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Academic year: 2021

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特別支援学級 国語科学習指導案

1 単元 からだのはたらきをよみとろう (教材「ゆっくり学ぶ子のためのこくご2『からだ』」同成社) 2 単元構想 ○ 本学級の児童は,1 学期に『ゆっくり学ぶ子のためのこくご1』で,名詞や格助詞「の,は,を,に,で」並立助詞 「も,と」の練習をしたり,『こくご☆☆☆』で説明文「ちょう」「かぶとむし」で,挿絵と文を結び付けながら主語と述語 に気をつけて事柄の内容を読んだりする活動をしてきている。 ○ 読むこと書くことについては,以下のような実態である。 ・ 音読については,拾い読みではなく言葉のまとまりを意識して読むことができるようになってきている児童や、 初読ができるようになっている児童もいるが、早口にならないようにはっきり声を出し読むことは十分とは言えず、 助詞をぬかして読んでしまう児童もいる。 ・ 読み取りについては,事柄の順序を絵と結び付けたり、文の言葉を教師といっしょに見つけてサイドラインを引 き動作化したりする経験をしてきているが、いずれも「主語・述語」の簡単な文章の読み取りであり「~は~で~を したり、~をしたりする」等の読み取りは十分とは言えない。 ・ 書くことについては,「お手紙ごっこ」や,毎週の日記指導等を通じて,「ぼくは~です」のような1文を書いたり 書きたいことを決めて支援をすると3文ほど書いたりできる児童や,助詞や接続詞の使い方の支援で4~5文程書 き進めることができる児童がいる。いずれも「主語・述語」の簡単な文章を書くことができるようになってきているが, 助詞の使い方は難しい。また,接続助詞を使った「主語・述語・述語」の文章を書くまでには至っていない。 ○教材の内容 本教材「からだ」は,体の部位である「目で」「耳 で」「口で」「手で」「足で」何をするか体の働きを 簡単な言葉で説明した文章である。簡単な文章 を読んだり書いたりできるようになってきている児 童にとって,自分の体と結び付け興味を持って読 むことができると考えられる。 ○教材の文章構成 本教材は体の部位である「目」「耳」「口」「手」 「足」の5文で構成されている。1文に主語はなく 「~で~を~ます。」「~で~や、~を~ます。」 「~ で、~を~たり、~を~たりします。」で書かれている。 ○本単元の主な学習内容 【内容】 正しくはっきりと音読し、助詞に気をつけて体 の働きを読み取る。 【表現の仕方】 「~は 、~で ~を~ます。」 「~は、 ~で ~を ~たり、 ~を ~たりします。」 (つかむ段階) ○ まず,文節読み、回し読み等をして、すらすら 読むことができるようにする。 次に,題名と自分の体の写真から大きなめあ てをつかめるようにする。文の始めの単語「目, 耳,口,手,足」から,学習計画を立てるようにする。 (見出す段階) ○ 本文の1文を「目」「で、」「もの」「を」「みます。」 のようにした言葉カードを組み立てさせ、文の構 成を具体的視覚的に捉えさせる。 ○ 言葉カードで構成した1文を正しく視写させた 文に「働き」のサイドラインを引かせるようにする。 ○ 主語の言葉カードを付け加えたり、「~を」を自 分で考えたりして文構成をさせ、絵本カードに書 かせることで,読み取った「働き」を経験と重ね合わ せて理解させたい。 (活かす段階) ○ 読み取った体の部位働きの書き方を真似して、 「鼻」の働きを考えて書き,鼻の絵本を作る活動 を行う。 ・進んで正しくはっきり音読したり,自分の体と結び付けて読んだりしようとしている。 【関心・意欲・態度】 ・色つき言葉カードで文構成をし,視覚的に「働き」を読みとることができる。 【読む】 ・言葉を写真や物と結びつけたり ,動作化したりすることで「働き」を体験と重ね合わせて読み取る。 【読む】 ・ 言葉カードで組み立てた文を正しく書き写すことができる。 【書く】 ・主語を書き加え、「~を」を考えて書くことができる。 【書く】 ・主語(ぼく・わたし),助詞(は・で・を・や・たり),述語(働き)を言葉カードで構成できる。 【言語事項】 このような内容を このような方法で このような児童に は た ら き を 読 み 取 り , 「体 の は た ら き の 絵 本 」を 作 ろ う 。 児童の実態

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3 指導計画(9時間) 段階 配時 学習活動 指導上の留意点 評価規準と方法 1 ○ 全文が読めるようになる。 ・ 文節読み,回し読みなど,読み方の工夫 をして,楽しく進んで読む練習ができるよう にする。 ・ 進んで読む 【関・意・読む】 (観察) つ か む 1 ○ 題名と文中の言葉から学 習計画を立てる。 【大きいめあて】 ・ 題名「からだ」と文中の「目,耳,口,手, 足」の写真を使って,はたらきの意味を押さ え,大きいめあてと導く。 ・ 「目,耳,口,手,足」の写真を使って,学 習計画を立てさせる。 ・ 大きなめあてをつか み,学習の見通しを 持つことができる。 【関・意・読む】 (観察) 1 ○ 目のはたらきを読み取り, 目の絵本を作る。 ・ 言葉カードで本文を作り,絵本カードに視 写をさせて,文を確認させる。 ・ 助詞「で・を」を丸で囲ませたり,目 のはたらき「みます」にサイドラインを 引かせたりして読み取らせる。 ・ 言葉カードを使って,主語を加えた短 文を書き,目の絵本を作らせる。 ・ 目のはたらきにサイド ラインが引ける。【読む】 (絵本カード) ・ 主語を付けて1つの短 文を書くことができる。 【書く】 (観察・絵本カード) 1 ○ 耳の2つのはたらきを読み 取り,耳の絵本を作る。 ・ 言葉カードで本文を作り,絵本カードに視 写をさせて。文を確認させる。 ・ 助詞「で・や・を」を丸で囲ませたり, 耳のはたらき「ききます」にサイドライ ンを引かせたりして読み取らせる。 ・ 言葉カードを使って,主語を加えた 2 文の短文 や,助詞「や」を使った1文の短文を書いたりして 目の絵本を作るようにする。 ・ 耳のはたらきにサイド ラインが引ける。【読む】 (本文プリント・絵本カード) ・ 主語を付けて2つの短 文を書くことができる。 ・ 「や」で1つの短文にす る。【書く】 (観察・絵本カード) 1 ○ 口の4つのはたらきを読み 取り,口の絵本を作る。 ・ 言葉カードで本文を作り,絵本カードに視 写をさせて。文を確認させる。 ・ 助詞「で・を・たり」を丸で囲ませた り,口のはたらき「たべたり・のんだり・ しゃべったり・いきをしたり」にサイド ラインを引かせたりして読み取らせる。 ・ 言葉カードを使って,主語を加えた4文の 短文や,助詞「たり」を使った 1 文の短 文を書いたりして口の絵本を作るように する。 ・ 口のはたらきにサイド ラインが引ける。【読む】 (本文プリント・絵本カード) ・ 主語を付けて4つの短 文を書くことができる。 ・ 「たり」で1つの文にする。 【書く】 (観察・絵本カード) 1 (本 時 ) ○ 手の2つのはたらきを読み 取り,手の絵本を作る。 ・ 言葉カードで本文を作り,絵本カードに視 写をさせて。文を確認させる。 ・ 助詞「で・を・たり」を丸で囲ませたり,手 のはたらき「にぎったり・なげたり」にサイド ラインを引かせたりして読み取らせる。 ・ 言葉カードを使って,主語を加えた 2 文の短文 や,助詞「たり」を使った1文の短文を書いたりし て手の絵本を作るようにする。 ・ 手のはたらきにサイド ラインが引ける。【読む】 (本文プリント・絵本カード) ・ 主語を付けて2つの短 文を書くことができる。 ・ 「たり」で1つの文にす る。【書く】 (観察・絵本カード) 見 出 す 1 ○ 足の4つのはたらきを読み 取り,足の絵本を作る。 ・ 言葉カードで本文を作り,絵本カードに視 写をさせて。文を確認させる。 ・ 助詞「で・を・たり」を丸で囲ませたり,足 のはたらき「あるいたり・はしったり・とんだ り・けったり」にサイドラインを引かせたりし て読み取らせる。 ・ 言葉カードを使って,主語を加えた4文の短文 や,助詞「たり」を使った1文の短文を書いたりし て足の絵本を作るようにする ・ 足のはたらきにサイド ラインが引ける。【読む】 (本文プリント・絵本カード) ・ 主語を付けて4つの短 文を書くことができる。 ・ 「たり」で1つの文にす る。【書く】 (観察・絵本カード) 1 ○ 鼻のはたらきを考えて,鼻 の絵本を作る。 ・ 「目の絵本」の文のようにして,主語・ 助詞「で・を」・述語「においます」を使 って鼻の文を作らせる。 ・ 「耳の絵本」のようにして,主語・助詞 「で・や・を」・述語「においます」を使 って鼻の文を作らせる。 ・ におう具体物を用意して文を考えさせる。 ・ 鼻のはたらきを考え て鼻の文を書くことが できる。【書く】 (観察・絵本カード) 活 か す 1 ○ 絵本の発表をする。 ・ 自分が書いた絵本を読んだり見せたりし て発表させたり,その様子をビデオに撮っ て皆で見たりして単元のまとめをさせる。 ・ 自分の絵本を皆の 前で読むことができる。 【関・意・読む】(観察) 体のはたらきの絵本を作ろう。

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4 本時の主眼 AB児 「で・を」を○で囲み助詞に気付き,「にぎったり」「なげたり」にサイドラインを引いて手のはたらきを読み取る ことができるようにする。 C児 助詞「で・を・たり」に気付き○で囲み,「にぎったり」「なげたり」にサイドラインを引いて手のはたらきを読み 取ることができるようにする。 【書く活動】 AB児 ○ めあてや,本文を正しく書き写す。 ○ 言葉カードを用いて「~を」自分で考え,「で」を使って文を組み立てる。 ○ 主語を書き加えて,「手で~をにぎります」「手で~をなげます」の2 文を書く。 C児 ○ めあてや,本文を知っている漢字を使って正しく書き写す。 ○ 言葉カードを用いて「~を」自分で考え「で」「たり」を使って,文を組み立てる。 ○ 主語を書き加えて,「手で~をにぎります」「手で~をなげます」の2 文や「手で~をにぎったり,~をなげたり します」の1文を書く。 5 展 開 学習活動 指導上の留意点(T1) (T2) 1 始めのあいさつをする。 2 前時学習を想起し,めあてをつかみ 活動の見通しを持つ。 (1) 前時学習を想起する。 (2)本時学習のめあてをつかむ。 ・めあてを絵本カードに書く。 (3) 学習の見通しをもつ。 ・手のはたらきを見つける。 ・絵本を作る。 ・発表する。 3 手のはたらきを読み取る。 (1) 本文を読む。 ・声を出して読む。 (2) 机上で言葉カードを使って本文を 作る。 (3)作った本文を絵本カードに視写する。 (4)視写した文を読み取る。 ① 「手」にくっついている助詞「で」を 赤丸で囲む。 ②(A・B児)手のはたらき「にっぎったり」 「なげたり」に赤のサイドラインを引く。 〇 学習が始まることを意識させ,注意を 集中させる。 ○ 前時作った「口の絵本」より学習を想起 させ,写真と学習計画により,めあてを つかませる。 ・ 「口の絵本」で口の働きを想起させる。 ・ 掲示した学習計画カードや手の写真 により,本時めあてへと導く。 ・ 言葉のまとまりに気をつけさせ,教師 と一緒に書かせる。 ・ 活動の順番を書いたカードにより、活 動の見通しを持たせるようにする。 〇 黒板に貼った本時の文章を,交代で 文節読みをしたり,一人で読んだりして, 読むことに慣れさせる。 〇 (A・B児)黒板にも言葉カードを一緒に 並べていくようにする。 〇 (A・B児)黒板に同じように視写する。 文節ごとに読んで,言葉のかたまりで書 かせるようにさせる。 〇 助詞やはたらきに印をつけたり,主語を つけて2 文にしたりして読み取らせる。 ・ 赤色の言葉カード「で」に注目させて 印を付けさせ,助詞を確認させるように する。 ・ (A・B児)水色の言葉カードに注目さ せ,二つの手のはたらきに注目させてサ ・ (C児)は「読」の漢字を使 って書かせる。 ・ (C児)ホワイトボードに も言葉カードを一緒に並 べていくようにする。 ・ (C児)ホワイトボードに 同じように視写する。「物, 投」は漢字を使って書か せる。 (めあて) 手のはたらきを読みとろう。

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②(C児)手のはたらき「にっぎったり」 「なげたり」に赤のサイドラインを引き, 助詞「たり」を赤丸で囲む。 ③助詞「を」を丸で囲む。 ④言葉カードで二つの文にし,読む。 4 手の絵本を作る。 (1)「にぎります」の文を作って書く。 (2)「なげます」の文を作って書く。 (3)(AB児)絵を描いて仕上げる。 (3)(C児)二つの文を「「たり」を使って 一つの文にする。 絵を描いて仕上げる。 5 本時学習をまとめ,次時の学習の見 通しを持つ。 (1)自分の絵本を前で読む。 (2)次時の計画を見通す。 ・次時は「足の絵本」を作る。 6 終りのあいさつをする。 イドラインを引かせる。 〇 何を「にぎるのか」,何を「なげるのか」 を問い,物を握ったり,ボールを投げたり する動作化をさせ,赤色の言葉カード「を」を 赤丸で囲み助詞を確認させるようにする。 〇 言葉カードの「にぎったり」「なげたり」 を裏返さ せて「 に ぎり ます 。」 「 な げ ま す。」にし,主語の言葉カードを付けて 2 文に並べさせる。 (A・B児)黒板に同じように 2 文を一緒に 並べていくようにする。 〇 言葉カードの「もの」を裏返して白カ ードにさせ,何をにぎるのかを自分で考 えることを確認させる。具体物を見ながら 白カードに言葉を書かせ文を作らせる。 作った文を絵本カードに写させる。 〇 同じようにして文を作り書かせる。 〇 (AB児)「もの」の絵を描かせる。 ○ 出来上がった「手の絵本」を発表しま とめさせる。 ・ゆっくりと,聞こえる声で読むように声か けする。 ・発表を皆で褒め合うようにする。 〇 学習計画に注目させ,次時の学習に ついて知らせる。 〇 学習が終わることを意識させ,注意を 集中させる。 ・ (C児)水色の言葉カー ドよりサイドラインを引か せ二つの手の働きを確認 した後,助詞「たり」を丸で 囲ませる。 ・ (C児)ホワイトボードに も同じように2 文を一緒に 並べていくようにする。 ・ (C児)「たり」のカードを 使って1 文にさせ,絵本 カードに書かせる。 ・ 文に合った物を絵に描か せる。 【評価】(ABC児)「わたし(ぼく)は,手で~をにぎります。」「わたし (ぼく)は,手で~をなげます」の2文の短文を書くことができ る。 (C児)「ぼくは,手で~をにぎったり,~をなげたりしま す。」の 1文につないで書くことができる。

(5)

A 児 用

(6)

6

-B 児 用

(7)

C 児 用

参照

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