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平成28年度 川崎市一般廃棄物処理基本計画第1期行動計画 達成状況報告書

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Academic year: 2018

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(1)

王禅寺かわるんパーク (H29.1 オープン)

王禅寺エコ暮らし環境館 (H28.4 オープン) 王禅寺資源化処理施設 (H28.4 オープン)

(2)
(3)

第1章 川崎市一般廃棄物処理基本計画について

■ 基本計画 ・・・・・ 2

■ 行動計画 ・・・・・ 2

第2章 目標の達成状況

■ 基本計画目標1 行動計画目標1 ・・・・・ 3 ■ 基本計画目標2 行動計画目標3 ・・・・・ 4

■ 行動計画目標2 ・・・・・ 5

第3章 レーダーチャート分析

■ 事業評価の分析 ・・・・・ 6

■ 類似都市との比較分析 ・・・・・14

■ 分析のまとめ ・・・・・17

第4章 個別施策の取組結果

■ 施策体系 ・・・・・18

■ 個別施策の取組結果 ・・・・・20

基本施策1 「環境市民」をめざした取組 ・・・・・20 基本施策2 ごみの減量化・資源化に向けた取組 ・・・・・24 基本施策3 廃棄物処理体制の確立に向けた取組 ・・・・・31 基本施策4 健康的で快適な生活環境づくりの取組 ・・・・・34 基本施策5 低炭素社会・自然共生社会をめざした取組 ・・・・・37

第5章 総 合 評 価

■ 現状分析 ・・・・・40

■ 総括・今後の方向性 ・・・・・41

資 料 編

(4)

基本計画

川崎市一般廃棄物処理基本計画(平成28年3月策定)(以下、「基本計画」とする。) は、「地球環境にやさしい持続可能なまちの実現をめざして」を基本理念に、資源循環・ 低炭素・自然共生の統合的な取組を推進し、市民・事業者と協働して環境問題を改善する ことで、ひいては、市域内にとどまらず、日本そして地球環境全体の保全に貢献するため、 日本のトップランナーとして率先して取り組んでいくことを目指しています。

行動計画

基本計画の実行性を確保するため、2∼4年の行動計画を定めており、行動計画に位置 付けられた取組が計画どおり実施されたかどうか、また、成果が達成されたかどうかにつ いて、「計画(Plan)・実行(Do)・評価(Check)・改善(Action)」の考え方に基づいて、 各取組について効率的に点検を行い、その評価結果を取組に反映します。

平成28年度は、基本計画及び第1期行動計画の1年目の取りまとめを行いました。

【基本計画目標(H28∼H37)】

項目 基準年度(H26) 最終年度(H37)

【目標1】1人1日当たりのご

み排出量を10%削減

998g

898g

【目標2】ごみ焼却量を 4万t 削減

370,000t

330,000t

<第1期行動計画目標(H28∼H29)>

項目 基準年度(H26) 最終年度(H29)

< 目 標 1 >1 人 1 日 当 た り の 普 通ごみ排出量を15g 削減

453g

438g

< 目 標 2 > 家 庭 系 の 資 源 化 率 を30%

29%

30%

<目標3>ごみ焼却量を 4万t削減

370,000t

360,000t

〔ごみ総排出量の内訳〕

① ごみ総排出量

② 家庭系ごみ

⑤ 焼却ごみ

⑩ 普通ごみ

⑪ 粗大ごみ(可燃物)

⑥ 資源物

⑫ 粗大ごみ(金属類) ⑬ 市収集資源物(缶びん等) ⑭ 拠点回収(小型家電等) ⑮ 資源集団回収(古紙等)

行動計画目標の内訳

<目標1> = ⑩÷人口÷365日

<目標2> = ⑥÷② <目標3> = ⑤+⑦+⑨ 基本計画目標の内訳

(5)

基本計画目標1〔1人1日ごみ排出量〕

H37 目標値 898g

行動計画目標1〔1人 1 日普通ごみ排出量〕

H29 目標値 438g

〔実績〕

✓ 基本計画の目標1「1人1日当たりのごみ排出量」の平成28年度実績値は94 7gであり、平成28年度の推計値である980gを大きく下回りました。 ✓ 行動計画の目標1「1人1日当たりの普通ごみ排出量」の平成28年度実績値は

443gであり、平成28年度の推計値と同じ値でした。

項目 基準年度(H26) 推計値(H28) 実績値(H28) H28 実績−推計差

【基本計画目標1】 1人1日当たりのご み排出量

998g

980g

947g

-33g

<行動計画目標1> 1 人 1 日 当 た り の 普 通ごみ排出量

453g

443g

443g

±0g

〔考察〕

✓ 1人1日当たりの普通ごみ排出量については、王禅寺エコ暮らし環境館をオー プンするなど普及啓発の充実を図るとともに、「ごみゼロカフェ」の開催や、減 量指導員等による排出指導、生ごみリサイクルリーダーによる普及啓発など、 市民との協働による取組を推めており、市民1人1人のエコ暮らしの取組が着 実に実施され、計画どおり減量化が進んでいるものと考えられます。

✓ 1人1日当たりのごみ排出量に含まれる事業系ごみについても、多量・準多量排 出事業者への積極的な立入調査の実施や、食べきり協力店の認定などの取組を 実施し、着実に減量化が進んでいます。

なお、平成27年9月の食品リサイクル法関係省令の改正により食品廃棄物 等の再生利用等実施率の目標値が改定されるなど、国全体での減量化・資源化の 取組が進められています。

項目 H26 H27 H28

(家庭系)普通ごみ 453g 450g (H26比-2%)443g

(家庭系)資源物 192g 185g (H26比-8%)176g

(事業系)焼却ごみ 227g 221g (H26比-6%)214g

(事業系)資源物 111g 103g (H26比-12%)98g

(6)

基本計画目標2〔ごみ焼却量〕

H37 目標値

330,000t

行動計画目標3〔ごみ焼却量〕

H29 目標値 360,000t

〔実績〕

✓ ごみ焼却量の平成28年度実績値は366,016tであり、平成28年度の推 計値である364,179tをやや上回りました。

項目 基準年度(H26) 推計値(H28) 実績値(H28) H28 実績−推計差

【基本計画目標2】 <行動計画目標3>

ごみ焼却量

370,849t

364,179t

366,016t

+1,867t

〔考察〕

✓ 平成28年度実績値は、平成28年度の推計値を上回りましたが、平成27年度 実績値(約37.1万t)と比べると、約0.5万t削減しており、ごみ焼却量は着 実に減少しています。

✓ 1人1日当たりのごみ排出量は着実に減量が進んでいるものの、本市では、前回 推計時の想定を上回る人口増加が続いており、平成29年5月に人口推計の見直 しを行っている状況で、人口増加により、ごみ焼却量が減少しづらくなっている ため、推計値を上回ったものと考えられます。

項目 H26 H27 H28

旧人口推計(H26.8) 1,461,043人 1,471,400人 1,477,820人

人口実績 1,461,043人 1,475,213人 1,489,477人

増加人数

(実績‐旧人口推計)

0人 +3,813人 +11,657人

ごみ焼却量への影響※ 0t +639t +1,948t

(7)

行動計画目標2〔家庭系資源化率〕

H29 目標値 30%

〔実績〕

✓ 家庭系資源化率の平成28年度実績値は27.7%であり、平成28年度の推計 値である29.9%を下回りました。

項目 基準年度(H26) 推計値(H28) 実績値(H28) H28 実績−推計差

<行動計画目標2> 家庭系資源化率

29.1%

29.9%

27.7%

-2.2%

〔考察〕

✓ ミックスペーパー・プラスチック製容器包装については、本市の分別率が35% ∼38%であり、取組の進んだ都市では分別率が50%∼60%となっているこ とを踏まえると十分に高いとは言えません。ミックスペーパー・プラスチック製 容器包装は、他の資源物と比べて分別がわかりにくいといわれているため、分別 率の向上に向けては、市民に対し、分別ルールをわかりやすく周知していく必要 があります。

✓ また、ミックスペーパーや資源集団回収(紙)などの紙資源の発生量が、他の資 源物よりも顕著に下がっています。これは、近年の電子化・ペーパレス化の推進 により、紙ごみの減量が進んでいるものと考えられます。

項目 H26 H27 H28

ミックスペーパー 分別率

35.7% 36.5% 37.8%

プラスチック製容器包 装分別率

34.8% 37.5% 34.2%

ミックスペーパー 資源化量

14,063t 13,618t 13,010t

プラスチック製容器包 装資源化量

12,395t 12,587t 12,753t

資源集団回収(紙) 資源化量

45,635t 43,962t 41,705t

ペットボトル 資源化量

5,076t 5,042t 4,991t

(参考)製紙産業の現状と今後の方向性(2015.6 経済産業省製造産業局)

項目 H8 H19 H26 H32

国内の紙・板紙生産量 約 3,100 万 t 約 3,100 万 t 2,624 万t 約 2,472 万 t

(8)

基本計画では、プラスチック製容器包装分別率や温室効果ガス総排出量(廃棄物分野)な ど、10項目の実績についてレーダーチャート分析を行うとともに、類似都市との比較分析 を行うこととしています。

施策全体の点検・評価(Check)を効果的に行うことで、課題点の抽出及び改善策の検討 (Action)を行い、次年度の計画(Plan)への反映及び実行(Do)に繋げます。

事業評価の分析(平成28年度実績)

(1)各項目の実績値

平成26年度の実績を100として、当該年度の実績を指数化し、レーダーチ

ャートを使った分析を行いました。廃棄物処理事業全体として、バランスよく外

側に大きい(指数が大きい)ほど、施策が順調に進捗していると評価します。

基本施策 管理項目 方向性

H26 実績 基準年度

H28 実績

指数

Ⅰ「環境市民」をめ ざした取組

①1人1日あたりごみ排出量※1 少なく 998g 947g 105.1

②プラスチック製容器包装分別率 高く 34.5% 34.2% 98.1

③ミックスペーパー分別率 高く 35.7% 37.8% 106.0

Ⅱごみの減量化・資 源化に向けた取組

④ごみ焼却量※2 少なく 370,849t 366,016t 101.3

⑤資源化率※3 高く 30.3% 28.9% 95.4

Ⅲ廃棄物処理体制の 確立に向けた取組

⑥1人あたり年間処理経費 少なく 9,280 円/人 9,167 円/人 101.2

⑦廃棄物のうち最終処分される割合 少なく 10.4% 9.9% 104.2

Ⅳ健康的で快適な生 活環境づくりの取組

⑧住民満足度※4 高く 56.7% 44.6% 78.7

Ⅴ低炭素社会・自然 共生社会をめざした 取組

⑨温室効果ガス総排出量※5 少なく

156,085 t-CO2

154,011 t-CO2

(9)

レーダーチャート

※1 家庭系ごみ+事業系焼却ごみ+事業系資源物 ※2 家庭系焼却ごみ+事業系焼却ごみ+道路清掃ごみ ※3 家庭系資源物+事業系資源物

※4 かわさき市民アンケート

(10)

(2)各実績項目の分析

① 1人1日あたりのごみ排出量【H27 指数 102.3】【H28 指数 105.1】

(結果)

・平成26年度(基準年度)や平成27年度と比較して、平成28年度の指数は

大きくなっています。

(分析)

・家庭系ごみ量についても、事業系ごみ量についても基準年度に比べ減少してお

り、発生抑制の取組によりごみ総排出量の減少が着実に図られていると考えら

れます。

② プラスチック製容器包装分別率【H27 指数 107.7】【H28 指数 98.1】

(結果)

・平成26年度(基準年度)や平成27年度と比較して、平成28年度の指数は

小さくなっています。

(分析)

・プラスチック製容器包装の収集量は増加しているものの、焼却ごみ中のプラス

チック製容器包装の含有量も増加しており、結果としては、分別率が低下して

います。

・ごみ組成率は、年度によって数値変動が大きく、分別率はその影響を大きく受

け、年度によって数値のバラつきが大きくなります。ごみ組成調査の値に基づ

き算出される分別率については、多角的な視点による検証や、長期的な数値比

較を行っていく必要があると考えられます。

※現状の分別率の算出方法

分別率=(資源物収集実績)

÷((資源物収集実績)+(焼却ごみ中の資源ごみ組成率×家庭系焼却ごみ総量))

項目 H26 H27 H28

焼却ごみ中のプラスチック製 容器包装の組成率(湿ベース)

9.6% 8.6% 10.2%

焼却ごみ中のプラスチック製 容器包装の含有量

23,197t 20,967t 24,567t

プラスチック製容器包装の資

(11)

③ ミックスペーパー分別率【H27 指数 102.4】【H28 指数 106.0】

(結果)

・平成26年度(基準年度)や平成27年度と比較して、平成28年度の指数は

大きくなっています。

(分析)

・焼却ごみ中のミックスペーパーの含有量は減少しているものの、ミックスペー

パーの収集量は減少しており、結果としては、分別率が向上しています。

・ごみ組成率は、年度によって数値変動が大きく、分別率はその影響を大きく受

け、年度によって数値のバラつきが大きくなります。ごみ組成調査の値に基づ

き算出される分別率については、多角的な視点による検証や、長期的に数値を

比較していく必要があると考えられます。

項目 H26 H27 H28

焼 却 ご み 中 の ミ ッ ク ス ペ ーパーの組成率

10.5% 9.7% 8.9%

焼 却 ご み 中 の ミ ッ ク ス ペ ーパーの含有量

25,371t 23,671t 21,408t

ミックスペーパー収集量 14,063t 13,618t 13,010t

ミックスペーパー分別率 35.7% 36.5% 37.8%

④ ごみ焼却量【H27 指数 99.9】【H28 指数 101.3】

(結果)

・平成26年度(基準年度)や平成27年度と比較して、平成28年度の指数は

大きくなっています。

(分析)

・平成26年度から平成28年度の2年間で、人口が約28,000人増加して

いるにも関わらず、ごみ焼却量が減少しています。

・本市の人口は平成42年まで増加が想定されており、今後も人口増加によるご

み焼却量への影響が考えられます。

項目 H26 H27 H28

人口 1,461,043 人 1,475,213 1,489,477 人

ごみ焼却量 370,849 t 371,270 t 366,016 t

人口増加量(対H26) +14,170 人 +28,434 人

焼却ごみへの影響※ +2,407 t +4,760 t

(12)

⑤ 資源化率【H27 指数 97.3】【H28 指数 95.4】

(結果)

・平成26年度(基準年度)や平成27年度と比較して、平成28年度の指数は

小さくなっています。

(分析)

・普通ごみの減量化が進む中で、ペーパーレス化などの推進により資源物の減量

化も進んでおり、資源化率が減少傾向となっています。

項目 H26 H27 H28

1人1日あたりの普通ごみ排出量 453g 450g 443g

1人1日あたりの資源ごみ排出量 192g 185g 176g

ミックスペーパー収集量 14,063t 13,618t 13,010t

資源集団回収量(紙) 45,635t 43,962t 41,705t

⑥ 1人あたり年間処理経費【H27 指数 102.6】【H28 指数 101.2】

(結果)

・平成26年度(基準年度)と比較して、平成28年度の指数は大きいですが、

平成27年度の指数を下回っています。

(分析)

・平成28年度は、平成27年度と比較して資源物及び売電収益が大幅な減収

(約3億円)となったほか、社会的な人件費単価の上昇による各種委託費の増

額等により、年間処理経費が昨年度を上回りました。

項目 H26 H27 H28

処理原価 135.6 億円 133.3 億円 136.6 億円

(13)

⑦ 廃棄物のうち最終処分される割合【H27 指数 105.4】【H28 指数 104.2】

(結果)

・平成26年度(基準年度)と比較して、平成28年度の指数は大きいですが、

平成27年度の指数を下回っています。

(分析)

・ごみ焼却量が減少していることから、最終処分量も減少しています。

項目 H26 H27 H28

最終処分量 48,990t 46,108t 45,784t

廃棄物のうち最終処分される割合 10.35% 9.79% 9.92%

⑧ 住民満足度【H27 指数 94.4】【H28 指数 78.7】

(結果)

・平成26年度(基準年度)や平成27年度と比較して、平成28年度の指数は

小さくなっています。

(分析)

・平成28年度の住民満足度は44.6%と、2年連続で低下しており、市民満

足度の向上に向け、取組を推進していく必要があります。

・平成28年度は上位5項目の全てが昨年度と比較して低くなっており、全体的

に厳しい評価結果となっています。

※ H27住民満足度平均:24% H28住民満足度平均:15%

・平成18年度の調査開始以降、アンケート対象の全35項目のうち、「日常の

ごみ収集やリサイクル」の住民満足度は全て1位となっています。

・数値変動が大きいため、多角的・長期的に数値を比較していく必要があります。

※ 18 歳以上の無作為抽出した市民3,000 人に実施(有効回答数1,270∼1,580 人) かわさき市民アンケート調査結果

(14)

⑨ 温室効果ガス総排出量【H27 指数 84.7】【H28 指数 101.3】

(結果)

・平成26年度(基準年度)や平成27年度と比較して、平成28年度の指数は

大きくなっています。

(分析)

・廃棄物部門に係る温室効果ガスの最も大きな要因が廃プラスチック類の焼却

であり、続いて、合成繊維の焼却となります。

・廃プラスチック類等の焼却量は、含水率や焼却ごみ中の廃プラスチック類等の

組成率から算出しますが、組成率の変動による影響が大きいため、多角的な分

析による評価を行う必要があります。

項目 H26 H27 H28

年間発生量 156,085t-CO2 179,932t-CO2 154,080t-CO2

収集運搬過程(直営車両) 4,680t-CO2 4,510t-CO2 4,436t-CO2

中間処理過程

・うち廃プラ焼却

・うち合成繊維焼却

・うちその他焼却

・うち事務所関係

151,185t-CO2 122,714t-CO2 16,878t-CO2 6,291t-CO2 5,302t-CO2 174,939t-CO2 138,026t-CO2 26,539t-CO2 6,112t-CO2 4,262t-CO2 149,018t-CO2 120,757t-CO2 20,539t-CO2 5,162t-CO2 2,457t-CO2

最終処分過程 220t-CO2 484t-CO2 626t-CO2

(参考)委託収集運搬車両(年

間発生量からは除外)

1,017t-CO2 1,133t-CO2 1,605t-CO2

項目 H26 H27 H28

含水率 42.8% 41.1% 42.6%

焼 却 ご み 中 の 廃 プ ラ の 組 成 率

(乾)

21.7% 23.4% 21.2%

含 水 率 1 % 変 動 に よ る 廃 プ ラ 温

室効果ガスの影響

2,147t-CO2 2,341t-CO2 2,103t-CO2

廃 プ ラ 組 成 率 1 % 変 動 に よ る 温

室効果ガスの影響

(15)

⑩ エネルギー回収率【H27 指数 97.4】【H28 指数 106.1】

(結果)

・平成26年度(基準年度)や平成27年度と比較して、平成28年度の指数は

大きくなっています。

(分析)

・エネルギー回収率は、平成24年度から稼働中の王禅寺処理センターが約2

0%と最も大きな値となっています。エネルギー回収率の観点では、可能な限

り、新たに建設した施設による処理を優先することにより、効率的なエネルギ

ー回収が期待されます。

・なお、エネルギー回収率は、ごみ低位発熱量の数値や、施設の運転状況(1炉

運転、2炉運転、3炉運転の期間)等によって、同じ処理センターであっても

毎年変動します。

項目 H26 H27 H28

年間ごみ焼却量(焼却ベース) ・うち浮島処理センター ・うち堤根処理センター ・うち王禅寺処理センター

357,489t 185,488t 17,547t 93,755t 361,227t 191,013t 66,958t 103,257t 357,617t 185,503t 68,324t 103,789t

年間ごみ総発熱量 ・うち浮島処理センター ・うち堤根処理センター ・うち王禅寺処理センター

3,466,029GJ 1,812,587GJ 193,368GJ 855,330GJ 3,800,909GJ 2,002,193GJ 775,438GJ 1,023,277GJ 3,500,805GJ 1,782686GJ 678,257GJ 1,039,862GJ

年間エネルギー回収量 ・うち浮島処理センター ・うち堤根処理センター ・うち王禅寺処理センター

398,507GJ 192,503GJ 22,225GJ 176,565GJ 427,015GJ 198,123GJ 31,346GJ 197,546GJ 426,416GJ 190.456GJ 36,634GJ 199,326GJ

年間電力売電量

・うち浮島処理センター ・うち堤根処理センター ・うち王禅寺処理センター

248,505GJ 114,899GJ 0GJ 133,607GJ 270,421GJ 120,023GJ 0GJ 150,398GJ 256,4457GJ 113,111GJ 0GJ 143,345GJ

エネルギー回収率 ・うち浮島処理センター ・うち堤根処理センター ・うち王禅寺処理センター

11.5% 10.6% 3.7% 20.6% 11.2% 9.9% 4.0% 19.3% 12.2% 10.7% 5.4% 19.2%

※ H26 は橘処理センターが稼働中(エネルギー回収率 3.7%)

(16)

類似都市との比較分析(平成27年度実績)

「環境省 平成27年度一般廃棄物処理実態調査結果」に基づき、政令指定都市との比

較を行いました。なお、国の実績値には事業系資源物が含まれていないなどの理由から、

基本計画における実績とは異なるものとなっています。

市町村名 総人口

人口 1人 1日あた

りごみ排出量※1

資源化率

※2

廃棄物のうち最終

処分される割合

人口 1人あたり

年間処理経費

最終処分減量に

要する費用※3

札幌市 1,941,078人 923g 22.5% 13.9% 8,257 円/人 27,212円/t

仙台市 1,055,613人 1,065g 18.8% 13.5% 9,345 円/人 26,367円/t

さいたま市 1,268,467人 913g 22.5% 3.8% 11,619円/人 34,811円/t

千葉市 964,180人 1,041g 32.6% 6.1% 10,899円/人 28,272円/t

横浜市 3,730,345人 866g 25.5% 12.0% 9,916 円/人 28,424円/t

川崎市 1,457,364 人 884g 19.8% 10.9% 9,882円/人 32,721 円/t

相模原市 716,284人 898g 19.5% 9.9% 11,338円/人 37,707円/t

新潟市 803,025人 1,037g 27.8% 8.2% 11,073円/人 30,251円/t

静岡市 712,741人 959g 16.2% 5.5% 10,165円/人 29,638円/t

浜松市 809,065人 889g 19.6% 4.7% 7,461 円/人 22,960円/t

名古屋市 2,266,791人 927g 24.5% 7.1% 12,092円/人 37,196円/t

京都市 1,474,570人 884g 12.5% 12.5% 10,629円/人 34,835円/t

大阪市 2,679,962人 1,041g 9.7% 14.8% 10,935円/人 32,992円/t

堺市 846,388人 1,001g 19.4% 8.6% 10,362円/人 29,794円/t

神戸市 1,547,494人 988g 14.8% 16.1% 12,467円/人 36,795円/t

岡山市 707,023人 1,008g 18.7% 3.2% 11,547円/人 31,131円/t

広島市 1,190,629人 854g 11.3% 15.0% 10,400円/人 37,164円/t

北九州市 972,192人 1,150g 25.4% 12.0% 9,190 円/人 24,858円/t

福岡市 1,497,236人 1,059g 8.4% 16.4% 14,063円/人 40,629円/t

熊本市 734,719人 914g 12.5% 12.2% 7,161 円/人 22,680円/t

単純平均 1,368,758人 965g 19.1% 10.3% 10,440円/人 31,322円/t

平均と市の差 88,606人 -81g 0.7% 0.5% -558円/人 1,399 円/t

指数値※4 108.4 103.8 94.9 105.3 95.5

最大値 3,730,345人 1,150g 32.6% 16.4% 14,063円/人 40,629円/t

最小値 707,023人 854g 8.4% 3.2% 7,161 円/人 22,680円/t

※1 家庭系普通ごみ+家庭系粗大ごみ+家庭系資源物+事業系ごみ+資源集団回収量 ※2 (直接資源化量+中間処理後再生利用量+集団回収量)/(ごみ処理量+集団回収量)

※3 ごみ1トン当たりの支出経費(人件費+処理処分費+車両費+委託費) 最終処分費除く

※4 指数算出1(資源化率以外の項目) 指数=100+100×(1−(当該年度実績÷基準年度実績)) 指数算出2(資源化率) 指数=100×川崎市実績値÷他都市平均値

※ごみ1トン当たりの支出経費

(17)

① 1人1日当たりのごみ排出量【H27 指数 108.4】

(結果)

・政令市の平均と比較して、平成27年度の指数は100を上回りました。

(分析)

・1人 1 日あたりのごみ排出量は、政令市平均よりも81g少なく、ごみの減

量化が進んでいると考えられます。

項目 H26 H27

指数 108.8 108.4

本市実績値 893g 884g

他都市平均値 980g 965g

② 資源化率【H27 指数 103.8】

(結果)

・政令市の平均と比較して、平成27年度の指数は100を上回りました。

(分析)

・資源化率の指数は100を上回っているものの、平成26年度と比較して、

指数・資源化率ともに減少しています。

項目 H26 H27

指数 105.8 103.8

本市実績値 20.2% 19.8%

他都市平均値 19.1% 19.1%

③ 廃棄物のうち最終処分される割合【H27 指数 94.9】

(結果)

・政令市の平均と比較して、平成27年度の指数は100を下回りました。

(分析)

・指数は100を下回ったものの、昨年度と比較して向上しており、また、最

終処分される割合も減少しています。

項目 H26 H27

指数 93.5 94.9

本市実績値 11.6% 10.9%

(18)

④ 人口1人当たりの年間処理費用【H27 指数 105.3】

(結果)

・政令市の平均と比較して、平成27年度の指数は100を上回りました。

(分析)

・人口1人あたりの年間処理経費は政令市平均よりも558円低くなってお

り、効果的・効率的なごみ処理事業が進められていると考えられます。

項目 H26 H27

指数 103.8 105.3

本市実績値①(人口1人当たり年間処理費) 10,165 円/人 9,882 円/人

本市実績値②(ごみ処理原価) 135.6 億円 133.3 億円

他都市平均(人口1人当たり年間処理費) 10,547 円/人 10,440 円/人

⑤ 最終処分減量に要する費用【H27 指数 95.5】

※ ごみ1トンあたりの支出経費(人件費+処理処分費+車両費+委託費) 最終処分費除く

(結果)

・政令市の平均と比較して、平成27年度の指数は100を下回りました。

(分析)

・1トンあたりの廃棄物処理に要する費用は着実に減少傾向にありますが、指

数は100を下回っています。

項目 H26 H27

指数 93.0 95.5

本市実績値 33,558 円/t 32,721 円/t

(19)

分析のまとめ

事業評価の分析

(平成28年度実績)

□ 基準年度(平成26年度)からの達成状況の比較をみると、指数の平均値は99.

7で、指数が小さくなっています。

□ 指数の平均値が100を下回った要因としては、住民満足度の指数(指数78.

7)が大きく影響していますが、住民満足度については市民アンケート結果が基と

なっており、年度による数値の変動があることから、長期的なトレンドをみなが

ら、住民満足度の向上に向けて、施策を検討していく必要があります。

□ 住民満足度を除いた指数の平均値は102.1で、指数が大きくなっていますが、

特に指数が大きくなった項目としては、「1人1日あたりのごみ排出量」(105.

1)、「ミックスペーパー分別率(106.0)」、「エネルギー回収率(106.

1)」があります。

□ 「1人1日あたりのごみ排出量」については、川崎市では人口増加が続いているに

もかかわらず、市民・事業者の協働の取組を進め、エコ暮らしの浸透を図るなどご

みの減量化・資源化に取り組み、ごみ総排出量が減少していることから、指数が大

きくなっています。

□ 「ミックスペーパー分別率」については対象となるごみ組成率によって、「エネル

ギー回収率」については低位発熱量や施設の運転状況等によって変動しますので、

長期的なトレンドをみながら分析を行っていく必要があります。

特に、ごみ組成率は、年度によって数値変動が大きいため、多角的な分析を行うと

ともに、数値変動を抑える手法の検討が必要と考えられます。

□ 「ミックスペーパー分別率」や「プラスチック製容器包装分別率」は、減少傾向に

ある家庭系資源化率(目標2)の向上において重要な要素と考えられます。また、

プラスチック製容器包装は、温室効果ガス排出量が大きく、地球温暖化対策の観点

においても、減量化・資源化の取組を推進していく必要があります。

これらの分別率については、取組の進んだ都市レベル(50∼60%)と比べて低

い状況にあることから、さらなる取組の推進が必要と考えられます。

類似都市との比較分析(平成27年度実績)

□ 類似都市との比較をみると、指数の平均値は101.6であり、類似都市の平均を

上回っています。

□ 指数の平均値が大きくなっている要因としては、「1人1日あたりのごみ排出量

(108.4)」の指数が最も大きくなっています。

□ 「1人1日あたりのごみ排出量」については、政令市平均よりも81g少なく、2

0都市中3位であり、ごみの減量化が進んでいると考えられますが、川崎市では人

口増加が続いており、ごみ総排出量を抑えていくために、さらに1人ひとりのごみ

(20)

施策体系

基本施策(基本計画) 具体的施策(第1期行動計画)

点 エ

Ⅰ 「環境市

民」をめざした

取組

(1) 環境教育・環 境学習の推進

① 幼児への普及促進 ● ●

② 低年齢層への普及促進 ● ●

③ 若年層や外国人への普及促進 ● ●

④ 市民・事業者への普及促進 ● ●

⑤ 普及啓発拠点を活用した啓発活動の充実 ●

⑥ イベント等での啓発活動の充実 ●

(2) 情報共有の推 進

① 多様な媒体を活用した情報提供 ●

② 資源物とごみの分け方・出し方の効果的な情報提供 ●

③ 家庭のごみダイエット・チェックシートの普及と新たな指 標づくりの検討

● ●

④ 公共施設等における普及啓発の充実 ● ●

(3) 市民参加の促 進

① 廃棄物減量指導員等との連携強化 ● ●

② 地域環境リーダーの育成 ●

③ 新たな市民参加の取組 ● ●

④ 環境パートナーシップかわさきの推進 ●

⑤ 環境功労者表彰の取組 ●

Ⅱ ごみの減量

化・資源化に向

けた取組

(1) 家庭系ごみの 減量化・資源 化

① 分別排出の徹底 ● ●

② 製品の適正包装の推進 ●

③ 拠点回収・店頭回収の拡充 ●

④ 資源集団回収の充実 ●

(2) 事業系ごみの 減量化・資源 化

① 廃棄物の再使用及び再生利用等に取り組む店舗等に係る

認定制度の普及

② 事業系ごみの減量化等に向けた広報の充実と指導の徹底 ●

③ 事業系一般廃棄物処理手数料見直しの検討 ● ●

④ 処理センターによる事業系古紙の資源化の促進 ● ●

⑤ 事業系資源物のリサイクルルートの拡充 ●

⑥ 低CO

2川崎ブランドの推進 ●

(3) 市の率先した ごみの減量 化・資源化

① 支庁舎等におけるごみ減量化運動の推進 ●

② エコオフィスの推進 ●

③ グリーン購入の促進 ●

(4) 生ごみの減量 化・資源化

① エコ・クッキング講習会の開催 ●

② 食品廃棄物のリデュース・リサイクルの推進 ● ●

③ 3きり運動の推進 ● ●

④ 生ごみリサイクルに係る助成制度の充実 ●

(21)

基本施策(基本計画) 具体的施策(第1期行動計画)

点 エ

Ⅲ 廃棄物処理

体制の確立に向

けた取組

(1) 安全・安心な 処理体制の確 立

① 廃棄物処理技術の研究と技能の継承

② ごみ焼却灰(埋立灰)及び埋立処分場の適切な管理

③ 有害廃棄物・処理困難物への取組

④ 廃棄物処理施設等の補修・整備

⑤ 災害時における安全・安心な廃棄物処理体制の確保 ●

(2) 3処理センタ ー体制の安定 的な運営

① 安定的な処理体制の運営 ●

② 橘処理センターの建替 ●

③ 堤根処理センターの建替 ●

(3) 効果的・効率 的な処理体制 の構築

① 計画のフォローアップ

② 効果的な経済的手法の研究

③ 民間活力の導入

Ⅳ 健康的で快

適な生活環境づ

くりの取組

(1) まちの美化促 進

① 集積所周辺等の環境美化 ● ●

② 各種普及啓発キャンペーンの実施 ● ● (2) 市民ニーズに

対応した取組 の推進

① ごみ相談窓口の充実 ●

② ふれあい収集の推進 ●

③ 狭あい地域等への対応

(3) 不適正排出対 策等の取組

① 不法投棄対策の実施

② 不適正排出指導の徹底

③ 資源物の持ち去り対策の検討

④ 搬入禁止物の混入防止

Ⅴ 低炭素社

会・自然共生社

会をめざした取

(1) エネルギー資 源の効果的な 活用

① ごみ発電事業の推進 ●

② 廃棄物発電の新たな活用法の検討 ●

③ バイオマス資源の利用促進に向けた調査・研究

(2) 低炭素・自然 共生をめざし た資源の有効 利用

① 様々な地域活動団体等と連携した取組の推進 ●

再掲〔Ⅱ(4)④∼⑧、Ⅱ(2)②、Ⅱ(2)③〕

(3) 環境に配慮し た処理体制の 構築

① 環境にやさしい輸送システムの構築

② 環 境 マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ムを 活 用 し た 処 理 セ ン タ ー の 運

③ 埋立処分場延命化の研究

(4) 蓄積された環 境技術等を活 かした取組

① 環境に配慮した製品の開発促進に向けた環境づくり

② 環境産業との連携

③ 国際貢献の推進

(22)

個別施策の取組結果

個別施策の平成28年度の取組結果について、次のとおり整理しました。重点施策につ

いては、目安となる数値など個別に参考指標を設けています。第1期行動計画の目標達成

に向け、各施策の取組のさらなる推進を図ってまいります。

基本施策Ⅰ(1)環境教育・環境学習の推進

Ⅰ(1)①

幼児への普及促進【重点】

(エコ)

・幼児環境教育プログラム「つながりたのしむあそび集」及び「つながりたのしむあそ

び集活用事例集」を市内幼稚園の新任教諭に配布しました。

参考指標 H27 H28

教材の配布数 180 冊 200 冊

Ⅰ(1)②

低年齢層への普及促進【重点】

(エコ)

・「出前ごみスクール」を123回開催しました。

・「くらしとごみ」、「わたしたちのくらしと環境 明るい未来に向かって」、「あしたを

つかめ!YES,we can!」について、最新情報を反映した形に改訂した上で、小中学校

に配布しました。

参考指標 H27 H28

出前ごみスクールの開催回数 122 回 123 回

Ⅰ(1)③

若年層や外国人への普及促進【重点】

(エコ)

・イベント等で分別排出方法の普及啓発活動を実施しました。

・ごみ分別アプリのデータベースについて、定期的に見直しを行いました。

・啓発用リーフレット等の更新作業を実施しました。

参考指標 H27 H28

(23)

Ⅰ(1)④

市民・事業者への普及促進【重点】

(エコ)

・「ふれあい出張講座」を全市で 87 回開催しました。 ・事業者等と連携した環境教室を2回開催しました。 ・事業者向けの出張講座を4回開催しました。

参考指標 H27 H28

ふれあい出張講座の開催回数 99 回 87 回

事業者向け出張講座の開催回数 − 4 回

Ⅰ(1)⑤

普及啓発拠点を活用した啓発活動の充実(エコ)

・資源循環・低炭素・自然共生の総合的な学習 施設である「王禅寺エコ暮らし環境館」が平 成28年4月にOPENし、小中学校の社会 科見学の受け入れ等を行い、年間で約11, 793人が来場しました。また、工作教室や ク リ スマス 環境教室 などの イベン ト を1 9 日間(全3回)開催し、1,434人が参加 しました。

・かわさきエコ暮らし未来館では、小中学校の

社会科見学の受け入れ等を実施し、年間で12,268人が来場しました。また、夏

休み期間の環境教室(3日間(全6回))や、月2回のミニ環境教室などのイベント

を開催し、278人が参加しました。さらに、市内環境イベントへの出前講座を7回 実施し、902人が参加しました。

・CCかわさき交流コーナーにおいて、地球温暖化対策や3Rなど、毎月のテーマを定

めたパネル展示や講座を開催しました。

Ⅰ(1)⑥

イベント等での啓発活動の充実(エコ)

・平成 29 年1月 26 日に「3R 推進講演会」を開催しました。 ・「3R推進デー」を全市で 94 回開催しました。

・市民まつり等で3R推進の普及広報を実施しました。

王禅寺エコ暮らし環境館イベント風景

(24)

基本施策Ⅰ(2)情報共有の推進

Ⅰ(2)①

多様な媒体を活用した情報共有(エコ)

・ホームページやアプリのデータを適宜更新しました。

・「かわさきチャレンジ・3Rダイジェスト」を1回、「かわさき3Rニュース」を3回 発行しました。

Ⅰ(2)②

資源物とごみの分け方・出し方の効果的な情報提供(エコ)

・アプリの年間ダウンロード数は 27,856 件です。

・平成 29 年3月版「資源物とごみの分け方・出し方」を 12 万部、平成 29 年3月版 6ヶ国語リーフレットを 8,500 部作製しました。

・イラストで分かる資源物とごみの分別ルールを 22,000 部作製しました。"

Ⅰ(2)③

家庭のごみダイエット・チェックシートの普及と新たな指標づくりの

検討【重点】

(エコ)

・市民祭や区民祭等のイベント等において、「家庭のごみダイエット・チェックシート」 の広報啓発を行いました。

・「ごみゼロカフェ」を計3回開催し、計 80 名の参加があり、ごみゼロカフェでの意見 を基に新たな指標を追加しました。また、「食品ロス対策」や「リユース食器の普及」 など事業者に向けた方策が提案されました。

参考指標 H27 H28

家庭のごみダイエット・チ

ェックシートの活用枚数

12,000 枚 11,695 枚

Ⅰ(2)④

公共施設等における普及啓発の充実【重点】

(エコ)

・王禅寺エコ暮らし環境館で環境教室を3回、かわさきエコ暮らし未来館でも環境教室

を3日間(全6回)開催しました。

・廃棄物減量指導員委嘱式において、一般廃棄物処理基本計画の周知や3Rに関する普

及啓発を行いました。

参考指標 H27 H28

公 共 施 設 を 活 用 し た 普

及イベント等の回数

− 6 回

(25)

基本施策Ⅰ(3)市民参加の促進

Ⅰ(3)①

廃棄物減量指導員等との連携強化【重点】

(エコ)

・各区廃棄物減量指導員委嘱式を実施しました。 ・市廃棄物減量指導員連絡協議会を3回開催しました。

・市廃棄物減量指導員連絡協議会における施設見学会を1回開催しました。また、廃棄 物減量指導員だよりを1回発行し、各区の減量指導員の活動を掲載しました。

参考指標 H27 H28

市(区)減量指導員連絡協議会の

開催回数

35 回 33 回

地域環境リーダーの修了者数 9 人 8 人

Ⅰ(3)②

地域環境リーダーの育成(エコ)

・地域環境リーダー育成講座を入門編5回、実践編5回の計10回開催し、新たに8人

の地域環境リーダーを育成しました。

Ⅰ(3)③

新たな市民参加の取組【重点】

(エコ)

・「ごみゼロカフェ」を市の南部・中部・北部それぞれで各1回、計3回開催し、計 80 人の参加がありました。

・「“エコ暮らし”からごみ減量を考える」というテーマで、ワールドカフェ方式で意見 交換を行い、ごみの排出抑制や分別の徹底の現状や課題について意見を出しました。 ・開催結果は「ごみゼロカフェ News」としてまとめ、区役所等で配布しています。

参考指標 H27 H28

ごみゼロカフェの開催 − 3 回

Ⅰ(3)④

環境パートナーシップかわさきの推進(エコ)

・第8期「環境パートナーシップかわさき」による市民等と協働した活動を行いました。

Ⅰ(3)⑤

環境功労者表彰の取組(エコ)

・環境功労者の決定及び表彰式を開催しました。(37組)

・ホームページや環境情報を活用し、環境に係る活動の更なる促進に向けた広報を実施

しました。

(26)

基本施策Ⅱ(1)家庭系ごみの減量化・資源化

Ⅱ(1)①

分別排出の徹底【重点】

(エコ)

・廃棄物減量指導員や生活環境事業所職員による排出指導を行いました。

・集積所に係る指導状況や改善手法等について情報共有を図り、排出状況等の改善の取 組を進めました。

参考指標 H27 H28

ミックスペーパー分別率 36.5% 37.8%

プラスチック製容器包装分別率 37.5% 34.2%

Ⅱ(1)②

製品の適正包装の推進(エコ)

・御中元・御歳暮の時期を中心に、事業者に対して製品の適正包装及びレジ袋削減の推

進を行うよう、協力を要請しました。また、家庭から排出される包装紙及びレジ袋削 減に向けて、事業者との取組を検討しました。

・製品の適正包装及びレジ袋削減の推進に取組んでいる事業者をエコショップに認定

するとともに、事業者の取組をホームページで情報発信し、消費者への普及啓発を図

りました。上記の取組に加えて、製品の適正包装及びレジ袋削減に関するアンケート

調査を行い、各事業者の意識や課題を確認しました。

Ⅱ(1)③

拠点回収・店頭回収の拡充(エコ)

・ 王禅寺エコ暮らし環境館及び国際交流センターの拠点を増設し ました。(平成 28 年度末 全 24 拠点)

・2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会のメダルを

小型家電由来の貴金属で作成する「都市鉱山からつくる!みんな

のメダルプロジェクト」へ参加することとしました。

Ⅱ(1)④

資源集団回収の充実(エコ)

・資源集団回収事業の実施の呼びかけを行ったことで、新規団体の登録数(平成 28 年 度末 登録団体数:全 1,409 団体。新規 34 団体)が増え、市民の排出機会の増加につ ながりました。

・一般市民や登録団体の資源集団回収事業への参加を促すため、既存のホームページの

基本施策Ⅱ

ごみの減量化・資源化に向けた取組

(27)

基本施策Ⅱ(2)事業系ごみの減量化・資源化

Ⅱ (2) ①

廃 棄 物 の 再使 用 及 び 再 生 利 用 等に 取 り 組 む 店 舗 等 に係 る 認 定 制 度の

普及(エコ)

・「リユース・リサイクルショップ」と「エコショップ」についてホームページへ掲載

し、利用者へ各制度の周知を行いました。

・事業系古紙の買取・無償回収や、食品ロス対策をエコショップ制度の認定要件に加え、 対象店舗の増加を図りました(認定店舗数合計 H27:432 店舗 H28:446 店舗)。

Ⅱ(2)②

事業系ごみの減量化等に向けた広報の充実と指導の徹底(エコ)

・多量・準多量排出事業者のなかで、期日までに減量等計画書の提出がない事業者を中

心に積極的な立入検査を実施することにより、事業系ごみの減量化・資源化の推進を

行いました。

・市内事業者にごみの減量化・資源化の推進に向けたチラシを配布したほか、事業系の

古紙の回収業者一覧表及び持込み拠点マップを新たに作成し、市のホームページに 掲載することにより事業系ごみの減量化・資源化及び適正処理を推進しました。

Ⅱ(2)③

事業系一般廃棄物処理手数料見直しの検討【重点】

(エコ)

・事業系ごみの減量化、受益と負担の適正化に向けて事業系一般廃棄物処理手数料を改

定するために「川崎市廃棄物の処理及び再生利用等に関する条例」を改正しました。

事業系一般廃棄物処理手数料を平成 29 年4月から 15 円/㎏としました。

・手数料改正にあわせて、排出事業者や収集運搬事業者への説明会を実施し、またリー

フレット等(約3万事業者)の配布などで周知を実施しました。また焼却処理施設に おける計量システムの再構築を行い、平成 29 年3月から搬入前後の計量を実施しま した。

参考指標 H27 H28

事業系焼却ごみ量 119,547t 116,333t

(28)

Ⅱ(2)④

処理センターによる事業系古紙の資源化の促進【重点】

(エコ)

・処理センターにおいて、内容物審査機等を活用して一般廃棄物の内容審査を行い、事

業系古紙の分別指導を行いました。

・多量排出事業者をはじめとした事業者へのヒアリング及び立入調査により、分別を指

導するとともに古紙回収業者等の情報提供を行いました。

参考指標 H27 H28

焼却ごみに含まれる事業系古紙の量 30,204t 25,797t

※ 資源化できない紙類を除いた値

Ⅱ(2)⑤

事業系資源物のリサイクルルートの拡充(エコ)

・古紙類、剪定枝、厨芥類等の処理状況を把握すするとともに、多量排出事業者へのヒ アリング(228件)及び説明会を実施し、資源化に向けた普及啓発を行いました。

・事業系古紙の回収業者の一覧表及び持ち込み拠点マップをホームページに掲載し、リ

サイクルルートの拡充に向けた支援を行いました。

Ⅱ(2)⑥

低CO2川崎ブランドの推進(エコ)

・製品等のライフサイクル全体で温室効果ガスの削減に貢献する製品・技術等を低CO

2川崎ブランドとして認定し、ホームページやパンフレット、各種展示会のほかCC

川崎エコ会議等で情報発信を行いました。

・認定製品・技術等の普及を促進するため、認定事業者を対象としたビジネス交流会を

開催しました。

(29)

基本施策Ⅱ(3)市の率先したごみの減量化・資源化

Ⅱ(3)①

市庁舎等におけるごみ減量化運動の推進(エコ)

・本庁組織(115フロア分)におけるごみの排出状況を把握し、ごみの減量化を推進 に向け、「庁内オフィスごみ3R 推進隊」を編成し、ごみ分別の徹底及び 3R と適正処 理の周知徹底を図りました。

Ⅱ(3)②

エコオフィスの推進(エコ)

・平成 28 年度グリーン購入推進方針に基づきグリーン購入を推進しました。 ・平成 28 年度環境配慮契約推進方針に基づき環境配慮契約を推進しました。 ・イベントにおいてグリーン電力証書を活用しました。

・グリーン購入推進方針及び環境配慮契約方針に基づき、次世代自動車の導入を推進し

ました。

・エコオフィス管理システムの運用により環境配慮の取組の進捗を確認しました。 ・電力需給対策推進基本方針を踏まえ、省エネの取組を推進しました。

Ⅱ(3)③ グリーン購入の促進

(エコ)

・平成 28 年度グリーン購入推進方針に基づきグリーン購入を推進しました。 ・平成 27 年度の取組結果を集計し、市ホームページで公表しました。 ・国等の動向を踏まえ、平成 29 年度方針を策定しました。

(30)

基本施策Ⅱ(4)生ごみの減量化・資源化

Ⅱ(4)①

エコ・クッキング講習会の開催(エコ)

・平成28年度は調理実習メニューに「フライパン de パエリア」を加えて2種類とし、 6校のPTA112名が受講しました。事後アンケートでは、98%の参加者が、家

庭でエコ・クッキングを「是非続けたい」「できることは続けたい」と回答し、環境

に配慮した食生活の大切さを学ぶことができました。

Ⅱ(4)②

食品廃棄物のリデュース・リサイクルの推進【重点】

(エコ)

・市内の外食産業に「食べきりポスター」を配布し、

店内にポスターの掲示を依頼を行い、利用者に食べ

残しを減らすよう普及啓発を図りました。 ・市内の外食産業に対しエコショップ(食べきり協力

店)への登録を促し、認定すると共に認定店をホー ムページで紹介し市民への普及啓発を図りました。 ・各 分野の食品 廃棄物を多 く排出す る事業者に ヒア

リングを行い、リサイクル推進に向けた指導を行い

ました。

参考指標 H27 H28

取組登録店舗数 − 11 店舗

Ⅱ(4)③

3きり運動の推進【重点】

(エコ)

・食品ロス削減や生ごみ処理の方法を、視覚的に分かりやすく 示し たリーフレットである 「3きり で食品も 家計もロス0 に」を10,000部作成して区役所等での配布を開始し、市民 に対する「使いきり」「食べきり」の普及啓発を図りました。 ・7月から8月にかけて「生ごみダイエットキャンペーン」を

実施し、市内における商業施設等で水切りネットを 11,500 個配布することで、「水きり」の普及啓発を図りました。

参考指標 H27 H28

普通ごみに含まれる生ごみの量 84,955t 54,919t

※ 焼却ごみ中の生ごみの組成率の推移(過去5年間)は次のとおりとなっており、平成28年度

実績が大きく減少していることは、組成率の影響が大きいと考えられます。

食品ロスポスター

(31)

Ⅱ(4)④

生ごみリサイクルに係る助成制度の充実(エコ)

・生ごみ処理機等の購入助成は、年間 153 件、163 基について実施し、家庭系生ごみの 減量・リサイクルを推進しました。

・生ごみリサイクル活動助成金については5団体から申請を受け付け、市民団体による 地域での資源循環を推進しました。

・助成制度の課題について検証を行い、ホームページをよりわかりやすい内容に改善し

たりするなど、市民にとってより活用しやすい制度となるようにしました。

Ⅱ(4)⑤

生ごみリサイクルに係る取組の推進【重点】

(エコ)

・生ごみリサイクル講習会を年間 3 回、生ごみリサイクル相談会は 10 回開催し、家庭 における生ごみリサイクルを推進しました。

・交流会については 78 人とほぼ定員いっぱいの参加者が集まり、講演や事例紹介を通 じて生ごみリサイクルに関する取組や知見を深めるとともに、参加者同士の意見交 換を通じて理解を深めることができました。

・生ごみリサイクルリーダーを年間 71 回派遣し、生ごみの減量化・リサイクルに関す る普及啓発を行いました。

・明治大学黒川農場収穫祭において展示栽培及び講演会を実施し、生ごみの減量化・リ

サイクルに関する普及啓発を行いました。

参考指標 H27 H28

生ご みリサイク ルリーダー の派

遣等活動回数

47 回 71 回

(32)

Ⅱ(4)⑥

公共施設における生ごみリサイクルの推進(エコ)

・キエーロの市民モニターを募集し、58 名の応募者から 12 名のモニターを選びまし た。

・アンケートによりキエーロの効果や使い勝手を調査しています(平成 29 年度に調査 結果の分析を行います)。

・王禅寺エコ暮らし環境館にキエーロを設置し、生ごみの減量化・資源化の手法を広報

しました。

Ⅱ(4)⑦

小学校給食における生ごみリサイクルの推進(エコ)

・調理段階における食品残さの削減や献立の工夫等による児童生徒の食べ残しの減量 化に取り組むとともに、小学校 27 校の他、自校・小中合築校方式で完全給食を実施 した中学校4校においても資源化(飼料化)を実施しました。

Ⅱ(4)⑧

中学校給食における生ごみリサイクルの推進(エコ)

・平成 29 年度から供用開始予定の3ヶ所の学校給食センターについて、給食の調理残 さや食べ残しの資源化(飼料化)に取り組んでいくこととしました。

(参考)平成28年度小中学校の給食残さ資源化実績

・小学校給食残さ 125,397kg

・中学校給食残さ 7,260kg

計 132,657kg

(33)

基本施策Ⅲ(1)安全・安心な処理体制の確立

Ⅲ(1)①

廃棄物処理技術の研究と技能の継承

・廃棄物処理に関する業務研修会専門部会を開催し、

研究・調査を行うことにより、職員の知識・技術の

向上を図りました。

・業務 研修会において優秀な研究成果のテーマを選

出し、環境局政策提言 発表会で発表することで 職

員の知識・技術の向上を図りました。

・研修の一環として業務手引を作成するなど、研修成

果を積極的に活用する ことにより、業務の効率 化

を図りました。

Ⅲ(1)②

ごみ焼却灰(埋立灰)及び埋立処分場の適切な管理

・浮島埋立処分場に埋立を行っているごみ焼却灰の放射線濃度及び浮島埋立処分場の

空間放射線濃度等の測定を定期的に行いました。

・ごみ焼却灰を一時保管しているコンテナについては、潮風等による劣化が著しいた

め、点検や塗装などの腐食対策を行い、適正に維持管理を行いました。

・一時保管を行っているごみ焼却灰の処分方法については、平成29年度からの試験的

埋立の実施に向け、実証試験を行い、安全性等を確認しました。

Ⅲ(1)③

有害廃棄物・処理困難物への取組

・蛍光管の収集については、収集車両の既存の収納箱や蛍光管の収納箱を新たに設置

し、安全面に十分配慮して平成 28年 12月から、割らない収集の本格実施を開始し

ました。

・水銀血圧計及び水銀体温計等については、小物金属として回収し、処理業者による適

正な処理の委託を行いました。

Ⅲ(1)④

廃棄物処理施設等の補修・整備

・廃棄物処理関連施設等の維持補修工事の計画的な執行を行いました。

・王禅寺余熱利用市民施設大規模改修工事の執行を行いました。

・宮前平駅前公衆トイレの解体工事を完了しました。

基本施策Ⅲ

廃棄物処理体制の確立に向けた取組

(34)

Ⅲ(1)⑤

災害時における安全・安心な廃棄物処理体制の確保【重点】

・広域的な協力体制の拡充に向け、県との協議や地域ブロック協議会に出席し、意見交

換を実施しました。

・局内に川崎市災害廃棄物等処理計画等改定等検討委員会を設置し、川崎市災害廃棄物

等処理計画等の見直しに向けた検討を実施しました。

・川崎市一般廃棄物処理業連絡協議会と災害時を想定した訓練や意見交換については、

現在、川崎市災害廃棄物等処理計画等の改定中であることから、計画改定後の実施に

向け、課題検討等を行いました。

参考指標 H27 H28

取組の進捗状況 − 50%

基本施策Ⅲ(2)3処理センター体制の安定的な運営

Ⅲ(2)①

安定的な処理体制の運営【重点】

・収集運搬業務を安定的に行いました。

・ごみ処理施設の維持管理及び運転操作を適正に行い、安定的に稼働しました。

・より効率的・効果的な処理体制の構築に向け、王禅寺処理センターの夜間運転操作業

務のモニタリング結果及び他都市の動向等を検証し、処理センターの運営体制や技

術継承の手法等を検討しました。

参考指標 H27 H28

ごみ焼却量 371,270t 366,016t

Ⅲ(2)②

橘処理センターの建替【重点】

・本事業に関する環境影響評価手続きを完了し、解体撤去工事に着手しました。

参考指標 H27 H28

建設計画の進捗状況 38% 46%

(35)

Ⅲ(2)③

堤根処理センターの建替【重点】

・基本構想を策定しました。

・計画地の用地確定測量に係る用地測量業務委託に着手し、隣接地権者と土地境界確認

のための立会を行いました。

参考指標 H27 H28

建設計画の進捗状況 − 6%

※ 事業開始年度を平成 28 年度とします。

基本施策Ⅲ(3)効果的・効率的な処理体制の構築

Ⅲ(3)①

計画のフォローアップ

・平成27年度の取組状況及び前基本計画の達成

状況等の取りまとめ及び評価を行い、審議会廃

棄物部会に報告するとともに、ホームページ等

に掲載しました。

また、新たな基本計画の「取組状況確認シー

ト」を作成し、各施策の取組内容をまとめたほ

か、取組状況について、中間取りまとめを実施

しました。

Ⅲ(3)②

効果的な経済的手法の研究

・経済的手法によるごみ減量化や資源化の促進などについて他都市動向などを含め、調

査研究を行いました。

Ⅲ(3)③

民間活力の導入

・効果的・効率的な市民サービスを提供するため、平成29年度からの空き缶・ペット

ボトル収集運搬業務の委託化(多摩区・麻生区)に向け、8月に入札を実施するなど

必要な契約手続を計画的に実施しました。また円滑な引継ぎため、2月から3月にか

けて業務研修を実施しました。

・既に委託している各種業務については専任職員によるモニタリングを強化し、適切な

管理指導を行いました。

重 点 □ 大 分 類

中 分 類 小 分 類

実 績 単 位

実 績 実 績 重 点 施 策

2 参 考 指 標 今 年 度 の 事 業

の 取 組 内 容 (具体 的に今 年度ど のよう な

活動 をする のか)

上記「今年度の事業の 取組内容」に対する

達成度

1 参 考 指 標 取 組 内 容 の 実 績 等 ( 「今 年度の 事業の 取組内 容」 に対 応した 実績)

H 27年 度H 28年 度H 2 9年 度

事 業 の 目 的 (対象 をど のよう な状態 にした いか)

計   画 ( P l a n ) 施 策 概 要 施 策 分 類

所 管 課 ( 関 係 課 )

事 業 の 対 象 (事業 の対象 となる 人、物 )

平成28年度 「ごみ減量 未来へつなげる エコ暮らしプラン」取組状況確認シート

実 施 結 果 ( D o ) ・ 評   価 ( C h e c k )

1.目標を大きく上回って達成   4.目標を下回っ た 2.目標を上回って達成      5.目標を大きく 下回った 3.ほぼ目標どおり

事 業 の 概 要

事 業 内 容

H 28 年 度 H 2 9年 度 担 当 者

事 業 を 取 り 巻 く 社 会 環 境 の 変 化 や 課 題 ( 国・ 県・他 団体の 動向や 法改正 、

規制緩 和、課 題など )

改   善 ( A c t i o n )

今 後 の 事 業 の 方 向 性

Ⅰ.現状のまま継続 Ⅱ.改善しながら継続 Ⅲ.取組規模拡大 Ⅳ.取組規模縮小 Ⅴ.取組廃止 Ⅵ.取組終了

方 向 性 区 分 実 施 結 果 ( Do ) や 評 価 ( C h ec k )を 踏 ま え た 今 後 の 方 向 性

(36)

基本施策Ⅳ(1)まちの美化促進

Ⅳ(1)①

集積所周辺等の環境美化【重点】

(エコ)

・廃棄物減量指導員等による排出方法の指導を行いました。

・「3R推進デー」等において、啓発活動を実施しました。

参考指標 H27 H28

集積所の改善指導回数 485 回 384 回

Ⅳ(1)②

各種普及啓発キャンペーンの実施【重点】

(エコ)

・5月30日に「ごみゼロキャンペーン」を実施し、9月25日に市内統一美化活動と

連動した大規模キャンペーンを実施しました。

・各区において毎月1回、関係部署と連携してポイ捨て禁止等キャンペーンを実施しま

した。

参考指標 H27 H28

キャンペーンの実施回数 85 回 88 回

基本施策Ⅳ

健康的で快適な生活環境づくりの取組

(37)

基本施策Ⅳ(2)市民ニーズに対応した取組の推進

Ⅳ(2)①

ごみ相談窓口の充実【重点】

・区役所・支所でのごみ相談窓口事業を継続的に実施しました。

参考指標 H27 H28

ごみ相談窓口の実施回数 118 回 118 回

Ⅳ(2)②

ふれあい収集の推進【重点】

・自分でごみを持ち出すことができない一人暮らしをしている高齢者(65歳以上)の

方や障がいのある方などを対象に、ごみを玄関先等から収集しました。

参考指標 H27 H28

ふれあい収集の実施件数(普通ごみ) 777 世帯 779 世帯

ふれあい収集の実施件数(資源物) 688 世帯 695 世帯

ふれあい収集の実施件数(粗大ごみ) 110 世帯 135 世帯

※ 普通ごみ、資源物の実施世帯は、年度中のふれあい収集の登録世帯です。

※ 粗大ごみの実施世帯は、年度中にふれあい収集を実施した件数の月平均です。

Ⅳ(2)③

狭あい地域等への対応

・狭あい地域や交差点内などの集積所について、安全で効率的な収集業務を実施するこ

とができました。

(38)

基本施策Ⅳ(3)不適正排出対策等の取組

Ⅳ(3)①

不法投棄対策の実施

・不法投棄情報について、適宜土地の管理者等に情報提供を行い、対応を図りました。

また、不法投棄常習箇所の監視パトロールを実施するとともに、不法投棄防止用看板

の設置や監視カメラ等を設置運用し、不法投棄の未然防止を図りました。

Ⅳ(3)②

不適正排出指導の徹底

・不適正排出事業者の状況を把握し、適正排出に向けた指導を実施しました。

・普通ごみについて、資源物等の対象外品目が混入している場合は収集保留シールを貼

付し、収集を保留することにより、適正排出を促しました。

Ⅳ(3)③

資源物の持ち去り対策の検討

・資源物等の持ち去りに関する実態調査の結果等を踏まえパトロールを実施し、粗大ご

みの持ち去り行為者に対し必要な指導を行いました。

Ⅳ(3)④

搬入禁止物の混入防止

・処理センターにおいて、内容物審査機を活用した内容審査を行い、産業廃棄物にあた

る金属やプラスチック等の搬入禁止物について、分別指導を行いました。

・内容審査強化の取組として、7月に全処理センターにおいて、通常よりも監視を強化

して審査を実施するとともに、業者指導を行う職員の育成を図りました。

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