• 検索結果がありません。

中間決算短信(連結) IRライブラリー 過去の決算短信 田中化学研究所|機能性化学材料

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "中間決算短信(連結) IRライブラリー 過去の決算短信 田中化学研究所|機能性化学材料"

Copied!
17
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

− 1 −

平成 16 年3月期 中

信(連 結)

平成 15 年 11 月 14 日 会 社 名

株式会社

田中化学研究所

登録銘柄

コ ー ド 番 号 4080 本社所在都道府県 福井県 ( URL ht t p: / / www. t anaka- c hem. c o. j p)

代 表 者 役 職 名 代表取締役社長 氏 名 田 中 保 問 い 合 わ せ 先 責 任 者 役 職 名 常務取締役

氏 名 田 辺 英 達 TEL (0776)85- 1801 決算取締役会開催日 平成 15 年 11 月 14 日

米国会計基準採用の有無 無

当社は当中間連結会計期間より中間連結財務諸表を作成しているため、前期及び前期比較については記載を行っておりま せん。

1. 15 年9月中間期の連結業績(平成 15 年4月1日∼平成 15 年 9 月 30 日)

( 1) 連結経営成績 (百万円未満切捨て)

売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益

百万円 % 百万円 % 百万円 %

15 年 9 月中間期 5, 125 ( −) 115 ( −) 127 ( −) 14 年 9 月中間期 − ( −) − ( −) − ( −)

15 年 3 月期 − − −

中間(当期)純利益

1株当たり中間 (当期)純利益

潜在株式調整後1株当たり 中間(当期)純利益 百万円 % 円 銭 円 銭 15 年 9 月中間期 137 ( −) 11 49 11 44

14 年 9 月中間期 − ( −) − −

15 年 3 月期 − − −

( 注) 1. 持分法投資損益 15 年 9 月中間期 − 百万円 14 年 9 月中間期 − 百万円 15 年 3 月期 − 百万円 2. 期中平均株式数(連結) 15 年 9 月中間期 11, 929, 693 株 14 年 9 月中間期 − 株 15 年 3 月期 − 株 3. 会計処理の方法の変更 無

4. 売上高、営業利益、経常利益、中間(当期)純利益におけるパーセント表示は、対前年中間期増減率

( 2) 連結財政状態

総資産 株主資本 株主資本比率 1株当たり株主資本

百万円 百万円 % 円 銭

15 年 9 月中間期 11, 363 5, 195 45. 7 435 42

14 年 9 月中間期 − − − −

15 年 3 月期 − − − −

( 注) 期末発行済株式数(連結) 15 年 9 月中間期 11, 933, 000 株 14 年 9 月中間期 − 株 15 年 3 月期 − 株

( 3) 連結キャッシュ・フローの状況

営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー

投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー

財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー

現 金 及 び 現 金 同 等 物 期 末 残 高

百万円 百万円 百万円 百万円

15 年 9 月中間期 512 △ 26 △ 10 3, 254

14 年 9 月中間期 − − − −

15 年 3 月期 − − − −

(4)連結範囲及び持分法の適用に関する事項

連結子会社数 1社 持分法適用非連結子会社数 −社 持分法適用関連会社数 −社 (5)連結範囲及び持分法の適用の異動状況

連結(新規) −社 (除外) −社 持分法(新規) −社 (除外) −社

2.16 年3月期の連結業績予想(平成 15 年4月1日∼平成 16 年3月 31 日 )

売上高 経常利益 当期純利益

百万円 百万円 百万円

通 期 10, 200 242 242

(参考)1株当たり予想当期純利益(通期)20 円 28 銭

(2)

(添付資料)

1.企業集団の状況

当企業集団は、当社、子会社1社により構成され、二次電池用及び一次電池用の正極材料並びに 金属表面処理・触媒用薬品の製造販売を 主な事業として行い、副次的に介護ホームをはじめ不動産 の賃貸を行っております。

当企業集団の事業に係る位置づけは次の通りであります。 「化学品事業」

製品の製造販売 ・ ・ ・ 製品の製造販売については主として当社が行っております。

ま た 、 触 媒 用 薬 品 の 一 部 に つ い て 、 子 会 社 ㈱ マ ル ロ を 通 じ て 外 部 顧 客 に 売却しております。

「その他事業」

不動産賃貸 ・ ・ ・ 子会社㈱マルロが不動産の賃貸を行っております。

前期末において関連会社であった平成運輸倉庫㈱については株式を売却し資本関係を解消したた め、関連会社で はなくなりました。

2.経営方針

( 1) 会社の経営の基本方針 (経営目標)

当社はニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の高性能二次電池(何度でも充電可能な電池)及 び高性能一次電池(乾電池)の正極材料を主力とした技術開発を基礎に、高品質、低価格の電池材料 製品を全世界に供給することにより、クリーンエネルギー推進、地球環境問題の解決の一翼を担うこ とを目標としております。

(経営行動の指針)

上記の経営目標を実現するために、次の諸点を経営行動の指針として掲げております。

1 . 研 究 開 発 型 企 業 と し て 、 高性 能 電 池 材 料 分 野 に お け る 「 世 界 レ ベ ル の 技 術 」 を 維 持 発 展 さ せ 、 21 世紀に相応しい企業を目標に可能性を追求してまいります。

2.コストダウンと品質の向上を同時に実現させ、真のマーケットリーダーとなることを目指してまい ります。

3.グローバル・スタンダードを経営の共通語として認識し、株主、顧客、従業員、社会の何れにも満 足していただくことを目標として経営努力をしてまいります。

4.コントロールされたリスクの範囲内での企業経営、常に攻守のバランスを考えた堅実で等身大の経 営に徹するとともに、積極的なディスクロージャーに努めてまいります。

5.無駄な組織を排除し、公平、公正な人事による貢献度に応じた報酬体系にすることにより、革新的 で活力ある企業として維持、発展させてまいります。

( 2) 会社の利益配分に関する基本方針

当社は、株主各位に対する利益還元を経営の重要課題とし、安定した配当を極力維持し、さらに業 績に応じた株式分割・増配等の株主優遇策を実施していくことを利益配分の基本方針としております。 ( 3) 投資単位の引下げに関する考え方及び方針等

投資単位の引下げは、株式の流動性の向上及び投資家層の拡大をはじめ株式市場 の 活 性 化 の た め に 有効な手段と認識しております。今後、株式市場の動向や株価の推移、法規制の整備等に鑑み、当社 の株式対策の一つとして、投資単位引下げの有用性を考慮しながら検討してまいります。

( 4) 中長期的な会社の経営戦略と対処すべき課題

当社は、売上高 180 億円達成を中期的な目標に掲げ、そのための経営戦略として以下の諸点を掲げ ております。

1.マーケットの成長にリンクした生産体制の構築

携帯電話、ノート型パソコン、携帯情報端末、デジタルカメラ等の携帯電子機器や環境対策自動 車等に対する二次及び一次電池市場の成長にリンクした生産体制を構築してまいります。 2.リチウムイオン電池向け新製品の投入

リチウムイオン電池正極材のシェアアップを図るべく新製品を投入してまいります。 3.次世代ハイテク二次電池正極材料の開発

(3)

− 3 −

4.ハイブリッド自動車等環境対策車向け需要本格化への対応

ハイブリッド自動車等の環境対策車を対象としたハイテク二次電池の需要の本格化が見込まれ、 これに対する周到な対応を図ってまいります。

5.リサイクルシステムの構築

環境マネジメントシステムを構築して、継続的な環境改善、リサイクル原料の活用を図っており ます。結果的に原料コストの削減となり、コスト競争力を一層強化させてまいります。

( 5) コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方及びその施策の実施状況

当社はコーポレート・ガバナンスの重要性を認識し、内部監査制度の充実を図ると共に一層の実効 性確保のため、監査役については3名全員を「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律」 第 18 条第 1 項に定める社外監査役とし、経営に対する監督、牽制機能の強化を図っております。さ らに、本年6月の定時株主総会において当社として初めて社外取締役1名の選任を行い経営監督機能 の一層の充実を図っております。

また、経営内容の透明性を高めるため、株主・投資家へのIR活動等を通じて積極的な情報開示を 行っております。

( 6) 目標とする経営指標

経営指標につきましては、株主からお預かりしている資金を如何に有効に活用しているかとの視点 からROE(株主資本当期純利益率)を常に意識した経営を行ってまいりたいと考えており、中長期 的にR O E10%以上の達成・維持を目標としていく方針であります。

( 7) 研究開発活動

当社は、前期に引き続いてニッケル水素電池、リチウムイオン電池に代表される二次電池用正極材 料およびニッケルマンガン電池等の一次電池用正極材料について研究開発活動を行っております。ま た、当社保有のコア技術(異種元素固溶、結晶制御、表面修飾、分離精製技術等)を用いた新規分野 (非電池関連)テーマについても継続的に取り組んでおります。さらに産学官共同研究についても精 力的に実施しており、当中間期においては東北経済産業局の「地域新生コンソーシアム」が採択され ております。

A.ニッケル水素電池用正極材料の研究開発

ニッケル水素電池はより低コストで高性能な正極材料が求められております。特に要望されてい る特性は高容量特性であり、現在、当社においては高容量特性に大きく寄与する正極材料について 継続的に研究開発を行っております。その中でも水酸化ニッケルコバルトコート表面化学酸化品の 改良につきましては、当中間期に新製品の市場投入を達成いたしました。

B.リチウムイオン電池用正極材料の研究開発

リ チ ウ ム イ オ ン 電 池 は 高 容 量 か つ 高 安 全 性 が 要 望されており、求められる正極材料はより高性能 になっております。コバルト系については前駆体の結晶性、粒子形状および添加元素について研究 開発を実施しており、当中間期に新製品の市場投入を達成いたしました。また、次世代の正極活物 質として注目されております三元系(ニッケル・コバルト・マンガン系)正極材料につきましても 研究開発を継続し当中間期に世界で初めて市場化するとともに量産化へ移行しております。 C.一次電池用正極材料の研究開発

(4)

3.経営成績

( 1) 経営成績

当 中 間 連 結 会 計 期 間 よ り 中 間 連 結 財 務 諸 表 を 作 成 し て い る た め 、 前 年 同 期 と の 対 比 は 行 っ て お り ません。

(当中間連結会計期間の概況)

当中間連結会計期間におけるわが国経済は、景気の足踏み状態が続いておりましたが、イラク戦争 の終結や株式市場の反発を受け、緩やかながら企業業績・家計のマインドは改善傾向が見えておりま す。

この様な経済状況の中、電子産業は携帯電話、デジタルカメラ等のモバイル機器をはじめ世界的に 成長軌道への回帰が見られ、当社を取り巻く電池業界もそれを受けて需要は回復してまいりました。 また、近年、電池業界のグローバル化が一段と進む中で国際間での技術、コスト競争において生産拠 点の海外シフトなど各社とも競争力強化のための対応が進んでおります。こうした中にあって当社の 主力製品であります二次電池正極材料は、中国向け輸出が大幅に増加、さらには携帯電話、ノート型 パ ソ コ ン を 中 心 と す る リ チウ ム イ オ ン 電 池 向 け が 順 調 に 推 移 し て い る こ と か ら 販 売 数 量 は 全 体 と し て増加基調となっております。しかしながら、顧客からの値引き要請は依然として厳しい状況の中、 収益環境を改善すべく生産効率の改善、生産品種の選定さらには人件費の削減等、より一層のコスト 削減に努め、前々年度、前年度の赤字からの脱却を図るべく全社一丸となって改革を推進いたしまし た。また、社内の組織をテクノロジー・グループ、オペレーション・グループ、コーポレート・グル ー プ の 3 グ ル ー プ 体 制 に 再 編 し 迅 速 な 意 思 決 定 と 責 任 の 明 確 化 を 図 る と と も に 中 期 計 画 を も と に 各 グループが実行推進していく仕組みを強化いたしました。

以上の結果、当中間連結会計期間の売上高は 5, 125 百万円、営業利益として 115 百万円、経常利益 127 百万円、中間純利益として 137 百万円となりました。

なお、事業別売上高は次の通りであります。 「化学品事業」

(ニッケル系製品)

携帯電話、ノート型パソコン、パワーツール、コードレス家電等に搭載されるニッケル水素電池や ニカド電池向け正極材料は回復基調にありましたが、携帯電話やモバイル機器でのリチウムイオン電 池へのシフトが進んだことなどから、国内需要は低迷、一方中国向け輸出の大幅な増加があった結果、 ニッケル原料国際相場の上昇の影響も重なり売上高は 2, 861 百万円となりました。

(コバルト系製品)

携帯電話、ノート型パソコン等のモバイル情報端末機器に搭載されるリチウムイオン電池の市場は 一昨年度の携帯電話の世界的な在庫調整を終えたこと、および新機種への買い換え需要等の要因によ り順調に推移いたしました。この結果、リチウムイオン電池向け当社製品の販売量は増加いたしまし たが、非電池部門での低採算品の生産縮小を行ったため、コバルト系製品全体での販売量は伸び悩み ました。しかしながら、売上高ではコバルト原料国際相場の上昇の影響を受け 2, 016 百万円となりま した。

「その他事業」

兵 庫 県 芦 屋 市 の 介 護 ホ ー ム を は じ め と す る 不 動 産 賃 貸 な ど に よ り 当 中 間 連 結 会 計 期 間 の 売 上 高 は 182 百万円となりました。

( 2) 財政状態

[ キャッシュ・フローの状況]

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。) は 、 税 金 等 調 整 前 中 間 純利益および減価償却費の計上を主な内容として、前期末と比較して 462 百万円資金が増加し、当中 間連結会計期間末における資金は 3, 254 百万円となりました。

なお、その主な内訳は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、512 百万円の資金の増加となりました。

これは主に税金等調整前中間純利益 124 百万円および減価償却費 315 百万円の計上があったためで あります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、26 百万円の資金の減少となりました。

これは主に有形固定資産取得による支出が 112 百万円あった一方、事業保険等による保険金収入が 69 百万円あったためであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

(5)

− 5 − ( 3) 通期の見通し

当 社 の 主 力 製 品 で あ り ま す 二 次 電 池 正 極 材 料 市 場 は 、 関 連 電 子 産 業 の 好 調 か ら 、 中 国 向 け 輸 出 を はじめ下期にも引続き順調に推移していくものと見られております。また、主原料でありますニッケ ル、コバルトの国際相場につきましてもしばらくは急激な下落は考えにくいものと見られております。

(6)

4.中間連結財務諸表等

中間連結貸借対照表

(単位:百万円、単位未満切捨て) 当中間連結会計期間末 ( 平成 15 年9月 30 日現在) 期 別

科 目

金 額 構成比 % ( 資 産 の 部 )

流 動 資 産 6, 325 55. 7 現 金 及 び 預 金 3, 254

受 取 手 形 及 び 売 掛 金 1, 335

棚 卸 資 産 1, 637

そ の 他 98

固 定 資 産 5, 037 44. 3 有 形 固 定 資 産 4, 711 41. 5

建 物 808

機 械 装 置 2, 399

土 地 663

そ の 他 840

無 形 固 定 資 産 34 0. 3 投 資 そ の 他 の 資 産 291 2. 5

投 資 そ の 他 の 資 産 351 貸 倒 引 当 金 △ 60

(7)

− 7 − (単位:百万円、単位未満切捨て)

当中間連結会計期間末 ( 平成 15 年9月 30 日現在) 期 別

科 目

金 額 構成比 % ( 負 債 の 部 )

流 動 負 債 4, 432 39. 0 支 払 手 形 及 び 買 掛 金 1, 223

短 期 借 入 金 590

一 年 内 返 済 予 定

長 期 借 入 金 2, 022

賞 与 引 当 金 75

そ の 他 521

固 定 負 債 1, 734 15. 3

社 債 500

長 期 借 入 金 904

退 職 給 付 引 当 金 63 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 173 債 務 保 証 損 失 引 当 金 21

そ の 他 72

負 債 合 計 6, 167 54. 3

( 資 本 の 部 )

資 本 金 1, 811 15. 9

資 本 剰 余 金 2, 429 21. 4

利 益 剰 余 金 957 8. 4

そ の 他 有 価 証 券

評 価 差 額 金 △ 0 △0. 0 自 己 株 式 △ 1 △0. 0 資 本 合 計 5, 195 45. 7

(8)

中間連結損益計算書

(単位:百万円、単位未満切捨て) 当中間連結会計期間 自 平成15年4月 1日 至 平成15年9月30日 期 別

科 目

金 額 百分比 %

売 上 高 5, 125 100. 0

売 上 原 価 4, 622 90. 2

売 上 総 利 益 502 9. 8

販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 387 7. 6

営 業 利 益 115 2. 2

営 業 外 収 益 53 1. 1

保 険 金 収 入 25

匿名組 合投資利 益 18

そ の 他 8

営 業 外 費 用 40 0. 8

支 払 利 息 24

為 替 差 損 16

そ の 他 0

経 常 利 益 127 2. 5

特 別 利 益 3 0. 0

固 定 資 産 売 却 益 0 債 務 保 証 損 失 引 当 金

戻 入 益 3

特 別 損 失 6 0. 1

固 定 資 産 除 却 損 6

税 金 等 調 整 前 中 間 純 利 益 124 2. 4 法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 3 0. 0 法 人 税 等 調 整 額 △ 15 △ 0. 3

(9)

− 9 − 中間連結剰余金計算書

(単位:百万円、単位未満切捨て) 当中間連結会計期間 自 平成15年4月 1日 至 平成15年9月30日 期 別

科 目

金 額

(資本剰余金の部)

資本剰余金期首残高 2, 428

資本剰余金増加高

新株予約権の行使による

新株の発行 1

資本剰余金中間期末残高 2, 429

(利益剰余金の部)

利益剰余金期首残高 820

利益剰余金増加高

中間純利益 137

(10)

中間連結キャッシュ・フロー計算書

(単位:百万円、単位未満切捨て)

当中間連結会計期間 自平成15年4月 1日 至平成15年9月30日 期 別

科 目

金 額 Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー

税 金 等 調 整 前 中 間 純 利 益 124

減 価 償 却 費 315

賞 与 引 当 金 の 増 加 額 21

退 職 給 付 引 当 金 の 増 加 額 4 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 の 増 加 額 6 債 務 保 証 損 失 引 当 金 の 減 少 額 △ 3 匿 名 組 合 投 資 利 益 △ 18

保 険 金 収 入 △ 25

支 払 利 息 24

固 定 資 産 除 却 損 6

売 上 債 権 の 増 加 額 △ 14 棚 卸 資 産 の 増 加 額 △ 361

仕 入 債 務 の 増 加 額 452

そ の 他 9

小 計 542

利 息 及 び 配 当 金 の 受 取 額 0

利 息 の 支 払 額 △ 24

法 人 税 等 の 支 払 額 △ 6

営業活動によるキャッシュ・フロー 512

Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー

有 形 固 定 資 産 の 取 得 に よ る 支 出 △ 112 保 険 金 の 受 取 に よ る 収 入 69

そ の 他 16

投資活動によるキャッシュ・フロー △ 26 Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー

長 期 借 入 金 の 返 済 に よ る 支 出 △ 12 株 式 の 発 行 に よ る 収 入 2

配 当 金 の 支 払 額 △ 0

財務活動によるキャッシュ・フロー △ 10 Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 △ 13

Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額 462

(11)

− 11 − 中間連結財務諸表作成の基本となる重要な事項

1.連結の範囲に関する事項 連結子会社の数 1社 連結子会社の名称

株式会社マルロ 2.持分法の適用に関する事項 該当事項はありません。 3.連結子会社の中間決算日等

に関する事項

連結子会社の中間決算日は、中間連結決算日と一致しております。

4.会計処理基準に関する事項 ( 1) 重要な資産の評価基準及び評価方法 ①有価証券

その他有価証券 時価のあるもの

中間連結会計期間末の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部 資本直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定) 時価のないもの

移動平均法による原価法 ②棚卸資産

製品・仕掛品・原材料 月次総平均法による低価法 貯蔵品

最終仕入原価法

( 2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法 ①有形固定資産

定率法

(但し、平成10年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く) については、定額法)

なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。 建物 7∼50年

機 械 装 置 4∼17年

②無形固定資産(ソフトウェア)

社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法 ( 3) 重要な引当金の計上基準

①貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、貸倒懸念債権等特定の債権 については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上して おります。

②賞与引当金

従業員の賞与の支給に備えるため、将来の支給見込額のうち当中間 連結会計期間の負担額を計上しております。

③退職給付引当金

従業員の退職給付に備えるため、当中間連結会計期間末における退 職給付債務見込額から年金資産額を控除した金額を計上しておりま す。

④役員退職慰労引当金

役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づく中間連結会計 期間末要支給額を計上しております。

⑤債務保証損失引当金

(12)

4.会計処理基準に関する事項 ( 4) 重要なリース取引の処理方法

リ ー ス 物 件 の 所 有 権 が 借 主 に 移 転 す る と 認 め ら れ る も の 以 外 の フ ァ イ ナ ン ス ・ リ ー ス 取 引 に つ い て は 、 通 常 の 賃 貸 借 取 引 に 係 る 方 法 に 準じた会計処理によっております。

( 5) 重要なヘッジ会計の方法 ①ヘッジ会計の方法

金利スワップについては、特例処理の要件を満たしておりますので、 特例処理を採用しております。

②ヘッジ手段とヘッジ対象 ヘッジ手段

金利スワップ ヘッジ対象

借入金の利息 ③ヘッジ方針

借入金の金利変動リスクを回避する目的で金利スワップを行ってお ります。

④ヘッジ有効性評価の方法

金利スワップの特例処理の要件を満たしており、有効性の評価は省 略しております。

( 6) その他中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 ①匿名組合への参加と会計処理

当 社 は 航空機の購入及びレバレッジド・リースを目的とした匿名組合 への参加契約を締結し、250 百万円を出資しております。当社の出資 に係る匿名組合の持分を適正に評価するため、当社の負担すべき投資 損失累計額を出資金から直接控除し、出資金額を超える投資損失累計 額は長期未払金(固定負債の「その他」)に計上しております。 ②消費税等の会計処理

税抜方式によっております。 5.中間連結キャッシュ・フロ

ー 計 算 書 に お け る 資 金 の 範囲

(13)

− 13 − (中間連結貸借対照表関係)

当中間連結会計期間末 ( 平成 15 年9月 30 日現在) 1. 有形固定資産の減価償却累計額

5, 752 百万円 2. 担保資産及び担保付債務

担 保 に 供 し て い る 資 産 は 、 次 の と お り で あ ります。

有形固定資産その他 440 百万円

担保付債務は、次のとおりであります。 一 年 内 返 済 予 定 長 期

借入金 22

百万円 長期借入金 404

計 426 3. 消費税等の取扱い

仮払消費税等及び仮受消費税等は、相殺の う え、金額的重要性が乏しいため、流 動 負 債 の「 そ の他」に含めて表示しております。

4. 保証債務

従 業 員 の 金 融 機 関 か ら の 借 入 金 に 対 す る 保 証

従業員( 7 名) 9 百万円 5.受取手形裏書譲渡高 26 百万円

(中間連結損益計算書関係) 当中間連結会計期間 自 平成15年4月 1日 至 平成15年9月30日

1. 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 の う ち 主 要 な 費 目 及 び 金額は次のとおりであります。

役員報酬 58 百万円

給料手当 40

賞与引当金繰入額 13 退職給付費用 5 役 員 退 職 慰 労 引 当

金繰入額 9

研究開発費 84

出荷運賃 51

2. 固定資産売却益の内訳

機械装置 0 百万円

その他 0

計 0

3. 固定資産除却損の内訳

建物 5 百万円

その他 0

(14)

(中間連結キャッシュ・フロー計算書関係) 当中間連結会計期間

自 平成15年4月 1日 至 平成15年9月30日

現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 中 間 連 結 会 計 期 間 末 残 高 と 中 間 連 結 貸 借 対 照 表 に 掲 記 さ れ て い る 科目の金額との関係

現金及び預金勘定 3, 254 百万円 現金及び現金同等物 3, 254 百万円

(リース取引関係)

当中間連結会計期間 自 平成15年4月 1日 至 平成15年9月30日

1. リ ー ス 物 件 の 所 有 権 が 借 主 に 移 転 す る と 認 め ら れ る も の 以 外 の フ ァ イ ナ ン ス ・ リ ー ス 取 引 (借主側)

( 1) リース物件の取得価額相当額、減 価 償 却 累 計額相当額及び中間期末残高相当額

(単位:百万円) 取 得 価 額

相 当 額

減 価 償 却 累 計 額 相 当 額

中間期 末残高 相当額

機械装置 25 16 8

合計 25 16 8

( 2) 未経過リース料中間期末残高相当額 1 年内 3 百万円

1 年超 5

合計 9

( 3) 支払リース料、減価償却費相当額及び支払 利息相当額

支払リース料 2 百万円 減価償却費相当額 1

支払利息相当額 0 ( 4) 減価償却費相当額の算定方法

リース期間を耐用年数とし、残 存 価 額 を 零 とする定額法によっております。

( 5) 利息相当額の算定方法

リ ー ス 料 総 額 と リ ー ス 物 件 の 取 得 価 額 相 当額との差額を利息相当額とし、各期への配 分 方 法 に つ い て は 、 利 息 法 に よ っ て お り ま す。

(15)

− 15 − (有価証券関係)

当中間連結会計期間末(平成 15 年9月 30 日現在) 有価証券

1.その他有価証券で時価のあるもの 取得原価(百万円)

中間連結貸借対照表計上額 (百万円)

差額(百万円)

株式 74 72 △ 1

合計 74 72 △ 1

2.時価評価されていない主な有価証券の内容

中間連結貸借対照表計上額(百万円) その他有価証券

非上場株式(店頭売買株式及び気配等を 有する株式を除く)

14

(デリバティブ取引関係)

当中間連結会計期間 自 平成15年4月 1日 至 平成15年9月30日

デリバティブ取引にはヘッジ会計を適用している ので、該当事項はありません。

(セグメント情報)

1.事業の種類別セグメント情報

当中間連結会計期間において化学品事業の売上高、営業利益及び資産の金額は、全セグメントの売上高 の合計、営業利益及び全セグメント資産の金額の合計額に占める割合がいずれも 90%超であるため、事業 の種類別セグメント情報の記載を省略しております。

2.所在地別セグメント情報

当中間連結会計期間において本邦以外の国又は地域に所在する連結子会社及び在外支店がないため、該 当事項はありません。

3.海外売上高

当中間連結会計期間(自平成 15 年 4 月 1 日 至 平 成 15 年9月 30 日 )

中 国 その他の地域 計

海外売上高(百万円) 1, 540 6 1, 547

連結売上高(百万円) − − 5, 125

連 結 売 上 高 に 占 め る 海 外 売 上 高の割合(%)

30. 1 0. 1 30. 2

(注) 1.国又は地域は、地理的近接度により区分しております。 2.各区分に属する国又は地域の内訳は次のとおりであります。

その他の地域:アメリカ、フランス

(16)

(1株当たり情報)

期 別 項 目

当中間連結会計期間 自 平成15年4月 1日 至 平成15年9月30日 1株当たり純資産額 435. 42円 1株当たり中間純利益 11. 49円 潜在株式調整後

1株当たり中間純利益

11. 44円

(注)1株当たり中間純利益及び潜 在株式調整後1株当たり中間純利益の算定上の基礎は、以下のとおりで あります。

(単位:百万円)

(重要な後発事象)

当中間連結会計期間 自 平成15年4月 1日 至 平成15年9月30日 該当事項はありません。

当中間連結会計期間 自 平成15年4月 1日 至 平成15年9月30日 1株当たり中間純利益

中間純利益 137

普通株主に帰属しない金額 −

普通株式に係る中間純利益 137 普 通 株 式 の 期 中 平 均 株 式 数

(千株)

11, 929

潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 た り 中 間純利益

中間純利益調整額 −

普通株式増加数(千株) 44 (うち新株予約権)( 千 株 ) 44 希 薄 化 効 果 を 有 し な い た め 、

潜 在 株 式 調 整 後 1 株 当 た り 中 間 純 利 益 の 算 定 に 含 め な か っ た潜在株式の概要

旧商法第 280 条ノ 19 の規 定に基づく新株予約権2 種類。

(17)

− 17 −

5.生産、受注及び販売の状況

生産の状況

(単位:百万円、単位未満切捨て) 当中間連結会計期間 自 平成15年4月 1日 至 平成15年9月30日 区 分

金額 構成比( %) ニッケル系製品 2, 745

コバルト系製品 1, 985

その他 81

化学品事業 4, 812 100. 0

その他事業 − −

合計 4, 812 100. 0 (注)生産金額は販売予定価額をもって示しております。 受注の状況

(単位:百万円、単位未満切捨て) 当中間連結会計期間 自 平成15年4月 1日 至 平成15年9月30日 区 分

受注高 受注残高 ニッケル系製品 2, 792 277 コバルト系製品 2, 074 341

その他 84 3

化学品事業 4, 952 622

その他事業 − −

合計 4, 952 622

(注)1.受注金額は販売予定価額をもって示しております。

2.その他については、一部受注生産で大部分を見込生産によっております。 販売の状況

(単位:百万円、単位未満切捨て) 当中間連結会計期間 自 平成15年4月 1日 至 平成15年9月30日 区 分

金額 構成比( %) ニッケル系製品 2, 861

コバルト系製品 2, 016

その他 64

化学品事業 4, 942 96. 4

その他事業 182 3. 6

参照

関連したドキュメント

当第1四半期連結累計期間の売上高は、株式会社PALTEK(以下、「PALTEK」といいます。)を連結

このような状況下、当社グループは、主にスマートフォン市場向け、自動車市場向け及び産業用機器市場向けの

調整項目(収益及び費用)はのれんの減損損失、リストラクチャリング収益及び費用等です。また、為替一定ベースの調整後営業利益も追

 食品事業では、「収益認識に関する会計基準」等の適用に伴い、代理人として行われる取引について売上高を純

このような状況下、当社グループ(当社及び連結子会社)は、中期経営計画 “Vision 2023”

(現 連結子会社 FUJIFILM North America Corporation) 1966年6月 Fuji Photo Film (Europe) GmbH をドイツに設立。.. (現 連結子会社 FUJIFILM

 当社の連結子会社である株式会社 GSユアサは、トルコ共和国にある持分法適用関連会社である Inci GS Yuasa Aku Sanayi ve Ticaret

 工学の目的は社会における課題の解決で す。現代社会の課題は複雑化し、柔軟、再構