核データニュース,No.118 (2017)
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あとがき
九州大学総合理工学府の金 政浩と申します。核データニュースには過去にも記事 を投稿させていただきました(最近ではND2016の報告)。この度、本学の渡辺幸信教 授の後任として、核データニュース編集委員となりました。皆さま、よろしくお願い いたします。
まず、編集員として過ごしたこの半年強を振り返ってみたいと思います。私が何よ り最初に感銘を受けたのは核データニュース編集委員会のレスポンスの早さです。記 事の投稿があってから、コメントが着くまで数時間から数日程度です。まさに電光石 火、破竹の勢いと感じました。私も目を通して僭越ながらコメントを付けようと思う こともあるのですが、すでに他の委員からほぼ同様のコメントが付されていることが 多く、これまではほとんど貢献できていません。比較的若手として加わりましたので、
驥尾に付すつもりで編集委員の皆さまのスピード感について行こうと考えています。
さて、今号も国際会合や外国での実験、滞在記が目白押しとなっていました。今年 の5月のことですが、九州大学で渡辺幸信教授をオーガナイザーとしてBulgarian Academy of SciencesのAntonov教授と学内プチワークショップを開催致しました。
その際、Antonov教授がカザフスタンの研究者と一緒に来日されるということで、付 け焼き刃でそれまでほとんど知らなかったカザフスタンの知識を得ようと、素粒子論 研究 vol. 119 (2011)291に掲載された東崎先生の「アルマティ国際ワークショップ「原 子核物理学と天体核物理学」セミパラチンスク核実験場閉鎖20年を迎えて : 一人の 参加者が見た事、聞いた事、考えた事」と題する記事を拝読したことも思い出しまし た。千葉さんの記事もその時に拝読できていれば大きな助けになっていたことでしょ う。
また、アジアで初めて元素の命名権を得て、無事に国際純正・応用化学連合(IU PAC)より「ニホニウム」とし登録されたのは記憶に新しいことですが、今回は Nhを含むその他の元素が中国でどのような漢字が当てられたかという最新情報も得 ることができました。これを機に他の元素についても中国でどのような漢字があてら れているかを調べるよい機会となりました。
その他、紙面の都合上ここで具体的に紹介していない記事のぜひご一読いただき、
皆さまの知識の糧として頂ければ幸甚に存じます。
金 政浩 2017年10月
核データニュース,No.118 (2017)
- 54 - 日本原子力学会核データ部会
核データニュース編集小委員会
喜多尾憲助(元放医研)、山野直樹(RADONet)、石川 眞(原子力機構)、
岩本 修(原子力機構)、大塚直彦(IAEA)、金 政浩(九大)、
小浦寛之(原子力機構)、中村詔司(原子力機構)、横山賢治(原子力機構)、
柴田 恵一(委員長、原子力機構)