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不 における 者の の 向が の 処 過程に及ぼす影響

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(1)

<原 著>

不 における 者の の 向が の 処 過程に及ぼす影響

* ***

田中

*

***

要 約

本研究の目的は, と感 者の における特徴の差異が, する者の 過程に及ぼす影響を検討することであった。 傾向 n= 9 およ n = 10 として, 者の に対する 行動を 定するための 題である Approach-Avoidance Task AAT ,およ の感 を 定するための であるmu 定を行なった。AAT の結果から, 不 傾向の い者は 不 傾向の い者と して, 者の に対して 的行動が していることが示された。 の感 においては, 傾向の程度におけ る差異は見られなかった。これらの結果から, する者が生 者の からの 動は, 者の の感 といった 的 の要因によって生 する 能性が考えられる。

キーワード 不 , ,感

問 題

不 を する者は, 者からの を に れ, に対して 行動を示すこ とが らかにされており,この 行動は,

不 症状の 持要因の とつであることが示 されている Clark & Wells, 1995 。 不 を する者の 行動を 発する の とつ として, 者の特定の があ られている

Heuer, Rinck, & Becker, 2007 。

このような 者の には, な や な といった「感 」の と, 者が をする対 を示す「 」と い っ た が ま れ る と 考 え ら れ て い る Roelofs, Putman, Schouten, Lange, Volman,

& Rinck, 2010 。Heuer et al. 2007 は,

* 早稲田大学大学院人間科学研究科

** 日本学術 特 研究

*** 早稲田大学人間科学学術院

に対する 行動を 定する 題である Approach-Avoidance Task ,AATとする を用いて, 不 傾向の い者と, 不 傾向の い者を対 として, り,中性, , 困 といった異なる感 をもった の

に対する 行動を 定した。その結果,

不 傾向の い者は, い者と して,

の感 にかかわら , の に対し て 行動を示すことが らかにされた。また,

Roelofs et al. 2010 は, の 向 ,

非 およ ,感 , り が異な る に対する 行動を 定した。その 結果, 不 傾向の い者は, が の に,感 にかかわら 行動を示した。

しかしながら,非 の は, の感 を する に対しての 行動が ら れた。これらの結果を まえると, 不 を

する者は, の においては, 者の の感 にかかわら , 行動を示すと考

(2)

えられる。その一 で,非 の に対して は, な感 を示す においての

行動を示すことが される。

一 的に 者の の ,非 といった の差異は, 者から自 に対して注意が向 けられているか,向けられていないかという機 能 を持つと考えられる。 不 を する者 は,そのような注目そのものを れるため,

の感 にかかわら 行動を生 さ て いる 能性が考えられる。その一 で, 者の が非 である ,すなわち 者の注目 がなくなる は, 者の の感 が

であるときには, な がな くなるという において,その は

となり, 行動を 発すると考えられる。こ れに対して, な感 を示す の は, 的な がなくなることを意 す るため,その は とならないことが

定される。

しかしながら, 行研究においては, 者の に対する感 の は同程度であるにも かかわら , 不 傾向の 群の間におい て, 行動の生 に差異が認められることか ら Heuer et al., 2007 , 行動の生 にか かわる要因を めて検討する 要があると考え られる。この に して, 行動の生 に影 響を える要因として, の処 過程の差異 が考えられる。とこ が,Heuer et al. 2007 の 行研究においては, に対する認知 が 問 によって 定されており, の の処 における 制的処 過程の しか 定さ れていなかった 能性が考えられる。 行動 にいたる の の感 の処 過程は,自 動的処 過程によってなされる 能性が考えら れることから,これらの仮説を検討するために は,自動的処 過程を 定することが 能な

を用いて検討を行なう 要があると考えられ る。そこで,本研究においては, 不 を する者における 行動を生 さ る に対

する自動的処 過程を検討するため,

を用いて検討を行なうことを目的とした。

なお,本研究では,自動的処 過程における 者の の感 の を 定する とし て, の とつであるmu を 定する。

Moore, Gorodnitskya, & Pineda 2012 の 行研究においては, として , すなわち な感 を示す を 示

した は, 示から500 ms におい

てmu の が見られ, ,すなわち な感 を示す を 示した

では, 示から800 ms においてのmu

の が見られることが らかにされている。

そこで,本研究においても, 示から 500 ms時 でのmu の が られることを,

者の の感 を に すること

とし, 示から800 ms時 のmu の

が られることを, 者の の感 を に することとした。

立大学の成人大学生,大学院生19 性 12 ,男性 ,21.89 ± 0.79 。実験の の には a きであること, b 現在精神 疾患に 患しておら , 院をしていないこ と, c 物を していないこと, d 心 療 や 物療 , の がないこと,

e 過度の 労や 不 でないこと,実験 者が 性の は f 経不 ,または 経 でないことを として 示した。

デ タル メラを用いて, 性 , 男性 のモデルに対して,

direct,非 averted 向き, 向き ,感

positive,

negative の異なる の 影を行なっ

た。 の の 影においては,デ タル

(3)

Table 本研究で 用した の例

メラのレ に を向けてもらい,非 の の 影においては, を 向き, 向き のそれ れ から 45°の 向に を向けて もらった。

影した の感 と の 性を検討 するため,大学生およ 大学院生 を対 と して予 調 を行なった。 については,

100 の間でVisual Analogue Scale ,VASと する による を め,50 のものを し た。 の向きに しては, が っている か かに して での を めた。その結 果,人物 男性 , 性 3 ,

向き, 向き 感 ,

から成る 48 の を 定した Table 。

不 傾 向 群 High

Socially Anxious HSA ま た は 群 Low Socially Anxious LSA の群 けを行なうた め,Liebowitz Social Anxiety Scale日本

LSAS-J ・ 上・ 々 ・ 々 ・

・ 上・ 田・ ・松原・ ,2002 を 用した。 が い ど 不 傾向が いこ とを示し, が い ど 不 傾向が い ことを示す。 2002 の 行研究を 考

に44 を 不 傾向 群,44 上を 不 傾向 群とした。

の感 の を 定するため, であるmu

8-13 Hz を用いた。 は,人 男性

, 性 ,非 向き,

向き 感 ,

からなる 32 を 用し, の 示 は Moore et al. 2012 の 行研究の 続きを 考にした。 体的には,ま , の中 に注

を500 ms 示し,続いて を12.5

8 cmの大きさで2,000 ms 示した。その , 像 果を するため, スク 像を 3,500 ms 示 し た 。 説 お よ ラ ム は Presentation Neurobehavioral Systems, Inc

およ , レ ト・

ル タを用いて作成し,

の 17 の CRT デ ス レ Flex

Scan T550 に 示した。また, 示

時には,「 の が目の に存在すると 像して, の気持ちを考えてください。」

という 示を行なった。 は, 張10 20 に 基 づ い た で あ る 64ch Hydro Cel Geodesic Sensor Net, 信 を増 さ る Net Amps 200 amplifier, トである Net Station, Version 4.2, software Electrical

感 感

非 非

えられる。その一 で,非 の に対して は, な感 を示す においての

行動を示すことが される。

一 的に 者の の ,非 といった の差異は, 者から自 に対して注意が向 けられているか,向けられていないかという機 能 を持つと考えられる。 不 を する者 は,そのような注目そのものを れるため,

の感 にかかわら 行動を生 さ て いる 能性が考えられる。その一 で, 者の が非 である ,すなわち 者の注目 がなくなる は, 者の の感 が

であるときには, な がな くなるという において,その は

となり, 行動を 発すると考えられる。こ れに対して, な感 を示す の は, 的な がなくなることを意 す るため,その は とならないことが

定される。

しかしながら, 行研究においては, 者の に対する感 の は同程度であるにも かかわら , 不 傾向の 群の間におい て, 行動の生 に差異が認められることか ら Heuer et al., 2007 , 行動の生 にか かわる要因を めて検討する 要があると考え られる。この に して, 行動の生 に影 響を える要因として, の処 過程の差異 が考えられる。とこ が,Heuer et al. 2007 の 行研究においては, に対する認知 が 問 によって 定されており, の の処 における 制的処 過程の しか 定さ れていなかった 能性が考えられる。 行動 にいたる の の感 の処 過程は,自 動的処 過程によってなされる 能性が考えら れることから,これらの仮説を検討するために は,自動的処 過程を 定することが 能な

を用いて検討を行なう 要があると考えられ る。そこで,本研究においては, 不 を する者における 行動を生 さ る に対

する自動的処 過程を検討するため,

を用いて検討を行なうことを目的とした。

なお,本研究では,自動的処 過程における 者の の感 の を 定する とし て, の とつであるmu を 定する。

Moore, Gorodnitskya, & Pineda 2012 の 行研究においては, として , すなわち な感 を示す を 示

した は, 示から500 ms におい

てmu の が見られ, ,すなわち な感 を示す を 示した

では, 示から800 ms においてのmu

の が見られることが らかにされている。

そこで,本研究においても, 示から 500 ms時 でのmu の が られることを,

者の の感 を に すること

とし, 示から800 ms時 のmu の

が られることを, 者の の感 を に することとした。

立大学の成人大学生,大学院生19 性 12 ,男性 ,21.89 ± 0.79 。実験の の には a きであること, b 現在精神 疾患に 患しておら , 院をしていないこ と, c 物を していないこと, d 心 療 や 物療 , の がないこと,

e 過度の 労や 不 でないこと,実験 者が 性の は f 経不 ,または 経 でないことを として 示した。

デ タル メラを用いて, 性 , 男性 のモデルに対して,

direct,非 averted 向き, 向き ,感

positive,

negative の異なる の 影を行なっ

た。 の の 影においては,デ タル

(4)

Geodesics, Inc ,およ Macbook pro Apple を用いて およ が行なわれた。

時の 数は250 Hzであ

り, Cz を基 として され た。

に対す る 行動を 定するため,AATを 用した。

本研究においては,人 男性 , 性

,非 感

, , から成

る64 の を 用し,Roelofs et al.

2010 の研究に基づいて 題を作成した。

体的には,ま , の中 に注 を300 ms 間 示し, に, の中 に12.5 8 cmの大 きさの のついた を とつ 示し た。実験 者に対しては,この が 示さ れた に, は し の によって,

ス クを に すか, に くかの 動作を るだけ早く 確に反応するよう め た。 ス クを に す反応を 行 動, に く反応を 行動と 作的に定義 した。この時, ス クを に した

, さい の同じ 像 行動 5 3cm , に いた には,大きい

の同じ 像がそれ れ900 ms間 示された

行動 23 10 cm 。AATは a が

の には ス クを に き,

が の に ス クを に す

, b が の には ス クを に し, が の には ス クを に く から成る。本研究 では,本 行の に 行として16 行を けた。 行においては, ス ク による反応が間 っていた は しい反応が 行なわれるまで が 示され続けた。本

行においては,64 の を3 つ 示し, 行なった 384 行 。本

行では, 反応の においても, ス クの 作の りに の 像を 示した。

また, が 示されてから反応を行なう までの反応時間の を行なった。なお,説

およ ラムは SuperLab 4.0 Cedrus で作成し, の17 のCRT デ ス レ Flex Scan T550 に 示された。

ス クはLogitech Attack3を

用い, ス クの 定には,Nanjoy

を用いた。 レ 入力あそ

は 70 とし, の 作の が となるよ う, 定を行なった。

の 性を するため, の感 の に して を め, 者からの に対する主観的認知を

定するために VAS への を めた。人

男性 , 性 非 ,

感 , から成

る32 の に対して, , り,

き, し , , Ekman & Friesen, 1987 の つの中から に も いと 思う感 を するよう を めた。また,

の人物が,あなたに対してどのよう な をしていると思うか ,について

100 としてVASによる を めた。

ま ,実験 において, ム トを に行なった。実験 続きの として, 実験 者の健 状態や,

定の 基 に しないことを するた めの トへの なお, 性の実験 力者に対しては,性 に する 目について の を めるため,これらの トに

を める は, 的侵 に配 し, 性の 実 験 者 が ト の 配 と を 行 な っ た , において実験 が 能であっ た実験 者に対して,LSAS-J への のお

い, 3 示中の 定,

AAT の 定, に対する に する

問 への 野お い,を行なった。実験

(5)

においては,不 感 の を行なうた め, ラク およ デ

を行なった。なお,本研究は,早稲田大学「人 を対 とする研究に する 」の 認

を けて実 された 2012 148 。

反応時間が 150 ms または 1,100 ms 上のデ タと, 反応のデ タを した

体の 4.02 。 に った 反応時間 の を実験 者 とに,群,感 , ,

・ 行動に けて し, 行の反 応時間の個人 から 行の反応時間の 個人 を した を AAT AAT

Score とした。AAT は, の である

ど 傾向が強いことを示し, の である ど 傾向が強いことを示す Heuer et al., 2007 。

さ れ た は ,Bandpass

filter 4-30 Hz を用いて が された。

に, 示 1,500 msから 示

1,500 ms の 間で 行はそれ れ メ

トされた。まばたきや 動,およ その の クトは検 され 検 基 として,150 V を用いた , 定精度が不 であった は, の から られた信 に基づく 定

に置き えられた。さらに, クト は,Gratton, Coles, & Donchin 1983 の 行 研究に基づいた タ ル ムに よって された。 上の 続きに基づいて処

された 行デ タに対して,wavelet 変 時間 数 が行なわれ, 示

の1,500 msをベ スラ として,ベ スラ

時における8-13 Hz の が 行から かれた。このLog をmu の変 とし,このLog が の であることは,

mu が していることを示している。Mu は 動 連 において観 されることか ら,本研究においては, 動 連 である C3,C を の対 として用いた。

不 傾向の による群 けの 性を 検討するため,LSAS-Jの を従 変数,

不 傾向を 立変数としたt 検定を行なっ た。その結果,群間に 意な差異が認められた ことから t (17) =6.95,p =.00 ,群 けは

であったと なした。

の感 が であったかに し て検討を行なうため, に対する感 の

, り, き, し , , を 立変数として 検定を行なった。その結果,

な に しては, り または

, に しては, の

を いて と 意に しているこ とが示された。このことから,本実験で 用し た の感 はおお ね であったと

した。

に対する 行動における,群と

,感 の 果の いを検討するため,AAT を従 変数として,群 不 群,

不 群 感 ,

,非 の3要因 を行なった Figure 。その結果,

群の 作用の が 意であったため F 1,17

= 4.62, p = .05, 2 = .03 , 主 果の検定を 行なった。その結果, 不 傾向 群におい て,非 と すると に対して 意に 的な行動を示すことが らかとなっ た t (9) = 3.47, p =.01 。

また,本研究においては,それ れの に対する反応が, 行動であるか 行動 であるかを検討するため,検定 を とした

ルのt 検定をそれ れの に対して行 なった。その結果, 不 傾向 群は,

Geodesics, Inc ,およ Macbook pro Apple を用いて およ が行なわれた。

時の 数は250 Hzであ

り, Cz を基 として され た。

に対す る 行動を 定するため,AATを 用した。

本研究においては,人 男性 , 性

,非 感

, , から成

る64 の を 用し,Roelofs et al.

2010 の研究に基づいて 題を作成した。

体的には,ま , の中 に注 を300 ms 間 示し, に, の中 に12.5 8 cmの大 きさの のついた を とつ 示し た。実験 者に対しては,この が 示さ れた に, は し の によって,

ス クを に すか, に くかの 動作を るだけ早く 確に反応するよう め た。 ス クを に す反応を 行 動, に く反応を 行動と 作的に定義 した。この時, ス クを に した

, さい の同じ 像 行動 5 3cm, に いた には,大きい

の同じ 像がそれ れ900 ms間 示された

行動 23 10 cm 。AATは a が

の には ス クを に き,

が の に ス クを に す

, b が の には ス クを に し, が の には ス クを に く から成る。本研究 では,本 行の に 行として16 行を けた。 行においては, ス ク による反応が間 っていた は しい反応が 行なわれるまで が 示され続けた。本

行においては,64 の を3 つ 示し, 行なった 384 行 。本

行では, 反応の においても, ス クの 作の りに の 像を 示した。

また, が 示されてから反応を行なう までの反応時間の を行なった。なお,説

およ ラムは SuperLab 4.0 Cedrus で作成し, の17 のCRT デ ス レ Flex Scan T550 に 示された。

ス クはLogitech Attack3を

用い, ス クの 定には,Nanjoy

を用いた。 レ 入力あそ

は 70 とし, の 作の が となるよ う, 定を行なった。

の 性を するため, の感 の に して を め, 者からの に対する主観的認知を

定するために VAS への を めた。人

男性 , 性 非 ,

感 , から成

る32 の に対して, , り,

き, し , , Ekman & Friesen, 1987 の つの中から に も いと 思う感 を するよう を めた。また,

の人物が,あなたに対してどのよう な をしていると思うか ,について

100 としてVASによる を めた。

ま ,実験 において, ム トを に行なった。実験 続きの として, 実験 者の健 状態や,

定の 基 に しないことを するた めの トへの なお, 性の実験 力者に対しては,性 に する 目について の を めるため,これらの トに

を める は, 的侵 に配 し, 性の 実 験 者 が ト の 配 と を 行 な っ た , において実験 が 能であっ た実験 者に対して,LSAS-J への のお

い, 3 示中の 定,

AAT の 定, に対する に する

問 への 野お い,を行なった。実験

(6)

Figure に対する 行動傾向

感 の t (18) = 5.07, p

= .011 と 感 の に対し

て t (18) = 3.20, p =.01 意に 行動を示 すことが らかとなった。

これらの結果から, 不 傾向 群におい ては, 者の感 にかかわら , された に 行動が生 されるが, 不 傾向 群においては, に対して,感 や の 向にかかわら 行動が生 しない ことが らかとなった。

者からの に対する 制的処 過程にお ける,群, ,感 の 果の差異を検討す るため,VAS を従 変数として,群

不 群, 不 群 感

, ,非

の3要因 を行なった。その結果,感 の主 果 F 1,17 = 150.14, p = .00, 2

= .72 およ ,感 の 作用 F

1,17 = 32.32, p =.00, 2 = .03 が 意であ ったため, 主 果の検定を行なったとこ ,

感 の と非 t

(18) = 5.07, p = .00 , 感 の

と 感 の t (18) =

14.76, p =.00 , 感 の非

と 感 の非 t (18) = 8.20,

p =.00 との間でそれ れ 意差が認められた。

このことから, 者の の感 の主観的 においては, 不 の程度にかかわら , 同程度であることが示された。

群, ,感 が の感 の に及ぼす影響を検討するため, 示か ら500 ms 495 505 ms およ 800 ms

795 805 ms のそれ れの

時 におけるmu の のLog を従 変数として,群 不 群, 不

群 感 ,

,非 の3要因 を行 なった。その結果,500 ms およ ,800 ms における,どの 立変数においても 意差 は認められなかった。

本研究の目的は, 不 において, 行 動を生 さ る 者の の処 過程を検討す ることであった。本研究の結果から, 不

(7)

傾向の い者は い者と して, 者の に対して 的な行動が していることが示 されたが, 不 傾向の差異における 者の

に対する感 の自動的およ 制的な 処 過程に差異は認められなかった。

者の に対する感 の において,

不 傾向の において差異が認められな かったことから, 者の に対する感 の の差異は, 行動の程度に影響を及ぼさ ない 能性が考えられる。したがって, 不 を する者が示す 者の からの 行動 は, 者の に対する感 の といった 的 の要因によって生 する 能性が 考えられる。

この要因として, 者からの ,すなわち 者からの注目 といった要因が影響している 能性が考えられる。 不 を する者は,

健常者と して 者からの な を予 する の なら , な を予 する に対しても 行動を示すこと が ら か に さ れ て い る Weeks, Howell, &

Goldin, 2013 。このような知見を まえると,

不 を する者は, な や な といった, 者からの の を して 行動を示すのではなく,「 者 からの そのもの」つまり, 者からの注目 を することによって 行動を示す 能 性が考えられる。したがって, の とし

ては, や といった 者か

らの の ではなく, 者からの注目 の 認知と 行動の を検討する 要があると 考えられる。

本研究において, 者の に対する感 の を示す であるmu の 意な における, の感 による 差異は認められなかった。この結果は,Moore et

al. 2012 の 行研究とは異なる結果であった。

これらの原因として,用いた の感 が異なっていた 能性が考えられる。 体的に

は, 行研究においては, な と して という感 の が用いられて いたのに対して,本研究で用いた は,

な感 には およ りが 在 してしまっていた。これらの差異がmu

の における時間的変 に影響をおよぼ した 能性が考えられる。

また,本研究では,自動的処 過程における 者の感 の認知を 定する として mu

, 制的処 過程における 者の感 の認 知を 定する としてVASを用いた。その結 果,感 の認知に する自動的処 過程およ 制的処 過程と,その の ・ 行動 との間には 性が られなかった。したがっ て, は,感 の認知 の要因として,

上述したように,注目 の認知 自動的処 過 程およ 制的処 過程を がその の

・ 行動に及ぼす影響を検討する 要があ ると考えられる。

また,本研究において用いた は,

の 向と感 を 作したものであった。

不 傾向の い者は,どの に対しても 行動およ 行動を示さなかったことから,

不 傾向の い者は,本研究で用いた を ていなかった 能性が考えられ る。 不 を する者は, 者からの注目 を し, 行動を示している 能性が考え られることから,本研究で 用した の 向が を向いている そのものを 者からの注 目ととらえており,本研究で用いた は 不 傾向の い者に対しては,同一の機能 を持った であった 能性が考えられる。

は, 者からの や

といった の だけでなく, 者からの注 目 を 作し, 不 傾向の い者の 行 動に及ぼす影響を検討する 要がある。また,

注目 の 作においては, の向きの なら

, 自体の向き の影響性も考 する 要が あると考えられる。

Figure に対する 行動傾向

感 の t (18) = 5.07, p

= .011 と 感 の に対し

て t (18) = 3.20, p =.01 意に 行動を示 すことが らかとなった。

これらの結果から, 不 傾向 群におい ては, 者の感 にかかわら , された に 行動が生 されるが, 不 傾向 群においては, に対して,感 や の 向にかかわら 行動が生 しない ことが らかとなった。

者からの に対する 制的処 過程にお ける,群, ,感 の 果の差異を検討す るため,VAS を従 変数として,群

不 群, 不 群 感

, ,非

の3要因 を行なった。その結果,感 の主 果 F 1,17 = 150.14, p = .00, 2

= .72 およ ,感 の 作用 F

1,17 = 32.32, p =.00, 2 = .03 が 意であ ったため, 主 果の検定を行なったとこ ,

感 の と非 t

(18) = 5.07, p = .00 , 感 の

と 感 の t (18) =

14.76, p =.00 , 感 の非

と 感 の非 t (18) = 8.20,

p =.00 との間でそれ れ 意差が認められた。

このことから, 者の の感 の主観的 においては, 不 の程度にかかわら , 同程度であることが示された。

群, ,感 が の感 の に及ぼす影響を検討するため, 示か ら500 ms 495 505 ms およ 800 ms

795 805 ms のそれ れの

時 におけるmu の のLog を従 変数として,群 不 群, 不

群 感 ,

,非 の3要因 を行 なった。その結果,500 ms およ ,800 ms における,どの 立変数においても 意差 は認められなかった。

本研究の目的は, 不 において, 行 動を生 さ る 者の の処 過程を検討す ることであった。本研究の結果から, 不

(8)

・ 上 ・ 々 ・ 々

・ 信 ・ 上 ・ 田健 ・ ます ・松原 ・ 2002 Liebowitz Social Anxiety Scale LSAS 日本 の信 性およ 性の検討 精 神 学,44,1077-1084

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(9)

Effects of Others’ Gaze Direction on Facial Information Processing in Individuals with Social Anxiety

Ayumi YAMASHITA

*

, Tomoya SATO

*,**

, Yuki TANAKA

*

, and Hironori SHIMADA

***

*

Graduate School of Human Sciences, Waseda University

**

Research Fellow of the Japan Society for the Promotion of Science

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Faculty of Human Sciences, Waseda University

Abstract

The present study investigated the effect of gaze direction and valence of facial stimuli on facial information processing in individuals with social anxiety. We used the Approach- Avoidance Task (AAT) for measuring their avoidance behaviors in response to facial stimuli, and we examined the Mu wave, which is one of the brain waves used for evaluating emotional valence in both high (n = 9) and low social anxious individuals (n = 10). According to the results of the AAT, compared with low social anxious individuals, the high social anxious individuals’ approach tendencies decrease in relation to direct gaze. There were no differences in emotional valence in terms of social anxiety grade. These results suggest that the avoidance behaviors of socially anxious individuals in the presence of facial stimuli were elicited by some other qualitative factor, such as the emotional valence of the stimuli.

Key words: social anxiety, facial expression, emotional valence

・ 上 ・ 々 ・ 々

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山下・佐藤・田中・嶋田:社交不安における他者の視線の方向が表情の情報処理過程に及ぼす影響

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