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Microsoft Word かが市民の会講演資料.docx

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かが市民の会講演(2016 年 4 月 2 日) <資料2> (「毎日新聞」15 年 7 月 20 日付け) 安保法案に関する、15年7月16日全国紙と地方紙(4紙)の社説見出し 毎日新聞=民主主義揺るがす強行 朝日新聞=戦後の歩み 覆す暴挙 読売新聞=首相は丁寧な説明を継続せよ 日本経済新聞=合意形成力の低下示した採決 産経新聞=与党の単独可決は妥当だ 北陸中日新聞=「違憲」立法は許さない 安保法案 強行採決 北国新聞=理解得るには時間かかる 沖縄タイムス=憲法を破壊する暴挙だ 琉球新報=民意顧みぬ政府の野蛮 廃案にして審判を仰げ <資料3> 安倍政権・自民党によるメディア支配・介入の経緯 (1) 01 年に官房副長官だった安倍晋三らがNHK幹部に従軍慰安婦を特集し たテレビ番組「ETV2001」について、「公正中立の立場で報道すべ き」などと求め、それに応じる形で幹部がプロデューサーに大幅な番組 改変を指示。番組は予定より4 分も短い異例の形で放送された。 (2) 03 年に自民党幹事長だった安倍晋三は、「ニュースステーション」の報道 が民主党寄だと抗議して、テレビ朝日の選挙特番への出演を拒否。 (3) 07 年、安倍首相(第1次政権)は親交のある古森重隆(富士フイルムホ ールディングス社長)らをNHK経営委員に任命。古森は経営委内の反

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対を押し切り、アサヒビール相談役の福地茂雄を会長に招く(約20 年ぶ りの外部からの会長起用) (4) 06 年 11 月 10 日、第 1 次安倍政権の総務相・菅義偉はNHKの橋本会長 を呼び、北朝鮮による日本人拉致問題をラジオ国際放送で「特に留意」 して放送するよう命令。NHKは抵抗せずに応じた。07 年には、関西テ レビ(大阪市)の「発掘!あるある大事典Ⅱ」の番組捏造問題で局に「警 告」を出すなど、各局への行政指導を連発。 (5) 13 年 7 月 4 日、参院選公示日に自民党はTBSテレビの報道に抗議して、 同社による党幹部への取材や出演拒否をすると発表。理由は「重要法案 の廃案が全て与党側にあると視聴者が誤解するような内容で、公正公平 を欠く」というもの。TBSは、「指摘は重く受けとめる.今後いっそう、 さまざまな立場からの意見を公平公正に報道する」との報道局長名の文 書を出すことで決着し、自民党はわずか1 日で取材拒否を解いた。 (6) 13 年 11 月、安倍首相(第2次政権)はNHK経営委員に安倍色の 4 人を 任命。経営委員12 人中 4 人以上を安倍の「お友達」が占める。NHK会 長人事の拒否権を握る。 (7) 13 年 12 月、安倍政権は「言論・表現の自由と知る権利を侵害する」との メディアの強い反対を押し切って、特定秘密保護法を成立させた。 (8) 14 年 8 月、朝日新聞が朝鮮半島・済州島で従軍慰安婦を強制連行したと の元山口県労務報告会の吉田清治の証言を「虚偽」として過去の記事を 取り消すと、安倍は「この誤報によって日本のイメージは大きく傷つい た」「日韓関係に大きな影響、打撃を与えた」などと朝日攻撃を繰り返し た。9 月 19 日には、自民党国際情報検討委員会が「決議」を発表し、「朝 日新聞が発信した虚偽の記事が国際的な情報メディアの根拠となり、・・・ 結果としてわが国の評価、国益を著しく毀損した。いわゆる慰安婦の「強 制連行」の事実は否定され、性的虐待も否定されたので、世界各地で建 設の続く慰安婦像の根拠も失われた」とした。読売、産経も安倍政権に 同調して激しい朝日バッシングを展開。これに右翼が連動。 (9) 14 年 12 月 18 日放送のTBS「NEWS23」に出演した安倍首相は、 番組内で「アベノミクスの効果は感じていない」といった街の声のVT Rに対し、「選んでいる。6 割の企業が賃上げしているのに、全然反映さ れていない。おかしいじゃないですか」と色をなして反論。その2 日後、 自民党は筆頭副幹事長萩生田光一と党報道局長名で衆院選挙期間中の報 道の「公平中立」を求める文書を各局に渡した。文書には、出演者の発 言回数や時間、ゲストの選定、街頭インタビューの扱い方まで事細かに 要求項目を並べた。この後、テレビ朝日「朝まで生テレビ!」で予定し ていた評論家らゲスト2 人の出演を取り消し、政治家だけの討論にした。

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12 月の衆院選で、東京キー局 6 局の解散日から投票日までの選挙関連番 組の総報道量は約70 時間。これは 03 年〜12 年の計 4 回の衆院選の平均、 約217 時間と比べて圧倒的に少ない。 (10)15 年 1 月 25 日、NHK 新会長籾井勝人氏は就任記者会見で「政府が右と 言っているものを、われわれが左というわけにはいかない」、「(従軍慰安 婦)はどこの国にもある」、「(秘密保護法は国会を)通っちゃたんでもう 言ってもしょうがない」などと発言。また、経営委員の百田尚樹(2015 年 2 月退任)は、自衛隊出身の東京都知事候補・田母神俊雄の応援演説 で、「南京大虐殺はなかった」、「原爆は大虐殺。東京裁判はそれをごまか すための裁判だった」と発言。また、長谷川三千子は1993 年に朝日新聞 で短銃自殺した右翼活動家・野村秋介をたたえる追悼文を書いていたこ とが明るみに出る。 (11)15 年 3 月 27 日放送のテレビ朝日「報道ステーション」で、コメンテータ ーの元経産相官僚の古賀茂明が自らの番組降板を巡って、「菅(義偉)官 房長官をはじめ、官邸の皆さんはバッシングを受けた」「テレビ朝日の早 河会長と古館プロジェクトの会長の意向で今日が最後になった」と発言。 菅官房長官は、30 日の記者会見で、「まったくの事実無根だ。事実に反す るコメントを公共の電波を使って報道したことは、きわめて不適切だ」 とし、対抗措置としては「放送法があるので、テレビ局がどのような対 応をとるかをしばらく見守りたい」と威嚇に近い発言。テレビ朝日の早 河会長は31 日の定例記者会見で「適切な放送でなかった。菅官房長官に はおわびしたい心境」と謝罪。テレ朝は番組関係者 6 人の処分を発表、 報道ステーションの担当プロデューサーは配転されたという(「週刊文春」 4 月 9 日号)。また、報道ステーションの月〜木曜のコメンテーターだっ た朝日新聞の惠村順一郎論説委員も3 月いっぱいで降板した。14 年 9 月 放送の慰安婦問題の検証で、「慰安婦問題は消すことのできない歴史の事 実」とコメントしたのがテレビ朝日の番組審議会で問題となる。番組審 議委員長の見城徹(幻冬舎社長)は安倍首相の「メシ友」と言われてい る近い関係。 (12)15 年 4 月 17 日、自民党の情報通信戦略調査会(会長・川崎二郎元厚生労 働大臣)は、テレビ朝日とNHKの報道番組について幹部を呼び事情聴 取。理由は「2 つの案件とも真実が曲げられた放送がされた疑いがある」 と放送法違反を理由にした。川崎会長は調査会後に、NHKと民放連で 作る自主機関「放送倫理・番組向上機構」(BPO)について、政府が関 与する仕組みの創設を含めて組織のあり方を検討する方針を固めたと記 者団に語る。 (13)15 年 6 月 25 日、自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」において、

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大西英男議員は「マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるの が一番だ」として、講師の作家百田尚樹氏に「経団連などに働きかけて ほしい」と発言。この席で百田氏は、「沖縄の二つの新聞はつぶさないと いけない」と発言。 (14)15 年 11 月、読売新聞、産経新聞に掲載された「放送法の遵守を求める視 聴者の会」の意見広告で、TBS の番組「NEWS23」が名指しで放送法に 違反していると批判される。併せて総務相により強力な番組監督を求め ている。 (15)16 年 2 月 8 日、高市早苗総務相は衆院予算委員会で、放送局が「政治的 に公平であること」と定めた放送法の違反を繰り返した場合、電波法に 基づき電波停止を命じる可能性に言及。放送法について「単なる倫理規 定ではなく法的規範性を持つ」と強調。12 日には「政治的公平」につい て政府統一見解を発表し、高市総務大臣が、一つの番組だけでも放送局 に電波停止を命じる可能性に言及したことに関して「番組全体を見て判 断するという(従来の政府)解釈を補充的に説明し、寄明確にした」と 説明した。高市氏は12 日の記者会見でも「必要な場合、法を所管する立 場から対応を行う」と述べる。市民団体「放送を語る会」と日本ジャー ナリスト会議は12 日、高市発言に対し「憲法が保障する言論・表現の自 由に対する許しがたい攻撃だ」と抗議し、辞任を求める声明を発表した。 2 月 29 日には、テレビキャスターの金平茂紀(TBS)、岸井成格(毎日新 聞特別編集員・NEWS23)、鳥越修太郎など 6 氏が「私たちは怒っていま す〜高市総務大臣の電波停止発言は、憲法・放送法の精神に反している 〜」と共同で記者会見し抗議の意思表示をおこなう。 (16)16 年 3 月末、NHK「クローズアップ現代」の国谷裕子氏、テレビ朝日「報 道ステーション」の古舘伊知郎氏、TBS「NEWS23」の岸井成格氏が番 組を降板。 <資料4> 1.戦前のメディア統制のための基本法 ①新聞紙法(明治42 年・1909 年公布)→1949 年廃止。前身は新聞紙条例(明 治8 年・1875 年公布) ②出版法(明治26 年・1893 年公布)→1949年廃止 ③無線電信法(大正4 年・1915 年公布)→1950 年廃止 第一條 無線電信及無線電話ハ政府之ヲ管掌ス→電波は国家のもの 2.戦後の言論法制 電波三法(昭和25 年・1950 年施行)

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①電波法 ②放送法 ③電波監理委員会設置法(独立行政委員会)→1952 年に 廃止され郵政省(現総務省)に電波行政の一切が引き継がれる 放送法 第一条(目的) この法律は、次に掲げる原則に従つて、放送を公共の福祉に適合するように規 律し、その健全な発達を図ることを目的とする。→電波は国民のもの 一 放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること。 二 放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の 自由を 確保すること。 三 放送に携わる者の職責を明らかにすることによつて、放送が健全な民主主義 の発達 に資するようにすること。 第三条(放送番組の自由) 放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、 又は規律されることがない。 第四条(国内放送等の放送番組の編集等)→いわゆる放送準則 放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送 番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。 一 公安及び善良な風俗を害しないこと。 二 政治的に公平であること。 三 報道は事実をまげないですること。 四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明 らかにすること。 <資料5> 放送法制定時の政府による「政府と放送の距離」についての説明 「放送番組につきましては、第1条に、放送による表現の自由を根本原則とし て掲げまして、政府は放送番組に対する検閲、監督は一切行わないのでござい ます」→あくまでも放送局の自律によってなされるべきもので、その際のいわ ば目標値が第4条の放送準則であるということになる。

参照

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