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ノロウイルス対策の必要性 近年 ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎が多く発生しています 名古屋市内においても 多くのノロウイルス食中毒が発生し たくさんの患者が発生しています 飲食店での食中毒事例を見ると 調理従事者が感染源となり食品を汚染したものがほとんどで 下痢 嘔吐症状があるのに調理をした

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全文

(1)

社会福祉施設等における

ノロウイルス対策マニュアル

(2)

ノロウイルス対策の必要性

近 年 、ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 食 中 毒 や 感 染 性 胃 腸 炎 が 多 く 発 生 し て い ま す 。名 古 屋 市 内 に お い て も 、多 く の ノ ロ ウ イ ル ス 食 中 毒 が 発 生 し 、た く さ ん の 患 者 が 発 生 し て い ま す 。 飲 食 店 で の 食 中 毒 事 例 を 見 る と 、調 理 従 事 者 が 感 染 源 と な り 食 品 を 汚 染 し た も の が ほ と ん ど で 、下 痢 、嘔 吐 症 状 が あ る の に 調 理 を し た 、手 指 か ら 食 品 を 汚 染 し た 、調 理 従 事 者 が 汚 物 の 処 理 時 に 感 染 し た と 考 え ら れ る な ど 基 本 的 な 対 策 が で き て い な い 事 例 が 多 く 見 ら れ ま し た 。調 理 従 事 者 の 健 康 管 理 、調 理 時 に お け る 衛 生 管 理 な ど 対 策 を し っ か り す る こ と が 重 要 で す 。 ま た 、高 齢 者 や 乳 幼 児 が 集 団 で 生 活 す る 社 会 福 祉 施 設 等 で は 、① 入 所 者 や 園 児 同 士 が ふ れ あ う 機 会 が 多 い た め 集 団 感 染 が 起 こ り や す く 、② 高 齢 者 や 乳 幼 児 で は 健 康 な 大 人 に 比 べ 症 状 が 重 く な る お そ れ が あ る こ と か ら 、ノ ロ ウ イ ル ス 対 策 が と て も 重 要 で す 。 ノ ロ ウ イ ル ス 対 策 は 、 施 設 ・ 飲 食 店 の 従 事 者 が 全 員 で 取 組 む 必 要 が あ り ま す 。 ノ ロ ウ イ ル ス 対 策 マ ニ ュ ア ル を 活 用 し て 、施 設 に お け る 集 団 感 染 を 防 ぎ ま し ょ う 。

マニュアル活用法

< こ ん な と き は こ こ を 読 ん で > こ の マ ニ ュ ア ル は 、「 知 識 編 」「 対 策 編 」「 社 会 福 祉 施 設 編 」 の 3 つ の パ ー ト か ら 成 り 立 っ て い ま す 。飲 食 店 を 営 業 し て い る 方 は 知 識 編 と 対 策 編 を 、社 会 福 祉 施 設 の 職 員 の 方 は 社 会 福 祉 施 設 編 を 含 め た 全 て の パ ー ト を 読 ん で く だ さ い 。

→ < 知 識 編 > 1 ~ 7 ペ ー ジ

ノ ロ ウ イ ル ス の 特 徴 や 症 状 が 実 際 の 食 中 毒 ・ 感 染 症 事 例 と と も に ま と め て あ り ま す 。 打 ち 合 わ せ な ど の 機 会 を 利 用 し て 、 職 員 全 員 に 周 知 し ま し ょ う 。

→ < 対 策 編 > 8 ~ 1 9 ペ ー ジ

社 会 福 祉 施 設 ・ 飲 食 店 で の ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 食 中 毒 や 感 染 性 胃 腸 炎 を 防 ぐ た め に 、 行 う べ き こ と が ま と め て あ り ま す 。

→ < 社 会 福 祉 施 設 編 > 2 0 ~ 2 8 ペ ー ジ

社 会 福 祉 施 設 で 注 意 す べ き 点 や 食 中 毒 や 感 染 性 胃 腸 炎 が 発 生 し た と き の 対 応 が ま と め て あ り ま す 。 集 団 感 染 が 起 き た 場 合 を 想 定 し 、 必 要 な 措 置 を 確 認 し て お き ま し ょ う 。

(3)

ノロウイルス対策マニュアル 目次

< 知識 編 >

ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 食 中 毒 ・ 感 染 症 が 増 え て い ま す ・ ・ ・ ・ ・ 1

ノ ロ ウ イ ル ス の 特 徴 と 症 状 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2

感 染 経 路 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3

食 中 毒 発 生 状 況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5

食 中 毒 の 事 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6

感 染 症 の 事 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7

< 対策 編 >

ノ ロ ウ イ ル ス の 感 染 力 を 失 わ せ る に は ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8

手 洗 い ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9

消 毒 液 の 作 り 方 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11

消 毒 液 に つ い て の 注 意 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 12

調 理 ・ 調 理 器 具 等 の 取 扱 い ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 13

調 理 器 具 等 の 消 毒 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 15

汚 物 の 処 理 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 17

調 理 従 事 者 の 健 康 管 理 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 19

< 社会 福 祉 施 設 編>

食 中 毒 ・ 感 染 症 の 予 防 ≪ 健 康 管 理 ≫ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 20

食 中 毒 ・ 感 染 症 の 予 防 ≪ 健 康 管 理 票 ≫ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 21

自 主 点 検 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 22

自 主 点 検 票 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 23

感 染 症 の 予 防 ≪ 施 設 の 衛 生 管 理 等 ≫ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 24

食 中 毒 ・ 感 染 症 の 発 生 時 対 策 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 26

施 設 内 感 染 及 び 食 中 毒 発 生 時 の フ ロ ー ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 28

社 会 福 祉 施 設 等 の 所 管 部 局 一 覧 表 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 29

保 健 所 等 の 一 覧 表 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 31

(4)

< 食 中 毒 の 発 生 状 況 >

平 成 2 0 年 か ら 平 成 2 4 年 の 5 年 間 で 、名 古 屋 市 で は ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 食 中 毒 が 患 者 数 、 発 生 件 数 と も に 第 1 位 で 、 患 者 数 は 食 中 毒 全 体 の 5 6 %と 非 常 に 高 い 割 合 を 占 め ま し た 。 ま た 、 1 件 あ た り の 患 者 数 も 約 4 4 人 と 他 の 食 中 毒 と 比 べ て 大 規 模 に な っ て い ま す 。 近 年 は 、調 理 従 事 者 が 原 因 と 考 え ら れ る 事 例 が ほ と ん ど で 、ふ ん 便 や 吐 物 な ど に 触 れ て 二 次 感 染 し た と 思 わ れ る 例 も 発 生 し て い ま す 。 カ ン ピ ロ バ ク タ ー ( 2 3 件 ) サ ル モ ネ ラ (9 件 ) そ の 他 ( 2 1 件 )

H2 0 ~ 2 4 年 食 中 毒 事 件 数

( 名 古 屋 市 )

ノロウイルスによるものが

第一位

H2 0 年 ~ H 2 4 年 月 別 ノ ロ ウ イ ル ス 食 中 毒 事 件 数 ・ 患 者 数

( 名 古 屋 市 ) ( 名 古 屋 市 ) ノ ロ ウ イ ル ス ( 2 9 件 )

知識編

ノロウイルスによるものが

56%

H2 0 ~ 2 4 年 食 中 毒 患 者 数

( 名 古 屋 市 ) カ ン ピ ロ バ ク タ ー ( 3 1 8 人 ) そ の 他( 4 7 7 人 ) サ ル モ ネ ラ ( 2 1 1 人 ) ) ノ ロ ウ イ ル ス ( 1 , 2 6 2 人 )

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ノロウイルス食中毒注意報・警報が発令されます〗

冬季には感染性胃腸炎が流行し、ノロウイルス食中毒が多発する傾向があります。 名古屋市では、平成 22 年度からノロウイルスによる食中毒の発生が予想される場合に 「

ノロウイルス食中毒注意報・警報

」を発令し、注意喚起を行います。 8 2 件 2 , 2 6 8 人

(5)

< 感 染 性 > ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 感 染 性 胃 腸 炎 は 乳 幼 児 か ら 大 人 に い た る ま で 、

誰 も が か か

る 感 染 症

の ひ と つ で す 。 ノ ロ ウ イ ル ス は

感 染 力 が 非 常 に 強 く

、 10~ 100 個 と い う 少 量 の ウ イ ル ス で 感 染 が 起 こ り ま す 。

ノ ロ ウ イ ル ス は 、 食 品 中 で 増 え る こ と は あ り ま せ ん

が 、 食 品 に 付 着 す る な ど し て 口 か ら 侵 入 し た ノ ロ ウ イ ル ス は 、 胃 酸 に 抵 抗 性 を 示 す の で 腸 管 ま で 到 達 し ま す 。 そ し て

腸 管 で 急 激 に 増 殖 し 、 感 染 性 胃 腸 炎 を 発 症

し ま す 。 < 流 行 期 > ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 感 染 性 胃 腸 炎 は 、

一 年 を と お し て 発 生

し て い ま す が 、

特 に

冬 季 ( 12 月 ~ 3 月 ) に 流 行

し ま す 。 < 潜 伏 期 間 ・ 症 状 > 感 染 か ら 発 症 ま で の 時 間 ( 潜 伏 期 間 ) は 、 お お む ね

2 4 ~ 4 8 時 間

で す 。 主 な 症 状 は 、

下 痢 、 嘔 吐 、 腹 痛 、 吐 き 気

で 発 熱 な ど を 伴 う こ と が あ り ま す 。 感 染 し て も 全 員 が 発 症 す る わ け で は な く 、

発 症 し な い 人 や 軽 い カ ゼ の よ う な

症 状 で す む 人

も い ま す 。 冬 季 に 流 行 す る

カ ゼ や イ ン フ ル エ ン ザ と 初 期 の 症 状 が よ く 似 て い る

の で 、 食 中 毒 や 感 染 症 と 気 が つ い た と き に は 、 周 り の 人 へ の 感 染 が 広 が っ て い る ケ ー ス が 多 く み ら れ ま す 。 通 常 は 、症 状 が

1 ~ 2 日 続 い た 後 、快 復

し 、後 遺 症 は あ り ま せ ん が 、ご く ま れ に 、 高 齢 者 や 乳 幼 児 な ど で は 重 症 化 し た り 、 吐 物 を 誤 っ て 気 道 に 詰 ま ら せ て 死 亡 す る こ と が あ り ま す 。 < 発 症 者 へ の 対 応 > 体 力 の 弱 い 高 齢 者 や 乳 幼 児 は 、 脱 水 症 状 を 起 こ し た り 、 体 力 を 消 耗 し た り し な い よ う に 、

水 分 と 栄 養 の 補 給

を 十 分 に 行 い ま し ょ う 。

嘔 吐 、 下 痢 な ど の 症 状 が あ る 場 合 に は 、 早 め に 医 療 機 関 で 受 診

し ま し ょ う 。 ま た 、 素 人 判 断 で 安 易 に 下 痢 止 め を 飲 ま な い よ う に し ま し ょ う 。

(6)

ノ ロ ウ イ ル ス の 感 染 経 路 は 多 岐 に わ た っ て お り 、「 食 品 か ら 人 」 や 「 人

か ら 人 」等 の 経 路 で 感 染 が 広 が っ て い き ま す 。 感 染 し て も 症 状 が 出 る と は

限 ら な い の で 、 症 状 が な く て も 食 品 を 汚 染 し な い よ う に 注 意 が 必 要 で す 。

最 近 は 、 ノ ロ ウ イ ル ス が 付 着 し た 人 の 手 を 介 し て 食 品 が 汚 染 さ れ た り 、

人 か ら 人 の 経 路 で 感 染 が 起 こ る ケ ー ス が 多 い の で 注 意 が 必 要 で す 。

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ふん便、吐物 の中のノロウイルス〗

ノロウイルスに感染して症状が現れているときには、ふん便 1g中に

1 万~100 億個の

ウイルス

が、吐物1ml中に

10万~1 億個のウイルス

が排出されます。 また、ノロウイルス感染後、症状がなくなってからも、2週間から長いときは1か月半に わたってウイルスが排出される場合があります。

二 枚 貝 等

人( 調 理 従 事 者 )

ノ ロ ウ イ ル ス

食 品

食 事

ふ ん 便 /

吐 ぶ つ の

不 適 切 な

処 理

発 症

河 川 ・ 海

ふ ん 便 /

吐 物

経路③

経路①

経路②

(7)

■ 調 理 従 事 者 の 手 指 等 を 介 し て ノ ロ ウ イ ル ス に 汚 染 さ れ た 食 品 を 食 べ た 場 合 に 感 染 す る こ と が あ り ま す 。 ■ 十 分 な 加 熱 工 程 の な い 食 品 ( 野 菜 サ ラ ダ 、 サ ン ド イ ッ チ 、 和 え 物 な ど ) は 、 ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 食 中 毒 の 原 因 食 品 と な る 可 能 性 が あ り ま す 。 ■ 加 熱 工 程 の あ る 食 品 で も 、 盛 り つ け の 時 に 手 指 等 か ら ノ ロ ウ イ ル ス の 汚 染 が 起 こ る こ と が あ り ま す 。 ■ ノ ロ ウ イ ル ス に 感 染 し て い る 人 が 、 十 分 な 手 洗 い を 行 わ ず に 調 理 に 従 事 し て い る と 食 品 を 汚 染 す る 可 能 性 が 高 く な り ま す 。 ■ノロウイルスに汚染されたカキ、ウチムラサキ貝(大アサリ)、シジミ、 ハ マ グ リ な ど の 二 枚 貝 を 、 生 あ る い は 十 分 に 加 熱 調 理 し な い で 食 べ た 場 合 に 感 染 す る こ と が あ り ま す 。 ■ノ ロ ウ イ ル ス に 汚 染 さ れ た 二 枚 貝 等 か ら 、 ま な 板 や 包 丁 な ど の 調 理 器 具 を 介 し て 、 別 の 食 品 が 汚 染 さ れ 、 こ れ を 生 あ る い は 十 分 に 加 熱 調 理 し な い で 食 べ た 場 合 に 感 染 す る こ と が あ り ま す 。

■ ノ ロ ウ イ ル ス に 感 染 し て い る 人 が 使 用 し た ト イ レ や 触 れ た ド ア ノ ブ 、 カ ー テ ン 、 日 用 品 な ど か ら 感 染 が 広 が る こ と が あ り ま す 。 ■ ノ ロ ウ イ ル ス を 含 ん だ ふ ん 便 や 吐 物 で 汚 染 さ れ た 床 な ど が 乾 燥 す る と 、 ノ ロ ウ イ ル ス が 空 気 中 に 舞 い 上 が り 、 直 接 口 に 入 っ て 感 染 を 広 げ て し ま う こ と が あ り ま す 。吐 物 の 処 理 の 仕 方 が 不 適 切 だ と 、 処 理 を し た 人 が 感 染 す る こ と も あ る の で 注 意 し ま し ょ う 。 ■ 社 会 福 祉 施 設 等 の お 風 呂 や プ ー ル な ど が 、 ノ ロ ウ イ ル ス に 汚 染 さ れ る と 感 染 が 広 が る こ と が あ り ま す 。 ■ オ ム ツ 替 え や 食 事 の 補 助 が 必 要 な 高 齢 者 介 護 施 設 、保 育 園 等 で は 、 介 護 や 保 育 に 携 わ る 人 の 手 を 介 し て ノ ロ ウ イ ル ス の 感 染 が 広 が る こ と が あ り ま す 。

経路①

経路②

経路③

(8)

年 発生 年月日 摂食者数 (人) 患者数 (人)

原 因 食 品

従 事 者 検 便 から ノロウイルス

H20

1. 7

216

92

寿司

検 出

2. 2

57

14

コース料理

検 出

12.15

39

12

施設で提供された料理

検 出

12.21

26

16

施設で提供された料理

検 出

12.25

89

40

給食

検 出

H21

1.23

42

33

仕出し弁当

検 出

1.30

20

8

カキ 検 出 せず

5.11

588

137

仕出し弁当

検 出

11.29

233

31

給食

検 出

12.16

73

25

コース料理

検 出

12.21

122

63

披露宴料理

検 出

H22

1.22

26

21

生菓子

検 出

2.10

29

13

寮食事

検 出

2.27

21

15

コース料理

検 出

3.1

70

33

バイキング料理

検 出

3.2 1,397

228

仕出し弁当

検 出

12.11

559

53

施設で提供された料理

検 出

H23

1.22

10

9

コース料理

検 出

2.1

22

12

コース料理

検 出

5.12

39

13

コース料理

検 出

11.30

14

9

施設で提供された料理

検 出

12.19

225

101

施設で提供された料理

検 出

H24

1.3

48

13

施設で提供された料理

検 出

3.15

11

6

施設で提供された料理

検 出

9.16

36

25

コース料理

検 出

10.22

100

72

施設で提供された料理

検 出

11.12

44

27

施設で提供された料理

検 出

11.21

181

40

寿司 検 出 せず

12.9

377

101

施設で提供された料理

検 出

・ 平 成 2 0 ~ 2 4 年 の 名 古 屋 市 の ノ ロ ウ イ ル ス 食 中 毒 発 生 状 況

(9)

事 業 所 弁 当 が 原 因 の ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 食 中 毒 事 例

< 発 症 等 >

平 成 22 年 3 月 、名 古 屋 市 の 弁 当 製 造 施 設 A の 弁 当 を 食 べ た 複 数 の 事 業 所 の 職 員 1 , 3 9 7 人 中 2 2 8 人 が 食 中 毒 症 状 を 呈 し ま し た 。 発 症 者 、 従 事 者 の 検 便 を 実 施 し た と こ ろ 、 発 症 者 2 2 人 中

1 8 人 、従 事 者 1

8 人 中 1 人

か ら ノ ロ ウ イ ル ス ( G Ⅱ ) が 検 出 さ れ ま し た 。

< 経 緯 >

・ノ ロ ウ イ ル ス が 検 便 か ら 検 出 さ れ た 調 理 従 事 者 1 人 は 嘔 吐 症 状 が あ る に も か か わ ら ず 、 弁 当 の 盛 り 付 け 作 業 に 従 事 し て い ま し た 。 ・ ノ ロ ウ イ ル ス が 検 出 さ れ た 調 理 従 事 者 が 盛 り 付 け を し な か っ た 弁 当 か ら は 発 症 者 は 出 て お ら ず 、 こ の 従 事 者 が 盛 り 付 け を し た 弁 当 か ら 発 症 者 が 出 て い ま し た 。 ・ 弁 当 を 食 べ た 複 数 の 事 業 所 で 発 症 者 が 出 て お り 、 発 症 者 に 共 通 す る 食 事 は 弁 当 し か な い た め 、 弁 当 が 原 因 食 品 と 考 え ら れ ま し た 。

和 菓 子 が 原 因 の ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 食 中 毒 事 例

< 発 症 等 >

平 成 2 2 年 1 月 、名 古 屋 市 の 菓 子 製 造 業 者 B が 製 造 し た 椿 餅 を 食 べ た 2 6 人 の う ち 2 1 人 が 食 中 毒 症 状 を 呈 し ま し た 。 発 症 者 、 従 事 者 の 検 便 を 実 施 し た と こ ろ 、 発 症 者 1 3 人 中

1 1 人 、従 事 者 3

人 中 3 人

か ら ノ ロ ウ イ ル ス ( G Ⅱ ) が 検 出 さ れ ま し た 。

< 経 緯 >

・患 者 の 共 通 食 事 が 他 に な い こ と か ら 、椿 餅 が 食 中 毒 の 原 因 と 断 定 さ れ ま し た 。 ・ 従 事 者 に 体 調 不 良 等 の 症 状 は あ り ま せ ん で し た が 、 検 便 の 結 果 、 全 員 ノ ロ ウ イ ル ス に 感 染 し て い る こ と が 判 明 し ま し た 。 ・ 和 菓 子 の 製 造 は 素 手 で 作 業 を す る 工 程 が 多 く 、 原 因 と な っ た 椿 餅 も ほ と ん ど の 工 程 は 素 手 で 作 業 さ れ て い ま し た 。 ・ こ の 事 例 で は 、 ノ ロ ウ イ ル ス に 感 染 し た 従 事 者 の 手 か ら 食 品 を 汚 染 し て 食 中 毒 に な っ た と 考 え ら れ ま し た 。

(10)

老 人 保 健 施 設 で 発 生 し た ノ ロ ウ イ ル ス の 集 団 感 染 事 例

< 発 症 等 > 平 成 1 8 年1 1 月 か ら 1 2 月 に か け て 、 市 内 の 老 人 保 健 施 設 ( 施 設 A ) の 利 用 者 1 3 7 人 中 6 9 人 、 職 員 等 5 5 人 中 2 7 人 の 合 計 9 6 人 が 下 痢 、嘔 吐 等 の 症 状 を 呈 し ま し た 。 こ の う ち 、 施 設 A の 利 用 者 1 0 人 中 7 人 、 職 員 等 3 人 中 3 人 の 計 1 0 人 か ら ノ ロ ウ イ ル ス ( G Ⅱ /4) が 検 出 さ れ ま し た 。 < 発 症 の 状 況 > 施 設 の 1 階 で 嘔 吐 し た 外 来 の 利 用 者 が い ま し た 。吐 物 は す ぐ に 処 理 し ま し た が 、 消 毒 は し て い ま せ ん で し た 。2 日 後 か ら 入 所 者 と 職 員 が 発 症 し 徐 々 に 施 設 内 に 広 が っ て い き ま し た 。そ の 後 も 発 症 が 相 次 ぎ 、最 初 の 嘔 吐 が あ っ た 日 か ら 21 日 後 ま で 発 症 が 続 き ま し た 。1 階 の 施 設 や ト イ レ な ど を 介 し て 人 か ら 人 に 感 染 が 広 が っ た と 推 測 さ れ ま す 。 < 経 緯 > ・施 設 A の 利 用 者 が 、1 1 月 1 5 日 に 1 階 の 休 憩 室 で 嘔 吐 し ま し た 。そ の 際 、職 員 は エ プ ロ ン や マ ス ク を せ ず に 嘔 吐 物 を 通 常 の 汚 物 と し て 拭 き 取 り 処 理 を し ま し た 。 そ の 際 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム に よ る 消 毒 ま で は し ま せ ん で し た 。 ・職 員 更 衣 室 は 1 階 に あ り 、更 衣 室 の 近 く の ト イ レ は 、職 員 と 利 用 者 の 両 方 が 使 用 す る こ と 、 ゴ ミ は 各 階 の 職 員 が 4 階 の 集 積 場 に 運 ぶ こ と な ど か ら 、 ノ ロ ウ イ ル ス が 嘔 吐 物 か ら 入 所 者 や 職 員 の 交 流 に よ り 施 設 全 体 に 広 が り 次 々 と 感 染 し て い っ た も の と 推 測 さ れ ま し た 。 ・ 施 設 A で は 外 部 と の 接 触 制 限 な ど 、 自 主 的 な 感 染 防 止 対 策 が と ら れ ま し た 。 < ま と め > ・施 設 内 で 調 理 し て い な い 経 管 流 動 食 を と っ て い る 人 も 発 症 し て い る こ と 、発 症 日 が 数 日 に わ た り 連 続 的 で あ る た め 特 定 の 日 の 食 事 が 原 因 と は 考 え に く い こ と か ら 、 食 中 毒 で は な く 、 施 設 内 の 感 染 に よ る 発 症 と 考 え ら れ ま し た 。 ・い っ た ん 施 設 内 で 感 染 が 広 が る と 対 処 が 難 し く な る た め 、普 段 か ら 嘔 吐 物 の 処 理 方 法 、 消 毒 液 の 希 釈 方 法 を 確 認 し て 準 備 し て お き 、 嘔 吐 時 等 に は 適 切 に 対 応 で き る よ う に し て お き ま し ょ う 。

感染症の事例

(11)

■ ノ ロ ウ イ ル ス の 感 染 力 を 失 わ せ る に は

加 熱 ( 85~ 90℃ で 90 秒 間 以

上 )

が 有 効 で す 。 特 に 、 食 品 の 場 合 は 、 中 心 部 ま で 十 分 加 熱 す る こ と が 大 切 で す 。

余 白

■ ノ ロ ウ イ ル ス の 感 染 力 を 失 わ せ る に は 、

次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム

が 有 効 で す 。 ( 使 用 方 法 は p 11~ 12 参 照 ) ■ 他 の 細 菌 等 に は 効 果 の あ る

逆 性 石 け ん

ア ル コ ー ル

は 、 ノ ロ ウ イ ル ス に は あ ま り 効 果 が あ り ま せ ん 。 ■ 嘔 吐 後 に 、 口 中 の ノ ロ ウ イ ル ス を 消 毒 す る に は 、

ヨ ー ド 液 ( う が い 液 )

が 有 効 で す 。

ノロウイルスの感染力を失わせるには

対策編

加 熱調 理

消 毒薬

(12)

■ 調 理 従 事 者 だ け で な く 、施 設 の 職 員 、納 品 業 者 、さ ら に 社 会 福 祉 施 設 の 場 合 は 利 用 者 、 家 族 を 含 め た 入 館 す る 人

全 員 に 正 し い 手 洗 い を 指 導 す る こ と

が 大 切 で す 。 ■ 手 洗 い 効 果 を 確 認 で き る 機 器( 手 洗 い チ ェ ッ カ ー な ど )を 導 入 し た り 、ポ ス タ ー を 掲 示 す る な ど 、

手 洗 い の 啓 発

に 努 め ま し ょ う 。 ■ 調 理 施 設 に 入 る 前 ■ 調 理 を 始 め る 前 、 調 理 が 終 わ っ た 後 ■ 調 理 中 は 、 ◎ 生 の 肉 ・ 魚 介 類 ・ 卵 を 触 っ た 後 ◎ 加 熱 工 程 の な い 調 理 や 盛 り つ け の 前 ■ 食 事 の 前 ■ ト イ レ に 行 っ た 後 ■ オ ム ツ 交 換 や 汚 ぶ つ 処 理 等 を 行 っ た 後

■ 指 先 や 爪 の 間 ■ 指 の 間 ■ 親 指 の 周 り ■ 手 首 ◎ 水 道 の 蛇 口 は 、 直 接 手 を 触 れ な い 構 造 に し ま し ょ う 。 ◎ 上 記 の 構 造 が と れ な い 施 設 で は 、 手 を 洗 っ た 後 は 、 蛇 口 に 直 接 手 が 触 れ な い よ う 、 ペ ー パ ー タ オ ル を 利 用 す る か 、 手 洗 い 時 に 蛇 口 を 洗 い ま し ょ う 。 ◎「 手 も み 洗 い 」や「 二 度 洗 い 」だ け で も 、ウ イ ル ス 量 を 100 分 の 1 程 度 に 減 ら す こ と が で き ま す 。 ◎ 石 け ん 自 体 に は ノ ロ ウ イ ル ス を 失 活 化 さ せ る 効 果 は あ り ま せ ん が 、 手 の 脂 肪 等 の 汚 れ を 洗 い 落 と す こ と に よ り 、 ウ イ ル ス を は が れ や す く す る 効 果 が あ り ま す 。 ◎ 爪 の 間 の 汚 れ を 落 と す た め に ブ ラ シ を 用 い る こ と は 有 効 で す 。 た だ し 、 ブ ラ シ や 消 毒 剤 を 多 用 す る と 、 手 の 荒 れ の 原 因 と な り 、 ウ イ ル ス や 病 原 細 菌 が 付 着 し や す い の で 注 意 が 必 要 で す 。 ◎ タ オ ル の 共 用 を 禁 止 し 、 ペ ー パ ー タ オ ル を 利 用 し ま し ょ う 。

手 洗 い は 食 中 毒 や 感 染 症 を 予 防 す る た め の 基 本 で す

手 洗 い は い つ す る の ?

汚 れ が 残 り や す い と こ ろ は ?

(13)

■ 調 理 を 始 め る 前 や ト イ レ に 行 っ た 後 な ど は ② か ら ⑧ ま で を 2 回 く り か え し

ま し ょ う 。

■ さ ら に 手 洗 い 後 に ア ル コ ー ル ス プ レ ー や 逆 性 石 け ん を 使 用 し 、 消 毒 を 行 い

ま し ょ う 。 ( ノ ロ ウ イ ル ス に は 十 分 な 効 果 は あ り ま せ ん が 、 細 菌 等 に は 有

効 で す 。 )

■ 手 洗 い 後 に 調 理 す る 際 は 使 い 捨 て 手 袋 を し 、手 か ら 食 品 を 汚 染 し な い よ う に

し ま し ょ う 。

① 爪 を 切 り 、時 計・指 輪 等 を は ず す 。 石 け ん ・ ペ ー パ ー タ オ ル を 準 備 す る 。 ② 水 で 手 を ぬ ら し 、石 け ん を つ け て 手 の ひ ら を よ く こ す る 。 ③ 手 の 甲 を 伸 ば す よ う に こ す る 。 ④ 指 先・爪 の 間 を 念 入 り に こ す る 。 ⑤ 指 の 間 を 洗 う 。 ⑥ 親 指 と 手 の ひ ら を ね じ り 洗 い す る 。 ⑦ 手 首 も 忘 れ ず に 洗 う 。 ⑧ 十 分 に 水 で 流 す 。 ⑨ ペ ー パ ー タ オ ル で ふ き と っ て 、 よ く 乾 か す 。

(14)

台所用塩素系漂白剤の原液 50ml を 2L の水に薄める。

台所用塩素系漂白剤の原液 10ml を 2L の水に薄める。

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器 具 類 、施 設 な ど の 消 毒 に は

ふ ん 便 、 吐 ぶ つ な ど の 消 毒 に は

2Lペットボトル

1 本分の水に希釈

ペットボトルのキャップ

2 杯(約 10ml)

ビニール手袋等をする

2Lペットボトル

1 本分の水に希釈

計量カップ(50ml)

ビニール手袋等をする

( 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム 5~ 6% ) ( 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム 5~ 6% ) ふ ん 便 ・ 吐 物 用

(15)

■ 前 ペ ー ジ の 希 釈 方 法 は

台 所 用 塩 素 系 漂 白 剤( 5 ~ 6 %次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ

ム を 含 ん だ 製 品 )

の 例 で す 。 ■ 一 般 的 な 台 所 用 塩 素 系 漂 白 剤 の 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム の 濃 度 は 約 5~ 6%で す 。 ■ ペ ッ ト ボ ト ル の キ ャ ッ プ 1 杯 は 約 5ml で す 。 ■ 誤 っ て 飲 ま な い よ う に 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム 希 釈 液 入 り の ペ ッ ト ボ ト ル に は 、 「 消 毒 液 」 な ど の わ か り や す い 名 称 を 付 け て お き ま し ょ う 。 ■ 消 毒 液 が 直 接 皮 膚 に 触 れ な い よ う に ビ ニ ー ル 手 袋 等 を 使 用 し て く だ さ い 。 ■ 換 気 を 十 分 に 行 っ て く だ さ い 。 ■ 使 用 の 都 度 希 釈 す る か 、早 め に 使 い 切 る よ う に し ま し ょ う 。保 存 す る 場 合 は 室 温 で 密 栓 し て 暗 所 に 保 存 し 、 希 釈 日 を 記 載 し ま し ょ う 。 ■ 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム は 金 属 を 腐 食 し た り 、色 の つ い た 製 品 を 脱 色 す る 作 用 が あ り ま す の で 、 使 用 後 は 水 ぶ き や 水 洗 い を し ま し ょ う 。 ■ 台 所 用 塩 素 系 漂 白 剤 の 説 明 書 き を よ く 読 ん で 使 い ま し ょ う 。 ■ 酸 性 洗 剤 と 混 ぜ て 使 用 し な い で く だ さ い 。

使

使

● 調 理 器 具

● シ ン ク 、 蛇 口

● ド ア ノ ブ 、 作 業 台 、 手 す り

● ト イ レ 等 の 共 用 設 備

● 汚 物 で 汚 れ た リ ネ ン 類

食 器 等 の 下 洗 い や 嘔 吐 後 に う が い を し た 場 所

● ふ ん 便 、 吐 物 の 処 理 後 の 床

● お も ち ゃ 等 の 消 毒

使

使

● ふ ん 便 、 吐 物 な ど 汚 物 の 消 毒

消 毒 液 の 注 意 事 項

(16)

■ ノ ロ ウ イ ル ス の 特 徴 ( 感 染 力 が 非 常 に 強 く 少 量 の ウ イ ル ス で 感 染 が 起 こ る こ と )や ノ ロ ウ イ ル ス の 感 染 力 を 失 わ せ る 方 法( 85~ 90℃ で 90 秒 間 以 上 の 加 熱 や 塩 素 消 毒 )を 理 解 し た 上 で 、調 理 や 器 具 の 洗 浄・消 毒 等 を 行 う こ と が 大 切 で す 。 ■ 社 会 福 祉 施 設 で は 自 主 点 検 票 ( p 23) を 活 用 し て 調 理 ・ 調 理 器 具 等 の 衛 生 管 理 に 努 め ま し ょ う 。 < 調 理 に 従 事 さ れ る 方 へ > 調 理 ◎ 調 理 を 始 め る 前 、 生 の 肉 ・ 魚 介 類 ・ 卵 を 触 っ た 後 、 加 熱 工 程 の な い 調 理 や 盛 り つ け の 前 に は 十 分 な 手 洗 い を 行 い ま し ょ う 。 手 洗 い p 9 ◎ 加 熱 工 程 の あ る 調 理 で は 、 十 分 な 加 熱 を 行 い ま し ょ う 。 特 に 、 二 枚 貝 は 中 心 温 度 85~ 90℃ で 90 秒 間 以 上 の 加 熱 を 行 い ま し ょ う 。 ◎ 中 心 部 温 度 計 を 用 い て 加 熱 調 理 の 温 度 管 理 を 行 い ま し ょ う 。 ◎ 加 熱 工 程 の な い 野 菜 サ ラ ダ や 和 え 物 の 調 理 、 刺 身 や 果 物 の 切 り 分 け 、 盛 り つ け な ど の 作 業 で は 、 使 い 捨 て 手 袋 を 着 用 し ま し ょ う 。 ◎ 加 熱 工 程 の あ る 調 理 で も 、 盛 り つ け の 時 に は 使 い 捨 て 手 袋 を 着 用 し ま し ょ う 。 ◎ 使 い 捨 て 手 袋 は 、 作 業 工 程 ご と に 適 宜 交 換 し ま し ょ う 。 ◎ 使 い 捨 て 手 袋 を 脱 い だ と き も 必 ず 手 を 洗 い ま し ょ う 。 手 洗 い p 9 調 理 器 具 等 ◎ 調 理 器 具 の 使 い ま わ し は や め ま し ょ う 。 肉 用 、 魚 用 、 加 工 食 品 用 で 使 い 分 け を し ま し ょ う 。 ◎ 下 処 理 作 業 に 使 用 し た ま な 板 、 包 丁 、 ボ ー ル 等 は 、 仕 上 げ 作 業 と 兼 用 し な い よ う に し ま し ょ う 。 ◎ ま な 板 、 包 丁 、 た わ し 、 ス ポ ン ジ た わ し 、 ふ き ん 等 は 、 洗 剤 を 用 い る な ど し て 十 分 に 洗 浄 し た 後 、 熱 湯 消 毒 ( 85~ 90℃ で 90 秒 間 以 上 )、 煮 沸 消 毒 又 は 0.02% 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム で 消 毒 し ま し ょ う 。 消 毒 p 15 ◎ 調 理 器 具 の 洗 浄 と 消 毒 は 、 作 業 工 程 に 組 み 込 ん で 実 施 し ま し ょ う 。 そ の 他 ◎ ト イ レ を 利 用 し た 時 に は 入 念 な 手 洗 い を し ま し ょ う 。 手 洗 い p 9 ◎ シ ン ク 、 蛇 口 、 ド ア ノ ブ 、 作 業 台 等 、 手 指 の 触 れ る 場 所 の 清 掃 ・ 消 毒 を 徹 底 し ま し ょ う 。 消 毒 p 12 ◎ 調 理 施 設 の 内 外 で 被 服 等 に ノ ロ ウ イ ル ス が 付 着 す る 可 能 性 が あ る た め 、 被 服 等 は 調 理 施 設 の 内 外 で 交 換 し ま し ょ う 。 ◎ 「 大 量 調 理 施 設 衛 生 管 理 マ ニ ュ ア ル 」 は 、 ノ ロ ウ イ ル ス 対 策 に も 有 効 で す の で 参 考 に し ま し ょ う 。

ノ ロ ウ イ ル ス の 特 徴 を 理 解 し て 予 防 に 努 め ま し ょ う

調

調

調

調

(17)

< 施 設 管 理 者 ・ 飲 食 店 等 営 業 者 の 方 へ >

そ の 他 ◎ 感 染 者 の 使 用 し た 食 器 類 や 吐 物 が 付 着 し た 食 器 類 を 下 膳 す る 場 合 、 注 意 が 必 要 で す 。 可 能 で あ れ ば 食 器 等 は 、 厨 房 に 戻 す 前 、 食 後 す ぐ に 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム 液 に 十 分 浸 し 、 消 毒 し ま す 。 ま た 、 食 器 等 の 下 洗 い や 嘔 吐 後 に う が い を し た 場 所 等 も 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム( 塩 素 濃 度 0.02% )で 消 毒 後 、洗 剤 を 使 っ て 掃 除 を す る よ う に し て く だ さ い 。 消 毒 p 12 従 事 者 教 育 ◎ 調 理 作 業 で は 、「 効 果 的 な 手 洗 い と 調 理 器 具 の 消 毒 を 行 う こ と 」、「 ノ ロ ウ イ ル ス に 効 果 の あ る 消 毒 剤 ( 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム ) を 使 用 す る こ と 」、 「 使 い 捨 て 手 袋 を 着 用 す る こ と 」 な ど 、 具 体 的 な 従 事 者 教 育 を 行 い ま し ょ う 。 手 洗 い p 9 消 毒 p 15 従 事 者 ・ 設 備 等 の 管 理 ◎ 調 理 従 事 者 に 対 し て「 調 理 施 設 に 入 る 前 」、「 調 理 作 業 に 従 事 す る 前 」、「 調 理 作 業 に 従 事 し た 後 」 に 手 洗 い を 実 施 さ せ る な ど 、 調 理 施 設 内 や 食 品 が ノ ロ ウ イ ル ス に 汚 染 さ れ な い よ う に し ま し ょ う 。 手 洗 い p 9 ◎ 調 理 従 事 者 に ト イ レ を 清 掃 さ せ る こ と は 、 清 掃 作 業 時 に ノ ロ ウ イ ル ス に 感 染 し た り 調 理 施 設 内 に 汚 染 を 持 ち 込 む 可 能 性 が あ る の で 注 意 し ま し ょ う 。 ◎ 下 痢 や 嘔 吐 等 の 症 状 の あ る 調 理 従 事 者 に は 調 理 を さ せ な い よ う に し ま し ょ う 。 ◎ 症 状 が 治 ま っ て も ウ イ ル ス を 排 出 し て い る 可 能 性 が あ る の で 、当 分 の 間 、 入 念 な 手 洗 い と 使 い 捨 て 手 袋 を 着 用 さ せ ま し ょ う 。 手 洗 い p 9 ◎ 感 染 が 疑 わ れ る 調 理 従 事 者 が 従 事 し て い た こ と が 判 明 し た 場 合 に は 、 た だ ち に 施 設 や 器 具 の 消 毒 を 行 い ま し ょ う 。 消 毒 p 15

調

調

調

調

(18)

■ よ く 洗 っ て か ら 消 毒 し ま し ょ う 。

■ よ く 乾 燥 さ せ て 保 管 し ま し ょ う 。

中 性 洗 剤 を 用 い 、た わ し で よ く ブ ラ ッ シ ン グ し ま し ょ う 。 流 水 で 十 分 に す す ぎ ま し ょ う 。 熱 湯 を 注 ぐ か 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム 0.02% 液 に 漬 け 込 む な ど の 方 法 で 消 毒 し ま し ょ う 。 よ く 乾 燥 し 保 管 し ま し ょ う 。 使 用 前 に は 、 も う 一 度 よ く 洗 浄 し ま し ょ う 。

調 理 器 具 等 は 清 潔 に

ま な 板

調

調

消 毒 の ポ イ ン ト

(19)

ス ポ ン ジ た わ し

調

調

使 用 後 は よ く 水 洗 い し 、 洗 剤 を 残 さ な い よ う に し ま し ょ う 。 2 個 以 上 の ス ポ ン ジ た わ し を 備 え 、 消 毒 ・ 乾 燥 ・ 使 用 の サ イ ク ル を 確 保 し ま し ょ う 。 使 用 後 の ふ き ん は よ く 水 洗 い し ま し ょ う 。 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム 0.02% 液 に 1 0 分 以 上 浸 し 、 消 毒 し ま し ょ う 。 煮 沸 消 毒 も 効 果 的 で す 。 日 光 に 当 て る な ど し て 、 よ く 乾 燥 し ま し ょ う 。

ふ き ん

ふ き ん は 5 枚 以 上 用 意 し 、 用 途 別 に 使 い 分 け し 、こ ま め に と り か え る こ と が 大 切 で す 。 熱 湯 を 注 ぐ か 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム 0.02 % 液 に 漬 け 込 む な ど の 方 法 で 消 毒 し ま し ょ う 。

(20)

床 な ど ◎ ふ ん 便 や 吐 物 の 近 く に は

人 を 近 づ け な い

よ う に し ま し ょ う 。吐 物 の 飛 散 範 囲 の 目 安 は 半 径 約 2 m で す 。 な お 、 で き る だ け 調 理 従 事 者 は 処 理 作 業 を し な い で く だ さ い 。 ◎ 床 な ど に 飛 散 し た ふ ん 便 や 吐 物 は 、

使 い 捨 て の マ ス ク と 手 袋 、 エ プ ロ ン

を 着 用

し て 処 理 し ま し ょ う 。 ◎( 可 能 な 場 合 は ふ ん 便 や 吐 物 は 、

0.1% 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム

を 浸 し た ぺ ー パ ー タ オ ル な ど で お お い 1 0 分 以 上 放 置 し た 後 、)外 側 か ら 内 側 に 向 け て ぺ ー パ ー タ オ ル ご と 静 か に 拭 き 取 り ビ ニ ー ル 袋 等 に 入 れ ま し ょ う 。 廃 棄 物 が 十 分 に 浸 る 程 度 に 0.1% 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム を 入 れ 、 口 を し ば っ て 密 閉 し 廃 棄 し ま し ょ う 。 ◎ ふ ん 便 や 吐 物 を 拭 き 取 っ た 後 の 床 等 は 、

0.02%次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム

を 染 み 込 ま せ た ペ ー パ ー タ オ ル な ど で よ く 拭 き 取 り ま し ょ う 。こ の 廃 棄 物 も 、 ビ ニ ー ル 袋 等 に 入 れ て 、 密 封 廃 棄 し ま し ょ う 。 ◎ 使 用 し た 使 い 捨 て の マ ス ク と 手 袋 も 上 記 の 廃 棄 物 と 同 じ よ う に 処 理 し ま し ょ う 。 使 用 し た エ プ ロ ン は リ ネ ン 類 と 同 じ よ う に 処 理 し ま し ょ う 。 ◎ 床 に 嘔 吐 す る と ウ イ ル ス を 含 む 微 小 粒 子 が 発 生 し 、 1 時 間 以 上 空 気 中 に 滞 留 し ま す 。 こ れ が 口 に 入 っ て 感 染 す る こ と が あ る の で 嘔 吐 し た 場 所 の 周 囲 に は 処 理 す る 人 以 外 は 近 寄 ら な い よ う に し 、処 理 を す る 際 に は

換 気

を 十 分 に 行 い ま し ょ う 。 ◎ 処 理 し た 後 は ウ イ ル ス が 屋 外 に 出 て 行 く よ う 空 気 の 流 れ に 注 意 し な が ら 十 分 に 喚 気 を 行 い ま し ょ う 。 リ ネ ン 類 ◎ リ ネ ン 類 は 、 付 着 し た ふ ん 便 や 吐 物 中 の ウ イ ル ス が 飛 び 散 ら な い よ う に 処 理 し た 後 、 洗 剤 を 入 れ た 水 の 中 で 静 か に も み 洗 い し ま す 。 そ の 際 に し ぶ き を 吸 い 込 ま な い よ う 注 意 し ま し ょ う 。 ◎ 下 洗 い し た リ ネ ン 類 の 消 毒 は 85~ 90℃ で 90 秒 間 以 上 の 熱 水 洗 濯 が 適 し て い ま す 。た だ し 、熱 水 洗 濯 が 行 え る 洗 濯 機 が な い 場 合 に は 、0.02%次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム に 1 0 分 以 上 つ け お き し て か ら 洗 濯 し ま し ょ う 。 下 洗 い 場 所 は 0.02%次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム で 、洗 剤 を 使 っ て 掃 除 を し ま し ょ う 。 ◎ 布 団 な ど す ぐ に 洗 濯 で き な い も の を 消 毒 す る 場 合 は 、 ス チ ー ム ア イ ロ ン や 布 団 乾 燥 機 を 使 用 し て 高 温 で 消 毒 す る 方 法 が あ り ま す が 、85~ 90℃ で 90 秒 間 以 上加 熱 し な い と 、 消 毒 の 効 果 が な い た め 注 意 し ま し ょ う 。

ふ ん 便 や 吐 物 は 大 量 の ノ ロ ウ イ ル ス を 含 ん で い る お そ れ が あ り ま す

(21)

① 使い捨てマスクと手袋、エプロンをつける。

(写真は白衣を着用)

処理する人以外は吐物に近づかない。

②吐物は半径2m程度飛び散っている場合があ

るので床にひざや手をつかないように、靴につ

いた吐物で周囲を汚染しないよう注意する。

③(可能な場合はふん便や吐物を0.1%次亜

塩素酸ナトリウムを浸したペーパータオルな

どでおおい 10 分以上放置後、

ペーパータオルなどで外側から内側に向けて

汚れた面を折り込みながら静かに拭い取る。

④使用したペーパータオルなどはすぐにビニール

袋に入れ、0.1%次亜塩素酸ナトリウムを入れて

密閉し消毒する。

⑤ふん便や吐物が付着した床などは、0.02%

次亜塩素酸ナトリウムを染み込ませた

ペーパータオル等でおおうか、浸すようにふ

き、広い範囲を消毒する。その後水ぶきする。

⑥手洗いをしてマスクと手袋を④と同様に処理す

る。エプロンは 0.02%次亜塩素酸ナトリウム液

に10分以上浸してから洗濯するか、85~

90℃ で 90 秒 間 以 上 の熱水洗濯をする。

床 な ど に つ い た ふ ん 便 や 吐 物 の 処 理

(22)

ノ ロ ウ イ ル ス に 感 染 し た 状 態 で 調 理 を す る と 、 食 中 毒 が

発 生 す る 危 険 性 が あ り ま す !!

◆ 体 調・衛 生 チ ェ ッ ク 表 を 活 用 し て

調

調

い よ う に

し ま し ょ う 。

◆ ま た 、 症 状 が な く な っ て も 手 洗 い を 徹 底 し た う え で

使

使

用 し て 作 業 を 行 い ま し ょ う 。

( ノ ロ ウ イ ル ス に 感 染 す る と 、

度 ウ イ ル ス が 排

泄 さ れ る こ と が あ り ま す 。)

《 ノ ロ ウ イ ル ス 食 中 毒 の 特 徴 》

◆ 潜 伏 期 間 は 、 お よ そ 2 4 ~ 4 8 時 間 で す 。

◆ 主 な 症 状 は 、 下 痢 、 嘔 吐 、 腹 痛 、 吐 き 気 で す 。 発 熱 を 伴 う

こ と が あ り 、 か ぜ や イ ン フ ル エ ン ザ の 症 状 に 似 て い ま す 。

体調・衛生チ ェック表(例 )

異 常 が あ る と き ×、 な い と き ○

年 月 日

体 調 管 理

衛 生 管 理

氏 名

調

調

症状ありで調理すると食中毒に!!

(23)

◎ 毎 日 行 う △ 適 時 行 う

■ 社 会 福 祉 施 設 等 の よ う に 、高 齢 者 や 乳 幼 児 な ど 、感 染 症 に 対 す る 抵 抗 力 の 弱 い 利 用 者 が 多 い 施 設 で は 、普 段 か ら

利 用 者 の 健 康 状 態 を 把 握

し て お く こ と が 大 切 で す 。 ■ ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 食 中 毒 や 感 染 症 は 、 職 員 が 感 染 源 に な る 場 合 が あ り ま す 。

職 員 の 健 康 管 理

が 重 要 で す 。 ◎ 利 用 者 の 健 康 状 態 を 、 健 康 管 理 票 を 使 っ て 毎 日 チ ェ ッ ク し ま し ょ う 。 健 康 管 理 票 p 21 ◎ 利 用 者 が う が い や 手 洗 い の 習 慣 を 身 に つ け る よ う に し ま し ょ う 。 手 洗 い p 9 ◎ 普 段 に 比 べ て 、 下 痢 や 嘔 吐 等 の 症 状 が あ る 人 が 多 い と き は 、 ノ ロ ウ イ ル ス 感 染 症 の 発 生 を 疑 い ま し ょ う 。 発 生 時 対 策 p 26 ◎ 職 員 の 健 康 状 態 を 、 健 康 管 理 票 を 使 っ て 毎 日 チ ェ ッ ク し ま し ょ う 。 健 康 管 理 票 p 21 ◎ 職 員 に う が い や 手 洗 い の 習 慣 を 身 に つ け さ せ ま し ょ う 。 手 洗 い p 9 △ 地 域 で ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 感 染 性 胃 腸 炎 が 流 行 し て い な い か ど う か 把 握 し て お き ま し ょ う 。 △ ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 感 染 性 胃 腸 炎 の 流 行 期 ( 1 2 月 ~ 3 月 ) に は 、 注 意 書 を 掲 示 し た り 、 講 習 会 を 開 催 す る な ど し て 、 利 用 者 や 職 員 が ノ ロ ウ イ ル ス に 感 染 し な い よ う 注 意 喚 起 し ま し ょ う 。 △ 職 員 の 家 族 に 、 下 痢 や 嘔 吐 等 の 症 状 が あ る 場 合 は 、 家 庭 で の オ ム ツ 交 換 や 吐 物 の 処 理 な ど を と お し て 、 ノ ロ ウ イ ル ス に 感 染 す る こ と が あ り ま す 。 家 庭 で の オ ム ツ 交 換 や 吐 物 の 処 理 に 十 分 注 意 す る よ う 、 職 員 に 周 知 し て お き ま し ょ う 。 汚 物 の 処 理 p 17

利 用 者 の 健 康 状 態 を 把 握 し て お き ま し ょ う

職 員 の 健 康 管 理 に 努 め ま し ょ う

社会福祉施設編

(24)

* こ の 様 式 は 一 例 で す 。施 設 で 使 用 し て い る 様 式 に 、同 じ 内 容 が 記 録 さ れ て い れ ば 、 新 た に 記 録 す る 必 要 は あ り ま せ ん 。

健康管理票(□利用者 □職員 □その他)

番号 名前 階数 室名 性別 年齢 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 例 ○○○○ 1 101 男 32 1 12 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20

 

   年  

  月

1:吐き気 2:

おう吐 3:下痢 

4:腹痛 5:

発熱

(25)

■ ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 食 中 毒 や 感 染 症 を 防 止 す る た め に は 、ま た 、万 一 、食 中 毒 等 が 発 生 し た 場 合 、適 切 に 対 処 す る た め に は 、日 頃 か ら 自 主 点 検 に 努 め て い た だ く こ と が 大 切 で す 。施 設 の 規 模 や 職 員 の 体 制 に 応 じ た 自 主 点 検 票 を 作 成 し て 活 用 し て く だ さ い 。 ■ 管 理 者 、 職 員 が 、 次 の よ う に 役 割 を 分 担 し た 上 で 、 そ れ ぞ れ が 役 割 に 応 じ て 、 自 主 点 検 を 行 っ て く だ さ い 。施 設 に よ っ て は 管 理 者 が 、調 理 従 事 者 や そ の 他 職 員 の 役 割 も 担 う こ と が あ り ま す 。

< 施 設 の 管 理 者 の 役 割 >

所 管 部 局 や 保 健 所 と の 連 絡 体 制 の 整 備 感 染 症 や 食 中 毒 の 発 生 状 況 等 の 把 握 利 用 者 や 職 員 に 対 す る 注 意 喚 起 感 染 症 や 食 中 毒 の 予 防 策 の 構 築 職 員 研 修 の 実 施 利 用 者 や 職 員 の 健 康 管 理 感 染 症 や 食 中 毒 の 発 生 時 対 策 の 構 築 な ど

< 調 理 従 事 者 の 役 割 >

自 己 の 健 康 チ ェ ッ ク 加 熱 調 理 調 理 器 具 等 の 洗 浄 、 消 毒 使 い 捨 て 手 袋 の 使 用 調 理 時 に お け る 適 切 な 手 洗 い な ど

< そ の 他 の 職 員 の 役 割 >

利 用 者 及 び 自 己 の 健 康 チ ェ ッ ク 適 切 な 手 洗 い 消 毒 液 の 作 り 方 と 適 正 な 使 用 施 設 設 備 等 の 消 毒 リ ネ ン 類 の 適 切 な 処 理 汚 物 の 適 切 な 処 理 入 浴 時 の 注 意 喚 起 浴 槽 水 の 衛 生 管 理 な ど

(26)

* こ の 様 式 は 一 例 で す 。こ の ほ か の 項 目 を 加 え る な ど し て 、自 主 点 検 票 を 作 成 し て み て く だ さ い 。

提 案

毎 月 6 日 を の 日 と 定 め 、 自 主 点 検 し て み ま し ょ う

自 主 点 検 票

記 入 者: ○× 点検者等 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 年 月 日:     年       月       日 消毒液の作り方や適切な使用濃度を理解しているか ノロウイルスに汚染されやすい蛇口、ドアノブ、手すりなどを適宜消毒しているか 入浴時の注意喚起や浴槽水の衛生管理を行っているか チェック欄 調理作業前、調理中、調理後は十分な手洗いを行っているか 社会福祉施設等の所管部局や保健所との連絡体制は整備されているか 感染症や食中毒の発生状況を把握し、注意喚起や予防策を実施しているか 加熱調理が必要な食品は中心部まで十分に加熱しているか 調理作業で、使い捨て手袋を使用しているか 食中毒や感染症の発生時の対応を理解しているか 項      目 管 理 者 そ の 他 の 衛 生 管 理 調 理 手洗いを、必要なとき(トイレ使用後、汚物処理後など)に適切な方法で行っているか ふん便や吐ぶつの処理は迅速かつ適切に行っているか ふん便や吐ぶつで汚れたリネン類の処理は適切に行っているか ノロウイルス対策のための職員研修を実施しているか 健康管理票を用いて利用者等の健康管理を行っているか 調理器具やシンクの洗浄と消毒を行っているか

(27)

オ ム ツ や シ ー ツ 等 の リ ネ ン 類

は 、ふ ん 便 、吐 物 な ど の 汚 物 で 汚 れ る こ と が あ り ま す が 、

ノ ロ ウ イ ル ス に 汚 染 さ れ て い る 場 合 を 想 定

し て 、 適 切 に 処 理 す る こ と が 大 切 で す 。 ■ 多 く の 人 が 触 れ る

蛇 口 や ド ア ノ ブ 等

も 、 ノ ロ ウ イ ル ス に 感 染 し て い る 人 が 触 れ る 場 合 を 想 定 し て 、 掃 除 や 消 毒 を す る 必 要 が あ り ま す 。 ■

入 浴 時

に ノ ロ ウ イ ル ス に 感 染 す る こ と の な い よ う 注 意 す る 必 要 が あ り ま す 。 ■

お も ち ゃ

な ど は 、 幼 児 が 手 で 触 れ る だ け で な く 口 に 入 れ た り す る こ と が 多 い の で 適 切 な 処 理 を す る 必 要 が あ り ま す 。 ■

自 主 点 検 票

( p 2 3 ) を 活 用 し て 施 設 の 衛 生 管 理 等 に 努 め ま し ょ う 。 < 職 員 の 方 へ > リ ネ ン 類 ◎ オ ム ツ を 交 換 す る 時 は 、 使 い 捨 て 手 袋 を 着 用 し ま し ょ う 。 ◎ オ ム ツ を 交 換 し た 後 は 、 必 ず 手 を 洗 い ま し ょ う 。 手 洗 い p 9 ◎ ふ ん 便 や 吐 物 等 の 汚 物 が つ い た リ ネ ン 類 は 、 汚 物 が 飛 び 散 ら な い よ う 注 意 し な が ら 、 流 水 で し っ か り 洗 い 流 し た 後 、 下 洗 い し 、 消 毒 ま た は 加 熱 殺 菌 し ま し ょ う 。 そ の 後 、 ほ か の 洗 濯 物 と わ け て 、 最 後 に 洗 濯 す る よ う に し ま し ょ う 。 汚 物 の 処 理 p 17 設 備 等 ◎ 多 く の 人 が 触 れ る 蛇 口 、 ド ア ノ ブ 、 手 す り 等 は 、 よ く 掃 除 し 、 清 潔 に 保 ち ま し ょ う 。 ノ ロ ウ イ ル ス に よ る 感 染 症 の 流 行 時 な ど に は 、 洗 剤 を 使 っ て よ く 拭 き 、 0.02% の 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム で 消 毒 し ま し ょ う 。 消 毒 p 12 ◎ 定 期 的 に ト イ レ 等 の 共 用 設 備 の 清 掃 と 消 毒 を 行 い ま し ょ う 。 特 に ト イ レ の 内 側 の ド ア ノ ブ は 汚 れ や す い の で 注 意 し ま し ょ う 。 消 毒 p 12 ◎ ト イ レ を 清 掃 す る と き は 、 清 掃 作 業 中 に ノ ロ ウ イ ル ス で 汚 染 さ れ る お そ れ が あ る の で 注 意 し ま し ょ う 。 ◎ 食 器 等 の 下 洗 い や 嘔 吐 後 に う が い を し た 場 所 等 も 0.02% の 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム で 消 毒 後 、 洗 剤 を 使 っ て 掃 除 を す る よ う に し ま し ょ う 。 消 毒 p 12

施 設 ・ 設 備 等 か ら の ノ ロ ウ イ ル ス 感 染 に 気 を つ け ま し ょ う

気 を つ け ま し ょ う な ど を よ く 理 解 し て お き ま し ょ

(28)

◎ 毎 日 行 う △ 適 時 行 う < 施 設 管 理 者 の 方 へ > 浴 槽 な ど ◎ 浴 槽 水 は 毎 日 完 全 に 換 水 し 、 浴 槽 は 毎 日 清 掃 し ま し ょ う 。 ◎ 循 環 式 浴 槽 で は 、上 記 の ほ か 、ヘ ア ー キ ャ ッ チ ャ ー を 毎 日 清 掃 し ま し ょ う 。 ろ 過 器 や 配 管 も 定 期 的 に 消 毒 し ま し ょ う 。 ◎ 浴 槽 に 入 る 前 に は 、 よ く 体 を 洗 う よ う 利 用 者 に 周 知 し ま し ょ う 。 ◎ 利 用 者 に タ オ ル 等 を 共 用 さ せ な い よ う に し ま し ょ う 。 ◎ 利 用 者 に 下 痢 や 嘔 吐 等 の 症 状 が あ る 場 合 は 、 入 浴 を 控 え さ せ ま し ょ う 。 ◎ 症 状 が 回 復 し た 後 も し ば ら く は 入 浴 順 序 を 最 後 に す る よ う に し ま し ょ う 。 お も ち ゃ ◎ お も ち ゃ は 、水 洗 い し た 後 、0.02%次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム 溶 液 に 10 分 間 浸 し て か ら 、 さ ら に 水 で よ く 洗 い ま し ょ う 。 消 毒 p 12 ◎ 色 落 ち し た り さ び た り す る お も ち ゃ は 85~ 90℃ の 熱 湯 に 90 秒 間 以 上 浸 し ま し ょ う 。 △「 効 果 的 な 手 洗 い の 方 法 」、「 ノ ロ ウ イ ル ス に 効 果 の あ る 消 毒 剤 の 使 用 方 法 」、「 安 全 な 汚 物 の 処 理 方 法 」 等 に つ い て 、 具 体 的 に 従 事 者 教 育 を 行 い ま し ょ う 。 手 洗 い p 9 消 毒 p 12 汚 物 の 処 理 p 17

(29)

■ 発 生 状 況 を 把 握 し 、 感 染 の 拡 大 を 防 ぎ ま し ょ う 。 ■ 発 症 者 に 対 し て 医 療 処 置 を 行 う と と も に 、速 や か に 保 健 所 等 へ 報 告 し ま し ょ う 。 ■ 発 症 者 の 状 況 や そ れ ぞ れ に 講 じ た 措 置 等 を 記 録 し て お き ま し ょ う 。 ■ 利 用 者 と 職 員 の 健 康 状 態( 症 状 の 有 無 )を 発 生 し た 日 時 、階 、居 室 ご と に ま と め て お き ま し ょ う 。 ■ 医 療 機 関 の 受 診 状 況 、 診 断 名 、 検 査 、 治 療 の 内 容 を 記 録 し て お き ま し ょ う 。 ■ 食 中 毒 や 感 染 症 が 発 生 し た と き 、 ま た は そ れ が 疑 わ れ る 状 況 が 生 じ た と き は 、 拡 大 を 防 止 す る た め 速 や か に 対 応 し ま し ょ う 。 ■ 発 生 時 は 、 手 洗 い や ふ ん 便 ・ 吐 物 の 適 切 な 処 理 を 徹 底 し ま し ょ う 。 ■ 必 要 に 応 じ て 施 設 内 の 消 毒 を 行 い ま し ょ う 。 ■ 汚 物 の 処 理 や 設 備 の 消 毒 等 は 次 の と お り で す 。 汚 物 の 処 理 ・ 設 備 の 消 毒 な ど ◎ ふ ん 便 や 吐 物 の 近 く に は 人 を 近 づ け な い よ う に し ま し ょ う 。 ◎ ふ ん 便 や 吐 物 の 処 理 を す る 際 に は 換 気 を 十 分 に 行 い ま し ょ う 。 ◎ ふ ん 便 や 吐 物 は 汚 物 の 処 理 方 法 に 従 っ て 処 理 し ま し ょ う 。

汚 物 の 処 理 p 1 7 ◎ ふ ん 便 や 吐 物 を 処 理 し た 後 も 換 気 を 十 分 に 行 い ま し ょ う 。 ◎ 発 症 者 が 使 用 し た オ ム ツ は 、二 次 感 染 を 防 止 す る た め に 、1 回 ご と に 交 換 し ま し ょ う 。 ◎ オ ム ツ や 拭 き 取 り に 使 用 し た ペ ー パ ー タ オ ル 等 は 、ビ ニ ー ル 袋 に 密 閉 し て 廃 棄 し ま し ょ う 。こ の 際 、ビ ニ ー ル 袋 に 廃 棄 物 が 充 分 に 浸 る 量 の 0.1% 次 亜 塩 素 酸 ナ ト リ ウ ム を 入 れ ま し ょ う 。 汚 物 の 処 理 p 17 ◎ 発 症 者 が 使 用 し た 食 器 や タ オ ル 、利 用 し た ト イ レ や 風 呂 等 の 共 用 設 備 を 消 毒 し ま し ょ う 。

消 毒 p 11 ◎ ノ ロ ウ イ ル ス は 感 染 力 が 強 く 、手 す り 、水 道 の 蛇 口 、ド ア ノ ブ 、机 、椅 子 、 引 き 出 し の 取 っ 手 、 車 椅 子 の 押 し 手 、 ベ ッ ド 廻 り 、 お も ち ゃ 、 カ ー テ ン 、 リ ネ ン 類 、 そ の 他 の 日 用 品 な ど か ら も ノ ロ ウ イ ル ス が 検 出 さ れ て い ま す 。 食 中 毒 や 感 染 症 が 発 生 し た 場 合 は 、こ れ ら の 場 所 や 物 な ど も 消 毒 し ま し ょ う 。

消 毒 p 11

発 生 状 況 の 把 握

感 染 拡 大 の 防 止

感 染 拡 大 の 防 止 に は 初 期 の 対 応 が 重 要 で す

(30)

■ 協 力 病 院 等 が あ る 場 合 は 、す み や か に 医 師 に 連 絡 し 必 要 な 指 示 を 仰 ぎ ま し ょ う 。 ■ 必 要 に 応 じ て 医 療 機 関 へ の 移 送 等 を 行 い ま し ょ う 。 ■ 次 の よ う な 場 合 、迅 速 に 、名 古 屋 市 の 社 会 福 祉 施 設 等 主 管 部 局 に 報 告 し て く だ さ い 。 あ わ せ て 、 保 健 所 へ も 報 告 し て く だ さ い 。

社 会 福 祉 施 設 等 に お け る 施 設 内 感 染 及 び 食 中 毒 発 生 時 の フ ロ ー

( 名 古 屋 市 ) を 参 考 に し て 報 告 し て く だ さ い 。( p 28 ) 報 告 先 は

社 会 福 祉 施 設 等 の 所 管 部 局 一 覧 表

を ご 覧 く だ さ い 。( p 29 、 p 3 0 )

■ 報 告 す る 内 容 は 次 の と お り で す 。 ■ 医 師 が 、感 染 症 法 、食 品 衛 生 法 の 届 出 基 準 に 該 当 す る 患 者 又 は そ の 疑 い が あ る 者 を 診 断 し た 場 合 に は 、こ れ ら の 法 律 に 基 づ き 保 健 所 等 へ の 届 出 を 行 う 必 要 が あ り ま す の で ご 注 意 く だ さ い 。 ■ 嘱 託 医 、協 力 病 院 の 医 師 、保 健 所 等 に 報 告 し 、対 応 を 相 談 し 、指 示 を 仰 ぐ な ど 、 緊 密 な 連 携 を と り ま し ょ う 。 ■ 職 員 に 周 知 す る と と も に 、 家 族 へ の 情 報 提 供 も 行 い ま し ょ う 。 ◎ 同 一 の 感 染 症 や 食 中 毒 に よ る 、 ま た は そ れ ら が 疑 わ れ る 死 亡 者 ・ 重 と く 患 者 が 1 週 間 以 内 に 2 名 以 上 発 生 し た 場 合 ◎ 同 一 の 感 染 症 や 食 中 毒 の 患 者 、 ま た は そ れ ら が 疑 わ れ る 者 が 1 0 名 以 上 又 は 全 利 用 者 の 半 数 以 上 発 生 し た 場 合 ◎ 通 常 の 発 生 動 向 を 上 回 る 感 染 症 等 の 発 生 が 疑 わ れ 、 特 に 施 設 長 が 報 告 を 必 要 と 認 め た 場 合 同 一 の 感 染 症 な ど に よ る 患 者 等 が 、あ る 時 点 に お い て 、1 0 名 以 上 又 は 全 利 用 者 の 半 数 以 上 発 生 し た 場 合 で あ っ て 、最 初 の 患 者 等 が 発 生 し て か ら の 累 積 の 人 数 で は な い こ と に 注 意 ◎ 感 染 症 又 は 食 中 毒 が 疑 わ れ る 利 用 者 の 人 数 ◎ 感 染 症 又 は 食 中 毒 が 疑 わ れ る 症 状 ◎ 上 記 の 利 用 者 へ の 対 応 や 施 設 に お け る 対 応 状 況 等

医 療 処 置

行 政 へ の 報 告

関 係 機 関 と の 連 携 な ど

(31)

社 会 福 祉 施 設 等 に お け る 施 設 内 感 染 及 び 食 中 毒 発 生 時 の フ ロ ー

( 名 古 屋 市 )

社会福祉施設等

社 会 福 祉 施 設

所 管 部 局

保 健 医 療 課

食 品 衛 生 課

○ 施 設 内 感 染 及 び 食 中 毒 に 関 す る 情 報 提 供

○ 指 示 ○ 報 告

管 轄 保 健 所

所 長

健 康 づ く り 担 当

食 品 獣 疫 担 当

○ 指 示 ○ 報 告 ○ 施 設 内 感 染 及 び 食 中 毒 に 関 す る 情 報 提 供 ○ 報 告 ○ 感 染 症 法 に 基 づ く 権 限 ○ 介 護 保 険 法 に 基 づ く 権 限 ○ 食 品 衛 生 法 に 基 づ く 権 限 ○ 施 設 内 感 染 及 び 食 中 毒 発 生 の 報 告 ○ 施 設 内 感 染 及 び 食 中 毒 発 生 の 報 告 ○ 事 故 報 告 書 の 提 出 ○ 再 発 防 止 指 導 ○ 事 故 報 告 書 提 出 依 頼 ○ 感 染 症 法 又 は 食 品 衛 生 法 に 基 づ く 立 入 り 調 査 及 び 指 導

参照

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