欧州議会議院規則(試訳)(2・完)
著者 児玉 昌己, 山本 直
雑誌名 同志社大学ワールドワイドビジネスレビュー
巻 3
号 1
ページ 62‑93
発行年 2002‑01‑31
権利 同志社大学ワールドワイドビジネス研究センター
URL http://doi.org/10.14988/re.2017.0000015846
丘Z
〈資 料〉
欧州議会議院規則(試訳)(2・完)
児 玉 昌 己 山 本 直
1章 欧州議会の議員 2章 議会の会期 3章 議会の幹部 4章 議会の組織 5章 政党
6章 他機関との関係 7章 加盟国議会との関係 8章 立法手続
9章 予算手続(以上第2巻第2号)
10章 条約
11章 国際協定,EUの対外代表および共 通外交安全保障政策
12章 刑事問題における警察・司法協力 13草 加盟国に共通する諸原則(自由,
民主主義,人権と基本的自由の尊重および 法の支配)に対する加盟国による重大かつ 継続的な違反の確認
14章 より緊密な協力 15章 議会の審議日程 16章 会期運営上の一般規則 17章 定足数と投票
18幸 手続への関与 19章 審議の公開 20章 議会内委員会 21章 議会間の代表団 22章 開放性と透明性
23章 請願
24章 オンブズマン
25章 議院規則の適用と修正 26章 議会の事務局一会計 27章 各種規定
付属規則(以上本号)
10章 条約
,5条 ECSC条約の改正
1.ECSC条約95条の下での欧州委貞会と 理事会による改正案は,司法裁判所がその 案に同意する見解を述べた後迅速に印刷さ れる。
その文書は,配布されかつ適切な議会内 委貞会に付託される。議会内委員会は,そ の報告の中で,提案された全体としての改 正案の採否のいづれかのみを勧告する。
2.なお提案された改正案の修正および分 割投票はおこなえない。全体としての改正 案を採択するには,投票数の4分の3かつ 総議貞の3分の2の賛成が必要である。
3.いかなる議貞も,決議の動議を提出す ることにより,欧州委員会と理事会が ECSC条約95条の下で同条約の改正案を 提出することを提案できる。
このような動議は,印刷および配布され
かつ達切な議会内委員会に付託される。そ の動議は,総議貞の過半数の賛成が確保さ れれば採択される。
,后条 加盟条約
1.欧州の国家による,EUの構成員とな るためのいかなる申請も,適切な議会内委 員会に付託され検討される。
2.議会は,所管の議会内委員会,1つの 政党もしくは少なくとも32名以上の議員 の提案に基づき,欧州委貞会と理事会に対 し,申請国との交渉が始まる前の段階にお いて討議に参加することを要請する。
3.交渉中,欧州委員会と理事会は,所管 の議会内委員会に対し,その交渉の進行を 定期的かつ詳細に,また必要であれば機密 の形態をとって通知する。
4.交渉のいかなる段階においても,議会 は,所管の議会内委員会の報告に基づき勧 告を採択でき,またその勧告が申請図との 加盟条約が締結される前に考慮されるよう 要請できる。このような勧告をおこなうに は,最終的な同意に必要な多数と同じ多数 が必要である。
5.協定案は,交渉終結後の未署名の段階 において,同意を得るために議会に提出さ れる。
6.議会は,所管の議会内委員会の報告に 基づき,総議員の過半数により,欧州の国 家による,EUの構成員となるための申請
に同意を与える。
11章 国際協定,EUの対外的な代表およ び共通外交安全保障政策
97桑 園際協定
児玉・山本:欧州議会議院規則(試訳)(2・完) 粛 1.通貨間題あるいは貿易など特定領域に おける協定を含む国際協定の締結,更新も しくは見直しに関する交渉の開始が計画さ れている場合,所管の議会内委員会は,交 渉の委任に関する勧告について,議会が欧 州委員会から十分に,また必要ならば機密 事項として通知されることを確保する。
2.議会は,提案された交渉の委任に関す るその立場を所管の議会内委員会の報告に 基づき表明するまでは交渉の開始を承認し ないことを,理事会に村し,所管の議会内 委員会,1つの政党もしくは少なくとも32 名以上の議員の提案に基づき要請できる。
3.交渉の開始が計画されている段階で,
所管の議会内委員会は,1項に言及されて いる国際協定を締結するために選択された 法的根拠を欧州委貞会から確認する。その 議会内委員会は,選択された法的根拠を63 条に従い証明する。欧州委貞会が法的根拠 を明示できない場合,あるいはその根拠の 適切性に疑いのある場合は,63条が適用
される。
4.交渉中,欧州委貞会と理事会は,所管 の議会内委員会に対し,その交渉の進行を 定期的かつ詳細に,また必要ならば機密事 項として通知する。
5.交渉のあらゆる投階において,議会 は,所管の議会内委貞会の報告に基づきか つ49条に従い提案されたいかなる関係の ある提案も検討した後,勧告を採択でき,
またその勧告が国際協定が締結される前に 検討されることを要請できる。
6.協定案は,交渉が終結したものの協定 の署名には至らない段階において,意見が
朗 ワールド・ワイド・ビジネス・レビュー 第3巻第1号
表明されるためもしくは同意を得るため に,議会に提出される。同意手続について は,86条が適用される。
7.議会は,欧州共同体による国際協定あ るいは財政に関する議定書の締結,更新も
しくは見直しに村し,過半数の投票によ り,意見を表明しまた同意を与える。
8.議会が否定的な意見を採択した場合,
議長は,問題の協定を締結しないよう理事 会に要請する。
9.議会が過半数の投票により特定の国際 協定に同意しなかった場合,議長は,問題 の協定を締結できないことを理事会に通知 する。
9$条 規定の適用,国際協定の停止,あ るいは国際協定により設立された 機関において共同体の立場を確立 する場合のEC条約300条に基づ
く手続
欧州委貞会および(あるいは)理事会が EC条約300条(2)に従い迅速かつ詳細 な通知を議会におこなう義務を負う場合,
議会において声明がなされ,その後討議が なされる。議会は,本規則97条あるいは 104条に基づき勧告をおこなえる。
,9条 共通外交安全保障政策のための上 級代表の任命
1.共通外交安全保障政策のための上級代 表の任命に先立ち,議長は,EU条約21 条に基づき,理事会の議長国を議会に招き 声明をおこなわせる。議長は,それと同時
に欧州委貞会の委員長を招き,声明をおこ なわせる。
2.共通外交安全保障政策のための上級代
表が任命される際,EC条約207条(2)
に基づいて彼がその義務に正式に従事する 前に,議長は,上級代表を招いて所管の議 会内委貞会に対し声明をおこなわせ,かつ 質疑応答させる。
3.1項および2項に言及された声明と質疑 応答に引き続き,かつ所管の議会内委員会 の発議に基づき,あるいは本規則49条に 従い,議会は勧告をおこなえる。
100条 共通外交安全保障政策の目標に向 けての特別代表の任命
1.理事会がEU条約18条(5)の下で1 名の特別代表を任命する意図がある場合,
議長は,所管の議会内委員会の要請に基づ き,理事会を招いて声明をおこなわせ,か つその特別代表がおこなう任務と役割に関 連する委任,目的あるいはその他の事項に ついて質疑応答させる。
2.特別代表は,任命された際,その地位 に就任するに先立って所管の議会内委員会 に招かれ,声明および質疑応答をおこな
う。
3.審問がなされてから3カ月以内に,所 管の議会内委貞会は,本規則49条に従 い,おこなわれた声明と応答とに直接に関 係する勧告を提案できる。62条(5)が適 用される。
4.特別代表は,その委任の実施状況につ いて議会が十分かつ定期的に通知されるこ とを維持するために招かれる。
101条 共通外交安全保障政策の上級代表 および他の特別代表による声明 1,上級代表は,声明をおこなうため招か れる。37条が適用される。
2.上級代表は,所管の議会内委員会の会 合に出席するため,少なくとも年4回招か れ,声明と質疑応答をおこなう。上級代表 は,所管の議会内委員会が必要と考える場 合に,もしくは自身の発議に基づき,これ 以外の機会にも招かれる。
3.理事会の任命を受け1名の特別代表が 特定の政策課題について委任された場合,
彼は常に,議会あるいは自身の発議に基づ き,所管の議会内委員会に対し声明をおこ なうため招かれる。
102桑 園際的な代表
1.欧州委貞会の対外代表部の長が任命さ れる場合,被任命者は,声明と質疑応答を おこなうため関連する議会の機関へと招か れる。
2.1項に従いなされた審問の後3カ月以内 に,所管の議会内委員会は,適切であれ ば,声明と応答とに直接に関係する決議を 採択でき,あるいは意見を表明できる。62
条(5)が通用される。
103条 共通外交安全保障政策の枠内にお ける議会への諮問と情報供与 1.議会がEU条約21条に従い諮問を受け た場合,その事項は,本規則104条に従 い,勧告をおこなうことのできる所管の議 会内委貞会へと付託される。
2.関連する議会内委貞会は,共通外交安 全保障政策の上級代表,理事会および欧州 委貞会が,EUの共通外交安全保障政策の 発展と実施,経費を伴う決定がその政策の もとにおいて採択された際に予想される費 用,およびその政策の下での行動の実施と 関係した他のいかなる財政面での検討につ
児玉・山本:欧州議会議院規則(試訳)(2・完) 丘タ いての情報も,その議会内委員会に対し定 期的かつ時宜をえて供与することを確保す る。欧州委貞会,理事会もしくは上級代表 の要請があれば,議会内委員会は,例外的 に,その審理を非公開とする決定をおこな える。
3.EUの予算に向けての財政的含意など共 通外交安全保障政策の主要な面および基本 的な選択について理事会が作成した諮問文 書には,年l回の討議が付される。37条 に規定された手続が適用される。
存夕条における靡都る参照のこと。ノ 104条 共通外交安全保障政策の枠内にお
ける勧告
1.共通外交安全保障政策を担当する議会 内委員会は,議長会議の承認を得た後もし くは49条の趣意に沿ってなされた提案に 基づき,自らの責任の範囲内において,理 事会に対する勧告を作成できる。
2.急を要する場合,1項において言及さ れた承認は,議長の判断にてなされること ができ,かつ議長は関連する議会内委員会 の緊急会合を開くことができる。
3.これらの勧告は,採択過程おいて,文 書の形態で投票にかけられる必要があるた め117条は適用されず,そのため口頭によ る修正が許容される。
JJ7桑が鼻骨ざれえをいのば,′諾会何委 貞会の何部にぉいてかつ急を屡する場合の みである。緊急であることが宣言されをか っ為諾倉持委貞会の会合,あるいぼ本会諸 においてば,〃7条の虜ノ宕甘遜靡できを
い。
ロ厨による修正を許容することを述べる
砧 ワールド・ワイド・ビジネス・レビュー 第3巻第1号
魔窟ば,′諸会何委居合において投票にかけ られているロ靡■による修正にガL巌貞が昇 一芽を申L立てることができをいことを意味 する。
4.このようにして作成された勧告は,次 の会期の議題となる。議長により決定され た急を要する場合には,勧告を現在の会期 の議題に含めることができる。会期が開始 される前に,議会の総議員の少なくとも10 分の1が勧告が検討されること,およびそ の勧告が同じ会期の本会議において全体と して投票にかけられるべきことを文書によ り提出した場合を除き,その勧告は,採択 されたものとみなされる。1つの政党もし くは少なくとも32名の議員が,修正案を 提出できる。
1ユ章 刑事問題における警察・司法協力 105条 刑事問題における警察および司法
協力の分野における議会への情報 供与
l.所管の議会内委貞会は,議会が刑事問 題における警察および司法協力に関する活 動についての情報を十分かつ定期的に与え
られることを,また理事会が特定の事項に 対するEUのアプローチを明確にする共通 の立場をEU条約34条(2)(a)に基づき 採択する際に議会の意見が十分に検討され
ることを,確保する。
2.欧州委貞会あるいは理事会の要請があ れば,議会内委員会は,例外的に,その審 理を非公開とする決定をおこなえる。
3.EU条約39条(3)に言及されている審 議は,本規則37条(2),(3)および(4)
に定められた取決めに従いなされる。
10石条 刑事問題における警察および司法 協力の分野における議会への諮問 EU条約34条(2)(b)(c)および(d)
に基づく議会への諮問は,本規則5各条,60 条,62条,63条および67条に従い処理さ れる。
適切ならば,EU条約39条(1)に従っ て定められた期限内に開催される最終の会 期の議題として,その提案は検討される。
107条 刑事問題における芋察および司法 協力の分野における勧告
1.刑事問題における警察および司法協力 に関連する事項を担当する議会内委員会 は,議長会議の承認を得た後,もしくは49 条の趣意に沿ってなされた提案に基づき,
自らが責任を有する範囲において,理事会 に対する勧告を作成できる。
2.急を要する場合,1項において言及さ れている議長会議による承認は,議会の議 長の判断により与えられることができ,さ らに彼は,関連する議会内委員会の緊急会 合を承認できる。
3.このようにして作成された勧告は,次 の会期の議題となる。
毎夕粂の下での靡靡あ参照のこと。ノ
13章 加盟国に共通する諸原則(自由,
民主主義,人権と基本的自由の尊 重および法の支配)に対する加盟 国による重大かつ継続的な違反の 確認
108条 違反の確認
1.議会は,総議員の10分の1の要請に基
づき,EU条約7条に定められた行為を開 始するよう欧州委貞会に村して要請する決 議の動議を審議しかつ投票にかけることが できる。議長会議は,最初に所管の議会内 委員会の意見を聴取できる。
2.議長は,EU条約7条(1)に従い提出 された捷案への同意を求める理事会の要請 および当該加盟国政府により提出された所 見を受理したことを,議会にて公表する。
議長は,それと同時に,投票の期限を議会 に提案する。投票の期限は,緊急かつ正当 である場合を除き,理事会の要請を受理し たことを公表してから1カ月以内であって はならない。
3.議会の同意は,投票数の3分の2かつ 総議員の過半数の賛成を確保すれば採択さ れる。
4.所管の議会内委員会は,議長会議の提 案に基づき,適切な制裁および事後におけ るその変更もしくは解除に関する議会の見 解が述べられている決議の付随的な動議を 提出することを,決定できる。
5.所管の議会内委員会は,議会が,3項 に従い与えた同意に対してなされるすべて のフォローアップ的措置に閲し十分な情報 を提供されることを,かつ必要であれば措 置についての見解を求められることを確保 する。適切であれば,その進行の概要を伝 えるために理事会が招かれる。議会は,議 長会議の承認を受けて所管の議会内委員会 が作成した提案に基づき,理事会への勧告 を採択できる。
14章 より緊密な協力
児玉・山本:欧州議会議院規則(試訳)(2・完) ∂7 109条 譲会における手続
1.加盟国間におけるより緊密な協力を導 入するための欧州委貞会の提案は,議長に より,所管の議会内委員会へと検討するよ う付託される。60条および63条から72 条までが適用される。
2.その議会内委貞会は,EC条約11条,
EU条約40条,43条および羽条,さらに は「シュンゲン・アキをEUの枠内に統合 する議定書」の規定に従っていることを明
らかにする。
3.より緊密な協力のもとで提案された後 の行為は,それが確立された時点から,議 会ではより緊密な協力が適用されない場合
と同様の手続により処理される。
15章 議会の審議日程 110条 譲葉
1.会期の議案は,議会内委員会の委員長 会議の勧告に基づきかつ57条に言及され ている合意された年次立法プログラムを考 慮のうえ,各会期が始まるまでに議長会議
により作成される。
欧州委貞会と理事会は,議長の招きによ り,議案に関する議長会議の審議に出席で きる。
2.議案は,検討予定である特定の項目の 投票期限を示すことができる。
3.50条に従う時事問題,緊急事項および 主要事項について討議するために,1もし くは2時限が,合計3時間を超えない限り において事前に確保される。
4.最終的な議案は,その会期が始まる遅 くとも3時間前までに,議員に配布され
∂β ワールド・ワイド・ビジネス・レビュー 第3巻第1号
る。
111集 議題の採択と修正
1.議会は,各会期の開始時に,最終的な 議案について決定する。議会内委員会,1 つの政党もしくは少なくとも32名以上の 議員は修正を提案できる。修正のためのい かなる捷案も,会期が開始される1時間前 までに議長により受理される必要がある。
議長は,各提案について,提案者,1名の 賛成者および1名の反村者に発言の機会を 与えることができる。発言の時間は,最大 1分間である。
2.ひとたび採択された譲渡の修正は,112 条および143条から147条までの規定に従 う場合あるいは議長の提案に基づく場合を 除き,できない。
議案を修正するための手続的な動議は,
ひとたび否決されれば,同じ会期で再提出 することはできない。
3.議長は,会期が終了するまでに,次の 会期の日時および議題を公表する。
112条 緊急の手続
1.議長,議会内委員会,少なくとも32名 以上の議員,1つの政党,欧州委貞会ある いは理事会は,議会に対し,60条(1)に 基づき議会が諮問を受けている提案に村す る討議を急を要するものとして処理すべき 旨を要請できる。この要請は,書面により なされ理由が付される。
2.議長は,この要請を受理した後,迅速 にこれを議会に公表する。要請に対する投 票は,要請に関する提案が公用語で配布さ れるという条件の下,公表後の会期が始ま る際になされる。こういった要請が同じ題
日に対して複数なされた場合,要請の認否 は,同じ題目に対するすべての要請へと適 用される。
3.要請をおこなった当事者,1名の賛成 者,1名の反対者,所管の議会内委員会の 委員長および(もしくは)報告担当委員の みが,投票前に,各人3分間を上限に聴聞 されうる。
4.緊急の手続により処理される問題は,
その議題に関する他の項目に優先する。議 長は,討議と投票をおこなう期限を決定す る。
5.緊急の討議は,158条(1)に言及され る報告を省略して,あるいは例外的に所管 の議会内委貞会による口頭報告に基づき,
なされる。
113条 討議の統合
類似するかあるいは実際的に関係のある 複数の審議項目を統合する決定は,いかな る時でも下しうる。
114条 討議を省略する手続
1.所管の議会内委員会が,その報告を討 議を省略して議会が採択することを要請し た場合,あるいは158条(1)に基づき報 告を省略した形でもしくは同条(2)に基 づき簡素化された手続に従って欧州委貞会 の提案に対する見解を述べた場合,問題の 提案や報告は,その議会内委貞会の決定後
に開かれる会期の議案となる。
2.その提案,もしくは適切であれば,そ の報告に含められる立法決議案は,少なく とも32名の議貞が事前に反対しない限 り,討議を省略して投票にかけられる。少 なくとも32名の議員が反対した場合,報
告は,次いで開かれる会期の議案となり討 議される。とはいえ,158条(1)に基づ き報告を省略する手続の適用が決定された 場合,欧州委貞会の提案は,所管の議会内 委員会に検討するよう再付託される。
討議を省略する手続は,所管の議会内委 員会が修正案を提出しない場合,あるいは 提出された修正案がすべて4票に満たない 反対票をもって採択された場合に,適用さ れる。
115条 期限
文書に対する討議と投票は,50条およ び112条が言及する緊急の場合を除き,そ の文書が遅くとも24時間前までに配布さ れない限り実施できない。
畑章 会期運営上の一般規則 116条 譲場への接近
1.議場に入ることができるのは,議会の 議員,欧州委貞会もしくは理事会の構成 月,議会の事務総長,議会に出席する義務 を負う職員,およびEUの専門家もしくは 官僚のみである。
2.議会の議長あるいは事務総長により発 行された許可証を正しく有する者のみが,
傍聴を許される。
3,傍聴を許された一般者は,着席し静粛 を守らねばならない。称揚や非難をおこな う者は,係貞により即座に退席させられ る。
117条 言語
1.議会のすべての文書は,公用語により 作成される。
2.公用語の1つによりなされる発言は,
児玉・山本:欧州議会議院規則(試訳)(2・完) ∂夕 他の公用語およびビューローが必要と考え
る他のあらゆる言語に同時通訳される。
投票紆果の公表後,異をる言語の訳文の ノ野に不一身が存在Lていると却断された場 合,′諾長ば,Jjg粂仕ノに基づき投票辟 易の有懲鐙を決定する。線ば,有効と宣言 するのであれ拭 どの訳文が採卵されたも のとみをすのかを虎屋する。とばい之僧の すべての言語による訳文ば本来の文書と異 をクうるため,本来の訳文が公文書の基準 にをるとばノ野らをい。
118条 文書の配布
議会の討議および決定の基礎となる文書 は,印刷され議員に配布される。これらの 文書のリストは,会期の議事録において公 表される。
1段の適用を侵害しない限りにおいて,
議員と政党は,機密上聞題のない準備文書
(議会内委員会に提出された報告案,勧告 案,意見案,審議文書および修正案)を閲 覧するための欧州議会内部のコンピュータ ー・システムに直接アクセスする。
119条 発言の要請とその内容
1.いかなる議員も,議長からの要請があ ってはじめて発言をおこなえる。議員は,
その場で発言しかつ議長に申し出る。これ により議長は,議員を招いて演壇に上げる ことができる。
2.議長は,発言内容が題目から外れてい る場合,外れないよう発言者に要求する。
1名の発言者がこの要求を同一の討議にお いてすでに2度受けている場合,議長は,
3度目の要求にあたり,その題目に関する 討議の残りの時間にその者が発言すること
刀7 ワールド・ワイド・ビジネス・レビュー 第3巻第1号
を禁止できる。
3.議長は,その規律上の権限を侵害しな い限りにおいて,彼が発言を要請しなかっ たかもしくは割り当てられた時間を超えて 発言を続けた議員の発言を,会期の討議報 告書から削除させることができる。
4.議長のみが発言を中断できる。発言者 は,議長の承認を得て,その発言の特定部 分についての質問を他の議員,欧州委貞会 もしくは理事会におこなわせることができ る。
1ヱ○条 発言時間の割り振り
1.議長会議は,特定の討議に向けて発言 時間が割り振られることを,議会に提案す る。議会は,討議を省略してこの提案につ いて決定する。
2.発言時間は次の基準に従い割り振られ る。
a)発言時間の第1区分は,すべての政党 間で均等に分割される。
b)第2区分は,政党間で,その所属議員 数に比例して分割される。
c)無所属の譲貞には,(a)および(b)の もと各政党に割り振られた区分に基き,全 般的な発言時間が割り振られる。
3.すべての発言時間が特定の議題にある 複数の項目へと割り振られた場合,政党 は,自らの持ち時間を個々の項目へと活用 することを議長に対し通知する。議長は,
これらの発言時間が尊重されることを確保 する。
4.いかなる議員も,議事録,手続上の動 議,あるいは最終的な議案や議題に対する 修正についての1分間以上の発言をおこな
うことはできない。
121条 発言者のリスト
1.発言の許可を求めた諌貞の氏名は,彼 らの要請が受理された順に,発言者のリス トに記録される。
2.議長は,異なる政治的視点を有する者 および異なる言語を用いる者を可能な限り 交互にする形で,議則こ発言を求める。
3.なお要請があれば,議会内委員会の報 告担当委貞,所属政党を代表して発言をお こなうことを望む政党の議長,あるいは彼 らの代理である発言者が,優先される。
4.議長の許可がない限り,いかなる議貞 も,同一の題目について2回以上の発言を おこなうことはできない。
ただし,関連する議会内委員会の委貞長 および報告担当委貞は,要請をおこなえ ば,議長が定める間のみ発言をおこなうこ とが許される。
5.報告書に関する討議については,通 常,報告担当委員により報告がなされた後 迅速に,欧州委貞会と理事会の構成員が意 見聴取される。その後は,欧州委貞会と理 事会の構成員に対し,彼らの要請に基づき 意見聴取がなされる。
一度霹諾の岸ア座像正案が据必され カ】
つ欧傭会がその案にノ対する屈原を虚せ をかった場合,顔州委貞会ば,修正案に対 する投票■が原潜きれる静であれ拭 その屈 原を出すことができる。
122条 個人的な声明
1.個人的な声明をおこなうことを要請す る1名の議員は,関連する題目に関する討 議の終了時に,あるいはその要請がなされ
た会期の議事録が採択される際に,これを 許可される。
その議員は,実質的な討議内容について の声明をおこなえず,討議の間になされた 自身に関する所見や彼に帰する意見に反村 したり,あるいは自身の言説を訂正するこ とに限定される。
2.諌会が他の決定をおこなわない限り,
いかなる個人的な声明も3分を超えること はない。
123条 譲場における秩序
1.議長は,進行を妨害するいかなる議員 に対しても注意を与える。
2.繰り返しなされる妨害に対しては,議 長は再度その議貞に注意を与え,かつこの 事実が議事録に記録される。
3.さらなる妨害がなされた場合,議長 は,会期の残りの期間その議員を議場から 締め出すことができる。事務総長は,この 件について,係員および必要であれば議会 の督備局の補助を受け,規律上の措置が迅 速にとられるべきものと考える。
124条 議員の除名
1.深刻な妨害があった場合,議長は,議 会が議場からの即座の除名と2日から5日 間の資格停止とを不可避的に伴う動議を通 過させることを,公式に掲示した後迅速に あるいは遅くとも次の会期までに,提案で
きる。
2.議会は,このような規律上の行動をと るのかどうかを,議長により決定された期 限までに決定する。その期限は,事件が発 生した会期中かあるいは遅くとも次の会期 までである。対象の議員は,投票がなされ
児玉・山本:欧州議会議院規則(試訳)(2・完) 刀 るまでに議会により意見聴取される権利を 与えられている。その発言時間が5分を超
えることはない。
3.要請された規律上の行動に村しては,
討議を省略して電子投票をおこなう。126 粂(3)および134条(1)に基づく要請は 認められない。
125条 妨害
議会における騒動が議会の任務を妨害す る恐れのある場合,議長は,その騒動が収 束するまでの一定期間,会期を閉会もしく は延期する。彼は,このような決定が無視 された場合,議長席から退く。この行為は 会期を延期する効力を有する。議長は,そ の会期を再び招集する。
17章 定足数と投票 12 条 定足数
1.議会は,出席議員数と関わりなく,そ の議題を審議,処理しかつ議事録を承認で
きる。
2.定足数は,議会の総議貞の3分の1が 議場に出席することで確保される。
3.投票前における少なくとも32名以上の 議員の要請に基づき,議長が定足数の不足 を確認しない限り,投票者数と関わりなく すべての投票が有効になる。その投票は,
定足数の不足が確認された場合,次の会期 の議題となる。
定足数の確認を求める要 青ば,少をくと るユZ名以上のノ茅屋によクをされる必要が ある。Jつの政労を代表Lて要一芳すること ば認められをい。
投票紆呆を厨節する贋,2膚に従い.茅場
ノワ ワールド・ワイド・ビジネス・レビュー 第3巻第1号
にいる全彦貞が;きらに4.好に従いノ定足数 の窟忍を屠斎Lカ全諾貞が;それぞれ考慮 されをければをらをい。このββクのノために 電子線君システムをノ好いることばできを い。一着場の虜をノ野ごてばをらをい。
定局数を滞たすために必要を腰■の巌貞が 欠席Lた場合,一議長ば,勝男を公表せ ずこ かつ盾眉彪が不屈であっカと宣言す る。
プ膚の虜犀丈ば,幸彦上の劇′芽にノ野する 投票■にでばをぐ,その題β葺体にノ野するあ のにガLてのみ離される。
4.定足数の確認を要請した議員は,登院 しなくとも2項に応じて出席者とみなされ る。
5.出席諌貞が32名に満たない場合,議長 は,定足数の不足を確認できる。
127条 投票の手続
1.報告に対しては次の投票手続が適用さ れる。
a)まず,所管の議会内委貞会の報告に関 する文書へのあらゆる修正案に対し投票す る。
b)第2に,修正の有無に関わらず,全体 としての文書に対し投票する。
c)第3に,決議もしくは立法決議案の動 議への修正案に対し投票する。
d)最後に,全体としての決議もしくは立 法決議案の動議に対し投票する(最終投 票)。
議会は,報告に含まれる注釈に対しては 投票しない。
働にノ野する投票子鹿ばJ丘チ.条の下での 虜靡を参府のこと。ノ
2.第2読会に対しては次の投票手続が適 用される。
a)理事会の共通の立場を否決あるいは修 正するための提案が提出されなかった場 合,その共通の立場は,78条に従い承認
されたものとみなされる。
b)共通の立場を否決するための提案は,
修正案に対する投票がなされる前に,投票 にかけられる(79条(1)を参照のこと)。
c)共通の立場に対し複数の修正案が提出 された場合,それらの修正案は,130条が 定める順に投票にかけられる。
d)議会が共通の立場を修正するための投 票をおこなう場合,全体としての文書に対 するさらなる投票は,79条(2)に従って
のみおこなえる。
3.S3条が規定する手続は,第3読会に対 して適用される。
4..投票の間に発言をおこなえる唯一の議 員は報告担当委員であり,彼は,投票中の 修正案に対する彼の議会内委員会の見解を 簡潔に表明する機会を有する。
12$条 得票が同数の場合
1.127条(1)の(b)もしくは(c)の下 で得票が同数の場合,全体としての文書は 議会内委員会に再付託される。このこと
は,6条および7条の下でなされる投票,
ならびに議長会譲に再付託されるという理 解の下152条および168条の下でなされる 最終投票に対し適用される。
2.全体としての議題(111条),全体とし ての議事録(148条)あるいは131条のも
と分割投票にかけられた文書において得票 が同数の場合,その文書は採択されたとみ
なされる。
3.上記以外で得票が同数の場合,特定多 数決を要請する議院規則の諸規定を侵害し ない限りにおいて,その文書もしくは提案 は否決されるものとみなされる。
129条 投票時の原則
1.報告に対する投票は,所管の議会内委 貞会の勧告に基づきおこなう。その委員会 は,勧告をおこなう任務をその委員長もし
くは報告担当委員に委任できる。
2.議会内委員会は,すべてもしくは複数 の修正案を一括して投票にかけさらに採 択,否決もしくは無効と宣告されること
を,勧告できる。
議会内委貞会は,妥協修正案を提出でき る。
3.所管の議会内委貞会が修正案に村する 一括投票の実施を勧告した場合,これらの 修正案に対する一括投票がまず実施され
る。
4.所管の議会内委員会が妥協修正案を提 出した場合,投票においてはこの修正案が 優先される。
5.点呼投票を要求する複数の修正案に対 しては,個別に投票がおこなわれる。
6.一括投票や妥協修正案に対する投票が なされる場合,分割投票はおこなえない。
130条 修正案に対する投票順序
1.修正案は,それと関連のある文書に優 先し,かつその文書の前に投票にかけられ る。
2.相互に排他的な2あるいはそれ以上の 修正案がある文書の同一部分に対し提出さ れた場合,本来の文書の内容から最も遠い
児玉・山本:欧州議会議院規則(試訳)(2・完) 刀
修正案が優先して投票にかけられる。その 修正案が採択された場合,他の修正案は否 決されたものとみなされる。採択されなか った場合,次に優先される案が投票にかけ られる。残りの個々の案についてもこれと 同じである。優先順位に疑義が呈された場 合,議長がこれを決定する。すべての修正 案が否決された場合,一定の期限内にこれ らとは別の投票をおこなうことが要請され ない限り,本来の文書が採択されたとみな される。
3.議長は,最初に本来の文書を投票にか けるか,あるいは内容の最も遠い修正案の 前に最も近い修正案を投票にかけることが
できる。
本来の文書および最も近い修正案の双方 が過半数を確保した場合,同じ文書に対し 提出された他のすべての修正案は無効とな
る。
4.討議の終了後に提出された修正案は,
それが妥協修正案であるかあるいは技術上 の問題がある場合に限り,議長の提案に基 づき,例外的に投票にかけることができ る。議長は,これらの修正案が投票にかけ られることについて,議会の同意を得なけ ればならない。
彦長ば,J4∂条わノに従い修正案の安 産可彪世を決定する。厨ノ芽の顔ア顔におけ る安虚像正賓の産出の場合,′話題ば,4膚 に基づき,その案の安虜曹を本質を考慮L つつ,その安産可彪任を既成に応じて決定 する。
安産できる一度基準ば次のとおクであ る。
刃 ワールド・ワイド・ビジネス・レビュー 第3巻第1号
「 原財とLて,妥虜疹正貨が;ガ贋/利こ ある修正案の対象でばをい文書の一i野とノ野 遵Lていをいこと,
−「尿財とLて,妥虜疹正賓が;政見 ′諾 会内委屠会の委身長,#苦甚彗委屠もLく ぼ草案作成者あるいぼそれ以外の修正案の 作成者によク産出されていること,
−−「虞即とLて,安藤修正案が;何C遂行 摩原からの腱の修正案の凝固をもたらすこ
と。
妥虚像正案の鮒を産着できるのば,議 長のみである。一課長ば,妥威修正案を投票 にかけるために,このようを投票の実務に 易者がをいかノ野うことによク′議会の何′者を 得る必要がある。兵藤があった虜合‥諾会 ば,出席ン諾月の過半数によクこの件を決定 する。
5.所管の議会内委員会がその報告に関連 する文書に対し一連の修正案を提出した場 合,議長は,1つの政党もしくは少なくと
も32名以上の議員が個別の投票を要請し ない限り,あるいは他の修正案が提出され ない限り,これらの修正案を一括して投票 にかける。
6.議長は,他の修正案が補足的なもので ある場合,これらを一括投票にかけること ができる。この場合,彼は5項に定める手 続に従う。
7.議長は,特定の修正案の採否に続い て,これと類似する内容あるいは目的をも つ他の複数の修正案を一括投票にかけるこ とを決定できる。議長は,この決定をおこ なう前に,議会の同意を要求できる。
このような一連の修正案は,本来の文書
の中の異なる箇所にも当てはまる。
8.異なる作成者により,同一内容をもつ 2もしくはそれ以上の修正案が提出された 場合,それらの修正案は,1つのものとし て投票にかけられる。
131条 分割投票
1.投票される文書が,2もしくはそれ以 上の規定を含むか,または2もしくはそれ 以上の論点に言及しているか,あるいはそ のそれぞれが別個の論理的意味合いおよび 規範的価値を有する2もしくはそれ以上の 部分に分かれている場合,1つの政党ある いは少なくとも32名以上の議員は,分割 投票を要請できる。
2.この要請は,議長が異なる期限設定を おこなう場合を除き,投票日の前日までに おこなわなければならない。議長は,この 要請に対し決定する。
132条 投票権
投票権は,個人の権利である。
議員は,個別に,かつ個人の考えに基づ き票を投じる。
本条に対するいかをる房吉る,J:り条
〃ノ に言虜される量大を冴苦とみをされ 何条が定める彦薗を原潜■をもつ。
133条 投票
1.議会は,通常,挙手により投票を実施 する。
2.議長が投票結果に疑義を呈した場合,
議会は,電子システムによる投票を検討す る。このシステムが作動しない場合,起立 採決の実施が検討される。
3.投票結果は記録される。
134条 点呼による投票
l.1つの政党もしくは少なくとも32名以 上の議員が投票前日までに書面で要請した 場合,点呼投票が,32条(2),33条(4)
および34条(5)に定められた場合に限定 されず実施される。
2‥貴呼は,クジで決められた議貞から,
氏名のアルファベット順でおこなわれる。
議長は,投票を要請された場合,最後に点 呼され票を投じる。
投票は,口頭にて「賛成」,「反対」もし くは「棄権」と述べる。動議の採否を算出 するにあたっては,賛成票と反対票のみが 考慮される。議長は,投票結果を確認し公 表する。
投票内容は,議貞の氏名が政党別かつア ルファベット順に並べられた議事録に,記 録される。
135条 電子投票
1.議長は,133条,134条および136条が 定める投票を電子システムにより実施する
ことを,いかなる時も決定できる。
技術的な理由により電子システムが利用 できない場合,投票は133条,134条(2)
もしくは136条に従い実施される。
電子投票システムを利用するにあたって の技術指導は,ビューローの指導に基づき
なされる。
2.電子投票が実施された場合,数字上の 投票結果のみが記録される。
とはいえ134条(1)に基づき点呼投票 が要請された場合,投票結果は,議員の氏 名が政党別かつアルファベット順に並べら れた議事録に記録される。
3.出席議貞の過半数の要請があった場
児玉・山本:欧州議会議院規則(試訳)(2・完) 乃 合,134条(2)に従い点呼投票が実施さ れる。過半数の存在を確認するために,本 条1項に言及されるシステムを利用でき る。
13后条 無記名投票
1.任命時の投票は,13条(1),152条
(1)および157条(2)の第2段落を侵害 しない限りにおいて,無記名の投票用紙に よりなされる。
任命候補議員の氏名を記した投票用紙の みが,投票数を算出する際に考慮に入れら れる。
2.総議員の少なくとも5分の1以上によ る要請があった場合も,無記名投票を実施 できる。この要請は,投票の開始までにな
されなければならない。
3.無記名投票の実施要請は,点呼投票の 実施要請に優先する。
4.クジで選ばれた2名から6名までの議 員が,無記名投票における開票作業をおこ
なう。
1項に従い投票が実施された場合,候補 者は開票立会い人になりえない。
無記名投票に参加Lた諾貞の氏名/よ,そ の投票が実鹿された余財の′諸事顔に忍辞さ れる。
137条 投票の説明
1.一般討議の終了後,いかなる議員も,
最終投票に関する1分間を超えない口頭で の,あるいは200語を超えない書面での説 明をおこなえる。これらの説明は,会期の 全文報告に掲載される。
いかなる政党も,投票の説明を2分間を 超えない範囲でおこなえる。
乃 ワールド・ワイド・ビジネス・レビュー 第3巻第1号
説明の開始後,さらなる説明を要請する ことはできない。
提要の厨野ば,′話合に産出きれたあらゆ る窟題の厚岸超一票にぉいておこをえる。
「着岸超実りば,投票形式にノ野わらヂすべ ての項■gにノ対する屏顔の投票をノ者味する。
2.手続上の事項に関する投票の説明は認 められない。
3.欧州委貞会の提案あるいは報告が,62 条(5)もしくは114条に基づき議会の議 題となった場合,議員は,書面での説明を
1項に従い捷出できる。
ロ虜あるレりよ書面での威労ば,投票の対 象とをる文書と直穿静に厨虜するあのでを ければをらをい。
138条 投票に関する異議申立て
1.議長は,投票の開始および終了を宣言 する。
2.議長が投票の開始を宣言した後その終 了を宣言するまで,彼を除くいかなる者も 発言できない。
3.議長が投票の終了を宣言した後,投票 の有効性に関する議事進行上の問題が提起
されうる。
4.挙手による投票の結果が公表された 後,議貞は,その結果が電子投票システム により確認されることを要請できる。
5.議長は,公表された結果の有効性につ いて決定する。その決定は最終的である。
139条 修正案の提出と提議
1.いかなる議員も,所管の議会内貞会で の検討を求める修正案を提出できる。
議会での検討を求める修正案は,議会内 委員会,1つの政党もしくは少なくとも32
名以上の議員により提出できる。
修正案は,書面によりかつその作成者の 著名人りで提出される。
2.140条に規定される制限事項に従い,修 正案の目的は,文書の一部変更ならびに語 句および数字の削除,付加もしくは置換え をおこなうことである。
本桑とJ4β桑に吉成きれる/二丈書ノと ば,決′諾もLくぼ_正彦決′議案の劇嵐 決定 を求める超案あるいぼ欧州委貞会による題 実の,全体をノ者味する。
3.議長は,修正案の提出期限を設定す る。
4.修正案は,討議中に,その作成者によ りあるいは彼が代理として任命した他の議 員により提出できる。
5.修正案は,その作成者により撤回され た場合,他の議員が迅速に引取らない限り 無効となる。
6.修正案は,議会が他の決定を下す場合 を除き,すべての公用語で印刷されかつ配 布されてはじめて投票にかけられる。議会 は,少なくとも12名の議員の反対があれ ば,他の決定をおこなうことはできない。
′話合府委貞会に産出されたノコ粛での修正 案ば,その委貞会の膚成居でJ名であそれ に反対する者がいる贋ク,投票にかけるこ とばできをい。
140条 修正案の受理可能性
1.次のような修正案は受理されない。
a)村象の文書と直接関係しないもの。
b)対象の文書の全体を削除するかあるい は置換えるもの。
c)村象の文書に含まれる1つ以上の個別
の条文もしくは項目を修正するもの。本規 定は,文書の全体にわたり特定の表現形態 への変更を試みる妥協修正案もしくは修正 案に対しては,適用されない。
d)対象である公用語文書の少なくとも1 つにおいて,修正を求める表現が存在しな いことが確認されたもの。この場合,議長 が,関係当事者とともに言語上の適切な訂 正をおこなう。
2.修正案は,同じ投票の間その文書に対 してすでになされた決定と矛盾する場合,
失効する。
3.議長は,修正案の受理可能性を決定す る。
j膚に躍った疹正実の安産す彪任にノ野す る′誘長の決定ば,本廉J賓および2厨のみ でばをぐ本題屍粛卿の魔窟一度に基づてあ のである。
18幸 手続への関与 141条 手続上の動議
1.手続上の動議とくに次のものを提出す る要請に関しては,他の要請に優先して発 言がなされる。
a)事項の受理不可能性(143条),
b)議会内委貞会への再付託(144条),
c)討議の終了(145条),
d)討議の一時中止(146条),
e)会期の停止もしくは閉会(147条)。
これらの動議に関しては,その提出者,
1名の賛成者,1名の反対者および所管の 議会内委員会の委員長あるいは報告担当委 員のみが,発言をおこなえる。
2.発言時間は,1分を超えない。
児玉・山本:欧州議会議院規則(試訳)(2・完) ク7 142条 議事進行上の問題
1.議貞は,議会の議院規則が尊重されて いないことを議長に喚起させるための発言 をおこなえる。彼は,最初に,どの条文に 言及するのかを特定する。
2.議事進行上の問題を提起する要請は,
発言を求める他のすべての要請に優先す る。
3.発言時間は,1分を超えない。
4.議長は,議事進行上の問題が提起され た後,議院規則に従ってその問題について 迅速に決定し,かつ自らの決定内容を直ち に公表する。議長の決定は,投票の村象に はならない。
5.議長は,自らの決定内容を議事進行上 の問題が提起された後24時間を超えない 一定時間の経過後に公表する旨を,例外的 に声明できる。公表が延期されることによ
り討議が一時中止になることはない。議長 は,この事項を適切な議会内委貞会に付託 する。
143条 事項の受理不可能性に対する提議 1.議題の特定の事項についての討議を始 める際,その事項の受理不可能性を提議で きる。そのような動議は,迅速に投票にか けられる。
2.動議が採択された場合,議会は,その 議題における次の事項へと討議を迅速に進 める。
144条 議会内委員会への再付託
1.1つの政党もしくは少なくとも32名以 上の議貞は,議題が設定される際に,ある いは議題に関する討議もしくは最終投票が
開始されるまでに,議会内委貞会への再付
乃 ワールド・ワイド・ビジネス・レビュー 第3巻第1号
託を要請できる。
2.要請できるのは,これら3つの手続段 階においてそれぞれ1度のみである。
3.議会内委員会に再付託されることによ り,当該項目に関する討議は停止する。
4.議会は,議会内委員会がその結論を報 告する期限を設定できる。
145条 討譲の終了
1.討議は,議長の提案により,あるいは 1つの政党もしくは少なくとも32名以上 の議員の要請により,リストにあるすべて の発言予定者が発言し終わる前に終了でき る。このような提案もしくは要請は,迅速 に投票にかけられる。
2.提案もしくは要請が採択された場合,
討議にまだ発言者を送り出していない政党 からそれぞれ1名のみが発言をおこなえ る。
3.2項に言及される発言の後,討議は終了 し,かつ議会は,投票の期限が事前に設定 されている場合を除き,討議事項に関する 投票をおこなう。
4.提案もしくは要請が否決された場合,
これらをその討議の間に再度提出できるの は,議長のみである。
146集 討議の一時中止
1.議題の1事項についての討議が始まる 際,1つの政党もしくは少なくとも32名 以上の議員は,その討議を特定の間一時中 止する動議を提出できる。このような動議
は,迅速に投票にかけられる。
2.その動議が採択された場合,議会は,
その議題における次の項目へと討議を進め る。
3.その動議は,否決された場合,その会 期の間に再度提出することはできない。
厨威せ−辟中止L次の会瀞に#ち威すと いう′芽会のいかをる決定あ,その会瀞の′芽 劇ざJJ∂廉とJJJ′条に産いノ設定されるとい
う屠解のもと,その厨房が潜み蓮まれる会 ガを好示する必要−がある。
147集 会期の停止もしくは閉会
議長の提案あるいは1つの政党もしくは 少なくとも32名以上の議貞の要請に基づ き議会が決定した場合,その会期は,討議 中もしくは投票中に停止あるいは閉会でき る。このような提案もしくは要請は,迅速 に投票にかけられる。
19章 審議の公開 14$条 諸事鐘
1.議会の決定および発言者の氏名を記載 する各会期の議事録は,次の会期が始まる 遅くとも1時間半前までに配布される。
_正彦手原の中で′諾会が深折L/ヒ修正案 ば,それと鳳著する欧州委貞会の題案や屠 事会の英題の豆腐が甜桑 〃ノもLくぼ乃 桑わノ に霹い長府廊に否決きれた場合で
も,すべて,胤とみをきれる。
議会が採択した諸文書は,分けて配布さ れる。議会が採択した立法文書に修正案が 含まれる場合,その文書は統合版の形式で 公表される。
2.各会期の開始の際,議長は,前の会期 の議事録についての承認を議会からえる。
3.その議事録に異議が出された場合,議 会は,必要ならば,求められている変更を 検討すべきか否かを決定する。いかなる議
貞も1分を超えての発言はできない。
4.議事録は,議長と事務総長により署名 されかつ議会の保管庫に置かれる。それは 欧州共同体の官報にて1カ月以内に公表さ
れる。
14,条 全文報告
1.各会期の進行に関する全文報告は,公 用語で作成される。
2.発言者は,要請を受けた翌日までに,
自らの発言内容をタイピングした原稿を事 務局に返送する。
3,全文報告は,欧州共同体の官報の付属 文書として公表される。
20章 雄会内委員会 150条 譲会内委員会の設置
1.議長会議の要請に基づき,議会は,そ の権限が議院規則の付属規則において明確 に規定される常任の議会内委員会を設置す る㌔議会内委貞会の構成員は,議会選挙 後の初回の会期において,さらにその2年 半後に再び,選出される。
2.議会は,いかなる時も臨時の議会内委 員会を設置でき,またその委員会の権限,
構成および任期は設置の決定と同時に明確 化される。その委貞会の任期は,その満了 日を議会が延長した場合のみ12カ月を超 えることができる。
虜時の靡会何委貞会の謄贋,膚威および 任ノ静がその彦置時に決定された後,讃会が この委貞会の摩贋を増威させることばでき をい。
***
委貞会の膚贋ばその彦置時に決定される
児玉・山本:欧州議会議院規則(試訳)(2・完) 乃 という本条の鹿足ば,薗時の議会内委貞会 についてのみ鹿骨される。
他方,常任の議会内委員会の摩贋ば,讃 尾発射の付屠虜卿にて定席きれているとお ク,兵をる手原によク魔窟される。ゆえに その摩贋が設置辟に好摩化されるとば屠ら
をい。
(*付属規則Ⅵ参照。)
151条 臨時調査委員会
1.議会は,総議員の4分の1の要請によ り,欧州共同体の組織もしくは機関,加盟 国の公共機関あるいは共同体法により同法 を実施する権限を与えられた個人の行為に 見受けられる,申し立てられた共同体法の 違反やその適用時における蝦庇ある行政を 調査するために,臨時調査委員会を設置で
きる。
臨時調査委貞会を設置する決定は,1カ 月以内に欧州共同体の官報にて公表され る。さらに議会は,この決定を可能な限り 広範に知らせるために必要なあらゆる措置 をとる。
2.臨時調査委貞会の運営は,本条におい てさらには議院規則に付属される「欧州議 会の調査権の行使に関する欧州議会,理事 会および欧州委貞会による1995年4月19 日の決定」において特に規定される条件を 留保して,議会内委貞会に関連する条文に
より規定される*。
3.臨時調査委貞会の設置を求める要請 は,調査の対象を明確にし,かつその動機 を詳細に述べたものでなければならない。
議会は,議長会議の提案に基づき,その委 員会の設置の是非を決定する。設置を決定
βロ ワールド・ワイド・ビジネス・レビュー 第3巻第1号
した場合,その構成は152条に従うことと する。
4.臨時調査委貞会の任務は,最長12カ月 以内に報告書の提出をもって完了する。議 会は,3ケ月の期間延長を2回まで決定で
きる。
その正式の構成員かあるいは彼が不在の 場合は常任の代理のみが,臨時調査委貞会
にて投票をおこなえる。
5.臨時調査委貞会は,その委員長と2名 の副委貞長を選出し,かつ1名あるいは2 名以上の報告担当委員を任命する。その委 貞会は,責任,職務および特定の任務をそ の構成貞に割り当てることができる。構成 貞は,これを受けてその委員会に詳細な報 告をおこなわねばならない。
次の会合を待つ間に緊急事項もしくは必 要があれば,臨時調査委員会のビューロー がその委貞会の権限を行使し,次の会合に て追認を受ける。
6.臨時調査委員会は,その権限の一部が 侵害されたと判断した場合,議会の議長が 適切な措置をとることを提案する。
7.臨時調査委貞会は,本条2項に言及さ れる決定の3条に言及される機関もしくは 個人と接触し,事情聴取や文書の受理をお こなえる。
その委員会の構成員と共同体の官吏によ る出張および滞在の費用は,後者の負担と する。臨時調査委貞会に出向いたそれ以外 の者の同様の費用は,専門家による聴取の 規則に従い欧州議会により償還される。
臨時調査委貞会での証言を求められたい かなる者も,その出身国において証言者が
享受する権利を主張できる。彼は,その委 員会にて声明する前にこれらの権利を知ら
されなければならない。
使用言語について,臨時調査委貞会は 117条の規定を適用する。なお,その委員 会のビューローは,
一機密上の理由から必要と判断した場 合,審議の参加者が使用する言語への通訳 のみに制限できる,
一受理した文書を,その委員会にて効率 的かつ迅速に審議され,また要請された秘 密性と機密性が尊重される形で確実に翻訳 する。
8.臨時調査委貞会の委員長は,ビューロ ーとの協力の下,審議の秘密性あるいは機 密性が尊重されることを確保し,かつその 構成員には適宜注意を呼びかける。
彼は,また,前出の「1995年4月19日 の決定」の2条(2)の規定に明示的に言 及する。議院規則の付属規則Ⅶが適用され る。
9.伝達された秘密文書あるいは機密文書 は,担当の構成員のみによるアクセスを確 保するための技術的な措置をとることが検 討される。担当の構成貞は,本条に従い他 のいかなる者にも秘密あるいは機密の情報 にアクセスさせずかつ臨時調査委貞会への 報告の作成を目的としてのみこの情報を利 用することを,厳粛に誓約する。会合は,
関係者以外の者が経過を知りえない状態の 屋内にて開かれる。
10.任務の完了後,臨時調査委貞会は,適 切ならば161条が定めた条件に従い少数派 の意見を含む,任務の結果に関する報告書
を議会へと提出する。その報告書は公表さ れる。
議会は,臨時調査委貞会の要請に基づ き,この報告書を,その提出直後に開かれ る会期にて討議する。
その委貞会は,また,欧州共同体あるい は加盟国の組織もしくは機関に関する勧告 案を議会に提出できる。
11.議長は,付属規則Ⅵに従い,臨時調査 委貞会の任務の結果についてとられた行為 を監視しまた適切ならば報告するよう,所 管の議会内委員会に指図する。彼は,調査 結果が確実に行為されるために適切と考え
るさらなる措置をとる。
虚■辟粛査委貞会の膚成にノ野する議長会誘 の産着わ虜ノのみが:Jガ奈々ノに従う 修正案とLて受け人れられる。
′詳会の庶房男の4分のJが労務化Lた粛 査の対象〔本条j虜ノおよび4膚が看める 朋ば,修正案の対象にばをらをい。
(■付属規則Ⅷ参照。)
152条 議会内委員会の構成
1.議会内委員会と臨時調査委貞会の構成 員は,政党および無所属の議貞により指名 がなされた後,選出される。議長会議は,
議会に提案をおこなう。議会内委員会の構 成は,可能な限り議会の構成を反映する。
巌屠ば,その靡屠政窟を変好レさ場合,
′詳会内憂貞会における虜の役贋を,2牢乎 の任瀞が滞アナるまでタ/き′好き超当する。
LかL巌貞によるノ帝屠政皆の変更が委貞会 何部における皮膚膨艦首の公正を代表を顔
′乃ゝねをい場合に/よ,′誘長会諾が:J膚夢 2文■に虜ノ看される手顔に従いかつ厨頗廉貞
児玉・山本:欧州議会議院規則(試訳)(2・完) βJ
の潜入曹を藤村が深厚されつつ,当該委貞 会の僚成に厨する願力を産案を出すことに
をる。
2.議長会議の提案に対する修正案は,少 なくとも32名の議員により提出された場 合にのみ受け入れられる。議会は,この修 正案を無記名で投票にかける。
3.構成員は,議長会議の提案に基づき,
かつ2項に従い修正されたうえで選出され る。
4.1つの政党が,議長会議が定めた期限ま でに1項に従う形で臨時調査委員会の構成 貞を指名できなかった場合,議長会議は,
期限内に通知を受けた候補者のみを議会に 提出する。
5.議長会議は,指名された者との合意の 下,かつ1項の規定に従い,議会内委員会 のいかなる欠員も補充する決定をおこなえ る。
6.このような変更は,すべて,次の会期 にて議会の承認をえなければならない。
153条 代理
1.政党と無所属の議員は,議会内委員会 に代表される正式の構成員と同数の常任の 代理を,委員会ごとに任命できる。議長は この任命について迅速に通知される。常任 の代理は,委員会会合に出席し発言する権 限を,さらに正式の構成員が欠席した場合 には投票に参加する権限を付与される。
2.なお議会内委貞会の正式の構成員は,
自らが欠席するうえ常任の代理がいないか もしくは欠席する場合,その政党の他の所 属議員がその委員会会合に代表されること を取決めることができる。代表された他の
β2 ワールド・ワイド・ビジネス・レビュー 第3巻第1号
議員には投票権が付与される。投票を実施 する会期の開始に先立ち,代理者の氏名が その委貞会の委員長に通知される。
2虜ば,必要を密度を加えたうえで秦所 属の鹿屋に鹿野きれる。
2虜の最終丈に鹿足される,ノ野射に見且 つ通知ば,厨房の辟ア帝あるい投票の原潜 時までにおこをわをければをらをい。
***
本条の鹿足ば,′諸原虜邸に労らかであ る,
−ノつの皮膚/よ,正式の僚成貞戯■を超え る数の作者を委居合で有することばできを
い,
−−−1芽長に遅効できるのば皮_煮であるた め,皮労のみが常任の代屠を任命する摩贋
を付与されている,
という2つの原卿と遵好Lている。
Lたがって,
一骨任の作者の彪位/よ,庶務政労への屏 屠のみに併存する,
−−1敗者の正式の膚成貞数が為る.諾会何委 月会において変更■された場合,その皮膚が 任命できる常任の代産の定屠る,これに広
ごて変貫きれる,
−−「詳月ば,その虜:屠皮斉を密度Lカ.場 合,厨■の席屠皮労の頗成貞とLて有Lてい た常在の作者の適任を併有できをい,
−−「芽会何委月余の虜鹿屋ば,いかをる虜 合でも,潜の政党にノ所属する歳月の作者と ばをクえをい。
154条 譲会内妻鼻会の任務
1.常任の議会内委貞会は,議会から付託 される問題,あるいは休会期であれば議長
会議を代表する議長から付託される問題 を,考慮する。臨時の議会内委貞会および 臨時調査委貞会の任務はその設置時に明示 されるが,他の委貞会に意見を提出するこ とはできない。
〃∬桑(ガ における靡靡あ参照のこと。ノ 2.ある問題を検討する権能をもたないこ とを常任の議会内委員会が宣言した場合,
あるいは,2もしくはそれ以上の常任の議 会内委貞会の間で権能をめぐる争いがある 場合,こういった権能の問題は,議長会議 の提案に基づき,あるいは関係する委貞会 の要請により,議会の議題となる。
3.ある問題の処理能力を2もしくはそれ 以上の常任の議会内委員会がもつ場合,そ の中の1委貞会のみが所管の委員会として 指定され,それ以外の委員会は意見の提出 を要請される。
とはいえ,1項に定められた条件のもと 正当な理由に基づき本条からの逸脱が決定
された場合を除き,1つの問題が3つ以上 の委員会へと同時に付託されることはな い。
4.2もしくはそれ以上の議会内委員会ある いは小委貞会は,それらの権能の範囲内に ある事項を共同で検討できるが,共同で決 定を下すことはできない。
5.いかなる議会内委員会も,議会のビュ ーローとの合意の下,自らの1名もしくは それ以上の構成員に命令して調査出張に派 遣できる。
155条 議員資格の確認を担当する議会内 委員会
議院規則の規定に従い設置された議会内