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小・社「消防」

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Academic year: 2021

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第3学年 社会科学習指導案

指導者 1 小単元「火災から私たちの暮らしを守る消防の働き」 2 指導観 本小単元は、地域の安全を火災から守る仕組みや働きを学習する対象としている。A町において火 災から人々の暮らしを守るために、消防署と関係機関、地域の人々が連携・協力して、緊急時に対処 していることや日頃から火災の防止に努めていること、それらの人々の工夫や努力を捉え、今後自分 がしていきたいことを考えることをねらいとしている。消防署や関係機関、地域の人々の連携・協力 を取り上げるよさは以下の三点である。一点は、A町の住民の命や財産を火災から守り、被害が最小 限に抑えられていることから、人々の働きや消防の仕組みに関心をもち、その仕組みや働きについて の問いを見いだしたり、友達と協働して主体的に追究したりすることができることである。二点は、 A町は、工場が多い地域や住宅が多い地域、山に面した地域があるという地形的特色や社会的特色が あり、それに合わせて、消防署が関係機関と地域の人々と連携・協力して緊急時に対処していること や日頃から備えをしていること、火災が発生しないように予防に取り組んでいることを捉えることが できることである。三点は、追究対象がA町であり、消防の仕組みや働きについて体験的に観察・調 査する活動を行うことができることである。以上のことは、火災から自分たちの暮らしを守るために これから自分がしていきたいことを選択・判断することにつながり、公民としての資質・能力の基礎 を養う上で大変意義深い。 本学級の児童たちは、A町の土地利用について、土地利用の分布や広がりに着目しながら、地形的 条件や社会的条件との関連やA町の特色を捉えてきている。学び方においては、体験と交流を往還さ せながら、問いを見いだしたり、友達と協働して解決したりすることができている児童も増えてきて いる。しかし、事象に対する理解や不十分さの自覚ができていないため、問いを見いだすことができ なかったり、事実のみの交流に留まって考えを深めることができていなかったりする児童もいる。そ こで、本小単元では、人間関係等を考慮した4名程度のグループでチームを編制し、消防署の方や関 係機関の方と関わる体験と交流の往還を通して、問いを明確にするとともに、友達と協働しながら見 いだした問いに対する考えを広げ、深めたり、新たな問いを見いだしたりしていくことができるよう にしていきたい。 本小単元の指導にあたっては、「つかむ」段階において、火災から自分たちの暮らしを守る消防署 の仕組みや働きについて単元を貫く問いと個人の問いを設定することをねらいとしている。まず、単 元を貫く問いを設定できるよう、火災の様子やそのおそろしさ、全国とA町での火災発生件数が分か る写真や映像、具体的資料を提示する。児童は「A町で火災は起きているが、死傷者がいない」「火 災はすぐに燃え広がるのに、焼失面積が狭く済んでいる」ことを捉えながら、「なぜ、A町の火災の 被害は少ないのだろう」という単元を貫く問いを設定することができると考えられる。また、単元を 貫く問いについて「消防士の働きではないだろうか」など予想を話し合うことで、「消防士はどのよ うな働きをしているのだろう」と追究対象を具体化することができると考えられる。次に、消防士の 働きについての個人の問いを考えることができるように、A町消防署の間取り図や設備等の写真資料 を提示する。児童は「消防車は、どのような働きをするのだろう」「火を消すためにどんな道具を使 っているのだろう」など多様な個人の問いを設定すると考えられる。最後に、個人の問いを明確にも たせるために、個人の問いを付箋に表し、間取り図を貼った模造紙(以下、はてなマップ)を活用し て、個人の問いを分類・整理する場の設定を行う。児童は、個人の問いを付加・強化したり、解決す る順序を検討したりしながら、個人の問いを明確にしていくと考えられる。 「さぐる」段階では、「火災時の消防署の仕組みや働き」について追究したことを基に問いを見直 し、「火災時の消防署と関係機関の協力」「火災を予防する消防署と関係機関の仕組みや働き」につ いて問いを見いだしたり、解決したりすることをねらいとしている。

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そのために、まず「つかむ」段階で設定した個人の問いについて、消防服の着装や放水の体験、消 防車や道具に触れる体験、消防士に直接質問する体験をしながら、解決できるようにする。また、火 災に対処する消防署の仕組みや働きについて考えを広げ、深めることができるように、体験を通して 分かったことを付箋に表し、はてなマップを活用して、「早く火を消す工夫」「救助する工夫」「ど ちらか分からないもの」という視点で、分類・整理したり、関連付けたりする場の設定を行う。さら に、明らかになったことを振り返るとともに、「火災時に指令室から様々な機関に協力をお願いして いた」という体験での気付きを基に問いを見直すことで、「火災の被害を少なくするために、消防署 と関係機関はどのように協力しているのだろう」という単元を貫く問いや「警察は、火災が起きた時 に何をしているのだろう」などの個人の問いに更新していくことができるようする。 次に、関係機関の働きについての個人の問いを、映像資料を活用したり、消防士や消防団の方に取 材したりして調べさせる。火災時の消防署と関係機関の働きを、チームではてなマップを活用して、 「早く火を消す工夫」「救助する工夫」の視点で分類・整理したり、関連付けたりしながら、A町の 地形的特色や社会的特色に合わせて、消防署と関係機関が連携・協力して緊急時の対処をしているこ とを捉えることができるようにする。また、明らかになったことを振り返るとともに、「消防士や消 防団は、火災を予防するための働きをしている」という体験での気付きを基に問いを見直すことで、 「火災の被害を少なくするために、消防署と関係機関はどのように火災が起こらないようにしている のだろう」という単元を貫く問いや「消防士は、工場を訪ねて何をしているのだろう」などの個人の 問いに更新していくことができるようする。 最後に、火災を予防する消防士と関係機関の働きについて、映像資料を活用したり、消防士や消防 団の方に取材したりして調べさせる。消防士と関係機関や地域の人々の働きを、チームではてなマッ プを活用して、「火災を予防する工夫」と関連付けて考えさせることで、A町の地形的特色や社会的 特色に合わせて、消防署と関係機関が連携・協力しながら、火災の発生を予防していることを捉える ことができるようにする。また、明らかになったことを振り返るとともに、「消防団員は、自分の仕 事以外の時間で活動している」という体験での気付きを基に問いを見直すことで、「(火災の被害を 少なくするためとはいえ」大変な役割なのに、なぜ消防団員は活動しているのだろう」という単元を 貫く問いや「消防士に任せたらいけないのかな」「消防団員は、どんな思いで取り組んでいるのだろ う」などの個人の問いに更新していくことができるようにする。 「いかす」段階では、消防団員の「火災から地域のみんなの暮らしを守るために、自分にできるこ とをしたい」という思いから、地域社会との関わりに気付き、今後自分がしていきたいことを考える ことをねらいとしている。そのためには、まず消防士や消防団員と交流する場を設定し、児童がこれ までの学習を生かしながら消防士や消防団員と交流しながら、消防団にしかできない役割を再度考え たり、消防団員の思いに気付いたりすることができるようにする。次に、はてなマップを活用して、 今後自分たちができることを検討する場の設定を行い、「私たちの暮らしを、おそろしい火災から守 るために今後していきたいこと」について話し合い、地域社会の一員としての自覚を養うことができ るようにする。最後に、今後自分がしていきたいことについての活動を行うとともに、単元の学習を 振り返り「なぜ、A町では火災の被害が少ないのだろう」という単元を貫く問いに対する自分の考え をまとめる時間を位置付けることで、学びの高まりを実感することができるようにする。 3 小単元の目標 ○ A町の消防に関わる施設や設備、人々の働きについて体験や具体的資料から観察・調査すること を通して、消防署と関係機関が協力して、火災に対処したり、防止に努めたりしていることを理解 することができる。 【知識・技能】 ○ A町の消防の仕組みや働きについて、個人の問いについて分かったことを分類・整理したり、関 連付けたりすることを通して、考え、表現することができる。 【思考・判断・表現】 ○ A町の消防の仕組みや働きについて、問いを更新することを通して、自分たちがしていきたいこ

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4 単元指導計画(全12時間) 段階 配時 学 習 活 動 手立て つ か む 2 本 時 Ⅰ ① ① 1 火災のおそろしさとA町の火災の状況、 火災の被害を少なくする消防署の働きにつ いて話し合い、単元を貫く問いと個人の問 いを設定する。 (1) A町の火災について話し合い、単元を貫 く問いを設定する。 (2) 単元を貫く問いについて予想を話し合 い、火災時の消防署の働きについての個 人の問いを設定する。 ・火災のおそろしさを実感させるために、 「様々な火災の様子」が分かる写真や映 像と「日本では1日当たり27件の火災が 起こっており、4人がなくなっているこ と」「一軒の建物が全焼するまでにかか る時間(約20分)」「火の広がる速さ( 上方向には、走る速さ。横方向には歩く 速さ)」などの事実や資料を提示する。 ・児童の気付きから自己の認識とのずれを 自覚させ、単元を貫く問いを設定するこ とができるように、A町の火災での「一 件当たりの消失面積」「被害者と負傷者 死者の数」の資料を提示し既有知識と比 較させる。 ・消防士が「早く火を消す工夫」「救助す る工夫」をしているという問いの解決の 見通しをもつことができるように、単元 を貫く問いについての予想を話し合わせ る。 ・個人の問いを設定させるために、消防 署の間取り図を提示する。 ・ 「 早 く 火 を 消 す 工 夫 」 「 救 助 す る 工 夫」につながりそうな消防署の働きや 道具、設備についての個人の問いを明 確にすることができるように、人間関 係等を考慮した4名程度のグループで チームを編制し、はてなマップを活用 しながら、個人の問いを分類・整理さ せる。 めあて A町の火災について話し合おう。 <予想される児童の気付きや反応> ○火災って本当におそろしい。 ○火は、すぐに燃え広がる。 ○たくさんの人が亡くなるし、大切な物も 思い出も失ってしまう。 ○A町では、火災は燃え広がっていない。 昨年全焼した建物がない。 ○A町では、昨年火事で亡くなった人がい ない。 <単元を貫く問い> なぜ、A町での火災の被害は少ないの だろう。 <単元を貫く問いに対する予想> ○消防士の働きではないかな。 ○早く火を消す工夫があるのかな。 ○確実に救助しているからではないかな。 <予想される個人の問い> 「早く火を消す工夫」 ○なぜ、消防車には、いろいろな種類が あるのだろう。など 「救助する工夫」 ○消防士は、どうやって人を助けている のだろう。など 「どちらか分からないもの」 ○指令室や仮眠室、トレーニング室は、 何のためにあるのだろう。など

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さ ぐ る 8 ④ 本 時 Ⅱ 3 / 4 ② 2 消防署や関係機関、地域の人々が互いに 協力して、火災に対処したり、防止に努め たりしていることを捉える。 (1) 火災時の消防署の働きについて調べるこ とを通して、日頃から訓練や準備をして、 火災に対処していることを捉える。 (2) 火災時の関係機関の働きについて調べる ことを通して、消防署と関係機関が協力し て火災に対処していることを捉える。 ・個人の問いを解決することができるよ うに、A町消防署の方と関わり、消防 服の着装や放水の体験、消防車や道具 に触れる体験、直接質問する体験をし ながら、追究できるようにする。 ・児童が体験と交流を往還しながら問い に対する自分の考えを深めることがで き る よ う に 、 は て な マ ッ プ を 活 用 し て、「早く火を消す工夫」「救助する 工 夫 」 と い う 視 点 で 分 類 ・ 整 理 し た り、関連付けたりしながら比較検討す る場を設定する。 ・自らの認識の深まりを自覚させるとと もに、新たな問いを見いだすことがで き る よ う に 、 は て な マ ッ プ を 活 用 し て、分かったことと分からなかったこ とを振り返らせる場を設定する。 ・個人の問いを明確にもたせるために、 指令室からの連絡先が分かる資料を提 示 す る と と も に 、 「 早 く 火 を 消 す 工 夫」「救助する工夫」につながりそう な関係機関の働きについての個人の問 いを比較検討する場を設定する。 ・前時までの学び方を生かして、個人の 問いを解決したり、考えを深めたり、 新たな問いを見いだしたりすることが できるように、体験的な観察・調査や はてなマップを活用した比較検討する 場の設定を行う。 まとめ 消防署の人たちは、日頃から訓練や準 備をしたり、火災に合わせた道具を使っ たりしているから、早く消火したり、救 助したりすることができる。だから、火 災の被害が少ない。 めあて 火災の被害を少なくする消防署の働 きを調べよう。 <予想される児童の気付きや反応> ○火災時に指令室から様々な機関に連絡 をしていたよ。消防署以外の人も協力 しているのではないかな。 <新たな単元を貫く問い> 火災の被害を少なくするために、消防 署と関係機関はどのように協力している のだろう。 <予想される個人の問い> 「早く火を消す工夫」 ○警察署は何をしているのだろう。 「救助する工夫」 ○病院は何をしているのだろう。 「どちらか分からないもの」 ○消防団は何をしているのだろう。など めあて 火災が発生した時の関係機関の働き を調べよう。 まとめ 消防士と関係機関が協力しているから、 早く消火したり、救助したりすることがで きる。だから、火災の被害が少ない。

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② (3) 火災を予防する予防課や消防団の働きに ついて調べることを通して、消防署と関係 機関、地域の人々が協力して、火災が起こ らないようにしていることを捉える。 ・個人の問いを明確にもたせるために、 予防課の仕事先や消防団の活動が分か る資料を提示する。 ・前時までの学び方を生かして、個人の 問いを解決したり、考えを深めたり、 新たな問いを見いだしたりすることが できるように、体験的な観察・調査や はてなマップを活用した比較検討する 場の設定を行う。 ・A町の地形的特色や社会的特色に合わ せて、消防署と関係機関が連携・協力 して、火災を予防していることを捉え ることができるようにするために、A 町の地形的特色や社会的特色を想起さ せる。 ・個人の問いを明確にもたせるために、 消防団員は、自分の仕事とは別に役割 を 果 た し て い る と い う 事 実 を 知 ら せ る。 <予想される児童の気付きや反応> ○いろいろな人たちが協力して、火災の被 害が少なくなるようにしているのだな。 ○火災が起こらないようにすることが大切 だな。そのために、予防課(消防士)や 消防団は、何をしているのだろう。 <新たな単元を貫く問いのゴール> (火災の被害を少なくするためとはいえ)なぜ、消防団員は活動を続けるのだろう。 <予想される個人の問い> ○消防士に任せてはいけないのだろうか。 ○消防団員は、どのような気持ちで活動しているのだろう。 <新たな単元を貫く問い> 火災の被害を少なくするために消防士と関係機関 は、どのように火災を予防しているのだろう。 <予想される個人の問い> ○なぜ予防課の人たちは、工場を訪ねているのだろう。 ○なぜ、火災が収まった後に調査しているのだろう。 ○消防士と消防団は一緒に何をしているのだろう。 めあて 火災を予防する予防課と消防団の働き を調べよう。 まとめ 消防署と消防団、地域の人々が協力し て、工場火災や住宅火災、山火事が起こ らないようにしている。だから、火災の 被害が少ない。 <予想される児童の気付きや反応> ○消防署や関係機関、地域の人たちみん なが協力して、火災が起こらないように しているのだな。 ○なぜ、消防団の人たちは、大変な思い をして、続けるのだろう。

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い か す 2 ① 本 時 Ⅲ ① 3 消防団員の思いを調べ、地域社会と自分 のつながりに気付き、今後自分がしていき たいことを考え、取り組む。 (1) 消防団員の自助の思いに気付き、今後自 分がしていきたいことを考える。 (2) 今後自分がしていきたいと考えたことに 取り組み、学習のまとめをする。 ・個人の問いを解決することができるよ うに、消防士や地域の消防団員と交流 し、体験的に追究できるようにする。 ・今後自分がしていきたいことを考える ことができるように、はてなマップを 活 用 し た 比 較 検 討 す る 場 の 設 定 を 行 う。 ・学びの高まりと達成感を実感すること ができるように、前時に考えた活動に 取り組み、単元を貫く問いに対する自 分の応えをまとめさせる。 5 本時Ⅰ ○主眼・目標 A町を火災から守る消防署の働きについての単元を貫く問いに対する予想を基に、チームで個人 の問いを比較検討する活動を通して、個人の問いを明確に設定することができる。 ○準備物 教師:火災についての資料、消防署の間取り図 児童:学習ノート、はてなマップ、付箋 ○学習の過程(1,2/12) 学習活動や児童の思考の流れ 手だて 1 A町の火災について話し合い、単元を貫く問 いを設定する。 ・火災のおそろしさを実感させるために火災 の様子が分かる写真や映像と「日本では1 日当たり 27 件の火災が起こっており、4 人がなくなっていること」「一軒の建物が 全焼するまでの時間(約 20 分)」「火の 広がる速さ(上方向には、走る速さ)(横 方向には歩く速さ)」などの事実や資料を 提示する。 〈予想される児童の働きかけ〉 ○がんばっている消防士や消防団員にお礼の手紙を書こう。 ○学校の消火栓などの位置を調べて、火災時に協力できるようになろう。 ○火災を予防する方法を地域の人に知らせよう。 ○避難訓練に真剣に取り組もう。 めあて 町を火災から守る消防団の思いを調べ よう。 まとめ 消防団の人たちは、自分たちにもでき ることを考え、一生懸命取り組んでい る。だから、火災の被害が少ない。 〈生活経験や資料等から得た既有知識〉 ○住宅火災だけでなく、山火事や工場火災も あるのだな。 ○火は、すぐに燃え広がるのだな。 ○たくさんの人がなくなるし、大切な物も思 い出も失ってしまう。 ○消防士たちが活躍している。 めあて A町の火災について話し合おう。

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・自分の認識とのずれから、単元を貫く問い を見いだすことができるように「A町の火 災での一件当たりの消失面積」「A町の火 災での被害者、負傷者、死者の数」が分か る資料を提示する。 2 単元を貫く問いについて予想を話し合い、火 災時の消防署の働きについての個人の問いを設 定する。 ・消防士が「早く火を消す工夫」「救助する 工夫」をしているという、問いの解決の見 通しをもつことができるように、単元を貫 く問いについての予想を話し合わせる。 ・個人の問いを設定させるために、消防署の 間取り図を提示し、付箋に考えを表現させ る。 ・「早く火を消す工夫」「救助する工夫」に つながりそうな消防署の働きや道具、設備 についての個人の問いを明確にすることが できるように、人間関係等を考慮した4名 程度のグループでチームを編制し、はてな マップを活用しながら、個 人の問いを分 類・整理させる。 3 学びの振り返りをする。 ・学習内容やチームでの学び方の高まり、個 人の問いを明確に意識させるために、学習 ノートに考えを整理させる。 〈児童の認識とずれを生み出す事実〉 ○A町では、火災の被害者は5名。負傷者0 名。死者は0名。 ○A町では、教室の半分位しか燃え広がって いない。 <単元を貫く問い> なぜ、A町での火災の被害は少ないのだろう。 。 (提示する消防署の間取り図) (はてなマップのイメージ) <単元を貫く問いに対する予想> ○消防士の働きではないかな。 ○早く火を消す工夫があるのかな。 ○確実に救助しているからではないかな。

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6 本時Ⅱ ○主眼・目標 火災時の消防署の働きについて、はてなマップを活用しながら、分類・整理したり、関連付けた りする活動を通して、日頃から訓練や準備をして、火災に対処していることを捉え、火災時におけ る関係機関の働きについて、新たな問いを設定することができる。 ○準備物 教師:消防士の働きが分かる映像と写真資料 児童:取材メモ、学習ノート、はてなマップ ○学習の過程(3・4/12) 学習活動や児童の思考の流れ 手だて 1 火災の被害を少なくする消防署の働きにつ いて、取材して分かったことを分類・整理し たり、関連付けたりする。 ・個人の問い(桃)の付箋の上に、分かったこ とを表現した付箋を重ねて貼っていく。 ・児童が考えを広げ、深めることができるよう に、はてなマップを活用して、「早く火を消 す工夫(黄)」「救助する工夫(緑)」「ど ちらか分からないもの(青)」という視点で 分類・整理したり、関連付けたりしながら比 較検討する場を設定する。 ・児童が必要に応じて調べ直すことができるよ うに、消防士の仕事や設備の様子が分かる映 像や写真を提示する。 2 分かったことと分からなかったことを話し 合い、新たな問いを設定する。 ・自らの認識の深まりを自覚させるとともに、 新たな問いを見いだすことができるように、 はてなマップを活用して、分かったことと分 からなかったことを振り返らせる場を設定す る。 めあて 火災の被害を少なくする消防署の働きにつ いて分かったことや考えたことを話し合お う。 (はてなマップのイメージ) <予想される児童の気付きや反応> ○火災の被害を少なくするために、火災時だ けではなく日頃の準備が大切だな。 ○火災が起きた時は、地域の人たちが早く通 報することも大切だったな。 ○指令室から様々な機関に連絡をしていた。 消防士の働きだけではないのかな。

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・個人の問いを明確にもたせるために、指令室 からの連絡先が分かる資料を提示するととも に、「早く火を消す工夫」「救助する工夫」 につながりそうな関係機関の働きについての 個人の問いを比較検討する場を設定する。 3 学びの振り返りをする。 ・火災から暮らしを守る消防署の働きなどの学 習内容やチームでの学び方の高まり、個人の 問いを明確に意識させるために、学習ノート に考えを整理させる。 7 本時Ⅲ ○主眼・目標 A町での火災の被害を少なくするために活動する消防団員の役割や思いを調べる活動を通して、 地域社会と自分のつながりに気付き、今後自分がしていきたいことを考えることができる。 ○準備物 児童:学習ノート、はてなマップ ○学習の過程(11/12) 学習活動や児童の思考の流れ 手だて 1 消防士や消防団員と交流し、消防団の働き や思いを捉える。 まとめ 消防署の人たちは、日頃から訓練や準備をしたり、火災に合わせた道具を使ったりしてい るから、早く消火したり、救助したりすることができる。だから、火災の被害が少ない。 めあて 消防士や消防団員の思いを調べよう。 <新たな単元を貫く問い> 火災の被害を少なくするために、消防署 と関係機関はどのように協力しているのだ ろう。 (はてなマップのイメージ)

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・「消防士に任せてはいけないのだろうか」と いう個人の問いを解決するために、消防士と 交流する場を設定し、消防団にしかできない 役割に気付くことができるようにする。 ・「消防団員は、どのような思いで活動してい るのだろう」という個人の問いを解決するた めに、消防団員と交流する場を設定し、「自 分たちの地域を火災から守るために、自分た ちができることをしたい」という消防団員の 思いに気付くことができるようにする。 2 今後自分がしていきたいことを話し合う。 ・今後自分がしていきたいことを考えることが できるように、はてなマップを活用した比較 検討する場の設定を行う。 3 学びの振り返りをする。 ・火災から暮らしを守る消防士と消防団の働き などの学習内容やチームでの学び方の高まり を明確に意識させるために、学習ノートに考 えを整理させる。 (はてなマップのイメージ) まとめ 消防団の人たちは、自分たちにもできることを考え、一生懸命取り組んでいる。 だから、火災の被害が少ない。自分もできることをしていこう。 <予想される児童の気付きや反応> ○A町には、工場や山があるから、火災に なったときは、たくさんの人手が必要な んだな。 ○自分の仕事もあって忙しいし、危険な役 割だけれど、私たちの暮らしを火災から 守るために自分たちができることに取り 組んでいるんだな。 ○自分たちにもできることは、あるんじゃ ないかな。 〈予想される児童の働きかけ〉 ・がんばっている消防士や消防団員にお礼の手紙を書こう。 ・学校の消火栓などの位置を調べて、火災時に協力できるようになろう。 ・火災を予防する方法を地域の人に知らせよう。 ・避難訓練に真剣に取り組もう。

参照

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