５０
原
著
／餐女覧 熱 第簿。希締〕
実 験 的 急 性 右 心 負 荷 ラ ッ ト に お け る 心 房 性 ナ ト リ ウ ム 利 尿
ペ プ チ ド （ＡＮＰ） の 心 室 で の 発 現
一 心 室 内 ＡＮＰ ｍＲＮＡ の 測 定 と 免 疫 組 織 細 胞 化 学 的 検 討 一
東 京 女 子 医 科 大 学 成 人 医 学 セ ン タ ー （指 導 ： 細 田 瑳 一 教 翻 ナ ガ タ永
田
ま
こ
と
（受 付 平 成 ７ 年 ２ 月 １４ 日） １≡】ｘｐｒｅｓｓｉｏｎ ｏｆ Ａ ｔｒｉａ１ Ｎ ａｔｒｉ羽ｒｅｔｉｃ Ｐ ６Ψｔｉｄｅ ｉ皿 ｔｈ ｅ ｙ ｅｎｔｒｉｃ㎜１ａｒ Ｍ ｙｏｃｙ｛ｅｓ ｉ㎜ Ｒ ａｔｓ Ａ ｆｔｅｒ Ｐ ８１ｍ ｏｎ ａｒｙ Ａ ｒｔ６ｒｙ Ｂ ａ皿 δｉｎ ｇ Ｍ ａｋｏｔｏ Ｎ Ａ Ｇ ＡＴ Ａ Ｉｎｓｔ１ｔｕｔｅ ｏｆ Ｇ ｅｒｉａ 故ｉｃｓ，Ｔ ｏｋｙｏ Ｗ ｏ ｍｅｎ’ｓ Ｍ ｅｄ１ｃａｌ Ｃｏｌｌｅ暮ｅ Ｔ ｏ ｉｎ ｖｅｓｔｉｇａｔｅ ｗ ｈｅｔｈｅ玄 ａｃむｔｅ ｐｒｅｓｓｕｒｅ ｏｖｅｒ玉ｏａ８ ｃｏｕ王ｄ ｉｎｄｕｃｅ ａｔｒｉａ！ ｎａｔｒｉｕｒｅｔｉｃｐｅｐｔ｛ｄｅ （Ａ Ｎ Ｐ） ｉｎ ｔｈｅ ｖｅｎ之ｒｉｃｌｅｓ，５７ ｒａｔｓ ｕｎｄｅｒ ｗ ｅｎｔ ｐｕｌｍ ｏｎａｒｙ ａｒ 廠 ｙ （Ｐ Ａ） ｂａｎｄ｛ｎｇ ａηｄ 遂１ ｓｈａ ｍ−ｏｐｅｒａｔｅｄ ｒａｔｓ ｗｅｒｅ ｓｔｕｄｉｅｄ ｂｙ Ｎｏｒｔｈｅ ｍ ｂｌｏｔ ａｎａｌｙｓｉｓ ａｎｄ ｉｍ ｍ ｕｎｏｈ｛ｓ辻ｏｃｙｔｏｃｈｅｍｉｓｔｒｙ ｏｆ Ａ Ｎ Ｐ． Ｓｉｇむ｛ｆｉｃ 卿ｔ ｒｉｇｈｔ ∀ｅｎｔｒｉｃｕ五ａｒ ｈｙｐｅｒｔｒｏｐｈｙ ｗ ａｓ ｏｂｓｅｒｖｅｄ ａｔ ３ ａｎｄ ７ ｄａｙｓ ａｆｔｅｒ ｔｈｅ ｂａｎｄｉｎ ｇ ｏｐｅｒａｔｉｏｎ，ｂｕｔ ｈｙｐｅｒｔｒｏ・ ｐｈ ｙ ｏｆ ｔｈｅ ｌｅｆ辻 ｖｅｎｔｒｉｃ１ｅ ｗ ａｓ ｎｏｔ ｃｂｓｅｒｖｅｄ． Ｐ Ａ ｂ ａｎｄｉｎｇ ｉｎｄ口ｃｅｄ ｉｎｃｒｅａｓｅｄ ｒｉｇｈｔ ｖｅｎｔｒｉｃｕｌａｒ ｓｙｓｔｏｌｉｃ ｐｒｅｓｓｕｒｅ ｕｐ ｔｏ ５０ ｍ ｍ Ｈ ｇ． Ｔｈｅ 呈ｅｖｅｌｓ ｏｆ Ａ Ｎ Ｐ ｍ Ｒ Ｎ Ａ ｉｎ ｔｈｅ ｈｙｐｅｒ赦ｏ 凶 ｉｅｄ ｒｉ飲 ｔ ｖｅｎ 敏ｉｃｌｅ ａｔ １ ｔｏ ７ ｄ ａｙｓ ｍ ａｒｋｅｄｌｙ 三ｎｃｒｅａｓｅｄ ｃｏ ｍ ｐａｒｅｄ ｗｉｔｈ ｔｈｏｓｅ ｏｆ ｔｈｅ ｓｈ ａ 肌 ｏｐｅｒａｔｅｄ ｒａｔｓ． Ｉｎ ｔｈｅ −ｅｆｔ ｖｅｎｔｒｉｃ１ｅｓ ｏｆ ｔｈｅ Ｐ Ａ ｂａ ｎｄｉｎｇ ｒ暮ｔｓ，ｍ Ｒ Ｎ Ａ １ｅｖｅ１ｓ ａｌｓｏ ｓ三ｇｎｉｆｉｃａｎｔｌｙ ｛ｎｃｒｅａｓｅｄ ｃｏ ｍ ｐａｒｅ６ ｗｉｔ汽 セｈｅ ｓｈａ ｍ ｒａｔｓ− Ａ Ｎ Ｐ ｍ Ｒ Ｎ Ａ Ｉｅｖｅ至ｓ ｏチ ｔｈｅ Ｐ Ａ ｂａｎｄｉｎｇ ｒａｔｓ ｗ ｅｆｅ ｍ ｕｃｈ ｈ三ｇｈｅｒ 三ｎ 芝ｈｅ ｒｉｇｈｔ ∀ｅｎｔｒｉｃ三ｅ ｔｈａｎ ｔｈ ｏｓｅ ｉｎ ｔｈｅ 互ｅｆｔ ∀ｅｎｔｒｉｃＩｅ一玉ｍ ｍ ｍ ｏ ｈｉｓｔｏｃｈｅ ｍ｛ｃａｌｌｙ，ｄｉｓｔ…ｎｃｔ Ａ Ｎ Ｐ−Ｉｉｋｅ ｒｅａｃｔｉｖｉｔｙ ｗ ａｓ ｄｅｔｅｃｔ− ｅｄ ｉｎ ｍ ｙｏｃｙｔｅｓ ｏｆ 乞ｈｅ ｒｉｇｈｔ ａｎｄ ｌｅｆｔ ｖｅ 耐 ｒｉｃｌｅｓ，Ｉ ｍ ｍ ｕｎｏｅ−ｅｃｔｒｏｎ ｓｔｕ ｄｙ ｒｅｙｅａ五ｅｄ Ａ Ｎ Ｐ−Ｉ｛ｋ ｅ ｒｅａｃｔｉｖｉｔｙ ｏｎ ａｔｒｉａｌ ｓｐｅｃｉｆｉｃ−１汰 ｅ ｇｒａｎ ｕＩｅｓ ｏチ ｂｏｔｈ Ｙｅ 就 ｒｉｃ１ｅｓ． Ｔ ｈ三ｓ ｄａｔａ ｓ口ｇｇｅｓｔｓ ｔｈａｔ Ａ Ｎ Ｐ ｂｉｏｓｙｎｔｈｅｓ１ｓ ｉｓ ｅｎｈａｎｃｅｄ ｉｎ 乞ｈｅ ｖｅｎｔｒｉｃｌｅｓ， Ｐａｒ之ｉｃｕｌａｒｌｙ ｉｎ ｔｈｅ ｒｉｇｈｔ ∀ｅｎｔ・ｉｃｌｅ，ｂ ｙ ａ ㎝ ｔｅ ｐｒｅｓｓｕ・ｅ ｏｙｅｒ三〇ａｄｉ烈ｇ．緒
言
心 房 性 ナ ト リ ウ ム 利 尿 ペ プ チ ド （ａｔｒｉａ呈 ｎａｔｒｉ− ｕｒｅｔｉｃ ｐｏ１ｙｐｅｐｔｉｄｅ１ Ａ Ｎ Ｐ） は， 主 に 心 房 で 合 成 ・ 貯 蔵 さ れ１〕２〕， 血 液 刺 こ 分 泌 さ れ る ホ ル モ ン で， 腎 臓 や 血 管 な ど に 作 用 し て， 血 圧 や 体 液 の ホ メ オ ス タ ー シ ス の 維 持 に 重 要 な 役 割 を 果 た し て い る． 左 心 不 全 患 者 の 血 申 Ａ Ｎ Ｐ 濃 度 カミ異 常 に 高 い 舳 こ と が 報 告 さ れ て 以 来， 不 全 心 で の ＡＮ Ｐ の 病 態 生 理 学 的 意 義 カ 控 目 さ れ る よ う に な っ た． 心 筋 梗 塞５）， 高 血 圧 舳， 急 性 左 心 圧 負 荷 島）９）・ 容 量 負 徹 ω ， 甲 状 腺 機 能 尤 進１’〕 ， 心 筋 炎 ・ 心 筋 症１ ㈹ な ど 様 々 な 病 態 で の ＡＮ Ｐ の 動 態 が 検 討 さ れ， こ れ ら の 病 的 心 で は 心 房 の み な ら ず 心 室 で も Ａ ＮＰｍ ＲＮ Ａ の 発 現 が 著 し く， Ａ ＮＰ の 産 生 ・ 分 泌 の 尤 進 が 確 認 さ れ た． こ れ ま で に 左 心 不 全 に お け る 研 究 は 多 く な さ れ て き た が， 右 心 不 全 に 関 す る 研 究 は ほ と ん ど な い ． そ こ で ラ ッ ト の 肺 動 脈 を 絞 樋 し， 急 速 に 右 心 系 に 物 理 学 的 負 荷 を か け て 右 心 圧 負 荷 モ デ ル１４〕１５〕 を 作 製 し， 血 中 Ａ ＮＰ 免 疫 活 性， 心 室 内 ＡＮＰ− ｍ ＲＮ Ａ 濃 度 の 測 定， そ し て 組 織 彩 態 学・免 疫 組 織 一 独２ 一５王 細 絶 化 学 的 検 討 を 行も・， Ａ 爾Ｐ ⑳ 分 泌・調 節 機 構 を 検 討 し 淀．
蒲 象 お ぷ 拶 方 法
１
．
対 象 およ 紗 葵 験 の プ ｑ 一 一 ル
１ 囎 鰯 の 湘 ｓ敏一
至鰯 繍 搬 系 ラ ッ ト 雄 （体 盤
３
⑪Ｏ∼３２
⑪露）澄 馳 呪 締 勤 賑 絞 掘 徽 総淡 び 純 棚 争
荷 藩 漉 行 し， 秘 下 ⑳ 頚 副 ζ 軌 沢 検 討 し 液． 案 験 ！（矛 鶴 実 駿） １ 騎 動 脈 絞 掩 術 を３ 鯉 に， 対 照 あ し て２？ 四 こ§瞼 獺 季 循 を 施 行 し， 右 室 圧 蜜 荷 そ デ ル を 作 製 剛 豊∼， 病 理 纏 織 学 お ぷ び 免 疫 組 織 細 胞 化 学 的 蛛 …菖蛇 検 討 し 淀． 実 験 ２ ： 筋 動 賑 絞 掘 薇 を２ 鰹 に， 対 照 と し て１４ 匹 に 曲 湖 手 纐 を 旛 行 し， 免 疫 纏 織 綴 鞄 化 学， Ａ Ｗ ㎜ Ｒ 洲Ａ， 血 串 淡ＮＰ 濃 度 を 検 討 した．２
、 肺 動 脈 絞 掘 衛 お よ び 銚 搬 手 術 の 施 行
Ｐｅ鮒ｏ瞼 搬 鰯 ｓ械 繊 ５腕ｇ狐ｇをラッ トの腹
腔 榊 こ 注 入 し， 廠 酔 不 恐 栄 リ エ チ レ ン チ ュ ー ブ を 着 外 頸 静 脈 よ 簑 揮 入 し害 碗 幽 栓 製 圧 ト ラ ン ス デ 並 一 サ ー を 燭 看工 て 着 心 劣 テ ー テ ル 法 を 施 符 し た． 宥 房， 右 塞 歴 を 溺 憲 鎗 劣 テ ー テ ル 蜜 着 室 内 に 留 鰻 し 淀． 次 終 気 讐 榊 こ至 鰐 汲 費 ス タ ー を 欄 管 し， 人 工 曙 吸 器 嚢 欝 下 で 鰯 鰯 し 淀． 飾 動 脈 絞 樋 術 施 行 欝 帳 欝｝ で１ま， 肺 動 豚 纂 婚 都 の 鰯 麗 蜜 鍋 離 後， 肺 勤 脈 外 燭 淡 搬 搬 蔓 な る 漢 彩 ナ イ 独 ン 糸 で 絞 掘 し， 宥 窒 収 縮 期 圧 淡 圭 昇 し 花 ㌫ を を 確 認 し， 宿 心 カ テ ー テ ル 壷 抜 去 し 闘 繭 し 淀．Ｓｈ 徽 手 薇 施 行 群（斌 鱒 群 ：Ｓ 群）は 同 様 に 開 胸
し 蹄 動 脈 基 始 都 周 麗 を 翻 離 後， Ｐ 群 と 同 様 に 肺 動 脈 の 周 囲１こ 糸 を 通 す 操 作 だ１ナ を 行 い， 再 度 右 室 圧 を 確 認 後 着 心 カ テ ー テ ル を 抜 去 し 淀． ３ ． 実 験 Ｉ １） 菰 行 動 態 の 溺 定 Ｐｅｎｔｏｂａ 搬 滅 ｓ 繊 鰯 嶽 酔 下， 右 外 頸 静 脈 よ り ポ リ エ ヂ レ ン チ 皿 一 ブ を 簿 入 し享 着 房 圧， 右 室 圧 を 測 定 し 花． 心 肉 圧 溺 定 後， 心 腔 肉 穿 刺 に て 脱 血 層 殺 レ 淀 澄 ち１こ 心 臓 壷 鏑 鎧 し 花．望
） 心 璽 鐙 晴 室／崖 室 禽 窮 蟹 争 心 室 串 隅 璽 鐙 比）
の 濁 定 徽 後 ？ 繍， 王 蝸 ， ２ 蝸 副ζ 崖 篇 の 心 蜜 湿 璽 鐘 壷 測 定 し 花． 左 着 心 算 奮 澄 慈 深 く 心 蜜 か 島 分 離 し，心 室 串 鰯 は 左 室 鰍 ζ 訓貴て 為 心 蜜 と 崖 蜜 漫 を分 け
花． 着 室／左 室 貞 鎗 壁 千 心 室 串 隔 重 量 批 （Ｒ Ｗ ＬＶ ｆｒｅｅ ｗ 釧 判 ＶＳ 欄 １ 鰍 ｒ磁 ◎： 醐 繍 ’ｓ ｒ銚ｉｏ）蜘 を 受 れ 賓 祝 の 滋 璽 量 秘 勤 算 鑓 レ 着 室 魍 大 の 鵜 標 の 呈 つ ＆ し 淀．３
） 病 理 纏 織 学 約 お漢 沙 趨 微 影 態 学 駒 検 討
欄 繊 し 稔 心 筋 纏 織 を 洗 顕 鴬 漢 沙 竃 顕 鰍こ観 察 し
花． 着 蜜 ＆ 崖 割 蛸 鶴 蟹 を 糠 討 し 稔． 崖 心 算 は 締 動 脈 慮 下 に 位 蟹 し， 絞 掘 縛尋こ 糸 登 秘１夕 淀 娑 慧 の 孤ｔ脆 ｃ は 考 吏 る 扱 る 癒 養 秘 認 め ら 派 淀 淀 め， 蹴 象 か ら 左 心 房 は 除 外 し 淀． 光 顕 用 と し て 組 織 を互 跳 串 縫 ホ ル マ リ ン 溶 液 で 固 定 後 パ ラ フ ィ ン 短 埋 し， 唾∼ 助 搬 の 切 片 を 作 製 し た ．Ｈ Ｅ 染 色， 鮒 ａＳＳｏ亙 染 亀， 幽 Ｓ 汰 ａ 棚 ｎ Ｇ三ｅＳｏｎ 染 亀 を 施 行 し， 病 理 縫 織 学 駒 観 察 を 行 っ 淀． 心 筋 細 胞 の 細 大 度 を 病 理 縫 織 学 鍬 こ 定 量 化 す る 花 め， 核 を 有 す る 心 筋 細 鰹５ 噸 の 縦 断 繭 ⑳ 横 径 を マ イ ク η メ ー タ で 濁 定 し， 平 均 健 と 標 準 煽 差 を 算 鵠 し た 剛 ．電 顕 燭 纏 織 は
賊 汽 碗 ㌶ 駈三ｙＳｉ 鵬・
ｐ 脇 ｆ
Ｏｒ鵬 １
ｄ紘ｙ幽 （既 酌 溶 漁 砧 慈 畷憲濠花 は
３ 路 的 ｔ欄 １舶ｈｙ錐， 遂沌 ㈱ 赫 鰯 １砧 る二璽鰯
憲σ
）後，汲斌ン樹握雛 包壊し趨簿 甥 鮒 維 條製 し，
酢 撃 ウ 嘗 二 一 ル， ク ユ ン 駿 鉛 の 蟹 梁 亀 後。 趨 微 形 態 寧 榊 こ 観 察 し 花． 敦 く１こ 心 驚 簿 殊 綴 粒洲 洲， ゴ ル ジ 装 蟹， 糧 繭 小 胞 錐 の 変 化 を 詳 しく 調 べ 淀．４
１ 免 疫 纏 織 細 髄 化 学 約 糠 討
上 記３）で 作 製 し 淀 災 顕 招 よ び 電 顕 溺 切 繍 こ 対 し て 漱 Ａ ＮＰ （ｒＡ Ｎ η １こ 赫 す る 縛 異 抗 体 （恭 リ ク ロ ー ナ ル 抜 体） 洲 を 用 い て 免 疫 纏 織 細 獺 化 学 的 検 討 を ａｖｉｄｉｎ−ｂｉｏ 嚇 §ｅｒｏｘ 漉 §ｅ ε◎ 理 童ｅｘ （Ａ ＢＣ） ｍｅｔｈｏｄ２５｝に よ り 行 っ た． 心 筋 細 魑 内 ⑳ 泌 Ｎ Ｐ の免 疫 縄 織 学 的 活 鮭 を 党 顕 お よ 沙 電 顕 繍こ 観 察 し
た 舳 ？） ． そ の 事 煩 登 簡 潔 １こ 述 べ る．（
１
） 免 疫 緩 織 他 学
雀∼５μ ㎜ の 摩 さ１こ 薄 切 し 淀 パ ラ フ 劣 ン 切 片 を 脱 パ ラ フ イ ン 後， 肉 鰯 縫 ペ ル オ 孝 シ ダ ー 壱 を 鰹 止 す る た め０．３％ 遇 酸 化 氷 講 蜘 メ タ ノ ー ル吾こ 郷 分 浸 透 慈 姓 花．０．⑪１ 慨 リ ン 駿 緩 衝 液、 鯛 ？。婁 溶 液 （ 閉 Ｓ） で 洗 浄 後， 帝 ギ 血 溝 壷 切 煉 む ζ 繍 下 し， 郷 分 後１こ 稀 釈 し 花 一＾次 椀 体 壷 鋤 蹄 お ζ 瀦 下 し 滋 蜜 蹄 で 約６０分 便 慮 慈 せ 淀
．
蝸 ｓ 溶 繍 こ疋 溌 浄 後， 腕 鮎 椀二
一 独３ 一５２ 次 抗 体， ａｖ１ｄｉ 納 ｉｏ 搬 ｐｅｒｏｘｉｄａｓｅ ｃｏｍ ｐｌｅｘ と 順 次 反 応 さ せ， 最 後 に ３，３’一ｄｉａｒｎ｛ ｍ ｂｅｎｚｉｄｉｎｅ（Ｄ Ａ Ｂ） で 発 色 さ せ た． 水 洗 後， マ イ ヤ ー の ヘ マ ト キ シ リ ン あ る い は １ ％ メ チ ル グ リ ン で 核 染 色 し， 脱 氷 裁 入 し た． 陰 性 対 照 と し て， 一 次 抗 体 の か わ り にサ ① 正 常 家 兎 血 清， ② Ｐ８Ｓ， ③ 抗 体 を τＡ ＮＰ で 吸 収 し た も の を 用 い て 同 様 の 操 作 を 行 っ た． ③ の 免 疫
吸 収 試 験 で は一 次 抗 体 と し て 使 用 し た 抗 体 の 特 異
佳 を 検 討 す る た め に， 対 応 抗 原 で あ る ｒＡ ＮＰ の 過 剰 量 を 抗 体 に 加 乏， ４ ℃ で 一 晩 混 棚 し１０，０００ｇ で １ 時 聞 遠 沈 後， 上 清 を 陰 性 対 照 と し て 使 用 し 花． （２） 免 疫 細 胞 化 学 （ｐｏｓｔ−ｅ㎜ ｂｅｄｄｉ 聰 ㎜ｅｔｈｏｄ） ＰＬＰ 溶 液 に て 固 定 包 埋 さ れ た 電 顕 用 標 本 か ら 超 薄 切 片 を 作 製 し， ｎｉｃ陰ｅ ㎏ ｒ１ｄ に の 造 る． 超 薄 切 片 の 表 面 を エ ッ チ ン グ す る た め 過 酸 化 水 素 で 処 理 し， 光 顕 と 周 様 に 一 次 抗 体 を 滴 下 し ぺ Ｃ 湿 室 中 で 一 晩 反 応 さ せ た ， １ ％ ｂｏマｉ 随 ｓｅｍ ㎜ ａｌｂη ㎜ｉη 添 加 Ｐ ＢＳ で 洗 浄 後， ｂｉｏｔｉｎ 施 二 次 杭 体， ａｖｉｄｉｎ− ｂｉｏｔｉｎ ｐｅｒｏｘｉｄａｓｅｃｏ ｍ ｐｌｅｘ と 煩 次 反 応 さ せ Ｄ Ａ Ｂ 基 質 で 発 色 後， ２ ％ オ ス ミ ウ ム 酸 後 固 定 し， 乾 燥 後 透 過 型 電 子 顕 微 鏡」（日 本 電 子 ＪＥ Ｍ−１２００ＥＸ） に て 観 察 し た． ４． 実 験 ｎ 実 験 Ｉ に て 組 織 学 的 に 明 ら が な 右 室 心 筋 細 胞 の肥 大 が 肺 動 脈 絞 掘 術 後 ３ 日 目 が ら 確 認 さ れ た た
め， 実 験ＩＩで は 肺 動 脈 絞 掘 術 後 １ 日， ３ 日， ７ 日 目 の ラ ッ ト で ｒＡ ＮＰ㎜ ＲＮ Ａ の 発 現 の 有 無， 血 中 Ａ ＮＰ 免 疫 活 性 の 測 定 を し た． ラ ッ ト は 心 臓 カ テ ー テ ル 施 行 後 脱 血 屠 殺 し， 心 臓 を 摘 出 し 淀． ＲＮ Ａｓｅ の 混 入 に 注 意 し て 左 右 心 室 自 由 壁 を そ れ ぞ れ ３ 分 割 し て， ① ｒＡ ＮＰ㎜ ＲＮ Ａ 濃 度 測 定 と 免 疫 組 織 細 胞 化 学 的 検 討 （② 光 顕 ・ ③ 電 顕） に 用 い た． ① は 液 体 窒 素 に て 急 遼 凍 結 し 測 定 窪 で 一８０℃ に て 保 存， ② は１ 眺 中 性 ホ ル マ リ ン， ③ は ＰＬＰ 溶 液 に て 固 定 じ た． １） 心 室 内 ｒＡ Ｎ Ｐ ｍ Ｒ Ｎ Ａ 量 溺 定 （ｃｅｓ沁 ｍ ｃｈ玉ｏ− ｒｉｄｅ 法 に よ る Ｎ ｏｒｔｈｅｒｎ ｂｌｏｔ ａｎａｌｙｓｉｓ）２副２η ＡＮＰ竈αＲＮ Ａ 測 定 用 の 左 右 心 室 筋 組 織 は 細 切 し。 直 ち に 液 体 窒 素 に て 急 速 凍 結 し， 測 定 蒙 で 一８０℃ 以 下 で 保 存 し た． 組 織 は ポ リ ト ロ ン 型 ホ モ ジ ナ イ ザ ー を 用 い て ４ Ｍ ｇ凹ａΩｉｄｉ鵬 舳 ㏄ ｙａｎａｔｅ に ホ モ ジ ナ イ ズ し， 塩 化 セ シ ウ ム 平 衡 密 度 勾 配 遠 心 法 （５５．０００９ ５ 時 問） に て ＲＮ Ａ を 抽 出 レ ｆｏｒｍ ａｌｄｅｈｙｄｅ−ｆｏｒ ｍａ 醐ｉｄｅ 法 に よ り １．４ ％ ア ガ ロ ー ス ゲ ル で 電 気 泳 動 を 行 っ た． こ の ゲ ル を ナ イ ロ ン フ ィ ル タ ー に （ ブ 日 ツ テ ィ ン 列 ト ラ ン ス フ ァ ー し プ レ ハ イ プ リ ダ イ ズ 後， 畠２Ｐ 標 識 ｒＡ Ｎ ＰｃＤ Ｎ Ａ プ ロ ー べ と ハ イ ブ リ ダ イ ズ し， オ ー ト ラ ジ オ グ ラ フ ィ ー を 行 っ た ． な お ｉ斌 ｅ ｍ ａ三Ｓｔａｎ− ｄａｒｄ と し て Ｇ Ａ Ｐ Ｄ Ｈ ㎜ Ｒ Ｎ Ａ を 同 時 に 検 討 し た ． オ ー ト ラ ジ オ グ ラ ム を デ ン シ ト メ ト リ ー に よ り 定 量 化 し た 淋， そ の 際 ＧＡＰＤＨ の シ グ ナ ル で 標 準 化 し， Ｓ 群 ラ ッ ト １ 日 目 の 値 を ！ と し た、 ２） 血 申 ＡＮ Ｐ 免 疫 活 性 測 定 ＥＤ γＡ 採 血 後， 直 ち に ４ ℃ で 遼 沈 し， 血 漿 を 分 離 し， 測 定 ま で ㍉ Ｏ℃ で 保 存 し た．ラ ジ オ イ ム ア ッ セ イ （ＲＩＡ） に よ り 血 申 Ａ ＮＰ 濃 度 を 測 定 し た． 本 抗 血 溝 の 交 差 健 は αｒａｔＡＮ Ｐ （１−２８） と！００％ の 交 差 性 を 示 し， 本 ＲＩＡ の 最 小 検 出 度 は Ｏ．３ｐｇ／ｔｕｂｅ で あ っ た２島〕． ５． 統 計 処 理 Ｓｔｕｄｅｎｔ・ｔ ｔｅｓｔ， ｏｎｅ ｗ ａｙ ａ 鵬１ｙｓｉｓ ｏｆ ｖａｒｉａｎｃｅ （Ａ Ｎ Ｏ Ｖ Ａ）， Ｓｃｈｅ 旋 ’ｓ ｔｅｓｔ を 用 い て 検 討 し， ｐ ＜ ０．０５ を 有 意 差 あ り と 判 定 し た、結
果
実 験 １
１
） 血 行 動 態
右 室 収 縮 期 圧 は 術 前 カミ平 均３２醐 ㎜ Ｈｇ に 対 し Ｐ 群 で は 循 直 後 は唾 娩 ｍ Ｒｇ， 屠 殺 時 に は ３ 時 聞 ・２る 時 間 群 で近 腕 ｍ Ｈｇ， そ れ 以 降 で は５ 楡 ｒ棚 ｇ に 上 昇 し， コ ン ト ロ ー ル に 較 べ 有 意 に 上 昇 し て い た （表 １ ）．２
） 右 室 肥 大 度
絞 掘 手 術 後 １ 冒 目 よ り 着 室 腔 淋 肉 限 的 に 拡 大 し， 時 問 の 経 遇 に 伴 い 顕 著 に な っ た （図 工）． 着 室 髄 大 の 指 標 と な る Ｆｕｌｔｏｎ’ｓ ｒａｔ１ｏ （Ｒ Ｖ／ Ｌ ｙ ＋ＩＶＳ ｗｅｉｇｈｔｒａｔｉｏ） を， 術 後 ７ 日， １４ 臼， ２１ 日 副 こ 検 討 し た と こ ろ， コ ン ト ロ ー ル に 比 し Ｐ 群 で 有 意 に 高 値 を 示 し た （表 ２）． ま 花， 組 織 学 的 計 測 を 行 っ た と こ ろ 右 室 心 筋 細 胞 の 平 均 横 径 は 術 後 ３ 日 以 降 に 有 意 に 増 大 し， コ ン ト ロ ー ル に 較 べ て 明 ら か に 右 室 心 筋 細 胞 の 肥 大 一毫狽 一５３ 表 １ 季 術 前， 手 術 直 後， 屠 殺 直 前 の 右 心 室 収 縮 期 圧 デ ー タ（ｍ ｍ Ｈ墓； 嚢 ２ Ｆ ｕｌｔｏｎ’ｓ ｒａｔｉｏ 実 験 １ 術 式 η 術 式 ｎ 術 前 術 直 後 屡 殺 直 前 ３お Ｐ ５ ３２．５ 士（〕、６ ４ユ．Ｏ ± 荏．４ ３９．６ 士 １丑．３ Ｓ 革 ３２ ．５ ± ３．９ ２９．３ 士 ｝．２ ３丑．３ 土 司．６ １ｄ Ｐ ５ ３３ ．４ ± １．５ 珪４，２ ± ７，４ ３９．５ ± ５．５ Ｓ ｛ ３０．６ ± １．５ ２８．７ ± １．２ ２９．５ 士 ４．Ｏ ３ｄ Ｐ ５ ３５．遅 ± ２．３ 尋８，Ｏ 士 ４．２ ５司．２ ± ７．Ｏ Ｓ ｛ ３０ ．３ ± ７．｛ ２８．５ 士 ２．｝ ３４．５ ± 雇．２ ７ｄ Ｐ ６ ３１．２ ± 尋、１ ｛２．３ ± １２．４ ５５．３ ± ８．１ Ｓ ４ ３玉．３ ± ３．／ ３０．３ 土 玉．５ ２９，５ ± ３．１ １考ｄ Ｐ ６ ３１．２ ± ３．２ ４７．５ ± ４．８ ５０．７ 土 ７．３ Ｓ ５ ３｛ ．８ ± ３．８ ３１．５ 士 １．７ ２７．８ ± １．Ｏ ２１ｄ Ｐ ６ ３２．７ ± ３．７ 雀４．８ ± ７．９ ５尋．７ ± ９．９ Ｓ ６ ３５．Ｏ ± ３．尊 ３玉 ．５ ± ｛．５ ３司．６ 士 ２．８ 実 験 ２ 術 式 ｎ 術 前 徽 直 後 ５４．３±ヒ２，７ ２９ ．２ニヒ玉．６ 尊８．王ニヒ５，５ ２９．８＝ヒ２，３ ５２．１ニヒ５．３ ３｝ ．８±ヒ３．４ 屠 殺 直前 ７ｄ １幼 ２ユｄ Ｒ Ｖ ／Ｌ Ｖ キ ＩＶ Ｓ ｗ ｅｉ星ｈｔ ｒ目ｔｉｏ
１
：
１姓淋 コ・・舳・
１
：
簑圭
１
：に ・舳・
鮒 ：
１
；］・舳１
｛２．９ ヨ三２，６ ２９、｛ ＝ヒ ２ ．ユ ４２．７ 士 ７，６ ３１．Ｏ ± ２，９ ５２．６＝ヒ玉２，６ ３２．Ｏ±ヒ玉、８ ｏ ｎ ｅ・ ｗ 纈 ｙ 釧珊 １ ｙｓｉｓ １盆 ｍ ｏ ｎ ｇ Ｇ ｐ． Ｐ ｎ．ｓ． ａ ｍ ｏ ｎ ｇ Ｇ Ｐ．Ｓ ｎ−ｓ． １ｄ ３ｄ ７ｄ ３玉．｛±ヒ２，２ ３１ ．６±ヒ １，８ ３１ ．９ 士 ４，０ ３ １．６ ＝ヒ ２．玉 ３０．１±ヒ３．珪 ３０ ．８ 士 ２．９ Ｐ： Ｐｕ 繊 ｏｎ纈ｒｙ 劃ｒｔｅｒｙ ｂａｎｄｉηｇ ｒ 就 ｓ，Ｓ ： ｓｈａ ｍ−ｏＰｅｒ纈ｔｅ養 ｒａ ｔｓ，ｎ ＝ｎ ｕ ｍ ｂ ｅ ｒｓｏ ｆ ｔち ｅｒ 刮ｔｓ，丑 ，３，刎１ ｔｈ ｅ ｄ 畳 ｙ ｓ目 ｃ ｒ 滋 ｃ ｅａ 劃ｆｔｅ ｒ ｔｈ ｅ ｏ ｐｅ ｒａ ｔｉｏ ｎ ． Ｓ ｈａ 和 ｉ◎Ｐｅ ＰＡ ｂ自ｎｄｉｎｇ 表 ３ 心 筋 細 胞５０個 の 平 増 横 径（μ㎝） １ Ｗｅｅｋ ｌ ２ ｗｅｅｋＳ 図 １ 肺 動 脈 絞 掘 季 術 群 と コ ン ト ロ ー ル 群 （Ｓｈａｍ 手 術 群） の 心 横 紙 面 肺 動 脈 絞 掘 群 の 右 室 内 腔 が 徐 々 に 拡 張 し て い る． 術 式 ＲＶ ＬＶ ３ｈ ＰＳ
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＃Ｐ〈 Ｏ，００ １， ｎ．ｓ． ＝ ｎ ｏｔ ｓｉ ｇ ｎｉ￡ ｃ ａ ｎｃ ｅ、 核 を 宥 す る 心 筋 細 胞 ５０個 の 縦 断 面 の 横 径 を マ イ ク ロ メ ー タ ー で 測 定 し、 一平 均 値 と 標 準 偏 差 を 算 出 し た． 術 後 ３ 時 閥 （３ ｈ）の 標 本 は， 右 室 眠 Ｖ）・ 左 室 （ＬＶ） と も に 心 筋 細 胞 欄 質 に 浮 腫 が 認 め ら れ た． が 形 成 さ れ て い る こ とカミ確 認 さ れ た． 左 室 心 筋 細 胞 は Ｓ 群 と 較 べ て 有 意 差 は な か っ た （表 ３）．３
） 病 理 組 織 学 的 観 察
Ｐ 群 で は 右 室 で 心 筋 細 胞 の月凹 大 と 変 性 所 見， 小 血 管 の 周 囲 に 問 質 の 線 維 化， 心 内 膜 の 肥 厚， 毛 細 管 増 生， 細 炮 浸 潤 が 認 め ら れ た．Ｐ 群 ・Ｓ 群 と も に 術 直 後 ３ 時 間 目 で は 心 筋 細 胞 お よ び 聞 質 に 軽 度 の 浮 腫 淡 認 め ら れ た （図 ２）．迅
） 超 微 形 態 学 的 観 察
術 後 時 聞 の 経 遇 と と 削こ 心 筋 細 鞄 の 変 性 （ミ ト コ ン ド リ ア の 変 形 ・ 増 生， 心 筋 線 維 の 糧 羅 化， 配 列 の 乱 れ 等） カミ顕 著 に な っ た． ゴ ル ジ 装 置 は よ く 発 達 し， 粗 面 小 胞 体 の 数 も 増 加 し て い た． 心 房 特 殊 穎 粒 は 核 近 傍 に 集 籏 し て お り， 右 心 房 で は ３ 日 目 以 降 に 数 的 増 加 が み ら れ た． 心 室 筋 細 胞 に は 特 一 糾５ 一５尋 Ｓｈａ ｍ −ｏｐｅ ＰＡ 施 竈ｄｉ蘭ｇ
欄
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臼
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図 ２ 右 室 心 筋 の 病 理 組 織 学 的 所 見 （Ｈ亙 染 色） 肺 動 脈 絞 樋 群 で は 術 後， 心 筋 細 胞 の 馳 大 ・ 粗 髭 化 ・ 配 列 の 乱 れ が 顕 著 に 認 め ら れ た、 殊 穎 粒 は 本 来 認 め ら れ な い が，Ｐ 群 は， 右 心 室 で は 術 後２迅時 問 以 降 に， 左 心 室 で は ３ 日 以 降 に わ ず か に 観 察 さ れ た （図 ３）．５
） 免 疫 組 織 細 胞 化 学 的 観 察
αｒａｔＡ Ｎ Ｐ に 対 す る 抗 体 を 用 い て 行 っ た Ａ ＢＣ 法 で は， 心 房 筋 細 胞 の 核 層 囲 カ主紡 錘 形 に 染 色 さ 松 左 右 心 房 と も に 術 後 ３ 日 か ら ７ 日 目 に 免 疫 活 性 が 最 も 強 か っ た． Ｓ 群 で は 両 心 室 と も に 免 疫 活 性 を 認 め な か っ た が， Ｐ 群 の 右 室 で は ３ 時 間 冒 よ り ＡＮ Ｐ の 免 疫 活 性 を 認 め， 心 房 と 同 様 に ３ 日 副 こ 最 も 強 か っ た． 左 室 で は ３ 時 問 目 は 陰 性 だ っ た が， ２４時 問 目 以 降 に 免 疫 活 性 を 認 め た． 両 心 室 と も に， 強 陽 性 の 細 胞 と ほ と ん ど 免 疫 活 性 の な い 細 胞 と が 混 在 し， 右 室 で よ り 反 応 が 強 か っ た （図 ４）． 免 疫 電 顕 で は 心 房 お よ び 心 室 の 特 殊 穎 粒 上 に Ａ Ｎ Ｐ の 免 疫 瀞 性 を 認 め 削 図 ５）． な お 心 室 の Ａ ＮＰ 陽 性 細 胞 は 筋 原 線 維 が 粗 く， グ リ コ ー ゲ ン 穎 粒 に 富 む 伝 導 系 細 胞 （プ ル キ ン エ 細 胞）卿 と は 形 態 学 的 に 関 ら か に 異 な っ て い た ．実 験 ２
６） 心 室 内 Ａ Ｎ Ｐ ㎜ Ｒ Ｎ Ａ 量 （Ｎ ｏｒｔｈｅ ｍ ｂｌｏｔ 法） デ ン シ ト メ ト リ ー に よ り 定 量 化 し た 結 果， Ｓ 群 の １ 臼 目 の Ａ Ｎ Ｐ 狐 Ｒ Ｎ Ａ レ ベ ル を １ と す る ど， 右 室 で は Ｐ 群 １ 日 目 は 約 ２００ 倍， ３ 臼 目 に は ２５０ 倍， ７ 冒 目 に は ４００ 倍 と 二］ ン ト ロ ー ル と 較 べ て 著 し く 増 加 し て い た． 左 室 の ｍ ＲＮ Ａ 含 量 は， Ｐ 群 で は Ｓ 群 に 比 し ５ 倍 と， Ａ ＮＰ ｍＲ ＮＡ の 発 現 が 軽 度 充 進 し て い た （ 図 ６）． ７） 血 中 Ａ ＮＰ 濃 度 血 漿 Ａ Ｎ Ｐ 免 疫 活 性 は ユ 日 目， ３ 日 目 に は， Ｐ 群 ・Ｓ 群 で 有 意 差 は な か っ た が， ７ 日 目 に は 有 意 に 上 昇 し て い た （表 ４）．考
察
１９６０ 年 初 頭，Ｊａ ｍｉｅｓｏｎ， Ｐａ１ａｄｅ ら刎 に よ り 心 房 筋 細 胞 内 に 特 殊 穎 粒 が 存 在 す る こ と が 指 摘 さ れ た ． １９７９ 年 に は ｄｅ Ｂｏｉｄ ら２２）が， こ の 特 殊 穎 粒 は 体 液 量 ・ 電 解 質 の 調 節 に 関 係 す る こ と を 発 表 し， １９８３ 年 に は 松 尾 ら三）に よ り 強 カ な 利 尿 お よ び Ｎ ａ 利 尿 作 用 を も つ 心 房 性 ナ ト リ ウ ム 利 尿 ペ プ チ ド （Ａ ＮＰ） が 単 離 同 定 さ れ た．ＡＮ Ｐ の 発 昆 以 前 よ り， ア ル カ ロ イ ド 誘 導 体 ｍ ｏｎｏｃｒｏ 傲 ｉｎｅ（Ｍ Ｃ Ｔ） 投 与２引 に よ る 肺 高 血 圧 ラ ッ ト で は， 本 来 心 室 で は 観 察 さ れ な い 心 房 特 殊 穎 粒 カミ心 室 で 著 し く 増 加 し て い る こ と カ 蜘 ら れ て お り， こ の よ う な 病 的 心 に お い て は Ａ双 Ｐ カミ心 室 で も 産 生 さ れ る 可 能 牲 淋 疑 わ れ た． Ｍ ＣＴ 投 与 に よ る 慢 性 肺 性 心 ラ ッ ト で は 右 心 室 で 特 殊 穎 粒 都 著 増 し て お り， 免 疫 組 織 細 胞 化 学 的 に Ａ ＮＰ の 心 室 内 局 在 が 証 明 さ れ だ ㈹ ． し か し ＭＣＴ 自 体 の 薬 理 学 的 作 用， 毒 性， そ し て ＭＣＴ に よ る 肺 血 管 炎 の 影 響 も 考 慮 し な げ れ ぱ な ら な い た め， 本 実 験 で は， よ り 単 純 な 右 室 負 荷 と し て 急 性 の 物 理 学 的 負 荷 心 を 選 択 し た． 肺 動 脈 を 外 周５ｍ ㎜ に 絞 掘 す る と 絞 掘 直 後 の 右 室 圧 が４０ ｍ ｍ Ｈｇ 前 後 と な り， 実 験 に 適 当 な 右 心 圧 負 荷 心 カ書 形 成 さ れ た． ま た 開 胸 ・ 人 工 呼 吸 と い う 侵 襲 が 加 わ る た め， コ ン ト ロ ー ル と し て Ｓｈ 狐 手 術 群 を 設 一 独６一５５ 図 ３ 右 房 お よ び 冶 室 の 超 微 形 態 学 所 見 ｛肺 動 脈 絞 掘 術 後 ３ 日 昌） 右 房 （ＲＡ） で は 心 筋 綱 胞 の 核 の 付 近 に ゴ ル ジ 装 置・ 粗 面 小 胞 体 ・心 蔑 持 殊 穎 粒 の増 生 を 認 め る． ミ ト コ ン ド リ ア の 変 形 が 目 立 つ． 右 室 （ＲＶ） で は 正 常 で は 認 め ら れ な い 特 殊 穎 粒 が 数 個 認 め ら れ る． ｂａｒ は １μ ｍ を 示 す． 定 し た． 術 直 後 ３ 時 問 目 に， Ｐ 群 ・Ｓ 群 と も に 組 織 学 的 に 一 避 性 の 細 胞 お よ び 問 質 の 浮 種 が 認 め ら れ， 手術 に よ る 侵 襲 と 考 え ら れ た． 右 室 肥 大 は 王 週 間 で ほ ぼ ｐｌａｔｅａｕ に 達 す る た め， 心 室 内 Ａ Ｎ Ｐ ㎜ Ｒ Ｎ Ａ の 検 討 は 術 後 １， ３， ７ 日 目 に 行 っ た．
免 疫 組 織 化 学 的 検 討 で は 肉 眼 的 右 室 肥 大 の 形 成
に 先 行 し， 右 心 室 で Ａ ＮＰ の 免 疫 活 性 を 認 め た． ま た 心 肥 大 の 認 め ら れ な い 左 室 で も ＡＮ Ｐ の 免 疫 活 性 を わ ず か な が ら 認 め た． 超 微 形 態 学 的 に は 正 常 心 室 で は 観 察 さ れ な い 心 房 特 殊 穎 粒 を 左 右 両 心 室 で 観 察 し え た． 正 常 心 で は 心 室 筋 の ＡＮＰ ｍ ＲＮ Ａ 量 は 心 房 の １ ％ 程 度 し か 生 合 成 さ れ な い 洲． し か し 本 実 験 で は 心 室 内 Ａ ＮＰ 醐 ＲＮ Ａ 濃 度 は 宥 室 で 数 百 倍， 左 室 で も 軽 度 上 昇 し て お り， 病 的 心 で は 心 室 も 重 要 な ＡＮ Ｐ の 生 合 成 の 場 と 考 乏 ら れ た． し か し， 心 室 筋 細 胞 は 心 房 の よ う に 多 数 の 特殊 穎 粒 を 持 た な い こ と と， 心 室 内 で の Ａ ＮＰ 免 疫 活 性 に 対 す る ＡＮ Ｐ ㎜ ＲＮ Ａ の 割 合 か ら 推 察 す る と， 心 室 で の ＡＮ Ｐ の 動 態 は， 合 成・貯 蔵 し て い る 心 房 と 異 な り， 合 成 後 す ぐ に 分 泌 す る ＣｏｎＳｔｉｔｕｔｉｙｅ ｐａｔｈ ｗ ａｙ３茗〕洲 が 想 定 さ れ た． 今 ま で の 報 告 は 慢 性 期 の 不 全 心 で の 検 討 が 多 か っ た が， 肺 動 脈 絞 掘 術 後， １ 日 か ら ７ 日 目 の 早 い 時 期 に， Ａ Ｎ Ｐ ｍ Ｒ Ｎ Ａ ｇｅｎｅ の 発 現 を 認 め た こ と は 意 義 が あ る． ま た 直 接 負 荷 の か か っ て い な い 左 室 で も， 形 態 学 的 に 肥 大 は 認 め ら れ な い も の の， Ａ ＮＰ の 発 現 を 認 め た こ と よ り， ＡＮ Ｐ の 分 泌 に 物 理 学 的 負 荷 だ け で な く ， 何 ら か の ｈｕ ｍｏｒａｌｆａｃｔｏｒ の 関 与 も 示 唆 さ れ た． こ の よ う に 心 房 お よ び 心 室 か ら 分 泌 の 充 進 し た ＡＮ Ｐ は， 動 脈 血 管 を 拡 張 し， 腎 の Ｎａ 利 尿 を 促 進 さ せ る． ま た， 主 と し て 毛 細 血 管 の 透 過 性 を 増 加 さ せ る こ と に よ り， 循 環 血 液 量 を 減 少 さ せ， そ の 結 果 心 房 圧 を 低 下 さ せ る． こ の よ う に し て ＡＮ Ｐ は 心 不 全 時 に お け る ホ メ オ ス タ ー シ ス の 維 持 に 重 要 な 役 割 を 粟 た し て い る も の と 考 え ら れ た． 最 近 の 研 究 に よ る と ＡＮ Ｐ の み な ら ず ＢＮ Ｐ も 不 全 心， 肥 大 心 に お い て 分 泌 ・ 合 成 が 充 進 し て い る こ と が 報 告 さ れ て い る２ 岬． Ｂ Ｎ Ｐ は， Ａ Ｎ Ｐ と 分 布 ・ 遺 伝 子 発 現 調 節 が 若 干 異 な り， 急 性 期 に 反 応 す る 所 謂“ｃｒ１ｓｉｓ ｈｏｒ㎜ ｏｎｅ” と し て 認 識 さ れ て い る ．Ａ Ｎ Ｐ の み な ら ず Ｂ Ｎ Ｐ を 含 め た ナ ト リ ウ ム 利 尿 ペ プ チ ド フ ァ ミ リ ー が 心 不 全 に お い て 重 要 な 代 償 機 構 を 担 っ て い る と 考 え ら れ て い る． 一 卓４７ 一鱗
刻 飽蚊
７ 錫 晒
騒 鷹 窟 藩宝 鴬 窒 鋤 淡 籔 姦 蜜 ㊧ 磁 妓㌶ 黛 ⑳ 鈍 纏 纏 織 梁 亀 肺 動 豚 絞 椀 徽 縫 至 鷺 湧、 ７ 鷺 鰯 ⑳ 免 湊 纏 織 梁 亀． 宥 驚 （澱 幻 で は， 憾 経 ん 陰 業 べ て凄） 心 震 鱗 綴 髄 ⑳ 棲 ⑳ 縄 遡 ζ繍 鑑 影 鰯 銚 ・鈍 疫 瀞 縫 壷 認 め 淀。 猪 心 蜜 眠 ｖ葦 で は 心 蜜 筋 綴 縫 胸 綴 鰯 劉 こ 拶 嚢 ん 縫１こ鏡 痩 瀞 鰹 壷 認 紡 淀． 産 心 蜜 牝 別 で１嚢｝ 都 ⑳ 綴 脚 こ 瀞 鰹 登 綴 織 愁 。 團 § 惹 霧壼 惹 蜜 ⑳ 蹴 激㌶ 漂 の 免 疫 電 顕 着 霧 暇 淡） 薦 ぷ 淡 蕎 蜜 概 ｙ） 心 鱗 綴 鰯 の 簿 餓 額 繊 こ 一 致 し て 砥 淡 Ｐ ⑳ 鏡 痩 溝 篠 を 認 め 澄 ． 瞼 更 １嚢 切 鰯 蜜 承 賛。 一 遂遵８ 一５７
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Ｃ ＯｎｔｒＯ１ Ｐ Ａ ｂａｎｄｉｎｇ 図 ６ 両 心 室 の Ａ ＮＰ ｍ ＲＮ Ａ の ノ ザ ン ブ ロ ッ ト 解 析 デ ン シ ト メ ト リ 引 こ よ る と，Ａ Ｎ Ｐ ｍ Ｒ Ｎ Ａ レ ベ ル は ， 右 室 で は 肺 動 脈 絞 掘 術 後 ヱ 日 目， ３ 日 冒， ７ ヨ 副 こ， 約 ２００ 倍，２５⑪ 倍，ξ００ 倍 と コ ン ト ロ ー ル と く ら べ 著 し く 増 カ冒 じ て い た ．左 室 の ｍ Ｒ Ｎ Ａ レ ベ ル は，約 ５ 倍 と 軽 度 充 進 し て い た． 表 ４ 施 漿 Ａ ＮＰ 免 疫 活 性（ｐｇ 加１） に ｒＡＮ Ｐ の 免 疫 活 性 の 充 進 を 認 め た． 電 顕 的 に は 心 房 特 殊 穎 粒 が 心 室 に も 認 め ら れ， 免 疫 電 顕 に て 穎 粒 上 に ｒＡ ＮＰ の 免 疫 活 性 を 証 明 で き た． ３） 心 室 内 Ａ ＮＰ ｍ ＲＮ Ａ の 発 現 は 右 室 で 著 し く， 左 室 で も 軽 度 な が ら 認 め ら れ た ． 遂） 急 性 お 心 系 圧 負 荷 心 で は， 心 室 に お い て Ａ ＮＰ の 産 生・分 泌 が 充 進 し， 不全 心 筋 の 代 償 機 構 に 寄 与 し て い る と 考 え ら れ た ． 術 式 ｎ １ｄ ３ｄ ７ｄ 幸 ｐ〈 Ｏ ．０ ５， 政 漿 Ａ Ｎ Ｐ 免 疫 藩 性ｌ
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、Ｓ．：ｎ ＯｔＳヨ 夏 ｎｉ汽 Ｃ 目 ｎＣ ｅ． 最 後 に 心 室 筋 の ミ オ シ ン 重 鎖 や 軽 鎖 は， 肥 大 心 で は 胎 児 型 へ の 形 質 変 換 が 起 こ る こ とカミ知 ら れ て い るヨ６〕．Ａ Ｎ Ｐ で も 同 様 の こ と が 言 え， 胎 生 期 に は 心 室 筋 で も 遺 伝 子 の 発 現 が あ る が雪７），新 生 児 ・ 成 人 に な る と ほ と ん ど 認 め ら れ な く な り， 病 的 心 で 再 び 心 室 に 発 現 し て く る． 一 つ の 生 体 系 の 中 で ミ オ シ ン 等 の 収 縮 蛋 自 ・Ａ Ｎ Ｐ・ 癌 遺 伝 子 な ど 様 々 な 因 子 が 適 時， 形 質 変 換 等 を 起 こ し て， ス ト レ ス に 対 し 適 応 し て い る と 考 え ら れ た．結
語
ラ ッ ト の 肺 動 脈 を 絞 掘 し 右 心 系 に 急 性 圧 負 荷 を か け て， 心 房 性 ナ ト リ ウ ム 利 尿 ペ プチ ド （ｒＡ ＮＰ） 動 態 を 経 時 的 に 検 討 し た． 王） Ｐ 群 で は 着 室 収 縮 期 圧 は１上 昇 し， 病 理 学 的・ 組 織 学 的 に 右 室 肥 大 の 形 成 が 確 認 さ れ た．２
） 免 疫 組 織 学 的 に 肺 動 脈 絞 捉 早 期 よ り 右 心 室
本 稿 を 終 え る に あ た り， ご 指 導 賜 り ま し た 東 京 女 子 医 科 大 学 青 山 病 院 木 全 心 一 教 授， 信 州 大 学 第 ］ 内 科 関 口 守 衛 教 授， 東 寮 女 子 医 科 犬 学 第ニニ病 理 学 西 川 俊 郎 助 教 授， 東 京 医 科 歯 科 大 学 第 二 内 科 廣 江 道 昭 講 榊 こ心 か ら 深 甚 の 謝 意 を 表 し ま す． な お， 本 論 文 の 要 旨 は 第５４回 日 本 循 環 器 学 会 総 会 （１９９０） に お い て 発 表 し た ． 文 献 １） Ｋ 狐 ｇ副ｗ ａ Ｋ ， Ｍ ㌶ ｓ㎜ｏ Ｈ ： Ｐｕｒ三丘ｃａｔｉｏｎ ａｎｄ ｃｏ ｍ ｐｌｅｔｅ ａ ｍ ｉ ｍ ａｃ１ｄ ｓｅｑ ｕｅ ｎｃｅ ｏｆ α一ｈｕ ㎜ ａ ｎ ａｔｒｉａ− ｎａｔｒ１ｕｒｅｔｉｃ ｐｏｌｙｐｅ ｐｔｉ６ ｅ （α 一ｂ Ａ Ｎ Ｐ）． Ｂｉｏ− ｃｈｅ ｍ Ｂｉｏ 曲 ｙｓ Ｒｅｓ Ｃｏ ｍ ｍｕｎ １１８ ：王３１一ユ３９． １９８４ ２； Ｃａ 淋…皿 Ｍ ，Ｇ皿 砒 ｏｗｓｋａ Ｊ，Ｔｈ 妨ａ１１１ｔ Ｇ ｅｔ ａ１： Ｉ ｍ 伽 ｕ ｎ ｏｃｙｔｏｃ ｂｅ 閉…ｃａｌ ｌｏｃａｌｉｚａｔｉｏｎ ｏｆ ａｔｒｉａ１ 螂盆ｔｒ｛ｕｒｅｔｉｃ ｆａｃｔｏｒ ｉｎ ｔｈｅ ｈ ｅａｒｔ ａｎ ｄ ｓａ Ｈ ｖａｒｙ ｇｌａｎｄｓ． Ｈｉｓｔｏｃｈｅｍ１ｓｔｒｙ ８０ ： 玉１３−ｉ２７， １９８｛ ３） Ｎ 荻 ａｏｋａ Ｈ， Ｉｍ 就 ａｋａ Ｋ ， Ａ ㎜ ａｎｏ Ｍ ｅｔ 里１； Ｐ１割ｓ ｍ 目 １ｅＹｅｌｓ ｏｆ ａｔｒｉ纈１ ｎ ａｔｒｉｕｒｅｔｉｃ ｆａｃｔｏｒ …ｎ ｐ目ｔｉｅｎｔｓ ｗｉｔｈ ｃｏ 聰 ｅｓｔｉｖｅ ｂ 舶 ｒｔ ｆａｉｌｕｒｅ． Ｎ 啄 Ｍ ３１３ ： ８９２−８９３ ，玉９８５ 皇） 忍皿 ｍ ｅｔｔ ＪＣ，Ｋａｏ Ｐ Ｃ，Ｈ 凹 Ｄ Ｃ ｅｔ ａ一： Ａｔｒ｛ａ１ ｎヨｔｒｉｕ ｒｅｔｉｃ ｐ ｅｐｔ玉ｄ ｅ ｅ１ｅ ｖａｔｉｏｎ ｉｎ ｃ ｏｎｇｅ ｓｔｉｖｅ ｈｅａｒｔ ｆａＨ ｕｒｅ ｉｎ ｔｈｅ ｈ ｕ正ｎ ａｎ．Ｓｃ｛ｅｎｃｅ ２３ エ ニ 王１近５一 互玉里７， 王９８６ ５） 脳１ｄ値ｒ Ｇ 瓦，Ｓ ｗｅＥｔ ＣＳ，Ｅ ㎜ 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