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組み込みシステム開発用多機能Behaviorモデラ-の開発(第3報)

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Academic year: 2021

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(1)1G-1. 情報処理学会第66回全国大会. 組み込みシステム開発用多機能 Behavior モデラ−の開発(第3報) ∼IT 機器のユーザーインターフェース挙動モデリングによる有効性検証∼ A Research on Multi-Function Behavior Modeler for Embedded Systems Development (3rd Report) --- Verifying Effectiveness by Modeling Behavior for User Interface of IT Appliance--漆原 映彦† Akihiko Urushihara. 金井 理† Satoshi Kanai. 岸浪 建史† Takeshi Kishinami. ①. Behavior Modeller 機能関係図. 1)Shooting 2)Reviewing ・・・. 近年,PDA・携帯電話の様な組み込みシステム開発では製 品機能数の増大や,開発期間短縮などにより,ユーザーイン ターフェース(UI)開発プロセスの合理化が望まれている. UI 開発プロセスを支援するツールへの要求機能としては, ①製品の機能仕様及び挙動仕様のディジタルなモデル化が可 能,②それらモデル間の体系的変換が可能,③複雑な挙動仕 様モデルも簡潔な作業で定義可能,④後工程で再利用可能と なるオープンなフォーマットで挙動仕様を出力可能,⑤挙動 仕様モデルを試験的に実行可能,であることが挙げられる. 既に商用のプロトタイピングツール[1]もあるが,これらは状 態遷移図等で細かな挙動仕様を直接入力する必要があり,そ の作業に手間が掛かる. 著者らは,上記①②③のために UI が果たすべき機能仕様の 図的モデルとして機能関係図[2]を,機能操作シナリオをシー ケンス図(SD)で表す[3]ことによって,UI の挙動仕様を表す UML/Statechart(SC)を体系的に設計する手法を提案してきた. 本報では,これらの2手法を組み合わせることによって完全 な UI 挙動仕様を表す SC を生成する手法及び支援ツールを開 発する.また,④のために SC で定義された UI 挙動仕様の XML フォーマットによる出力機能も開発する.これらを具体 的な IT 機器に適用することによって,その有効性を確認する.. 挙動仕様. ③. 1.はじめに. ④ UI構成要素用SC. UIコントローラ用SC. SC: Statechart. 出力UI構成要素用SC. 機能選択用SC 機能リスト. ON e1/a1 TurnCW / CWevent. Dial. 選択状態 1. Turn CCW / CCWevent Waiting. TurnCW. Statechart for input UI element CCWevent CWevent. TurnCCW. CWevent. function1. 1)push button_a 2)express the Photos on LCD. CWevent. CWevent. ・・・ function2 functionn CCWevent CCWevent CCWevent. e3/a3. Statechart templatefor UI controller. UI構成要素 SCテンプレート. 機能操作シナリオ. s1’ e7/a7. e1/a1. e5/a5. e5/a5. s2’. s1. Get lightON/ turn ON. 入力UI構成要素用SC. s2. e7/a7. Get lightOFF/ turn OFF. OFF. e4/a4. s3’ e6/a6. シーケンス図. e2/a2 選択状態 2. e2/a2 e4/a4 e3/a3. Push button1 /button1Event. USER. e6/a6. s3. waiting. 機能実行用SC Field1. ②. Field2. XML UI構成要素. 外部出力. 図1 本研究の概要 XOR XOR デジタルカメラ機能 AND AND 撮影機能. 機能選択  ダイヤル 機能決定  なし 機能戻り   なし. Func Func ズーム機能 Func Func フラッシュ機能 XOR XOR. 機能選択  ボタン0 機能決定  ボタン1‐pushed 機能戻り   ボタン2‐pushed. Func Func 通常撮影機能 Func Func 連続撮影機能 Func Func 画像再生機能. Func Func タイマー撮影機能. 図2 UI 構成要素を関連付けた機能関係図例. 2 .機能仕様から挙動仕様への変換手法 図1に提案する機能仕様から挙動仕様への変換手法概要を 示す.①製品機能仕様リストから,機能関係図を作成し,こ れに UI 構成要素(LCD,ボタンなど)を関連づける.それら UI 構成要素に対応した固有の SC 構造が,UI 構成要素 SC テ ンプレートから選択され,UI コントローラの機能選択部の SC を自動生成する.②機能操作シナリオを SD で表し, StateVector(SV)を利用することにより状態を特定し,機能実 行用の SC を自動生成する.③①②で生成された SC を組み合 わせることにより UI Controller の完全な挙動仕様を表す SC が完成する.④UI Controller の挙動仕様生成と並行して,UI 構成要素 SC テンプレートを利用して各 UI 構成要素を表す SC を自動生成する.本研究では,UI Controller 用挙動仕様と 各 UI 構成要素を表す SC を併せて挙動仕様として扱う.ユー ザーは入力/出力 UI 構成要素の SC を介して UI Controller へイ ベントを送信,UI Controller からアクションを受信する.挙 動仕様を UI Controller を表す SC と UI 構成要素を表す SC に 分けることにより,UI 構成要素の変更に伴った挙動仕様の変 更が可能となる.. 3.機能リストから機能選択用 SC の生成[2] 3.1 機能関係図の作成と UI 構成要素の関連付け 機能関係図とは,その機器の要求機能を下位機能へ分解し, これらの機能間の階層関係を有向グラフ表現したものである. 同一階層の機能間には排他関係(複数の機能の中から一つだ け選択されて実行される関係)や並行関係が定義される.ま た,排他関係の子機能を持つ機能には UI 構成要素が関連付け られる.. 3.2 UI 構成要素テンプレート コスト要求などを基に,必要な UI 構成要素を設計する。各 UI 構成要素は入力 UI と出力 UI に分けられる.入力 UI の SC 構造は,この UI 構成要素に User が操作で与える入力イベン トと,この UI 構成要素から UI コントローラに送られるイベ ントとの状態遷移関係があらかじめ定義されたテンプレート 内から選択することにより設計される.同様に,出力 UI では 外部に表示される出力を状態として持つ SC 構造が,あらかじ め定義されたテンプレート内から選択することにより設計さ. Hokkaido University, kita-13 nishi-8, Kita-ku, Sapporo, Hokkaido 060-8628, Japan. 1−173.

(2) れる.これらテンプレートをまとめて UI 構成要素 SC テンプ レートとする.. 3.3 機能選択用 SC の生成 3.1 節で作成された UI 構成要素が関連付けられた機能関係 図(図 2)と,UI 構成要素 SC テンプレートを利用して,UI コントローラ用の機能選択に関する SC を一意に自動生成す ることが出来る.この生成手法は[2]で報告済みである.. 4.機能操作シナリオからの機能実行用 SC の生成[3]. 本報告では,機能関係図や機能操作シナリオから UI 構成要 素に依存した完全な挙動仕様を表す SC の生成手法の提案・ ツールを開発し,具体例への適用を行った.今後は,SC 挙動 仕様の実行機能を実装し,実機挙動との比較を行うことによ り有効性の確認を行う. [参考文献] [1] 例 え ば 、 プ ロ ト ビ ル ダ ー http://www.gaio.co.jp/ GAIO Technology 社 [2]漆原他; 組み込みシステム開発用多機能 behavior モデラーの 開発(第 2 報)∼GUI 機能シナリオ構造からの Statechart 生成 手法∼ 第 2 回情報科学技術フォーラム論文集(2003) pp.163164 [3]漆原他; 組み込みシステム開発用 Behavior モデラーの研究∼ ユーザーインターフェース操作シーケンス図の合成による Statechart の自動生成∼ ,平成 15 年度精密工学会北海道支部 会講演論文集(2003) sv 0 , sv1 ,... UI 構成要素. USER. メッセージ. ⑤. :Statevector値. UI コントローラ. m1. event. m2 m3. action. m4 m7. action. m8. action. s0. sv 0 ② sv1. event. event. ③. 完全な挙動仕様を表す SC を生成する方法として 1)3節で 生成した概略構造に対して,前節で生成した各機能を表す SC を埋め込む,2)3節で生成した概略構造に対して,前節で生 成した各機能を表す SC を補完的に組み合わせる,3)すべての 挙動仕様を 4 節の方法で作成する,がある.これらの方法は, 実際に設計する機器に依存して変化する.例えば,プリンタ ーなど,機能選択の部分が操作の大部分を占める場合は 1)の 方法,主要となる機能があり,その機能の起動にショートカ ットキーなどが別途割り当てられている機器の場合は 2),そ れ以外の機器に関しては 3)の方法など,設計する機器に合 わせた機能選択部と機能実行部の SC の設計比率を変化させ ることによって多くの組み込み機器の設計が可能となる.. s2. m7/m8. ④ sv 3. s3 UIコントローラ用SC. 操作シナリオ別シーケンス図. 5.完全な挙動仕様を表す SC の完成. m1/m2 s1 m3/m4. ①. sv 2. ・・ ・. ・・ ・. 図 3 に各機能実行用 SC の自動生成手法の概要を示す.手順 としては①SD の UI Controller オブジェクトと関連するメッセ ージについて考える.UI Controller オブジェクトに対して入力 (Event)か出力(Action)かを判断し,メッセージを分類する.② UI Controller オブジェクトの出力(Action)は,UI 構成要素への イベントのため,それぞれが示している外部出力が変化する (SV が変化する).UI Controller のどの出力遷移(アクショ ン)で SV 中のどの要素が変化するかを対応づける.③②で定 義した対応関係を利用し,SD 中の SV に対して各状態と対応 付ける.対応付けることによってこの SD から最終的に生成さ れる SC の状態集合が定義される.④SD を UI Controller のス イムレーンについて順に処理していき,SC の状態間を遷移で 結ぶことによって最終的な SC が完成する.⑤①∼④の過程を 全ての SD について行うことにより,機能実行用 SC が完成す る.. 7.まとめ. 図3 機能実行用 SC の自動生成手法の概要. 機能関係図 生成された Statechart UI構成要素 SCテンプレート. 6.UI 挙動仕様作成支援ツールの実装及び有効性の確認 以上の提案する SC 設計手法を Java で実装した(図 4).こ のツールは,1)機能関係図の作成・編集・入出力,2)機能関係 図から機能選択用 SC 概略構造の生成,3)機能操作シナリオを 表す SD からの機能実行用 SC 生成,4)生成された SC 挙動仕 様の XML 出力,などの機能を持つ.このツールを実際の IT 機器(デジタルカメラ)の UI 挙動仕様設計に適用した.生成 された UI 挙動仕様を表す SC を図 5 に示す.説明書や実機か ら動作機能を抽出し,本ツールを用いて実機上の UI 構成要素 に応じた機能関係図を作成し,また各機能の操作シナリオを 表す SD から,実機の UI 挙動を模擬する挙動仕様が,5節 1) の方法を用いて SC 形式で自動生成可能であることが確認でき た.. 図4 UI 挙動仕様作成支援ツール The function for a digital camera button2Event button2Event. Select for take button1Event. Select for Review button1Event. button2Event. Function for taking picture JogUP JogDOWN. SelectState. button1Pushed button2Pushed Normal Shooting Function. SelectState. JogUP JogDOWN. Continuous Shooting Function ShootButtonPushed/ Take ContinuousPicture. Waiting. RightbuttonPushed/ ZoomOut. button2Event. Function for reviewing SelectState. button1Pushed button2Pushed button1Pushedbutton2Pushed. ShootButtonPushed/ Take Picture. Waiting. JogUP JogDOWN. Timer Shooting Function ShootButtonPushed/ Take Timer Picture. LeftbuttonPushed/ Show Previous Picture. Waiting. LeftbuttonPushed/ ZoomIn. LeftbuttonPushed/ Show next Picture Showing Picture On LCD. Zoom. Wait. Flash. FlashbuttonPushed/ FlashONEvent Flash ON. Flash OFF FlashbuttonPushed/ FlashOFFEvent. 図5 本ツールにより作成された SC(デジタルカメラ). 1−174.

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参照

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図 3.1 に RX63N に搭載されている RSPI と簡易 SPI の仕様差から、推奨する SPI

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