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弥生時代の出土米ブロックに含まれる籾の粒形と脱粒性について

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Academic year: 2021

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2019 年 3 月 14 日受理 連絡責任者:稲村達也([email protected]

弥生時代の出土米ブロックに含まれる籾の粒形と脱粒性について

―唐古・鍵遺跡と大福遺跡の事例から―

三鍋尚史

1)

・墨川明德

1)

・東條大輝

1)

・絹畠 歩

2)

・岡田憲一

2)

藤田三郎

3)

・丹羽恵二

4)

・稲村達也

1) 1)京都大学大学院農学研究科(〒 606-8502 京都市左京区北白川追分町) 2)奈良県立橿原考古学研究所(〒 634-0065 橿原市畝傍町 1) 3)奈良県田原本町教育委員会(〒 636-0247 奈良県磯城郡田原本町阪手 233-1) 4)奈良県桜井市教育委員会(〒 633-0074 奈良県桜井市芝 58 番地の 2) 要旨:奈良県に所在する唐古・鍵遺跡の 3 遺構および大福遺跡の 1 遺構において弥生時代の土層から検出された 小穂(籾)と穂の一部を含む塊状の出土米(出土米ブロック)を対象に,SPring-8 において放射光を用いた X 線 Computed Tomography(CT)計測を実施した.画素サイズ 25.4 μ m の計測条件で得られた 4 個の出土米ブロック の画像の解析から,これらの出土米ブロックは同一方向に配列された 2 ∼ 4 穂以上の穂を含んでいると推察された. そして,出土米ブロックに内在するすべての籾は籾長と籾幅の比からジャポニカ型に分類され,唐古・鍵遺跡内 の 3 遺構間および両遺跡間でブロック内の籾の長さ,幅,厚みが有意に異なっていた.以上の結果と籾長の頻度 分布から,出土米ブロック内の籾は,それぞれ異なる粒形のジャポニカ型の単一品種・系統に由来する可能性が 示唆された.そして,出土米ブロック内の籾基部の脱粒部位の画像解析から,両遺跡のブロック内の籾の脱粒割 合は現代品種の「難」に相当したが,脱粒籾の脱粒部位は脱粒性「極易」の品種の脱粒部位である小穂軸離層部 であった.一方,玄米の厚みの解析から,非脱粒籾が成熟の進んでいない状態で収穫された可能性が示唆された. これらのことから,出土米ブロック内の籾の脱粒性の評価では,脱粒割合,脱粒部位そして脱粒籾の登熟程度の 総合的評価が必要と考えられた. キーワード:出土米ブロック,X 線 CT 計測,籾長,脱粒性

緒言

稲が大陸から日本に導入された当時とその後における初 期水田稲作の実態解明が日本各地ですすめられている(工 楽 1991).佐藤(1971)は,日本各地 86 ヶ所の遺跡から 検出された出土米の長さ,幅,厚みを実測し,日本古代米 計測表を提示しているが,粒形の体系的な解析は行われて いない.田中ら(2015)は,佐藤(1971)が収集したコレ クションの形状分析と DNA 分析を実施しており,唐古遺 跡の出土米を用いた分析結果によると,現生イネのジャポ ニカのうち温帯ジャポニカに相当する DNA タイプが含ま れていたことが示された.さらに,和佐野(1995)は,中 国 18 ヶ所,韓国 2 ヶ所,北部九州 14 ヶ所の遺跡から検出 された籾および玄米の形態調査を行い,発掘された一群の 粒形の集団内変異の大きさと頻度分布の特徴によって,そ の一群が遺伝的に固定した単一品種に由来するか,複数品 種の混合物,遺伝的に未固定の分離集団あるいは遺伝的異 質集団かなどを推定することができると述べている.しか し,穂から分離された籾および玄米を調査対象としており, 発掘された籾および玄米が圃場内の同一の稲群落に帰属し ていたとはいい難い.一方,稲村ら(2016)は,弥生時代 前期の遺跡から検出された籾と穂の一部などを含む塊状の 出土米ブロックの X 線 CT 計測を SPring-8 において実施し, 単粒とは異なる塊状の出土米ブロックに内在する籾の微細 な 3 次元形状を測定・解析する基礎を提示するとともに, 弥生時代前期に使用されていたイネの脱粒性の判定を行っ た.ここで供試した塊状の出土米ブロックの多くでは,ブ ロック内での籾や穂軸の配置に規則性が認められ,これら が刈取って束ねられた稲の痕跡,または束ねられた稲の一 部の痕跡を示すのではないかと推察された(未発表).こ のことから,塊状の出土米ブロック内の籾,穂などを研究 対象とし,それらが圃場内の稲群落に帰属していたと仮定 することができれば,粒形の時間的変異・遺跡間変異・遺 跡内変異などの解析における統計学的理解の根拠がより明 確になると考える.そこで,本研究では,塊状の出土米ブ ロックを対象に,ブロック内の籾の粒形と脱粒性を遺跡間 および遺跡内の遺構間で比較解析することを目的とし,ブ ロック内の籾の配列を解析し,粒形の比較解析では粒形の ブロック内変異の大きさと籾長の頻度分布の違いを検証す ることとした.

論 文

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材料および方法

唐古・鍵遺跡から検出された弥生時代前期の出土米ブ ロック 747-2(田原本町管理 No.KRK-020-00002T),弥生 時 代 中 期 の 出 土 米 ブ ロ ッ ク 677-2( 同 No.KRK-079-00002T), 弥 生 時 代 後 期 の 出 土 米 ブ ロ ッ ク 447( 同 No. KRK-076-00001T),および大福遺跡から検出された弥生時 代 後 期 の 出 土 米 ブ ロ ッ ク daifuku-SD1020C(c)( 以 下, 1020)を供試した(第 1 表).出土米ブロック 447,677-2,747-2 の出土遺構は唐古・鍵遺跡内の異なる地点・年 代のものである. X 線 CT 計測は,SPring-8(高輝度光科学研究センター, 兵庫県佐用郡佐用町)において投影型マイクロ CT 装置 (ビームライン BL20B2)を用い 2015 年および 2016 年に 実施した.計測条件は,視野 50㎜,画素サイズ 25.4㎛で ある.3 方向(X,Y,Z)からの 2 次元連続画像を用いて, 籾および籾に含まれる玄米の長さ,幅および厚みを測定し, 松尾(1952)によって粒型分類を行った.なお,籾の長さ は,芒を除いた外穎の長さ,籾および玄米の幅と厚みはそ れらの最大長とした.そして,出土米ブロック内の個々の 籾の脱粒・非脱粒・判別不能の判別は,稲村ら(2016)に 基づいて,籾基部に残存する小枝梗と副護穎の有無および 脱離孔の深さの程度を 3 方向からの 2 次元連続画像を用い て評価することで行った.

2 次元画像の解析ソフトとして,Image J(U. S. National Institutes of Health, Bethesda, Maryland, USA)を用いた.

結果および考察

出土米ブロックの特徴 出土米ブロックの X 線 CT 画像を第 1 図に示した.出土 米ブロックには籾(小穂),穂軸を含む穂の一部などが含 まれ,籾基部の脱粒部位,胚と胚乳,芒および籾表面の微 細な構造が稲村ら(2016)における計測と同様に今回もよ く保存されていた.ブロック 747 ‐ 2 において,左から右 に伸びる穂軸と共に籾頂部を右やや下方向とする 3 列の籾 の配列(図中の矢印)が認められた.ブロック 677 ‐ 2 で は,右から左に伸びる穂軸と共に籾頂部を左方向とする 2 列の籾の配列が認められた.ブロック 447 では,右から左 に伸びる 2 本の穂軸と共に籾頂部を左方向とする 2 列の籾 の配列が認められた.そして,ブロック 1020 において, 籾頂部を左上方向とする 4 列の籾の配列が認められた.各 ブロックの同断面の別画像では,それぞれの籾の配列と同 じ方向の複数の配列が確認された.このことから,これら のブロックには,それぞれ同一方向に配列された 2 ∼ 4 穂 以上の穂を含んでいる可能性があると推察された.今後, 第 1 図の X 線 CT 画像と直交する画像を用い,これらの出 土米ブロックに内在する籾の配列や穂軸の配置の規則性と その数を明らかとすることができれば,穂の着粒構造,一 穂籾数,さらには一株穂数の解明に資すると考える. 出土米ブロック内の籾の粒形 出土米ブロック 747-2,677-2,447,1020 における籾長 と籾幅の関係を第 2 図に示した.籾長は出穂以前にほぼ決 定されるが(武田 1976),玄米長は穎の物理的な大きさや その生理作用が関与することが示されている(中元ら 1987)ため,ここでは籾長に関して考察を行った.出土米 ブロックに含まれる籾の長さと幅との関係から,747-2, 677-2,447,1020 のそれぞれに含まれる籾はすべてジャ ポニカ型であると判断された.弥生時代の遺跡から出土し た籾や玄米(葉身)の DNA 分析が実施され,温帯ジャポ ニカ型,熱帯ジャポニカ型,および温帯ジャポニカ型と熱 帯ジャポニカ型との雑種などの存在が示唆されている(花 森 ら 2011). そ の 中 で、 唐 古・ 鍵 遺 跡 か ら の 出 土 米 の DNA 分析(田中ら 2015)では,本研究で研究対象とした 遺構とは異なるものの,本研究における粒形分析の結果と 同様に温帯ジャポニカ型の存在が示唆されている. 第 2 表に示す通り,籾長は 747-2,677-2,447 の 3 者間 および 747-2,677-2,1020 の 3 者間において有意差が認 められたが,447 と 1020 との間においては有意差が認め られなかった.そして,籾幅は 747-2,677-2,447,1020 の 4 者間において有意差が認められた.これらのことから, 本研究で試供した奈良県内で出土した弥生時代の 4 個の出 土米ブロックに含まれる籾の粒形はすべて温帯ジャポニカ 型で,異なる遺跡間および同一遺跡の異なる遺構間で粒形 が異なっていた可能性が示唆された(第 3 図). 次に,4 個の出土米ブロックに内在する籾が遺伝的に単 一品種に由来するか,複数品種の混合物なのかを推定する ため,和佐野(1995)に準じ,それらの籾長の分布形状(頻 度分布)を調査した.その結果,4 個の出土米ブロックに

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内在する籾の頻度分布は,すべて変異幅の小さな正規分布 を示した(第 4 図).以上のことから,出土米ブロック 747-2,677-2,447,1020 の籾は,それぞれ異なる粒形の 単一品種・系統に由来する可能性が示唆された.今後は, 同一遺構内や同一年代の遺跡間での籾形の変異の解析が必 要と考えられる.   5ᶳ 747Ͳ2 677Ͳ2 5ᶳ 5ᶳ 447 第 2 表 出土米ブロック別に見た籾の粒形の比較 第 1 図 出土米ブロックの X 線 CT 画像. 矢印は籾の配列方向を示す. 第 2 図 出土米ブロック別に見た籾長と籾幅との関係. A:ジャポニカ型,B:熱帯ジャポニカ型,C:インディカ型の粒形分類は松尾(1952)による. 注)平均値(mm)±標準偏差. 同一のアルファベットは 5%水準で Tukey HSD 検定による有意差がないことを示す.

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出土米ブロック内の籾の脱粒・非脱粒の評価 籾基部の脱離痕跡,すなわち小枝梗と副護穎の有無を 3 方向(X,Y,Z)の 2 次元連続画像上で評価し,出土米 ブロック内の各籾について脱粒 ,非脱粒および判別不能 籾に分類した(第 3 表).その結果,747-2,677-2,447, 1020 の脱粒籾数は,それぞれ 0,5,10,9 粒で,脱粒性 が判別できなかった籾数を除いた脱粒割合は,それぞれ 0.0,3.8,7.5,9.9%であった.一方,脱粒籾における脱粒 部位は,小穂軸離層部が 677-2 では 5 粒,447 では 9 粒, 1020 では 7 粒,小枝梗湾曲部が 447 では 1 粒,1020 では 2 粒,677-2 では確認されなかった. 脱粒性は,インディカ型で高くジャポニカ型で比較的低 いとされている.大久保ら(2012)は,ジャポニカ型現代 品種について,穂を掌で握り締めた時の脱粒割合(握りし めた部分に含まれる籾のうち脱粒した籾の割合)は,脱粒 しやすい品種群 で 25 ∼ 38%,脱粒が中程度の品種群で 12 ∼ 20%,そして脱粒し難い品種群で 1 ∼ 2%としている. 脱 粒 割 合( 第 3 表 ) を こ の 基 準 で 評 価 す る と,747-2, 677-2,447 および 1020 は現代品種の脱粒性「難」にほぼ 相当することになる.一方で,極めて脱粒しやすい品種(脱 粒性極易の品種)の脱粒部位は小枝梗湾曲部でなく小穂軸 第 3 図 出土米ブロック別に見た籾長と籾幅との関係. 注)平均値±標準誤差. 第 4 図 出土米ブロック別に見た籾長の頻度分布図. 離層部とされ(江幡・田代 1990),677-2,447,1020 の脱 粒部位の多くは,小穂軸離層部であった.この様に,脱粒 割合による評価結果と脱粒部位による評価結果が異なって いた. 第 3 表 出土米ブロック別にみた籾脱粒性の比較 㻌 ⢄ᩘ㻌 ⬺⢏๭ྜ䠄䠂䠅 㻌 㠀⬺⢏㻌 ⬺⢏㻌 ุู୙⬟㻌 㻣㻠㻣㻙㻞㻌 㻝㻡㻣㻌 㻜㻌 㻝㻢㻌 㻜㻚㻜㻌 㻢㻣㻣㻙㻞㻌 㻝㻞㻤㻌 㻡㻌 㻝㻥㻌 㻟㻚㻤㻌 㻠㻠㻣㻌 㻝㻞㻟㻌 㻝㻜㻌 㻝㻌 㻣㻚㻡㻌 㻝㻜㻞㻜㻌 㻤㻞㻌 㻥㻌 㻝㻥㻌 㻥㻚㻥㻌 注)脱粒割合=脱粒籾数 /(脱粒籾数+非脱粒籾数)× 100. 一方,登熟に伴い脱粒性程度が増大する(伊藤ら 1969, 江幡・ 田代 1990)ため,脱粒性程度の評価では籾の登熟 程度を加味しなければならない.出穂期までに穎花(籾殻) の長さと幅が決定され(荒井 ・ 河野 1978),出穂後の同化 産物の転流による玄米の一次生長で玄米の長さに続き幅が 決まり,その後の二次生長で玄米の厚みが決まる(Matsuda 1929).そこで,分類された脱粒籾と非脱粒籾の登熟の程

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度を推定するために,籾および玄米の長さ,幅と厚みを両 者間で比較した(第 4,5,6,7 表). 677-2,1020 においては籾および玄米の長さ,幅,厚み に脱粒・非脱粒間で有意差が認められなかった.しかし, ブロック 447 において,籾長と籾幅および籾厚については 脱粒・非脱粒間で有意差が認められなかったが,脱粒籾の 玄米の厚みのみが非脱粒籾のそれに比較して有意に大き かった.このことから,447 に内在する籾は,二次生長で 脱粒籾の玄米の厚みが決まったが,非脱粒籾の玄米の生長 が進んでいない,すなわち成熟が進んでいない状態で収穫 された可能性が示唆された.または,非脱粒籾は脱粒籾に 比べて玄米の生長が遅れていた弱勢穎花であったと考えら れた.そのため,今後,着生位置と玄米の生長との関係の 詳細を明らかにする必要があると考えられた. 以上のことから,出土米ブロック内の籾の脱粒性の評価 では,脱粒割合,脱粒部位そして脱粒籾の登熟程度の総合 的評価が必要と考えられた.

謝辞

本研究は,高輝度光科学研究センター(SPring-8)の実 験課題番号 2015B1816 および 2016B1797 によって実施さ れ,JSPS 科研費 15K12945 の助成を受けた.研究の遂行に あたり,SPring-8 の星野直人博士ならびに上杉健太郎博士 に多くのご指導を賜りました.また,奈良県田原本町教育 委員会および奈良県桜井市教育委員会から出土米ブロック の提供を受けました.これらの方々に謝意を表します.

引用 文献

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Grain Size and Shattering Habit of Unhulled Rice in the Rice Seed Aggregate

Excavated from the Remains in the Yayoi Period

Case of KarakoKagi Remains and Daifuku Remains

-Naofumi Minabe1), Akinori Sumikawa1), Daiki Tojo1), Ayumu Kinuhata2), Kenichi Okada2), Saburou Fujita3), Keiji Niwa4),

Tatsuya Inamura1)

1)Graduate School of Agriculture, Kyoto University (Kitashirakawa-Oiwake-cho, Sakyo-ku, Kyoto, 606-8502, Japan) 2)Archaeological Institute of Kashihara, Nara prefecture (1 Unebi, Kashihara, Nara, 634-0065, Japan)

3)Tawaramoto Town Board of Education, Nara (233-1 Sakate, Tawaramoto-cho, Shiki-gun, Nara pref., 636-0247, Japan) 4)Sakurai City Board of Education, Nara (58-2 Shiba, Sakurai-shi, Nara pref., 633-0074, Japan)

Summary:The X-ray CT measuring was carried out at SPring-8 under measurement conditions of a pixel size of 25.4 ㎛ for

the rice seed aggregates excavated from the Karako-Kagi remains and Daifuku remains in the Yayoi period. By analysis of the X-ray CT images of aggregate, it was suggested that all the unhulled rice in the aggregates were classifi ed into Japonica type from the grain shape (length-to-width ratio) and the grain size of unhulled rice in the aggregates were signifi cantly different between the remains. Based on the histogram of the length of unhulled rice, it was suggested that rice grains in each block might originate from single rice variety or rice strain having different grain size between each block. The shattering proportion of unhulled rice in the aggregate of both remains was equivalent to the hard shattering habit of the current cultivar, but the shattering part of unhulled rice was the abscission layer at the base of rachilla. This shattering part is same as the part of the current cultivar with the easy shattering habit. On the other hand, analysis of the thickness of brown rice indicated that the non-shattering unhulled rice may have been harvested before maturing. Based on these findings, it was considered that comprehensive evaluation of the shattering proportion, the shattering part of unhulled rice and the grain filling level was required for the evaluating shattering habit of the unhulled rice in the aggregate excavated.

Key Words:Excavated rice block, Shattering habit, Unhulled rice, X-ray CT measuring

Journal of Crop Research 64: 37-42 (2019) Correspondence: Tatsuya Inamura ([email protected]

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