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中山間地域における「自給的」生活の再評価と

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(1)

中山間地域における「自給的」生活の再評価と

「脱消費的」ライフスタイルについて

A Study on Revaluation of Self-suffi ciency Life and Lifestyle not Excessively Dependent on Consumption

斎 藤 義 則

要約

中山間地域の既存の振興方策を整理し批判的に評価した上で、茨城県大子町黒沢地区で存続して いる「自給的」生活を分析し、中山間地域を従来の「生産と消費」の場としてとらえるのではなく、

自然環境と共生する「脱消費型」ライフスタイルを展開する場として位置づけることの重要性を指 摘したうえで、①産業誘致から「人財(移住者)」誘致と「新生業」創業支援、②移住者に開かれ たコミュニティと協働システムの構築、③近代的価値の相対化によるライフスタイルの見直しと都 市・農村の共生、を提案した。

1 はじめに

 国立社会保障・人口問題研究所による我 が国の長期的な将来推計人口(平成

18

12

月推計)で

2050

年には

9,515

万人、2100

には

4,771

万人(いずれも中位推計)が発表

されると、人口維持対策が重要な政策課題 の一つとして浮上する。また日本創成会議・

人口減少問題検討分科会(2014

5

月)が

2010

年から

30

年間で

20 39

歳の女性人 口の予想減少率にもとづいて

2040

年に「消 滅」する「可能性」のある「都市」が

896

自治体あるという推計1は、その対策の必要 性を広く認識させることになった。また、消 滅する可能性のある「限界集落」2の提起も その対策の重要性を指摘するものである。

 政府は、

「まち

ひと

しごと創生長期ビジョ ン」(平成

26

12

27

日閣議決定)によ り現在

1.4

程度の「出生率を

1.8

程度」に向

上させることで「2060年に

1

億人程度の人 口が確保される」ことを目標とし、その対 策「まち・ひと・しごと創生総合戦略」(平

26

年末決定、平成

27

12

24

日閣議 決定)を発表した。その基本目標は、①地方 における安定した雇用を創出する、②地方へ の新しいひとの流れをつくる、③若い世代の 結婚・出産・子育ての希望をかなえる、④時 代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守 るとともに、地域と地域を連携する、である。

これらの対策は我が国の昭和

30

年代以降の 急激な工業化・都市化に伴う地方圏から大都 市圏への人口流出による地方圏の過疎化対策 として、国はもとより自治体の総合計画にお いても重要な政策課題のひとつとして継続し て計画され実施されてきたものである。

 地方圏特に中山間地域においては、全国平 均に比べ高齢化率が高く、若年女性人口が少 なく出生率(正確には合同特殊出生率)が低

1

増田寛也編著『地方消滅』2014

8

月(初版)、中央公論社

2

大野晃著『山村環境社会学序説』2005

1

月(初版)、農文協

(2)

く、新規学卒者の都市圏への転出が依然続い ており、短期的には人口の自然増による人口 回復を期待することは困難な状況にある。そ のため、当面は「総合戦略」の「②地方への 新しいひとの流れ」をつくり、人口の維持と 回復をめざすのが現実的であると考える。

 本稿では、このような視点から、地方圏、

特に中山間地域への移住人口を増やし定住人 口を維持することで地域振興をはかるための 課題を整理し、移住・定住人口を増やすため の新たな考え方と方策を提案する。

2  中山間地域における地域振興方策の 既存の考え方

 中山間地域においてこれ以上の人口減少と 高齢化を抑制するためには、雇用を確保する というのが基本とされている。しかし、地理 的条件や労働力確保などの条件から企業誘致 がむずかしい地域でどのようにして雇用を確 保し創出するかは、過疎化が急激に進行した

1960

年代以降継続して課題にされてきたこ とでもある。企業誘致などの地域外から雇用 を呼び込む「外発的」ではない、「産業の地 域化と生活の産業化」3をめざす「内発的」に 雇用を確保し地域経済を維持する考え方が提 起されたのもこの時期である。その「内発的 発展論」をベースとした具体的な方策として

展開されたのが、「地産地消」や「農商工連 携」・「6次産業」などである。一方、直接雇 用を確保するのではなく、定住しなくても昼 間人口と短期滞在者を増やし、滞在者が地域 で消費することにより地域経済の維持・発展 をめざす都市農村間の交流促進4という考え 方が提起された。さらには、著しい人口減少 が予測されると交流人口の拡大だけでは地域 が消滅してしまうとの危機感から、定住人口 と移住人口を維持、増加させる方策を検討す る必要に迫られ、都市圏から地方圏への移住 をいかに促進するかが重要な課題になってい る。また、農村の多面的役割を評価し、EU の政策を参考に直接所得保障する制度も制定 された5

 農村を従来の食料生産と生活の場としての み位置づけるのではなく、消費の場として 認識することの重要性を指摘する論考6もあ る。さらには、農村集落の維持・発展は困難 として「撤退」する農村計画と集落移転を提 起する論考7もある。

 本節では、以上の中山間地域振興にかかる 主な考え方について概要を整理する。

 内発的発展論の「思想的系譜」とその観点 から日本の農山村のとらえ方について保母武 8が整理し、問題提起している。保母によ れば、鶴見和子9や宮本憲一10などの概念規 定を紹介しつつ、「内発的発展の内容は、欧 米が工業化していった経験をもとに構築さ

3

槇平龍宏「地域再生の理論と農山漁村」、『農山村再生に挑む』小田切徳美編著、2013

8

月(初版)、

岩波書店

4 「農産漁村滞在型余暇活動のための促進に関する法律」が 1994

年に制定されている

5 「中山間地域等直接支払交付金」2000

年度から開始

6

立川雅司「ポスト生産主義への移行と農村に対する『まなざし』の変容」『消費される農村』日本村落 研究学会編、2005

11

月、農文協

7 『撤退の農村計画』林直樹・齋藤晋編著、2010

8

月(初版)、学芸出版社

8 『内発的発展論と日本の農山村』1996

8

月(初版)、岩波書店

9 「内発的発展論の系譜」『内発的発展論』鶴見和子・川田侃編、1989

3

月、東京大学出版会

10 『環境経済学』1989

6

月、岩波書店

(3)

れた近代化論が公認する単一の価値観ではな く、宗教、歴史、文化、地域の生態系などの 違いを尊重して、多様な価値観で行う、多様 な社会発展である」としている。小田切徳 11は、

「地域づくりの戦略」には「内発性、

総合性・多様性、革新性」が必要で、「地域 づくりの

3

つの柱」、「暮らしのものさしづ くり」、「暮らしのしくみづくり」、「カネとそ の循環づくり」の重要性を指摘している。内 発的発展論をベースにしたものである。そし て小田切は内発的発展を「一、環境・生態系 の保全及び社会の維持可能な発展を政策の枠 組みとしつつ、人権の擁護、人間の発達、生 活の質的向上を図る総合的な発展を目標とす る。二、地域にある資源、技術、産業、人材、

文化、ネットワークなどのハードとソフトの 資源を活用し、地域振興においては、複合経 済と多種の職業構成を重視し、域内産業連関 を拡充する発展方式をとる。地域経済は閉鎖 体系ではないため、『地域主義』に閉じこも るのではなく、経済力の集中・集積する都市 との連携、その活用を図り、また、必要な規 制と誘導を行う。国家の支援措置については、

地域の自立的意志により活用を図る。三、地 域の自立的な意志に基づく政策形成を行う。

住民参加、分権と住民自治の徹底による地方 自治の確率を重視する。同時に、地域の実態 に合った事業実施主体の形成をはかる」12 規定している。

 内発的発展論の柱の一つである「域内産業 連関」の拡充については、「地産地消」や農 林水産資源を加工して付加価値を高める、い

わゆる

1.5

次産業の振興から、第

1

次産業、

2

次産業、第

3

次産業、を乗算して第

6

次産業の振興まで「域内産業連関」の拡充が 重視されている。域内産業連関については島 根県を対象にして「農商工連携」の事例を紹 介し、分析した労作13がある。

 都市農村交流により交流人口を増やそう とする施策は、1994年に制定された「農山 漁村滞在型余暇活動のための促進に関する 法律」をもとになっている。平成

11(1999)

年に制定された「食料・農業・農村基本法」

に反映し、国民の農業及び農村に対する理解 と関心を深めるとともに、健康的でゆとりの ある生活に資する」ことが目標にされた。平

19(2007)年には「農村漁村活性化法」

が制定され、「農山漁村における定住等及び 農村漁村と都市との地域間交流を促進するた めの措置を講ずることにより、農山漁村の活 性化を図る」とされた。都市農村交流事業の 柱の一つであるグリーンツーリズムは、全国 各地で実践され、関連する図書、文献14 多い。全国各地で農作業や郷土食調理、自然 観察、趣味活動など多様な体験交流メニュー が提供され、農家民宿と地域での消費が促進 された。特に、長野県飯田市における小中学 校生を対象とした農村生活体験としての「教 育交流」や大分県小国町における農家民宿者 を「疑似家族」としてとらえる活動など、地 域の多様な資源を活用した都市農村交流が全 国で展開されてきた。

11 「農山村再生の戦略と政策」『農山村再生に挑む』小田切徳美、2013

8

月、岩波書店

12 『日本の農山村をどう再生するか』2013

10

月(初版)、岩波書店

13 『中山間地域の「自立」と農商工連携』関満博・松永桂子編、2009

2

月、新評論

14 『日本型グリーンツーリズム』井上和衛・中村功・山崎光博、1996

3

月、都市文化社、『グリーンツー リズム実践の社会学』青木辰司、2004

2

月、丸善、『日本的グリーンツーリズムのすすめ』200年現 代農業

11

月増刊、農文協、『日本とアジアの農業

農村とグリーンツーリズム』宮崎猛編、2006

7

月、

昭和堂、

『グリーンツーリズムの新展開』日本村落研究学会編、 2008

4

月、農村漁村文化協会、など多数。

(4)

 国の政策として「地方への新しいひとの流 れをつくる」(「まち・ひと・しごと創生総合 戦略」)ことが目標に掲げられると、地域外か らの移住を促進することで人口の維持・発展 を目指すという考え方がより重視されること になった。多田忠義15は「移住・定住プロセ ス支援」として、「①認知支援 ②入り口支 援 ③マッチング支援 ④就職支援 ⑤定住 支援」の5項目を提案している。雇用確保に ついては、「移住関連指標」の「⑧農林水産 業への新規就業 ⑨企業誘致」があげられて いる。この

5

つのプロセスを総合的に施策展 開しているのが、島根県雲南市である。雲南 市の定住施策は、「①定住推進員・定住企画 員制度、②空き家活用、③地域との協働によ る定住推進」の「3つの柱」16が掲げられてい る。多田の

5

つの「移住

・定住プロセス支援」

に施策を分類すると次のとおりである。

認知支援

定住支援サイト

「ほっこり雲南」、

定住フェアイベント、UIターン者交流会、

定住推進員、定住企画員 

入り口支援:定住フェアイベント、定住推 進員、定住企画員 

マッチング支援:雲南暮らし体験プログラ ム、定住推進員、定住企画員 

就職支援:無料職業紹介所、就農支援、就 農サポート事業、地域おこし人材の誘致、

三日市ラボ、幸雲南塾〜地域プロデュー サー養成講座、定住推進員、定住推進員 

定住支援:空き家バンク制度、空き家改修 事業補助金、空き家片付け事業補助金、雲 南市

UI

ターン促進空き家リフォーム事業、

農地付き空き家制度、定住協力員、定住推 進員、定住推進員 

 なお、「定住施策の総合的、計画的な推進 を図るため市役所関係部局、関係機関で構成」

する「定住推進協議会」を設置している。

 農村共同体は、第

1

次産業を基盤として 生産と生活が有機的に結合した互助組織であ り、親密な人間関係を有する伝統的な自治 的コミュニティであるとして、戦後一貫して 高い評価を得ている。例えば、内山節17は、

伝統的な共同体理論を検証した上で、社会と は「生命の営みの集積」で「自然と人間がと もに生きていく」社会であると前提し、しか し今日の社会がそのことを感じさせないの は「人間たちを結んでいるものが、市場経済 であったり、大きな社会システムや国家シス テム、さらには世界システム」で、「自然や 人間の生命の営みはその手段として利用」さ れ、私たちは

「単なる交換可能な労働力であっ

たり、GDPの拡大に寄与するだけの消費者、

記号化された国民」でしかないと指摘し、現 代の共同体論は「もう一度自然や人間の生命 の営みがこの世界をつくっている」と言う認 識を深め、「生命の営みが結びつき、自分た ちはともに生きる生命」であることが感じら れる「存在のかたち」を創造し直さなければ いけない、「この思いが、現代の共同体論に、

新たな息吹をふきこんでいる」と言う。

 立川雅司18は、英国における農村研究の ポスト生産主義と方法論の展開について概説 した上で、日本農村を「農業生産が展開する 場」という観点からのみ対策を議論すること はできなくなっており、「生産よりもむしろ 消費にかかわる機能から再定義」し、「農村

15 「移住促進政策の変遷と課題─鳥取県鳥取市の事例をふまえてー」2016

5

月、農林金融

16 「雲南市の定住施策の取り組み」雲南市政策企画部うんなん暮らし推進課、平成 27

4

月版より

17 『共同体の基礎理論 自然と人間の基層から』2010

3

月、農文協

18 「ポスト生産主義への移行と農村に対する『まなざし』の変容」『消費される農村』、日本村落社会研究

学会編、2005

11

月、農村漁村文化協会

(5)

空間を商品化していこう」と問題提起してい る。立川は、日本におけるポスト生産主義へ の移行時期を「ウルグアイ・ラウンド交渉の 展開とともに、農業の多面的機能の重視や、

条件不利地域おける農村政策(例えばグリー ンツーリズム等)が提起」されてきた

1990

年代とする。そして、「ポスト生産主義の農 村において現れてくる需要」を「農村の外部 からの作用や影響を明示的に取り扱う」ため に「まなざし」という概念を手がかりにして、

2

つの「まなざし」を論じている。その一つ は、「消費的まなざし」で都市ないし消費者 が「観光や買い物、レクリエーション、体験、

居住を提供する農村」への「まなざし」であ る。もう一つは、行政が農村活性化を仕掛け る「政策的まなざし」である。「消費的まな ざし」は「人間性を回復する〈いなか〉」で あり「農村空間を商品化」していこうとする もので、「政策的まなざし」は「『危機に瀕す る』〈農村〉」である。そしてこの

2

つの「ま なざし」、「消費的まなざし」としての「いな か」と「政策的まなざし」の「農村」が、

「分

裂」していると指摘する。「農村空間の商品 化」とは「農村空間のもつ様々な要素(景観、

イベント、土地、伝統、社会関係等)」が「消 費」と「市場的評価」の対象となることを指 すと言う。そして「農村空間の商品化が進む ポスト生産主義においては、むしろ農村はそ の農村らしさを再構築・再提示し、農村らし さを強調する」傾向が生じるとする。「新しい 農村問題」

「農村空間が様々な 『まなざし (消

費的まなざし、政策的まなざし)』にさらされ ながら、その要求に応じていかに再構築・利 用」されていくのかにあると指摘する。この

著書では、「政策的まなざし」の観点から中 山間地域直接支払い交付金についても紹介19 されている。

 林直樹、齋藤晋他20は「人口を維持する ことができない集落はどうすればよいのか」

という問題意識から「積極的な撤退と集落移 転」と「種火集落」の整備を提案している。

「すべての過疎集落」が移転すると、や

まあいの文化、それによって成立してい た二次的自然は消滅する。すべての過疎 集落が移転することはないと思うが、集 落が少なくなった地域であれば、ありえ ないことではない。

「積極的な撤退」

では、

少数の過疎集落については、不利を承知 で、現在の場所にとどまってもらい、や まあいの文化(や二次的自然)を守って もらう(育ててもらう)ことを考える。

むろん一定の支援が不可欠である。我々 の研究会では、この集落のことを『種火 集落』と呼んでいる。

 そして、「種火」の残し方については、次 のように説明している。

 これまでは、昔から集落で生活してき た地元住民が代々文化を引き継ぐ仕組み があった。つまり、血縁による世代交代 である。ただし、価値観が多様化した現 代にあって、その仕組みは実質的に崩壊 している。この制度を復活させることは、

おそらく無理であろう。

 一方、最近では、30代くらいの若い 世代や団塊の世代が田舎暮らしにあこが

19 「農村地域における『地域』」市田知子、

同上『消費される農村』、

EU

における直接支払制度については、

EU

の直接支払制度とフランスの条件不利地域支払い」佐川泰弘、文部科学省科学研究費報告書『中山 間地域における都市農村交流を媒介とした地域再生方策』筆者代表、茨城大学人文学部、2012

3

に詳しい。

20 『撤退の農村計画』2010

8

月、学芸出版社

(6)

れて移住するケースが増えている。種火 集落を維持するためは、彼らの協力も必 要である。「積極的な撤退」では、「文化

『次の』

担い手」を集落内だけでなく、

集落外にも求める。とはいえ地元住民に 退場を求めるという意味ではない。世代 交代も否定しない。

 一方、山下祐介21は、過疎集落における「世 代による地域住み分け」を媒介にしてつくら れる「親族ネットワーク」に着目し、「知恵の 出し方、工夫次第で限界集落の多くは存続可 能」と指摘している。限界集落の人口は少な く高齢化しているが「いま集落に残っている 昭和一桁生まれ世代」と地域外に転出した

「す

でに仕事場からの引退が始まっている戦後直 後生まれ世代」、「次の世代である低成長期生 まれ世代」による「広域に広がる家族」、「親 族ネットワーク」が形成され、集落に住む家 族を支える機能を維持していると指摘する。

そして、「半世紀の間にむらから排出された 人々の再環流が、今後可能になるのかどうか」

が最も重大な案件で、「こうした環流がベー スとして確立」されることで

「村は安定」

「今

後の地域再生の力につながる」と言う。

3 既存の地域振興方策研究の批判的検討

 前節で既存の中山間地域振興方策の考え方 を整理したが、本節ではそれらについて批判 的に検討・評価する。

(1) 第 1 次産業を中心とした地域経済・生 産機能再生の場としての対策に重点  まず、いずれの考え方も、当然と言えば当

然であるが、地域における雇用創出が共通課 題とされており、第

1

次産業を中心とした地 域経済と生産機能の再生をいかにはかるかと いう視点から論じられている。農商工連携に よる

6

次産業の振興はもとより、内発的発展 論や都市農村交流とグリーンツーリズムの促 進、ひいては「農村空間を商品化」するとい う問題提起も、いずれも同様である。内発的 発展論は、生活と生産が有機的に結合するこ とで互助的で親密な「共同体」が成立してい ることを前提とし、高く評価しているが、提 起されているのは「産業の地域化と生活の産 業化」に象徴されるように、地域経済と生産 機能の再生の視点に重点が置かれている。な ぜ、生活の場もしくは「共同体」という観点 から地域再生と振興策が提起されないのか、

疑問である。

 その理由の一つは、地域再生と地域振興策 の対象が、中山間地域に現在居住している住 民に限定されているからである。働く場がな いから若者が地域に残ることができず都市に 転出し、地域が衰退するのに歯止めがかから ないので、雇用機会を増やし、地域経済を活 性化しなければならないという論理である。

このことに基本的に誤りはないが、中山間地 域に居住するのは中山間地域出身者だけであ るという暗黙の前提がある。

 人口の自然減少と転出超過が続いてきた中 山間地域を、地域外出身者の生活の場やコ ミュニティ(「共同体」)の側面を強調する難 しさは理解できないことではないが、京都府 綾部市への移住者の増加とその生活を紹介し た『半農半

X

という生き方』22や徳島県神山 23へ東京にある

IT

ベンチャー企業がサテ ライト・オフィスを設け、そこではサテライ ト・オフィスで働く人はもとより地域住民を

21 『限界集落の真実』2012

1

月、ちくま新書

22

塩見直紀、2008

8

月、ソニー・マガジンズ新書

23 『神山プロジェクト』篠原匤、2014

3

月、日経

BP

(7)

含めた新たな「コミュニティ」を形成してい る。また、また中山間地域ではないが茨城県 大洗町には人気アニメ「ガルパン」ファンが 多数押し寄せ、地域商店街と共同したまちづ くりが行われ、交流が促進されている。

 このように、人口減少を抑制するのは地域 出身者のための既存の雇用確保だけが唯一の 対策ではなく、地域外に住む人々の生活の場 やコミュニティの場として位置づけ、支援し、

その環境を整備することも有効な対策の一つ である。

(2) 集落居住者を対象とした「自閉的」傾向 のコミュニティ論

 共同体に関する古典としては、テンニー スの『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト』

(1887

年)と、マッキーバーのコミュニティ とアソシエーションの関係として捉えた『コ ミュニティ』

(1917

年)があるが、内山24

「日

本的共同体」の特徴として、「自然と人間の 共同体」としてつくられ、「講をとおして遠 隔地と結ばれ」

「閉じられた共同体ではなく」、

「小さな共同体が積み重なる」 「多層的共同体」

としてつくられていると指摘する。

 この指摘はきわめて重要でこの考えに基本 的に賛同するが、内山の「多層的」は、自然 村を共同体の基礎単位として、そのいくつか が集合した共同体、自然村の全体集合である 旧村、旧村が集合した現在の行政区域として の村という多層的に構成され、それぞれの共 同体で互助的活動が営まれていることを前提 にしている。

「日本的共同体」についてのこの認識は重

要であるが、現代社会においてはこの「多層」

の構成が著しく変容し、広域化し、網の目的 に形成されていると考えられる。

 現代社会は、高速交通体系はもとより、IT

による情報通信網の発展によりヒエラルキー に基づく「共同体」の「多層」性は崩壊し、

個人が世界と直接つながるネットワーク社会 を形成し、古典的なヒエラルキーによる「多 層」を構成していない。

 都市、農村を問わず町内会・自治会への加 入率は低下しかつ少子高齢化が進行するなか で、地域の運動会が開催できない、地域で高 齢者が高齢者を見守る「老老介護」の実態な ど既存のコミュニティ活動の存続すら危惧さ れている。これまでの「共同体」が果たして きた役割や将来への期待などを否定するつも りはないが、現実的にコミュニティの「共同 性」をどのようにして維持し、発展させるの か、その具体的で現実的な認識と将来イメー ジが欠けている。

 これまでの地域

「共同体」

に関する論考は、

現代社会のこのような社会基盤の変化を十分 にはふまえず、過去において果たしてきた機 能面のみを強調することで、精神的に「自閉」

し、かつ論考とは矛盾するような地域的に

「閉

鎖的」な「共同体」をイメージしているよう にみえる。

(3)「悲観的」集落消滅論

 林直樹、齋藤晋らの一部中山間集落継続 からの「積極的な撤退」論は、「むらおこし」

から計画的な「むらたたみ」と「種火集落」

による「文化」の保全と将来の再生を提言し ているが、山下祐介25が指摘するように「親 族ネットワーク」の存在を前提にすれば、当 面「消滅」することを前提にした計画論が有 効であるのかどうかを問わなければならない。

むしろ、「親族ネットワーク」にかわる血縁者 以外の外部者がサポートするネットワークを 構築することを目標にして、高齢者が安心し て住み続けられる環境整備を検討することの

24

前掲

17

25

前掲

21

(8)

ほうが現実的かつ有益なのではないかと考え られる。「集落移転」の必要性は、原子力事 故被災地域などのように生命の安全性が確保 できない地域での有効性は認めざるを得ない にしても、居住地選択自由の権利の観点から 言えば、「強制ではない」とするならば、あ えて提言する有効性は認められない。廃屋 を放置した場合の環境リスクなどを考慮して も、居住地選択自由の権利を軽視する「悲観 的」

「集落消滅」

を前提とした

「集落移転」

は認めにくい。

(4) 移住者支援にみる中山間地域の定住の場 としての評価の芽生え

 中山間地域を存続するためには、地域外居 住者との連携を強めるのが、当面きわめて現 実的であり、有効な対策であると考えられる。

 昼間人口の拡大による地域発展を目標とし た都市農村交流やグリーンツーリズムの展開 は、中山間地域の生産の場としての評価では なく、一時滞在の場、定住の場としての魅力 をアピールするものであった。自然環境に恵 まれ、個性的な村落景観と郷土食、そして親 密な人間関係がはぐくまれ、ゆったりとした 時間のながれのなかで生活する魅力をアピー ルするものであった。

 島根県雲南市の移住者支援の取り組みは、

「①認知支援 ②入り口支援 ③マッチング

支援 ④就職支援 ⑤定住支援」まで一貫し た総合的な政策運営で評価できる。この政策 は、国の地方創生総合戦略にも合致するが、

従来の企業誘致や内発的発展論などの雇用創 出に重点を置いたものではなく、いわば「人 財」誘致とも言うべきものである。移住者

(人

財)を増やすためには、働く場としてよりも 生活の場としての魅力が高くなければ、わざ

わざ今の職場を辞めてまで移住することはな いであろう。また、ITなどを活用して、職 場に近いところに居住する必要がないいわゆ るテレワーカーにとっては、居住地選択の条 件は生活の場としての評価が最も優先される ことになろう。

 移住者を増やすことにより地域再生を目標 とすることは、中山間地域をこれまでの生産 と消費の場という地域の産業・経済再生を優 先する地域振興方策から、地域外から転入す る移住者にとって生活の場としての安心と魅 力を高めることにより地域振興を図るという 政策の重点のシフトである。

4  大子町黒沢地区における「自給的」

生活の存続形態26

 本節では

「自給的くらし」

の構成要素を、水、

エネルギー、食料の

3

つと設定し、上の 宮農業集落を対象にして、そのようなくらし をしている農家

26 戸を発見し、ヒアリング

調査を行った。下にその調査結果の概要を示 す。ヒアリングの時期は、2010

7

月〜

12

月である。

 1960年代以前には、どこの農林業家でも みられた暮らし方であったが、今では水道や 石油、電気に代わり余り見られなくなってい る。これらを

1960 年代以前の「遅れ」た暮

らしが残存していると捉えることは簡単であ るが、現代社会が目標としている環境共生型 の生活の最先端にあると言うこともできる。

いわば、「一周遅れのトップランナー」と言 える。

 水は山の水を使い、エネルギーのうち燃焼 については薪を用い、食料は野菜を自給す

26

本節は、文部科学省科学研究費報告書『中山間地域における都市農村交流を媒介とした地域再生方策』

筆者代表、茨城大学人文学部、

2012

3

月の「『自給的くらし』を媒介とした交流体験と『共生自給圏』

の構築を目指した地域再生」斎藤義則の一部抜粋し修正加筆したものである。

(9)

る。特に、薪を用いることは山林または里山 の維持保全につながり、山の水を使うことは 水源の維持管理につながると行ったように自 然環境とくらしとの循環が形成されている。

現在、上の宮農業集落で行われている「自給 的都市生活」27は時代遅れの暮らしではなく、

人工的で過剰に管理され生きにくい現代都市 社会において、人間性を回復するくらしであ るといえよう。

(1)宮本集落(下組)

M

さん宅

①水の利用について:自家水を利用→取って きた野菜を洗う、町の水を利用→風呂、トイ レなど自家水は町の水が止まった時に便利。

また、自家水の管理法は分からない。

②エネルギー:薪、炭は使わない。→手間が かかるため、しかし、薪、練炭は非常時のた めに準備している。かつては、囲炉裏に利用 していた。薪の良さは体に悪くないこと。

③食料:野菜はすべて自家製。(ほうれん草、

大根、ネギ、白菜、カボチャ、ニンジン、タ マネギなど。肉や魚は近くの商店に買いに行 く。

④街とのかかわり:町へは行かない。

⑤子供とのつながり:娘

1

人(大子)、息子

1

人(大洗)、娘は月に

2 回ほど会いに来る。

面倒を見てくれるのは娘さんという話になっ ている。

⑥地域とのつながり:月に

2 回程近所の人と

お茶会を開いている。野菜は自分で作ったも のを近所にお裾分けしている。声かけや助け 合いはある。

MH

さん宅

①水の利用について

:自家水は引いていない。

町の水を生活すべてに利用している。宮本集 落では自家水を利用する場合、井戸水を掘っ て利用する。かつて井戸水は便利というより

大変だった。

②エネルギー:薪や炭は利用していない。た まに七輪でバーベキューするくらい。かつて は薪を調理(かまど)、囲炉裏、五右衛門風 呂などに使用していた。

③食料:野菜は買わずに、栽培している。(ネ ギ、白菜、大根、ほうれん草、ニンジン、小松菜、

水菜、カブなど)。肉や魚は生協を利用して いる。

④街とのかかわり:月に

1

回程行く。無料バ スのみどり号を利用する。

⑤子供とのつながり:娘

3

人(同居

1

人、高

1

人、深谷

1

人)。高崎に住む娘は月に数 回帰ってくる。足りないものは同居の娘に買っ てきてもらう。

⑥地域とのつながり:近所の人とお茶会を行 う。野菜を交換しあうなど、つながりは強い 地域。

MY

さん宅

①水の利用について:自家水を利用→野菜洗 い、庭の植物に水あげ、農具を洗う。町の水 を利用→洗濯、風呂、トイレ、飲み水。自家 水(井戸水)は検査済ではない。自家水を引 く良さは、水道料金を気にせず使えること。

②エネルギー:薪や炭は使っていない。かつ ては、薪はかまどや風呂に利用。炭は炬燵や 火鉢に利用していた。現在風呂は、石油で、

煮炊きはガスで行っている。他は電気を利用。

③食料:

野菜は買わずに家で食べる分を自分

で作っている。(ジャガイモ、ネギ、白菜、大根、

ほうれん草など)。肉や魚は移動販売を利用 している。たまにスーパーに行くこともある。

④街とのかかわり

週に1 回。自家用車で移動。

⑤子供とのつながり

子供4 人

(常陸大宮 1 人、

常陸太田

1 人、郡山 1 人、静岡 1 人)、子供

は帰ってくるかはわからない。「定年後じゃな いと戻ってこないかな」たまに来て、足りな いものを買ってきてもらうこともある。

27 『里山里海』養父志乃夫、 2016

5

月、勁草書房に循環型暮らしの知恵と作法が詳細に紹介されている。

(10)

⑥地域でのつながり:良く声を掛け合ったり して、助け合いは強い。消防団を各部落

5 6 人で編成している。

MK

さん宅

①水の利用について

自家水を利用→車洗い、

トイレ、野菜洗い町の水を利用→飲み水、風 呂、炊事自家水は水道料金の節約になる。

②エネルギー:薪や炭は使用していない。た まにバーベキューで使うくらい。かつては、

料理、風呂、暖をとるのに使っていた。昭和

30 年ごろ、

薪は唯一の燃料で頼みの綱だった。

薪集めは当たり前で、そういうものだと思っ ていた。

③食料:ほとんど野菜を自家用に栽培してい る。(大根、キュウリ、白菜、トマト、スイカ、

豆類、里芋など)。野菜はどうしても欲しい 時だけ買うこともある。自分で作っていると 安全なのでよい。肉や魚はスーパーで買う。

④街とのかかわり:町には頻繁に行く。移動 は自家用車。

⑤子供とのつながり:子供

2

人(東京

1

人、

那珂市

1 人)東京の子供は、

お盆、正月に帰っ てくるくらい。那珂市の子供とは、月に

1

会っている。介護の話などはしていない。

⑥地域とのつながり:従来から付き合いは強 い。町からくる連絡のほか、冠婚葬祭の班が ある。長く土地で暮らしている良さで、防犯 などには地域の目があり、救急車が来れば、

「どうした」という話はすぐに伝わる。

HM

さん宅:

①水の利用について自家水を利用→洗濯機、

庭の水やり(浄水器を付けて使用)、町の水 を利用→飲料水、風呂特に管理はしていない。

自家水は町の水に比べ、塩素がなく、水道代 がかからないことが良い。

②エネルギー: 薪や炭は使っていない 震 災の時に炭を使ったぐらい。かつては、薪は、

料理、風呂に使用していた。

③食料

野菜は自家用に栽培している。

(白菜、

ネギ、大根、キュウリ、トマトなど)

 肉や魚は、スーパーや生協を利用する。米 は親戚からもらえる。

④街とのかかわり: 町には仕事、祖父の病 院、買い物のため毎日自家用車で行く。

⑤子供とのつながり

息子

1 人(日立、24 歳)

2 か月に一回ほど帰ってくる。戻ってくるこ

とはないと話している。

⑥地域とのつながり:掃除、野菜交換などで 関わりがある。

HT

さん宅

①水の利用について:自家水を利用→風呂、

町の水を利用→洗濯、飲料水自家水は、冬は 温かく、夏は冷たい。洗いものに使えること は良い。

②エネルギー:薪や炭は使っていない。昔は 薪を、コンニャク玉を温めることに利用して いた。

③食料

野菜を自家用に栽培している。

(白菜、

大根、キュウリ、トマトなど)。肉や魚は、買っ ている。

④街とのつながり:魚屋、果物屋は移動販売 が来る。町には月に1 回、病院や買い物に行く。

移動は無料バスを利用する。

⑤子供とのつながり:子供

3 人(水戸や東京)

年に

4 回くらい帰ってくる。買い物をしてき

てもらうこともある。長男は定年になったら 戻ってくる。

⑥地域とのつながり:助け合い、声掛けがあ る。近所の人が家に来て話に来てくれるのが 良い。

IS

さん宅

①水の利用について:自家水は使用せず、全 て町の水を利用している。40 年前までは井戸 を使っていた。

②エネルギー:薪や炭は使っていない。昔、

薪ストーブを使っていた。

③食料

野菜は家庭菜園程度で栽培している。

食料は、車で買いに行く。

④街とのかかわり:

5

日に一度は、自家用車 で行く。

(11)

⑤子供とのつながり:子供

3

人(那珂

1

人、

水戸

1 人、つくば 1 人)。休日に来てくれる

から、さみしいことはない。

⑥地域とのつながり:声かけが多い、助け合 いでもっている。

A

さん宅

①水の利用について:自家水を利用→洗濯、

町の水を利用→飲料水、風呂など

 特に自家水の管理はしていない。自家水は お金がかからないから良い。

②エネルギー:薪をストーブに利用している。

薪はお金がかからない。

③食料:野菜を自家用に栽培し、買うことは あまりない。(大根、白菜、ナス、キュウリなど)

④街とのかかわり:町には、月に

1 回自家用

車で、病院に行くくらい。

⑤子供とのつながり

子供3 人

(常陸大宮 1 人、

水戸

2 人)。年に 2 回ほど帰ってくる。

⑥地域とのつながり:食料を分け合ったりし ている。

HK

さん宅

①水の利用について:自家水は使用せず、す べて町の水を利用している。

②エネルギー:薪や炭は使っていない。バー ベキューで使うくらい。

③食料

野菜を自家用に栽培している。

(大根、

白菜、ネギ、ほうれん草など)。肉や魚は、スー パーで買う。

④街とのかかわり:週に

3 〜 4 回、買い物に

行く。移動は、自家用車を利用。

⑤子供とのつながり:子供

2

人(岩井

1

人、

常陸大宮

1 人)年に 4 〜 5 回、

夏休みやお盆、

正月に帰ってくる。実家に帰ってくるなどの 話はしていない。

⑥地域とのつながり:声掛けや助け合いはあ る。近所の人とゲートボールをしたり、自分 が留守の時の状況を教えてくれたりする。

M

さん宅

①水の利用について:自家水を利用→庭の水 撒き、町の水を利用→飲料水、料理など

②エネルギー:薪や炭は使っていない。

③食料:趣味程度に野菜を栽培しているが、

ほとんどの食料は町に買いに行く。

④街とのかかわり:町には月に

1、2 回、バ

スで行くことがある。

⑤子供とのつながり:子供はいない

⑥地域とのつながり:声をかけ合い、助け合 いはある。

(2)桜井集落(中組)

SK

さん宅

①水の利用について:自家水を利用

 →洗いもの、町の水を利用→トイレ、料理、

飲み水、風呂、自家水の管理は、近所

5 〜 6

件共同で管理している。ろ過には砂利を利用 している。

②エネルギー:薪や炭は使っていない。年に

1 回、

餅つきを行う時だけ薪を使う。かつては、

薪はかまどなどにも利用していた。

③食料:自宅で食べる野菜を自宅で栽培して いる。(ジャガイモ、里芋、白菜、大根、ニン ジンなど)。ただし、全てではなく、野菜を買 うこともある。また、肉や魚は、スーパーか、

移動販売を利用している。

④街とのかかわり:月に一度、同居の子供に 連れて行ってもらう。

⑤子供とのつながり:子供

4 人(千葉 1

人、

東海村

1 人、東京 1 人、同居 1 人)。外に出

ている子供らはお盆や正月に帰ってくる。

⑥地域とのつながり:近津神社で祭りを行う。

SS

さん宅

①水の利用について:自家水を利用→野菜洗

 町の水を利用→風呂、トイレ、飲み水。自 家水は、4 件で、共同で管理をし、1 〜 2 年

1 度掃除を行う。水は炭でろ過する。

②エネルギー:薪や炭は使っていない。薪は

年に

1 度餅つきに利用することはある。

③食料:

野菜は基本的に買わずに自宅で栽培

している。(大根、ニンジン、キャベツ、里芋、

参照

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