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[講演要旨] 1933 年昭和三陸地震の地震記象と2005 年11 月15 日三陸沖の地震による強震記録の比較

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Academic year: 2021

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(1)歴史地震 第 23 号(2008) 152 頁. [講演要旨]1933 年昭和三陸地震の地震記象と 2005 年 11 月 15 日三陸沖の地震による強震記録の比較 植竹富一・野口厚子 (東京電力株式会社) 2005 年 11 月 15 日に三陸はるか沖で M7.2 の地震が発生した。この地震は、1933 年昭和三陸地震の 南側で発生しており、昭和三陸地震と同じ正断層型のメカニズム解を示している。2005 年の地震の検 討を進めることにより 1933 年タイプの巨大地震の理解が進むと考えられる。昨年の歴史地震研究会[植 竹・野口 (2006)]では東京湾岸での長周期地震動に関する比較を行った。その後、昭和三陸地震の記録 を広域にわたり収集・数値化するとともに、95 型計測震度計による 2005 年の地震の記録などとの比較 を進めている。今回は、比較的震源に近い盛岡気象台での記録を比較する。盛岡における昭和三陸地震 の記録および、震度計記録から計算した変位記録を図1に示す。昭和三陸地震の記録は、中央気象台型 変位計によるとされているが、地震計の固有周期や減衰常数は明確にはわかっていない。2005 年の地 震の波形は、震度計による加速度記録から地震計の固有周期、減衰を仮定して計算した。上段の波形が 気象庁 1 倍強震計相当(周期 6 秒、減衰常数 0.55)で計算した結果、中段の波形が固有周期を短く(水 平 4 秒、上下 3 秒)して計算した波形である。周期 6 秒では長周期の後続波が目立つが、固有周期を短 くすると目立たなくなる。一方、1933 年の波形(下段)には長周期の後続波群は見られない。一般にマグ ニチュードの大きい方が長周期の波を出しやすいことから、盛岡の当時の地震計の固有周期が短かった とすれば、後続波が小さいことが理解できる。 謝辞:防災情報サービス・中村操氏には、昭和三陸地震記録の数値化に関してご協力頂きました。記して感 謝致します。. 秒. 秒 図1. 盛岡における 1933 年昭和三陸地震の記録波形(下段)と 2005 年三陸はるか沖の地震の機械式. 地震計相当波形(中段:固有周期水平 4 秒・上下 3 秒、上段:固有周期 6 秒) - 152 -.

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