あなたの命を守る住宅用火災警報器
設置はお済みですか
磐田市消防本部
消防だより
2010
3月1日から7日まで
春季全国火災予防運動実施中
消 防 だ よ り 平成22年3月 0 5 10 15 20 25 30 その他火災 車両火災 林野火災 建物火災 20
住宅用火災警報器の設置を!
!
平成
21年
火
災
・
救
急
・
救
助
概
況
平 成 21年 中 の 出 火 件 数 は 61件 で 、 お よ そ 6日 に 1件 の 割 合 で 発 生 し て い ま す 。 こ れ ら の 火 災 に よ り 6千 6万 円 も の 貴 重 な 財 産 が 灰 と な り ま し た 。 火 災 に よ る 負 傷 者 は 12人 、 死 者 が 1人 発 生 し ま し た 。 火 災 を 種 別 ご と に み る と 建 物 火 災 20件 、 林 野 火 災 7 件 、 車 両 火 災 4 件 、 枯 草 等 が 焼 失 し た そ の 他 の 火 災 が 30件でした。火災件数は
61
件
建物火災が全体の約
3割
出 火 原 因 別 で み る と 放 火 ・ 放 火 の 疑 い が 24件 、 た き 火 や そ の 放 置 に よ る も の 8 件 、 た ば こ の 投 げ 捨 て や 寝 た ば こ に よ る も の 5件 、 調 理 中 の こ ん ろ の 放 置 5件 等 が 主 な 火 災 原 因 で す 。 全 国 的 に も 出 火 原 因 は 放 火 ・ 放 火 の 疑 い が 多 く 、 こ れ ら の 火 災 を 減 ら す に は 、 家 の ま わ り に は 燃 え やすいものを置かない (軒先の段ボール ・ 可燃ごみ ・ 玄関先の灯油缶) ・ 枯草を刈る ・ 夜 間 の 可 燃 ご み の 搬 出 を 控 え る こ と な ど が 必 要 で す 。 先 ず は 簡 単 な こ と か ら は じ めてください。依然として放火が多い!
救 急 件 数 は 5 ,6 7 8 件( 前 年 5 , 60 4 件) 、 搬送人員は 5 ,3 7 6 人(前 年 5 ,4 0 8 人 )、 1日 当 た り の 救 急 件 数 は お よ そ 16件 と な り ま す 。 こ れ は 管 内 住 民 31人 に 1人 が 搬 送 さ れ た こ と に なります。 事 故 種 別 で は 急 病 が 3 ,5 15 件 で 全 体 の 約 62% を 占 め ま す 。 ま た 、 急 病 の 搬 送 人 員( 3 ,2 4 1人 )の う ち 高 齢 者( 65歳 以 上 )の 搬 送 状 況 は 1,9 8 1 人と約 61% を占めています。急病に占める高齢者の割合
61
%
救 助 件 数 は 1 2 1 件 、 救 助 人 員 は 71 人です。 事 故 種 別 ご と に み る と 出 動 件 数 で 最 も 多 い の は 交 通 事 故 の 58件 で 全 体 の 約 48% 、 次 い で そ の 他 の 事 故 で の 救 助 件 数が 31件で約 26% となっています。 事 故 種 別 ご と の 救 助 人 員 は 、 交 通 事 故 に よ る も の が 最 も 多 く 45人 、 次 い で そ の 他 の 事 故 の 11人 、 水 難 事 故 の 9人 、 建 物 に よ る 事 故 の 4人 、 機 械 事 故 の 1 人、建物火災の 1人となります。救助件数
121
件のうち
交通事故が
58
件!
0 5 10 15 20 25 放火 放火の疑い 24 たばこ たき火 電気関係 その他 救 急 件 数 の 内 急 病の 占 め る 割 合急病
62
%
急 病 の 搬 送 人 員 の 内 高 齢 者の 占 め る 割 合高齢者
61
%
4,500 5,000 5,500 6,000 H 21 H 20 H 19 H 18 H 17 H 16救急出動件数
磐
田
市
の
救
助
件
数
救助件数 121件 建物火災 11件 水難事故 10件 建物等による事故 4件 ガス及び酸欠事故 4件 機械事故 2件 その他火災 1件交通事故
58件
その他の事故 31件あなたのお宅の放火火災予防診断チェック
火 災 統 計 上 の「 放 火 火 災 」は 、 消 防 機 関 の 調 査 結 果 に よ り 火 災 原 因 が「 放 火 」 と 特 定 さ れ た も の で す が 、 放 火 の 特 定 に 至 ら な い「 放 火 の 疑 い 」ま で 含 め る と 件 数 は 非 常 に 多 く 、 出 火 原 因 の 上 位 を 常 に 占 め て お り 、 残 念 な こ と に 近 年 増 加傾向にあります。 市民生活の安全を確保する上で、 「放 火 火 災 防 止 対 策 」を 講 じ て い く こ と が 重要です。 こ れ に は 消 防 機 関 の み な ら ず 個 人 、 事 業 所 、 自 治 会 な ど 地 域 全 体 が 一 体 と な っ て 放 火 火 災 防 止 対 策 を 講 じ て い か なけれ ばなりませ ん 。 そ こ で 、 先 ず は「 あ な た の お 宅 の 放 火 火 災 に 対 す る 危 険 度 を チ ェ ッ ク し て 現 状 を 把 握 し て 、 危 険 な 要 因 、 あ る い は 対 策 が 足 り な い も の が あ り ま し た ら 、 早 急 に 対 策 を 講 じ て 改 善 し て い た だ き たいと思います。 ①危険度評価シートに回答 ②採点票に当てはめて採点 ③レーダーチャートに転記 ④ 点数の低い項目の対策集を参考に 対策を講じて改善 ❶ あなたのお宅の放火火災に対する危険度の評価シート 以下の質問に答えて、放火火災に対するご自分の家の危険度をチェックし てみましょう。 質問 回答 1 前面道路は、主として近隣者だけが通行する道路ですか? □はい□いいえ 2 付近の道路は、深夜でも人通りがありますか? □多少・かなりある□ほとんどない 3 建物前面の道路には、街路灯が設置されていますか? □はい□いいえ 4 自宅付近で放火が発生したこと(聞いたこと)がありますか? □発生したことがない□発生したことがある 5 付近で暴力事件、ひったくり、痴漢等が発生したこと(聞いたこと)がありますか? □発生したことがない□発生したことがある 6 門扉には夜間鍵をかけていますか? □はい□いいえ・門扉がない 7 道路に面した車庫や物置には夜間鍵をかけていますか? □はい・道路に面した車庫や物置がない□いいえ 8 敷地内に他人が簡単に入りにくくなっていますか? □入りにくい□入りやすい 9 深夜でも玄関灯や門灯をつけていますか? □はい□いいえ・玄関灯や門灯がない 10 長期に留守する際、新聞配達を止める、室内の照明を点灯させておく等、放火対策として 心がけていることはありますか? □はい □いいえ 11 侵入監視センサー、熱線センサー付き照明器具のいずれかを設置していますか? □はい□いいえ 12 建物のまわりや共用の廊下・階段に、新聞や雑誌等の燃えやすいものは置いてありません か? □置いていない □置いている 13 ごみは回収日の決められた時間帯に出すようにしていますか? □はい□いいえ 14 自転車・バイクのカゴ等に、燃えやすいものを放置しないよう心掛けていますか? □はい□いいえ 15 郵便受けの新聞等は早目に取り込んでいますか? □はい□いいえ 16 車両・バイク・自転車には、ボディ-カバ-を使用していますか? □車両を使用していない・防炎製品のボディカバーを利用してい □通常のボディカバーを使用している 17 住宅用火災警報器を設置していますか? □はい□いいえ 18 火災発生時の119番通報について、家族や近隣と話し合ったことがありますか? □はい□いいえ 19 家庭内に消火器等を設置していますか? □はい□いいえ 20 消火器等の使用方法は、ご自分を含め家族の皆さんが知っていますか? □はい□いいえ 21 付近に監視カメラ等の放火火災対策機器は設置されていますか? □はい□いいえ・知らない 22 隣近所と気軽に声を掛け合っていますか? □はい□いいえ 23 特に宿泊するような外出時には、隣近所へ声をかけていますか? □はい□いいえ 24 近隣者と放火火災防止の取り組みについて話し合ったことがありますか? □はい□いいえ 25 家族や近隣と放火火災防止のための話し合いをすることはありますか? □はい□いいえ 26 地域で火災予防講習会等が開催される場合、参加しますか? □できるだけ参加する□参加しない 全ての回答欄にチェックを入れ終わりましたら、「採点票」を用いて採点し てみましょう。 ❷ あなたのお宅の放火火災に対する危険度の評価シート 先ほどの評価シートでチェックした回答内容と、下表の回答内容が一致 したものだけが得点することができます。 得点したものについては配点欄に○印を付け、そして、○印で囲んだ得 点を中項目ごとに集計してみましょう。 中項目 (小項目)質問番号 回答内容 配点 中項目ごとの 合計点 1 環境要因 1 はい 20 点 2 多少・かなりある 19 3 はい 25 4 発生したことがない 18 5 発生したことがない 18 2 敷地・建物 への 侵入防止 6 はい 19 点 7 はい・道路に面した車庫や物置がない 18 8 入りにくい 13 9 はい 20 10 はい 18 11 はい 12 3 可燃物等 の整理 12 置いていない 24 点 13 はい 21 14 はい 17 15 はい 20 16 車両を使用していない・防炎製品のボディーカバーを利用している 18 4 火災の 初期対応 17 はい 17 点 18 はい 21 19 はい 21 20 はい 24 21 はい 17 5 家族や 近隣との 協力体制 22 はい 20 点 23 はい 16 24 はい 23 25 はい 21 26 できるだけ参加する 20 中項目ごとの合計点を記入し終えましたら、「評価結果票」を用いてレー ダーチャートに中項目ごとの合計点を転記し、自己評価してみましょう。 ❸ あなたのお宅の放火火災に対する危険度 評価結果 採点結果票の中項目の合計点をレーダーチャートに転記してみましょう。 そして、中項目ごとの合計点の位置を線で結んでみましょう。 0 20 40 60 80 1001 2 3 4 5 環境要因 敷地・建物への 侵入防止 可燃物等の整理 家族や近隣との 協力体制 火災の初期対応 (中項目1) (中項目2) (中項目3) (中項目4) (中項目5) 点 点 点 点 点 得点の低い中項目については「対策集例」を参考にして、有効な対策を講 じましょう。消 防 だ よ り 平成22年3月 ❹ あなたのお宅における放火火災の防止に向けた対策集例 中項目 対 応 策 の 具 体 例 1.環境要因 ◆自治会が行うパトロールに参加する。 ◆地域における一声運動に心掛ける。 ◆街路灯の設置や玉切れの交換を自治会等に要望する。 ◆不審な通行人に気付いたら動向に注意する。 ◆放火監視機器設置済の表示を出す。 2.敷地・建物への侵入防止 ◆門扉・車庫・物置等、夜間における施錠管理に心がける。 ◆容易に開錠されないための防犯ブザーを設置する。 ◆建物や敷地に死角をつくる要因となる物の整理整頓を行う。 ◆死角となる箇所に侵入監視センサー等を導入する。 ◆これらの機器が作動した場合の初動対応について把握しておく。 ◆地域連携の警戒パトロールに参加する。 ◆玄関先を明るくするための照明器具の導入を進める。 ◆長期間留守にする場合には、新聞配達を止めるようにする。 ◆長期間留守にする場合には、近隣住民への声かけを行う。 ◆チェーンロックを使用する。 ◆インターホンシステムを導入する。 ◆建物外壁の不燃化と補修を行う。 3.可燃物等の整理 ◆可燃物は部外者の目に届かない場所に整理整頓する ◆ごみの回収日を把握しておく。 ◆ごみ回収のルールを徹底する。 ◆自転車等のカゴに物を放置しないようにする。 ◆車両等のボディカバーは防炎製品を使用する。 ◆新聞やチラシはこまめに取り込む。 ◆郵便受けから新聞やチラシがはみ出さないよう、業者に依頼する。 4.火災の初期対応 ◆消火器や簡易消火具を設置する。 ◆消火器の使用方法は家族みんなが把握しておく。 ◆放火監視機器や住宅用火災警報器を導入する。 ◆これらの機器が作動した場合の初動対応について、把握しておく。 ◆消防署・自治会・町会等が行う消火活動訓練に参加する。 5.家族や近隣との協力体制 ◆近隣者との親睦を深め、お互いの放火火災防止の工夫など話し合っておく。 ◆長期不在や外出時には、「お隣さんへ一声かけて」運動をお互いに習慣づける。 ◆町会・自治会を母体とした自主防災組織への参加意識を高める。 ◆日頃から家族で放火火災防止対策の心構えを話し合っておく。 ◆地域で開催される防火講習会や消防訓練等に参加し、放火火災予防への関心を高める。 ◆広報資料やパンフレットの内容を理解し、防火意識の向上を心掛ける。 ◆幼年・少年消防クラブ活動の趣旨を理解し、防火を通じた子供たちの育成に協力する。
事例を紹介します!
見られていること
による抑止力
放火されない
環境づくり
サラリーマンの
帰宅パトロール
お 父 さ ん た ち が お 仕 事 を 終 え ら れ て 帰 宅 さ れ る と き に 家 の 周 り を 15 分 間 ほ ど 巡 回 し て 放 火 防 止 の た め の パ ト ロ ー ル を され、地域の放火件数が減少したそうです。わんわんパトロール
最近、子供の見守りなど防犯対策として犬の散歩 をしながら、地域を巡回してくださっていますが、 これと同じように、愛犬の散歩を兼ねてお住まい の地域を巡回して放火防止のためのパトロールを されているそうです。防火座談会
地域の皆さんが公民館等に集い地域の放火されな い環境づくりについて話し合ったり、各ご家庭の 取組みを紹介されたりしています。子供たちも一 緒に参加して幼少期の防火教育も行っておられる そうです。危険な場所を地図に書いて対策を検討 したり、消火器具の取扱い訓練をしたり地域が一 体となって防火意識を高められているそうです。平成 21年度に磐田消防常備化 50周年を記念して、 消防イメージキャラクター が 誕 生 し ま し た 。 磐 田 市 の 昆 虫 に 指 定 さ れ て い る 絶 滅 危 惧 種 の ベ ッ コ ウ ト ン ボ を モ チ ー フ に 住 民 の 暮 ら し の 安 心 と 安 全 を 力 強 く 守 る 凛 と し た 消 防 の 姿 勢 をイメージしてデザインされ たもので、愛称は 『べっく ん 』に決まりました。 ま た 、 磐 田 市 危 険 物 安 全 協 会 様 の ご 好 意 に よ り 着 ぐ る み を 寄 贈 し て い た だ き 、 幼 稚 園 児 な ど の 消 防 署 見 学 や 消 防 広 報 イ ベ ン ト な ど で 活 用 さ せ て い ただいています。
救
急
車
の
適
正
利
用
を
!
当 消 防 本 部 で は 7 隊 の 救 急 隊 で 救 急 対 応 し て い ま す が 、 救 急 要 請 は 大 変 多 く 、 救 急 出 動 中 に 同 じ 区 域 か ら 要 請 が あ り ま す と 、 他 の 区 域 の 消 防 署 か ら 救 急 出 動 し な け れ ば な ら ず 、 状 況 に よ っ て は 到 着 ま で 時 間 を 要 す こ と に な り ま す 。 し た が っ て 、 1 分 1 秒 を 争 う 生 命 の 危 険 が あ る 傷 病 者 を待たせてしまうような事態が発生してしまう虞があります。 尊い命を守るため、救急車の適正な利用にご協力願います。ちょっと待って
救急車はタクシーではありません。
◆救急車で病院へ行った方が、先に診察してもらえると思ったから・ ・ ・ ◆夜間や休日で診察してもらえる病院が解らないから・ ・ ・ ◆タクシーはお金がかかるけど、救急車はお金がかからないから・ ・ ・ ◆自家用車で病院へ行くと燃料代がかかるから・ ・ ・その救急車
(要請)
本当に必要ですか?
電 話 や イ ン タ ー ネ ッ ト ・ メ ー ル 配 信 等 で 、 夜 間 ・ 休 日 の 当 直 医 等 の 情 報 を 得 る こ と が で き ま す 。 磐 田 市 メ ー ル 配 信 サ ー ビ ス『 い わ た ホ ッ と ラ イ ン 』で も 知 ることができます。磐田消防イメージキャラクター誕生
大切な命を救うために
廃 棄 予 定 の 古 い 活 動 服 や 訓 練 等 で ボ ロ ボ ロ に な っ た 救 助 服 等 を 、 静 岡 服 飾 美 容 専 門 学 校 の 生 徒 さ ん に フ ァ ッ シ ョ ン シ ョ ー の 衣 装 に リ メ イ ク し て い た だ き 、 昨 秋 開 催 さ れ た『 安 全 防 火 フ ェ ア 』の メ イ ン ス テ ー ジ で 消 防 フ ァ ッ シ ョ ン シ ョ ー を 開 催 し ま し た 。 当 日 は 、 生 徒 さ ん と 消 防 職 員 が モ デ ル を 務 め 華 や か に 、 そ し て 楽 し い シ ョ ー が 開 催 さ れ ま し た 。 こ の 他 同 校 の 生 徒 さ ん に よ る ヘ ア ー メ イ ク シ ョ ー も 併 せ て 開 催 さ れ 、 多 く の 来 場 者 を 迎 え 効 果 的な広報活動が展開され ました。消防ファッションショー開催
新車両配備(福田)電話案内
消防署当直医テレガイド (24時間) ☎37-0124インターネット
磐田市ホームページ http://www.city.iwata. shizuoka.jp/ 磐田市メール配信サービス いわたホッとラインでも 知る事ができます。消 防 だ よ り 6 平成22年3月 この表示証は、各事業所等のうち消防団に積極的に協力し、地域への社会 貢献を果たしておられ る事業所等に対して交付を行うものです。 現在、磐田市消防団では、 7 割以上の団員が サ ラ リ ーマンとして各企業に 勤務しております。団員の活動環境は年々厳しさを増している中、団員が円 滑に活動するには、企業の理解や協力が必要不可欠となります。各事業所に おか れ ましては、大変厳しい社会情勢ではございますが、磐田市民の大切な 生命や財産を守るため、引き続き磐田市消防団及びその活動にご理解とご協 力をお願いいたします。 ※詳しい内容につきましては、磐田市ホームページに掲載しています。 http://www.city.iwata.shizuoka.jp/gov/ 6/go 6 .html 【問合せ先】 磐田市消防本部警防課警防係 消防団事務局 ☎三六―九九〇一