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主体的かつ深い学びをうながす経済学習実践の省察

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Academic year: 2021

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要旨  「主体的で対話的な深い学び」をうながす経済学習をすすめるためのポイントは,学習課題にある。その 際「見方・考え方」を働かせて,真正な学びにつながるような教材がもとめられる。この経済学習実践では, 「分業と交換」(交易はすべての人々を豊かにする)という概念枠に着目した。テーマは「トランプ大統領の 貿易政策の是非を問う」である。「就任のお祝いの手紙を書こう」という形で表現できる学習を開発・実践 した。その実践を,独自に開発した授業フレームに基づき分析をし,さらに「主体的で深い」学びをすすめ る学習課題を立てるための仮説を検証した。 キーワード:見方・考え方,分業と交換,主体的で深い学び,真正の学び

Ⅰ.はじめに

 中教審で示された「主体的・対話的で深い学び」の 実現を経済学習でするためには,①子どもの自発的探 究を促す問いを設定し,②仮説形成・検証の中で,探 究の手がかりとなる資料集めや読解を協働して行い, ③経済的な見方・考え方を働かせながら,判断してい く過程が必要であるとされる。だが,この①〜③の学 習は,現実の学校現場では,かなり困難さを抱える。 その原因としては,アクティブラーニングという言葉 が一昨年から登場してはきたが,現場では経済概念の 用語を説明する授業が中心という現状がある。また, 経済学習を面白く体験的に学べる教材は作成されてき たが,経済学習にあてられる授業時数は,25 〜 30 時 間という現状の中では,なかなか導入することができ ない。一方で,経済学習は子どもにとって身近な部分 (例えば消費者としての経済活動)が一部あり,取材 活動や調べ学習やネタ的1)なアプローチから,子ども 達が自ら「なぜ?」の問いを探究しやすい学習もある。 しかし,その一方で抽象的で子ども達の生活とかけ離 れていってしまうところでは,学習が進む中で意欲を 失っている姿が見受けられてきた。また,アクティブ ラーニングはややもすると,学習方法に傾きがちに なっていくきらいがある。子ども達が主体的に学習に のぞむためには,学習課題こそが大切である。

Ⅱ.学習課題を立てるための 5 つの仮説

 子ども達が主体的に学習に取り組めるようにするた めに,どのようにすればいいのだろうか。次の 5 つの 仮説を立てて実践をおこなっていった。 仮説 1  主体性を確保するためには,身近な問題 (既有知識)を洗練・統合させられるよ うな学習課題が必要であろう。  子どもたちは,すでに膨大な知識を持っている。そ の知識を導入での意欲づけだけに使うのでなく,1 時 間の学習に使っていくことで,自分との関係をつくれ るようにしていく。よく知っていると思っていたが, 対話的な学びの中で,お互いの知識をすりあわせ,整 理する中で新たに疑問が出てきたり,説明できたりす る。その中で自分なりの既有知識を「足場がけ」にし て,より精緻で統合的な理解へと進めていけるように する。

主体的かつ深い学びをうながす

経済学習実践の省察

授業フレームワークに基づいて

The Journal of Economic Education No.37, September, 2018

Reflection on practical studies in economic education to promote proactive and deep learning: Based on framework at class

OKUDA, Shuichirou

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仮説 2  既有知識を統合的なものにするために概 念的知識(子どもからすると概念的理解) を,単元全体で追究できる学習課題に組 み込んでいく必要があるのではないか。  次期学習指導要領では,各教科の目標には「〜の見 方・考え方を働かせ」というフレーズが見られる。公 民分野では,「対立と合意」「効率と公正」「分業と交 換」「希少性」という概念枠を使って,既有知識を整 理し統合し,現代社会の課題解決にアプローチするこ とが求められている。その学習の中で,知識や技能が 結果として無理なく習得できると考えている。ただ, ここでいくつかの検討課題が残る。一つは,4 つの概 念枠(道具)がはたして,現代社会の課題を取り扱う 際に,最も適合的なものなのかという問いである。言 い方を変えれば,他の概念枠(概念的知識),本報告 では,『交易(取引)はすべての人々をより豊かにす るという見方・考え方』を使った方がより現代社会の 課題を浮き彫りにし整理できるのではないかという問 いでもある。また,もう一つは,単元ごとのいわゆる 知識の構造図の見取り図をもとに,どのような学習展 開ができるのだろうかという課題である。 仮説 3  学びの文脈を本物にする学習課題が,学 びを深める。  そのためには,次の 2 つの学びのデザインが必要で はないか。一つは,私たちの生活の周囲でいつも起き ているさまざまな出来事に,概念的知識がどのように 関連しているのかをつなげられるような学びのデザイ ン,もう一つは具体的な文脈や状況を豊かに含む本物 の社会的実践(参画)につながる学びのデザインであ る。ただ,課題としては,学びの文脈が複雑になるこ とは否めない。だが,複雑だからこそ,現実的場面で の課題解決の活用につながる。 仮説 4  振り返り活動を討論や紙上討論につなげ ることで,次の学習課題を生み出せるの ではないか。  ここでのポイントは,どんな学びを振り返るかであ る。学びは「問い」があってこそである。そのために 必要がある。次に,子ども側からの新たな「問い」を 次の授業につなげていく。 仮説 5  学力差が生じない学習課題の設定を踏ま え,「反応する力」の育成に焦点をあて る。  いくら仮説 1 〜 4 を踏まえた課題を設定しても,対 教師,対学習仲間,対教材に対して「反応する力」が 弱い場合,学習は浅いものになる。学習をすすめる前 提条件として,学習環境,人間関係,個人の学習実態 に焦点をあてる。

Ⅲ.5 つの仮説を「主体的で対話的な学び」

と関連付けた授業のフレームワークを

使っての分析(右の表 1,表 2)

 「トランプ大統領に就任のお祝いの手紙を書こう」 実践

Ⅳ.子ども達の意見の変容からみる。

 自由貿易に関して,どのような深まりがあったか, 前半と後半の授業を終えて書いた,子ども達の「手 紙」から分析してみる。 (前半の授業が終わった段階 での手紙の一例)  実業家であるトランプさんが知らないはずはな いのですが,自由貿易というのは何かをまとめま した。自由貿易はそもそも,外国の安い商品や種 類の多い物の中から消費者が商品を選択すること ができるようになり,消費が活発になることで景 気がよくなることにつながります。デメリットと しては,安い品物が入るので,国内産業が打撃を 受けるというのは,トランプさんが心配される通 りです。でも,得意な分野で分業することで,効 率よく生産がおこなえるという面がありますよね。 産業の空洞化に対して国がベンチャー企業など国 内で行えるように支援することで対応できるはず。 商品の安全性に関しては,加盟国が高い安全性を 設定することで解決できます。これは自国での安 全基準を高めることにもつながります。第 2 次世 界大戦後,自由貿易を押し進めてきたはずです。 それをやめてしまえば,世界大戦の二の舞になっ

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表1 4時間授業 ①~④はどの時間におこなったかを示す。前半の 2 時間 項目 レベル 知識・技能 問い 主体的な学び 対話的な学び 学びのアプローチ 仮説 知識の獲得 (内化①) 知っている ・貿易とは何か?① ・資料・グラフを読み 取る(グループ)。① ・クイズや資料から貿 易を身のまわりのこと に引きつけて考える。 ・既有知識とつなげる。 ・教材に向き合う。 ・仲間と意見を交流し あう。 ・学習に不安をもたな い。 ・文,資料を理解する。 ・新しい知識を既有知 識と関連させる。 仮説 5 仮説 1 仮説 5 知識の意味理解 (わかる) (内化②) ・ウサギとカメの童話 (ワークショップ)か ら,貿易の利点とは何 か?① ・パソコンはどこでつ くられているのか?① ・自由貿易とは何か? ② ・ワークの中にある経 済的な考え方につなが るものをみつける。 ・資料,教材を用いて すすんで説明できる。 ・教師や仲間たちと, 学習内容について広く 対話的な意見交換がで きる。 ・仲間に説明できる。 ・物語から一般化する ことを抽出する。 ・中心となる考えを理 解する。 ・説明する。 仮説 2 知識の活用・創 造(使える) (外化) ・自由貿易をすすめて いく上での問題を整理 し,自由貿易を制限し ようとしているトラン プ大統領に就任のお祝 いの手紙を書こう。② ・学んだ知識を今関心 がもたれているテーマ に活用する。 ・自分で関連した情報 を集めるようにする。 ・学んだ知識を市民が 問題としてとらえてい る問題に活用し仲間と ともに考察する。 ・失礼にならない書き 方を考える。 ・紙上討論で・教師や 仲間たちと,手紙の内 容を評価できる。 ・習ったことを関連付 ける。 ・身近な問題に適用す る。 ・新たな意見を踏まえ て討論する。 ・手紙を書く際,見方 ・考え方を意識して書 く。 仮説 4 仮説 3 表2 「トランプ大統領に就任のお祝いの手紙を書こう」第二弾 後半 2 時間 項目 レベル 知識・技能 問い 主体的な学び 対話的な学び 学びのアプローチ 仮説 知識の獲得 (内化①) 知っている ・地域統合の意味を GDP,貿易額,参加国 から調べよう。③ ・資料・グラフを読み 取る。(グループ)③ ・既有知識とつなげる。 ・今話題になっている ことにつなげて考える。 ・教材に向き合う。 ・仲間と意見を交流し あう。 ・学習に不安をもたな い(教師,仲間) ・文,資料を理解する。 ・新しい知識を既有知 識と関連させる。 仮説 5 仮説 1 仮説 5 知識の意味理解 (わかる) (内化②) ・アメリカ人はなぜト ランプさんを選んだの か? ・資料・教材を用いて すすんで説明できる。 ・交易とは何かを再度 捉えなおしをしながら, 大統領の発言を説明・ 解釈できる。 ・自分で考察のための 資料を集める。 ・教師や仲間たちと, 学習内容について広く 対話的な意見交換がで きる。 ・仲間に説明できる。 ・違った観点からの意 見を聞く。 ・中心となる考えを理 解する。 ・説明する。 ・原理と関連づける。 ・考え方を批判的に検 討する。 仮説 2 知識の活用・創 造(使える) (外化) ・就任お祝いの手紙を 使って意見交流をしよ う。 ・他の選択肢や反論も 想像しながら,自分な り見方を構築すること ができる。 ・今後もトランプ大統 領の政策や世界の動き に注目していく。 ・自由貿易とは,そも そも何かを考え,今ま での見方考え方を深め ていく。 ・学んだ知識を市民が 問題としてとらえてい る問題に活用し仲間と ともに考察する。 ・失礼にならない書き 方を考える。 ・紙上討論で・教師や 仲間たちと,学習内容 について広く対話的な 意見交換ができる。 ・習ったことを関連付 ける。 ・身近な問題に適用す る。 ・討論する ・違った観点も入れて 論述する。 ・学びながら成長して いることを自覚的に理 解する。 ・一連の学習内容に積 極的に関心をもつこと。 仮説 4 仮説 3 ※この図に関した参考文献:松下佳代『ディープアクティブラーニング』2015 年 勁草出版  原田智仁編著『社会科教育のルネサンス』 2015 年 保育出版社,次期学習指導要領 総則 2017 年  資料として:金成隆一『ルポ トランプ王国 もう一つのアメリカを行く』岩波新書 2017 年

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国はどうでしょうか。  これらの手紙は,自由貿易とは何かを自分なりにい くつかの視点を踏まえて書かれているし,そもそも貿 易はどうしておこなうか(波線部 報告者が追加)を おさえて手紙が書けている。ただ,ここまで丁寧に書 けた子どもたちは,1 割程度,貿易を理解して書けた のが全体の 4 割程度あった。そのこともあって,さら に経済学習をすすめ,「私たちと国際社会」の単元で, ①今,世界でおきていること 難民問題から(シリア 難民)②国際連合の目的とはたらき,③一体化する世 界と地域統合 の学習を終えた段階で,この実践の続 きをおこなっていった。また,トランプ大統領の政策 についての番組や資料も子ども達に提示していき,休 み時間や放課後,自主的に学べるようにもしていった。 その後,「一体化する世界と地域統合」という学習を 終えて,再度,第二弾「就任お祝いの手紙」を書かせ た。  何か作戦があって  親愛なるトランプさんへ  あなたの産業の空洞化についてや国産品が売れ ていないという意見は正しいようです。が,ビジ ネスマンであるあなたには,自由貿易には良い面 があることがわかっておられるはずです。悪い面 だけ全面に押し出し,アメリカが NAFTA に よって利益を得ていたことを棚に上げ,自由貿易 や他国を批判するのはどうしてなのでしょうか。  アメリカの企業が他国の企業との競争に負け, 減ってしまったのは,他国の企業がその商品に力 をそそぎ,人々に満足してもらえるものを作った からです。アメリカでもいくつかの商品,事業に しぼって力をそそげばいいのではないですか。そ れが成功すれば,国内での生産を増やすこともで き,少しずつ他国に勝てる商品を増やすことがで きます。時間はかかりますが,このような考え方 とトランプさんの考え方を国民に示してみてはど うでしょうか。移民についてはともかく,自由貿 易についてはアメリカ国民の声を聞く必要がある と思います。  もし,何か作戦があって,今の状態をつくって いるのなら,すべてを言わなくてもいいのですが, 「まだ他に考えていることはある」などのような ので,あなたがめちゃくちゃな人だと決めつける 人は減るはずです。それは,あなたにとっても良 いことなのではないかと思います。  上の手紙では,自由貿易とは何かを述べるよりも, 今のアメリカ経済の問題を明らかにしようとしている。 その上で,自由貿易を否定しているような発言に疑問 を投げかけている。

Ⅴ.仮説 1 ~ 5 の検証と課題

1 仮説 1:このような時事問題は,まさに旬なもの で教材化することは,子どもの知りたい要求を満た すものであり,学習のコースに積極的に関与する子 どもたちがほとんどであった。 2 仮説 2;この学習で考えさせたかった経済概念は 『交易(取引)はすべての人々をより豊かにすると いう見方・考え方』を深めることであった。A 社の 教科書を使用していることにもよるが,この教科書 自体「分業と交換」を経済概念のキー概念として, 各単元(特に前半部分)を意識しての記述になって いる。ただ,貿易に関しては,中学校段階では指導 要領には学習させるような記述はない。しかし,教 科書分析をしてみると,各社によって記述はさまざ まであった。中には説明はあっても「貿易」「自由 貿易」といった概念が理解しにくいものもあった。 高校段階になると,「貿易」については学習するが (だが,記述はさまざま)中学校でも「交易」とか らめて,学習していくことが望ましいのではないだ ろうか。 3 仮説 3;「真正の学び」を「学問共同体の知識の学 び」が強調される文脈で使うとすると,この実践は 「自由貿易とは何か」をより深く考えられる学習に なったのではないか。子どもたちの中から最後にこ のような意見が出されていた。一つは「貿易をおこ なえる企業は大企業で,中小企業は参加できていな い。また,貿易が GDP にしめる割合も多くない。 貿易だけを考えていても結局ダメなのではないか。」 「得意なことを交易しあうのはわかるが,先進国の 輸出入をみると,機械類がトップになっている。こ れをどう説明したらいいのか」「結局,トランプさ んは何をしたいのか」など多様な意見・問いが生ま れてきていた。

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もなった。この 3 年,はじめは 1 〜 2 行しか書けな かった子どもたちも,この授業では 20 分の間に 10 行も 20 行も書き,論点を広げ,仲間の意見を取り 入れ,時には反対しまとめることができるように なっていった。社会科通信というのはありふれた ツールだが,今後,ディープラーニングが求められ ればられるほど,有効なツールであると思われる。 5 仮説 5;ディープラーニングをうまくすすめてい くためには,対自分,対教師,対教材の視点をもっ ていく必要がある。しかし,認知領域の面,情意の 面,それに学習観などがまだまだ整理されていない 面がある。授業の実相からとらえる視点を持ち,次 期学習指導要領で提案されている中身のバッグボー ンも考慮し,多面的な視点からの授業研究が進めら れることがのぞまれる。

Ⅵ.最後に

 5 つの仮説を立てて,授業づくりをおこなったが, 不十分であったことは否めない。これらの仮説検証で はなく,「深い学びと経済学習」というテーマを追究 すべきではなかったのかと反省している。本研究でも 書いたが,アクティブラーニングは学習方法ではなく, 学習内容である。また,主体的で対話的な学びを通じ て,ディープラーニングをすすめていくものであると 考えている。ただ,「深い」には「アプローチ」「理解」 「関与」があり,それぞれの専門領域では研究されて いるが,まとまった形での研究・実践はまだ少ない。 一方,次期学習指導要領では,「深い学び」は「理解」 に関するものとして捉えられている。言い換えれば, 知識の構造化(再構造化)が学習の中心になっている。 そこで登場してくるのが「見方・考え方」だが,学び の中でこの「見方・考え方」も深めるようにしていく ことがもとめられている。本研究で明らかになったよ うに,「トランプ大統領に就任の祝いの手紙を書こう」 の学習では,子どもたちが「自由貿易とは何か」を問 い始めていった。このような現実の文脈の中での学習 が今後必要になっていくのではないか。  今後追究していきたいテーマが 2 つある。一つは, 「真正の学び」は「学問的共同体の知識の学び」を強 調したものでいいのかということだ。主権者教育の必 要性が問われる中で,問題解決に向けて公共の場に意 見を出せるような,もしくは「共同体の問題を演習す る文脈での学び」もこれから,さらに必要になるので はないか。もう一つは,認知領域面だけでなく情意領 域からのアプローチも,視野に入れたものがもとめら れる。それは主体性と対話性を担保するためである。  最後に,今回作成した授業分析のフレームワークで, 他者のすぐれた実践を分析すると何が見えてくるのか, その有効性と限界を明らかにしていきたい。 註 1) 授業ネタでは,河原和之氏が多く実践されている。ネタ =教材だが,子どもの常識が揺さぶられ,探究心をあお るものである。また,思考に葛藤を生む切り口を持つも のとされる。 参考文献 [1] フレッド・M・ニューマン著 渡部竜也・堀田諭訳『真 正の学び / 学力』春風社 2017 年 [2] チャールズ・ボンウェル,ジェームズ・エイソン著 高 橋悟監訳『最初に読みたいアクティブラーニングの本』  海文堂 2017 年 [3] 責任編集 梶田叡一『深い学びのために アクティブ ラーニングの目指すもの』金子書房 2017 年 [4] 責任編集 梶田叡一『主体的能動的な学習修』金子書房  2016 年 [5] 片山紀子編著『「深い学び」を支える学級はコーチングで つくる』 ミネルヴァ書房 2017 年 [6] 河合塾編著『「深い学び」につながるアクティブラーニン グ』東信堂 2013 年 [7] 佐藤学「学びの対話的実践へ」藤田英典・佐藤学編『学 びへの誘い』東京大学出版会 1995 年 [8] 澤井陽介『授業の見方』東洋館出版社 2017 年 [9] 田 村 学『 カ リ キ ュ ラ ム デ ザ イ ン 入 門 』 東 洋 館 出 版 社  2017 年 [10] 奈須正裕『資質・能力と学びのメカニズム』東洋館出版 社 2017 年 [11] 原田智仁編著『社会科教育のルネサンス』保育出版社  2015 年 [12] 松下佳代『ディープアクティブラーニング』勁草出版  2015 年 貿易に関して; [13] 泉 美智子監修『よくわかる貿易』PHP 研究所 2016 年 [14] 伊藤元重『ゼミナール 国際経済入門』 日本経済新聞社  2007 年 [15] 上村雄彦他『自由貿易は私たちを幸せにするのか?』 コ モンズ 2017 年 [16] 金成隆一 『ルポ トランプ王国 もう一つのアメリカを 行く』岩波新書 2017 年  [17] 小峰隆夫・村田啓子『貿易の知識 第 3 版』日本経済新 聞社 2012 年 [18] 田中鮎夢『新々貿易理論とは何か』 ミネルヴァ書房  2016 年 [19] 中野剛志『自由貿易の罠』 青土社 2009 年

参照

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