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Academic year: 2021

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(様式 7)

学 位 論 文 審 査 結 果 の 要 旨

氏 名

審 査 委 員

論 文 題 目

松 本 恵

委 員 長 伊 藤 敏 幸

小 林 和 裕

委 員

I J I

面 基

委 員

委 員

D e s i i

m enidil Fofrorvnorellu sevitavireD Acceu TelcueloM ni a Tinh revaL Or cin S

o

l lleC (有機薄膜光電変換素子のアクセプターに適応可能なフレロピロリジン 誘導体のデザイン)

審 査 結 果 の 要 旨

近年,有機薄膜太陽電池が盛んに研究され,高変換率の有機薄膜太陽電池素子の開発が求められて いる.アラーレン誘導体は光電変換素子として注吾されているが,有機溶媒への溶解性が低いため,

薄膜形成に蒸着操作が必要であった.そこで,高い光電子変換機能を示し安価なスピンコート法で成 膜できるアラーレン誘導体の開発が求められていた.スピンコート法で成膜可能なフラーレン誘導体 と し て lhyetm 6[ ,6 ]・仲間l(ごy.. 16 ゐ叫ral ( PCBM ) が 開 発 さ れ , レ ジ オ レ ギ ュ ラ - p

o l y (

3 TH3P()nehpoihtlyxeh )ポリマーをドナーとしたパノレクヘテロ接合型有機薄膜太陽電池が作成さ れ,過去10 年間, PCBM をもとにフラーレン誘導体の有機薄膜太陽電池の研究が行われてきた.と ころが, PCBM は歪んだ3員環構造を持つため耐久性が低いという,太陽電池として実用化するた めに致命的ともいえる問題点があった.従って, PCBM を越える安定なアラーレン誘導体の開発が長 く求められてきた.

アラーレン誘導体としてフレロピロリジンが知られている.ブレロピロリジンは安定な

5

員環構造 を持ち派生体の合成が容易である.そこで,フレ立ピロリジンとP3HT で構成される有機薄膜太陽電 池の研究も行われていたが, PCBM より劣ったというわずかな報告が出された後,フレロピロリジン の構造を系統的に変化させ光変換機能を調べた研究は行われていなかった.筆者は,多数のブレロピ ロリジン誘導体を系統的に合成し, P3HT と混合してスピンコート法で成膜して太陽電池を作成し,

その光電変換機能を調べた結果,オノレトメトキシフェニノレ基を導入したフレロピロリジン誘導体 N-m ぬ0eyxohter 向2-lr (2・・:ohtem lynehpr )おlporel enidilo が優れた光変換機能を示すことを発見した.

このブレロピロリジン誘導体は PCBM に較べて合成容易であり,しかも大気中・光照射下での安定 性が格段に高い.このため,再現性よく PCBM を超える高変換率を示した.初めてPCBM を越える アラーレン誘導体を見いだしたことになる.この研究成果は,権威ある国際的学術誌である

. J

旺aterials Chemistry (英国王立化学会発行)にフノレペーパーとして掲載され高く評価されてい

る.今後,ポリマーの組み合わせを採ることでさらに高い変換効率が実現すると期待される.よって,

本論文は博士(工学)を授与するに相応しい論文であると判定する.

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