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9:30 開会の辞

滋賀医科大学 放射線医学講座 村田喜代史

Session Ⅰ 9:35-10:20 実験

座長:関西医科大学 米虫敦

1. マイクロカテーテル先端移動の比較実験 大阪市立大学放射線科 影山健、堺幸正、前林徹範、城後篤志、濱本晋一、寒川悦次、曺寿幸、山本晃、竹下徹 西田典史、松岡利幸、三木幸雄

2. トロンビンを用いた経動脈的 Drug Delivery System:家兎における基礎実験 Trans arterial infusion with Thrombin ;Animal experiments

関西医科大学 放射線科 米虫敦、谷川昇、狩谷秀治、八木理絵、中谷幸、鈴木聡史、池田耕士、宇都宮啓太 菅野渉平、播磨洋子、澤田敏 松原動物病院 井上理人、小山田和央、三宅剛史、神吉剛、佐藤遼 3. NBCA・Lipiodol 混合液の攪拌方法についての実験的検討 =第 4 報= 大阪医科大学 放射線医学教室 山本和宏、金澤秀次、有本博、鳴海善文 4. 塞栓物質としての NBCA-Lipiodol-Ethanol 混和物(NEL)の基礎的検討 和歌山県立医大 放射線科 河合信行、南口博紀、生駒顕、三田裕記、佐原伸也、高坂功、中井資貴、園村哲郎 佐藤守男 5. BRTO における硬化剤/ヨード造影剤の至適混合比に関する基礎的検討 和歌山県立医大 放射線科 南口博紀、河合信行、佐藤守男 中央放射線部 室谷和宏、細川聖記

Session Ⅱ 10:20-10:56 消化管・出血

座長:滋賀医科大学 金﨑周造

6. 血栓吸引療法を行った上腸間膜動脈塞栓症の 3 例 姫路循環器病センター 放射線科 川崎竜太、宮本直和、大森美佳 神戸大学 放射線科・血管内治療センター 山口雅人、杉本幸司

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7. 胆道出血に対する経皮的仮性動脈瘤直接穿刺法による緊急塞栓術の1例 関西医科大学放射線科学講座 八木理絵、谷川昇、狩谷秀治、米虫敦、中谷幸、澤田敏 8. 十二指腸憩室出血に対するコイル塞栓術後の合併症に難儀した1例 市立堺病院 放射線科、外科*、内科** 前田宗宏、中迫由里、加藤里枝子、市田和香子、橋本達、原田貢士 古川陽菜*、山本 為義*、今村博司*、合原彩**、北村信次** 9. 小腸間膜損傷に伴う出血に対し血管塞栓術のみで止血し得た1例 大阪大学大学院 放射線科 前田登、大須賀慶悟、東原大樹、富山憲幸 中河内救命救急センター 日野裕志、塩野茂

SessionⅢ 10:56-11:23 静脈系

座長:和歌山県立医科大学 南口博紀

10. Heparin-induced thrombocytopenia(HIT)により一時留置型 IVC filter の抜去が困難とな

った一例 滋賀医科大学 放射線科 井上明星、新田哲久、田中豊彦、渡辺尚武、友澤裕樹、外山哲也、大谷秀司、河野直明 園田明永、大田信一、金﨑周造、古川顕、高橋雅士、村田喜代史 11. 抜去困難な埋め込み式中心静脈ポートに対して2本のスネアカテーテルが有効であった 一例 大阪市大病院放射線医学教室(1) 済生会中津病院放射線科 (2)大東中央病院放射線科・ IVR センター (3)大阪市大病院消化器内科 山本晃、(1)羽室雅夫、(2)中村健治、曺寿幸、前林徹範、影山健、城後篤志、濱本晋一 寒川悦次、(2)松井広登、(2)南郷峰善、竹下徹、堺幸正、西田典史、松岡利幸、(3)塚原卓矢 (3)十河光栄 12. ブラッドアクセスカテーテル挿入時に生じた右鎖骨下動脈損傷の一例 京都府立医科大学 放射線診断治療学 吉松梨香、山上卓士、田中治、三浦寛司、西村恒彦

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ランチョンセミナー

11:30-12:30

「新しい時代を迎えた脳動脈瘤塞栓術、急性期脳動脈再開通療法」

座長:滋賀医科大学 放射線部 病院教授 高橋雅士先生

演者:神戸市立医療センター中央市民病院 脳神経外科 部長 坂井信幸先生

共催:第一三共株式会社

SessionⅣ 12:45-13:30 門脈・BRTO

座長:兵庫医科大学 前田弘彰

13. 全身化学療法中に生じた血小板減少症に対して PSE が有効であった転移性大腸癌の 1 市立吹田市民病院 放射線科 三上恒治、外科 村田幸平

14. B-RTO 時に PSE を併用することにより 5%EOI 量を減らすことのできた 1 例 医仁会武田総合病院 放射線科 川上光一、横山堅志 消化器センター 滝本見吾 15. BRTO で救命しえた脾腎シャント破裂の一例 1 大阪警察病院放射線科 2 大阪警察病院消化器内科 上野嘉子 1、西田義記 1、大西章仁 1、清水健嗣 1、北村ゆり 1 尾下正秀 2 16. 猪瀬型肝性脳症に対して BRTO を施行した 4 例の検討 姫路赤十字病院 放射線科 長谷聡一郎、小林誠、片山敬久、松原伸一郎、三森天人 亀田総合病院 放射線科 山崎郁郎、河村泰孝、菊池陽一、大内敏宏 岡山大学 放射線科 金澤右 17. 脾腎シャントの画像的検討 兵庫医科大学 放射線医学教室 阿知波左千子、前田弘彰、古川佳孝、加古泰一、若田ゆき、高田恵広、山本聡、新井桂介 小林薫、石蔵礼一、廣田省三

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SessionⅤ 13:30-14:06

TACE・TAI

座長:大阪市立大学 山本晃

18. Drug-eluting microspheres (DEM) を用いた TACE が著効した Lp-TACE 抵抗性 GIST 多

発肝転移の 1 例 ゲー トタワーIGT クリニック 関明彦、堀信一 三重大学 IVR 科 高木治行、山門亨一郎 19. HCC に対するミリプラチン動注の初期経験 奈良県立医科大学 放射線科 前田新作、穴井洋、末吉智、西尾福英之、森本賢吾、田中利洋、正田哲也、吉川公彦 県立三室病院 放射線科 阪口浩 20. 3Fr システムによる肝 TACE/TAI 術後の安静時間短縮の試み 東大阪市立総合病院 放射線科 岩越真一、古市欣也、岡田博司、大倉享、居出弘一、岩崎聖 奈良県立医科大学 放射線科 穴井洋、吉川公彦 21. 血流改変にマイクロバルーンカテーテル(イーグマン)を使用した一例 大阪市立大学医学部付属病院 放射線科 寒川悦次、堺幸正、前林徹範、影山健、濱本晋一、曹寿幸、山本晃、竹下徹、西田典史 松岡利幸、三木幸雄

SessionⅥ 14:06-15:00 動脈瘤・塞栓

座長:市立豊中病院 保本卓

22. 大腿動脈仮性動脈瘤に対する血管内バルーンサポート併用経皮的 NBCA 注入療法に ついて 和歌山県立医科大学 放射線科 中井資貴、千葉尭弘、生駒顕、三田裕記、中田耕平、佐原伸也、高坂功、南口博紀 河合信行、園村哲郎、佐藤守男 23. 上腸間膜動脈起始部狭窄を伴う上腸間膜動脈瘤に対しコイル塞栓術を施行した1例 和歌山県立医科大学 放射線科 生駒顕、中井資貴、中田耕平、佐原伸也、高坂功、南口博紀、河合信行、園村哲郎 佐藤守男 24. 腹腔動脈瘤塞栓術の 2 例 公立甲賀病院 放 同内 1) 同外 2) 石川祐一、井本勝治、山崎道夫、坂本力、八木勇紀 1)、井田健 2)

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25. 腹部領域における GDC Detachable Coil の使用経験 京都大学病院・画像診断科 放射線部 芝田豊通、柴田登志也、磯田裕義、富樫かおり 26. Micrus CERECYTE コイルの使用経験 市立豊中病院 放射線科 保本卓、中村純寿、金森大悟、小野祐介、中田早紀、佐藤正之 27. コイル塞栓術後に 3 回再増大、再治療を繰り返した脳動脈瘤に対して Enterprise ステント を用いたコイル塞栓術が有用であった一例 明珍薫 1、高山勝年 1、和田敬 2、中川裕之 2、吉川公彦 2、黒川紳一郎 3 医真会八尾総合病院 放射線科・脳血管内治療科 1、脳神経外科 3 奈良県立医科大学 放射線科 2

特別講演 15:15-16:15

「最近の新しいデバイスに関する話題提供」

座長:公立甲賀病院 顧問 坂本力先生

演者:奈良県立医科大学 放射線科 教授 吉川公彦先生

SessionⅦ 16:15-16:51 血管・ステント

座長:奈良県立医科大学 東浦渉

28. 腹部大動脈限局解離にステント留置が奏功した一例 神戸大学医学部附属病院 放射線科・血管内治療 センター 坂本憲昭、山口雅人、岡田卓也、井戸口孝二、藤井正彦、杉村和朗、杉本幸司 同・心臓血管外科 野村佳克、藤田靖之、北川敦士、大北裕 29. 大動脈解離に伴う SMA 解離に対してステントを留置した 1 例 神戸市立医療センター中央市民病院 画像診断・放射線治療科 上田浩之、橋本林太朗、芝田豊通、伊藤亨 心臓血管外科 庄村遊、橋本孝司、那須通寛 循環器内科 木下慎 30. 巨大腹腔動脈瘤に対してステント補助下にコイル塞栓を行った 1 例 神戸市立医療センター中央市民病院 画像診断・放射線治療科 橋本林太朗、上田浩之、芝田豊通、伊藤亨 脳神経外科 今村博敏、石川達也、坂井信幸

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31. カバードステント留置約二年後に再発を来した尿管腸骨動脈瘻の一例 神戸大学医学部附属病院 放射線科・血管内治療センター 井戸口孝二、山口雅人、岡田卓也、坂本憲昭、藤井正彦、杉村和朗、杉本幸司 同・心臓血管外科 野村佳克、藤田靖之、北川敦士、大北裕

SessionⅧ 16:51-17:27

大動脈・ステントグラフト

座長:国立循環器病研究センター病院 福田哲也

32. 感染性腹部大動脈瘤に対して姑息的なステントグラフト内挿術が奏功した一例 天理よろづ相談所病院 放射線部診断部門 1)、心臓血管外科 2) 魚谷健祐 1)、谷口尚範 1)、大久保豪祐 1)、川﨑聡子 1)、大西奈都子 1)、中林美日 1) 富松浩隆 1)、森暢幸 1)、菅剛 1)、楠直明 1)、西本優子 1)、野間恵之 1)、山中一朗 2) 33. 胸部大動脈瘤破裂に対する Gore TAG を用いたステントグラフト治療 1) 奈良県立医科大学 放射線科、2) 胸部心臓血管外科 3) 松原徳州会病院 放射線科 東浦渉 1)、伊藤博文 1)、市橋成夫 1)、多林伸起 2)、阪口昇二 3)、谷口繁樹 2)、吉川公彦 1) 34. 腹部分枝に及ぶ慢性 B 型大動脈解離に対しステントグラフトと外科手術の hybrid で治療 しえた 1 例 松原徳洲会病院 放射線科 阪口昇二 同 心臓血管外科 吉田毅、坂倉玲欧、児島昭徳 奈良県立医科大学 放射線科 伊藤博文、市橋成夫、東浦渉、吉川公彦 35. 喀血に対する BAE において 64 列 CT を用いた大動脈下 CT(CTAo)の撮影条件の検討 和歌山県立医科大学附属病院 中央放射線部 細川聖記、山田英之、西奥忠純 放射線科 河合信行、園村哲郎、佐藤守男

17:27 閉会の辞

滋賀医科大学 放射線医学講座 古川顕

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抄録 1、マイクロカテーテル先端移動の比較実験 大阪市立大学放射線科 影山健、堺幸正、前林徹範、城後篤志、濱本晋一、寒川悦次、曺寿幸、山本晃、竹下徹 西田典史、松岡利幸、三木幸雄 【背景】HCC に対する TACE にマイクロカテーテルの使用は必須である。マイクロカテーテ ルには末梢血管に対する選択性が要求されると同時に充分な造影剤排出能も必要となる。 この結果カテーテル先端移動の問題が生じる。 【目的・方法】市販されている先端外径 2.0-2.2Fr のマイクロカテーテル 17 種を人工血管 モデルの総肝動脈に留置して、造影剤排出によるカテーテル先端のキックバックの距離と 最終先端移動距離について検討した。造影剤排出量は 2ml/秒:計 8ml と 2.5ml/秒:計 10ml とした。 【結果】流量を大きくした場合に、カテーテルの移動が強く見られる傾向があった。カテ ーテルの種類によって移動距離に差は見られたが、カテーテルのサイズ・形状・材質の面 から先端移動距離について関連は見られなかった。

2、トロンビンを用いた経動脈的 Drug Delivery System:家兎における基礎実験 Trans arterial infusion with Thrombin ;Animal experiments

関西医科大学 放射線科 米虫敦、谷川昇、狩谷秀治、八木理絵、中谷幸、鈴木聡史、池田耕士、宇都宮啓太 菅野渉平、播磨洋子、澤田敏 松原動物病院 井上理人、小山田和央、三宅剛史、神吉剛、佐藤遼 【背景】 少量のトロンビンが血管内皮細胞のカドヘリンに作用し、血管透過性を亢進させることが 注目されている。 【目的】 少量のトロンビンを併用した動注化学療法における薬剤の血中移行性および組織移行性を 評価する。 【方法】 10 羽の日本白色家兎(3kg)の右大腿部に VX2 腫瘍を移植した。VX2 腫瘍移植の 2 週間後に腫 瘍は約 3cm 径に発育した。トロンビン群:5 羽に対して、マイクロカテーテルを用いて右大 腿動脈より、イオパミドール 0.3ml,リピオドール 0.3ml,シスプラチン 3mg,トロンビン 300 単位の混合液を緩徐に注入した。対照群:5 羽には、イオパミドール 0.3ml,リピオドー ル 0.3ml,シスプラチン 3mg の混合液を注入した。 薬剤注入 5 分後および 10 分後に採血を行い、血漿中白金濃度を測定した。薬剤注入 30 分 後に VX2 腫瘍を摘出し、組織内白金濃度を測定した。 【結果】 トロンビン群および対照群において、血漿中白金濃度は、5 分後が 0.59±0.28μg/ml と 2.7±1.2μg/ml、10 分後が 0.70±0.078μg/ml と 2.2±0.58μg/ml だった。薬剤注入 30 分 後の組織内白金濃度は、4.1±1.8μg/wet・g、1.0±1.2μg/wet・g だった。 【結語】 少量トロンビンの混和により、動注化学療法における薬剤の組織停滞性、組織移行性が向 上した。

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3、NBCA・Lipiodol 混合液の攪拌方法についての実験的検討 =第 4 報= 大阪医科大学 放射線医学教室 山本和宏、金澤秀次、有本博、鳴海善文 【目的】現在まで NBCA・Lipiodol 混合液の攪拌方法について定まった見解はなく、より安 全な液体塞栓物質として用いる必要があると考え、NBCA・Lipiodol 混合液の攪拌方法及び 注入方法についての実験的検討を報告してきた。今回は、第4報としてより臨床に近い状 態で血管モデルを用い、NBCA による塞栓の状態の観察、また NBCA 使用後のマイクロカテー テルの内腔観察を実施し、マイクロカテーテルの再使用についての妥当性を検証した。 【方法】 条件を①温度:実験システム全体:37℃、溶液の温度:常温,42℃②溶剤:5%ブドウ糖(フ ラッシュ用),50%ブドウ糖(プライミング用),LPD(マイクロ洗浄用)③NBCA の混合比 NBCA: LPD=1:1,1:4 ④流速:有(拍動なし、流速:50mm/s(2.6mL/s))、無(balloon 閉塞下フロ ーコントロール状況の再現実験)の組み合わせにて8通りの条件を作成し、NBCA の攪拌方 法:用手攪拌(30 回/30 秒、攪拌後:5~30 分)、サンプル(n=3):マイクロカテーテル [ SIRABE 2.0Fr 、65cm タイプ]、GW(RAINBOW IRIS,GTFS-1618)にて 37 度に加温した外径 2 ㎜の血管 モデル内にマイクロカテーテルを挿入し、マイクロカテーテル内に 0.4ml の混合液注入後、 混合液を 0.2ml の 5%ブドウ糖にてフラッシュ後、LPDにて洗浄後のカテーテル内に混合 液・5%ブドウ糖注入後を動画、内腔観察して検討した。 【結果】 先端部・ハブ部・内腔の観察の結果、どの条件においてもマイクロカテーテルに NBCA・LPD 混合液が付着していた。また、1:1の NBCA・LPD 混合溶の注入時に、逆流現象を認めた。 【結語】 初回使用時に、NBCA・LPD 混合液がマイクロカテーテルの先端部及びハブ部及び内腔に残存 していた。また、混合液を流入時に逆流をしていた。よって、NBCA・LPD 混合液を使用する 場合は、今回推奨する方法が良いのではないかと思われた。 4、塞栓物質としての NBCA-Lipiodol-Ethanol 混和物(NEL)の基礎的検討 和歌山県立医大 放射線科 河合信行、南口博紀、生駒顕、三田裕記、佐原伸也、高坂功、中井資貴、園村哲郎 佐藤守男

NBCA の重合速度を変えうる方法として、lipodol と NBCA の混和比を調節する方法が多用さ れている。我々は、重合速度を顕著に変えうる方法として、lipiodol を予め ethanol と混 和し、emulsion 化しておき、その後で NBCA と更に混和する方法を考案した。Lipiodol と ethanol の混和比率により、NBCA の重合速度が調節できる傾向がある。

今回、NBCA と Lipiodol、ethanol を種々の比率で混和し NBCA -Ethanol-Lipiodol 混和物(NEL) を作成し、生理食塩水への細径針からの注入中の様子を検討した。 結果は、通常用いられる NBCA-Lipiodol は小さな油粒として注入され、その混和比率によ る大きな差は見られなかった。NEL(NBCA:Ethanol:Lipiodol=2:1:1 や 1:1:1)ではやや大き めの球状のペースト状、NEL(3:2:1 や 1:2:1)では大きな塊のペースト状、NEL(4:3:1 や 1:3:1)では線状のペースト状、NEL(1:4:1)では糸状で注入された。NEL は金属コイルとの併 用で、時間と費用の削減につながる可能性がある。 5、BRTO における硬化剤/ヨード造影剤の至適混合比に関する基礎的検討 和歌山県立医科大学 放射線科 南口博紀、河合信行、佐藤守男 中央放射線部 室谷和宏、細川聖記 BRTO 時の硬化剤は金川らの報告に基づき、オルダミン(モノエタノールアミンオレイン酸 塩)とイオパミロン 300 mgI/dl の 1:1 混合物が広く用いられてきた。50%ブドウ糖液を併

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用したり、エトキシスクレロール(ポリドカノール)やヒストアクリル(NBCA)を使用し たり、foam にして使用する報告もみられる。硬化剤が分離せず均等に分布し、かつ透視下 または CT 下で薬剤分布が容易に確認できることが理想と考える。今回生理食塩水と 50%ブ ドウ糖液を混ぜヒト血清比重に合わせた溶液および 50%ブドウ糖液のみの溶液内にオルダ ミンまたはエトキシスクレロールとヨード濃度の異なる各種造影剤を混合し比重を変化さ せた硬化剤を作成し、透視下にガラスボトル内で混合させた。また CT で混合液の CT 値を 測定し分布や可視性を評価した。硬化剤と CO2 ガスで foam にした各種硬化剤も作成し、同 様に評価した。 6、 血栓吸引療法を行った上腸間膜動脈塞栓症の 3 例 姫路循環器病センター 放射線科 川崎竜太、宮本直和、大森美佳 神戸大学 放射線科・血管内治療センター 山口雅人、杉本幸司 当院で行った血栓吸引療法の結果について報告する。症例は 2009 年から 2010 年に当院に て治療した SMA 塞栓症 3 例で、2 例は SMA 本幹の塞栓、1 例は分枝主体の塞栓である。治療 方法は 8F シースを挿入し、形状付き 6F ガイディングシースで SMA を選択、6F あるいは 5F ガイディングカテを SMA に進めてシースとカテで SMA 本幹や回結腸動脈領域の血栓吸引を 行った。分枝塞栓には同様の手技による吸引あるいは UK の持続注入を行った。本幹の血栓 は 3 例とも完全に吸引可能であった。分枝塞栓は 2 例で残存し、1 例は UK 持続注入で改善 が得られ開腹術を行うことなく軽快した。1 例は分枝も吸引療法を行ったが血栓残存があり、 後日空腸を 50cm 切除した。また 1 例は血栓の完全除去に成功したが発症後約 30 時間経過 しており他院で腸切除を施行されたが死亡した。SMA 塞栓症に対する血栓吸引療法は短時間 で血栓の可及的除去が可能で有用である。 7、 胆道出血に対する経皮的仮性動脈瘤直接穿刺法による緊急塞栓術の1例 関西医科大学放射線科学講座 八木理絵、谷川昇、狩谷秀治、米虫敦、中谷幸、澤田敏 60 歳、女性。胃がん (B-I 再建) 術後の胆管狭窄に対して ENBD チューブ留置中。意識障害、 下血を主訴に来院し、内視鏡にて胆道出血を認めたため止血目的にて緊急血管塞栓術が施 行された。総肝動脈から固有肝動脈は閉塞しており肝臓への血流は、上腸管膜動脈からの 膵アーケードを介して供血されていた。ENBD チューブに接した右肝動脈前区域枝に仮性動 脈瘤を認め、出血源と判断。膵アーケードを介した経動脈的アプローチを試みるも困難で あったため、透視下に 22Gカテラン針にて経皮経肝的に仮性動脈瘤を直接穿刺し、 NBCA:LPD=1:2 の混合比 0.5ml を用いて、仮性動脈瘤塞栓を施行した。術後、循環動態は安 定し肝機能障害もなく経過は良好である。 8、 十二指腸憩室出血に対するコイル塞栓術後の合併症に難儀した1例 市立堺病院 放射線科、外科*、内科** 前田宗宏、中迫由里、加藤里枝子、市田和香子、橋本達、原田貢士 古川陽菜*、山本為義*、今村博司*、合原彩**、北村信次** 症例は 70 歳代の女性。2010 年 5 月 4 日に消化管出血で救急受診した。十二指腸下行脚の憩 室出血を認めたが、内視鏡で止血困難であったため、放射線科にコイル 塞栓術が依頼され た。血管造影で上膵十二指腸動脈の分枝の付近に血管外溢流像を認め、終動脈の親血管の 約 3cm の範囲に 2 本の Trufil を並列に留置した。止血に成功したが、経過中に胆管気腫と 後腹膜気腫を認めた。その後、腹膜炎を合併して 8 月 10 日に外科的にドレナージされたが、

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さらに肝弯曲部の結腸穿孔を合併して 8 月 18 日に結腸切除と腹腔洗浄がなされた。本例の 経過を検証したところ、コイル塞栓から外科処置までの期間の栄養状態が悪く、低栄養が 合併症の要因となった可能性が示唆された。 9、 小腸間膜損傷に伴う出血に対し血管塞栓術のみで止血し得た1例 大阪大学大学院 放射線科 前田登、大須賀慶悟、東原大樹、富山憲幸 中河内救命救急センター 日野裕志、塩野茂 症例は 50 歳代女性。墜落外傷により、救命センターに搬送。体表に外出血は認なかったが、 ショックバイタルを呈していた。輸液負荷に対し responder であり、造影 CT で骨盤骨折及 び上腸間膜動脈末梢で回腸間膜内に血管外漏出像を認めたため、緊急止血術を施行した。 骨盤出血に対しては GS 細片で TAE 施行。次に上腸間膜動脈造影を施行したところ、出血部 位は回腸動脈末梢部だが、marginal artery よりはやや中枢側だった。コイルで蜘蛛の巣状 に塞栓(isolation)し、止血でき、腸管壊死することなく回復した。腸間膜損傷に伴う出 血に対して、手術を回避し、IVR のみで止血することができた症例について若干の文献的考 察を付け加えて報告する。

10、 Heparin-induced thrombocytopenia(HIT)により一時留置型 IVC filter の抜去が困難と なった一例 滋賀医科大学 放射線科 井上明星、新田哲久、田中豊彦、渡辺尚武、友澤裕樹、外山哲也、大谷秀司、河野直明 園田明永、大田信一、金﨑周造、古川顕、高橋雅士、村田喜代史 症例は 59 歳女性。脳腫瘍の手術目的で紹介となった。深部静脈血栓症が疑われ、造影 CT では重複下大静脈及び両側下腿筋枝に血栓を認めた。術中の肺塞栓予防のため一時留置型 下大静脈フィルターを留置した。 術後 9 日目の造影 CT でデバイスに沿った血栓が明らか になった。経過と検査の結果から HIT と診断され、ウロキナーゼ、アルガトロパンの静注 が行われた。術後 23 日目の造影 CT で血栓の消失を確認しフィルターを抜去した。重篤な HIT typeⅡは 1-3%に認められると言われており、IVC filter 留置やヘパリンの使用に際し て注意が必要である。 11、 抜去困難な埋め込み式中心静脈ポートに対して2本のスネアカテーテルが有効であっ た一例 大阪市大病院放射線医学教室 (1)済生会中津病 院放射線科(2)大東中央病院放射線科・ IVR センター(3)大阪市大病院消化器内科 山本晃、(1)羽室雅夫、(2)中村健治、曺寿幸、前林徹範、影山健、城後篤志、濱本晋一 寒川悦次、(2)松井広登、(2)南郷峰善、竹下徹、堺幸正、西田典史、松岡利幸 (3)塚原卓矢、(3)十河光栄 34 歳男性。クローン病にて加療中。2002 年に TPN ポートを左鎖骨下に留置した。2009 年に 当院消化器科入院、39.6 度の発熱と炎症所見上昇を認め、菌血症に至った。全身麻酔下に 切開、左鎖骨離断の上ポート抜去試みるも摘出できず。翌日左大腿静脈からループスネア カテーテルを使用しポートカテーテル先端を牽引するも抜去できず。右側からもう 1 本挿 入、2 本のカテーテルをたぐりよせるように使用し抜去しえた。抜去後菌血症改善し、退院 となった。

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12、 ブラッドアクセスカテーテル挿入時に生じた右鎖骨下動脈損傷の一例 京都府立医科大学 放射線診断治療学 吉松梨香、山上卓士、田中治、三浦寛司、西村恒彦 症例は 23 歳女性、SLE による急性肝障害に対する血漿交換目的でベッドサイドにてブラッ ドアクセスカテーテルが挿入されが、レントゲンにてカテーテルの胸腔への迷入が疑われ た。造影 CT では鎖骨下動脈近傍をカテーテルが走行していた。そこで、右鎖骨下動静脈造 影を行ったが明らかな血管外漏出像を認めなかったため、その場でカテーテルを抜去した ところ急激な血圧低下を認めた。直ちに行った動脈造影にて、右鎖骨下動脈本幹から多量 の血管外漏出像が確認され急速に血胸が進行した。バルーンカテーテルにて損傷部を閉塞 しつつ膜付きステントグラフトを右鎖骨下動脈に留置することにより止血が得られ救命で きた。 13、 全身化学療法中に生じた血小板減少症に対して PSE が有効であった転移性大腸癌の 1 例 市立吹田市民病院 放射線科 三上恒治 外科 村田幸平 50 歳代男性。肝転移を伴う大腸癌にて、原発巣切除後 FOLFOX 療法を開始した。 経過中に重篤な血小板減少症が生じ、全身化学治療継続が困難になった。血小板抗体が上 昇しており、免疫性血小板減少症と判断した。ステロイド内服(30mg/day)にて 10 万前後 に回復するものの、この状態では化学療法の再開が困難であったので、C-stopper マイクロ コイルによる脾動脈末梢枝塞栓による PSE を施行した。 PSE 後軽度の微熱と鈍痛以外重篤な塞栓後症候群はなく、2 週後に血小板増加を認め、3 週 後に全身化学療法が再開できるようになった。ステロイド内服を中止しても血小板減少は 認めず、FORIFORI 療法を開始することができた。全身化学療法再開後約 10 ヶ月現在治療継 続中である。

14、 B-RTO 時に PSE を併用することにより 5%EOI 量を減らすことのできた 1 例 医仁会武田総合病院 放射線科 川上光一、横山堅志 消化器センター 滝本見吾 症例は 73 歳女性の孤立性胃静脈瘤例。 術前評価で、主たる流入路は短胃静脈と後胃静脈であり流出路として胃腎シャントを認め た。胃腎シャント内にバルーンカテーテルを進め逆行性造影(B-RTV)を行ったところ、血管 容量が大きく造影剤を 60ml注入してようやく胃静脈瘤が描出される程度であった。そこ で PSE を先行し、約 60-70%の塞栓率を目標に塞栓した。再び B-RTV を行ったところ 40ml の 造影剤で胃静脈瘤が十分描出されるようになった。5%EOI 40ml と 50%ブドウ糖液 20ml を注 入し胃静脈瘤から短胃・後胃静脈まで十分に描出された状態で 24 時間バルーン留置とした。 術後はフェンタニル持続注入とボルタレン座薬で疼痛に対応し、抗生剤とステロイドも投 与された。CT で胃静脈瘤と短胃・後胃静脈の血栓化が確認され、術後 10 日目で退院となっ た。 15、 BRTO で救命しえた脾腎シャント破裂の一例 1 大阪警察病院放射線科 2 大阪警察病院消化器内科 上野嘉子 1、西田義記 1、大西章仁 1、清水健嗣 1、北村ゆり 1 尾下正秀 2 症例:60 歳男性。C 型肝硬変で当院内科通院中であった。2010 年 8 月深夜、突然の心窩部 痛を主訴に救急搬送された。来院時、血圧 84/50mmHg で腹痛を訴えており、緊急 CT では拡

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張した脾腎シャントと血性腹水を認めた。輸血などにより循環動態は安定していたが、入 院翌日に再度腹痛が出現した。緊急 CT で脾腎シャントからの活動性出血が疑われ、緊急 BRTO を施行した。右大腿静脈アプローチ、左腎静脈経由で脾腎シャントをバルーン閉塞下に造 影したところ、extravasation を認めたため 5%EOI で塞栓し、24 時間法で治療を行い術後 合併症なく軽快退院した。脾腎シャントの破裂は極めて稀であるが、本症例はこれを BRTO で治療できたため考察を加えて報告する。 16、 猪瀬型肝性脳症に対して BRTO を施行した 4 例の検討 姫路赤十字病院 放射線科 長谷聡一郎、小林誠、片山敬久、松原伸一郎、三森天人 亀田総合病院 放射線科 山崎郁郎、河村泰孝、菊池陽一、大内敏宏 岡山大学放射線科 金澤右 内科的治療で制御困難な猪瀬型肝性脳症に対して BRTO を施行した 4 例の治療成績を検討し た。確実な治療効果、合併症予防にはシャント閉鎖部位の見極めが重要である。 【症例 1】 60 歳男性。C 型肝硬変。Child-Pugh score B。巨大腎静脈系短絡に対して GR シャントから 供血路までバルーンカテを進めて BRTO 施行(50%Tz10ml、EOI3ml)。脳症は改善。術後 合併症なし。1 年 4 ヶ月後に肝不全死。 【症例 2】

89 歳女性。腹部手術の既往あり。Child-Pugh score A。Retzius 静脈短絡に BRTO 施行(50%Tz4 ml、EOI4ml)。脳症は改善。術後合併症なし。2 年 3 ヶ月後現在生存中。

【症例 3】

84 歳女性。血液透析中。Child-Pugh score B。肝内門脈-大循環短絡に BRTO 施行(50%Tz3 ml、EOI1ml)。脳症は改善。周術期に合併症はなかったが、27 日後に他病死(NOMI)。 【症例 4】 51 歳男性。C 型肝硬変、Child-Pugh score B。巨大腎静脈系短絡 と 横隔静脈系短絡あ り。巨大腎静脈系短を BRTO 施行(50%Tz25ml、EOI25ml)し、術翌日に肺血栓塞栓症発症 したため、短絡路の遮断できないまま一旦退院。4 ヶ月後に他病死(急性大動脈解離)。 17、 脾腎シャントの画像的検討 兵庫医科大学 放射線医学教室 阿知波左千子、前田弘彰、古川佳孝、加古泰一、若田ゆき、高田恵広、山本聡、新井桂介 小林薫、石蔵礼一、廣田省三 【背景】シャント型肝性脳症に対する BRTO は、胃腎シャント以外まとまった報告は少なく、 シャントの形態に対する知見も十分とは言えない。今回我々は門脈大循環短絡のうち脾腎 シャント(Splenorenal shunt:SRS)の形態について画像的に検討した。 【対象と方法】平成 22 年 10 月から 12 月に肝疾患精査目的で MDCT(16 列または 128 列) を用いてダイナミック造影 CT を撮像した患者を対象に、SRS の有無、形態について検討し た。 【結果】ダイナミック造影 CT を撮像した 482 例中 32 症例、36 本の SRS を認めた。SRS が 下横隔静脈へ合流したのち、左腎静脈に合流するものを Type1、性腺静脈へ合流したのち、 左腎静脈に合流するものを Type2、それ以外より合流するものを Type3 と分類した。Type1 はさらに下横隔静脈の合流位置によって Type1a、1b に亜分類したところ、Type1a は 16 本、 Type1b は 5 本、Type2 は 2 本、Type3 は 13 本であった。

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18、 Drug-eluting microspheres (DEM) を用いた TACE が著効した Lp-TACE 抵抗性 GIST 多発 肝転移の 1 例

ゲートタワーIGT クリニック 関明彦、堀信一 三重大学 IVR 科 高木治行、山門亨一郎

68 歳男性。2007 年 3 月に胃体部原発 GIST に対して他院で胃局所切除術施行。同年 9 月に 多発肝転移が出現したため imatinib 400mg/day、sutent 70mg/day を各々半年程投薬した が、いずれも治療効果 SD-PD。さらに重度の皮膚障害をきたし継続不能。多発肝転移に対し て CDDP+Lp+GS TACE、ADR+Lp+DSM TACE が施行されるも、肝転移制御困難と判断された。2010 年 8 月より肝両葉、最大 6cm の多数肝転移に対して EPI:50mg を load した HepaSpheres:50mg を DEM として使用し TACE を計 3 回施行、術後広範な腫瘍内壊死が得られた。手術不能 GIST 肝転移に対する有効な palliative TACE の 1 つと考えられる。 19、 HCC に対するミリプラチン動注の初期経験 奈良県立医科大学 放射線科 前田新作、穴井洋、末吉智、西尾福英之、森本賢吾、田中利洋、正田哲也、吉川公彦 県立三室病院 放射線科 阪口浩 目的: HCC に対するミリプラチン動注の初期経験を報告する。 対象と方法:再発 HCC13 症例に対してミリプラチン動注を施行し、投与 1 カ月後の治療効 果と安全性を評価した。ミリプラチンの1回投与量は腫瘍径、腫瘍部位に応じて決定した。 結果:ミリプラチンの1回投与量は 80-310(平均 97)mg で、投与回数は 1 回 7 例、2 回 5 例、3 回 1 例であった。観察期間は 38-255(中央値 136)日であった。治療効果は PR2 例、 SD1 例、PD10 例であった。重篤な有害事象は認めなかった。 結語:再発 HCC に対するミリプラチン動注は、有害事象は軽度であったが、1 ヵ月後 CT で ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステルの集積維持が不良で局所再発を認めることが多く、 治療効果は不十分であった。 20、 3Fr システムによる肝 TACE/TAI 術後の安静時間短縮の試み 東大阪市立総合病院 放射線科 岩越真一、古市欣也、岡田博司、大倉享、居出弘一、岩崎聖 奈良県立医科大学 放射線科 穴井洋、吉川公彦 【目的】 3Fr シース抜去後の安静時間を短縮する。 【対象・方法】 当院において 2009 年 6 月から 2010 年 11 月までに 3Fr システムを使用し TACE/TAI を施行 した 232 例。導入初期の 3 時間安静群(101 例)と、患者の苦痛低減を目的とした 1 時間安静 群(131 例)を対象とし、両群の再出血率を比較した。 【結果】 全例で肝 TACE/TAI は成功した。止血能、肝機能など両群の背景に差は無かった。再出血率 は 1 時間群で 3 例(2.29%)、3 時間群で 1 例(0.99%)と両群に有意差は無かった。 【結語】 3Fr システム使用により、1 時間後の安全な安静解除が可能であった。

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21、 血流改変にマイクロバルーンカテーテル(イーグマン)を使用した一例 大阪市立大学医学部付属病院 放射線科 寒川悦次、堺幸正、前林徹範、影山健、濱本晋一、曹寿幸、山本晃、竹下徹、西田典史 松岡利幸、三木幸雄 症例は 72 歳男性。下部胆管癌に対する膵頭十二指腸切除術前で造影 CT では右肝動脈が上 腸管膜動脈より分岐する破格が認められた。術後の胆管血流確保のため手術前に置換右肝 動脈の血流改変目的にて当科紹介。右肝動脈中位までマイクロバルーンカテーテルを挿入、 フローコントロール下でトルネードコイルのみを使用し血流改変を完遂した。 イーグマン(富士システムズ社製)はフローコントロールシリコンバルーン付マイクロカ テーテルでコアキシャル形の 2WAY 構造で主腔よりの金属コイルの使用可能で今回血流改変時に使用することで、アンカーリ ングコイルを使用することなく、末梢へのコイル逸脱を全く起こさず、良好で安全なコイ リングを施行できたので報告する。 22、 大腿動脈仮性動脈瘤に対する血管内バルーンサポート併用経皮的 NBCA 注入療法につい て 和歌山県立医科大学 放射線科 中井資貴、千葉尭弘、生駒顕、三田裕記、中田耕平、佐原伸也、高坂功、南口博紀 河合信行、園村哲郎、佐藤守男 大腿動脈仮性動脈瘤 3 例に対して血管内バルーンサポート併用経皮的 NBCA 注入療法を施行 し良好な結果を得たので報告する。健側大腿動脈を穿刺し、4Fr シースを挿入後、cross over の形でバルーンカテーテルを患側大腿動脈に挿入した。経皮的エコーガイド下にて 18G 留 置針で仮性瘤を穿刺後、仮性動脈瘤の部位で大腿動脈内のバルーンを拡張し、NBCA が下肢 血管に流れないようにプロテクトを行い血流を途絶させた状態で、経皮的に X 線透視下に NBCA-LP(NBCA:LP=1:3)を注入した。NBCA 注入前に造影剤を注入し、NBCA 注入量を決定した。 注入後、全例仮性瘤は造影されなくなり、カラードプラーにても血流シグナルは消失した。 術後合併症は生じなかった。血管内バルーンサポート併用経皮的 NBCA 注入療法は、大腿動 脈仮性動脈瘤に対する有用で安全な治療法になりうると考えられる。 23、 上腸間膜動脈起始部狭窄を伴う上腸間膜動脈瘤に対しコイル塞栓術を施行した1例 和歌山県立医科大学 放射線科 生駒顕、中井資貴、中田耕平、佐原伸也、高坂功、南口博紀、河合信行、園村哲郎 佐藤守男 症例は 71 歳男性。直腸癌に対する術前 CT で上腸間膜動脈瘤を指摘され、当院紹介となる 。造影 CT で、上腸間膜動脈(SMA)起始部狭窄を認めた。SMA 末梢の血流は、発達した胃十二 指腸動脈からの側副路(膵アーケード)により保たれていた。その膵アーケードに径 20mm の嚢状動脈瘤を認めた。塞栓による腸管壊死を危惧し、まず SMA 起始部狭窄の PTA、Stent 留置を施行した。ガイドワイヤーを腹腔動脈より膵アーケードを介して pull through の状 態とし、Stent 留置を行った。その後、金属コイルで塞栓術を施行した。術後、腸管梗塞は 認められなかった。SMA 起始部狭窄を伴う SMA 動脈瘤に対しコイル塞栓術を施行した一例を 報告する。

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24、 腹腔動脈瘤塞栓術の 2 例 公立甲賀病院 放 同内 1) 同外 2) 石川祐一、井本勝治、山崎道夫、坂本力、八木勇紀 1)、井田健 2) 【はじめに】腹腔動脈瘤に対し塞栓術を行った 2 例を経験したので報告する。 【症例1】60 歳代男性。胃潰瘍で通院中、腹痛再発。内視鏡検査では異常なく、スクリー ニ ン グ の 腹 部 超 音 波 を 施 行 し た 。 腹 腔 動 脈 瘤 を 指 摘 さ れ 、 10 本 の 金 属 コ イ ル で isolation+packing を行った。 【症例 2】60 歳代男性。検診で多発肝腎嚢胞を指摘され、精査のために腹部造影された際、 腹腔動脈瘤を指摘された。瘤径、年齢など考慮し IVR の適応ありと判断。長短の金属コイ ル 20 本を用い isolation+packing を行った。 【結論】両症例とも肝脾の血流障害なく、術後から現在まで順調に経過している。腹腔動 脈本幹の動脈瘤 2 例に対し、IVR で安全に塞栓することが出来た。適切な治療戦略を選択す ることにより、本症に対しての経皮的塞栓術は有効な治療法と考える。 25、 腹部領域における GDC Detachable Coil の使用経験 京都大学病院・画像診断科 放射線部 芝田豊通、柴田登志也、磯田裕義、富樫かおり [目的] 脳動脈瘤の塞栓術に広く用いられている GDC Detachable Coil が、2008 年 11 月よ り腹部領域にも使用できるようになった。現在までの当院における使用経験について報告 する。 [対象と方法] 患者は4例(男性3人、女性1人)、年齢40代~70代。疾患は脾動脈瘤 1例、脾偽動脈瘤1例、膵十二指腸動脈瘤2例。2例で肝硬変・肝細胞癌の合併、1例で 正中弓状靭帯圧迫症候群の合併、1例は脳死肝移植後症例であった。動脈瘤は5個、動脈 瘤のサイズは 11mm-25mm 径。血管造影後、GDC コイルを用いて動脈瘤のコイル塞栓を施行し た。 [結果] コイル塞栓術は全例で技術的に成功。重篤な合併症は認められなかった。術後の経 過も良好である。 [結語] 腹部領域の動脈瘤に対する塞栓術にも、GDC Detachable Coil は安全、有用である と思われる。 26、 Micrus CERECYTE コイルの使用経験 市立豊中病院 放射線科 保本卓、中村純寿、金森大悟、小野祐介、中田早紀、佐藤正之

症例 1 は 70 歳代女性の左肝動脈瘤。径 12×10mm 大(8mm wide neck)の真性嚢状瘤で CERECYTE microcoil(Presidio18 、 Micrusphere18 、 Helipaq18) に て framing 及 び filling 後 、 Cashmere14 にて finishing(塞栓率 16%)。親動脈及び末梢血流は温存された。症例 2 は 80 歳代女性の固有肝動脈瘤。17×16mm 大(11mm wide neck)の真性嚢状瘤で、同様に Presidio18、 Helipaq18、Cashmere14 にて packing(塞栓率 13%)。肝血流の温存を確認した。症例 3 は 70 歳代女性の脾動脈瘤。径 13×8mm 大(8mm wide neck)の紡錘状瘤で、瘤直前から脾上極枝が 分岐。neck 塞栓も危惧されたが、Presidio 18 にて framing 及び filling 後、Cashmere14 にて finishing (塞栓率 30.6%)。親血管及び末梢血流の温存が可能であった。Micrus CERECYTE コイルは PGA を有し、線維芽細胞増生に伴う新生内膜の形成を促進させるとされ、 wide neck 症例でも適切なデバイス選択により neck plasty なしに比較的安全に packing が 施行できる可能性があると考えられた。

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27、 コイル塞栓術後に 3 回再増大、再治療を繰り返した脳動脈瘤に対して Enterprise ステ ントを用いたコイル塞栓術が有用であった一例 明珍薫 1、高山勝年 1、和田敬 2、中川裕之 2、吉川公彦 2、黒川紳一郎 3 医真会八尾総合病院 放射線科・脳血管内治療科 1 脳神経外科 3 奈良県立医科大学 放射線科 2 <症例> 70 歳代女性。2007 年 9 月に未破裂左内頚動脈後交通動脈分岐部動脈瘤(径 8 x 5 x 5mm)に対してコイル塞栓術施行。その後 3 回の再開通、再増大を認め、2008 年 5 月、12 月、2009 年 8 月にコイル塞栓術を施行したが再発が認められた為に、2010 年 8 月に Enterprise ステントを用いたコイル塞栓術を施行した。直後の造影で完全閉塞が得られ、 術後合併症は認められなかった。2 か月後の DSA でも完全閉塞であった。 <結語> コイル塞栓術後再発例に対しても Enterprise を用いたコイル塞栓術が有用である可能性が 示唆された。 28、 腹部大動脈限局解離にステント留置が奏功した一例 神戸大学医学部附属病院 放射線科・血管内治療 センター 坂本憲昭、山口雅人、岡田卓也、井戸口孝二、藤井正彦、杉村和朗、杉本幸司 同・心臓血管外科 野村佳克、藤田靖之、北川敦士、大北裕 症例は 57 歳男性。既往歴は冠動脈バイパス術、糖尿病性腎症による透析導入ならびに家族 間での生体腎移植術(腎動脈は右外腸骨動脈と吻合)。主訴は両下肢の間欠性跛行(100m) で増悪傾向であった。造影 CT で、腎動脈遠位の腹部大動脈に限局性動脈解離を認め、真腔 の狭小化を伴い、症状の原因と考えられた。治療前から、高血圧、腎機能低下も認めてい たが、移植腎への動脈血流低下が原因であることも強く疑われた。治療として解離部真腔 へのステント留置(Luminexx stent 14mm-4cm 長)を行った。解離の前後で 100mmHg あった 圧較差は治療後に消失した。術後、間歇性跛行は改善し、血圧や腎機能も正常化した。腹 部大動脈限局解離は稀な病態であり、特に移植腎を有した患者へ血管内治療を行った報告 は、我々の検索し得た範囲では見られなかった。今回文献的考察を加えて報告する。 29、 大動脈解離に伴う SMA 解離に対してステントを留置した 1 例 神戸市立医療センター中央市民病院 画像診断・放射線治療科 上田浩之、橋本林太朗、芝田豊通、伊藤亨 心臓血管外科 庄村遊、橋本孝司、那須通寛 循環器内科 木下慎 症例は 70 代男性。SMA に及ぶ Stanford A 型の大動脈解離に対し緊急上行大動脈置換術後。 画像的には明らかな腸管虚血は指摘できなかったが麻痺性イレウスおよびエントリー閉鎖 によると思われる偽腔の血流低下があった。血流確保目的で待機的に SMA にステントの留 置を行った。ステントは自己拡張型を使用、解離部をカバーするように計 3 本留置した。 術後の造影で SMA の血流も良好であったが、術後 3 日、突然の小腸虚血にて緊急開腹手術 が施行され、15cm 程度の短い範囲が切除された。この後は腸管虚血の徴 候はなく経過、全 身状態の改善を待ち転院となった。手技および術後の虚血の原因について考察を加え報告 する。

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30、 巨大腹腔動脈瘤に対してステント補助下にコイル塞栓を行った 1 例 神戸市立医療センター中央市民病院 画像診断・放射線治療科 橋本林太朗、上田浩之、芝田豊通、伊藤亨 脳神経外科 今村博敏、石川達也、坂井信幸 症例は 60 代男性。7 年前に腹部大動脈瘤術後。他院で施行された CT にて長径 68mm 大の腹 腔動脈瘤を指摘、当院を紹介受診された。手術困難と判断され IVR の運びとなったが、CTA にて膵頭アーケードの発育が悪く、腹腔動脈本幹を含めた塞栓は危険と判断、ステント補 助下の塞栓術を予定した。手技には難渋したが、最終的に腹腔動脈本幹に SMART control を留置し、jail technique を用いて動脈瘤をコイル塞栓した(主に GDC 使用)。術後は特に 問題なく経過、2 日後に退院の運びとなった。腹部動脈瘤に対するステント補助下コイル塞 栓は当院でも初めての経験であり文献的考察を加え報告する。 31、 カバードステント留置約二年後に再発を来した尿管腸骨動脈瘻の一例 神戸大学医学部附属病院 放射線科・血管内治療センター 井戸口孝二、山口雅人、岡田卓也、坂本憲昭、藤井正彦、杉村和朗、杉本幸司 同・心臓血管外科 野村佳克、藤田靖之、北川敦士、大北裕 カバードステント留置約二年後に再発を来した尿管腸骨動脈瘻の一例を経験したので報告 する。 【症例】77 歳女性。既往は子宮癌術後・放射線治療後。2008 年 8 月に尿管動脈瘻による出 血にて当院紹介となった。CT にて左尿管と腸骨動脈が広範に癒着していたため、腸骨動脈 領域のステントグラフト留置を計画したが、術中に出血点が同定できたため、左外腸骨動 脈領域にのみ Niti-S を留置した。以後出血はなく経過良好であったが、2010 年 4 月頃より 間欠的血尿が再出現した。CT、血管造影で出血点は確認できなかったが、瘻孔再発と判断 し、Excluder の脚を左総腸骨から外腸骨動脈にかけて留置し、念のため Niti-S 留置部に stent-in-stent にて Fluency を留置した。再治療 6 ヵ月後の現在、再発は認めていない。 【まとめ】尿管腸骨動脈瘻に対してステントグラフトを留置する際には、尿管と腸骨動脈 が近接する範囲を十分にカバーさせる必要性が示唆された。 32、 感染性腹部大動脈瘤に対して姑息的なステントグラフト内挿術が奏功した一例 天理よろづ相談所病院 放射線部診断部門 1)、心臓血管外科 2) 魚谷健祐 1)、谷口尚範 1)、大久保豪祐 1)、川﨑聡子 1)、大西奈都子 1)、中林美日 1) 富松浩隆 1)、森暢幸 1)、菅剛 1)、楠直明 1)、西本優子 1)、野間恵之 1)、山中一朗 2) 症例は 75 歳男性。他院で急性胆嚢炎に対し開腹胆嚢摘出術を受けた後、発熱・炎症反応高 値が持続した。熱源精査の CT で胆嚢炎術後の腹膜炎が判明し、同時に腹膜炎の波及による 腎動脈下腹部大動脈に感染性大動脈瘤の出現を認めた。加療目的に当院へ搬送されたが、 腹膜炎もあり緊急手術はリスクが高いと判断され、待機手術までの橋渡しとして I 型ステ ントグラフトを留置した。腹膜炎の治癒を待って腹部大動脈置換術が施行された後、合併 症なく退院し経過観察中である。 感染性大動脈瘤に対して、手術までの姑息的治療として EVAR が有効であった一例を経験し た。若干の文献的考察を加えて報告する。

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33、 胸部大動脈瘤破裂に対する Gore TAG を用いたステントグラフト治療 1) 奈良県立医科大学 放射線科、2) 胸部心臓血管外科

3) 松原徳州会病院 放射線科

東浦渉 1)、伊藤博文 1)、市橋成夫 1)、多林伸起 2)、阪口昇二 3)、谷口繁樹 2) 吉川公彦 1)

目的:胸部大動脈破裂(rTAA)に対する Gore TAG を用いたステントグラフト治療(TEVAR) の有用性を評価する。

対象と方法:rTAA に対し、Gore TAG を用いて治療した7例を対象とした。全例男性で、年 齢の中央値は 78 歳(63~83)であった。Gore TAG は7例全例で大腿動脈経由により治療し た。周術期死亡、生存率、合併症、入院期間、ICU 滞在期間、エンドリークの有無について 評価した。 結果:1例は術中に死亡し、1 例で脳梗塞、1 例で対麻痺が発生した。遠隔期に 1 例が死亡 したが、他の 5 例は生存している。入院期間は中央値 15 日(1~104)、ICU 滞在期間は中央 値 4 日(0~30)であった。術後に造影 CT を施行できた例ではエンドリークは認められな かった。 結語:rTAA に対する TEVAR は血行動態が安定し、解剖学適応も満たされれば、低侵襲な治 療として有用である。 34、 腹部分枝に及ぶ慢性 B 型大動脈解離に対しステントグラフトと外科手術の hybrid で治 療しえた 1 例 松原徳洲会病院 放射線科 阪口昇二 同 心臓血管外科 吉田毅、坂倉玲欧、児島昭徳 奈良県立医科大学 放射線科 伊藤博文、市橋成夫、東浦渉、吉川公彦 症例は 50 歳台男性、肺炎検査時に遠位弓部から SMA に及ぶ径約 60mm の慢性大動脈解離を 指摘。高度肺気腫、脳梗塞の既往あり、ope リスク高く、ステントグラフト(SG)治療を選択。 Entry は左鎖骨下動脈起始部近傍のため窓付き SG を用い Zone0から遠位弓部にかけて SG を留置、entry 閉鎖に成功した。しかし 6 ヵ月後 CT で瘤径の拡大を認めたため、re-entry 閉鎖を計画。Re-entry は SMA-腎動脈分岐レベルに存在し、SG 治療のみでは困難と考え、SG を遠位弓部から腹腔動脈分岐直上まで追加留置、その後開腹外科手術で SG 下端と大動脈外 膜を縫合することで開胸手術なしに治療が可能であった。 35、 喀血に対する BAE において 64 列 CT を用いた大動脈下 CT(CTAo)の撮影条件の検討 和歌山県立医科大学附属病院 中央放射線部 細川聖記、山田英之、西奥忠純 放射線科 河合信行、園村哲郎、佐藤守男 【目的】気管支動脈塞栓術(BAE)において、気管支動脈の描出を目的とした大動脈造影下 CT の最適撮影条件を検討し明らかにすること。 【方法】秒間 10ml 総量 30ml 注入で胸部大動脈撮影(LAO60°)を行い、血管の黒化度を 解析しタイムデンシティーカーブを作成し、カーブを元に CTAo の撮影タイミングを求めた。 また 350 濃度の各希釈造影剤を秒間 10ml(総量は撮影範囲に応じて決定)で注入し適切な 造影剤濃度を求めた。 【結果】最適な撮影 delay time は 5 秒と考えられた。造影剤濃度は 2 倍希釈で大動脈全域 における CT 値が 700 前後の良好な画像が得られた。2.5 倍希釈でも良好であったが造影不 良症例も数例あった。 【結論】BAE における CTAo の撮影条件は、350 濃度の 2 倍希釈造影剤を用い秒間 10ml 撮影 delay time 5 秒が良いと思われる。

参照

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2)医用画像診断及び臨床事例担当 松井 修 大学院医学系研究科教授 利波 紀久 大学院医学系研究科教授 分校 久志 医学部附属病院助教授 小島 一彦 医学部教授.

URL http://hdl.handle.net/2297/15431.. 医博甲第1324号 平成10年6月30日

学位授与番号 学位授与年月日 氏名 学位論文題目. 医博甲第1367号

金沢大学学際科学実験センター アイソトープ総合研究施設 千葉大学大学院医学研究院

鈴木 則宏 慶應義塾大学医学部内科(神経) 教授 祖父江 元 名古屋大学大学院神経内科学 教授 高橋 良輔 京都大学大学院臨床神経学 教授 辻 省次 東京大学大学院神経内科学

東北大学大学院医学系研究科の運動学分野門間陽樹講師、早稲田大学の川上

茂手木 公彦 (Kimihiko Motegi) 日本大学 (Nihon U.) 高田 敏恵 (Toshie Takata) 九州大学 (Kyushu U.).. The symplectic derivation Lie algebra of the free

一高 龍司 主な担当科目 現 職 税法.