日本女子サッカーの普及に関する一考察

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日本女子サッカーの普及に関する一考察 教科。領域教育専攻 生活@健康系コース(保健体育) 柿本麻希 指導教員 藤 田 雅 文 I 諸雷 期大学生,専門朝交生は大学生」として表記 サッカーは,ボーノレひとつあれば楽しめる点 する。 で,根強し1人気があるスポーツである。かつて 表1 回答者の属性と回答者数 サッカーは,男性のスポーツとされていた。 1991年から FIFA女子ワーノレドカッフ。が開催 されたり,1996年のアトランタオリンヒ。ックで 初めてオリンヒ。ック種目になったりしたことに より,女子サッカーは世界的な広がりをみせて いるが,十分普及しているとは言えなしL 本研究では,女子サッカーが十分に普及して いない徳島県の現状を明らかにし各年代の女 子サッカ一人口を増やすこと及び「サッカー離 れJを防ぐ手立てを探り,どのような環境整備 を行っていく必要があるかを追究してして。 E 研究の方法 1.文献研究 サッカーに関する文献や関連 Webページな どを引用して,サッカーの起源,歴史,発展な どについて明らかにする。また,これまでのサ ッカーの発展の流れの中で,

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女子サッカー」が どのような経緯で発展してきたのかを明らかに し,日本女子サッカーの現状について考察するO 2調査研究 女子サッカイ齢売者と女子サッカー琳航者 に調査を行い,分析結果からそれぞれの傾向を 見出し,考察する。 (1)調査の対象 調査の対象は表1の通りである。大学生,短 サッカー継続者 サッカ 小学生 16 O 中学生 15 4 高校生 37 2 大学生 12 8 一般 15 31 言 十 95 45 邸調査の方j去と期間 サッカー継続者には,集合法による質問紙調 査を行い,サッカー非高齢亮者には3 電話調査で 行った。期間は,平成 30 年 5 月 ~9 月である。 (3)調査の内容 調査項目は9大きく分けて以下の通りである。 表2 調査項目 (4)分析方法

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crosoft Excel 2010にデータを入力し,単 純集計及びクロス集計を行った。また,統計ソ フトJS圃STARにより, χ2検定,正確二項検定 を行ニった。 自由言己主に関しては, KJ ~去によっ て回答を分類し,分析した。 盟 結 果 と 考 察 1.文献研究 サッカーの起源は,紀元前,中国で行われた ロ u t E よ q a

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蹴鞠であると言われてしも。しかし,女性が男 性と変わらずにサッカーを楽しめようになった のは, 1970年代になってからのことであり,女 子サッカーの歴史は長くはない。 2011年の FIFA女子ワーノレドカップ。において, 日本女子代表が初優勝を果たしたことで,女子 サッカーの前回2日本中に知れ披‘った。小学生 年代では,男子に混ざってサッカーをしている 女子選手を目にすることも増えた。しかし,中 学生になると,

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サッカー高齢も」を起こしてしま う女子選手が多い。 JFAの調査によると,小学 6年生から中学1年生,高校3年生から大学1 年生にかけて女子選手数が鞠戒している。 2022年の国民体育大会からサッカ一女子を 成年と少年 (16歳以下)に分けて実施される。 徳島県でも様々な取り組みが行われており,女 子サッカーの普及に努めている。 2調査研究 10歳までにサッカーを始めている者が全体 (140名)の 79.3%を占めており9 多くの者が 小学生の時にサッカーを始めていることが分か ったO また,サッカーを始めたきっかけは兄 がサッカーをしていたから」が多く,兄・弟・ 姉・父を「家族がサッカーをしていたからJに まとめると3 過半数を占めていた。 離脱時期は,

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中学1年生」が多く,中学校・ 高校・大学進学時に「サッカー離れJを起こし ている者が多いことが分かった。その理由とし て女子サッカーチームが無かったJが最も多 くp 女子サッカーチーム不足がうかがえる。 サッカー紺続者の紺続理由としては,

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サッカ ーが楽しし、から」と回答している者が全体の 56.8%を占めでいた。 高校生,大学生では,組続意思のある者が半 数以下となっており,進学や棚哉など将来を見 通した時,サッカーを高齢売で、きるか不安に感じ ている者が多いと考えられる。 サッカ一手陣断売者の過半数は,サッカーを再 開したいと考えているものの,実際には再開で きていないことから3 女子サッカークラブが近 くにないことやワークライフバランスの調整が 難しく9 なかなかサッカーをする時聞が確保で、 きないのではなし泊吃考える。 これらのことから9 女子サッカー部や女子サ ッカークラブなどを散在して設け,女子が安心 してサッカーを続けていく,または,始められ る環境を整備することが,女子サッカーを普及 させていくことにつながると考えた。 lV総括 本研究の結果, JFAが指摘する年齢別女子選 手人口が急減する時期と回答者がサッカーを離 脱する時期が重なっていることが分かった。女 子サッカーを普及させていくためには,生控ス ポーツとして楽しむことができる環境を整える ことが大切で、ある。 女子サッカーが今後さらに普及・発展してい くために,

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時間未満で通えるエリアに散在す る9 多くの小学生と中学生が混在する女子クラ ブの設置J,

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指導者と審判員の育成J,

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情報の 発信方法の見直し」の3つを提案する。 V 今後の課題 本研究では,徳島県の女子サッカーの現状を 明らかにしたが,調査の対象が少ないことが課 題である。今後は,徳島県内での対象を広げ, また,他の都湖守県の現伏や課題を明確にし, 女子サッカーがさらに普及・発展していくため の手立てを探っていくことが今後の課題である と考える。 n b サ t ム q u

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