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(1)

第1回新潟県FCV・水素ステーション

普及ビジョン策定委員会

今年度調査方針のご説明

平成29年6月21日

朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター

1

(2)

調査の目的

• 新潟県の

現状を調査し

、ビジョンを議論する基となる

現状分析

及び

試算

を行う。

• ビジョンは、新潟県、および市町村、民間事業者が連携して

素の初期需要を創出

し、普及を牽引することで、FCVの普及に

より

CO2の排出削減

エネルギー自給率の向上

及び

関連産業

の振興

等に取り組むために必要。

• 委員の皆様に専門的知見を基にしたご議論をお願いします。

2

「新潟県FCV・水素ステーション普及ビジョン」を具体化するための

たたき台

(3)

調査の背景:国の動き(1)

• 平成26年4月に第四次計画が閣議決定

• 基本的視点:安全性、安定供給、経済効率性の向上、環境適合(

3E+S

)

• 水素を二次エネルギーとして初めて位置付け、エネルギーの安定供給、地球温暖

化対策として活用していくことを明記

• “水素社会”実現

に向けた取組(技術開発、低コスト化、戦略的な制度・インフ

ラ整備の推進)の加速(2017年4月安倍首相指示へ)

• 天然ガスは水素源

としての利用により水素社会の基盤の一つとなり得ると記載

• 風力発電の導入加速方策として

水素による変動吸収

を記載

• 石油産業によるLNGや石炭、再生可能エネルギー等による発電事業、ガス事業、

水素事業等への参入強化

や、それによる収益力強化や

運輸部門における燃料

の多様化

に期待

• 新車販売に占める次世代自動車の割合の目標を2030年までに5から7割と明

3

「エネルギー基本計画」:二次エネルギーとして水素を活用する方針

を決定

(4)

調査の背景:国の動き(2)

• 平成28年3月に改訂版が公開

• エネファームの価格目標を明示:

– PEFC(固体高分子形燃料電池)型:2019年までに80万円

– SOFC(固体酸化物形燃料電池)型:2021年までに100万円

• FCV(燃料電池自動車、Fuel Cell Vehicle)の普及目標を明示:

– 2020年までに4万台

程度、

2025年までに20万台

程度、

2030年までに80万台

程度

• 水素ステーションの普及目標を明示:

– 2020年度までに160箇所

程度、

2025年度までに320箇所

程度

4

「水素・燃料電池戦略ロードマップ」:水素社会実現目標を具体化

出所:水素・燃料電池戦略ロードマップロードマップ

(5)

調査の背景:国の動き(3)

• 第1回再生可能エネルギー・水素等

関係閣僚会議(2017/4/11)

• 世界に先駆けた、水素社会の実現

政府「基本戦略」の年内策定

• 水素ステーションの整備を加速させる

仕組み作り、規制の総点検

• 水素サプライチェーンの構築と水素発

電の本格導入に向けた「共通シナリオ」

の策定

• 再生可能エネルギー「アクション・プラン」

の着実な実行

5

閣僚会議における首相指示:水素社会実現の取組の加速を指示

出所:首相官邸報道資料

(6)

調査の背景: FCVと水素ステーション普及の現状(1)

グローバルにはトヨタ自動車、本田技研工業、現代自動車に加え日産自動車、Daimler、

BMW、GM等がFCV発売を予定

トヨタ自動車は2017年に年産3,000台の供給体制の整備を発表

市販中のFCVの台数:1,800台程度(MIRAI1,600台、クラリティ200台程度)

FCバス、FCフォークリフトの導入も加速中

その他のFC移動体(FC船舶、FC列車、FCトラック等)も実証に向けて準備中

6

FCVメーカーの供給体制の強化:メーカー数は増加傾向

出所:トヨタ自動車、豊田自動織機、本田技研工業プレスリリース

(7)

北海道 : 1 箇所

調査の背景: FCVと水素ステーション普及の現状(2)

7

水素ステーション:四大都市圏以外の幹線沿等の地域にも設置開始

出所:経済産業省公開資料を元にテクノバ作成

FCCJ(燃料電池実用化推進協議会)発表の普及状況(2017年6月時点):

全98箇所

の水素ステーション

・運転中90箇所(うち移動式33箇所)

・計画中8箇所(うち移動式5箇所、北海道1箇所を含む)

出所:経済産業省公開資料を元にテクノバ作成

(8)

調査の背景: FCVと水素ステーション普及の現状(3)

国、企業ともに普及を加速する動き:

– 個社11社「

水素ステーションの本格整備

に向け

た新たな協業」

• 11社:トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、 JXTGエネルギー、出光興産、岩谷産業、東京ガス、東邦 ガス、日本エア・リキード、豊田通商、日本政策投資銀行

– NEDO「

四大都市圏から全国普及に向けた水素

ネットワーク

の技術課題に関する検討」:今年中

の報告書作成事業

四大都市圏以外でも既に11箇所の水素ステーション

が整備を決定(全体の11.2%)

11箇所:北海道札幌市豊平区(計画中)、イワタニ水素ス テーション宮城仙台、福島県郡山市(計画中)、福島県福島 市(計画中)、東広島水素ステーション、広島西風新都水素 ステーション、呉水素ステーション、イワタニ水素ステーション山口 周南、北田宮STN徳島移動式水素ステーション、万代町S TN徳島移動式水素ステーション、高松帝酸株式会社 移動 式水素ステーション

2020年までに水素ステーションがさらに増える見込

8

2020年に向けた普及の取組:160箇所整備への加速

出所:トヨタ自動車プレスリリース

水素社会実現に向けたインフラ整

備は、2020年に向けて四大都

市圏を越えた地域でも加速する

(9)

調査の背景: 水素ネットワークから見た新潟県

9

日本海側ネットワークの要は新潟県:北陸三県と首都圏、東北を接続

2020年に向けた整備の中では

特に日

本海側の整備

に期待。

新潟県の普及が進むと、FCVが移動

できる範囲が広がる。

(参考)FCVで移動できる区間の例 – 新潟市→仙台市(既存):247km新潟市→東京都練馬区(既存):308km新潟市→秋田市:276km新潟市→富山市:252km

新潟市⇔東北ルート上の福島県にて

水素ステーションの設置が計画されてお

り、アクセスは飛躍的に向上する予定。

北陸三県と首都圏を結ぶ中で自動車

保有台数割合が多い県であるため

FCVの普及が進む要素がある。

東北⇔北陸のエネルギー供給連携強

化によりエネルギーセキュリティ強化にも

期待。

160箇所の展開に伴い検討が 期待される地域 新潟県の水素ST整備がされた 場合に期待できるFCV移動 ルートの追加(点線は将来) 四大都市圏 国の考える水素ネットワーク 出所:経産省資料を元にテクノバ作成

(10)

調査の背景: エネルギー資源から見た新潟県(1)

10

新潟県は主なエネルギー供給地の一つ:LNG受入地

出所:経済産業省公開資料

(11)

調査の背景: エネルギー資源から見た新潟県(2)

11

新潟県は主なエネルギー供給地の一つ:原油・天然ガス産地

出所:出所:天然ガス鉱業会

2016年度の

国内天然ガス生産量の約70%

(20億m3以上)は新潟県産

ポテンシャル分析によっては国内水素供給に活用できる可能性

平成27年度国内原油生産量 平成27年度国内天然ガス生産量

(12)

調査内容:調査の方針(1)

現状把握、課題抽出 :文献、ヒアリング、アンケート調査

現状把握、課題抽出のための調査方法

(ア)人口・道路交通に関する基本情報 ・人口動態/人口密度、自動車の所有の現状調査(総 務省統計局データ,自動車登録台数統計を参考) ・道路交通の現状調査(道路交通センサス,パーソントリップ 調査を参考) ・FCVメーカー、水素インフラ関連企業・機関へのヒアリング ・アンケート調査を実施 ・例:県民調査にはネットアンケートを用い、回収数は300 を想定

ビジョン策定に向け把握すべき内容

(ウ)FCVの潜在需要 (イ)FCVと水素ステーションに関わる主要プレーヤーの方針・考え (エ)新潟県内における産業構造分析と他地域との経済的つながりの分析 ・人口動態/人口密度 ・自動車の所有の現状 ・道路交通の現状 ・全国の普及状況や将来見込についての現状を 把握 ・将来のFCV(FCバス)オーナー候補者へのアンケー ト調査(県内自治体、民間企業、バス事業者、タ クシー事業者および県民等) ※産業車両(例.FCフォークリフト)の検討も実施 ・水素エネルギー普及や水素・FC産業 育成が、どのように新潟県の産業に 貢献するかの把握 ・産業連関表などを活用し、県内の経済・産業構造の 分析を実施 ・水素エネルギーの導入やその産業化による産業・経済 への貢献を分析

(13)

調査内容:調査の方針(2)

13

現状把握、課題抽出:アンケート調査の例

• 将来のFCV(FCバス)オーナー候補者へのアンケート調査 - 県民、企業、自治体を対象 • FCVに対する期待を調査 • 水素ステーションの持つイメージを調査

傾向から特徴を分析、FCVおよび水素

ステーション普及に向けた

課題を整理

出所:熊本県燃料電池自動車普及促進計画

表.アンケート調査結果の例

例:自治体へのアンケートの場合 ・ 燃料電池自動車(FCV)についてこれまで聞いたことがありました か? ・ FCVの特徴及び現状についてご存知なことがあればお答えください。 ・ 購入を本格的に検討する上で、補助金以外にあればよいとおもわれ る支援策についてお聞かせ下さい。 ・ これらの支援策があった場合、首長用の公用車としてFCVの購入が 可能な価格帯はどれですか。 ・ 一般の公用車として、FCVを導入する際、何が問題となりますか? ・ FCVを所有する場合、公用車の車庫から水素ステーションまでの移 動時間は、どのくらいまで許容できますか。 ・ 水素ステーションが整備されないと不安なエリア・地域はどこですか。 ・ 水素ステーションの設置にどのような支援・取組を期待されますか?

(14)

調査内容:調査の方針(3)

14

FCV普及予測と効果の試算 :(1)を基にした予測・計画案の策定

(ア)FCVの普及予測

・テクノバのネットワークを用いてヒアリングを実施、 FCV普及計画を予測

(イ)FCVによるCO2削減効果の算出

・公的機関のデータを用いて算出

※将来のCO2フリー水素の導入時の効果を新潟の実情(輸送距離等)に併せて算出

(ウ)水素サプライチェーンの提案(下表)

普及初期

普及拡大期

水素需要

(技術開発の進捗により水素発電

等の新たな需要が生まれる可能性)

(技術開発の進捗状況により水素発電等の需

要が拡大する可能性)

水素源

・天然ガス(新潟産)

・ナフサ

・再生可能エネルギー

・未利用エネルギー

サプライチェーン

・県内製油所からの調達

・県外の既存サプライチェーン

・県外からのCO2フリー水素大規模調達

・県内での再生可能エネルギー由来水素調達

表.新潟県における水素サプライチェーンのイメージ

(15)

調査内容:調査の方針(4)

15

水素ステーションの整備に関する検討 :交通調査、経済性分析等

(ア)水素ステーション整備における基本的な考え方とロケーション選定:

・道路交通センサスと都市交通特性調査等を活用し主要道路や交通流の実態を把握

(イ)水素ステーションの経済性分析

・テクノバ開発の経済性シミュレーションを活用

※関係者ヒアリングを通じて、「ファーストムーバー・ディスアドバンテージ」解消の方策を含めて、将来

の支援の可能性を勘案

※「マザー&ドータ」方式を検討

(水素製造設備を持つオンサイトテーション(マザー)とオンサイトステーションから水素を受給する

オフサイトステーション(ドーター)を建設して水素需要エリアに最適な設備能力を配備する方式)

(ウ)法的制約や課題の抽出

図.水素ステーション設置の基本的な考え方 (出所:テクノバ) 図.水素ステーションの設置が困難な地域の 明確化の例(斜線部分,熊本県の場合)

(16)

調査内容:調査の方針(5)

16

効果的な普及促進策等の調査 :四大都市圏等の自治体調査

FCVや水素ステーションに関する展開を進めている都道

府県に関して一覧表を作成。その効果や基本的考え、

実施における課題などを整理する。

出所:兵庫県燃料電池自動車普及促進ビジョン概要一部抜粋

表.調査対象となる都道府県の例

北海道

宮城県

福島県

茨城県

千葉県

山梨県

岐阜県

静岡県

三重県

京都府

兵庫県

山口県

徳島県

香川県

佐賀県

大分県

(17)

調査内容:調査の方針(6)

17

産業振興に関する検討 :ヒアリングを基にポテンシャルを具体化

活用 システム 燃料電池 システム 燃料供給 FCV の水素 インフラ 既存燃料 (都市ガス、LPG) ④水素ステーション ⑤水素ステーション機器 ⑥水素ステーション機器の部品 ①既存燃料 の供給 ⑨燃料電池、部品 ⑩燃料電池の補機(BOP) ③水素の供給 アプリケーション ⑪アプリケーション 評価・測定・ 試験装置 ⑫評価・測定・試験装置(燃料電池関係) ⑬評価・測定・試験装置(高圧水素関係) 改質装置 水素貯蔵 システム ②改質装置、部品 ⑦車両用水素容器、付属品 ⑧車両用配管・バルブ、センサ類 ⑭その他

新潟の産業および技術を分析し、新規産業として有望な分野や製品を洗い出したうえで、

主要メーカーにヒアリングを行い、その産業のポテンシャル(市場規模等)を明らかにする。

参照

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