調査研究
④ 海上交通の安全に関する情報の収集及び周知宣伝
⑤ 海難防止に関する監視警戒及び指導助言
⑥ その他、本協会の目的を達成するために必要な事業
昭和30年1月1日 横浜川崎港事故防止会 発足
昭和34年2月17日 横浜川崎海難事故防止会 に改称
昭和41年12月1日 運輸大臣に対し、「社団法人東京湾海難防止
協会」の設立について許可申請書を提出
昭和42年8月5日 社団法人東京湾海難防止協会創立
昭和42年10月1日 東京支部及び千葉支部 発足
昭和50年5月23日 東京支部及び千葉支部の事務局を廃止し、支部
の事務を本部が継承
昭和57年3月 本部事務局を総務部、調査研究部及び安全事業
部の3部体制に改組
昭和57年8月 本部事務局に情報安全管理室を新設
昭和61年12月 情報安全管理室を情報安全管理センターに改組
平成7年4月 情報安全管理センターを廃止
平成13年7月 航行安全情報管理本部設置
平成23年4月1日 公益社団法人に移行
東京湾海難防止協会の沿革
東京湾海難防止協会が果たしてきた役割
海難防止
調査研究
☆ 東京湾内の大規模プロジェクトが計画されるたびに国や地方公共団体から船舶
の航行安全対策の検討等を受託してきているが、昭和49年の横浜港横断橋に関
する船舶航行安全調査委員会が最初の受託事業であった。
その後、南本牧ふ頭建設、鶴見航路橋、東京港横断橋、川崎港浮島2期埋立
工事をはじめ多くの重要プロジェクトの航行安全対策の検討を行い、所要の対策
をとりまとめ、海上工事に伴う船舶の航行安全等の確保に寄与してきた。
☆ LNGバースの安全対策、京葉シーバース離着桟安全対策の検討などの多くの
港湾施設利用に関する安全対策の策定に携わり、関係船舶の安全確保に寄与し
てきた。
~後を絶たない海難の未然防止のために
~海上での大規模海上工事プロジェクト等に対応するために
海の安全運動推進連絡会議の模様 啓発ポスター東京湾海難防止協会は、創立以来これまで50年にわたり、以下のとおり、船舶の航
行安全を確保するための様々な調査研究や大規模な海上工事の現場付近における航行
船舶の安全確保等を図るための情報提供、指導、助言などを行う情報管理業務を行っ
てきたほか、海難防止や海上交通の安全対策等に関する要望、提言、情報提供などを
行い、海上交通の安全に寄与してきた。
☆ 船舶海難、様々なマリンレジャー事故を防止するため、平成12年からの海の安全
運動が展開されており、当協会は、その推進母体(事務局)として、運動計画策定
等の会議開催、ポスターの作成等を実施し、海難防止に寄与してきた。
☆ 要請に応じて職員を海難防止講習会等に講師として派遣し、安全啓発に努めてき
た。
航行安全情報管理
☆ 昭和56年、横浜港横断橋建設工事の開始を受け、航行安全情報管理業務を開
始した。
☆ 以後、羽田空港の沖合展開などの大規模海上プロジェクトのたびに、必要に応
じて横浜・川崎情報管理室、東京情報管理室等を設置し、一般船舶及び工事用
船舶の航行安全の確保などに関する業務を実施してきた。
~大規模海上プロジェクト工事の施工に伴う一般船舶と
工事用船舶の 安全のために
安全情報等の提供
☆ 神奈川、東京及び千葉の各地域で年2回地域連絡会を開催し、海難防止に関
する関係法令、海上工事実施計画等の周知、各界有識者による海難防止に関す
る講演、当協会の事業活動の紹介などを行ってきた。
☆ 東京湾航行の手引き、危険物荷役許可の手引き、港則法申請の手引きなどを
作成して配付してきた。また、平成28年度には東京湾における荒天時走錨防止
対策検討会を設置し、所要の検討を行い、内航船における東京湾避泊の手引き
を作成して配付した。
~航行安全に関する情報を広く周知し、
海難防止を推進するために
海上交通安全対策
☆ 昭和49年に発生したパシフィックアレスと第十雄洋丸の衝突海難に関連し、昭
和50年に東京湾航行安全対策特別委員会を設け、進路警戒船の性能、警戒要
領、巨大船等進路警戒業務基準の検討を行い、取りまとめた。
☆ 昭和63年に発生したなだしお第一富士丸衝突海難に関連し、日本海難防止協
会が設置した東京湾航行安全調査委員会の提言を踏まえ、当協会に東京湾の航
路体系調査検討会を設置し、所要の検討を行い取りまとめた。
☆ 平成22年、東京湾北部において海上交通安全法に基づいて新たに経路が指定
されたことを受け、先端ナビゲートシステムによる航行実態調査等を実施した。
~大規模海難の再発防止や、新しい航路形態に
対応するために
AIS表示装置 管制卓理事会及び総会の開催状況について
前回の会報以降、総会その他の定款に基づき開催された会議等は次のとおりです。
1 平成28年度第2回通常理事会 (1)日時:平成29年3月28日(火)午前10時30分~午前11時33分 (2)場所:ワークピア横浜「いちょう」の間(横浜市中区山下町24番地1) (3)審議事項等: ① 議案 第1号議案 平成29年度事業計画(案)について 第2号議案 平成29年度収支予算(案)について 第3号議案 公益社団法人東京湾海難防止協会育児・介護休業等に関する規則の一部 改正について 第4号議案 平成29 年度定時社員総会の日時及び場所並びに議事に付すべき事項等 の決定について ② 報告・連絡事項 平成28年度の職務の執行状況についてなど3件 (4)理事等の出席数: 理事20名(理事数27名) 監事1名(監事数2名)、顧問2名、特別参与1名 (5)議事の経過の概要 ① 事務局から、出席理事が定足数を満たしているため、本理事会が成立することを報告 した。 ② 議長は稲垣会長が務め、議事録署名人は代表理事及び監事が行うこととした。 ③ 第1号議案について理事長が、また、第2号議案について専務理事が説明を行い、両 案について諮ったところ、満場一致で原案のとおり決議された。 ④ 第3号議案について専務理事が説明を行い、同議案について諮ったところ、満場一致 で原案のとおり決議された。 ⑤ 第4号議案について専務理事が説明を行い、同議案について諮ったところ、満場一致 で原案のとおり決議された。 ⑥ 議案審議の後、専務理事が会長等の平成28年度の職務執行状況などを報告した。 ⑦ 最後に、議長がその他の発言等を求めたところ質問、発言等がなかったことから、理事会の審議を終了、午前11時33分閉会した。 2 みなし理事会(理事会の決議の省略) (1)平成29年4月18日(火) 稲垣孟会長は、当協会定款39条に則り、次の議案を提案した。 第1号議案 平成28年度事業報告及び計算書類等の承認について 第2号議案 平成29年度社員総会の日時及び場所並びに議事に付すべき事項等の決 定について (2)平成29年4月28日(金) 提案の議案について、理事全員が同意し、監事全員が異議ないことを書面により意思 表示がされたことから、理事会の承認があったものとみなされた。 3
平成29
年度定時社員総会 (1)日時:平成29年5月29日(月)午前10時30分~午前11時05分 (2) 場所:ワークピア横浜「かもめ・やまゆり」の間(横浜市中区山下町24番地1) (3)審議事項等: ① 議案 第1号議案 平成28年度事業報告及び計算書類等の承認について 第2号議案 長期借入金の承認について 第3号議案 役員(理事)の選任について ② 報告・連絡事項 平成29年度事業計画及び収支予算の報告について (4)会員数、出席者数、出席役員等 ① 会員の現在数 190名 出席会員 89名、委任状提出会員 41名、議決権行使書提出会員 35名 合計 165名 ② 出席役員等 理事18名(理事数27名)、監事2名(監事数2名)、顧問2名、特別参与1名 (5)総会の経過概要 ① 午前10時30分開会し、事務局から、出席者会員89名、会長又は議長に委任する 委任状提出会員41名、全議案について承認する議決権行使書提出者35名であり、会員の過半数を超えており、定足数を満たし、本総会が適正に成立する旨を報告した。 ② 議事に先立ち、稲垣孟会長から挨拶があり、来賓の第三管区海上保安本部次長の挨拶 を頂いた。なお、次長は公務のために挨拶の後に退席された。 ③ 事務局から、議長は、規定により稲垣孟会長が務めることを報告し、議長から議事録 署名人として、出席会員の中から、本多將人、阿部且の2名を選任したい旨を諮ったと ころ、異議なく承認された。 ④ 第1号議案について専務理事が説明を行った後、監事を代表して石井監事が、本年4 月18日実施した監査結果について、法令及び定款に従い、当協会の状況を正しく示し ている旨の報告を行った。その後、議長が第1号議案について諮ったところ、全員異議 なく原案のとおり承認された。 ⑤ 第2号議案について専務理事が説明を行い、議長が第2号議案について諮ったところ、 全員異議なく原案のとおり承認された。 ⑥ 第3号議案について、議長が、役員の選任については一括決議ではなく一人ずつ決議 するよう定められている旨説明し、専務理事が、再任の候補者及び新任の候補者につい て説明し、氏名を一人ずつ読み上げ、候補者ごとに承認について諮ったところ、全員異 議なく承認された。 ⑦ 議案の審議の後、専務理事から報告・連絡事項の説明を行い、その後、議長が質問、 意見等を求めたところ、特になかったことから、議長は午前11時05分総会の閉会を 宣し、閉会した。 4 平成29年度第1回通常理事会 (1)日時:平成29年5月29日(月)午前11時10分~午前11時20分 (2) 場所:ワークピア横浜「かもめ・やまゆり」の間(横浜市中区山下町24番地1) (3)審議事項等: 議案:平成29年度役員等の選任について (4)理事等の出席数: 理事23名(理事数27名) 監事2名(監事数2名)、顧問2名、特別参与1名 (5)議事の経過の概要 ① 事務局から、出席理事が定足数を満たしているため、本理事会が成立することを報告 した。 ② 議長は、稲垣会長が務め、定款の定めにより代表理事及び監事が議事録の署名を行う
旨を述べた。
③ 議長が、議案について説明し、議案について諮ったところ、満場一致で決議された。 ④ 最後に、議長が、発言等を求めたところ、質問、発言等がなかったことから、理事会 の審議を終了し、午前11時20分閉会した。
平成29年6月7日現在 役 名 氏 名 会 社 ・ 団 体 名 備 考 会 長 稲垣 孟 公益社団法人 東京湾海難防止協会 副 会 長 西本 哲明 東京湾水先区水先人会 新神奈川支部長任 副 会 長 阿部 且 日本郵船株式会社 横浜支店 理 事 長 常 勤 横山 鐵男 公益社団法人 東京湾海難防止協会 再 任 専 務 理 事 常 勤 上岡 宣隆 公益社団法人 東京湾海難防止協会 理 事 浅井 亨 株式会社ウィングマリタイムサービス 新 任 理 事 天本 忍 JXTGエネルギー株式会社 根岸製油所 新 任 理 事 石原 久 株式会社ポートサービス 理 事 一藁 勝 防災特殊曳船株式会社 千 葉 支 部 長 理 事 今村 秀彦 一般社団法人 東京港運協会 理 事 上野 元 全国内航タンカー海運組合 関東支部 再 任 理 事 上野 善 上野マリン・サービス株式会社 理 事 榎本 裕義 株式会社ダイトーコーポレーション 千葉支店 再 任 理 事 大村 達也 株式会社ダイトーコーポレーション 曳船事業部 理 事 鍵和田 基 JFEスチール株式会社 東日本製鉄所(千葉地区) 新 任 理 事 葛西 弘樹 一般社団法人 日本船長協会 新 任 理 事 加藤 雅徳 株式会社商船三井 理 事 齊藤 宏之 東京汽船株式会社 理 事 竹井 義晴 日本水先人会連合会 新 任 理 事 多々良幸尋 海洋興業 株式会社 再 任 理 事 田宮 正康 東港サービス株式会社 理 事 中島 敦 JFEエンジニアリング株式会社 新 任 理 事 藤井 文人 JXTGエネルギー式会社 川崎製油所 新 任 理 事 星野 完 出光興産株式会社 千葉製油所 理 事 堀 哲也 東京ガス株式会社 袖ヶ浦LNG基地 理 事 本多 將人 東亜建設工業株式会社 横浜支店 新 任 理 事 松田 紀道 千葉県内航海運組合 監 事 石井 昭一 株式会社三協 監 事 西 修一 東洋埠頭株式会社 川崎支店 顧 問 矢吹 英雄 東京海洋大学名誉教授 顧 問 下沖 秋男 公益社団法人 東京湾海難防止協会 特 別 参 与 松本 恭昇 東京湾水先区水先人会 新東 京 支 部 長任 新 役 員 等 名 簿
主な実施事業の概要について
〇 調査研究事業
国、地方自治体、企業から
6 件の委託を受け、委員会を設置するなどして、所要
の調査、検討を行いました。
〇 海難防止活動事業
協会では、公益財団法人日本海事センターの補助を受け次の海難防止活動事業を
行いました。
1 海難防止推進事業
関東地方各地区の海の安全運動推進団体で構成する「海の安全運動推進連絡会議」
の第
2 回会議を平成29年2月9日、第三管区海上保安本部において開催し、平成
28 年度の海難発生状況及び運動の実施状況などを踏まえて、平成29年度の海の
安全運動実施計画が決定されました。
本計画に基づいて、関東地方の各地域において、年間を通じた海の安全運動が展
開されます。
平 成 2 9 年 2 月 9 日 海 の 安 全 運 動 推 進 連 絡 会 議 平成 29 年度 海の安全運動実施計画 1 運動方針 海の事故を未然に防止するためには、海事関係者、漁業関係者のみならず、マリンレジ ャー愛好者、更には広く国民一般に対して海難防止思想の普及と安全意識の高揚を図る必 要がある。 このため、官民が連携・協力の上、一体となり事故減少を目指し「海の安全運動」を実 施する。 2 運動期間及び重点活動期間 年間を通じて海の安全運動を展開することとし、 (1) 平成 29 年 4 月 19 日から同年 5 月 7 日までの 19 日間 (2) 平成 29 年 7 月 1 日から 8 月 31 日までの 2 ヶ月間 (3) 各地区において独自に定める期間 を重点活動期間と定める。 また、6 月の 1 ヶ月間を周知・広報月間とし、7 月 16 日から 7 月 31 日までの間は、「海 難ゼロへの願い」をスローガンとした全国海難防止強調運動と併せて実施する。 3 重点事項 事故発生状況を踏まえて、効果的な海難防止思想の普及や安全意識の高揚を図るため、 次の項目を重点事項と定め、効果的な安全指導・安全啓発を実施する。 (1)「小型船舶の海難防止」(全地区共通重点事項) (2)「各地区において独自に定める事項」(設定地区重点事項) 4 実施事項及び実施内容海の安全運動推進連絡会議及び各地区推進連絡会議等の構成員は、本運動の促進・活性 化に努め、各種船舶やマリンレジャー愛好者など、あらゆる階層に応じた効果的な活動に より、海難防止思想の普及や安全意識の高揚を図ること。 また、次の指導・啓発事項を重点に、対象者、対象海域及び事故発生状況等各地区の特 性を勘案した運動を実施する。 (1) 全船舶共通 ① 見張りの徹底 見張り不十分による衝突事故は、以前としてあとを絶たない状況にあることから、 常時適切な見張りを実施する。 特に小型船舶にあっては、操業準備等、釣り準備、スマートホン操作など、操縦 以外のことに気を取られ見張りが疎かにならないようにする。 ② 船舶間コミュニケーションの促進 船舶間の意志疎通を図るため、VHFやAISを有効かつ適切に活用する。 通信手段を有さない船舶は、早期に相手船に分かり易い動作を示す。 (2) 小型船舶共通 ① 定期整備・発航前点検の徹底 整備不良、点検不足による機関故障を防止するため、定期的な整備を実施する とともに、発航前に船体、機関等の基本的な点検を行う。 なお、発航前の点検には、「発航前チェックリスト」(国土交通省・海上保安庁作 成)を活用する。 ② 自己救命策の確保 海中転落した乗船者の安全を確保するため、自己救命策(ライフジャケットの常 時着用、連絡手段の確保、118 番への通報)を確保する。 ③ 航海計画の策定と連絡 自船の性能及び自身の操船技術を十分考慮し、ルート上の定置網、浅瀬等の情報 を事前に収集の上、時間に余裕を持った無理のない航海計画を立案するとともに、 航海計画はマリーナや家族等と共有する。 ④ 気象・海象情報の入手 小型船舶は、気象・海象の影響を受け易く転覆事故等にも直結することから、最 新の気象・海象状況を入手し、発航中止、早期帰港等を判断する。 (3) 特定の小型船舶 ① モーターボート 燃料切れや漂泊中の電装品使用を原因とするバッテリー過放電による事故が発生 していることから、残燃料や電圧の確認を適切に行う。 なお、平穏な海上での燃料切れやバッテリー過放電等の人命に直接影響のない事 故については、「自己責任」「自己負担」である意識を浸透させる。 ② 水上オートバイ 転倒後に引き起こしができず水上オートバイと乗船者が漂流状態となる事故が発 生していることから、技量に見合った操縦を行う。 ③ ミニボート・手漕ぎボート 特に小型であるため他船から非常に見えにくく衝突事故が発生していることから、 港の出入口等の通航路帯での活動を自粛するとともに、他船に自船の位置を認識させ る旗の掲揚等に努める。
(4) マリンレジャーに伴う海浜事故 ① 遊泳 ア 地方公共団体と連携し海水浴場内での遊泳を推奨する。 イ 海水浴場開設者やライフセーバーと連携し、飲酒後の遊泳は厳に慎むこと及び 小児・幼児等に対する保護者の監視徹底を啓発する。 ウ シュノーケリングを行う際は、装具の適切な使用及び慣熟並びにライフジャケ ットの着用を推奨する。 ② 釣り ア 防波堤等の管理者と連携し立入禁止場所への侵入は行わないよう啓発する。 イ 磯や護岸からの転落事故防止のため、常に周辺環境や気象・海象に注意するこ と及び自己救命策(ライフジャケットの常時着用、連絡手段の確保、118 番への 通報)を確保するよう啓発する。 (5) 各地区において独自に定める活動 各地区の海難発生状況から、海難事故を減少させる対策が必要とされる対象につき、 地域の特性・特色を加味した「重点期間」「重点事項」を設定し、有効な安全啓発活 動を企画・立案し的確な運動を積極的に展開する。 5 広報 下記媒体等を有効活用することにより、海事・漁業関係者のみならず、マリンレジャ ー愛好者、更には広く国民一人ひとりを対象とした広報活動を行い、海難防止思想の普 及と安全意識の高揚について働きかけを行う。 (1) テレビ、ラジオ、新聞等のマスメディア (2) 地方自治体、関連団体、海の安全運動推進連絡会議構成員等が発行する情報誌及び 社内報並びにホームページ等 (3) フェリー乗り場、フェリー・旅客船内等における放送や球場、大型ショッピングセ ンター等に設置されている大型電光表示板等 (4) 官公署、駅構内、海図販売店等その他国民の目に付き易い場所への運動ポスターの 掲示 6 その他 (1) 海上安全指導員との連携 プレジャーボートや水上オートバイ等に対する活動に当たっては、公益社団法人 関 東小型船安全協会やNPO法人パーソナルウォータークラフト安全協会に所属する海 上安全指導員との連携を考慮する。 (2) 地区推進連絡会議の充実 本運動の更なる充実を図るため、現在参画に至っていない地方公共団体、市民団体 等に対しても地区推進連絡会議への参画又は協賛を呼びかけることにより、地区各推 進連絡会議の活性化を図るとともに参加団体の更なる拡大を図る。 (3) 海の安全情報の周知 海上保安庁がパソコン、スマートホン、携帯電話で提供している気象・海象、海難 発生注意海域、工事・作業海域等を掲載した「海の安全情報」サイト及び事故発生等 の緊急情報を電子メールで配信するサービスについて、海事関係者、漁業関係者、マ リンレジャー愛好者のみならず広く国民に周知する。
地域団体 会社・法人等 横浜・川崎地区 海の安全運動推進連絡会議 ( 公 社 ) 関 東 海 事 広 報 協 会 東 京 地 区 海 の 安 全 運 動 推 進 連 絡 会 議 ( 一 財 ) 日 本 船 舶 職 員 養 成 協 会 関 東 茨 城 地 区 海 の 安 全 運 動 推 進 団 体 全 国 内 航 タ ン カ ー 海 運 組 合 関 東 支 部 千 葉 地 区 海 の 安 全 運 動 推 進 連 絡 会 議 関 東 旅 客 船 協 会 銚 子 地 区 海 の 安 全 運 動 推 進 連 絡 会 議 全 日 本 海 員 組 合 関 東 地 方 支 部 横 須 賀 地 区 海 上 災 害 等 対 策 協 議 会 ( 公 社 ) 関 東 小 型 船 安 全 協 会 下 田 地 区 海 の 安 全 運 動 推 進 連 絡 会 議 NPO法人 パーソナルウォータークラフト安全協会関 東 地 方 本 部 清 水 地 区 海 の 安 全 運 動 推 進 団 体 ( 公 財 ) 海 上 保 安 協 会 関 東 地 方 本 部 国・地方の機関 事務局 関 東 運 輸 局 ( 公 社 ) 東 京 湾 海 難 防 止 協 会 関 東 総 合 通 信 局 神 奈 川 県 第 三 管 区 海 上 保 安 本 部 (一財) 日本海洋レ ジャー安全・ 振興協会 ( 一 社 ) 日 本 マ リ ン 事 業 協 会 関 東 支 部 ( 一 社 ) 日 本 マ リ ン 事 業 協 会 ( 公 社 ) 日 本 海 洋 少 年 団 連 盟 ( 一 社 ) 日 本 マ リ ー ナ ・ ビ ー チ 協 会 ラ イ フ ジ ャ ケ ッ ト 着 用 推 進 会 ( 興 亜 化 工 株 式 会 社 ) ラ イ フ ジ ャ ケ ッ ト の 常 時 着 用 を 推 進 す る 会 ㈱ ワ イ ズ ギ ア 会員募集 (活動事例) ・ 国土交通省関東運輸局から依頼の海上安全関係パンフレットの配布 ・ 総務省関東綜合通信局から依頼の海上安全関係パンフレットの配布 ・ 神奈川県から依頼の海の安全ポスターの県内配布 (入会について) ・ 入会金、会費等は無料です。 希望される団体は、事務局まで連絡下さい。
海の安全運動推進連絡会議構成員名簿
海の安全運動推進連絡会議オブザーバー名簿
関東地方の各団体のネットワークを相互に活用して、それぞれの団体が進める海上 安全活動、海難 防止活動を、この海の安全運動の場を利用して展開していきませんか? (事務局) 公益社団法人 東京湾海難防止協会 安全事業部 〒231-0002 横浜市中区海岸通り3-9横浜ビル301 ☎ 045-212-1817 mail: [email protected]2 東京湾湾口海域における海上交通整流方策の検討(中間報告)
東京湾湾口海域は、東京湾に出入する船
舶交通が交錯するなど、潜在的に海難発生
の危険性が高い海域であり、船舶交通を整
流することは重要な安全対策であることか
ら、学識経験者、海事関係者及び関係官庁
で構成する検討会を設置し、海上交 通整
流方策(案)等の検討を行い、中間報告書
として取りまとめまた。
平成29年度においては、平成28年度
における検討会の結論を踏まえ、関係者の
理解と協力を得てシミュレーションにより
整流方策等の検証を行い、海上交通整流方
策を確定するとともに、同方策が実現でき
るよう、関係先への要望、方策を取りまと
めることとしている。
(中間報告書表紙及び目次)
3 東京湾における荒天時走錨防止対策の検討
台風の接近、通過及び異常に発達した低
気圧等の通過時における走錨や走錨に起
因する事故を防止するため、海事関係者及
び関係官庁で構成する検討会を設置して
検討を行い、検討の結果を報告書に取りま
とめた。
取りまとめた結果については、関係先に
周知し、また、対策の要点を整理して作成
した「内航船における荒天時東京湾避泊の
手引き」を作成し、内航船関係団体を通じ
て配布した。
報告書及び上記手引きについては、当協
会ホームページに掲載しているので、参考
にしてください。
ホームページアドレス
:
http://www.toukaibou.or.jp
(報告書表紙及び目次)
平成29年度第 1 回地域連絡会だより
公益社団法人 東京湾海難防止協会地域連絡会規程(平成22年11月5日東海防
第150号)により、平成29年度第1回目の地域連絡会を、次のとおり開催しまし
た。
【神奈川地域連絡会】
1 日 時 平成29年7月3日(月)14:00~16:00 2 場 所 ワークピア横浜 横浜市中区山下町24-1 3 開会挨拶 横浜地域連絡会支部長 西本 哲明 来賓挨拶 横浜海上保安部長 小島 良二 横須賀海上保安部長 宮里 一敏 4 議 題 (1)平成 29 年度東京湾口航路事務所事業実施概要(東京湾口航路事務所) (2)平成 29 年度京浜港湾事務所工事実施計画(京浜港湾事務所) (3)平成 29 度横浜港港湾工事実施計画(横浜市港湾局) (4)平成 29 年度川崎港港湾工事実施計画(川崎市港湾局) (5)平成 29 年度横須賀港港湾工事実施計画(横須賀市港湾部) (6)第三管区海上保安本部からの連絡事項(交通部) (7)海上保安部からの連絡事項(横浜・横須賀海上保安部) 5 閉会挨拶 東京湾海難防止協会理事長 横山 鐵男【東京地域連絡会】
1 日 時 平成29年7月5日(水)14:00~16:00 2 場 所 浜松町東京會舘 世界貿易センタービル 39 階「オリオン」 東京都港区浜松町2-4-1 3 開会挨拶 東京地域連絡会支部長 松本 恭昇 来賓挨拶 東京海上保安部次長 恵本 康弘 4 議 題 (1)平成 29 年度東京港湾事務所事業実施概要(東京港湾事務所) (2)平成 29 年度東京港港湾整備事業概要(東京都港湾局) (3)第三管区海上保安本部からの連絡事項(交通部) (4)海上保安部からの連絡事項(東京海上保安部) 5 閉会挨拶 東京湾海難防止協会理事長 横山 鐵男 【千葉地域連絡会】 1 日 時 平成29年7月10日(月)14:00~16:00 2 場 所 三井ガーデンホテル千葉 千葉市中央区中央 1-11-1 3 開会挨拶 千葉地域連絡会支部長 一藁 勝 来賓挨拶 千葉海上保安部長 藤井 伸弘 4 議 題 (1)平成 29 年度東京湾口航路整備事業実施概要(東京湾口航路事務所) (2)平成 29 年度千葉港湾事務所事業実施概要(千葉港湾事務所) (3)平成 29 年度港湾・海岸事業の実施概要(千葉県県土整備部) (4)第三管区海上保安本部からの連絡事項(交通部) (5)海上保安部からの連絡事項(千葉海上保安部) 5 閉会挨拶 東京湾海難防止協会 横山 鐵男講 話
【神奈川・東京・千葉共通】
第三管区海上保安本部からの連絡事項
第三管区海上保安本部交通部航行安全課 専門官 市村 隆志
三管本部から御連絡差し上げる事項は2点ございます。 一つ目は、東京湾における管制の一元化、二つ目は、伊豆大島西方沖の推薦航路の設定 についてご説明させていただきます。 東 京 湾 に お け る 管 制 の 一 元 化 ですが、現在、海上保安庁では、 東 京 湾 の さ ら な る 安 全 を 目 指 し まして、現在、新たな海上交通セ ン タ ー の 構 築 に 向 け た 取 り 組 み を進めています。これは、観音崎 に あ り ま す 東 京 湾 海 上 交 通 セ ン ターと東京、川崎、横浜、千葉の 各 港 に あ り ま す 4 カ 所 の 港 内 交 通 管 制 室 を 横 浜 市 の 三 管 本 部 の 庁舎内にすべて集約し、東京湾内 船舶の動静監視と情報提供を新たな海上交通センターにおいて一元的に実施する体制を 整備するというもので、現在のところ、平成30年1月下旬の運用開始を目指して取り組 んでいるところです。これによりまして、非常災害が発生した場合の海上交通の機能の維 持、それと平時における湾内の船舶の安全の向上と運航効率の向上に一層寄与できるもの と考えてております。これにおけるに必要な法律の整備は、昨年の5月に海上交通安全法 等の一部を改正する法律が公布されておりまして、現在、これに必要な政省令等の改正の 作業を進めているところです。本日は、この制度の概要についてご説明をしてまいります。 まず初めに、非常災害時におけ る制度です。非常災害が発生して 湾 内 の 船 舶 交 通 に 大 き な 影 響 が 発生するおそれがある場合に、海 上 保 安 庁 長 官 が 非 常 災 害 の 発 生 について周知を行います。法律上 は、非常災害発生周知措置と呼び ます。この非常災害発生周知措置 が適用される海域というのが、こ の 図 面 の 黄 色 の エ リ ア と オ レ ン ジのエリアになります。オレンジ 色の海上交通安全法が適用される海域を指定海域、黄色の港則法が適用される海域である 京浜港、千葉港、木更津港、横須賀港、館山港の五つの海域を指定港と呼びます。非常災害発生周知措置が取られた場合、指定海域、指定港にいる長さ50m以上の船舶に 対して、海上交通センターがVHF無線電話で提供する非常災害に関する情報や避難錨地 の輻輳状況に関する情報等を聴取する義務がかかります。 また、船舶が迅速、円滑に避難するため、指定海域や指定港にいる船舶に対して移動を 命じたり、指定海域への入域の制限をする場合があります。 次に、通常時の制度についてご 説明いたします。一つ目は、新た に 入 域 通 報 と い う 制 度 を 設 け ま す。これは非常災害が発生した場 合に備え、東京湾内の船舶を平時 に お い て も 常 に 把 握 し て お く 必 要があるということで、先ほど申 し 上 げ た 指 定 海 域 と 呼 ば れ る 海 上交通安全法が適用される海域、 に 入 域 し よ う と す る 長 さ 50m 以 上の船舶は、海上交通センターに 対して、船名や位置といった情報をVHF無線電話等で通報していただくことになります。 ただし、AISを作動させている船舶については、これが除かれます。この入域通報の制 度の導入に伴いまして、これまで行政指導で行ってまいりました位置通報の制度は廃止と なります。 二つ目は、港則法の管制水路にかかる事前通報の省略です。これは港の管制水路を通航 するに当たっては、事前に各港内交通管制室に通報をいただいておりますけれども、海上 交通安全法の浦賀水道航路を通航して、どこにも寄らずに直行で港内の管制水路を通航す る船舶については、海上交通安全法の航路通報の際に港の係留施設の情報をあわせて通報 していただくことで、港内の完成水路に係る通報が省略されることになります。 出湾する場合も、港の管制水路を通航してどこにも寄らずに浦賀水道航路を通って出湾 していく船舶については、入港の場、港の係留施設の情報をあわせて通報することで海上 交通安全法の航路通路1本で済むということになります。 三つ目に、通常時における情報の聴取義務の海域を拡大いたします。これは、左下に「情 報聴取義務海域の拡大」という図の中の赤色の海域、ここは海上交通安全法の適用される 海域で、この赤色のエリアに対して新たに情報の聴取義務がかかります。対象となる船舶 は、長さ50m以上の船舶になります。また、黄色の海域で京浜港の鶴見から川崎周辺の海 域と、京浜港東京区の各航路の周辺海域、それと千葉港の千葉航路、市原航路の周辺海域 に対して新たに情報の聴取義務がかかります。この海域での対象となる船舶は総トン数 500t以上の船舶になります。この図のグレーの部分、海上交通安全法の浦賀水道航路と 中ノ瀬航路の周辺海域と京浜港横浜区の一部の海域については、既に情報聴取義務が課せ られております。 四つ目は、千葉港が新たに港則法第18条第2項による著しく混雑する特定港に追加され ます。これによりまして、千葉港では京浜港と同様に、総トン数500t以下の船舶は、500 tを超える船舶の進路を避けるという避航義務が生じます。 五つ目は、水路入航時刻等の指示です。これは港則法の管制水路におきまして、例えば 航路の中で海難が発生するなどした場合、後から続いて航路に入航しようとする船舶に対
して、入航時間の変更を指示したり、機関故障したような船舶を航路を通って港内に入港 させるといった場合に、進路を警戒する船舶の配備指示するといたことが新たに制度とし て加わります。これらの新たな制度につきましては、平成30年1月下旬から運用を開始す る計画で進めているところで、今後、説明会等の場を設けまして、運用の詳細について皆 様方に周知させていただきますのでよろしくお願いいたします。 次に、伊豆大島西方の推薦航路 の 設 定 に つ い て ご 説 明 さ せ て い ただきます。 伊豆大島西方海域のエリアは、 東 京 湾 を つ な ぐ 船 舶 の 主 要 な 通 航路となっており、船舶通航が非 常に多い海域になっています。一 方で、過去にもたびたび衝突事故 が発生しており、このような状況 を踏まえ、関係者による調査研究 委員会を設けまして、この海域の 安全性の方策について検討いたしました。その結果、この海域にSOLAS条約に基づく 推薦航路を設定し、バーチャルAIS航路標識を活用して、この海域の船舶交通の流れを 分離することで、衝突の危険性の減少効果が得られるとの結論になりました。この結果を 受けて、我が国から国際海事機関(IMO)に推薦航路の提案をいたしまして、先月の6 月にIMOの海上安全委員会で、この提案が採択されたところであります。 この推薦航路は、日本では初めての航路設定になり、施行については、平成30年1月を 予定しております。今後、推薦航路の海図への記載やバーチャルAIS航路標識の設置の 他、水路通報やリーフレトにより皆様に周知させていただきますので、よろしくお願いい たします。 以上で三管本部からの連絡事項を終わります。
【神奈川・千葉地域連絡会共通】
平成29年度東京湾口航路事務所事業実施概要
関東地方整備局東京湾口航路事務所 工務課長・中村 健
当事務所が 担務して おります開発 保全航路 事業 にご理解、ご協力を賜り、誠に有難うございます。 私どもが港 湾法に基 づき管理して おります 開発 保全航路は、左の東京湾の図の中に青い枠で囲って いるところが対象範囲になります。もともとの浦賀 水道航路、中ノ瀬航路に加えまして、平成26年1月 より、この川崎港や木更津港の前面の部分等も含め た広い範囲が、国が自ら管理をする開発保全航路に なっております。 この航路につきましては、拡大されたときに、港 湾法では東京湾中央航路という名になりました。私 どもが平成29年度に現 場において実 施をいた しま す工事または調査関係につきましては、概略の位置 を図の中に赤 い丸もし くは帯状に示 しており ます けれども、それぞれについて、どのようなことをす るかというこ とをこれ から個別に ご 説明させ てい ただきます。 この東京湾の図と、下の横長のバーチャートの横長の表、これらを両方見比べながらご 説明させていただきたいと思います。 今年度、工事に関しましては2件を予 定しております。一つは、第二海堡で行 う東京湾中央航路付帯工事で、現在工事 の公告をしており、今月中に、業者が決 まり、現地に入ってくるのは、予定では 9月以降翌年の2月ぐらいまでを予定し ています。具体的には、この第二海堡の写真に示してございます。第二海堡だけの写真なので方角 がわかりにくいですが、この写真の左側のほうが横須賀側、右側のほうが木更津、富津側 となります。この中で第二海堡の護岸の補強ということで、黄色い丸が付してあるところ で地盤改良を行い、大規模災害時に、護岸が壊れて土砂が流出し、航路をふさぐことを防 ぐための工事を実施する予定でございます。 今一方の工事につきましては、先ほどのバーチャートの2番目になりますけれども、東 京湾中央航路障害物撤去工事というものを行います。期間といたしましては、現地に入り ますのが、8月から10月までの間で、これは毎日ではありませんで、この中の期間で実施 をするということでございます。実施個所は、②と書いてあるところ、ちょうど中ノ瀬の ほうの端の1カ所、それからあと木更津港の前面あたりのところが3カ所ということで、 この付近に、船が錨をおろす障害になるような障害物、コンクリートの塊であるとか太い チェーンであるとか、こういったものがあることが確認されておりまして、これを除去す る工事を実施する予定でございます。続きまして、調査また測量等の関係です。③が深浅 測量です。時期としましては毎年下半期、実際の作業は10月から3月半ばぐらいまでとい うことで、この深浅測量を実施します範囲内が、こちらの図でいいますと、太い赤い帯で 書いてございます中ノ瀬航路の部分と中ノ瀬の西方海域と呼ばれているところの、大型船 が南へ向かって航行する側の部分について深浅測量を実施する予定でございます。続きま して、④東京湾中央航路水温監視装置保守点検、⑤東京湾中央航路浮標灯等保守点検とい うことで、水温監視装置につきましては、先ほどの深浅測量を行う中ノ瀬航路の右側に丸 がついていますけれども、海保さんの中ノ瀬四号灯標に水温の監視の仕組みをつけさせて いただいておりまして、ここの保守点検を定期的にしております。 浮標灯等の保守点検につきましては、南側の東京湾の入り口付近にあります神奈川県側は 金田湾、それから千葉県側は富浦湾にそれぞれ装置が浮いておりまして、ここでの点検を 月に一度は実施をするという形で、これらは年間を通して実施をしているところでござい ます。あと、⑥につきまして、東京湾の中ノ瀬の西方海域の比較的中ノ瀬寄りの部分で 土 質調査を実施する予定で考えております。具体的な時期、場所が、まだ不明確なため具体 的な場所は記載しておりませんけれども、下半期の中で実施を検討しているところでござ います。最後、⑦につきましては、水質分析ということで、これは平成23年の東日本大震 災以来の東京湾内の海水に含まれる射性物質の検知につきまして、定期的に週に1度でご ざいますけれども、水質調査をするということで、年間通して実施をしているところでご ざいます。以上、簡単でございますけれども、東京湾中央航路に関します、今年度の工事 また調査関係の実施概要ということで御報告させていただきました。
【千葉地域連絡会追加説明】
先ほど冒頭に、千葉支部・支部長様のほうから、直近の九州地方の土砂災害、そして大 量の流木という話がございましたけれども、私どもも、この航路の管理という点では、日々 船をパトロールに回している中で、そういったものが見つかりました場合は、次にまたご 説明がありますけれども、千葉港湾事務所さんが所有していますごみや油の回収船「べい くりん」と協調しながら回収を図っております。一昨年の関東・東北豪雨、鬼怒川が氾濫 したときにも、荒川などの流域から流出したゴミを、例年に増してたくさん回収いたしま した。そういったことも含めまして、東京湾の開発保全航路を、皆様船舶関係者の方々が 安全に航行していただけるための事業を、今年度も進めさせていただきたいと思っており ますので、どうぞよろしくお願いいたします。【神奈川地域連絡会】
平成29年度京浜港湾事務所工事実施計画
関東地方整備局京浜港湾事務所 第一工務課長 岡島 達男
表紙のこの写真ですが、左側の上のもの が、南本牧のMC4というところを整備し ておりまして、こちらのほうで地盤改良、 それから少し奥のほうですが、異形部とい うところで、外側の防波護岸と岸壁を結ぶ ところとの取り付け部分を造っております けれども、その異形部の工事をしておりま して、ここ(写真奥)に少し見えるところ が岸壁の法線になるところですが、セルが 座っておりまして、あと残り、ここの部分 を据えつけるというもので、これ(写真左) がセルでありますけれども、千葉県富津のほうにヤードがありまして、こちらで今セルを つくっておりますが、高さ32メーター、 直径が24.5メーターというもので、今年 度これを据えつけをしようということで 予定しております。右側の写真が、川崎 港の京浜運河のところを見たものですが、 ここに臨港道路の橋をかけるという工事 で、今橋脚部の基礎を整備しているとこ ろです。 京浜港湾事務所につきましては、国際戦 略港湾の川崎港、横浜港、重要港湾の横 須賀港の3港を管轄しております。 主 な事業としまして、まず川崎港につきましては、先ほど写真もありましたけれども、東扇 島~水江町区間の臨港道路、それから横浜港は、大黒ふ頭のところで岸壁の-12mへの改 良をしています。それから南本牧~本牧地区の臨港道路ということで、この部分について Ⅰ期部分の整備を実施しました。それか ら南本牧ふ頭地区になりますが、MC3、 MC4という施設で、岸壁としましては、 先 ほ ど 写 真 に あ り ま し た 岸 壁 - 18 m の (耐震)岸壁を整備する工事になります。 それでは、南本牧地区の工事のほうに ついて説明させていただきます。 南本牧ふ頭につきましては、ここのM C3それからMC4という地区がござい まして、コンテナ船の大型化の対応とし て、国際競争力を高めるための水深-18mの大水深の岸壁を整備しております。大規模地震時の輸送機能を維持できるように、耐 震強化した構造としております。 MC4の岸壁(-18m)につきましては、昨年度に引き続き、先ほど写真にもございま したとおり、岸壁本体となるセルを5函相当、約150m部分について据えつけを行います。 今年度は、セルの据えつけ部分の地盤改良、床堀等を行い、年度の後半のほうになります が、セルを据えつけをする予定となっております。 それから、MC3としましては、(図中)に荷さばき地と記載してありますが、こちら のほうの整備をこれから実施していくというような計画となっております。 続きまして、南本牧ふ頭・本牧ふ頭地区 臨港道路でございます。南本牧ふ頭の整備 に伴いましてコンテナ貨物の増大が見込ま れるということで、本牧から南本牧地区に かけてのアクセスを向上するということで 整備しております。「南本牧はま道路」とい う名称で、今年の平成29年3月4日に第Ⅰ 期工事として完了して開通いたしました。 あと、南本牧と首都高のほうとも連絡し ておりますので、そういった意味では、高 速道路とのアクセスもできまして、交通の 便が大きく改善できるものとなっております。 今年度の事業としましては、本体部は もう完成して供用しておりますので、周 辺の残った部分の工事を少ししておりま して、今後、その先、こちら(図奥側) のほうのⅡ期の計画を今準備していると いうような状況となっております。今年 度については、具体的な工事としてはご ざいません。 それから、本牧地区につきましては、 岸壁-13mの基部、HD1というターミ ナルの基部が69mありますけれども、こ の部分について整備をしているところです。本年度は、昨年度に引き続いて、岸壁部分に つきましては整備が終わっておりますが、 その上部工、ガントリークレーンの基礎等 を整備しまして、今年度中に前面の水深が -13mなのですけれども、水深の確保され ていない部分の浚渫等も含めまして、この 部分の整備を完了して来年から使えるよう にということで、今年度の整備完了を目指 しているところです。 次に、大黒ふ頭でございますが、平成28 年度に大黒ふ頭地区再編事業として着手し
て、昨年設計等を行っておりまして、今年度から現地のほうに着手するものです。こちら のP3、P4の岸壁を、水深が今-7.5mあるのですけれども、これを-12mまで増深し た形で、船舶の大型化に対応した岸壁として整備するというものになります。 整備につきましては、今年度は、こちら側(図中DP3-4G岸壁290mの囲い右側)で すけれども、P4側のほうから着手してまいります。 続きまして、川崎港の東扇島~水江町地 区の水江町線ですが、こちらは現在、東扇 島と背後の連絡する道路というものが、今 は川崎港の海底トンネル1本しかないとい うことで、東扇島の交通体系の強化、それ から大規模な災害が起きた際のリダンダン シーの確保ということを目的としまして整 備を行っているものです。 京 浜 運 河 に か か る 主 橋 梁 部 900m の 六 つ の橋脚の下部工の工事を現在行っておりま して、引き続き整備をしてまいります。 それから、東扇島、実は、この部分昨年も説明させていただいたのですけれども、こち ら(図下の右側)の部分の岸壁、東扇島のここに防災拠点がございまして、それに対応し た耐震バースの整備を予定しているところなのですけれども、予算の厳しい情勢等もあり まして、今年度の工事の予定についてはございません。 それから、貸付国有港湾施設整備事業というこ とで、国のほうで横浜港、川崎港の国有港湾施設 のうち、国が直接施設管理をしているコンテナ専 用の岸壁について、横浜、川崎で14バースござい まして、この(図中)赤く着色したコンテナ用の ターミナルになりますが、今年度、大黒、本牧、 南本牧地区につきまして、防舷材の交換や補修等 を予定しておりまして、後半、特に今年の9月以 降、特に工事に入る予定となっております。横浜港と同様に川崎港ですが、川崎港につき ましても、コンテナターミナルがこちらにございますが、2バースについての維持管理を 行うということで、今年もこのターミナルの防舷材の交換等を予定しているものです。 維持管理のほうにつきましては、今説明させていただ きま し たタ ー ミナ ル の 各防 舷 材等 の 取り か え 等の 補 修を行うということで、このような工事を実施してい く予定となっております。 以上が、今年度の予定として計画しているものでご ざいます。