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目次 ごあいさつ 2 農林漁業信用基金の業務 3 農業信用保険業務 7 林業信用保証業務 9 漁業信用保険業務 11 農業保険関係業務 13 漁業災害補償関係業務 14 業務の実績 15 中期計画の概要 17 内部統制 18 組織の概要 19

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目 次

ごあいさつ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

農林漁業信用基金の業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

農業信用保険業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

林業信用保証業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9

漁業信用保険業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11

農業保険関係業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

漁業災害補償関係業務 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 14

業務の実績 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15

中期計画の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

内部統制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

組織の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

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- 2 -

独立行政法人農林漁業信用基金

理事長

独立行政法人農林漁業信用基金は、農業の担い手の育成・確保、林業・木材産業

の成長産業化、水産業の「浜」単位での所得向上及び沖合・遠洋漁業の国際競争力

の強化等農林水産政策の一環として、農林漁業を営む皆様の信用力を補完し、農林

漁業経営等に必要な資金の融通を円滑にすること等により、農林漁業の健全な発展

に資することを使命とする独立行政法人です。

農林漁業信用基金は、農業信用基金協会・漁業信用基金協会が行う農業・漁業の

経営等に必要な借入金の債務保証について保険を行うとともに、林業の経営等に必

要な借入金について直接債務保証を引き受ける業務を行っています。また、災害が

発生した際に、農業・漁業を営む皆様への共済金の支払が円滑に行われるよう、農

業共済団体・漁業共済団体への貸付けの業務を行っています。

農林漁業信用基金においては、平成 30 年4月から、5年間の中期目標期間が新

たに始まりました。融資機関等に対する保証・保険制度の普及推進・利用促進、適

切な保険料率・保証料率・貸付金利の設定、保険事故率・代位弁済率の低減、貸付

業務の適正な実施など、更なる業務の質の向上に取り組んでまいります。また、業

務運営の効率化や財務内容の改善に積極的に取り組むとともに、ガバナンスの高度

化や情報セキュリティ対策にも適切に対応してまいります。

農林漁業信用基金の使命の実現に向けて、国の政策の展開や経済情勢の変化を

踏まえつつ、国民の皆様の期待に沿った質の高いサービスが提供できるよう、役職

員一丸となって精励してまいる所存です。御理解と御支援を賜りますよう、よろし

くお願い申し上げます。

ごあいさつ

(4)

- 3 -

農業信用保険

業務

林業信用保証

業務

漁業信用保険

業務

農業者等の 皆様の資金調達を 円滑にします。 林業者等・木材産業者の 皆様の資金調達を 円滑にします。 中小漁業者等の 皆様の資金調達を 円滑にします。

農 林 漁 業 を 営 む 皆 様 の

信 用 補 完 を 行 う 全 国 機 関 で す

独立行政法人農林漁業信用基金(以下「信用基金」という。)は、

自然条件に左右される等の特徴を持つ農林漁業を営む皆様の信用

力を補完し、経営に必要な資金の融通や共済金の支払が円滑に行

われるよう、保証・保険や共済団体への貸付け等の業務を実施し

ています。

また、業務を行うための財務基 盤は、政府のほか、全国の農業

信用基金協会・漁業信用基金協会、農業・漁業の共済団体、都道

府県、農林中央金庫、林業者等による出資から成り立っています。

信用基金は、農林漁業者が融資機関から経営に必要な資金を借り入

れる際の債務保証に係る業務を行っています。

農業者・漁業者に対して全国の信用基金協会が債務保証を行った

場合、そのリスクの一部を信用基金の保険でカバーしています。

林業者については、信用基金が直接債務保証を引き受けています。

(5)

- 4 -

信用基金は、林業者が経営改善計画等の達成に必要な木材産業等高度

化推進資金を借り入れる際の借入利率の軽減を図るために、都道府県へ

の原資の貸付けを行っており、同資金の低利化をサポートしています。

また、日本政策金融公庫等が森林施業規模拡大のために林業者に貸し

付ける森林整備活性化資金の原資を信用基金から寄託することで、同資

金の無利子化が図られています。

木材産業等高度化推進資金に係る原資貸付、森林整備活性化資金に係る原資寄託

共済団体への共済金等支払等財源貸付

農業 者 が不 慮 の 災 害 な ど に より 被 害を 受 けた 際 にそ の 損 失 を 補て ん

す る 農 業 共 済 事 業 及び 農 業 者 の 収 入 が 減少 し た 際 に そ の 収 入減 少 を 補

て ん す る 農 業 経 営 収 入 保 険 事 業 を 行 う 農業 保 険 制 度 並 び に 漁業 者 が 不

慮 の 災 害 な ど に よ り 被 害 を 受 け た 際 に その 損 失 を 補 て ん す る漁 業 災 害

補償制度に基づき、共済団体が円滑な共済金等の支払等を行うための財

源貸付に係る業務を行っています(農業経営収入保険事業の実施は、平

成 31 年1月からとなります。)。これらの制度の円滑な実施を担保する

ためのセーフティーネットとして、重要な機能を果たしています。

基金協会への代位弁済財源貸付

信用基金は、農業信用基金協会・漁業信用基金協会の代位弁済に必要

な財源を貸し付けています。これにより基金協会の保証基盤が安定し、

農業者・漁業者の債務保証の増大につながっています。

農業保険

関係業務

漁業災害補償

関係業務

被災又は収入が減少した 農業者の皆様に対する 共済金等の早期かつ円滑な 支払等を実現します。 被災した中小漁業者の 皆様に対する共済金の 早期かつ円滑な支払を 実現します。

(6)

- 5 -

◆農業近代化資金の保証利用率(残高ベース)の推移◆ (注 1) 保証利用率とは、保証残高を融資残高で除したものです。(以下同じ。) (注 2) 融資残高は、(株)農林中金総合研究所「農林漁業金融統計」によります(各年 12 月末現在)。 ◆事業実績の推移◆ ◆木材産業等高度化推進資金の保証利用率(残高ベース)の推移◆ 39,164 38,544 38,681 37,870 36,613 35,370 34,374 33,018 31,719 30,320 29,683 887 881 877 865 863 836 687 666 673 670 654 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 平成 保証・保険 価額残高 貸付金残高 (年度) (保証・保険価額残高:億円) (貸付金残高:億円) 2,145 1,967 1,894 1,769 1,659 1,580 1,512 1,662 1,559 1,493 1,480 1,407 1,394 1,427 77.5 79.3 78.8 83.7 84.8 88.2 94.3 0 20 40 60 80 100 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 22 23 24 25 26 27 28 平成 融資残高 保証残高 保証利用率 (億円) (%) (年度) 243 240 218 195 187 154 151 189 172 161 148 136 128 117 77.8 71.7 73.9 75.9 73.0 83.1 77.3 0 20 40 60 80 100 0 200 400 600 800 1,000 22 23 24 25 26 27 28 平成 融資残高 保証残高 保証利用率 (億円) (%) (年度)

農林漁業を営む皆様への融資を促進し、

経営改善に役立っています

制 度 資 金 ( 農 業 近 代 化 資 金 、 木 材 産 業 等 高 度 化 推 進 資 金 及 び

漁 業 近 代 化 資 金 ) の 約 8 割 が 保 証 制 度 を 利 用

(注) 融資残高は、林野庁調べによります。

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- 6 -

◆農業共済団体の支払共済金と短期貸付金の状況◆ ◆漁業共済団体の支払共済金と短期貸付金の状況◆ (注) 平成 23 年度は、主として東日本大震災の被害 により過去最高の支払共済金が発生しました。 (注) 平成 15 年度は、大冷害等で多額の支払共済金が 発生しました。 (注) 融資残高は、水産庁調べによります(各年 12 月末現在)。保証残高は、(一社)漁業信用基金中央会「保証状況等」 によります。 ◆漁業近代化資金の保証利用率(残高ベース)の推移◆ ◆農業共済団体の支払共済金の推移◆ ◆漁業共済団体の支払共済金の推移◆ 884 885 938 1,004 1,052 1,220 1,408 759 745 830 898 908 944 1,008 85.9 84.1 88.5 89.4 86.3 77.4 71.6 0 20 40 60 80 100 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 22 23 24 25 26 27 28 平成 融資残高 保証残高 保証利用率 (億円) (%) (年度) 貸付額 28% 532億円 支払共済金 1,871億円 平成15年度 貸付額 58% 172億円 支払共済金 299億円 平成23年度 1,156 1,026 834 924 741 771 1,034 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 22 23 24 25 26 27 28 平成 (億円) (年度) 299 143 127 134 130 111 174 0 50 100 150 200 250 300 23 24 25 26 27 28 29 平成 (億円) (年度)

災 害 発 生 等 に よ り 、 緊 急 多 額 の 共 済 金 の 支 払 が 発 生 し た 際 に 、

共 済 団 体 に 対 し て 迅 速 か つ 低 利 に 貸 付 け

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- 7 -

農業者等(※1)の皆様が融資機関から経営に必要な資金をお借入れの際に、農業信用基金協会(※ 2)が、借入債務を保証することにより信用力を補完し、お借入れを容易にしています。 信用基金は、この農業信用基金協会が行う債務保証について保険を行い、信用保証のリスクを引 き受け、農業信用基金協会の保証能力の増強と保証活動の推進を図ることにより、農業者等の皆様 の資金調達を円滑にしています。 債務保証を受けている方が借入金を返済できなくなった場合には、農業信用基金協会が代わりに 融資機関に弁済し(代位弁済)、信用基金は、その農業信用基金協会に対して、代位弁済額の7割 を保険金として支払います。 この保証保険業務とともに、融資機関が行う融資について直接保険引受けを行う融資保険業務も 行っています。 また、これらの保険業務のほか、農業信用基金協会に対して、代位弁済の円滑な履行等に必要な 資金の貸付業務も行っています。 (※1)農業者等とは、農業信用保証保険法に定める次の方々です。 ① 農業を営む方及び農業に従事する方(個人、法人、任意団体のいずれも該当します) ② 農協、農業協同組合連合会 ③ 農事組合法人 ④ ①、②の方が組織する法人等 (※2)農業信用基金協会とは、農業信用保証保険法に基づき、農業者等の皆様に対する債務保証 を行っている法人です。各都道府県に設置されています(47協会)。 最寄りの農業信用基金協会は、こちらからご覧になれます。 http://www.jaffic.go.jp/whats_kikin/guide/nou/kyoukai_list.html

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- 8 -

農業者等の 皆様 融資機関 出資 出 資 出 資 融資保険 出資 出資・交付金 債務保証 貸付 出資 地方公共団体 農林中金 独立行政法人 農林漁業信用基金 都道府県 市町村 銀行 信用金庫 信用組合 農業信用基金協会 保 証 申 込 保 証 保 険 農協 信農連 政 府 事業交付金 商工中金 信用金庫連合会 信用組合連合会 資 金 の 貸 付 借受者

◆農業信用保証保険制度の仕組み◆

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- 9 -

林業者等・木材産業者の 皆様 政 府 融資機関 出資 貸付 都道府県 信用金庫 農林中金 独立行政法人 農林漁業信用基金 銀行 借受者 出資 債務保証 出 資 保 証 申 込 事業交付金 信用組合 農協 商工中金 森林組合連合会 信農連 森林組合 協同組合連合会 事業協同組合 信用基金は、林業者等(※1)・木材産業者(※ 2)の皆様が融資機関から経営に必要な資金を お借入れの際に、その借入債務を保証すること によって信用力を補完し、資金調達を円滑にし ています。 債務保証を受けている方がその借入金を返 済できなくなった場合には、信用基金が代わり に弁済します(代位弁済)。 代位弁済を受けられた方には、実情に応じな がら、信用基金に代位弁済額をご返済していた だきます。

◆林業信用保証制度の仕組み◆

次の事業を営むための運転資金及び設備資金が保証対象となっています。 ①造林・育林 ②素材生産 ③木材・木製品製造 ④薪炭生産 ⑤林業種苗生産 ⑥きのこ生産 ⑦木材卸売業(⑦については、都道府県からの合理化計画の認定が必要です。) (※1)林業者等とは、独立行政法人農林漁業信用基金法に定める次の方々です。 ① 林業(木材・木製品製造業を含みます)を営む方(会社にあっては、資本金の額又は出資の総額が 1,000 万円以下のもの及び常時使用する従業者の数が 300 人以下のもの、個人にあっては、常時使用する従業者の 数が 300 人以下のものに限ります。) ② 森林組合、生産森林組合、森林組合連合会並びに林業を営む方が直接又は間接の構成員となっている中小 企業等協同組合、農業協同組合、農業協同組合連合会 (※2)木材産業者とは、林業・木材産業改善資金助成法又は林業経営基盤の強化等の促進のための資金の融通等に関 する暫定措置法に定める次の方々です。 ① 森林組合又は森林組合連合会で、木材卸売業を営む方又は市場開設者(以下「木材卸売業者等」といいま す。) ② 木材卸売業者等(資本金の額若しくは出資の総額が 1,000 万円以下の会社又は常時使用する従業者の数が 100 人以下の会社若しくは個人に限ります。) ③ ①、②の方が直接又は間接の構成員となっている中小企業等協同組合

(11)

- 10 -

林業者等・木材産業者の 皆様 政 府 金融機関 原 資 の 貸 付 ( 1× ) 出資 預託 (2×) 木材産業等高度化推進資金の貸付 (預託額の2倍(4×)、3倍(6×)又は4倍(8×)) 独立行政法人 農林漁業信用基金 林業経営改善計画 又は 合理化計画の認定 都道府県 林業者の皆様 政 府 日本政策 金融公庫等 寄託 森林整備活性化 資金の貸付 出資 都道府県 独立行政法人 農林漁業信用基金 林業経営改善計画・ 森林整備合理化計画 の認定 金融機関 利子補給 推薦 推 薦 の 申 込 推 薦 の 通 知 借 入 木材産業等高度化推進資金は、 都道府県知事の認定を受けた林 業者等・木材産業者の皆様が、効 率的かつ安定的な林業・木材産業 経営に向けて、経営の改善を図る ために利用できる低利な資金で す。この資金は、銀行・信用金庫 等の民間金融機関から借り入れ ることができます。 信用基金は、都道府県と協調 し、必要な貸付原資を民間金融機 関に供給することにより、木材産 業等高度化推進資金の低利な貸 付けに貢献しています。 森林整備活性化資金は、都道府 県知事の認定を受けた林業者の 皆様が、森林施業規模の拡大を積 極的に行うために利用できる無 利子の日本政策金融公庫資金で す。 信用基金は、この資金の貸付け に必要な原資を日本政策金融公 庫等に寄託しています。

◆木材産業等高度化推進資金制度の仕組み◆

◆森林整備活性化資金制度の仕組み◆

木材産業等高度化推進資金に係る原資貸付

森林整備活性化資金に係る原資寄託

(12)

- 11 -

中小漁業者等(※1)の皆様が融資機関から経営に必要な資金をお借入れの際に、漁業信用基金協会 (※2)が、借入債務を保証することによって信用力を補完し、お借入れを容易にしています。 信用基金は、この漁業信用基金協会が行う債務保証について保険を行い、信用保証のリスクを引き 受け、漁業信用基金協会の保証能力の増強と保証活動の推進を図ることにより、中小漁業者等の皆様 の資金調達を円滑にしています。 債務保証を受けている方が借入金を返済できなくなった場合には、漁業信用基金協会が代わりに融 資機関に弁済し(代位弁済)、信用基金は、その漁業信用基金協会に対して、代位弁済額の7割又は 8割を保険金として支払います。 この保証保険業務とともに、農林中央金庫が行う融資について直接保険引受けを行う融資保険業務 も行っています。 また、これらの保険業務のほか、漁業信用基金協会に対して、代位弁済の円滑な履行等に必要な資 金の貸付業務も行っています。 (※1)中小漁業者等とは、中小漁業融資保証法に定める次の方々です。 ① 漁業を営む個人及び漁業に従事する個人、水産加工業を営む個人 ② 漁業を営む法人(④を除く。)で、従業者の数が 300 人以下であり、かつ、その使用する 漁船の合計総トン数が 3,000 トン以下であるもの ③ 水産加工業を営む法人(④を除く。)で、従業員の数が 300 人以下又は資本金の額若しく は出資の総額が1億円以下であるもの ④ 水産業協同組合(信用漁業協同組合連合会並びに信用水産加工業協同組合連合会を除く) ⑤ 水産振興公益法人、水産協同会社その他①、②の方が組織する任意団体 (※2)漁業信用基金協会とは、中小漁業融資保証法に基づき、中小漁業者等の皆様に対する債務保証 を行っている法人です。都道府県別に設置されていた19協会が平成29年4月3日に合併 し、全国漁業信用基金協会が設立されました。これと、22の都道府県別の協会、全国遠洋沖 合漁業信用基金協会を合わせて、計24協会となりました。 最寄りの漁業信用基金協会は、こちらからご覧になれます。 http://www.jaffic.go.jp/whats_kikin/guide/gyo/kyoukai_list.html

(13)

- 12 -

中小漁業者等の 皆様 融資機関 出資 出 資 出 資 融資保険 出資 出資 債務保証 貸付 出資 地方公共団体 農林中金 独立行政法人 農林漁業信用基金 都道府県 市町村 銀行 信用金庫 信用組合 漁業信用基金協会 保 証 申 込 保 証 保 険 漁協 信漁連 政 府 事業交付金 水加協 信用水産加工連 資 金 の 貸 付 借受者

◆漁業信用保証保険制度の仕組み◆

(14)

- 13 -

農業者の皆様 農業共済組合 ・市 町 村 農業共済組合 連合会(17連合会※) 政 府 独立行政法人 農林漁業信用基金 再 保 険 金 再 保 険 料 出資 貸付 出 資 保 険 料 保 険 金 共 済 掛 金 共 済 金 貸付 農業者の皆様 全国農業共済組合 連合会(※) 政 府 独立行政法人 農林漁業信用基金 再 保 険 金 再 保 険 料 出資 貸付 出 資 保 険 料 保 険 金 つ な ぎ 融 資

◆農業共済事業の仕組み◆

農業共済事業は、農業者の皆様が、台風 や冷害などの不慮の災害による農作物等へ の損害や、疫病や事故による家畜の死亡な どによって損失を被った場合に、共済金を 支払うことにより、その損失を補てんし、 農業経営の安定に貢献しています。 信用基金は、被災された方への共済金の 支払や農業共済組合等への保険金の支払に 際し、財源が不足した場合に、必要な資金 の貸付けを行うことによって、共済金の早 期かつ円滑な支払を実現しています。 ※ 30 都府県については、県下1組合の特定組合を設 立し、2段階で運営されています(平成 30 年4月 1日現在)。 台風によるハウスの倒壊

◆農業経営収入保険事業の仕組み◆

(平成 31 年1月から実施)

※ 窓口業務は、農業共済組合・市町村等が実施していま す。 農業経営収入保険事業(平成 31 年1月か ら実施)は、農業者の皆様の収入が減少し た場合に、保険金を支払うこと等により、 その収入減少を補てんし、農業経営の安定 に貢献します。 信用基金は、全国農業共済組合連合会に よる保険金の支払等に際し、財源が不足し た場合に、必要な資金の貸付けを行うこと によって、保険金等の早期かつ円滑な支払 等を実現します。

(15)

- 14 -

中小漁業者の 皆様 漁業共済組合 (沿海39都道府県) 全国漁業共済組合 連合会 政 府 独立行政法人 農林漁業信用基金 保 険 金 保 険 料 出資 貸付 出 資 再 共 済 掛 金 再 共 済 金 共 済 掛 金 共 済 金 貸付 都道府県 出 資 出資 漁業災害補償制度は、中小漁業者(※) の皆様が、台風や赤潮などの不慮の災害 によって漁獲金額・生産金額の減少及び 養殖生物、漁業施設の損失を被った場合 に、共済金を支払うことにより、その損 失を補てんし、漁業再生産の阻害の防止 と漁業経営の安定に貢献しています。 信用基金は、被災された方への共済金 の支払や漁業共済組合への再共済金の 支払に際し、財源が不足した場合に、必 要な資金の貸付けを行うことによって、 共済金の早期かつ円滑な支払を実現し ています。

◆漁業災害補償制度の仕組み◆

台風によるカキ養殖筏の被害 (※)中小漁業者とは、漁業災害補償法に定める次の方々です。 ① 漁業を営む個人 ② 漁業を営む漁業協同組合 ③ 漁業生産組合 ④ 漁業を営む法人(②、③を除く。)で、従業者の数が 300 人以下であり、かつ、その使用する漁船の合 計総トン数が 3,000 トン以下であるもの

(16)

- 15 -

33,777 32,549 31,617 30,380 29,180 27,895 27,349 3,320 3,687 3,761 3,428 3,328 3,368 3,706 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 23 24 25 26 27 28 29 (億円) (年度) 平成 保険価額残高 保険引受額 497 495 369 369 369 370 368 256 252 128 248 125 250 185 0 100 200 300 400 500 600 700 23 24 25 26 27 28 29 (億円) (年度) 平成 貸付金残高 貸付額 628 560 494 436 401 368 351 425 321 341 294 298 279 273 0 100 200 300 400 500 600 700 23 24 25 26 27 28 29 (億円) (年度) 平成 保証残高 保証引受額 木材産業等高度化推進資金に係る原資貸付 2 林業信用保証業務 林業信用保証 農業信用保険業務 1 農業信用保険 森林整備活性化資金に係る原資寄託 基金協会への貸付

(17)

- 16 -

2,208 2,2612,263 2,202 2,137 2,058 1,983 945 894 849 806 781 725 677 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 23 24 25 26 27 28 29 (億円) (年度) 平成 保険価額残高 保険引受額 285 278 280 275 284 282 275 211 192 190 165 132 168 123 0 50 100 150 200 250 300 350 400 23 24 25 26 27 28 29 (億円) (年度) 平成 貸付金残高 貸付額 53 23 18 7 25 5 3 0 30 60 90 120 23 24 25 26 27 28 29 (億円) (年度) 平成 貸付額 漁業信用保険 基金協会への貸付 漁業信用保険業務 3 農業保険関係業務 4 5 漁業災害補償関係業務 172 47 35 1 0 0 0 0 50 100 150 200 23 24 25 26 27 28 29 (億円) (年度) 平成 貸付額

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- 17 -

平成 30 年4月1日から、新たな中期目標期間が始まりました(平成 35 年3月 31 日までの5年間)。主務大臣から指示された中期目標を達成するための計画(中期計 画)に基づき、適切に業務運営を行っていきます。

中期計画の概要

国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上

融 資機関 等に 対する 普及 推進・ 利用 促進の 取組 融資機関等関係機関への訪問等により積極的な情報交換を行い、保証・保険制度の普及推進及び利 用促進の取組を実施します。 適 切な保 険料 率・保 証料 率・貸 付金 利の設 定 農林漁業の特性を踏まえつつ、適切な保険料率・保証料率・貸付金利を設定します。 保 険事故 率・ 代位弁 済率 の低減 に向 けた取 組 基金協会や融資機関との連携強化等を通じて、保険事故率・代位弁済率を抑制します。 求 償権の 管理 ・回収 の取 組 回収向上に向けた取組を着実に行います。 利 用者ニ ーズ の反映 等 利用者の意見募集や関係機関との意見交換を通じて、利用者のニーズを把握し、業務運営に反映さ せます。 事 務処理 の適 正化及 び迅 速化 標準処理期間を設ける等、適正かつ迅速に事務処理を行います。

業務運営の効率化

事 業の効 率化 事業費(保険金、代位弁済費等)について、平成 29 年度比で 5%以上削減します。 経 費支出 の抑 制 一般管理費(人件費等を除く)について、平成 29 年度比で 20%以上抑制します。 そ の他 調達方式の適正化、電子化の推進を図ります。

財務内容の改善

財 務運営 の適 正化 長期的に収支均衡とすることを旨として、勘定ごとに中期目標期間の業務収支の黒字を目指します。

その他業務運営に関する事項

職 員の人 事に 関する 計画 人員及び人件費の効率化を図るとともに、人事評価、人材の確保・養成を適切に実施します。 ガ バナン スの 高度化 運営委員会を開催して、委員から示された意見等を業務運営に的確に反映させます。また、役員会 や内部統制委員会を開催するなど、内部統制機能を強化します(次ページ参照)。 情 報セキ ュリ ティ対 策 個人情報の保護を含む適切な情報セキュリティ対策を推進します。

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内部統制

1.役員会 理事長の業務運営に関する意思決定を補佐するため、定期的に役員会を開催しています。 2.内部統制委員会 理事長をトップとする内部統制委員会を開催して、コンプライアンス委員会等の各種委員会におけ る取組状況のほか、業務運営全体をモニタリングするなど、内部統制を推進しています。 3.コンプライアンスの推進、反社会的勢力の排除 コンプライアンス基本方針を定めるとともに、毎年度、コンプライアンス委員会においてプログラ ムを策定し、全役職員を対象とした研修を実施しています。また、反社会的勢力との一切の関係を排 除するため、反社会的勢力に対する基本方針を定め、対応マニュアルを整備するとともに、関係機関 と連携して適切に対応しています。 4.リスク管理 業務に内在する保険引受リスクや保証リスク等のリスクについて、潜在的に重要なリスクを含めて 総体的に捉え、業務ごとに信用基金の自己資本等と比較・対照し、統合的にリスク管理を行うととも に、専門的な知見を有する外部有識者を委員に含むリスク管理委員会を開催しています。 5.監査 各部署から独立した内部監査担当部署(監理室)による内部監査を通じて、また、信用基金から独 立した監事及び会計監査人による監査を通じて、法令等に則った適切かつ健全な業務運営が確保され るようにしています。

信用基金は、法令等を遵守し、業務の適正かつ効率的な運営を遂行する観点から、以

下のとおり内部統制体制を整備するとともに、継続的にその見直しを図ります。

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監 理 室 調査企画課 農 業 管 理 室 業務推進課 林 業 管 理 室 林 業 管 理 ・ 査 定 室 業務推進課 漁 業 管 理 ・ 融 資 室 農 業 第 一 部 審査役 保険・融資課 農 業 第 二 部 審査役 審査管理課 共 済 部 農業共済課 漁業共済課 林 業 部 保証課 管理課 総 括 調 整 役 ・ 参 事 企画推進課 システム管理課 企 画 調 整 室 総 務 部 総務課 経理総括課 人事課 経理業務課 漁 業 部 保険課 審査課 監 事 理 事 副 理 事 長 理 事 長 農 業 信 用 保 険 業 務 林 業 信 用 保 証 業 務 漁 業 信 用 保 険 業 務 運 営 委 員 会 ( ※ ) 漁 業 災 害 補 償 関 係 業 務 農 業 保 険 関 係 業 務 業 務 ご と に 設 置 ※ 運営委員会は、独立行政法人農林漁業信用基金法に基づき設置されたものであり、政府以外の出資 者及び学識経験を有する者の中から主務大臣が任命した運営委員をもって構成され、業務方法書、中 期計画、年度計画、その他信用基金の業務運営に関する重要事項について審議等を行います。 ■組織図

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■設 立 平成 15 年 10 月 1 日 ■根拠法 独立行政法人農林漁業信用基金法(平成 14 年法律第 128 号) 独立行政法人通則法(平成 11 年法律第 103 号) ■資本金 1,840 億円(政府 1,489 億円、地方公共団体 52 億円、民間 299 億円) (平成 30 年 3 月 31 日現在) ■役職員 役員 9 名、職員 113 名(平成 30 年 4 月 1 日現在) ■ お問い合わせ先 農業信用保険業務 農業管理室 電話:03-3294-4483 林業信用保証業務 林業管理室 電話:03-3294-5581 漁業信用保険業務 漁業管理・融資室 電話:03-3294-5471 農業保険関係業務 農業共済課 電話:03-3294-5665 漁業災害補償関係業務 漁業共済課 電話:03-3294-5474 本パンフレットに 企画調整室 電話:03-3294-4470 関するご意見等 その他ご意見等 総務部総務課 電話:03-3294-4481 解散・業務承継 (昭和57年10月1日) 解散・業務承継 (平成12年4月1日) 農林漁業信用基金 (認可法人) (昭和62年10月1日設立) 独立行政法人農林漁業信用基金 (平成15年10月1日設立) 承 継 農業信用保険協会 (認可法人) (昭和41年8月1日設立) 中央漁業信用基金 (認可法人) (昭和49年10月1日設立) 林業信用基金 (特殊法人) (昭和38年10月1日設立) 廃止・業務承継 (昭和52年1月1日) 中小漁業融資 保証保険特別会計 (昭和27年12月27日設置) 漁業共済基金 (特殊法人) (昭和39年12月22日設立) 農業共済基金 (認可法人) (昭和27年9月3日設立) ■沿 革

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〒101-8506 東京都千代田区内神田 1-1-12 コープビル 5階(総務、農業信用保険業務、農業保険関係業務) 11 階(林業信用保証業務、漁業信用保険業務、漁業災害補償関係業務) 電 話 : 03-3294-4481(代表) F A X : 03-3294-3140 U R L : http://www.jaffic.go.jp

平成30(2018)年6月

参照

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(国民保護法第102条第1項に規定する生活関連等施設をいう。以下同じ。)の安