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全文

(1)

科学技術振興機構(JST) 大学発ベンチャー創出推進事業平成16年度採択課題

「消臭による快適介護環境の創出に関する研究」

(1610)

研究代表者:立命館大学理工学部応用化学科 玉 置 純 起 業 家:キャリアネットワーク京都 近 藤 充 正 共同研究者:立命館大学理工学部環境システム工学科 樋 口 能 士 研究開発期間:平成16年8月~平成19年3月 アウトライン 1)研究概要 2)研究開発成果(センサ、消臭剤、トイレ) 3)起業内容(目標・理念、活動)

(2)

研究概要

寝たきり老人や身体障害者などの重度要介護者が生活する空間では、排泄に 起因する不快臭(メチルメルカプタンなど)が発生することから、介護者はもちろん 当人にとっても非常にストレスのかかる環境となっている。そのため、介護者の健 康を害したり、要介護者が隔離されるなど、深刻な問題につながっていくことが懸 念される。 介護者による消臭にはおのずと限界があるため、高感度悪臭ガスセンサを用い て、におい(悪臭)を客観的に評価すれば、効率よく消臭することができ、におい のない快適介護環境を創出できるものと考えます。 本研究では、アンチモン酸亜鉛を用いたガスセンサが硫黄系悪臭ガス(硫化水 素、メチルメルカプタン)に対して優れた検知特性を示すことを見出し、実用型高 性能悪臭ガスセンサを開発した。今回は、このセンサを用いた第一段階商品とし て、「自動消臭ポータブルトイレ」を開発しました。 介護現場 の悪臭 ・被介護者の社会的孤立と健康破壊 ・介護者のストレス蓄積 安全・経済的で健康に良い快適な 介護・生活環境”LOHASの実現”

(3)

開発した技術

実用型高性能悪臭ガスセンサ(

ZnSb

2

O

6

系ガスセンサ)

・ヒトの鼻と同レベルでメチルメルカプタンなどの硫黄系悪臭 ガスを感じることができる(検出下限:10 ppb)。 ・室内共存ガス(エタノールなど)には応答せず、硫黄系悪臭 ガスにのみ選択性が高い。

植物精油消臭剤(ユーカリ油+リトセア油)

悪臭を覆い隠す抑臭効果が高い。

開発・開発中の製品

・自動消臭ポータブルトイレ

・バイオフィルター(予定)

・自動消臭介護ベッド(予定)

(4)

研究開発成果

アンチモン酸亜鉛厚膜センサ (n型半導体、帯電防止剤に利用) H2S、CH3SHに対して高感度・選 択的に応答。 100 101 102 103 10-3 10-2 10-1 100 101 102 103 104 H2S CH3SH C2H5OH 濃度 / ppm ヒトの鼻の 濃度閾値 (H2S) NH3 H2S CH3SH C2H5OH (300℃) フィガロ技研㈱ 2600シリーズセンサ 実用化のためには ヒータ付き基板

悪臭ガスセンサ

表 (電極) 裏 (ヒータ) センサ素子(ヒータ付) ガス感 応膜 (ZnSb2O6)

(5)

界面活性剤あり

開発した技術(多孔質化、微分処理)

界面活性剤の添加(多孔質化) 出力の微分処理 ×100k 無添加(測定できず) 界面活性剤添加 (0.89 m2/7.2 cm2 基板) 界面活性剤なし 応答曲線3 ppm H2S (300℃) 0 0.2 0.4 0.6 0.8 0 5 10 15 20 Time / min V ol t a g e / V Voltag e / V 0 20 30 40 0.4 50 60 10 Time / min 0 0.5 0.3 0.2 0.1 Volt age / V Voltag e / V ×100k 界面活性剤の種類、添加量の最適化 素子1 100 101 102 4月 6月 8月 10月 12月 2月 RITS7c-3 RITS7c-4 RITS7c-6 長期安定性 -0.02 -0.015 -0.01 -0.005 0 0.005 0.01 0.015 0.02 0 10 20 30 40 50 dV/ dt Time/min d V/dt

(6)

ノネナールセンサ(加齢臭)

◎10 ppmノネナールに対 する応答曲線(350℃) 3 min 3.4E+05Ω 15 min 1.9E+04Ω 30 min 1.1E+05Ω S = 17.5 100 nm ◎SnO2薄膜センサ 0 10 20 30 40 50 Sn(250) Sn(300) Sn(400) H2S CH3SH C3H8 CO 1ppm 20% ethanol Masurement gass Se nsor re sp ons e (Ra /Rg)

SnO

2

+Mn1wt%

ガス濃度:3ppm 3ppm 500ppm 500ppm 1ppm 1.5% Nonenal

(7)

H

2

Sに対する高感度化

CuO(0.1wt%)-ZnSb2O6 0 15 30 45 60 200 250 300 添加なし Au0.1wt Cu0.1wt Sens or resp on se Temperature/℃ 3 ppm H2S (225℃) S=19.7 0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0 5 10 15 20 Volt ag e/ V Time/min 0 0.2 0.4 0.6 0.8 0 5 10 15 20 25 Vo lt ag e/ V Time/min 3 ppm H2S (225℃) S=11.4 Au(0.1wt%)-ZnSb2O6

(8)

介護環境に適した消臭剤の開発

• 主成分を植物精油に限定

→ 天然素材を用いることによる利用者の「違和

感」の軽減

• 感覚的消臭効果の確認

→ におい物質を強引に「消去」するのではなく、

空気組成の変更による「においの緩和」効果を定

量的に確認する

• 消臭剤の噴霧方法等

→ 「自動消臭ポータブルトイレ」への適用を想定

した噴霧機構、噴霧位置等の検討

(9)

左写真 消臭剤の 効果判定に用いる 動的オルファクト メーター

ユーカリ油を主成分とした植物精油混合系の消臭剤の効果判定

「臭気濃度(臭気指数)」測定を応

用した、より客観性の高い消臭剤

効果判定法の開発(試行中)

→ 特定の組成のみでメチルメル

カプタン臭気との「相殺効果」を

確認

(10)

室内空気清浄用バイオフィルターの開発

• 既存の空気清浄機

→ 吸着機構、あるいはラジカル反応を用いた分

解機構(臭気物質の除去が目的)

• バイオフィルターと消臭剤による空気清浄

→ 室内空気を「不快でない臭気質」に改善

【課題】◎低濃度・変動臭気に対する効果確認

◎バイオフィルター固有の処理臭の低減

(11)

バイオフィルター

バイオフィルターではメチルメルカプタン臭気の除去とともに臭気

質の改善による強度低減効果を有する

上図 小型バイオフィルター試験機 上図 小型バイオフィルター試験機の 入口および出口での臭気濃度と臭気 強度との関係

(12)

自動消臭ポータブルトイレ

Foam spray

泡噴出器

Foam

(13)
(14)
(15)

会社名: 株式会社 デオドライフ

設立日: 平成

19年3月28日

本社所在地: 滋賀県草津市

資本金:

450万円

役員: 代表取締役 近藤 充正

事業内容: 介護用品及び介護機器の開発

(企画)、販売

デオドライフ設立

(16)

基礎研究

①悪臭ガスセンサ

②消臭・除菌剤

• 基礎研究 ①硫黄系悪臭ガスに対し感度の高い JST大学発ベンチャー アンチモン酸亜鉛センサの開発 創出推進事業・16年 度採択課題「消臭に ②天然素材の消臭剤、銀イオン配合 よる快適介護環境の の界面活性剤 創出に関する研究」 活用例 (事業化) 1.自動消臭ポータブルトイレ 2.介護ベッド《おむつ交換臭対応》 会社設立 ㈱デオドライフ 平成19年3月 資本金:450万円

(17)

実用化研究

(平成19年4月~)

①センサ実用化技術の完成

量産化技術 ◎実用性評価 耐久性評価

②消臭剤・除菌剤の実用性評価

消臭剤、除菌剤の配合技術

③ポータブルトイレ用『表示機』の開発

④自動消臭ポータブルトイレの試作及び評価

防臭用「泡」発生装置 消臭用「香りGAS」発生装置 の組込み

⑤自動消臭ポータブルトイレ〈本体〉のデザイン検討

ユニバーサルデザイン 近畿経済産業局「中小企業・ベンチャー挑戦支援事業のうち実用化研究開発 事業に係る補助金」採択 (平成19年8月~平成20年3月)

(18)

自動消臭ポータブルトイレの特長(サービス面)

①ユーザーの体型に合ったポータブルトイレ本体を

受注しお届けする。 即ち、幅(肥満度)、膝高(座面

の高さ)、肘(肘掛の高さ)、背もたれ角度 等が予

め確認されデリバリーされる。

②ユーザーの居住環境にピッタリ合う状態を、福祉

住環境コーディネータが自ら組立て確認。

コーディネータは、トイレ以外の居住空間の改善に

ついても相談に応ずる。

③当社独自の販売ルート(卸機能)では、

WEB情報

管理でこれを行う。

(19)

ビジネスパートナーの探索と提携

①先進的なポータブルトイレメーカー

●『顧客満足度

NO1ポータブルトイレ』の開発に意欲がある。

●電機製品の開発に知見・経験がある。

●中国での生産拠点構築が出来ている。

●「シャワー(洗浄)ポータブルトイレ」を既に商品として保有している。

●国際展開(中国、インド、欧米)に意欲がある。

②独自の販売ルートを構築しているメーカー

●ポータブルトイレの拡販に必要な「補助システム」を当社が提案する。

◎リサイクルの仕組み

◎ノックダウン販売の仕組み

◎福祉住環境コーディネータを活用する販売システム

③当社の開発企画(提案)に賛同し契約するメーカー

●契約(平成20年3月)、製品上市(平成20年9月)

●メーカー出荷額に対する5%のロイヤリティを当社に支払う。

(20)

事業形態

株式会社 デオドライフ ●応用研究 ●実用化研究 ●製品開発(企画) ◎製品の普及活動 販売(卸) 事業化 立命館大学 ( 基礎研究 ) (1)硫黄系悪臭ガスに対し高 感度且つ高選択的に反応する センサ (2)穏やかな抑臭効果が 良い生活環境となる 消臭剤 ◎独自ルートを構築し販売 (卸) 販売店 ・ 福祉住環境コーディネータ (本人・住空間確認 ) (現場施工) ユーザー 介護施設 病院 個人(在宅) メーカーの ルート販売 開発提案・提携 ロイヤリティ ビジネスパートナー メーカー ・自動消臭ポータブルトイレ ・ 〃 介護ベッド ・口臭チェッカー ・体臭チェッカー

(21)

(株)デオドライフの今後

業績予想

(百万円) 初年度

(平21.4)

2年度

(平22.4)

3年度

(平23.4)

売上高

11.6

23.2

営業利益

11.6

23.2

経常利益

-16.1

3.2

税引利益

-16

1.28

資本金

4.5

4.5

4.5

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参照

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