[ 条例の趣旨( 背景) ]
これらの施設は、不特定多数により使用され、かつ、各階に比較的大きなフロアーを有するため、安全 上、避難上の観点から建物の規模に応じて、当該敷地接する道路の幅やその長さを義務付けている。 [ 基本方針]
第28条ただし書き認定は、災害時における避難及び消防活動が確保されないことによる総合的な市街 地環境への影響について、交通上、安全上、防火上及び衛生上の観点から支障がないと認められる基準 を定める。
[ 適用範囲]
1) 敷地と接道長さの関係は、第28条第1項の適用が基本であり、当該認定基準は、あくまでも例外的に 適用するものとする。
2) 第28条第1項の各号に該当する幅員を有する道路に当該敷地は接しているが、各号に定める長さ以上 接していない場合のみ適用するものとする。
[ 認定基準] 前項の規定は、
①
百貨店等の用途に供する建築物の敷地の周囲に広い空地を有する建築物
②
その他これと同様の状況にある建築物
で、特定行政庁が交通上、安全上、防火上及び衛生上支障がないと認めたものには、適用しない。 □ 広い空地の基準( 上記①を適用する場合)
1) 公園、緑地、広場等で公共機関が管理する空地( 以下、公共空地という。) であること。 2) 公共空地の管理者の承諾が得られること。
3) 当該敷地は、公共空地に最低3. 0m以上接していなければならない。
4) 当該敷地が直接公共空地に接する部分を道路に接しているものとみなし、第1項の各号の表に掲げ る区分に応じた道路( 以下、区分道路という。) との長さの合計が同項の各号に定める長さ以上な ければならない。
5) 公共空地は、百貨店等を使用するものを収容できる大きさとする。
ただし、公共空地の奥行きが区分道路の幅員( 第2号については1つの道路) 以上あり、建築基準法 ( 以下、法という。) 第42条第1項( 第4項を除く) 道路に接し、当該道路まで円滑に利用できる通路が ある場合はこの限りでない。
6) 建築物の外部への主要な客用の出入口は区分道路へ至る敷地内通路( 3. 0m以上) を確保すること。 7) 公共空地には敷地内通路幅以上の出入口を設けること。
8) 第2号については、当該建築物の外部への客用の出入口が区分道路及び公共空地に面していること。 □ その他これと同様の状況の基準( 上記②を適用する場合)
1) 当該敷地内には区分道路に接続する各号の幅員を有する通路( 以下、築造通路という。) を築造する こと。なお、幅員9. 0m以上の築造通路は、原則として歩車道に分離すること。
2) 区分道路は、第1項の各号に定める長さの過半以上であること。
3) 築造通路の構造は、原則として建築基準法施行令第144条の4に規定する構造であること。 4) 当該敷地は区分道路と築造通路の長さの合計が第1項の各号に定める長さ以上接していること。 5) 第27条に規定する空地、駐車施設( 車路を除く) 及び花壇等を除く空地部分は、百貨店等を使用
するものを収容できる大きさとする。
ただし、築造通路の両端が他の道路( 法42条第1項( 第4号を除く) ) に接続する場合はこの限りでない。 6) 建築物の外部への主要な客用の出入口は区分道路へ至る敷地内通路( 3. 0m以上) を確保すること。 7) 第2号については、当該建築物の外部への客用の出入口が区分道路及び築造通路に面していること。