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子宮腺筋症の温存療法-香川大学学術情報リポジトリ

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日本産科婦人科学会香川地方部会雑誌 vol.9,No.1, pp.9 - 15, 2007(平19.9月)

一 総 説 ー

子宮腺筋症の温存療法

滋賀医科大学医学部産科学婦人科学講座

高 橋 健 太 郎

はじめに

子宮腺筋症は、一般的に更年期前後 (40歳から50歳 代)の経産婦に多く認められる疾患であるが、若年、未婚、 未経妊の症例も多々存在しており、その正確な発生頻度 を特定することは困難である。性成熟期婦人にも 20~ 30%は存在すると推定されている1) 本症例は、近年の 晩婚化に伴い治療する機会が増加しており、また、時と して治療に苦慮するような重症症例に出会うこともある。 子宮腺筋症は、子宮内膜上皮細胞および間質細胞あ るいはそれらの類似細胞が子宮筋層内で増殖する疾患で あり(図1)、子宮内膜症と同様にエストロゲン依存性に 増殖する。婦人科のエストロゲ、ン依存性良性疾患に対す る薬物療法としてはGnRHagonistやdanazolがよく用 いられており、子宮腺筋症におけるその有効性の報告日) も存在するが、効果が不安定であり、保険適応もない。 GnRH agonist療法中に大量出血を来した症例を経験し ているのは我々だけではないと思われる。 子宮腺筋症細胞の特徴は、正常子宮内膜と同様に卵 胞ホルモンの刺激により増殖し、消退出血の際には子宮 筋層内で剥離するが、これらが完全にapoptosisを起こ すことなく、新たに子宮筋層内にimplantし病巣を増加 させることにある。また、子宮腺筋症組織はaromatase を有しており、細胞内でエストロゲンを産生し、自ら増殖 能を高めている。故に組織内のエストロゲン濃度は大変 図

1

子宮腺筋症組織 高くなっていると推察される。さらに、これら増殖した 子宮腺筋症細胞は、子宮内膜症とは異なり、子宮筋層内 に腫癒を形成し、びまん性にも増殖する。このことがさ らに子宮腺筋症の治療を困難にしていると言える。 GnRH agonistは卵巣からのエストロゲンのみを減少 させ、子宮腺筋症組織への直接的萎縮作用は無いと思 われる。また、danazolは、子宮腺筋症局所における 抗aromatase作用を有しているが、その副作用に比し 効果は不十分である。そこで、保存的治療として、単独 の薬物治療に抵抗する症例のsecondlineの治療として GnRH agonistとaromatase阻害薬の併用療法を考案し た。 一方、子宮腺筋症の妊苧能に及ぼす影響は議論のあ るところであるが、少なくともこれらの薬物治療施行期 間は、妊娠することができない。また、長期の薬物治療 は、その副作用が問題となることがあり、子宮腺筋症組 織の摘出術も選択肢の一つである。子宮筋腫が、正常 子宮筋層と境界が明瞭であるのに対し、子宮腺筋症は正 常子宮筋層とは境界が不明瞭であり、摘出は一般に困難 である。当科においては、衆膜を出来るだけ温存した正 常子宮筋層と思われる組織でフラップ。を作成し、子宮腺 筋症組織を極力切除した後、そのフラッフ。で子宮を形成 するようにしている。 子宮腺筋症の治療は、どの治療も一長一短であり、こ れらを組み合わせる必要があると考えられるが、本稿で は滋賀医科大学女性診療科において施行している子宮 腺筋症に対する温存療法を紹介する。

子宮腺筋症の症状のメカニズム

子宮腺筋症の症状のうち最も有名なのは骨盤内終痛 (月経困難症、性交痛、下腹部痛、腰痛)の中の月経困 難症と月経異常(過多月経、過長月経、不正出血)の中 の過多月経であろう。 月経困難症の痔痛のメカニズムは子宮筋層内の急性、 慢性炎症がPGsの産生を促七プロスタグランジンは子 宮筋の過剰収縮をもたらす二また、子宮腔内に貯留した 血塊はそれを排池するための子宮筋の過剰収縮を惹起 9

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10 子宮腺筋症の温存療法 産婦香川会誌9券 1号 子 宮 筋 酬 の ト ー プ 吋 グ 切 ン 子 加 の 雌 」 子 宮 筋 の ー /過剰収縮

子宮腺筋症組織内の

E

V

一一→子白筋の伸 月経時出血 呂 図2 子宮腺筋症における月経困難症のメカニズム /腺子筋宮症のか纏ら大の出血 存在(物理的影響) ¥ プ ロ ス タ ゅ う 山 血 管 拡 張 (PGI2)の産生 血小板凝集抑制 図3子宮腺筋症における過多月経のメカニズム 子宮腺筋症の診断で 子宮艦上部切断術を施行した症例 子宮前面より縦切開を加え 子宮内腔にいたり さらに子宮後壁に切開を加えた 図

4

子宮腺筋症の摘出標本 する。この子宮筋の過剰収縮は痔痛として認識される。 一方、子宮腺筋症組織内の月経時出血は子宮筋を伸展さ せ痔痛の原因となる(図 2)。 過多月経のメカニズムは子宮の腫大による子宮内腔(面 積)の拡張や子宮腺筋症組織からの出血による月経量 の増加である。子宮腺筋症症例の子宮内腔には蜂巣状 の数多くの小腺孔が認められる(図 3)0 子宮腺筋症組 織そのものの存在が月経時の止血に及ぼす子宮筋の収縮 力の低下をもたらし、その結果月経量が増加することも 考えられる。さらに、PGlzの産生は血管拡張や血ノト板 凝集抑制をもたらし、過多月経の原因となる(図 4)0

子宮腺筋症の特殊性

子宮腺筋症の特殊性として3つが挙げられる。ますて 子宮腺筋症は子宮筋腫と異なり子宮筋j冒との境界が不明 瞭であり、病巣の外科的処置が完全には行えない。次に、 子宮内膜症左異なり異所性子宮内膜病変である病巣がか なり大きくなることがあり、そのために輸血や緊急手術を 要するほどの大量性器出血を起こすことがある。最後に、 特殊なエストロゲン依存性増殖機構を有すること(細胞 内にエストロゲン・レセプターを有すると同時にエストロ ゲン生合成酵素であるアロマターゼを有し、組織内での エストロゲン活性を増加させている)が考えられる(図5)。 このことは未だ証明されていないが、子宮内膜症組織の エストロゲン依存性増殖機構から、容易に推測可能であ る。すなわち、子宮腺筋症組織はその細胞内にエストロ ゲン・レセプター

(

E

R

)

を有する。血中のエストロゲン は

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と結合し,エストログン

-

E

R

複合体はゲノム上の promoter領域に存在するestrogenresponsIve element に結合して、その下流の転写活性を促進する。その結果 さまざまな増殖因子などを産生し、これらの作用によっ て腫蕩組織の増殖が促進される。また、フ。ロゲステロン・ レセプター (PR)が減少していること.1)も大量性器出血 の原因となりうる。 血中エストラジオール (E2)濃度は健常女性、子宮内 膜症、子宮腺筋症を有する女性の聞で有意差はないが、 月経血の

E

2濃度は子宮腺筋症、次いで子宮内膜症に高 く、健常女性では有意に低いことから州、子一宮腺筋症 においては局所で日産生が克進している。

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2007年9月 高橋

E

1

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2

E2

A

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1

上皮細胞

AFF

A :Androstenedione E1 :Estrone 間質細胞 E2 : Estradiol PR : Progesterone receptor 図5 子宮腺筋症の内分泌学的特殊性 図6 子宮腺筋症におけるGnRHagonist著効例 エストロゲンは、アンドロゲンを基質としてチトクロム P450の一種であるアロマターゼ (arornatas巴cytochrorne P450, P450arorn)により生合成されるが、子宮腺筋症 組織内には

ER

だけでなくアロマターゼも同時に有して おり、卵巣からのエストログンに反応するだけではなく、 豊富なアンド、ロゲ、ンを基質として腫場組織自身において エストログンを産生してその局所濃度を高めて、その結 果自己の培殖をさらに促進している可能性がある。実際、 子宮内膜症組織においてP450arorn遺伝子の発現が認 められている7) また、正所性子宮内膜では, Ezを活性の低い Ejに転 換する酵素である17

s

-hydroxysteroid dehydrogenas巴 type 2 (17

s

HSD-2) rnRNAとその活性があるが、子 宮内膜症組織には17s HSD-2 rnRNAの発現が欠如し ている8)が、その逆反応を司る17

s

HSD-1活性は存在 するので、子宮内膜症組織では、日の局所濃度がより高 値となると考えられる9)

子宮腺筋症の温存療法

子宮腺筋症の温存療法は薬物療法左手術療法がある。 薬物療法としては子宮腺筋症組織から産生されるPGEz が原因となってもたらされる子宮筋の収縮による月経痛 の治療薬としてフ。ロスタグランジン措抗薬のNSAIDsや COX-2阻害薬が広く用いられている。また、子宮内膜 組織を脱落膜化させるprogestin肌 11)や抗ゴナドトロピン 作用で卵巣よりのEz産生を抑制したり、子宮腺筋症組 織に直接働きアロマターゼの抑制作用を示すdanazo12) および下垂体の脱感作をもたらし、結果的に卵巣よりの Ez産生を抑制するGnRHagonist3 ,lZ)などのホルモン療 法が行われており有効例も散見される(図 6) が、その 効果は絶対的なものではない。 子宮腺筋症の温存療法の問題点としては排卵障害 が併発する子宮腺筋症症例においては大量子宮出血の 対応が非常に困難なことがある。また、ホノレモン療法 (danazol、低用量danazol、GnRHagonist、drawback療 法など)が長期化する傾向にあり、そのために長期間の 11

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12 子宮腺筋症の温存療法 産婦香川会誌9巻 1号

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治療前のT2強調 MR像 子宮体積 (cmJ) 官6 0 0 冒4 0 0 官2 0 0 官0 0 0 8 0 0 6 0 0 4 0 0 2 0 0 o 出血量2700g出血量2600g (10日間 (6日間)

調

率塁審 蕗密密露""覆濁 O 2 4 6 8 ー ハり 12 (月) 惨 Anastrozole使用4ヵ月後 図8 症例の治療経過と MR像 低estrogen状態やprogestogenの欠乏状態を引き起こし ている。また、手術療法として子宮腺筋症核出術がある が、びまん性子宮腺筋症は有効な子宮腺筋症核出術を 行うことが困難であり、ほとんどの症例は短期間で再発 する。 GnRH agonist

danazol

無効子宮腺筋症症例

における新しい薬物療法の提言

GnRH agonistやdanazolの投与が無効な子宮腺筋症 症例はしばしば経験されるものである。今回、その1症 例を示し、子宮腺筋症の新しい薬物療法を提言する。 症例は0回経妊の34歳の主婦で過多月経と挙児希望 を主訴に当科不妊外来を初診した。既往として30歳時 に子宮腺筋症および子宮内膜症を指摘され、buserelin acc巴tateを14か月投与されている。子宮後壁全体を占 領するびまん性の子宮腺筋症が認められた(図 7)。患 者が外科的治療を希望されず、buserelinaccetat巴の点 鼻を再開した。治療開始35日目頃より性器出血が認め られ、出血量は徐々に増加を示し、 55日目にはHb 4.2 g/dlに低下した。それでも患者は手術療法を頑なに拒 否した。 この時のホノレモン値はLH1.1 IU/l、FSH 2.1 IU/l、E213.5 pg/mlであった。 goserelinaccetateの皮下 注に変更し、lくaufmann療法を施行した。その問、 10日 間で性器出血は2700 g fこも達した。いったん止血はし たもののKaufmann療法終了後の消退出血は大量(6日 間で2600g)であった。danazolの局所作用の効果を期 待し、 goserelinaccetateどdanazolの併用療法を開始し た。大量子宮出血は認められなくなったが、子宮の体 積は治療前の1400cm3のままで、子宮腺筋症は縮小しな かった。 3か月を経過したころより子宮出血が認められ るようになり、子宮腺筋症組織から産生されている

E

2が 大量性器出血に関与していると,思われ、子宮腺筋症組 織内のaromatas巴を制御する治療を考案し、go回 目lin

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2007年9月 子宮体積 (cm3)哩6 0 0 1400 1200 1000 8 0 0 6 0 0 4 0 0 2 0 0

o

8 10 12 高橋 「出血認めず 1 14 16 18 20 治療月数 (月) 図9 症例のその後の治療経過 accetateとaromataseinhibitorの併用療法を開始した。 ますて anastrozol 1 mg/dayを投与した。性器出血は認 められず、投与開始45日目の子宮体積は600cm3に縮 小(縮小率60%) した(図 8)。その後、子宮体積の縮 小は認められず~anastrozol 2 mg/dayに増量した。そ の後、巴xemestan巴 1mg/d旬、 2 mg/dayと変えてみた が、子宮腺筋症の縮小は認められなかったO しかし、 aromatase inhibitorの投与を中止し、 goserelinaccetate 単独の治療を行っているが、その後、子宮出血は認めら れていない(図 9)。このことから aromataseinhibitorの 効果は子宮腺筋症細胞が萎縮しているのみならず、子宮 腺筋症細胞の性質が変化している可能性がある。 本 症 例 は 世 界 初 の 子 宮 腺 筋 症 例 に お け る GnRH agonistとaromataseinhibitorの併用療法として Fertility and Sterilityに掲載13)されたところであるが、このよう な症例をその後、数例経験したことから、未婚症例で 手術療法を極力回避したい症例、子宮出血の制御や腫 療の縮小効果が困難な症例に対しては GnRHagonistと aromatase inhibitorの併用療法が有効と思われる。さら に、併用療法により子宮腺筋症細胞の性質が変化したと 考えるならば、併用療法の後に progestogen単独療法な どの負担の少ない治療を継続することが有意義と思われ る。 アロマターゼ、阻害剤は、アロマターゼの酵素反応を 阻害して生成物で、あるエストログン生合成を抑制する物 質であり、ステロイド性と非ステロイド性に分類される。 ステロイド性阻害剤は阻害剤そのものがアロマターゼに よって酵素反応を受け、その代謝物が非可逆的に結合し て酵素を失活化させる。このことから自殺基質阻害剤と もよばれている。一方、非ステロイド性阻害剤は、アロ マターゼの基質であるアンドロステンジオンを競合的に 阻害する。われわれが使用した、 anastrozoleは非ステロ イド性阻害剤で巴xemestaneはステロイド性阻害剤であ り、ともに第三世代として開発されたアロマターゼ阻害剤 でその阻害効果、選択性ともに高い薬剤である。 子宮腺筋症は子宮内膜症と比べて大きな腫癌を形成 し、しかも子宮局所ではE2濃度は高いものと思われる ので、その治療法も異なるべきものであると容易に推 察できよう。すなわち、子宮内膜症の治療法は GnRH agonist療法の後に維持療法として低容量ピノレの投与と 思われるが、子宮腺筋症の治療法は GnRHagonistと aromatas巴inhibitorの併用療法の後に維持療法として prog巴stogen(ミニピル)単独療法が推奨される。

当科における子宮腺筋症の核出術

薬物療法が無効な症例に対して、子宮腺筋症核出術 が行われる。しかし、子宮腺筋症は正常子宮筋層とは境 界が不明瞭であるので、その摘出は一般的に困難であり、 不完全な病巣摘出術でもあるので、妊苧能の温存は可能 であるが、再発率は高い。また、症状の改善効果が乏 しい場合もある。さらに、われわれが子宮筋腫で、行って いる腹腔鏡下マイクロ波凝固療法刈を利用し、近い将 来子宮腺筋症組織の凝固療法も低侵襲療法としての地 位を得るかもしれない。 当科における子宮腺筋症の核出術について述べる。子 宮腺筋症は子宮後壁に発生することが多く、直腸やS字 状結腸と強固に癒着していることが多いのでそれを丁寧 に、完全に剥離することから始まる(図 10)。次に、柴 膜を出来るだけ温存した正常子宮筋層と思われる組織で フラップを作成し、子宮腺筋症組織を針状電極を用いて、 極力切除した後、そのフラッフ。で、子宮を形成するように している(図 11)。この時の注意点は、死腔を残さない ことと、癒着防止に努めることであり、癒着防止の注意 13

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14 子宮腺筋症の温存療法 産婦香川会誌9巻 l号 子宮後壁癒着 癒着華IJ離後 子宮後函を 露出 図10 子宮腺筋症核手術1 針状電極を用いる フラップを作成する 出来るだけ組織を切除 死腔を残さないように吸収糸で縫合 図11 子宮腺筋症核手術2 点は子宮筋腫核出術の時と同様であるべ術後妊娠まで の期間は子宮筋臆核出術日)と同様に 3か月を一応の目安 としている。

おわりに

子宮腺筋症組織はその細胞内にエストログン・レセプ ター (ER) とエストロゲン生合成酵素で、あるアロマター ゼも同時に有しており、腫湯組織自身においても日を 産生してその局所濃度を高め、自己増殖を促進している 可能性がある。その特殊な内分泌環境にメスを入れるべ く、今回、子宮腺筋症の温存治療法のーっとしてGnRH agonistの治療下にアロマターゼ、阻害剤を併用する薬物 療法を提唱した。

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参照

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