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判決速報 1. メトロコマース事件 ( 控訴審 ) 1 大阪高裁小平 決定 2. 大阪医科大学事件 ( 控訴審 ) 6 大阪高裁平 判決 3. 大津中 2 いじめ自殺事件 9 大津地裁平 判決 4. 札幌大学准教授雇止め事件 11 札幌地裁平 31 2

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(1)

平成 31 年 3 月

公益社団法人私学経営研究会

1.メトロコマース事件(控訴審) ··· 1

大阪高裁小平 31・2・20 決定

2.大阪医科大学事件(控訴審) ··· 6

大阪高裁平 31・2・15 判決

3.大津中2いじめ自殺事件 ··· 9

大津地裁平 31・2・19 判決

4.札幌大学准教授雇止め事件 ··· 11

札幌地裁平 31・2・13 判決

5.埼玉県立高校願書提出忘れ事件 ··· 12

さいたま地裁熊谷支部平 31・3・1 判決

(2)

《書 誌》 提供 TKC 【文献番号】 25562230 【文献種別】 判決/東京高等裁判所(控訴審) 【裁判年月日】 平成31年 2月20日 【事件番号】 平成29年(ネ)第1842号 【事件名】 損害賠償等請求控訴事件 【審級関係】 第一審 25545272 東京地方裁判所 平成26年(ワ)第108 06号 平成29年 3月23日 判決 【裁判結果】 一部変更、一部棄却 【裁判官】 川神裕 岡田幸人 森剛 【全文容量】 約110Kバイト(A4印刷:約63枚)

② メトロコマース事件(控訴審)

(3)

有 料 記 事 2 0 1 9 年 2 月 2 1 日 0 5 時 0 0 分

契 約 社 員 に も 退 職 金 、 命 令   メ ト ロ 売 店 、 正 社 員 と 同 業 務  

東 京 高 裁

東京メトロの売店で働く子会社の契約社員ら4人が、正社員と同じ業務なのに待遇差がある のは労働契約法に違反するとして、差額賃金など計約5千万円の賠償を求めた訴訟の控訴審判 決が20日、東京高裁であった。一審・東京地裁は早出残業手当の待遇差を違法と判断した が、川神裕裁判長は住宅手当、退職金、褒賞の差も違法と認め、3人に計約220万円を支払 うよう命じた。一審判決は、1人に約4千円の賠償を認めていた。原告弁護団によると、同種 の訴訟で退職金の支払いを命じたのは初めて。  高裁判決は、契約社員に退職金がないこと自体は「不合理ではない」とする一方、原告たち の場合は契約が原則毎年更新され、65歳という定年も設けていると指摘。約10年間勤務し た2人については、正社員の4分の1の支給を命じた。  同社は「判決の詳細が分からないため、コメントは控えたい」とした。  (北沢拓也)

メトロコマース事件(控訴審)

(4)

② メトロコマース事件(控訴審)

2019年2月21日 読売新聞

(5)

② メトロコマース事件(控訴審)

2019年2月21日 日経新聞

(6)

② メトロコマース事件(控訴審)

2019年2月21日 毎日新聞

(7)

2019/2/15 23:41 ⽇本経済新聞 電⼦版

バイト職員に賞与認める ⼤阪⾼裁、原告逆転勝訴

 ⼤阪医科⼤(⼤阪府⾼槻市)の元アルバイト職員の50代⼥性が、正社員らと同じ 仕事なのに賞与がなく、待遇格差は違法として⼤学側に差額の⽀給を求めた訴訟の 控訴審判決が15⽇、⼤阪⾼裁であった。江⼝とし⼦裁判⻑は⼥性敗訴の⼀審⼤阪地 裁判決を変更し、労働契約法20条に違反するとして差額分など約109万円の⽀給を 命じた。  弁護団によると、アルバイト職員への賞与⽀給を認める判決は異例といい、「短 期間で雇い⽌めを受ける非正規労働者を救う画期的判断だ」と評価している。  判決理由で江⼝裁判⻑は⼤学の賞与額が年齢や成績ではなく基本給に連動し、就 労⾃体への対価の趣旨を含む点を踏まえ「(⽉給制で正社員より労働時間が短い) 有期契約社員へは正社員の約8割の賞与があるが、アルバイト職員に全くないのは 不合理だ」と指摘。本来なら約6割分が⽀給されるべきで、これを下回るのは不合 理とした。夏の有休や病⽋中の賃⾦、休職給の格差も⼀部違法とした。  判決によると、2013年に秘書として雇われ研究費の管理などを担当。15年に適 応障害となり⽋勤し、約1年後に退職した。時給制で、年収は⼥性と同年に採⽤さ れた正社員の約半分だった。  労契法20条を巡る待遇格差訴訟で最⾼裁は昨年、賃⾦総額だけでなく⼿当など個 別の項目ごとに妥当性を精査すべきとの判断基準を⽰している。  判決後の記者会⾒で⼥性側代理⼈の河村学弁護⼠は「賞与にさまざまな趣旨があ ることを指摘した最⾼裁判決を踏まえ、勤務実態に沿った判断だ」と評価。⼥性は 「全国の非正規労働者が働きやすくなればうれしい」と話した。⼤学側は「判決⽂ が届いておらず、コメントできない」とした。〔共同〕 本サービスに関する知的財産権その他⼀切の権利は、⽇本経済新聞社またはその情報提供者に帰属します。ま た、本サービスに掲載の記事・写真等の無断複製・転載を禁じます。 記事利⽤について

① 大阪医科大学事件(控訴審)

(8)

バイト質草なし違法

大阪高裁大阪医大に賠償命令

大阪医科大(大阪府高槻 市)の正職員とアルバイト 職員の待遇格差の是非が争 われた訴訟の控訴審判決 で、大阪高裁(江口とし子 裁判長)は鳩目、賞与をア ルバイトに全く支給しない のは不合理で、労働契約法 に違反すると判断した。原 告女性が求めた賃金差額な ど約12了0万円のうち、 大学の運営法人に約110 万円の賠償を命じた。 正規と非正規の賃金格差 を巡る同種訴訟では、最高 裁が昨年6月、格差の合理 性は手当や賞与など賃金項 目ごとに﹁個別に考慮すべ き﹂と初の判断の枠組みを 示した。原告弁護団による と、最高裁判断以降、賞与 で不合理な格差を認めた判 決は初めて。 女性は50歳代で、控訴審 判決によると、2013年、 時給制のアルバイトで研究 室の秘書として採用され、 平日5日間、1目7時間程 度の勤務形態で、1 6年まで 勤務。賞与は支給されなか った。 昨年1月の1審・大阪地 裁判決は賞与に関し、﹁長 期雇用を想定して支給して いる﹂として請求を棄却し、 女性が控訴していた。 江口裁判長は判決で、一 般的な賞与の性質について ﹁労務の対価や功労報償、生 活費の補助など多様な性質 がある﹂とした上で、大阪医 科大の賞与の場合、年齢や 成績、業績と運動しておら ず、﹁就労していること自体 に対する対価﹂と指摘。月給 制の有期契約の職員には、 正職員の8割が支給されて いることも踏まえ、アルバ イトにも6割の支給が妥当 とし、女性については2年 分で約70万円の支払いを命 じた。基本給の格差につい ては女性の請求を退けた。 大学側は﹁判決文が届い ていないので、コメントで きない﹂としている。 <関連記事39面> 2019年2月16日 読売新聞(朝刊)

① 大阪医科大学事件(控訴審)

(9)

‰′ Il

賞与格差は達港

大阪医大元ヾ

学校法人・大阪医科大学 (大阪府高槻市、現・大阪医 科薬科大学)のアルバイト 職員だった50代の女性が、 正職員との待遇格差は違法 として、法人に的1270 万円の損害賠償を求めた訴

イトへ支払い命令

高裁判決

訟の控訴審判決で、大阪高 裁は1 5目、請求を退けた1 審・大阪地裁判決を取り消 し、約110万円の支払い を命じた。江口とし子裁判 長は﹁賞与を支給しないの は不合理﹂と述べ、労働契 約法に違反すると判断し た。女性の弁護団によると、 同種訴訟で賞与の格差を違 法とする高裁判決は全国で 初めて。翁面に関連記事) 判決は、法人が正職員に 一律の基準で賞与を支給し ていた点を重視。賞与が﹁従 業員の年齢や成績に運動し ておらず、就労したこと自 体に対する対価﹂に当たる とし、﹁フルタイムのアル バイトに全く支給しないの は不合理﹂と指摘した。契 約職員には正職員の約8割 の賞与が支給されていたこ とを踏まえ、アルバイトに は6割以上を支給すべきだ と判断した。 さらに、アルバイトが夏 期休暇を取得できず、病気 による欠勤中に給与が支払 われない点も不合理と認 定。一方、基本給の格差な どについては退けた。 1審判決(2018年1 月)は賞与の格差について ﹁正職員の雇用を確保する 動機付けとして一定の合 理性がある﹂と判断。他の 請求も退け、女性側が控訴 していた。訴状などによる と、女性は1 3年1月に研 究室の秘書として採用さ れ、時給制で勤務。約2年 後に適応障害で休職し、1 6 年3月に契約を打ち切られ た。年2回の賞与が支払 われないことなどが、労契 法20条が禁じる﹁不合理な 格差﹂に当たるかが争点だ った。 同法人は﹁判決文が届い ておらず、コメントできな い﹂としている。 ︻戸上文意︼ 2019年2月16日 毎日新聞(朝刊)

① 大阪医科大学事件(控訴審)

(10)

2019/2/19 15:15 (2019/2/19 15:30更新) ⽇本経済新聞 電⼦版

中2いじめ⾃殺で賠償命令、元同級⽣2⼈に3750万円 

⼤津地裁

因果関係認める  2011年10⽉に⼤津市の市⽴中2年の男⼦⽣徒(当時13)が⾃殺したのはいじめ が原因だとして、遺族が加害者側の元同級⽣3⼈と保護者に慰謝料など計約3850 万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19⽇、⼤津地裁であった。⻄岡繁靖裁判⻑は 「いじめが⾃殺の原因になった」と判断し、元同級⽣2⼈に請求のほぼ全額となる 計約3750万円の⽀払いを命じた。  判決は、2⼈が⾃殺を予⾒できたとも指摘。弁護団は、同種訴訟でいじめと⾃殺 の因果関係に加え、予⾒可能性も認め賠償を命じるのは異例とし「いじめ被害の救 済に司法が⼤きくかじを切った判断だ」と評価。この⾃殺問題はいじめ防⽌対策推 進法成⽴のきっかけとなり、発⽣から7年余りを経た判決で⼤きな節目を迎えた。  判決理由で⻄岡裁判⻑は「元同級⽣2⼈による顔⾯の殴打や、ハチの死骸を⾷べ させようとするなどの暴⾏がエスカレートした」といじめ⾏為の存在を認定。「友 ⼈関係の崩壊や上下関係の固定化に伴い、⽣徒は強い孤⽴感や絶望感を抱き、死に たいと願うようになった」と指摘した。  その上で、⽣徒を精神的に追い詰める⾏為を重ねた2⼈は⽣徒の⾃殺を予⾒でき たとし、⼀連の加害⾏為と⾃殺に因果関係があると結論付けた。  ⼀⽅判決は、残りの元同級⽣1⼈は関与の度合いが低く、保護者もいじめを認識 していたとは⾔えず監督義務違反はなかったとして、賠償責任を否定した。  訴訟で元同級⽣側は、⾏為の⼀部を認めた上で「遊びの延⻑で、いじめとは思わ なかった」などと反論していた。  判決などによると、男⼦⽣徒は11年10⽉11⽇、⾃宅マンションから⾶び降り死 亡。遺族は12年、元同級⽣側と市に約7700万円の賠償を求めて提訴した。滋賀県 警は元同級⽣3⼈を暴⾏容疑で書類送検するなどし、⼤津家裁は14年、2⼈を保護 観察処分、1⼈を不処分とした。 記事利⽤について  市は第三者委員会の調査結果を受け15年、⾃殺を防げなかった過失責任などを認 め、和解⾦1300万円を⽀払うなどの内容で和解。元同級⽣側との訴訟が分離され

大津中2いじめ自殺事件(第一審)

(11)

2019年2月20日 

毎日新聞(朝刊)

(12)

雇い止め訴訟で元准教授の請求棄却 札幌地裁  2019年2月13日 大学に雇い止めされたとして,元特任准教授の女性(45)が,解雇の無効などを求めた訴訟の判決で,武部知 子裁判長は,原告側の請求を棄却した。判決によると,女性は2010年度にロシア語担当の特任教員となり, 1年ごとに契約を更新。大学側は15年度の契約更新時に「17年度以降の雇用を保証しない」との条項を契約 書に加え,17年2月,3月末で契約を打ち切ると通知した。労働契約法は,有期労働者が契約更新を期待す ることに合理的理由がある場合,使用者は更新を拒めないと定める。原告側は,大学が14年2月に特任教員 の雇用期間の上限を5年から9年に延長したことなどから「合理的理由があった」と主張していた。

④ 札幌大学准教授雇止め事件(第一審)

(13)

⾼校担任が願書提出忘れ 県に 50 万円賠償命令

さいたま地裁熊⾕⽀部 平成 31 年 3 ⽉ 1 ⽇判決

2019/3/3 付⽇本経済新聞 朝刊 専⾨学校の推薦⼊試を受けられなかったのは、願書を預かった担任が提出し忘れたた めだとして、埼⽟県⽴⽻⽣第⼀⾼の元⼥⼦⽣徒(19)が県に約 150 万円の損害賠償を 求めた訴訟の判決で、さいたま地裁熊⾕⽀部(⼤槻友紀裁判官)は2⽇までに、50 万 円の⽀払いを命じた。 判決によると、元⽣徒は 2017 年 10 ⽉ 11 ⽇、担任に願書を提出。担任は失念し、 期限の同 20 ⽇までに出願できなかった。担任は同 24 ⽇、元⽣徒側に「書類に不備が あり受理されなかった」とうその説明をしたが、その後、家族が専⾨学校に問い合わせ て発覚した。 判決は、願書提出の失念によって元⽣徒が精神的損害を被ったとして、県側の責任を 認定。元⽣徒は⼀般⼊試で合格し、専⾨学校に⼊学。担任は既に謝罪し、18 年3⽉に 減給 10 分の1(1カ⽉)の懲戒処分を受けている。

⑤ 埼玉県立高校願書提出忘れ事件

(第一審)

参照

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