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他大学技術職員組織の安全衛生業務視察報告

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Academic year: 2021

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他大学技術職員組織の安全衛生業務視察報告

著者 本堂 義記, 田畑 功, 川崎 孝俊

雑誌名 技術部活動報告集

巻 15 (2009年度)

ページ 35‑38

発行年 2010‑03‑31

URL http://hdl.handle.net/10098/7274

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他 大学 技術職 員組織の安全衛生業務視察報告

工学 部技術部安全衛 生WG 本 堂義 記、 田畑 功 、川崎孝 俊

1.は じめ に

工 学 部 技 術 部 で は 数 年 前 よ り組 織 業 務 の 見 直 し作 業 を行 っ て き た が 、 平 成22年4月 よ り業 務 別 に3 つ の グ ル ー プ に 分 け て 、 工 学 部 ・工 学 研 究 科 で行 われ て い る 教 育 ・研 究 に 対 し、 教 育 支 援 と技 術 分 担 に つ い て組 織 的 に 対 応 す る こ と に な っ た 。 安 全 衛 生 に 関 して も各 分 野 の 専 門知 識 を 有 す る技 術 職 員 の 役 割 は極 め て 重 要 で あ る た め 、技 術 部 に 安 全 衛 生 ワー キ ン グ を 設 置 し、4月 以 降 の 業 務 内 容 に つ い て の検 討 を行 っ て い る。 業 務 の 具 体 化 に あ た り、 他 大 学 の 技 術 部 組 織 が 安 全 衛 生 に ど の よ うに 関 わ っ て い るか を 調 査 分 析 す る こ とは 重 要 で あ る。 今 回 、 安 全 衛 生 ワー キ ン グ委 員3名 が 、名 古 屋 工 業 大 学 と岐 阜 大 学 工 学 部 に お け る 関 連 業 務 の 視 察 を行 っ た の で 、 そ の 内 容 につ い て 報 告 す る。

2.名 古 屋 工 業 大 学 2.1技 術 部 組 織

最 初 に技 術 ア シ ス タ ン トグ ル ー プ デ ィ レク タ ー(旧 技 術 部 次 長)の 小 澤 氏 か ら技 術 部 組 織 の 変 遷 と現 在 の 組 織 に つ い て 説 明 して 頂 い た 。 簡 単 に ま と め る と、 ① 年 功 序 列 を 廃 止 して 実 績 重 視 の 人 事 を行 い 、 技 術 職 員52名 中7名 が 管 理 職 待 遇 で あ る、② 専 門 に 関係 な く技 術 職 員 を課 に相 当 す る3つ の チ ー ム(技 術 企 画15名 、研 究 基 盤20名 、 共 同 利 用17名 内 嘱 託1名)に 分 け 、 安 全 衛 生 管 理 担 当 職 員 は 技 術 企 画 に含 まれ る 、③ チ ー ム とは 別 に 、 チ ー ム を 横 断 す る ユ ニ ッ トを 作 り、 安 全 衛 生 、 地 域 貢 献 、 技 術 研 修 、 物 作 り、 情 報 基 盤 、大 型 設 備 、 知 的 財 産 、 共 通 教 育 な どを 構 成 して 教 育 研 究 関連 業 務 を行 っ て い る、 ④ 安 全 衛 生 ユ ニ ッ トで は 安 全 管 理 業 務 、衛 生 管 理 業 務 、 作 業 環 境 測 定 、 安 全 衛 生 委 員 会 業 務 等 を行 っ て い る 、 との こ と で あ っ た 。

2.2安 全 衛 生 関 係 業 務

安 全 衛 生 管 理 の 実 務 を 行 う安 全 管 理 室 は 、 室 長(総 務 部 長)、 技 術 職 員7名(衛 生 工 学 衛 生 管 理 者 、 衛 生 管 理 者 、 化 学 薬 品 部 会 員2名 、 作 業 環 境 測 定 チ ー ム3名)、 事 務 職 員3名 、 レー ザ ー 関 係 業 務 ・緊 急 地 震 担 当 者 で 構 成 され て い る。 安 全 管 理 委 員 会 は 、 防 災 防 犯 部 会 、 放 射 線 ・国 際 規 制 、 エ ッ ク ス線 、 高 圧 ガ ス 、化 学 薬 品 、動 物 実 験 、 遺 伝 子 組 替 の 関 係 者 の 各2名 で 構 成 され て い る。 作 業 環 境 測 定 は 平 成 16年 に 技 術 職 員 が 資 格 を 取 り、 約60部 屋 にっ い て 、 有 機 溶 剤 ・特 定 化 学 物 質 の測 定 を 行 っ て い る。 技 術 部 の 安 全 衛 生 ユ ニ ッ トで は 、 重 複 を 含 め 、 安 全 衛 生 委 員 会 委 員4名 、 安 全 管 理 委 員 会 ・部 会10名 、

作 業 環 境 測 定4名 、 薬 品 管 理3名 、廃 液 処 理3名 、 衛 生 管 理 者5名 が 業 務 を 行 っ て い る。

技 術 部 に は 、 衛 生 管 理 者45名 、 衛 生 工 学 衛 生 管 理 者5名 、 作 業 環 境 測 定 士5名 、 各 種 作 業 主 任 者 、

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特 別 教 育 受 講 者 等 、 安 全 衛 生 有 資 格 者 を 多数 有 して お り、 資 格 取 得 に 必 要 な 費 用 は 安 全 管 理 室 が 負 担 して い る。 安 全 衛 生 は 全 構 成 員 で 行 う と の 基 本 理 念 の 下 で 、 資 格 取 得 に つ い て も 大 学 で 負 担 す る とい うこ と に な っ て い る。

安 全 衛 生 の 巡 視 で は 、 平 成16年 か ら3年 か け て 共 用 エ リア ・ス ペ ー ス の 整 備 を行 い 、 廊 下 の 物 品 を 一 掃 した(写 真1}。 平 成19年 か ら は 実 験 室 内 に巡 視 の 重 点 を 置 い て い る.学 内 の ド ラ フ ト、 放 射 線 及 び エ ッ ク ス 線 、 毒 劇 物 、 ク レ ー ン、 切 削 機 の 安 全 講 習 会 も技 術 部 が 行 っ て お

り、 安 全 衛 生 を 技 術 部 の 基 幹 業 務 と して 位 置 づ け 、 大 学 か ら高 く評 価 され て い る。

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写真1物 品が置かれていない廊下(名 工大)

建 物 ご と に 置 い て い る 衛 生 管 理 者1名 が 、月1回 、 廊 下 の 障 害 物 や 救 急 箱 の 点 検 を 行 い 、加 え て複 数 の建 物 の衛 生 管 理 者4名 で構 成 した 班 を作 り、月 一 回 実 験 室 の 中 を パ トロー ル し て い る、 転 倒 防 止 な ど 全 体 で ま とめ る こ と で 費 用 効 率 が よ くな る も の に つ い て は 、 共 通 経 費 で の 外 注 工 事 と して い る。 ま た 、 建 物 毎 の 責 任 者 に 教 員 の館 長(;安 全 主 任 者)を 置 き、 建 物 の 共 通 部 分 の 責 任 者 と して 巡 視 指 摘 事 項 の 連 絡 窓 口 と な っ て い る。 今 後 は 、 安 全 主 任 者 も学 内 巡 視 に加 え る こ とを 検 討 し て い る。

作 業 環 境 を 学 内 で 行 うた め の 経 費 と して は 、 初 期 投 資 と して 、 分 析 機 器(ガ ス ク ロマ トグ ラ フ 、 吸 光 光 度 計)に300万 円 、 ポ ン プ ・検 知 管 で50万 円 、作 業 環 境 測 定 士 の 資 格 を 取 る の に 一 入 当 た り50万 円 が 必 要 で あ る.他 に 固 体 捕 集 に ドラ フ ト設 備 も必 要 とな る。 ラ ン ニ ン グ コ ス トは年 問30万 円程 度 で あ

る。

2.3安 全 衛 生 閥 連 学 内 施 般 見 学

安 全 衛 生 管 理 室 、 電 気 学 科 の 学 生 実 験 室 、 も の 作 リセ ン タ ー の 見 学 を 行 っ た 。 安 全 衛 生 管 理 室 で は 、 薬 品 管 理 シ ス テ ム([ASO,関 東 化 学)と 高圧 ガ ス 管 理 シ ス テ ム(技 術 部 職 員 恭製 作}を 見 学 した。LASO は 福 井 大 学 の 薬 品 管 理 シ ス テ ム と は 異 な り、研 究 室 内 の ユ ー ザ ー 情 報 や 保 管 庫 情 報 も全 体 の 管 理 者 が 入 力 す る 必 要 解 あ り、試 薬 購 入 伝 票 と研 究 室 等 で

入 力 さ れ た 試 薬 登 録 デ ー タ を 照 合 す る 業 務 を 含 め 技 術 職 員 ス タ ッ フ を2名 置 い て い る と の こ

とで あ っ た。

も の 作 強セ ン ター は2年 前 に改 修 した 。天 井 の 水 銀 灯 が2倍 の 明 る さに な り数 も増 設 され 、 ま た 内装 も 明 る い 色 に し た こ とで 、 室 内 が 非 常 に 明 る く な っ た。 冷 暖 房 も完 備 して お り作 業 環 境 が 飛 躍 的 に 向 上 した 。 ま た 、旋 盤 の チ ャ ッ ク 取 り外 し忘 れ に よ る 事 故 を 防 止 す る た め 、取 り

外 した チ ャ ッ ク を 置 く と こ ろ に オ ム ロ ン の ス 写 真2旋 盤 の チ

ヤ ッ ク 置 場 に ス イ ッ チ を股 置 イ ッチ を 取 付 け て 、 チ ャ ック を置 か な い と主 電(名 工 大)

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源 がONに な ら な い とい う工 夫 を行 っ て い る(写 真2)。 特 別 の 教 育 が 必 要 な グ ライ ン ダ や 別 棟 に あ る カ ッ タ ー に っ い て は 学 生 に は 使 用 させ ず 、 バ リ取 りは ヤ ス リで 行 わ せ て い る 。

3.岐 阜 大 学 工 学 部

3.1工 学 部 技 術 部 組 識 と安 全 衛 生 業 務 と の 関 わ り

、工 学 部 の 技 術 職 員12名 は 、 全 員 が もの 作 り教 育 支 援 セ ン タ ー に 所 属 して い る 。 うち 、1名 が 柳 戸 地 区衛 生 工 学 衛 生 管 理 者 、1名 が 工 学 部 衛 生 管 理 者 、5名 が 工 学 部 副 衛 生 管 理 者 と し て 、 安 全 衛 生 管 理 業 務 に 従 事 して い る。 副 衛 生 管 理 者 は 、 安 全 衛 生 管 理 の 資 格 を 有 し部 局 の 巡 視 を 行 い 、 工 学 部 安 全 衛 生 委 員 会 の 委 員 に も な っ て い る。 な お 、 工 学 部 安 全 衛 生 委 員 会 は 各 学 科 よ り選 出 され た 教 員 と技 術 部 の 正 ・ 副 衛 生 管 理 者 とで 構 成 され て い る。

3.2施 設 見 学 と安 全 衛 生 担 当 者 か らの 説 明

最 初 に 技 術 職 員 演 関 係 して い る主 要 な 施 設 の 見 学 を行 い 、各 担 当技 術 職 員 か ら安 全 衛 生 に 関 す る 取 り 組 み に つ い て 説 明 を 頂 い た 。

金 型 創 成 技 術 研 究 セ ン タ ー 附 属 加 工 工 場 に は 、 ワイ ヤ ー 放 電 加 工 機 、 フ ラ イ ス盤 、 円筒 研 削 盤 な ど、

金 型 加 工 に用 い る 数 値 制 御 加 工 機 渉 約8台 あ り、機 械 工 場 の 技 術 職 員5名 瀞 兼 任 で 担 当 し、金 型 人 材 育 成 事 業 と して 、前 期 に 学 部 生 約20名 、後 期 に院 生 約10名 を 受 入 れ 実 習 を 行 っ て い る。 民 間企 業 の 人 も 人 材 育 成 の 学 生 と して 使 用 して い る。

機 械 工 揚 で は 、機 械 科 学 生 の 実 習 以 外 に 、 フ ォ ー ミ ュ ラ や ロボ コ ン な ど 、機 械 科 以 外 の汎 用 機 使 用 予 定 学 生 を 対 象 に 、毎 年3時 間 程 度 安 全 教 育 を含 め 一 通 りの 使 用 方 法 に つ い て 講 習 会 を実 施 して い る、 通 路 と作 業 ス ペ ー ス は 黄 色 の 線 で 区 分 け して い る,シ ャ ー 、 コ ン プ レ ッサ ー の う ち空 気 タ ン ク 容 量 が 大 き く第2種 圧 力 容 器 に 該 当 す る もの 、自動 電 撃 防 止 装 置 の つ い た ア ー ク溶 接 機 に つ い て 月 に1回 点 検 を行 い 、 半 年 ま た は 年 に1回 、 法 に 基 づ く点 検 を 行 っ て い る。

化 学 系 箕 験 室 に あ る ドラ フ トは 毎 月1回 教 員 が 点 検 を行 い 、年 に1回 技 術 職 員 の衛 生 管 理 者 が 定 期 自 主 検 査 を 行 っ て い る。 屋 上 の 排 気 フ ァ ンベ ル トに つ い て は 、 各 ベ ル トの 規 格 を リス トア ッ プ し施 設 の 安 全 衛 生 管 理 部 で 在 庫 を 用 意 した 上 で 、3ヶ 月 に1回 不 良 品 を 交 換 して い る。薬 品 管 理 シ ス テ ム に はL乱SO を 導 入 し、 毒 劇 物 、PRTR該 当試 薬 、 消 防 危 険

物 な ど法 に 関係 す る試 薬 は 全 て 入 力 を 義 務 化 し、

そ の 他 の試 薬 に つ い て は 努 力 義 務 と して い る。

消 防 危 険 物 の 指 定 数 量 に っ い て は 、 過 去 に火 災 溺 発 生 した 関 係 で 建 物 の 各 フ ロア で の 危 険 物 の 合 計 が 指 定 数 量 のO,2倍 ま で しか 保 管 で き な くな っ た た め 、 薬 品 管 理 シ ス テ ム で 保 管 量 を 監 視 す る と共 に 、 ど う して も超 え て しま うフ ロ ア に つ い て は 建 物 内 に 指 定 数 量1ま で 保 管 可 能 な 少 量 危 険 物 保 管 庫 を 設 置 して あ る 〔写 真3)。 ま た 、 消 防 法 で規 定 され た 消 防 活 動 阻 害 物 質 に つ い て は 月 に1回 集 計 を 行 い 年 に1回 リス トを 作 成 して い る。

写真3建 物 内共用スペース に設置 された少量危 険物保管庫(岐 阜大)

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衛 生 管 理 者 の 学 内 巡 視 の 際 、 室 内 の 照 度 、 温 度 、 湿 度 を記 録 し、 ま た 、 事 務 室 に っ い て は 検 知 管 で 一 酸 化 炭 素 と二 酸 化 炭 素 の 濃 度 も測 定 して い る。

柳 田地 区安 全 衛 生 の 本 部 は施 設 管 理 部 施 設 企 画 課 労 働 安 全 係 に あ り、 施 設 系 技 術 職 員(常 勤1名 、非 常 勤1名)が 担 当 して い る 。 施 設 管 理 部 は 来 年 度 か ら環 境 保 全 部 に 変 わ る 予 定 で あ り、 安 全 管 理 者 は 学 部 ・研 究 科 ・セ ン ター の 各 組 織 長 と な っ て い る。

4.お わ りに

名 工 大 で は 法 人 化 に伴 う労 働 安 全 衛 生 法 の た め の 準 備 段 階 か ら複 数 の 技 術 職 員 が 関 わ り、安 全 衛 生 業 務 を技 術 職 員 の 重 要 な組 織 業 務 と して 位 置 付 け て 遂 行 す る こ とで 、大 学 か ら 高 い 評 価 を得 て い る と こ ろ は 非 常 に参 考 に な っ た。 ま た 、両 大 学 と も、 危 険 有 害 業 務 を 含 む 日常 業 務 に従 事 して い る技 術 職 員 自身 が 安 全 衛 生 管 理 に 関 わ る こ と で 、安 全 衛 生 に 対 す る意 識 が 向 上 し職 場 環 境 の 改 善 に も繋 が っ て い る よ う で あ っ た 。 そ の 一 方 で 、 大 学 の 安 全 衛 生 に は 教 員 の 協 力 が 必 須 で あ るた め、 教 員 層 を 安 全 衛 生 活 動 へ 取

り込 ん で い く こ と が 両 大 学 の 課 題 との こ とで あ っ た 。

謝 辞

急 な 要 請 で あ っ た に も関 わ らず 、4時 間 とい う長 時 間 に わ た る視 察 に 、 両 大 学 と も大 変 丁 寧 な 対 応 を 頂 き ま した 。ま た 、名 工 大 に は 懇 親 会 ま で 設 定 して い た だ き 有 意 義 な 情 報 交 換 を行 う こ とが 出 来 ま した 。

お 世 話 に な っ た 両 大 学 の 関 係 技 術 職 員 の 皆 様 に 、 こ の 紙 面 を借 りて深 く御 礼 申 し上 げ ま す 。

参照

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