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~ 内外金利市場動向 ~ 2016 年の米独長期金利は夏場に過去最低を更新も 2017 年の米長期金利は横ばい圏での推移 独長期 年後半に上昇 2016 年の米独長期金利は 夏場に過去最低水準まで低下し その後年末にかけて上昇した 欧米の国債市場では 中国を中心とした新興国経済の減速懸念や原油安の進

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(1)

◆ 内外金利市場動向

米長期金利は横ばい圏での推移を予想。ただし、米 金融政策の動きなどで上下に振れるリスクに留意が 必要。国内金利は日銀のイールドカーブ・コントロ ールのもと、利回り上昇が抑制された展開を見込む

◆ 内外株式市場動向

内外株価は総じて上昇基調を維持すると予想。特に 日本株は相対的に堅調な推移を見込む。ただし、米 次期政権の動向や欧州の政治イベントを材料にボラ ティリティが高まる局面も

◆ 為替市場動向

ドル高地合いが続くものの、ドルの上値が重い展開 を予想。また米次期政権の政策を巡る思惑から、ド ルのボラティリティは高まる見通し。新興国の資金 流出懸念や欧州各国での選挙も波乱要因に

明けましておめでとうございます。

金融市場ウィークリー新春特別号として、「2016年の回顧と

2017

年の展望」をお届け 致します。

次回

1

6

日号からは通常の内容となります。

本年も宜しくお願い申し上げます。

2016 年の回顧と 2017 年の展望

2017 年 1 月 5 日 金融市場ウィークリー新春特別号

(2)

~内外金利市場動向~

2016

年の米独長期金利は夏場に過去最低を更新も、

年後半に上昇

2016

年の米独長期金利は、夏場に過去最低水準ま で低下し、その後年末にかけて上昇した。

欧米の国債市場では、中国を中心とした新興国経 済の減速懸念や原油安の進行などを受けて、2016 年 初から金利の低下が進んだ。こうしたなか、景気や 物価への悪影響に対する危機感から、

3

月には欧州中 央銀行(ECB)が追加緩和(主要政策金利の引き 下げや資産購入額拡大など)に踏み切った。また、

米連邦準備制度理事会(FRB)も

3

月連邦公開市 場委員会(FOMC)において

2016

年中の利上げ回数を

4

回から

2

回へ修正し、政策金利の最終着地点を下方 修正するなど、利上げに対する慎重な姿勢を見せた。

年初に進んだ金利の低下に拍車をかけたのが、

6

月 のEU離脱(Brexit)を問う英国民投票であった。

事前予想に反し、国民投票の結果が「EU離脱」と なり、先行き不透明感の高まりから、金融市場では

7

月初めにかけて急速にリスクオフが進んだ。米

10

年 国債利回りは

1.36%、独 10

年国債利回りは▲0.19%

と、ともに過去最低を更新した。

その後も米金利の低位推移が続いていたが、11 月 の米大統領選挙がその流れを一変させた。トランプ 氏の勝利というサプライズに対し、米国の金融市場 ではトランプ政権下での財政拡張による景気回復期 待から、株高・債券安・ドル高が急速に進んだ。

OPEC・

OPEC

諸国の減産合意を受けた原油価格の持ち直し も金利上昇要因となったほか、FRBの

12

FOMC

における利上げ決定などもあり、米

10

年国債利回り は

2.44%での越年となった。

一方、年後半における独金利の上昇ペースは緩慢 なものであった。EU懐疑政党の支持率拡大などに よる政治不安の高まりや、不良債権比率の高い南欧 の金融機関を中心とした欧州金融システムに対する 懸念などが、独金利の上昇を抑えた。このような環 境下、物価目標達成には時間を要するとの判断から、

12

月にECBは緩和策の延長と円滑な資産購入に向 けた枠組みの変更(資産購入額の縮小・購入対象債 券の拡大など)を決定した。独

10

年国債利回りはマ イナス圏を脱したものの低位にとどまり、0.21%と 年初(0.57%)を下回る水準での越年となった。

2017

年の米長期金利は横ばい圏での推移、独長期 金利は低位推移が続く公算大

2017

年の米

10

年国債利回りは

2%台半ばを中心と

した横ばい圏での推移を予想している。

1

月以降徐々 に明らかとなるトランプ氏の政策が失望に繋がらな い限り、米金利の大幅な低下は起こりづらいだろう。

他方、利上げを通じた米金利上昇圧力は高まらない と予想している。FRBは、経済指標やトランプ氏 の政策、金融市場の動きを注視しつつ

2017

年前半は 様子見をし、利上げは

2

回(6月・12月)にとどま るとみられる。米

10

年国債利回りは

2017

年を通じ て上下に触れながらも、均してみれば

2%台半ばでの

推移が続くと予想される。

米金利の上振れ要因としては、米景気過熱に伴う 利上げペースの加速が挙げられる。

2016

12

FOMC

では、政策委員のうち数名がトランプ政権による政 策効果を織り込み、2017年の利上げ回数が

2

回から

3

回へと上方修正された。ただし、政策委員の入れ替 えや空席となっている理事の補充が予定されている ため、FRBの利上げに対するスタンスを見極める には次の政策委員見通しの発表を待つ必要があろう。

米金利の下振れ要因としては、トランプ政権に対 する期待はく落やドル高に伴う米経済への悪影響が 挙げられる。そのほか、新興国からの資金流出に対 する懸念や欧州の政治リスクの高まりが金融市場の リスクオフを招き、米金利に対する低下圧力となる 可能性もある。

10

年国債利回りは、

2016

年同様、低水準での推 移が続くと予想している。2017 年は欧州で選挙や国 民投票など政治イベントが数多くあり、先行き不透 明感が高まりやすい状況にある。2017年は企業活動 の慎重化などにより欧州の景気減速が予想され、独 金利の上がりづらい状況が続くとみられる。独

10

年 国債利回りは

0.3%前後と低水準での推移が続くと

予測している。

独金利の変動要因としては、欧州での政局混乱や ECBの金融緩和に対するスタンスの変化が挙げら れる。ECBは金融緩和を

2017

年末まで継続するこ とを決定しているが、今後金融緩和縮小に関する議 論が始まれば、金融緩和の出口をにらみ独金利が上 昇する可能性がある。

(坂中弥生)

(3)

2016

年の国内金利は日銀のマイナス金利政策導入 により急低下、年後半は超長期債中心に上昇

2016

年の長期金利(10年国債利回り)は、日銀の マイナス金利政策導入によりマイナス圏に低下した。

年後半はやや上昇したものの低位での推移が続いた。

日銀は

1

月の金融政策決定会合(1/28・29)でマイ ナス金利政策を導入した。新興国・資源国経済の先 行き不透明感により企業コンフィデンスの改善や 人々のデフレマインド転換が遅延するリスクが高い との判断が政策導入の理由とされた。決定会合後に

10

年国債利回りはマイナス圏に低下、超長期債利回 りは急低下した。しかしながら世界経済への懸念な どから円安・株高は進まなかった。また、預貸金利 差縮小による金融機関収益圧迫や年金生活者への影 響が懸念され、マイナス金利への評価は分かれた。

6

月の英国国民投票でEU離脱を支持する結果が 出ると、リスク回避的な動きから円高が進み、日銀 がマイナス金利を深堀りするとの見方が強まった。

10

年国債利回りは一時▲0.3%まで低下し、20 年国 債利回りもゼロ%近傍まで低下した。しかしながら、

7

月の金融政策決定会合で、日銀がマイナス金利を深 堀りせず、ETFの買入れ増額を行ったことで、長 期金利はやや上昇した。

マイナス金利導入にも関わらず、消費者物価上昇 率は年初以降マイナス圏での推移が続いた。金融政 策の限界が意識される中、日銀は

9

月の金融政策決 定会合で、これまでの金融緩和策の総括的検証を行 い、物価目標

2%が達成できていない要因を分析した。

また、総括的検証を踏まえ、長短金利操作付き量的・

質的金融緩和が導入された。大量の国債を買い入れ ることでイールドカーブ全体を引き下げる政策から、イ ールドカーブの水準を目標とし、量から金利に政策の 重点をシフトする政策である(イールドカーブ・コントロ ール)。短中期ゾーンの国債利回りを低位に維持する ことが政策変更の狙いであるが、みずほ総合研究所 では国債買入れを持続的に行うことが困難になってき たことが政策変更の背景にあると考えている。

年後半にかけては、米大統領選でのトランプ氏勝 利を受け、政策期待の高まりから米国債利回りが上 昇した。円金利への上昇圧力も高まったが、日銀が 指値オペや国債買入れ増額を行ったことなどで、金 利上昇は限定的となっている。

2017

年の国内金利は日銀のイールドカーブ・コン トロールにより低位推移を予想

2017

年の長期金利(10年国債利回り)は需給両面 から利回り上昇が抑制された展開が続くと予想され る。需要面では、日銀による大規模な国債買入れと、

イールドカーブ・コントロールの継続が見込まれる。

一方、供給面では国債発行額の減額が見込まれてい る。2017 年度国債発行計画では、市中向けの発行額

(カレンダーベース)は

4

年連続で減額され、2016 年度当初比

5.8

兆円減の

141.2

兆円となった。40年 国債が増額される一方、20 年以下の国債発行は減額 されている。

注目材料は、

1

月に就任するトランプ新政権の政策 と、米国債利回りの動きとなろう。減税策やインフ ラ投資などの詳細が決定され、保護主義的政策が打 ち出されなければ、景気回復期待からFRBの利上 げ加速が意識され、米国債利回りが更に上昇する可 能性が高まる。円金利にも上昇圧力がかかってくる だろう。日銀のイールドカーブ・コントロールによ り国内金利の上昇は抑制されると考えられるが、円 安が進み、世界経済の回復期待が高まれば、日銀が

10

年国債利回りの目標水準引き上げを検討する可能 性がある。一方、トランプ政権が保護主義的色彩を 強め、大統領選後の政策期待を織り込む動きの巻き 戻しが進めば、世界的に金利低下圧力が高まると予 想される。円高が急激に進む局面では、日銀のマイ ナス金利深堀りの可能性が意識され、10 年国債利回 りは再びマイナス圏に低下するだろう。ドル高の進行 が米国経済を減速させる懸念が高まれば、 トランプ 政権から日銀の金融政策が円安誘導策として批判さ れる可能性も考えられる。その場合、イールドカーブを 柔軟に調整する対応が選択肢となってくる。

また、日銀の国債買入れの行方にも注目したい。日 銀は、現状、国債保有残高が年間

80

兆円増加するペ ースで市場から国債を買い入れているが、金融機関 の担保需要などを勘案すると

2018

年には国債買入れ が困難になると試算される。日銀が国債買入れ減額 に向け市場とどのようにコミュニケーションを進めるか が注目される。物価目標達成が見通せない中、

2018

4

月の黒田総裁任期満了が近づいてくる。政策委 員

2

人の交代も予定され人事への関心も高まるだろ う。今年も日銀の動きから目が離せない。(野口雄裕)

(4)

~内外株式市場動向~

2016

年の株式相場は往って来いの展開に

2016

年前半のグローバル株式相場は、急落する場 面を挟み、総じて軟調な推移となった。急落のきっ かけは、年初の中国の人民元安と景気減速懸念の高 まりが挙げられる。また、年央には予想外であった 英国のEU離脱の決定(6/23)が、一時的に金融市 場のリスクオフの動きを強めた。しかし、こうした 投資家のリスク回避姿勢は、米国の利上げ先送りを はじめ、各国の政策対応で落ち着きを取り戻し、米 大統領選挙(11/8)以降は米景気の回復期待が高ま り、世界的に株価は持ち直す展開となった。

国別のパフォーマンスでは、米国の年初来騰落率 が+10%を上回り、相対的に良好であった一方、欧 州と日本は年前半にかけて株価の下落が顕著であっ たことから、年後半に取り戻すも横ばい圏に留まっ た。新興国株については、年初の下落後に上昇基調 を強めたものの、年末の米利上げを挟んで資金流出 への警戒感が高まり上げ幅を縮小させ、+7%程度の 年初来騰落率であった。

【 図表1 主要株価指数の推移 】

米株は、年初の世界的な株安により急落したが、

FRBが示した利上げに対する慎重な姿勢から

2

月 中旬には上昇基調に復した。利上げを行った

2015

12

月の

FOMC

では、2016年に

4

回程度の利上げを行 う見通しであったが、年初の金融市場の混乱や冴え ない米経済指標を受け、FRBは利上げを

12

月まで 先送りした。利上げの先送りに伴い、企業業績の重 荷となっていたドル高が修正され、企業収益が改善

基調に復したことも好材料となった。景気の持ち直 しが鮮明化する中、金融市場では秋口から

2016

年内 の利上げを織り込み始め、株式市場では上値の重さ が目立つようになった。しかし、11 月の米大統領選 挙にて共和党トランプ氏が勝利すると、減税やイン フラ投資といった政策が米景気を押し上げるとの期 待が高まった。米国株は主要

3

株価指数が史上最高 値を更新し急速に上昇する相場展開に転じ、ダウ平

均株価は

20,000

ドルの大台目前まで上昇した。

日本株は年前半に大幅に下落したものの、後半に 急速に取り戻す展開となった。年初にリスク回避の 動きから円高・株安が進行したことに加え、

1

月末に 日銀がマイナス金利導入を決定すると、金融機関の 収益悪化等負の影響に焦点が当たり、株価は一段と 下落した。その後夏場にかけては英国のEU離脱決 定直後の一時的な下落を挟んだものの、消費増税の 延期や与党が圧勝した参議院選(7/10)後の景気対 策等、政策期待の高まりにより下落幅を縮小させた。

7

月末には日銀がETFの年間購入金額を倍増する 金融緩和を決定し、日本株の下値は堅くなり、円高 地合いによる業績悪化懸念は下押し圧力であったが、

総じてこう着感の強い推移となった。相場の転換点 となった米大統領選挙後は、米金利の上昇を起因と した円安の大幅進行が企業業績の改善期待を高めた。

日本株は業績対比割安であったこともあり、海外投 資家による見直し買いが主導し、日経平均株価は

12

月に

19,000

円台を回復し、年初来高値を更新した。

【 図表2 日本株(現物)投資主体別売買動向 】

70 80 90 100 110 120

16/01 16/04 16/07 16/10

米ダウ平均

ストックス・ヨーロッパ600 MSCIエマージング 日経平均

(2015年末=100)

(年/月)

(資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成

▲30

▲20

▲10 0 10 20 30

16/1 16/4 16/7 16/10 信託銀行(年金等)

事業法人 投資信託 個人 海外投資家

(千億円) 月次

(年/月)

▲150

▲100

▲50 0 50 100 150 200

06 08 10 12 14 16

(千億円) 年次

(年)

(注1)二市場一・二部合計。

(注2)2016年12月は第3週までの合計。

(資料)東京証券取引所より、みずほ総合研究所作成

(5)

2017

年の株価は米景気の回復期待が下支えに

2017

年は、米国の景気回復が下支えし世界景気の 緩やかな拡大が見込まれ、内外株式相場は総じて

2016

年後半の上昇基調を維持すると予想する。

米株については、年前半を中心にボラティリティ の高い相場展開が予想される。

1

月の次期政権誕生を 挟み、政策期待から一段高を試す可能性もある一方、

政策期待のはく落や外部環境の悪化をきっかけに大 統領選挙以降の期待先行の上昇相場の反動が起こる 可能性にも留意が必要だ。企業業績は、原油安の一 服等を背景に、横ばいであった

2016

年から増益基調 を強める見込みである。ただし、バリュエーション 面からは割高感が見られており、株価の上昇余地は 限定されるだろう。

リスク要因は、金利上昇・ドル高のペース加速が 挙げられる。FRBは

2016

12

月の

FOMC

2017

年に

3

回程度の利上げを行う見通しを示しているが、

景気の過熱感が高まり一段と早いペースとなれば、

金利上昇・ドル高が加速する可能性がある。ペース の速いドル高は企業業績の下押し要因となることか ら気がかりである。外部環境としては、欧州政治の 不安定化がある。2017 年はフランスやドイツで重要 な選挙を控えており、反EU勢力の躍進は、世界的 にリスク回避姿勢を強めるきっかけとなり得る。

【 図表3 S&P500採用企業の業種別利益予想 】

日本株は企業業績の改善を背景に上昇基調を維持 日本株は内外経済の回復期待や日米の金融政策の スタンスの違いを反映した為替の円安地合いを背景 に、やや上昇ペースを加速させる見通しである。

2016

年後半に急速に進行した円安を主因に

2017

年度は反

動による企業業績の改善が期待される。株式市場で は、足元の為替水準で見込まれる収益改善を織り込 みきれておらず、春先にかけて

2017

年度の業績見通 しを織り込むタイミングで一段と上昇する相場展開 が想定される。

需給面では、業績改善の余地があり、バリュエー ション面で割高感も出てない日本株への海外投資家 による買いが続き易いと考えられる。相対的に安定 している政治基盤も日本株への資金流入を促してい ると見られるが、2017 年は衆院解散・総選挙の動向 も注目材料となろう。また、株価下落局面での下値 の支えとしては引き続き国内勢の買いが期待される。

年間

6

兆円のペースでETFを購入する日銀に加え、

自社株買い需要を含む事業法人や公的年金は日本株 の良好な需給環境への期待を維持させるだろう。

日本株は、円高から円安トレンドに再び転換し上 昇相場への期待も高まっているが、懸念材料は残存 している。まずは、米次期政権の保護主義的な政策 強化による為替の円高への急反転が挙げられる。国 内では、消費増税先送りや景気対策を講じ正念場を 迎えているアベノミクスへの失望が再燃する可能性 があるだろう。伸び悩んでいる賃金や消費、物価は

2017

年に緩やかに持ち直していくのがメインシナリ オではあるものの、行方は注意して見る必要がある。

相場の格言では「申酉騒ぐ」といわれる。2016 年は 格言通り予想外の事象が相次ぎ相場も一喜一憂した が、2017 年も米次期政権の動向をはじめ、国内外の 材料に丹念な目配りが必要となりそうだ。

【 図表4 TOPIXの予想PERとEPS 】

(大塚理恵子)

30

20

10 0 10 20 30 40 50

200 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400

08 09 10 11 12 13 14 15 16(予)17(予)

エネルギー 情報技術

金融 消費関連

資本財・サービス ヘルスケア

その他 S&P500計前年比(右目盛)

(10億ドル) (%)

(資料)Datastreamより、みずほ総合研究所作成

(年)

50 60 70 80 90 100 110 120

10 11 12 13 14 15 16 17

12 13 14 15 16

(倍) (円)

(年)

12カ月先予想PER

(株価収益率)

12カ月先予想EPS

(1株当たり利益、右目盛)

(資料)Datastreamより、みずほ総合研究所作成

(6)

~為替市場動向~

2016

年のドル円相場は年初から円高が進展するも、

米次期大統領決定後は円安ドル高に戻す展開

2016

年のドル円相場は、年明けから秋頃にかけて 円高ドル安が進んだが、米大統領選でトランプ候補 が勝利すると、その後ドル高に戻す展開となった(図 表

1)

。ユーロドル相場も同様に米大統領選後にドル 高ユーロ安が進んだ。

2016

年初からの円高ドル安進展の主因は、新興国 への不透明感の高まりと、米国の金融政策に対する 市場の期待の変化であった。堅調な米国経済を背景 に

2014

年から

2015

年にかけて、米当局の利上げ期 待の高まりとともにドル高が進展していた。しかし、

米国への資金流入が進んだことが資源国・新興国の 資金流出懸念を誘発することになった。2015 年に発 生した原油価格急落で既に経済の先行きに根強い不 透明感のあった資源国に対しては、ドル高が更に資 金流出懸念を高めることになった。また

2016

年初に 中国当局が人民元を大幅に切り下げたことで、市場 では中国に対する資金流出リスクが強く意識され、

中国をはじめとする新興国株の急落に繋がった。結 果として、為替相場では安全資産とされる円が買わ れることになった。

米FRBはこうした動きをうけ

FOMC

の声明文で国 際金融市場の不安定化へのリスクを明示したほか、

FOMC

参加者による政策金利の見通しも下方修正され た。FRBのスタンス変化を受けて、市場の米利上 げ期待は後退し、ドル安が進む展開となった。

また

2015

年にかけてのドル高進展を受け、

2015

年 末から

2016

年初頃の米製造業の景況感が悪化したこ

【 図表1 ドル円相場とユーロドル相場 】

とが、米国のドル高是正スタンスを強めることになっ た。2016 年

4

月に米財務省が発表した為替報告書で は、日本を含めた

5

カ国が為替政策に関する監視リス ト国として指定され、各国の通貨政策をけん制するこ とになった。こうした米国のドル高是正圧力の高まり も、円高ドル安のサポート材料として働いた。

しかし、米大統領選でトランプ大統領が勝利する と、米国の拡張的財政政策への期待の高まりから米 長期金利の上昇とともに急激にドル高が進んだ。さ らに

OPEC

加盟国間、及び非加盟国との減産合意など により原油価格が

2015

年の水準からやや持ち直して きていることが、市場の安心感の醸成に繋がり、リ スクオンによる円売りが進むこととなった。

主要国通貨の名目実効レートでみても、米大統領 選以降の為替相場はドル高及び円安の進展が顕著で あった(図表

2)

。その他通貨については、ユーロは 横ばい圏での動きが続いていたが、米大統領選後の ドル高進展に伴いややユーロ安地合いになった。ポ ンドは英国民投票でのEU離脱派勝利後に通貨安が 進んだが、英国の

Hard Brexit

への警戒が足元和ら いでおり、ポンド高にやや戻した。人民元は名目実 効レートでは横ばい圏で推移しているが、ドル高の 進展に伴い対ドルでは人民元安が進展した。なお、

中国の

11

月の外貨準備高は年初以来の減少幅となっ ており、米大統領選後に当局が元買い介入の規模を 拡大した可能性が高い。同時に当局が資本規制を強 化する動きもあり、2016 年初の中国株急落のような 事象は現時点ではみられないものの、中国の資金流 出リスクは残存していると考えられる。

【 図表2 主要国通貨の名目実効レート 】

1.00 1.04 1.08 1.12 1.16 1.20 1.24 95

100 105 110 115 120 125

15/1 15/4 15/7 15/10 16/1 16/4 16/7 16/10 ドル円相場

ユーロドル相場(右目盛)

(円/ ドル) (ドル/ユーロ)

(年/月)

ドル高

ドル安

(資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成

80 90 100 110 120 130

14/1 14/7 15/1 15/7 16/1 16/7 (年/月)

米ドル ユーロ 英ポンド 人民元

(2014/1/1=100)

通貨高

通貨安

(注)各国当局公表値。2014年初を基準年とする。

(資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成

(7)

2017

年はドル高地合いが続くも、ドルの上値は重 いと予想

2017

年のドル円相場は円安ドル高地合いが続くも のの、ドルの上値が重い展開を予想する。

2016

年末にかけてのドル円相場は、米次期大統領 の拡張的財政政策への期待がやや先行してドル高が 進んでいる。そのため

2017

年に入って以降公表され る具体的な政策が期待を上回る規模でない限り、一 旦ドル高の進展は一服するだろう。

一方で、みずほ総合研究所では現時点でトランプ 次期政権の財政政策発動時期を

2017

年央以降と想定 しており、年後半頃から財政政策効果が徐々に表れ 始めるとみている。米経済指標などでこうした財政 政策効果を背景にした米景気の底堅さが確認される に従い、再びドル高圧力が高まってくると考えられ る。

米金融政策に関しては、金利先物相場から算出さ れる

2017

年の利上げ予想回数が本稿執筆時点で

2

回 強程度となっており、既に

2017

年の利上げは相応に 為替相場にも織り込まれている可能性が高い(図表

3)

。そのため、FRBが実際に利上げを実施しても、

今後のドル高の進展ペースは緩やかなものになるだ ろう。

また、ドル高が更に急激に進むような事態となれ ば、政府・金融当局がドル高への懸念を示す、いわ ゆる口先介入によって市場に働きかける動きや、場 合によっては利上げペースの見直しに繋がる可能性 もあるだろう。特に米次期大統領は保護主義的な姿 勢とみられ、直接的に日本を含めた他国への為替政 策へのけん制の姿勢を示すことも想定される。また 米為替報告書を通じてけん制を強める可能性もある。

【 図表3 ドル円相場と2017年の米利上げ予想回数 】

2016

10

月の為替報告書では

4

月時点から新たにス イスを加えた

6

カ国が監視リスト国として指定され、

日本も対象に入っている(図表

4)。ドル高の進展度

合い次第では、次回の報告書公表時(2017年

4

月予 定)に、より強い表現で他国への為替政策をけん制す る可能性もあり、その場合ドルの上値を抑える材料と なろう。

以上を踏まえると、2017 年のドル円相場はドル高 地合いもドルの上値が重く、均してみれば緩やかなド ル高に留まると予想する。また、米次期大統領の政策 を巡る思惑で、ドルのボラティリティは従来以上に高 まるだろう。

なお、2017 年は欧州各国で選挙が実施される予定 であり、選挙結果次第ではユーロ圏への信認が揺らぎ、

ユーロから逃避通貨としての円へ資金流入が進むリ スクもあり注視が必要であろう。

更にリスクシナリオとして、新興国の資金流出懸念 が意識される可能性もある。足元では米国の景気拡大 の期待や原油価格の持ち直しなどから、国際金融市場 への不安がやや後退している。ただし、ドル高地合い が続くなかで、中国などでの資金流出懸念が再び意識 されることになれば、2016 年初にみられたように新 興国通貨安の急激な進展とともに、安全資産としての 円買いが進む可能性もあるだろう。

ドル円相場の先行きを占う上では、米国の財政・金 融政策が当面の焦点ではあるものの、米次期大統領の 保護主義政策や、中国をはじめとする新興国経済の動 向、欧州の政治リスクなどに目を配る必要があるだろ う。

【 図表4 米為替報告書(監視リスト国と評価軸) 】

(有田賢太郎)

評価軸 大幅な対米

貿易黒字 大幅な経常黒字 持続的・一方的な 為替介入

主な基準 対米貿易黒字が 200億ドル超

経常黒字が GDPの3%超

1年間のネット為替 介入額が GDPの2%超

単位 (億ドル) (%) (%)

中国 3,561 2.4% ▲5.1%

ドイツ 711 9.1% -

日本 676 3.7% 0

韓国 302 7.9% ▲1.8%

台湾 136 14.8% 2.5%

スイス

(今回追加) 129 10.0% 9.1%

(注)1.監視リスト対象6カ国と評価基準。図表上の数値は2015年7月~2016年6月の数値。

   2.中国の為替介入額は基準値を超えているが、世界経済へのネガティブな影響を防ぐ     目的であり、持続的・一方的な為替介入にはあたらないとした。

(資料)米財務省「為替報告書」より、みずほ総合研究所作成 90

95 100 105 110 115 120 125

▲1 0 1 2 3

16/7 16/8 16/9 16/10 16/11 16/12

2017年の利上げ予想回数 ドル円相場(右目盛)

(回) (円/ ドル)

(年/月)

(注)FF金利先物相場に織り込まれた利上げ予想。25bpの利上げを1回として計算。

(資料)Bloombergより、みずほ総合研究所作成

(8)

【 2016 年の実績 】

【 2017 年の予想レンジ 】

2015年末 2016年高値 2016年安値 2016年末 変化幅 変化率(%)

2.597 1.358

2.639 1.318

0.16900 0.05600

- -

0.260

▲ 0.295

0.270

▲ 0.300

19,975 15,660 19,988 15,451

5,487 4,267

5,512 4,210

19,495 14,952 19,593 14,864

1,552 1,196

1,559 1,193

(注)2016年高値・安値・・・上段:終値ベース、下段:取引時間中。債券は利回りで表示。

(資料)Bloomberg

0.05600

▲ 0.11300 -

内 外 金 利

0.175

▲ 0.230 -

0.16900

米10年債(%)

内 外 株 式

為 替

116.96

122.97 1.0517

円/ドル

円/ユーロ ドル/ユーロ

2.444

2,338 13.4

376 7.5

▲ 5.8

▲ 7.67

81 0.4

▲ 3.26 ▲ 2.7

1,519

1.0862 1,547

130.64 120.22

▲ 3.1

▲ 0.0345

▲ 29 ▲ 1.8

19,114

17,425 5,007

0.270 0.040

19,034

19,763 5,383 2.269

ダウ平均(㌦)

NASDAQ

総合指数(pt)

10年国債(%) ユーロ円TIBOR

3カ月(%)

日経平均(円) TOPIX(pt)

132.32 109.57

121.69 99.02

1.1616 1.0352

2016年末

2.10 2.80 2.20 2.70 2.25 2.75 2.30 2.80

0.000 0.100 0.000 0.100 0.000 0.100 0.000 0.100

▲ 0.20 ~ 0.20 ▲ 0.20 ~ 0.20 ▲ 0.20 ~ 0.20 ▲ 0.20 ~ 0.20

18,500 20,500 18,500 20,500 18,700 20,700 19,000 21,000

4,900 5,700 4,900 5,700 4,950 5,750 5,000 5,800

17,500 20,500 18,000 21,000 18,000 21,000 18,500 21,500

1,350 1,650 1,400 1,650 1,400 1,650 1,450 1,700

110 122 110 122 111 123 112 124

1.01 1.10 1.01 1.10 1.00 1.09 0.99 1.08

112 127 112 127 111 126 111 126

(注)1. 予想レンジの( )内は期中平均値。 

2. 米政策金利はFF金利誘導目標、国内政策金利は無担保コールレート翌日物の誘導目標。いずれも各期末値。

(資料)Bloomberg

0.75~1.00

17年10~12月期

ドル/ユーロ 1.0517

(1.04) (1.04) 19,114.37

(20,000) (19,700)

0.75~1.00

19,762.60

(0.00) (0.00)

17年7~9月期

0.040

▲ 0.05 17年1~3月期 17年4~6月期

(2.50) 1.00~1.25

(1,560) (5,500)

1,518.61

(1,510) (1,540)

(0.00) (0.00)

5,383.12

(19,500) (19,500) ダウ平均(㌦)

日経平均(円) NASDAQ 総合指数(pt)

(1,590) (5,400)

(19,400) (19,600) (19,900) (5,550) (2.45)

3カ月TIBOR(%) 0.05600 米10年債(%)

(2.40)

国内政策金利(%) 0~0.10 ▲ 0.05

(2.40)

0.50~0.75

10年国債(%) 米政策金利(%)

2.444

(114) (114) (115) (116)

(119) (118) (118)

(1.03) (1.02)

0.50~0.75

(119)

円/ドル 116.96

円/ユーロ 122.97

(19,100) (5,350)

TOPIX(pt)

▲ 0.05

(0.06) (0.06) (0.06) (0.06)

▲ 0.05

(9)

8 2016年の回顧と2017年の展

【 2016 年の日経平均株価・円長期金利と主な出来事 】

0.5

0.4

0.3

0.2

0.1 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7

14,000 15,000 16,000 17,000 18,000 19,000 20,000 21,000 22,000

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

日経平均株価(左目盛)

日本10年国債利回り(右目盛)

(注)高値・安値は東京市場クローズベース。

(資料)Bloomberg等各種資料より、みずほ総合研究所作成

(年/月)

2016 /

(円) (%)

日経平均株価年初来安値 14,952円(6/24)

10年国債利回り年初来最大利回り 0.260%(1/4)

10年国債利回り年初来最小利回り -0.295%(7/27)

舛添都知事辞任

「18歳選挙権」施行

Brexitの影響により日経平均は年初来安値更新、終値で15,000円を割り込む 日銀石田委員任期満了、後任は政井貴子氏

参議院選挙で自民公明両党など改憲勢力が165議席獲得 ソフトバンク、アーム・ホールディングス買収発表 ポケモンGO、日本配信開始

日銀、ETFの買入額を年間3.3兆円から6兆円へと拡大 小池百合子氏、東京都知事選初当選

「第3次安倍改造内閣」発足 祝日「山の日」を導入

ムーディーズ、日本国債の格付け「A1」維持、見通しは安定的 S&P、日本国債の格付け「A+」維持、見通しは安定的 蓮舫氏、民進党代表に選出

日銀、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を導入 ノーベル医学・生理学賞を大隅良典氏が受賞 安倍首相とトランプ氏会談

6/15 6/19 6/24 6/29 7/10 7/18 7/22 7/29 7/31 8/3 8/11 8/30 9/1 9/15 9/20 10/3 11/17 1/1

1/4 1/29 3/26 3/27 3/29 3/31 4/1 4/14 5/26 5/27 6/1 6/13

「マイナンバー制度」開始

中国の人民元切り下げをきっかけに世界的にリスクオフに 日銀、「マイナス金利」導入を決定

北海道新幹線、新青森~新函館北斗間が開業

民主党と維新の党の合流に伴い、政党名を「民進党」と変更 安全保障関連法が施行、集団的自衛権による武力行使が可能に 日銀白井委員任期満了、後任は櫻井眞氏

電気事業法改正で電力完全自由化 ジュニアNISA取引開始

熊本地震発生 伊勢志摩サミット開催

オバマ大統領、現職の米大統領として初めて広島を訪問 消費税増税が2019年10月に再延期

フィッチ・レーティングス、日本国債の格付け「A」維持、見通しをネガティブに引き下げ

日経平均年初来高値 19,495円(12/20)

(10)

9 2016年の回顧と2017年の展

【 2016 年のダウ平均株価・米長期金利と主な出来事 】

1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 2.2 2.4 2.6 2.8 3.0

15,000 16,000 17,000 18,000 19,000 20,000 21,000 22,000

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

ダウ平均(左目盛)

米10年国債利回り(右目盛)

2016 /

(注)高値・安値はNYクローズベース。

(資料)Bloomberg等各種資料より、みずほ総合研究所作成

ダウ平均年初来高値 19,975ドル(12/20)

10年国債利回り年初来最小利回り 1.358%(7/8)

ダウ平均年初来安値 15,660ドル(2/11)

10年国債利回り年初来最大利回り 2.597%(12/15)

(年/月)

($) 1/4 (%)

1/17 2/10 3/1 3/20 4/4 4/29 5/27 6/3 6/12 6/24 7/5 7/7 7/14 7/19

7/26 9/7 10/14 10/15 10/23 11/6 11/8 11/22 11/30 12/6 12/14 中国の人民元切り下げをきっかけに世界的にリスクオフに

欧米、対イラン経済制裁を解除

FRBイエレン議長、議会証言にて利上げ先送りの可能性示唆 スーパー・チューズデー、民主クリントン氏と共和トランプ氏が圧勝 オバマ大統領、キューバ訪問

「パナマ文書」問題、タックスヘイブンの利用者が流出、世界各国の指導者や著名人 の名前が列挙

米財務省、外国為替報告書を発表し日本など5か国を監視リストへ オバマ大統領、現職の米大統領として初めて広島を訪問

5月雇用統計で雇用者増加数が前月差+3.8万人と約6年ぶりの低水準に フロリダ銃乱射事件発生、アメリカの犯罪史上最悪となる50人死亡 Brexitの影響により株価急落

FBI、クリントン氏の私用メール問題で訴追見送り ポケモンGO、アメリカ配信開始

LINE、NY証券取引所に上場

共和党全国大会でトランプ氏が共和党の大統領候補に指名

民主党全国大会は大統領候補にクリントン氏を正式指名 アップル、iPhone7発表

米財務省、外国為替報告書にてスイスを監視リストに追加 米MMF(マネー・マーケット・ファンド)の規制強化施行 米国の財政赤字5年ぶりに拡大

AT&T、Time Warnerを買収することを正式発表

FBI、クリントン氏のメール問題で再捜査も訴追を求めない方針表明 米大統領選挙でトランプ候補が当選

ダウ平均株価、初めての19,000ドル台へ OPEC総会、原油減産で合意

ソフトバンク孫氏、トランプ氏と会談、米国で5兆円投資へ FRB、約1年ぶりに利上げ(0.25%~0.5%→0.5%~0.75%)

(11)

10 2016年の顧と2017の展望

【 2016 年のドル円相場・ユーロドル相場と主な出来事 】

0.85

0.90

0.95

1.00

1.05

1.10

1.15

1.20

1.25 90

95 100 105 110 115 120 125 130 135

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

ドル円相場(左目盛) ユーロドル相場(右目盛)

2016 /

円年初来安値 121.69円(1/29)

円年初来高値 99.02円(6/24)

ユーロ年初来高値 1.1616ドル(5/3)

(資料)Bloomberg等各種資料より、みずほ総合研究所作成

ユーロ年初来安値 1.0352ドル(12/20)

(円/ドル) (ドル/ユーロ)

ド ル 高 ユー ロ 安

ド ル 安 ユー ロ 高→

円 安 ド ル 高

円 高 ド ル 安→

7/13 7/14 7/15 8/5 9/7 9/20 10/1 10/14 11/8 12/4 12/8 12/14 12/20

英国第76代首相にテリーザ・メイ氏が就任 フランスでトラックによるテロ事件発生 トルコで軍事クーデター未遂事件が発生 リオデジャネイロオリンピック開幕 リオデジャネイロパラリンピック開幕

日銀、「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を導入 IMF、中国人民元を5番目の通貨としてSDRバスケットに採用 米財務省、外国為替報告書にて監視リスト国にスイスを追加 アメリカ大統領選挙でトランプ候補が当選

イタリアの国民投票で憲法改正否決、レンツィ首相は辞任を表明 ECB、資産購入プログラムの延長及び月々の購入額縮小などを決定 FRB、約1年ぶりに利上げ決定(0.25%~0.5%→0.5%~0.75%)

ベルリンでトラックによるテロ事件発生 中国の人民元切り下げをきっかけに世界的にリスクオフに

日銀、「マイナス金利」導入を決定 TPP交渉参加12か国、TPP協定に署名

ECB、追加緩和(政策金利引き下げ・資産購入プログラムの拡充・貸出増を目的と した資金供給オペの第2弾の導入)を決定

ベルギーで連続爆破テロ発生

米財務省、外国為替報告書を発表し日本など5か国を監視リストへ 英国、EU離脱の是非を問う国民投票でEU離脱を決定

ポンドが売られ1985年以来の水準まで下落

S&P、英国国債の格付けを2段階引き下げ(AAA→AA)

フィッチ・レーティングス、英国国債の格付けを引き下げ(AA+→AA)

イタリア大手銀行、欧州中央銀行から不良債権削減の要請を受けたと発表

(年/月)

1/4 1/29 2/4 3/10 3/22 4/29 6/23 6/24 6/27 7/4

(12)

【 2017 年 1~3 月期のスケジュール 】

2017

1

2

3

日 本 5 新車販売台数(12月) 10年利付国債入札 6 毎月勤労統計(11月速報) 11 景気動向指数(11月速報)

30年利付国債入札 12 国際収支(11月速報)

景気ウォッチャー調査(12月) 13 マネーストック(12月速報) 16 3次産業活動指数(11月)

企業物価指数(12月) 機械受注統計(11月) 17 設備稼働率(11月)

20年利付国債入札 19 5年利付国債入札 23 全産業活動指数(11月) 24 40年利付国債入札 25 貿易統計(12月)

27 消費者物価(12月全国・1月都区部) 30 商業動態統計(12月速報)

2年利付国債入札 31 鉱工業生産(12月速報)

日銀金融政策決定会合(30・31日) 日銀総裁定例記者会見

日銀「経済・物価情勢の展望」(基本的見解) 労働力調査(12月)

家計調査(12月)

2 消費動向調査(1月) 10年利付国債入札 6 毎月勤労統計(12月速報) 7 景気動向指数(12月速報)

10年物価連動国債入札 8 国際収支(12月速報)

景気ウォッチャー調査(1月) 9 マネーストック(1月速報)

機械受注統計(12月) 30年利付国債入札 10 3次産業活動指数(12月)

企業物価指数(1月)

13 GDP(10~12月期1次速報) 14 設備稼働率(12月)

5年利付国債入札 20 貿易統計(1月) 21 全産業活動指数(12月) 23 20年利付国債入札 28 商業動態統計(1月速報)

鉱工業生産(1月速報) 2年利付国債入札

1 法人企業統計調査(10~12月期) 2 10年利付国債入札

3 消費者物価(1月全国・2月都区部) 消費動向調査(2月)

家計調査(1月) 労働力調査(1月) 7 30年利付国債入札

8 GDP(10~12月期2次速報) 景気ウォッチャー調査(2月) 国際収支(1月速報) 景気動向指数(1月速報) 9 マネーストック(2月速報)

毎月勤労統計(1月速報) 5年利付国債入札

10 法人企業景気予測調査(1~3月期) 企業物価指数(2月)

13 3次産業活動指数(1月) 機械受注統計(1月) 14 20年利付国債入札 15 設備稼働率(1月)

16 日銀金融政策決定会合(15・16日) 日銀総裁定例記者会見

17 資金循環統計(10~12月期速報) 22 全産業活動指数(1月)

貿易統計(2月) 40年利付国債入札 29 商業動態統計(2月速報) 30 2年利付国債入札

31 消費者物価(2月全国・3月都区部) 鉱工業生産(2月速報)

労働力調査(2月) 家計調査(2月) 米 国 3 製造業ISM指数(12月)

4 FOMC議事録(12/13・14) 5 非製造業ISM指数(12月) 6 貿易収支(11月)

雇用統計(12月) 10 3年国債入札 11 10年国債入札 12 30年国債入札

連邦財政収支(12月)

13 ミシガン大学消費者信頼感指数(1月速報) 小売売上高(12月)

PPI(12月)

17 ニューヨーク連銀製造業業況指数(1月) 18 鉱工業生産・設備稼働率(12月)

ベージュブック(地区連銀経済報告) CPI(12月)

19 住宅着工・許可件数(12月) フィラデルフィア連銀製造業業況指数(1月) 20 新大統領就任式

24 2年国債入札

中古住宅販売件数(12月) 25 5年国債入札

26 7年国債入札

新築住宅販売件数(12月) 景気先行指数(12月) 27 GDP(10~12月期速報)

耐久財受注(12月) 30 個人所得・消費支出(12月) 31 シカゴPMI指数(1月)

S&P/コアロジックCS住宅価格指数(20都市

・11月)

カンファレンスボード消費者信頼感指数(1月) 雇用コスト指数(10~12月期)

1 FOMC(31・1日)

製造業ISM指数(1月) 2 労働生産性(10~12月期暫定) 3 非製造業ISM指数(1月)

雇用統計(1月) 7 貿易収支(12月)

3年国債入札 8 10年国債入札 9 30年国債入札 10 連邦財政収支(1月)

ミシガン大学消費者信頼感指数(2月速報) 14 PPI(1月)

15 鉱工業生産・設備稼働率(1月) ニューヨーク連銀製造業業況指数(2月) 小売売上高(1月)

CPI(1月)

16 住宅着工・許可件数(1月)

フィラデルフィア連銀製造業業況指数(2月) 17 景気先行指数(1月)

21 2年国債入札

22 FOMC議事録(1/31・2/1) 5年国債入札

中古住宅販売件数(1月) 23 7年国債入札

24 新築住宅販売件数(1月) 27 耐久財受注(1月) 28 GDP(10~12月期暫定)

シカゴPMI指数(2月)

S&P/コアロジックCS住宅価格指数(20都市

・12月)

カンファレンスボード消費者信頼感指数(2月)

1 製造業ISM指数(2月) 個人所得・消費支出(1月)

ベージュブック(地区連銀経済報告) 3 非製造業ISM指数(2月)

7 貿易収支(1月) 3年国債入札 8 10年国債入札

労働生産性(10~12月期改訂) 9 30年国債入札

10 雇用統計(2月) ,連邦財政収支(2月) 14 PPI(2月)

15 FOMC(14・15日)

ニューヨーク連銀製造業業況指数(3月) 小売売上高(2月)

CPI(2月)

16 住宅着工・許可件数(2月)

フィラデルフィア連銀製造業業況指数(3月) 17 鉱工業生産・設備稼働率(2月)

ミシガン大学消費者信頼感指数(3月速報) 景気先行指数(2月)

21 経常収支(10~12月期) 22 中古住宅販売件数(2月) 23 新築住宅販売件数(2月) 24 耐久財受注(2月) 27 2年国債入札 28 5年国債入札

S&P/コアロジックCS住宅価格指数(20都市

・1月)

カンファレンスボード消費者信頼感指数(3月) 29 7年国債入札

30 GDP(10~12月期確定) 企業収益(10~12月期) 31 個人所得・消費支出(2月)

シカゴPMI指数(3月) 欧 州 19 ECB政策理事会 2 英中銀金融政策委員会(1・2日) 9 ECB政策理事会

16 英中銀金融政策委員会(15・16日)

*印は期日未定を示す〔予定は変更の可能性があります〕

(13)

【 2017 年の政治・経済日程 】

国 際 米 国 欧 州 日 本

1月 (1)国連新事務総長就任 (17-20)世界経済フォーラム

(スイス・ダボス) (28)中国・春節(旧正月)

(20)大統領就任式 (1)マルタ、EU議長国就任

(19)ECB政策理事会

(1)個人型確定拠出年金の加入対 象拡大

(月内)通常国会召集 (30-31)金融政策決定会合

(展望レポート)

2 (31-1)連邦公開市場委員会

(月内)一般教書演説 (月内)大統領予算教書

(24)プレミアムフライデー開始

3月 (26)香港特別行政区行政長官選挙 (14-15)連邦公開市場委員会 (9)ECB政策理事会 (9-10)EU首脳会議 (15)オランダ総選挙 (31)イギリスのEU離脱通告

期限

(15-16) 金融政策決定会合

4 (23)フランス大統領選挙第1

投票

(27)ECB政策理事会

(3)日銀短観(3月調査) (26-27) 金融政策決定会合

(展望レポート) 5月 (4-7)アジア開発銀行年次総会

(横浜)

(19)イラン大統領選挙 (25)OPEC総会

(26-27)G7シチリア・サミット

(2-3) 連邦公開市場委員会 (7)フランス大統領選挙第2

投票

(3)日本国憲法施行70周年

6月 (月内)モンゴル大統領選挙 (13-14) 連邦公開市場委員会 (8) ECB政策理事会

(11)フランス国民議会選挙第1回 投票

(18)フランス国民議会選挙決選 投票

(22-23)EU首脳会議

(15-16) 金融政策決定会合 (月内)日本再興戦略の改訂版、

骨太の方針を閣議決定 (月内)改正銀行法、資金決済法

施行

(月内) 東京都議会議員選挙 7月 (7-8)G20ハンブルグ・サミット (25-26) 連邦公開市場委員会 (1)エストニア、EU議長国就任

(20) ECB政策理事会

(3)日銀短観(6月調査) (19-20) 金融政策決定会合

(展望レポート) (月内)情報提供ネットワークシ

ステム・マイナポータル 運用開始

8月 (月内)シンガポール大統領選挙 (1)改正年金機能強化法施行

9月 (12)国連総会 (13)IOC総会

(19-20) 連邦公開市場委員会 (7) ECB政策理事会 (20-21)金融政策決定会合

10月 (月内)ノーベル賞発表 (13-15)世銀・IMF年次総会

(19-20)EU首脳会議 (26) ECB政策理事会

(2)日銀短観(9月調査) (30-31) 金融政策決定会合

(展望レポート) 11月 (6)COP23(ドイツ)

(19)チリ大統領選挙

(月内) APEC首脳会議(ベトナム)

(月内) 第19期中国共産党大会

(31-1)連邦公開市場委員会

12 (12-13) 連邦公開市場委員会 (14) ECB政策理事会

(14-15)EU首脳会議

(15)日銀短観(12月調査) (20-21) 金融政策決定会合 年内 韓国大統領選挙

タイ総選挙

(8~10月)ドイツ議会選挙

(注)1.スケジュールは一部未定 2.( )内は日付

(14)

発行・編集/みずほ総合研究所 調査本部

〒100-0011 東京都千代田区内幸町

1-2-1 TEL.03-3591-1296

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参照

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