1-1.年末調整にてご確認いただく内容 (1) 住民登録住所 : 2019年 1月 1日時点の住民登録住所 (海外赴任者は、日本出国直前の住民登録住所) (2) 家族の扶養状況 : 2018年12月31日現在の所得税法における、家族の扶養状況 (社会保険における扶養状況とは条件等、取り扱いが異なります) (3) 本人の情報 : 2018年12月31日現在の本人情報(障がい者、寡婦(夫)、勤労学生の方が対象) 1-2.現在の登録内容の確認方法について (1)確認方法は、以下のとおりです。 ESS/一般メニュー/「年末調整」/ 「住所扶養内容確認」または、 EXself/年末調整メニュー「住所扶養」にてご確認ください。 「連絡先および住所・家族登録内容確認依頼について」でもご確認いただけます。 (2)「連絡先および住所・家族登録内容確認依頼について」は以下の方法にて配付しております。 1-3.変更手続きについて 住民登録住所・扶養状況・本人情報(障がい者、寡婦(夫)、勤労学生)に変更のある方 給与支給日が10・15日の方は11月30日(金)、給与支給日がそれ以外の方は12月11日(火)までにESS/一般メニュー 「本人基本情報申請」またはEXself/本人基本情報申請・イベント別申請メニューにて変更していただき、 変更手続き終了後に、「扶養控除等申告手続き」にて、電子申告を行ってください。 ESS/EXselfをご利用できない方につきましては、申請代理者にご依頼のうえ、各種申請メニューより 変更していただき、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を印刷後、必要事項を記入、認印を押印のうえ、 提出してください。 なお、本人情報の変更については申請代理者では変更できませんので事業所の人勤担当部門へご連絡願います。 「1-1.年末調整の申告期間」に記載の申告期間後に、ESS/本人基本情報申請またはEXself/ 本人基本情報申請・イベント別申請メニューにて変更を行った場合、年末調整には反映しませんが、 1月の再年末調整に自動反映されます。 1-4.注意事項 (1) 来年度の住民税(市・県民税)は、2019年 1月 1日時点の住民登録住所の市区町村役場にて課税され ますが、変更手続きの漏れ等、不備により住民税の課税時期が遅れ、一度に多額の税金を徴収される 場合がありますので、必ず登録内容を確認のうえ、必要に応じて変更手続きを行ってください。 (2) 扶養している親族の年間の合計所得金額が380,001円以上となったケースで、非扶養への変更手続きの 漏れ等、不備により税務署から指導を受け、後日、多額の税金を徴収される場合がありますので、 必ず登録内容を確認のうえ、必要に応じて変更手続きを行ってください。 (3) 国外居住親族に係る扶養控除等の適用を受ける場合は、「親族関係書類」や「送金関係書類」の提出が 必要となりますので、添付台紙に各関係書類を添付して、提出してください。 ESS/EXselfを 利用できない方 賃金明細書を封書で受領されている方 ESS/EXselfを 利用できる方 「連絡先および住所・家族登録内容確認依頼について」にてご確認ください。 1.住所・扶養・本人情報について 右記以外の方 9月26日(水)より 順次メールにて配付いたします。 9月分賃金明細書に同封いたします。 賃金明細書をメールで受領されている方 10月9日(火)より 順次メールにて配付いたします。 給与支給日が10・15日の方
2.扶養控除申告概要 2.1.扶養控除等の内容 扶養控除等の内容とその確認にあたっての具体的な注意事項は、以下のとおりです。 (1)同一生計配偶者 所得者と生計を一にする配偶者(青色事業専従者として給与の支払を受ける人および白色事業専従者を 除きます。)で合計所得金額が380,000円以下(給与等の収入金額1,030,000円以下)の人をいいます。 [注意事項] ① ここでいう配偶者とは、婚姻の届出をしている配偶者をいい、いわゆる内縁関係の人は含まれません。 ② 年の中途で配偶者と死別し、その年中に再婚した所得者の同一生計配偶者は、死亡した配偶者か 再婚した配偶者のいずれか1人に限られます。 (2)源泉控除対象配偶者 所得者と生計を一にする配偶者(青色事業専従者として給与の支払を受ける人および白色事業専従者を 除きます。)で合計所得金額が850,000円以下(給与等の収入金額1,500,000円以下)の人をいいます。 なお、所得者本人の合計所得金額が900万円以下(給与等の収入金額11,200,000円以下)に限ります。 ※所得者本人の合計所得金額が900万円を超える場合は、配偶者の合計所得金額が850,000円 以下であっても、源泉控除対象配偶者の対象となりません。 [注意事項] ① ここでいう配偶者とは、婚姻の届出をしている配偶者をいい、いわゆる内縁関係の人は含まれません。 ② 年の中途で配偶者と死別し、その年中に再婚した所得者の源泉控除対象配偶者は、死亡した配偶者か 再婚した配偶者のいずれか1人に限られます。 (3)扶養親族 所得者と生計を一にする親族(配偶者、青色事業専従者として給与の支払を受ける人および白色事業専従者 を除きます。)で、合計所得金額が380,000円以下の人をいいます。 [注意事項] ① ここでいう親族とは、6親等内の血族と3親等内の姻族をいいます。 ② ここでいう所得者と生計を一にする親族には、児童福祉法の規程による、いわゆる里子や 老人福祉法の規定による、いわゆる養護老人を含みます。 (4)控除対象扶養親族 扶養親族のうち、年齢16歳以上の人をいいます。 (5)特定扶養親族 控除対象扶養親族のうち、年齢19歳以上23歳未満の人をいいます。 (6)同居老親等 老人扶養親族(年齢70歳以上の人)のうち、所得者または、その配偶者(以下、「所得者等」といいます。) の直系尊属(父母や祖父母などをいいます。)で所得者等のいずれかとの同居を常況としている人をいいます。 [注意事項] ① 同居老親等に該当するかどうかの判定は、それぞれ次のとおりとなります。 (a) 所得者等と同居を常況としている老親等が、病気等の治療のため入院していることにより、 所得者等と別居している場合・・・・同居老親等に該当します。 (b) その老親等が所得者等の居住する住宅の同一敷地内にある別棟の建物に居住している場合 ・・・その人が所得者等と食事を一緒にする等、日常生活を共にしているときは、同居老親等 に該当します。 (c) 所得者が転勤したことに伴いその住所を変更したため、その老親等が所得者等と別居している場合 ・・・同居老親等に該当しません。 (7)同居特別障がい者 控除対象配偶者または扶養親族のうち特別障がい者に該当する人で、所得者、所得者の配偶者または 所得者と生計を一にするその他の親族のいずれかとの同居を常況としている人をいいます。 なお、特別障がい者かどうかの判定は以下「障がい者(特別障がい)」のとおりです。 [注意事項] 障がい者控除については、年少扶養親族についても適用されます。
(8)障がい者(特別障がい者) 所得者本人やその控除対象配偶者、扶養親族で次のいずれかに該当する人をいいます。 ① 精神上の障がいにより事理を弁識する能力を欠く常況にある人(成年被後見人を含む) これに該当する人は全て特別障がい者になります。 ② 児童相談所、知的障がい者更正相談所、精神保健福祉センターまたは、精神保健指定医から 知的障がい者と判定された人 このうち、重度の知的障がい者と判定された人は特別障がい者になります。 ③ 精神保健および精神障がい者福祉に関する法律の規定により精神障がい者保健福祉手帳の交付を 受けている人 このうち、障がい等級が1級の人は特別障がい者になります。 ④ 身体障がい者福祉法の規定により交付を受けた身体障がい者手帳に、身体上の障がいがある者として 記載されている人 このうち、障がいの程度が1級または2級である者として記載されている人は特別障がい者になります。 ⑤ 戦傷病者特別援護法の規定により戦傷病者手帳の交付を受けている人 このうち、障がいの程度が恩給法別表第1表ノ2の特別項症から第三項症までの人は特別障がい者に なります。 ⑥ 原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律の規定による厚生労働大臣の認定を受けている人 これに該当する人は全て特別障がい者になります。 ⑦ 常に就床を要し、複雑な介護を要する人 これに該当する人は全て特別障がい者になります。 ⑧ 精神または身体に障がいのある年齢65歳以上の人で、その障がいの程度が上記の①、②または④に 該当する人と同程度であるものとして、市町村長や福祉事務所長等の認定を受けている人 このうち、上記の①、②または④に掲げた特別障がい者と同程度の障がいのある人として市町村長や 福祉事務所長等の認定を受けている人は特別障がい者になります。 [注意事項] 現に身体障がい者手帳や戦傷病者手帳の交付を受けていない人であっても、これらの手帳の 交付を申請中の人やこの申請をするために必要な医師の診断書の交付を受けている人で、 年末調整の時点において明らかにこれらの手帳の交付が受けられる程度の障がいがあると 認められる人は、障がい者(または特別障がい者)に該当するものとして取り扱われます。 (9)寡婦 所得者本人が次の①、②のいずれかに該当する人をいいます。 ① 次のいずれかに該当する人で、扶養親族または生計を一にする子のある人 (a) 夫と死別した後、婚姻していない人 (b) 夫と離婚した後、婚姻していない人 (c) 夫の生死の明らかでない人 ② 上記①に掲げる人のほか、次のいずれかに該当する人で、年間の合計所得金額が5,000,000円以下の人 (a) 夫と死別した後、婚姻していない人 (b) 夫の生死の明らかでない人 [注意事項] ① ここでいう「生計を一にする子」には、他の所得者の控除対象配偶者や扶養親族になっていたり、 年間の合計所得金額が380,000円を超えている人は含みません。 ② 扶養親族(年少者含む)または生計を一にしている子がいなければ年間の合計所得金額が5,000,000円 以下であっても寡婦控除の対象となる「寡婦」には該当しません。 ③ 給与所得だけの場合は、本年中の給与の収入金額が6,888,889円以下であれば、年間の合計所得金額が 5,000,000円以下となります。 (10)特別の寡婦 寡婦のうち、扶養親族(年少者含む)である子を有し、かつ、年間の合計所得金額が5,000,000円以下の 人をいいます。 (11)寡夫 所得者本人が、次の①、②または③のいずれかに該当する人で、生計を一にする子があり、かつ、 年間の合計所得金額が5,000,000円以下の人をいいます。 ① 妻と死別した後、婚姻していない人 ② 妻と離婚した後、婚姻していない人 ③ 妻の生死の明らかでない人
2.2.扶養控除額等の合計額の計算 2018年分の扶養控除額等の金額は、下表のとおりです。 なお、下表の該当の控除額をその所得者本人の年間の所得金額の合計額から控除するというものです。 (1)配偶者控除 (2)扶養控除額等 扶養控除 障がい者控除 (注3) (注1) 年齢70歳以上の人をいいます。 (注2) 年齢19歳以上23歳未満の人をいいます。 (注3) 年少扶養親族(16歳未満の人)についても適用されます。 2.3.扶養者の所得金額に含まない所得 控除対象配偶者や扶養親族等に該当するかどうかの判定基準となる合計所得金額には、次のような所得は 含まれません。 (1) 次のような所得で所得税が課されないもの ① 利子所得のうち障がい者等の利子非課税制度の適用を受けるもの ② 遺族の受ける恩給や年金(死亡した人の生前の勤務に基づいて支給されるものに限ります。) ③ 雇用保険法の規定により支給される失業等給付、労働基準法の規定により支給される休業補償等 (2) 利子所得のうち源泉分離課税とされるもの (3) 配当所得のうち、 ① 源泉分離課税とされる私募公社債等運用投資信託および特定目的信託(社債的受益証券に限ります。) の収益の分配 ② 確定申告をしないことを選択した「上場株式等の配当等」「特定株式投資信託(ETF)の収益の分配」 「上場不動産投資法人(J-REIT)の投資口の配当等」「公募証券投資信託(公社債投資信託および特定株式 投資信託を除きます。)の収益の分配」「特定投資法人の投資口の配当等」および「これら以外の配当等 で1銘柄について1回の金額が100,000円に配当計算期間の月数(最高12ヶ月)を乗じてこれを12で除して 計算した金額以下の配当」等 ※詳細については、所轄の税務署へお問い合わせください。 270,000円 480,000円 特別の寡婦 一般の障がい者 400,000円 一般の寡婦 630,000円 350,000円 寡夫控除 特別障がい者 基礎控除 控 除 の 種 類 380,000円 特定扶養親族(注2) 控 除 額 380,000円 1,030,000円以下 一般の扶養親族 勤労学生控除 270,000円 老人扶養親族(注1) 580,000円 750,000円 270,000円 270,000円 130,000円 900万円超 950万円超 同居老親等以外の者 同居特別障がい者 寡婦控除 同居老親等 480,000円 320,000円 160,000円 1,170万円超 1,220万円以下 居住者の合計所得金額 (給与所得だけの場合の居住者の給与等の収入金額) 1,120万円超 1,170万円以下 380,000円 260,000円 【参考】 配偶者の収入が給 与所得だけの場合 の配偶者の給与等 の収入金額 900万円以下 950万円以下 1,000万円以下 1,120万円以下 配 偶 者 控 除 配偶者の合計所得金額 38万円以下 老人控除対象配偶者
2.4.国外居住親族に係る扶養控除等の適用について 平成27年度の税制改正により、給与等または公的年金等の源泉徴収および給与等の年末調整において、 非居住者である親族に係る扶養控除、配偶者控除、障がい者控除または配偶者特別控除の適用を受ける 居住者はその国外居住親族に係る「親族関係書類」や「送金関係書類」を源泉徴収義務者に提出しなけ ればならないこととされました。この改正は平成28年1月1日以後に支払を受けるべき給与等および 公的年金等について適用されます。 なお、16歳未満の非居住者である扶養親族(扶養控除の対象とならない扶養親族)であっても、障がい者 控除を受ける場合には、親族関係書類および送金関係書類の提出が必要とされています。 (1)親族関係書類(親族が日本籍の方) ① 戸籍の附票の写し(原本)、その他、国または地方公共団体が発行した親族であることを証する書類 (原本)のどちらか。(コピーは不可) ② 親族のパスポートのコピー(氏名、生年月日など身分事項の表示されている部分)。 (2)親族関係書類(親族が外国籍の方) ① 外国政府または外国の地方公共団体が発行した親族であることを証する書類(原本)。 (親族の氏名、生年月日および住所または居所の記載があるもの)(コピーは不可) ② 証明書類の和訳文。 配偶者の親族を扶養する場合は、ご本人と配偶者の関係を証明するもの(婚姻証明書等)の 提出が必要です。 (3)送金関係書類 ① 金融機関の書類またはその写しで、その金融機関が行う為替取引により居住者から国外居住 親族に支払をしたことを明らかにする書類。(コピー可) 例:外国送金依頼書の控え ② いわゆるクレジットカード発行会社の書類またはその写しで、国外居住親族がそのクレジット カード発行会社が交付したカードを提示してその国外居住親族が商品等を購入したこと等に より、その商品等の購入等の代金に相当する額の金銭をその居住者から受領した、または受領 することとなることをあきらかにする書類。(コピー可) 例:クレジットカードの利用明細