キャッシュレス・消費者還元事業
2019年3月15日(金)
キャッシュレス・消費者還元事業
(ポイント還元事業)
決済事業者向け
登録要領のポイント
3月12日(火)公開資料
https://cashless.go.jp/
キャッシュレス・消費者還元事業の制度概要
消費者還元の仕組み
実施期間:2019年10月より9か月間(2020年6月まで)
支援内容:〇一般の中小・小規模事業者については、
①消費者還元5%
②加盟店手数料率3.25%以下への引下げを条件とし、更に国がその1/3を補助
③中小企業の負担ゼロで端末導入(1/3を決済事業者、残り2/3を国が補助)
〇フランチャイズ等の場合は消費者還元2%
(端末費用及び加盟店手数料の補助はなし)
キャッシュレス決済事業者の要件
1
日本円でのチャージが可能な決済サービスや日本の金融機関
の口座を利用する決済サービスであること(主として日本に居
住する者を対象とする決済サービスを提供すること)。
外部からの問合せ窓口を設置すること。
不当な取引を防止するための措置を講じること。
➾モニタリングや不正発生時の対処方法などの詳細を定めた規程を作成 し、審査を通過した決済事業者に遵守を求める。 ➾不正防止の観点から、決済事業者毎に上限を設定すること。 (チャージ限度額や還元対象金額への上限等(既存の上限も認める))
中小・小規模事業者に提供するプランを公表すること。
(決済手数料(事業期間後の取扱いを含む)、支払サイクル等)
予算の執行管理のため、決済データを定期報告すること。
クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコードなど
一般的な購買に繰り返し利用できる電子的決済手段
<対象となる決済手段> <要件>補助対象とする中小・小規模事業者
ポイント還元事業において、登録の対象となる中小・小規模事業者は、中小企業基本法
第2条に準じ、原則、以下のとおり。詳細の対象範囲については、4月目途に公表予定。
(注)旅館業は資本金5千万円以下又は従業員200人以下、ソフトウエア業・情報処理サービス業は資本金3億円以下又は従業員300人以下とする。A) いわゆる「過小資本企業」の扱いについては、4月目途に公表予定。
B) ①風営法上の風俗営業等、②別途の需要平準化対策が講じられる取引(例:自動車の購入、
新築住宅の購入)、③換金性の高い非課税取引(例:郵便切手類、印紙、商品券・プリペイド
カード等の譲渡、外国為替業務に係る役務の提供等)、④一部の消費税非課税取引がその取引
の大宗を占めると考えられる者(例:医療、福祉、学校等)、⑤暴対法上の暴力団等の反社会
的勢力に関係する者等、補助対象外となる事業者・取引の詳細については4月目途に公表予定。
2
消費者還元の方法
原則
中小・小規模事業者や消費者の選択肢を増やすため、多様な決済事業者の参加を促す。
このため、以下のとおり、ポイント還元を原則としつつ、やむを得ない場合には、それと同等と
考えられる方法を例外として認める。
3
例外
本事業において補助の対象となる消費者還元の方法は、原則として決済事業者(イシュアー)が、決済
額に応じたポイント又は前払式支払手段を消費者に付与する方法により行うこととする。
やむを得ず原則によることができない場合には、その理由を申告し事務局の承認を得られた場合に限り、以
下の方法をポイント等による消費者還元の類型として実施することができる。
① 店頭での購買時に、即時利用可能なポイント・クーポン等を発行し、購買金額に当該ポイント等相当額を充当
する方法。
② キャッシュレス決済手段の利用金額に応じた金額を金融機関の口座から引き落とす際に、ポイント等を発行し、
当該ポイント等相当額を引き落とし金額と相殺する方法。
③ 少なくとも一月以内の期間毎に消費者の口座に発行したポイント等相当額を付与し、その後の決済に充当する
方法。
※①~③の方法は、ポイント等による消費者還元の一類型であるため、「キャッシュバック」「現金還元」と
いった消費者に誤解を与えるような表示は行わないこと。
不正防止や信用管理の観点から、各事業者ごとに一回ごとの取引額や一定期間内の取引総額に上
限が設けられている現状。
本事業は、消費喚起を目的とするものであることから、高額取引の排除を目的に一律の上限を設ける
ことはしない。
上限の設定は不正防止対策として有効な手段であることから、本事業実施に当たっても各社で適切
な上限の設定を行うこととする。
4
消費者還元に対する補助額の算出について
決済事業者へ交付する補助額については、決済事業者が不当に利益を得ることのないように対応。
具体的には、下記の計算式で補助額を算出。
(※)ポイントについては、円換算で算出可能な方法を含むことを条件とし、そのポイント価値を利用する。
【失効率の算出方法】
①失効率が算出できる決済事業者
•
失効率は、過去の当該決済事業者の実績データ(6か月以上の期間のもの)から算出。
②失効率が算出できない決済事業者
•
失効率の実績が算出できない決済事業者については、大手決済事業者へのヒアリング結果を踏まえて国が設定した失効率を用い
て算出。
a.実店舗における利用を主とするポイント
:
8%
b.実店舗における利用を主としないポイント
:
40%
補助額=期間中のポイント発行数×ポイント単価
(※)× (1-失効率)
消費者還元の上限について
3月前半に、決済事業者の登録手続開始。
4月初旬からは中小・小規模事業者の登録も開始。その際、各決済事業者が中小・
小規模事業者に提供する手数料率や端末などのプランの一覧を公開。対象となる中
小・小規模事業者の要件も併せて公表し、中小・小規模事業者が迅速に準備を開始
できるようにする。
事業開始前から、対象加盟店を一目で識別できるよう、統一的なポスターを加盟店
に掲示。
10月からの消費者還元の円滑な実施に向け、周知・普及を徹底。
加盟店
(中小 ・ 小規模事業者)3月
4月
10月
決済事業者
政府
説明会の開催、制度の周知・広報(イベント、周知ポスター、動画など)
【決済事業者】 • 本事業への登録 • 実施に向けた準備 【決済事業者】 ・加盟店(中小・小規模事業者) のキャッシュレス対応支援の実施 【加盟店】 検討開始 【加盟店(中小・小規模事業者)】 ・決済事業者経由でシステム上に登録(正式な制度申込) ・決済事業者を通じたキャッシュレス対応 店頭でのポスター掲示 アプリ上での表示5
今後の進め方
登録要領の公表
キャッシュレス・消費者還元補助金
決済事業者登録要領 補足資料
本資料は、平成30年度の決済事業者登録要領補足資料です。
別途公開されている登録資料を御確認いただいていることが前提の資料となっています。
また、平成31年度事業の決済事業者公募及び登録は別途実施予定であり、内容は
変更となる場合があります。
Ver.1.0 2019年3月12日
経済産業省 キャッシュレス推進室
3月12日(火)公開資料より抜粋
https://cashless.go.jp/
決済事業者の定義
© 2019 METI 9 資料内表記 正式名称 説明 A型事業者 キャッシュレス発行事業者 (A型決済事業者) クレジットカード等を発行し、消費者向けにポイント還元等を行う事業者(イシュア等) B型事業者 キャッシュレス加盟店支援事業者 (B型決済事業者) 加盟店にキャッシュレス決済端末等を提供し、加盟店の管理や加盟店向けの立替払いを行う事業者(アクワイアラ等) 準B型事業者 キャッシュレス加盟店管理事業者 (準B型決済事業者) B型事業者と連携し、自社の関連商業施設等のテナント等とのみ加盟店と契約を締結し、立替払い等を行う事業者 (ショッピングモール、FC本部等) 本資料内では、本制度への参加可能決済事業者を下記のとおり定義する。(詳細は登録要領参照) ※B型事業者の要件は下記のとおり。 B型決済事業者にあっては、以下のいずれかに該当するキャッシュレス決済事業者であること。 (ア)加盟店に対するキャッシュレス決済サービスの提供を主たる事業としていること。 (決済代行事業者が、各個別店舗をまとめて、B型決済事業者と包括契約を締結する場合を含む。) (イ)地域の複数事業者における面的なキャッシュレス決済サービスの提供を事業としていること (ウ)A型決済事業者としての登録をあわせて実施していること。 (エ)B型決済事業者として本事業の実施を行うことがふさわしいと補助金事務局が判断する事業者であること。 例)ショッピングモール等が、各テナントをまとめて決済事業者と包括契約を結んでいる際には、上記要件の(ウ)に該当している場合 を除き、決済サービスの提供を主たる事業としているとは判断ができないため、B型事業者として制度に参加することはできない。事業全体像
すべての補助において補助事業者はA型事業者・B型事業者・準B型事業者とする。 A型事業者・B型事業者・準B型事業者は、消費者及び加盟店に対する事業の実施にあたって、適切な補助金管理業務を求める。 B型事業者、準B型事業者は業務範囲や受けることができる補助の範囲が異なるので注意すること。 国 外部審査委員会 事務経費 (システム経費等) 消費者 端末貸与 導入支援 キャッシュレス 決済 端末代金 支払 商品 サービス 消費者還元 端末納入 加盟店 手数料支払 事務経費 支払 システム・役務 提供 審査 委任 登録申請 登録決定 事務経費 補助 端末補助 加盟店 手数料補助 消費者 還元補助 申請 交付決定 © 2019 METI 10 決済端末メーカー等 加盟店 B型事業者 準B型事業者 執行団体 (事務局) A型事業者3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月以降
事業全体スケジュール
2019年度 2020年度 消費者還元期間 (継続受付予定) 決済事業者登録受付 (継続審査・登録予定) 決済事業者審査・登録 加盟店登録 (継続申請予定) 決済端末補助申請・設置 事務経費(システム等)申請 消費者還元補助申請 加盟店手数料補助申請 補助金払い出し(概算払い) 事務経費実績報告 端末補助実績報告 全体実績報告 補助金精算 登録受付は3月開始予定 4月以降の事務局に引継ぎ © 2019 METI 11 消費者還元・加盟店手数料審査 消費者還元期間終了 後の事務経費も対象 (12月末目途) 決済事業者 登録受付 審査・登録2019年3月の決済事業者登録と4月以降の実施事項
© 2019 METI 12 3月中に登録された決済事業者と、4月以降に登録する決済事業者で、4月以降の事業開始(事務経費の計上可能日等)にあ たって、特段の取扱の差は設けないが、決済事業者登録前の事務経費・端末補助費の交付決定通知には、決済事業者として登 録されない場合は交付決定を取り消す条件を付す。 分類 3月中に登録申請する場合 4月以降に登録申請する場合 備考 3月中の 実施事項 決済事業者登録申請 期日(3/20)までに、登録要領に記載がある資料を事 務局へメール送付 外部審査委員会での審査後、登録結果を公表する ※不備等があれば4月に再度申請いただく可能性有 特になし (4月以降に提出できるように準備) 4月以降の 実施事項 決済事業者 登録申請 4月初旬に公表予定の登録要領を確認し、4月以降 の執行団体へ登録申請書のみを提出 ※審査は行わず移行登録する予定 4月初旬に公表される登録要領を確認し、4月以降の 執行団体へ登録申請書及び証憑類を提出 ※特に締切を設けずに継続審査・登録する予定 事務経費 交付申請 4月初旬に公表予定の事務経費公募要領を確認し、 執行団体へ交付申請、交付決定後にシステム開発等 の発注を実施 同左 (決済事業者登録前でも交付申請可) 全決済事業者が4月から事業を開始できるようにするため、事務経費と端末補助申請は、3月に事業者登録さ れているかどうかにかかわらず、全事業者から4月初旬に 交付申請を受け付ける。 ただし、決済事業者登録前の交付決定に対しては、交 付決定通知に決済事業者として登録されない場合は 交付決定を取り消す条件を付す 端末補助 交付申請 4月初旬に公表予定の端末補助公募要領を確認し、 執行団体へ交付申請、交付決定後に端末の発注・加 盟店への設置 同左 (決済事業者登録前でも交付申請可) 加盟店 登録申請 4月初旬に公表予定の加盟店登録マニュアルを確認し、執行団体へ登録申請 同左(決済事業者登録前でも加盟店への説明可) 執行団体への正式加盟店登録申請は、決済事業者登録後とする 消費者還元 交付申請 6月以降に公表予定消費者還元公募要領を確認し、執行団体へ交付申請 同左 消費者還元補助と加盟店手数料補助の申請は、登録 された決済事業者からのみ受け付ける予定 手数料還元 交付申請 6月以降に公表予定消費者還元公募要領を確認し、執行団体へ交付申請 同左システム全体像
13 消費者還元支援 システム A型・B型事業者システム (非BIN/PAN系) キャッシュレス補助金システム メインシステム 外部公開用システム HP・アプリ(キャッシュレスユーザー向け) 事務局管理画面 申請書確認・承認等 決済事業者向け画面 トップページ トップページ マイページ 各種ダウンロード メインDB 公開用DB SEO QA 加盟店検索 外部公開用 (比較サイトなど) 外部公開用データ 集計等 端末・消費者還元・手数料 交付申請・実績報告 決済事業者 (登録済) 加盟店 事務局 一般 消費者 レコメンド/ サジェスチョン ポスター等 リクエスト 加盟店登録 決済事業者登録 補助金払出 検索・レポート 決済データDB (全決済レコード) API等 電子マネー QR等 © 2019 METI ※事務局側システムは、個人情報を保有 しない。 加盟店ID発行 A型・B型事業者システム (BIN/PAN系) クレジット ブランドデビット等 BIN/PAN 対象加盟店 DB補助金支払スケジュール
(消費者還元分・加盟店手数料補助分)
1か月単位又は3ヶ月単位で集計し、翌月初に補助金概算請求、審査・補助金請求後にA型・B型事業者へ概算払いを行う。 返品等による取消し分は、一定のタイミング(事業終了後等)に集計を行い、最終支払補助金から差し引きを行う。 © 2019 METI 14 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月以降(詳細未定) 消費者還元期間 集計① 申請① 審査① 請求① ▼概算支払① 年度移行処理期間 集計② 申請② 審査② 請求② ▼概算支払② 集計③ 申請③ 審査③ 請求③ ▼概算支払③ 集計④ 申請④ 審査④ 請求④ ▼概算支払④ 集計⑤ 申請⑤ 審査⑤ 請求⑤ ▼概算支払⑤ 集計⑥ 申請⑥ 審査⑥ 請求⑥ ▼概算支払⑥ 集計⑦ 申請⑦ 審査⑦ 請求⑦ ▼概算支払⑦ 集計⑧ 実績報告 確定検査 精算払請求 ▼精算支払 返品 キャンセル集計 年度移行処理のため、こ の期間は2か月集計。 返品・キャンセル集計と差 し引きのため、最終は2 か月か集計。 返品・キャンセル集計後、 確定検査。 ※1ヶ月単位での請求を実施する場合のイメージ項目 補助率 端末 ・ 附属品 費用 決済端末 (含ソフトウェア) 下記の機能を有する機器とする ・読み取り機能 ・決済処理機能 ・精算データ作成機能 ・精算データ送信機能 ・通信機能 2/3 (1/3は決 済事業者負 担) 付属品 ・決済端末本体機器・ソフトウェアと接続して利用する汎用端末(PC、スマートフォン、タブレット) ・決済情報の読み取りに必要な機器(バーコードリーダ) ・決済端末で電子サインを行うために必要な機器(サインパッド) ・決済価格を表示するために必要な機器(カスタマーディスプレイ) 等 その他費 用 設置費 ・本体機器を据付けるために必要な設置費用(据付・配線工事費)・端末の送料 その他 ・システム利用料、アプリの保守費用、電子サイン・電子伝票保管サービスを利用するためのASPサービス利用料 等