東日本大震災から3年が経過しました。昨年5 月に国の災害査定や復興交付金などの復旧・復興 事業費の総額が定まり、本格的な復旧・復興工事 に着手したのは昨年8月のことでした。本年3月 末には、シンボルロードや新浦安駅前広場、舞浜 駅前広場の復旧工事・液状化対策工事が終了し、 美しい景観を取り戻すことができました。 平成26年度は、25年度からの繰り越し見込み 分105億円と併せて、213億円の復旧・復興事業 を行うこととなります。まさに、26年度を正念 場の年ととらえ、復旧・復興事業の全体事業費 590億円に対し、85%の進捗率を目指します。
今後は、主要な幹線道路や下水道などの復旧工 事を引き続き行うとともに、いよいよ戸建て住宅 地区の道路復旧工事を入っていきます。
また、道路と宅地の一体的な液状化対策事業、 いわゆる復興交付金制度の市街地液状化対策事業 については、国の説明を聞いたときには、非常に 懐疑的な印象を持ちました。しかし、昨年4月に 文化会館で行った説明会を皮切りに、自治会主催 の説明会、さらには16地区にものぼる勉強会を 行い、延べ6500人の方に説明や意見交換を行っ てまいりました。その中で5地区については、 90%以上の合意形成が整い、事業の具体化に向
けた「液状化対策事業計画案」の策定に着手しま す。改めて市民力に驚愕したところです。 市内では、工事により渋滞が予想されるほか、 道路の掘り返しにより足元が不安定になることも あり、市民の皆さまにはご不便をおかけいたしま すが、引き続き、ご理解・ご協力をお願いいたし ます。
発行/浦安市
所在/ 〒279-8501 千葉県浦安市 猫実 一丁目1番1号 編集/市長公室広聴広報課 ☎047・351・1111(代表)
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特集号
復旧・復興③
2014 年
(平成 26 年)
5
月
1
日発行
新しい浦安創生の一年に
境 川
新浦安駅
JR京葉線
舞浜駅
市役所
国道357号
明海幼稚園
高洲中央公園 今川広場公園
今川記念公園 中央公園
見明川小学校
見明川中学校
日の出中学校 交通公園
幹線5号
幹線6号
幹線10号(1)
幹線10号(2)
幹線11号
幹線11号外 「ショッパーズプラ
ザ新浦安ダイエー 新浦安店」と「モナ 新浦安A館」の間 の自由通路
市街地液状化対策事業「液状化 対策事業計画案」の策定に向けた 合意形成作業が完了した5地区
東野地区雨水貯
留施設設置工事 富岡地区雨水貯留施設設置工事
弁天地区雨水貯 留施設設置工事
街区内道路工事
明海五丁目 明海四丁目 明海一丁目
入船三丁目
入船四丁目 美浜四丁目
美浜三丁目 海楽一丁目
東野二丁目
東野三丁目
舞浜三丁目
鉄鋼通り一丁目
鉄鋼通り二丁目
鉄鋼通り三丁目
千鳥
日の出五丁目 日の出四丁目
日の出三丁目 日の出一丁目
明海三丁目
市役所へのお問い合わせは
☎ 351・1111
各担当課へ
2
広報うらやす
2014年(平成26年)5月1日号http://www.city.urayasu.chiba.jp
広報うらやす
2014年(平成26年)5月1日号3
今後の災害復旧工事スケジュール
(26年3月31日現在)地区 4月∼6月 7月∼9月 10月∼12月 1月∼3月 4月∼6月 7月∼9月 10月∼12月 1月∼3月H26年度 H27年度 H28年度以降
海楽
水道 東京電力
雨水 下水道
道路復旧ライン調整
街区内道路
地籍調査
東野
水道 東京電力
雨水 下水道
道路復旧ライン調整
街区内道路
地籍調査
富岡 水道
ガス NTT
雨水 下水道
道路復旧ライン調整
幹線5号
街区内道路 地籍調査
今川
水道
ガス
東京電力
雨水
下水道
道路復旧ライン調整 市街地液状化対策事業
幹線5号
街区内道路
地籍調査
美浜
水道
ガス
雨水
下水道 道路復旧ライン調整
市街地液状化対策事業
街区内道路(戸建地区) 大規模街区 地籍調査
弁天
水道
ガス
雨水 下水道
道路復旧ライン調整 市街地液状化対策事業
幹線5号
街区内道路(戸建地区) 大規模街区 地籍調査
入船
水道 東京電力 雨水 下水道
道路復旧ライン調整
街区内道路(戸建地区) 大規模街区 地籍調査
舞浜
東京電力
雨水 下水道
市街地液状化対策事業
幹線6号
街区内道路 地籍調査
鉄鋼通り
水道
雨水 下水道
幹線5号 幹線6号
街区内道路 地籍調査
高洲
雨水 下水道
道路復旧ライン調整
幹線10号・11号 幹線10号
街区内道路(企業庁) 街区内道路
地籍調査
明海
雨水 下水道
幹線11号
街区内道路 地籍調査
日の出
ガス
雨水 下水道
道路復旧ライン調整
幹線11号
街区内道路 地籍調査
千鳥
下水道
幹線6号
街区内道路 地籍調査
復旧事業プロジェクト
道路整備課、下水道課
道路等復旧事業(継続費分) 18億5648万7000円 <下水道特別会計>公共下水道復旧事業(継続費分) 29億3119万5000円 復興交付金事業
・幹線道路液状化対策事業 (継続費分) 18億5105万2000円 ・市街地液状化対策事業 1000万円
下水道総合地震対策 2000万円
地籍調査 7825万円
現在、市内で行われている工事と平成26年度に着工予定の工事 について、地図上で示しています。ご不便とご迷惑をおかけします が、ご理解・ご協力をお願いします。
下水道復旧箇所については、市ホームページをご覧ください。な お、下水道復旧工事は、26年度中の完了を目指しています。
平成26年度主な復旧・復興事業費
着工
(26年3月31日現在)
復旧事業プロジェクト
公共インフラの復旧・復興進捗状況
工事のスケジュールなど、詳しくは、随時、
市ホームページなどでお知らせしていきます。
地図で工事箇所などがをクリック すると確認できます。
完了
市内で行われている工事と
平成26年度に着工予定の工事
道路災害復旧・復興工事期間
①幹線5号 平成26年10月∼27年9月末
②幹線6号 平成26年7月∼27年3月末
③幹線10号 (1) 平成26年8月末まで (2) 平成26年9月∼27年3月末
④幹線11号外 平成26年6月末まで
⑤幹線11号 平成26年7月∼27年3月末
⑥「ショッパーズプラザ新浦安ダイエー新浦安店」 と「モナ新浦安A館」の間の自由通路
平成26年7月∼9月末
雨水貯留施設設置工事期間
富岡地区 平成26年7月末まで 弁天地区 平成26年12月初旬まで 東野地区 平成26年7月∼27年3月末道
路
本復旧工事および液状化対策工事が 完了した道路工事の割合
本復旧工事および液状化対策工事の出来高額 災害復旧工事および液状化対策工事の全体額 進捗率
28%
ガ
ス
着工したガス工事の割合
工事に着工したガス管延長 41.2キロメートル ガス管入れ替え計画延長 45.2キロメートル
進捗率
91%
水
道
本復旧工事が完了した水道工事の割合
本復旧工事が完了した水道管の延長 12.3キロメートル 被災した水道管の延長 13.4キロメートル ※一部県道を含む。残り1.1キロメートルを施工中
進捗率
92%
東
京
電
力
本復旧工事が完了した電柱の割合
本復旧が完了した電柱の数 633本
被災した電柱の数 642本
進捗率
99%
NT
T
本復旧工事が完了した電信柱の割合
本復旧が完了した電信柱の数 311本 被災した電信柱の数 312本
進捗率
100%
地
籍
調
査
地籍調査に着手した面積の割合
地籍調査に着手している土地面積 4.22平方キロメートル 地震によって移動した境界の調査・確認が必要な面積 9.77平方キロメートル
進捗率
43%
下
水
道
本復旧工事および耐震対策工事に 着工した下水道工事の割合
本復旧工事および耐震対策工事の出来高額 災害復旧工事および耐震対策工事の全体額
進捗率
45%
雨
水
排
水
施
設
本復旧工事および貯留施設設置工事に 着工した雨水排水施設工事の割合
本復旧工事および貯留施設設置工事に着工した額 災害復旧工事および貯留施設設置工事の全体額
市役所へのお問い合わせは
☎ 351・1111
各担当課へ
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広報うらやす
2014年(平成26年)5月1日発行発行/浦安市 〒279-8501
千葉県浦安市猫実一丁目1番1号
☎047・351・1111(代表) 編集/市長公室広聴広報課 http://www.city.urayasu.chiba.jp
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市街地液状化対策事業
戸建て住宅地区の道路復旧工事・境界の確定
これまでの検討経過など
戸建て住宅地区の
復旧作業工程
今後の取り組み
先行5地区での「液状化対策事業計画案」の策定 先行5地区以外の地区への対応
市では、東日本大震災を契機に国が創設した「市街地液状化対策事業(道路と宅地の一体的な液状化対策事業)」の制度の活用 を検討してきました。ここでは、市街地液状化対策事業のこれまでの検討経過や今後の取り組みについてお知らせします。
戸建て住宅地区では、これまで下水道や水道、ガスな どのライフラインの復旧工事を優先して行ってきまし た。今後、道路復旧工事などを行うにあたっては、利便 性を考慮して道路復旧工事を先行、その後に境界確定作
業を行います。
なお、市街地液状化対策事業を実施する区域では、基 本的に同事業完了後に道路復旧工事を実施、その後に境 界確定作業を行います。
液状化対策工法の検討 住民説明会・個別勉強会の実施
道路と宅地を一体的に対策する際に実現可能性のある工法として は、震災以後2年間にわたり、市内における実験やさまざまな検討を 行ってきた結果、浦安市の地盤条件では、「格子状地中壁工法(液状 化しやすい砂の地
盤にセメント系の 固化剤で宅地を碁 盤の目のように地 盤改良し、液状化 を起こしにくくす る工法)」が適切 であると判断しま した。
以下の5地区については、「液状化対策事業計画 案」の策定に向けた合意形成作業が完了したことか ら、国との調整を図りながら他地区に先行し、地盤調 査を実施したうえで、「液状化対策事業計画案」の策 定調査に着手します。
復興交付金の期限や工期の日程などを勘案すると、遅くとも平成26年7月初旬には 「液状化対策事業計画案」の策定調査に入るためには、当該事業計画案策定に向けての合 意形成を6月30日までに終了することが必要となります。
昨年中に個別勉強会が立ち上がった先行5地区を除く残りの11地区についても、その ほとんどで「液状化対策事業計画案」策定調査依頼のための合意形成作業が順調に進めら れており、これが終了しだい、先行5地区と同様に地盤調査を実施したうえで、「液状化 対策事業計画案」の策定調査に着手します。
また、個別勉強会が立ち上がった16地区の取り組み状況をみて、今後、新たに検討を 進めたいとお申し出のあった地区については、6月30日までの合意形成完了を目指し、 地区住民が主体となって勉強会などの合意形成に向けた取り組みが図られるよう、既存資 料の提供や説明の際の重点事項などをお伝えするなどの対応をさせていただきます。
市街地液状化対策事業では、道路の液状化対策は、公的で負担し、宅 地の液状化対策は、原則個人負担になります。住民一人ひとりが、液状 化対策の効果や、個人の負担額などを理解したうえで、各地区の状況を 踏まえて、一体的な対策を検討するのか、個別に対応していくのかを判 断いただくことが重要です。
このため、中町・新町地域の戸建て住宅地の住民や宅地所有者に対し て、説明会を実施し、事業の実施に向け具体的な検討を進めたいと考え る地区を募ったところ、16地区で勉強会が組織され、それぞれの地区 の状況を踏まえた形で個別勉強会を行いました。
市主催の説明会:4回(参加人数926人) 自治会主催の説明会:20回(参加人数2292人) 個別勉強会:160回(参加人数3280人)
道路管理課、道路整備課
市街地開発課
事業区域 宅地数
舞浜三丁目 546戸 美浜三丁目1∼14街区 191戸 弁天二丁目25∼31街区 98戸 今川二丁目13∼15街区 73戸 今川三丁目13街区 18戸
道路復旧仮ラインの設定 地下埋設管の復旧工事下水道、水道、ガスなど
市街地液状化対策事業
(事業要望区域)
被災箇所の道路災害復旧工事
側溝、舗装の復旧
地籍調査の実施 土地の境界を確定する
1
道路復旧ライン決定、現地明示
3
道路復旧工事などについての住民説明
2
4
側溝や塀などの越境の解消
5
⇧道路の工事イメージ ⇧地中壁の造成イメージ
道路復旧仮ラインの設定
震災後の現況測量結果と登記簿の面積を基本とした街区等面積ラインを作成しました。 この街区等面積ラインと法務局の地籍測量図(土地分譲の際の作成図面)を参考に、街区 ごとの復元仮ラインを作成し、施工誤差や測量誤差などを考慮して、この復旧ラインから 道路側に10センチメートル下がった位置に道路復旧仮ラインの設定を図面上で行います。
1
道路復旧仮ラインを基に現地測量を行い、現地に鋲を設置します。ただし、震災により 塀が移動し側溝が設置できない場合などについては、現地の状況を考慮し、鋲の設置位置 を変更し道路復旧仮ラインを修正し、住民の皆さんの同意が得られるよう調整を行い、道 路復旧ラインを決定します。この道路復旧ラインは、道路と宅地の境界を示すものではあ りません。
道路復旧ライン決定、現地明示 3
道路復旧工事などについての住民説明
道路復旧仮ラインや施工方法などについて、説明会を開催します。 2
地籍調査の実施
道路復旧工事の終了後、道路と宅地や宅地相互について、地籍調査により境界確定作業 を行います。基本的には、復元ポイントを明示し、住民の皆さんの同意を得ながら境界の 確定を進めます。詳細な手順は、今後、地籍調査を実施する際に、改めて説明会などでお 知らせします。
4
側溝や塀などの越境の解消
宅地に越境している側溝などについては、計画的な道路改修工事などの実施に合わせ て、越境の解消を行っていきます。同様に、道路側に越境している塀などの工作物につい ても、将来の改修工事の際、所有者の方に越境の解消を行っていただくようお願いします。
5
日時などについては決まりしだい、後日、広報うらやす
や市ホームページでお知らせします。