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重粒子線治療を受けた子宮癌症例の下部腸管有害事象の解析

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Academic year: 2021

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節は縮小した. 症例 2: 50代男性. 約 20年前と約 2年前 に木村病と診断された事がある. 8ヶ月前から左耳下部 腫瘤が増大したため, 再度生検したところ木村病であっ た. 患者が放射線治療を選択したため, 放射線治療を 行った. 治療効果は良好であった.

一般演題 >

座長:野田 真永(群馬大院・医・院腫瘍放射線学) 4.子宮頸癌腔内照射治療計画における画像モダリティ による計算結果比較 石居 隆義,小鹿野友昭,宮澤 康志 大竹 英則 (群馬大医・附属病院・放射線部) 大野 達也 (群馬大医・附属病院・放射線科) 【背 景】 従来より, 子宮頸癌腔内治療において線源位 置取得のために, 直 2方向 X 線画像を用いるが, 臓器 の線量評価が可能な X 線 CT を用いた治療計画が普及 しつつある. 両方法間で算出値に違いがあるかを検証す る必要性がある. 【方 法】 192-Ir線源とタンデム, オ ボイドアプリケータを用いたマンチェスタ法準拠の子宮 頸癌治療症例において, 同体位で撮影した X 線画像と X 線 CT 画像から, 線源位置を再構成し A 点線量が同じ治 療計画を行い, 算出される照射時間と強度の積で比較を 行った. 【結 果】 両者間の差は, 平 0.5%, 中央値で 0.5%と 少であった. 【結 語】 腔内照射直 2方向 X 線画像から X 線 CT 画像による治療計画への移行が 可能である事が判った.

5.前 立 腺 照 射 に お け る set-up errorお よ び organ motion errorの解析 楠 輝文,齋藤 直恵,立木 崇文 広瀧 康太,伍賀 友紀,勝田 昭一 小笠原 哲,塩谷真里子,北本 佳住 (高崎 合医療センター 放射線治療科) 【目 的】 前 立 腺 照 射 に お け る set-up errorお よ び organ motion errorに つ い て 解 析 し た の で 報 告 す る. 【方 法】 2010年 2月から 2010年 7月までに前立腺に

対して外部放射線治療を実施した 14症例について解析 を行った. 撮影は直線加速器 Clinac 21EX (Varian社製) に搭載されている On Board Imager (OBI) を 用し, 撮 影頻度は治療開始から連続して 3回行いその後は 1/5fr. で, 全照合において Cone beam CT を実施した. 【結 果】 set-up errorおよび organ motion errorはそれぞれ

腹背方向に 0.2±0.2cm, 0.2±0.2cm, 頭尾方向に 0.1± 0.2cm, 0.1±0.1cm左右方向に 0.1±0.2cm, 0.0±0.1cmで あった. 【結 語】 今回の解析結果が, 今後の患者固定 方式の選択や PTV marginの決定の一助となると えら れる. 6.子宮頸癌に対するハイブリット小線源治療の現状 小鹿野友昭,石居 隆義,宮澤 康志 大竹 英則 (群馬大医・附属病院・放射線部) 大野 達也,野田 真永,大久保 悠 鈴木 義之,中野 隆 (群馬大医・附属病院・放射線科) 【背景・目的】 当院では線量 布の改 善 を 目 的 と し, 2008年 7月から 2010年 8月までの期間に子宮頸癌 9 例 にハイブリット小線源治療 (腔内照射+組織内照射) が 施行された. その治療手順と計画について 紹 介 す る. 【対 象】 子宮頸癌の形状が不整または大きく, 定型的 な腔内照射では高リスク臨床的標的体積 (HR-CTV) 内 の線量不足が予想される症例に対し, ハイブリット小線 源治療を行った. 【結 果】 定型的な腔内照射に金属 針アプリケーターを 1∼ 2本追加したハイブリット小線 源治療を用いることは, 膀胱, 直腸線量を許容線量とし た ま ま, HR-CTV内 の 線 量 増 加 を 可 能 と し た. 【結 語】 ハイブリット小線源治療は腔内照射と比べ, 腫瘍 に対する線量 布が大幅に改善されるため, 形状が不整 または大きい子宮頸癌に有効であると える. 7.重粒子線治療を受けた子宮癌症例の下部腸管有害事 象の解析 大久保 悠,野田 真永 (群馬大医・附属病院 ・放射線科) 加藤 真吾,清原 浩樹,鎌田 正 (放射線医学 合研究所 重粒子医科学センター) 田巻 倫明,大野 達也,中野 隆 (群馬大学重粒子線医学研究センター) 【目 的】 重粒子線治療を受けた子宮癌症例の下部腸管 有害事象について解析した. 【方 法】 放医所で1995-2010年に重粒子線治療を受けた子宮癌患者 138例のう ち解析不適格例を除く 120症例を対象に, 下部腸管の有 害事象 (RTOG/EORTC 遅発性有害事象基準) と DVH 解析の相関を検討した. 【結 果】 下部腸管の遅発性 有害事象は Grade 0,1-2,3-4がそれぞれ 78,33,9 症例に 認められた.Grade 0,1-2,3-4の下部腸管 D2ccの平 は それぞれ 52.69, 57.05, 61.62GyE であり, Grade 0と Grade 1-2/Grade 3-4との間には有意差があった. 2002 第 43回群馬放射線腫瘍研究会抄録集 434

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年以降に治療した 57症例では Grade 3-4は認められな かった. 【結 論】 現在の子宮癌に対する重粒子線照 射方法が確立された 2002年以降の症例では, 重篤な下 部腸管有害事象の発生なく安全な治療が実施可能となっ た.

一般演題 >

座長:江原 威(群馬大院・医・腫瘍放射線学) 8.温熱療法を受ける患者の苦痛の種類と程度を明らか にする 前田 香,加藤 康子,登丸真由美 井上エリ子 (群馬大医・附属病院・北6階病棟) 【目 的】 温熱療法は施行している施設が限られており 文献は少なく, 治療時の苦痛に関しては明確にされてい ない. そこで今回, 温熱療法を行う患者の苦痛の種類と 程度を明らかにし, 有効な看護の介入を検討することを 目的に本研究を行った. 【対象と方法】 直腸癌で温熱 療法を受ける患者 1名に半構成的面接を計 6回行い, そ の結果を質的に 析した. 【結 果】 患者の苦痛と種 類の要因は, 治療に対する気持ち>, 治療中の尿 失禁 の心配>, 同一体位による苦痛>, 治療時間に対する苦 痛>, 治療中の熱感,冷感,疼痛> の 5つのカテゴリーが 抽出された. その中で, 治療中の尿 失禁の心配が, 患者 にとって深刻であることが明らかになった. 【まとめ】 患者の苦痛を軽減するためには, 治療前に個人に合わせ たオリエンテーションを行うことや, 治療に伴う体調の 変化に合わせた対応が必要であることが明らかになっ た. 9.重粒子線治療における患者スループットに関する基 礎的検討 小屋 順一,石居 隆義,岡田 良介 黒澤 裕司,大竹 英則 (群馬大医・附属病院・放射線部) 【目 的】 群馬大学では, 本年 3月 16日より重粒子線 治療が開始され, 7月現在で 35名 (前立腺 : 31名, 頭頸 部 1名, 肺 : 3名) の治療を行った. 治療時の患者セット アップ時には, 直 する 2方向から取得した X 線画像を 用いて患者体位の微調整を行っているが, この工程に掛 かる時間が患者のスループットを左右する. そこで今回, 治療時における各工程の所要時間を調べたので結果を報 告すると共に, 治療時の流れを簡単に紹介する. 【方 法】 治療時の記録から,患者体位の微調整・位置決め後 の最終準備および調整・照射に要した時間, 患者の治療 室滞在時間を調べた. 【結 果】 治療寝台の移動だけ では補正しきれない患者体位の調整, 直腸ガス除去等の 追加処置, 呼吸同期照射時における呼吸波形の乱れが生 じた場合, 治療時に要する時間が格段に増加することが かった. 10.群馬大学での重粒子線治療の開始状況について 加藤 弘之,石川 仁,石居 隆義 小屋 順一,島田 博文,金井 達明 北田 陽子,高橋 夫,大野 達也 (群馬大学重粒子線医学研究センター) 【目 的】 群馬大学・重粒子線医学センターでは当初の 予定通り, 2010年 3月 16日第 1例目となる前立腺癌症 例に治療を開始し, 2010年 5月末までに計 12例の前立 腺癌症例に対して治療を終了した. この 12例の治療経 過瓦概要と, センターの現況について報告する. 【対 象・結果】 症例は平 年齢 67.5歳 (59-75), 臨床病期 期 6例, 期 6例, Gleason Score 7が 7例, 9 が 5例で あった. 全例に 4週間 16回照射で 線量 57.6GyE の重 粒子線治療を行った. 治療経過中, 12例中 7例に Grade 1-2の早期反応が認められたのみで経過は順調である. 【結 語】 12例の前立腺癌症例に対し, 順調に重粒子線 治療を施行した. 2010年 6月以降は先進医療としての認 可を受け, 前立腺癌症例以外の症例も含め順調に治療経 験を重ねている. 435

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