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Trend Micro Smart Protection Server 3.1 インストールガイド

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Trend Micro

TM

Smart Protection Server 3.1

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著作権について

本書に関する著作権は、トレンドマイクロ株式会社へ独占的に帰属します。トレンドマイクロ株式会社が事前に承諾している場合を除き、形態および手段を問わず、本書またはそ の一部を複製することは禁じられています。本書の作成にあたっては細心の注意を払っていますが、本書の記述に誤りや欠落があってもトレンドマイクロ株式会社はいかなる責任 も負わないものとします。本書およびその記述内容は予告なしに変更される場合があります。

商標について

TRENDMICRO、TREND MICRO、ウイルスバスター、ウイルスバスター On‐Line Scan、PC-cillin、InterScan、INTERSCAN VIRUSWALL、InterScanWebManager、

InterScan Web Security Suite、PortalProtect、Trend Micro Control Manager、Trend Micro MobileSecurity、VSAPI、トレンドマイクロ・プレミアム・サポート・プログラム、Trend Park、 Trend Labs、Trend Micro Network VirusWall、Network VirusWall Enforcer、LEAKPROOF、Trend Micro Threat Management Solution、Trend Micro Threat Management Services、 Trend Micro Threat Mitigator、Trend Micro Threat Discovery Appliance、Trend Micro USB Security、InterScan Web Security Virtual Appliance、InterScan Messaging Security Virtual Appliance、 Trend Micro Reliable Security License、TRSL、Trend Micro Smart Protection Network、SPN、SMARTSCAN、Trend Micro Kids Safety、Trend Micro Web Security、

Trend Micro Collaboration Security、Trend Micro Portable Security、Trend Micro Standard Web Security、Trend Micro Hosted Email Security、Trend Micro Deep Security、 ウイルスバスタークラウド、Smart Surfing、スマートスキャン、Trend Micro Instant Security、Trend Micro Enterprise Security for Gateways、Enterprise Security for Gateways、 Trend Micro Email Security Platform、Trend Micro Vulnerability Management Services、Trend Micro PCI Scanning Service、Trend Micro Titanium AntiVirus Plus、Smart Protection Server、 Deep Security、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス、SafeSync、Trend Micro InterScan WebManager SCC、Trend Micro NAS Security、Trend Micro Data Loss Prevention、 Securing Your Journey to the Cloud、Trend Micro オンラインスキャン、Trend Micro Deep Security Anti Virus for VDI、Trend Micro Deep Security Virtual Patch、

Trend Micro Threat Discovery Software Appliance、SECURE CLOUD、Trend Micro VDIオプション、おまかせ不正請求クリーンナップサービス、

Trend Micro Deep Security あんしんパック、こどもーど、Deep Discovery、TCSE、おまかせインストール・バージョンアップ、Trend Micro Safe Lock、Deep Discovery Advisor、 Deep Discovery Inspector、Trend Micro Mobile App Reputation、あんしんブラウザ、Jewelry Box、カスタム ディフェンス、InterScan Messaging Security Suite Plus、

おもいでバックアップサービス、おまかせ!スマホお探しサポート、保険&デジタルライフサポート、おまかせ!迷惑ソフトクリーンナップサービス、 Smart Protection Integration Framework、InterScan Web Security as a Service、Client/Server Suite Premium、Cloud Edge、Trend Micro Remote Manager、Threat Defense Expert、 スマートプロテクションプラットフォーム、Next Generation Threat Defense、セキュリティアットホーム、セキュリティエブリウェア、セキュリティコンシェルジュ、 Trend Micro Smart Home Network、Dr.Booster、Trend Micro Retro Scan、is702、デジタルライフサポート プレミアム、Airサポート、Connected Threat Defense、および ライトクリーナーは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。

本書に記載されている各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。 Copyright © 2016 Trend Micro Incorporated. All rights reserved.

(3)

iii

目次

はじめに

はじめに ... 5 トレンドマイクロについて ... 6 製品ドキュメント ... 6 対象読者 ... 6 ドキュメントの表記規則 ... 7

第 1 章:Smart Protection Server のインストールとアップグレー

ドの計画

システム要件 ... 10 配信を計画する ... 10 ベストプラクティス ... 10 配信のガイドライン ... 11 インストールを準備する ... 11

第 2 章:Smart Protection Server のインストールとアップグレー

新規インストールを実行する ... 14

Smart Protection Server をインストールする ... 14

アップグレードする ... 26

Smart Protection Server にアップグレードする ... 27

第 3 章:インストール後のタスク

インストール後 ... 30

(4)

第 4 章:サポート情報

よくある質問 (FAQ) ... 36

コマンドラインインタフェース (CLI) にログオンするにはど うすればよいですか。 ... 36

非Hyper-V マシンで CLI を使用して Hyper-V Integration Components を有効にすると、Smart Protection Server の IP アド レスが表示されなくなるのはなぜですか。 ... 36

Smart Protection Server に他の Linux ソフトウェアをインス トールできますか。 ... 38

Smart Protection Server の IP アドレスを変更するにはどうすれ ばよいですか。 ... 38

Smart Protection Server のホスト名を変更するにはどうすれば よいですか。 ... 39 パターンファイルのアップデート中にアップグレードを実行 するにはどうすればよいですか。 ... 40 NTP サーバを設定するにはどうすればよいですか。 ... 40 製品サポート情報 ... 41 サポートサービスについて ... 41 製品Q&A のご案内 ... 42 セキュリティ情報 ... 42 脅威解析・サポートセンターTrendLabs (トレンドラボ) ... 44 既知の制限事項 ... 44

HotFix、Patch、および Service Pack ... 44

セキュリティデータベース ... 45

索引

索引 ... 47

(5)

5

はじめに

はじめに

Smart Protection Server インストールガイドへようこそ。このドキュメントに は、製品の設定に関する情報が記載されています。 この章の内容は次のとおりです。 • 6 ページの「トレンドマイクロについて」 • 6 ページの「製品ドキュメント」 • 6 ページの「対象読者」 • 7 ページの「ドキュメントの表記規則」

(6)

トレンドマイクロについて

トレンドマイクロは、ウイルス対策、スパム対策、コンテンツフィルタなど、 セキュリティ関連のソフトウェアとサービスを提供し、世界中のユーザのコ ンピュータを不正コードによる侵害から保護しています。

製品ドキュメント

Smart Protection Server には、次のドキュメントが付属しています。

ドキュメント 説明 インストールガ イド インストール、アップグレード、および配信の計画について説明して います。 管理者ガイド 製品のすべての設定について説明しています。 オンラインヘル プ 各フィールドの詳細な入力手順と、ユーザインタフェースを使用した すべての機能の設定方法について説明します。 Readme ファイ ル 他のドキュメントには記載されていない可能性のある最新の製品情 報が記載されています。機能の説明、インストールのヒント、既知の 制限事項、製品リリース履歴などのトピックがあります。 ドキュメントは、次のURL から入手できます。 http://www.trendmicro.co.jp/download/

対象読者

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はじめに

7

ドキュメントの表記規則

Smart Protection Server 管理者ガイドでは、次の表記規則を使用しています。

表 1. ドキュメントの表記規則 表記 説明 ナビゲーション > パス 特定の画面へのナビゲーションパス たとえば、[ファイル]→[保存] と記載されている場合、画 面の [ファイル] をクリックしてから [保存] をクリックす ることを意味します。 注意 設定上の注意 ヒント 推奨事項 警告! 重要な処理や設定オプション

(8)
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9

1 章

Smart Protection Server のインストー

ルとアップグレードの計画

この章では、Trend Micro™ Smart Protection Server™ (以下、Smart Protection Server) の新規インストールまたはアップグレードの計画について説明します。 この章の内容は次のとおりです。

• 10 ページの「システム要件」

• 10 ページの「配信を計画する」

(10)

システム要件

システム要件のリストについては、次のWeb サイトの「Smart Protection Server 3.1」セクションを参照してください。

http://www.go-tm.jp/sps/req

注意

Smart Protection Server には、パフォーマンスの強化および調整が行われた専用の 64 ビット Linux OS が付属しています。

配信を計画する

ここでは、ローカルSmart Protection Server のインストール時に設定する環境の 決定方法について説明します。

ベストプラクティス

• 手動検索と予約検索を同時に実行しないようにします。グループで検索 が重ならないように調整します。 • すべてのクライアントでScanNow が同時に実行されないように設定しま す ([アップデート後、Scan Now を実行する] オプションなど)。

• 複数のSmart Protection Server をインストールすることで、特定の Smart Protection Server への接続が不通になった場合にも保護を継続できます。

• ptngrowth.iniファイルに変更を加えることで、低速のネットワーク接 続 (約 512Kbps) 用に Smart Protection Server をカスタマイズします。

(11)

Smart Protection Server のインストールとアップグレードの計画 11 2. 次の推奨値を使用してptngrowth.iniファイルを変更します。 [COOLDOWN] ENABLE=1 MAX_UPDATE_CONNECTION=1 UPDATE_WAIT_SECOND=360 3. ptngrowth.iniファイルを保存します。 4. コマンドラインインタフェース (CLI) から次のコマンドを入力して、 lighttpd サービスを再起動します。

service lighttpd restart

配信のガイドライン

ローカルSmart Protection Server を設定する場合は、次の点を考慮します。

• Smart Protection Server は CPU バウンドアプリケーションです。つまり、 CPU リソースが増えると、処理される同時要求数も増加します。

• ネットワークインフラストラクチャや同時アップデート要求数または接 続数によっては、ネットワーク帯域幅がボトルネックになることがあり ます。

• Smart Protection Server とエンドポイントとの間の同時接続数が多い場合、 追加のメモリが必要になることがあります。

インストールを準備する

Smart Protection Server のインストールプロセスでは、既存のシステムがプログ ラムのインストール用にフォーマットされます。VMware または Hyper-V で インストールする場合、インストールの前に仮想マシンを作成する必要があ ります。ネットワークで使用するSmart Protection Server の数を決定したら、イ ンストールプロセスを開始できます。

(12)

ヒント

複数のSmart Protection Server をインストールすることで、特定の Smart Protection Server への接続が不通になった場合にも保護を継続できます。

インストールには、次の情報が必要です。

• プロキシサーバ情報

(13)

13

2 章

Smart Protection Server のインストー

ルとアップグレード

この章では、Trend Micro™ Smart Protection Server™ (以下、Smart Protection Server) のアップグレードとインストールについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

• 14 ページの「新規インストールを実行する」

(14)

新規インストールを実行する

インストールの要件を整えた後、インストールプログラムを実行してインス トールを開始します。

Smart Protection Server をインストールする

手順

1. VMware または Hyper-V サーバ上に仮想マシンを作成し、Smart Protection Server ISO イメージから起動するように仮想マシンを指定します。 インストールに必要な仮想マシンの種類の詳細については、「10 ページの システム要件」の表にある「仮想マシン」を参照してください。 注意 Hyper-V でインストールする場合、ネットワークデバイスの検出にレガシ ネットワークアダプタが必要です。 2. 仮想マシンを起動します。 インストールメニューが表示されて、次のオプションが示されます。

• Install Smart Protection Server:新しい仮想マシンに Smart Protection Server をインストールする場合は、このオプションを選択します。

• System Memory Test:メモリの問題が発生しないようにメモリ診断テ ストを実行する場合は、このオプションを選択します。

• Exit Installation:インストールプロセスを終了して他のメディアから 起動する場合は、このオプションを選択します。

(15)

Smart Protection Server のインストールとアップグレード

15 3. [Install Smart Protection Server] を選択します。

(16)

注意

この画面以降は、インストール画面の左下にあるボタンからReadme にアク セスできます。

4. Smart Protection Server のインストールに使用する言語を選択し、[次へ] を クリックします。

(17)

Smart Protection Server のインストールとアップグレード

17 5. [同意する] をクリックして続行します。

(18)

6. キーボードの言語を選択し、[次へ] をクリックして続行します。 ハードウェアコンポーネントの概要画面が表示されます。

(19)

Smart Protection Server のインストールとアップグレード 19 システム要件が満たされているかどうかを確認するために検索が実行さ れ、結果が表示されます。システム要件を満たさないコンポーネントが ハードウェアに含まれている場合、そのコンポーネントが強調表示され ます。ハードディスクドライブとネットワークデバイスがある限り、イ ンストールを続行できます。ハードディスクドライブまたはネットワー クデバイスがない場合は、インストールを続行できません。 7. [次へ] をクリックして続行します。 ネットワーク設定画面が表示されます。

(20)

注意 ブート時に有効にするデバイスをインストール後に変更するには、コマン ドラインインタフェース (CLI) にログオンしてください。 ネットワークデバイスが複数ある場合は、すべてのデバイスの設定を指 定します (ブート時に有効にすることができるデバイスは 1 つだけです)。 8. ブート時に有効にするネットワークデバイス、ホスト名、およびその他 の設定を指定します。

(21)

Smart Protection Server のインストールとアップグレード 21 タイムゾーン画面が表示されます。 11. タイムゾーンを指定します。 12. [次へ] をクリックして続行します。 認証画面が表示されます。

(22)

13. パスワードを指定します。

Smart Protection Server では、サーバを保護するために、rootとadminパ スワードという権限レベルの異なる2 種類の管理者タイプが使用されま す。

• root アカウント: OS シェルへのアクセスに使用するアカウントで、 サーバに対するすべての権限を持ちます。このアカウントには最も 多くの権限があります。

• admin アカウント: 初期設定の管理アカウントで、Smart Protection Server の Web および CLI 製品コンソールへのアクセスに使用しま

(23)

Smart Protection Server のインストールとアップグレード 23 注意 パスワードは6 ~ 32 文字で指定してください。安全なパスワードを設定 するためには、次の点を考慮してください。 • 文字と数字の両方を含めます。 • (あらゆる言語の) 辞書に含まれている単語の使用を避けます。 • 意図的に間違ったスペルを使用します。 • 単語を結合した語句を使用します。 • 大文字と小文字を組み合わせて使用します。 • 記号を使用します。 14. [次へ] をクリックして続行します。 インストールの概要画面が表示されます。 15. 概要情報を確認します。

(24)

注意 インストールを続行すると、必要なディスク領域のフォーマットとパー ティション分割が実行され、OS とアプリケーションがインストールされま す。消去できないデータがハードディスク上にある場合は、インストール をキャンセルし、そのデータをバックアップしてから続行してください。 この画面で、情報の設定に変更が必要な場合は、[戻る] をクリックしま す。 16. [次へ] をクリックして続行し、確認のメッセージが表示されたら [続行] を クリックします。 インストールの進行状況画面が表示されます。

(25)

Smart Protection Server のインストールとアップグレード 25 18. [再起動] をクリックして仮想マシンを再起動します。 初期画面としてコマンドラインインタフェース (CLI) のログオン画面が 表示され、クライアント接続アドレスとWeb コンソールの URL が示され ます。 注意

Smart Protection Server のインストール後、仮想マシンから CD ROM デバイ スを切断することをお勧めします。

19. admin を使用して製品の CLI または Web コンソールにログオンし、Smart Protection Server を管理します。Web コンソールにログオンし、プロキシ 設定の指定など、インストール後のタスクを実行します。その他の設定、 トラブルシューティング、または管理タスクを実行する必要がある場合 は、CLI シェルにログオンします。

(26)

注意

rootを使用して、完全な権限でOS シェルにログオンしてください。

20. インストール後のタスクを実行します。

29 ページのインストール後のタスクを参照してください。

アップグレードする

Smart Protection Server 2.6 または 3.0 から Smart Protection Server 3.1 にアップグ レードします。 表 2-1. バージョンアップグレードの詳細 バージョン 要件 Smart Protection Server 3.1 への アップグレード • インストールの前に、システム要件が満たされていることを確 認してください。10 ページの「システム要件」を参照してく ださい。

• Smart Protection Server 2.6 または 3.0

• Web コンソールにログオンする前に、ブラウザのインター ネット一時ファイルを削除してください。

アップグレードプロセス中、Web サービスが約 5 分間無効になります。この 間は、エンドポイントからSmart Protection Server にクエリを送信できません。 アップグレード時は別のSmart Protection Server にエンドポイントをリダイレ クトすることをお勧めします。ネットワークにインストールされている Smart Protection Server が 1 つしかない場合は、ピーク外の時間帯にアップグ レードすることをお勧めします。Smart Protection Server への接続が復元され ると、不審なファイルのログへの記録および検索がただちに実行されます。

(27)

Smart Protection Server のインストールとアップグレード

27

Smart Protection Server にアップグレードする

手順 1. Web コンソールにログオンします。 2. メインメニューの [アップデート] をクリックします。 ドロップダウンメニューが表示されます。 3. [プログラム] をクリックします。 プログラム画面が表示されます。 4. [コンポーネントのアップロード] で、[参照] をクリックします。 [アップロードするファイルの選択] 画面が表示されます。 5. [アップロードするファイルの選択] 画面でアップグレードファイルを選 択します。 6. [開く] をクリックします。 [アップロードするファイルの選択] 画面が閉じて、[プログラムパッケー ジのアップロード] ボックスにファイル名が表示されます。 7. [アップデート] をクリックします。 8. インストール後のタスクを実行します。 29 ページのインストール後のタスクを参照してください。

(28)
(29)

29

3 章

インストール後のタスク

この章では、Trend Micro™ Smart Protection Server™ (以下、Smart Protection Server) のインストール後のタスクについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

• 30 ページの「インストール後」

(30)

インストール後

次のインストール後のタスクを実行することをお勧めします。

• Hyper-V での Smart Protection Server のインストール後、Hyper-V Integration Components を有効にしてパフォーマンスを向上させます。Hyper-V Integration Components を有効にする前に、ネットワークアダプタが使用可 能であることを確認してください。admin アカウントを使用してコマン ドラインインタフェース (CLI) から次を入力して、Hyper-V Integration Components を有効にします。 enable enable hyperv-ic • 最小システム要件でインストールした場合は、admin アカウントを使用し てコマンドラインインタフェース (CLI) から次を入力して、ブロックされ たWeb アクセスログを無効にします。 enable disable adhoc-query • 初期設定を実行します。「31 ページの「初期設定」」を参照してくださ い。 • スマートスキャンソリューションをサポートする他のトレンドマイクロ 製品に、Smart Protection Server 設定を指定します。

注意

[Smart Protection Server のステータス] ウィジェットおよび Smart Protection Server の CLI コンソールに、Smart Protection Server のアドレスが表示されま す。

Smart Protection Server をインストールした場合、VMWare Tools をインス トールする必要はありません。サーバのカーネルモジュールには、Smart

(31)

インストール後のタスク 31

初期設定

インストール後、次のタスクを実行します。 手順 1. Web コンソールにログオンします。 新規インストール用の設定ウィザードが表示されます。 2. [ファイルレピュテーションサービスを有効にする] チェックボックスを オンにして、ファイルレピュテーションを使用します。 3. [次へ] をクリックします。 [Web レピュテーションサービス] 画面が表示されます。 4. [Web レピュテーションサービスを有効にする] チェックボックスをオン にして、Web レピュテーションを有効にします。

(32)

5. (オプション) フィルタの優先度を設定すると、URL クエリのフィルタ順 を指定できます。

6. [次へ] をクリックします。

(33)

インストール後のタスク 33 7. スマートフィードバックを有効にします。ユーザからの支援によって、 トレンドマイクロは新しい脅威に対してより迅速にソリューションを提 供できるようになります。 8. [次へ] をクリックします。 [プロキシ設定] 画面が表示されます。 9. ネットワークでプロキシサーバを使用する場合は、プロキシ設定を指定 します。

10. [完了] をクリックして、Smart Protection Server の初期設定を終了します。 Web コンソールの [概要] 画面が表示されます。

注意

Smart Protection Server は、初期設定の後、自動的にパターンファイルをアッ プデートします。

(34)
(35)

35

4 章

サポート情報

この章では、Trend Micro Smart Protection Server の使用に関するサポートの入手 方法について説明します。 この章の内容は次のとおりです。 • 36 ページのよくある質問 (FAQ) • 41 ページの製品サポート情報 • 41 ページのサポートサービスについて • 42 ページの製品 Q&A のご案内 • 42 ページのセキュリティ情報 • 44 ページの脅威解析・サポートセンター TrendLabs (トレンドラボ) • 44 ページの既知の制限事項

• 44 ページの HotFix、Patch、および Service Pack

(36)

よくある質問

(FAQ)

コマンドラインインタフェース

(CLI) にログオンするにはど

うすればよいですか。

CLI コマンドによって、管理者は、設定タスクを実行したり、デバッグやトラ ブルシューティング機能を実行したりできます。 管理者は、SSH 接続経由でadminアカウントを使用してCLI コンソールまた はSSH コンソールから CLI にログオンできます。

Hyper-V マシンで CLI を使用して Hyper-V Integration

Components を有効にすると、Smart Protection Server の

IP アドレスが表示されなくなるのはなぜですか。

Microsoft Hyper-V Integration Components は、Microsoft Hyper-V マシン上でのみ 有効にする必要があります。図に示すように、非Hyper-V マシン上で Hyper-V Integration Components を有効にすると、Smart Protection Server の IP アドレスは 表示されなくなります。非Hyper-V マシン上で Hyper-V Integration

(37)

サポート情報

37 Components を有効にした場合、ネットワーク経由で Smart Protection Server に 接続することはできません。 図 4-1. IP アドレスが表示されなくなる 注意 Microsoft Hyper-V マシン上で、ネットワークアダプタが接続されていない場合、 IP アドレスが表示されないことがあります。

ネットワーク設定をロールバックする

手順 1. adminを使用してコマンドラインインタフェース (CLI) にログオンしま す。 2. 次のコマンドを入力します。

(38)

enable

configure service interface eth0

Smart Protection Server に他の Linux ソフトウェアをイン

ストールできますか。

Smart Protection Server 仮想環境に他の Linux ソフトウェアをインストールする ことは推奨されません。他のLinux ソフトウェアをインストールするとサー バのパフォーマンスが低下する可能性があり、Smart Protection Server のセキュ リティ設定によっては、他のアプリケーションが正常に動作しなくなる場合 があります。

Smart Protection Server の IP アドレスを変更するにはどう

すればよいですか。

IPv4 アドレスを変更する

手順 1. adminを使用してコマンドラインインタフェース (CLI) にログオンしま す。 2. 次のコマンドを入力します。 enable

(39)

サポート情報 39

IPv6 アドレスを変更する

手順 1. adminを使用してコマンドラインインタフェース (CLI) にログオンしま す。 2. 次のコマンドを入力します。 enable

configure ipv6 static <new ipv6 add> <prefix> <v6gateway>

3. 次のコマンドを入力して、変更を確認します。

show ipv6 address

4. コンピュータを再起動します。

Smart Protection Server のホスト名を変更するにはどうすれ

ばよいですか。

手順 1. adminを使用してコマンドラインインタフェース (CLI) にログオンしま す。 2. 次のコマンドを入力します。 enable

configure hostname <hostname>

3. 次のコマンドを入力して、変更を確認します。

(40)

パターンファイルのアップデート中にアップグレードを実行

するにはどうすればよいですか。

アップグレードは、パターンファイルのアップデートが完了してから実行す ることをお勧めします。アップグレード中にアップデートが実行されないよ うにするには、予約アップデートを無効にします。 手順

1. adminを使用して、Smart Protection Server の Web コンソールにログオンし ます。 2. [アップデート]→[パターンファイル] の順にクリックします。 3. 予約アップデートを無効にします。 4. [保存] をクリックします。 注意 アップグレードの実行後、必ず予約アップデートを有効にしてください。

NTP サーバを設定するにはどうすればよいですか。

手順 1. adminを使用してコマンドラインインタフェース (CLI) にログオンしま す。

(41)

サポート情報

41

製品サポート情報

Trend Micro Smart Protection Server のユーザ登録により、さまざまなサポート サービスを受けることができます。 トレンドマイクロのWeb サイトでは、ネットワークを脅かすウイルスやセ キュリティに関する最新の情報を公開しています。ウイルスが検出された場 合や、最新のウイルス情報を知りたい場合などにご利用ください。

サポートサービスについて

サポートサービス内容の詳細については、製品パッケージに同梱されている 「製品サポートガイド」または「スタンダードサポートサービスメニュー」を ご覧ください。 サポートサービス内容は、予告なく変更される場合があります。また、製品 に関するお問い合わせについては、サポートセンターまでご相談ください。 トレンドマイクロのサポートセンターへの連絡には、電話、FAX、メールな どをご利用ください。サポートセンターの連絡先は、「製品サポートガイド」 または「スタンダードサポート サービスメニュー」に記載されています。 サポート契約の有効期限は、ユーザ登録完了から1 年間です (ライセンス形態 によって異なる場合があります)。契約を更新しないと、パターンファイルや 検索エンジンの更新などのサポートサービスが受けられなくなりますので、 サポートサービス継続を希望される場合は契約満了前に必ず更新してくださ い。更新手続きの詳細は、トレンドマイクロの営業部、または販売代理店ま でお問い合わせください。 注意! サポートセンターへの問い合わせ時に発生する通信料金は、お客さまの負担とさ せていただきます。

(42)

製品

Q&A のご案内

トレンドマイクロのWeb サイトでは、製品 Q&A の情報を提供しています。 これは、トレンドマイ クロの製品に関する技術的な質問と、それに対する回 答を集めたものです。製品Q&A には、次の URL からアクセスできます。 製品Q&A http://esupport.trendmicro.com/ja-jp/enterprise/default.aspx 製品Q&A では、お使いの製品名およびキーワードを指定して、知りたい情報 を検索できます。 たとえば製品のマニュアル、ヘルプ、Readme ファイルなど に記載されていない情報が必要な場合に、製品Q&A を利用してください。 トレンドマイクロでは製品Q&A の内容を常に更新し、新しい情報を追加して います。

セキュリティ情報

トレンドマイクロ「セキュリティ情報」 トレンドマイクロでは、最新のセキュリティ情報をインターネットで公開し ています。トレンドマイクロのセキュリティ情報Web サイトでは、ウイルス やインターネットセキュリティに関する最新の情報を入手できます。セキュ リティ情報Web サイトは、次の URL からアクセスできます。 http://www.trendmicro.co.jp/jp/security-intelligence/index.html 管理コンソールからセキュリティ情報Web サイトにアクセスすることもでき ます。セキュリティ情報Web サイトにアクセスするには、管理コンソールの 画面の右上にあるリストボックスから [セキュリティ情報] リンクを選択しま す。

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サポート情報 43 • ウイルスやネットワークセキュリティの予備知識 セキュリティ情報Web サイトに定期的にアクセスして、流行中のウイルス情 報などを入手することをお勧めします。メールによる定期的なウイルス情報 配信を希望する場合は、警告メール配信の登録フォームを利用してメールア ドレスを登録してください。 トレンドマイクロへのウイルス解析依頼 ウイルス感染の疑いのあるファイルがあるのに、最新の検索エンジンおよび パターンファイルを使用してもウイルスを検出/駆除できない場合などに、感 染の疑いのあるファイルをトレンドマイクロのサポートセンターへ送信して いただくことができます。 ファイルを送信いただく前に、トレンドマイクロの不正プログラム情報検索 サイト「セキュリティデータベース」にアクセスして、ウイルスを特定でき る情報がないかどうか確認してください。 http://about-threats.trendmicro.com/ThreatEncyclopedia.aspx?language=jp ファイルを送信いただく場合は、次のURL にアクセスして、サポートセンター の受付フォームからファイルを送信してください。 http://inet.trendmicro.co.jp/esolution/attach_agreement.asp 感染ファイルを送信する際には、感染症状について簡単に説明したメッセー ジを同時に送ってください。送信されたファイルがどのようなウイルスに感 染しているかを、トレンドマイクロの専門のスタッフが解析し、回答をお送 りします。 感染ファイルのウイルスを駆除するサービスではありません。ウイルスが検 出された場合は、ご購入いただいた製品にてウイルス駆除を実行してくださ い。

(44)

脅威解析・サポートセンター

TrendLabs (トレンド

ラボ

)

トレンドマイクロ「セキュリティ情報」 TrendLabs (トレンドラボ) は、フィリピン・米国に本部を置き、日本・台湾・ ドイツ・アイルランド・中国・フランス・イギリス・ブラジルの10 カ国 12 箇 所の各国拠点と連携してソリューションを提供しています。 世界中から選び抜かれた1,000 名以上のスタッフで 24 時間 365 日体制でイン ターネットの脅威動向を常時監視・分析しています。

既知の制限事項

既知の制限事項には、一時的な回避策が必要となる場合のある、製品の不測 の動作について記載されています。インストールやパフォーマンスに影響を 与える可能性のあるシステム要件や既知の制限事項について、Readme ファイ ルを確認することをお勧めします。Readme ファイルには、特定のリリースの 新機能の説明や、その他の有用な情報が含まれています。 最新の既知の制限事項および考えられる回避策については、トレンドマイク ロの製品Q&A を参照してください。 http://esupport.trendmicro.co.jp

HotFix、Patch、および Service Pack

トレンドマイクロは、正式な製品リリースの後で、未解決の問題への対応、 製品パフォーマンスの向上、および新しい機能の追加のためにHotFix、Patch、

(45)

サポート情報

45

• Security Patch:全ユーザが導入可能な単独または一連の HotFix

• Patch:全ユーザが導入可能な一連の Security Patch

• Service Pack:製品をアップグレードする重要な機能強化

これらのアイテムが準備されたときには、サポートセンターより連絡があり ます。新しいHotFix、Patch、および Service Pack のリリースについては、次の トレンドマイクロのWeb サイトを確認してください。 http://www.trendmicro.co.jp/download/ すべてのリリースには、インストール、配信、および設定についての情報を 含むReadme が添付されています。インストールを実行する前に、Readme ファイルをよくお読みください。

セキュリティデータベース

今日の不正プログラムは、複数のテクノロジを組み合わせてコンピュータの セキュリティプロトコルを迂回する、「複合型脅威」がほとんどです。トレン ドマイクロでは、この複合型の不正プログラムへの対策として、独自の予防 戦略を構築できる製品を提供しています。セキュリティデータベースでは、 既知の不正プログラム、スパムメール、不正URL、既知の脆弱性など、さま ざまな複合型脅威の名称と現象に関する幅広いリストを提供しています。 http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/にアクセスして、以下の情報を確認してくだ さい。 • 現在活動中または「感染報告がある」不正プログラムや不正モバイルコー ド • Web 攻撃についての詳細を紹介した、脅威についての関連情報ページ • 標的型攻撃およびセキュリティ上の脅威に関する注意勧告 • Web 攻撃およびオンラインのトレンド情報 • 不正プログラムの週次レポート

(46)
(47)

47

索引

アルファベット Trend Micro 概要, 6 た ドキュメントの表記規則, 7

(48)

表  1.  ドキュメントの表記規則 表記 説明 ナビゲーション &gt; パス 特定の画面へのナビゲーションパス たとえば、[ファイル]→[保存] と記載されている場合、画 面の [ファイル] をクリックしてから [保存] をクリックす ることを意味します。 注意 設定上の注意 ヒント 推奨事項 警告! 重要な処理や設定オプション

参照

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