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細 菌 の 五 炭 糖 代 謝

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Academic year: 2022

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(1)576.. 細. 菌. の. 五. 炭. 糖. 8. 095.. 代. 3:. 547.. 456. 謝. 岡 山大 学 医 学 部 微 生 物 学 教 室(指 導:村 上 栄 教 授) 赤. 木. 孝. 〔昭 和33年12月27日 受 稿 〕 目 第1篇. 次. 発育 菌 の 五 炭 糖 の 分 解. 実 験 材 料 及 び実 験方 法. Ⅲ. 実験成績. 緒. Ⅱ. 実 験 材 料 及 び実 験 方 法. 1. 普 通 寒 天 培 養菌 体 の 五 炭 糖 酸 化 能. Ⅲ. 実験成績. 2. 五炭 糖 酸 化 に 対 す るグ ル コ ース添 加の 影. 1. 言. Ⅱ. I. 発 育 に 於 け るC源 と して の 五 炭 糖 の 効果. 2発. 響. 育 菌 に よ る五 炭 塘 の 分 解 に 於 け る量 的 関係. Ⅳ. 総括及び考案. V. 結. I. 五 炭 塘酸 化 に於 け る量 的 関 係 総 括 及 び考 案. V. 静止 菌 の 五 炭 糖 の 酸 化 緒. 五 炭 糖 に 対 す る適 応. 4 Ⅳ. 言. 第2篇. 3. 結. 言. 参考文 献. 言. 第1篇. 発 育 菌 の 五 炭 糖 の 分 解 と して,数 種 の菌 の リボ ー ス,ア ラビ ノー ス.キ シ ロ. I. 緒. 言. ー スのC源. 五 炭 糖 特 に リボ ー ス.デ ソ キ シ リボ ース は 生 物 体 に よ つ て 重 要 な 地 位 を 占め,そ の 代 謝 も また 重 要 な 意 義. とし ての 利 用,発 育 菌,及 び 静止 菌 に よ る. これ ら五 炭糖 の酸 化 分解 に つ い て検 討 し た.以 下 そ の 成 績 を記 して御 批 判 を仰 ぐ次 第 で あ る.. をも つ と考 え られ る. Ⅱ. 然 し エ ネ ル ギ ー源 と して は ク ル コ ース な ど に 比 し は るか に 劣 るの で 研 究 が 少 い た め か そ の 酸 化(分 解)反 応 に関 し て は不 明 な 点 が か な りあ るよ うで あ る. 細 菌 に於 て も 一般 に 五炭 糖 酸 化 能 は グ ル コ ー スの そ れ に 比 し劣 つ て お り,チ フ ス菌1),赤. 痢 菌2, 8)な どの. 普 通 寒 天 培 養 菌 体 は 五炭 糖 を殆 ん ど酸 化 し得 ず.又. ブ. ドー球 菌4)に 於 て も培 養 時 間 が 長 く な る につ れ て 酸 化 能 は 著 し く低 下 す る. 然 し 五炭 塘 はWarburg‑Dickens経 あ る もの て あ り,又 核 酸,助. 路5〜8)の 上 に. 酵 素 類 な ど の 構成 要 素 で. も あ り,そ の 代 謝 に 関 し て は 更 に 究 明 され るベ きも の. 供 試 細 菌:. 微 生 物 の 五 炭 糖 代 謝 に関 し て はRockwood等9), Lampen等10),. Lampen等11).. Cohen等13).鈴. 木 等14)そ の 他 に よ つ て 種 々研 究 さ. Natting等12).. れ て い るが,筆 者 は 病 源 細 菌 の 五 炭 糖 代 謝 研 究 の 一 環. S. typhi. 57S,. Sh.. flexneri. sonnei(畠. 山 株), E. coli communis,. staphyl.. aureus(寺. phyl.. citreusの. 島 株),. 2a,. Sh. A. aerogenes,. staphyl.. albus,. sta. 各 教 室 保 存 株.. 発 育 を 観 察 す る 実 験:中. 試 験 管 に5.Om1の. 培地. を 入 れ,先. ず 普 通 寒 天20時 間 培 養 菌 の 生 理 的 食 塩 水 浮. 游 液 の1白. 金 耳 を 接 種 し,第2代. 液1白. 金 耳 を接 種 し て 継 代 し5代. 判 定 は 肉 眼 に よ り+.±,‑の. 目か ら は前 代 の 培 養 迄 観 察 し た. 符 号 を以 て 示 す こ と. と し た. pHの. と 考 え る.. 実験 材料 及 び 実 験 方法. 測 定: pHメ. 五 炭 糖 の 定 量:リ. ー タ ー に よ つ た. ボ ー ス,ア. ス 共 に オ ル シ ン ーHc1反. 応15)に. ラ ビ ノ ー ス,キ. シ ロー. よ り 比 色 定 量 し,夫. 々 の 標 準 曲 線 と 対 比 し て 決 定 し た. グ ル コ ー ス の 定 量:. 3.5‑ヂ ニ ト ロ サ ル チ ル 酸 を 用 い.

(2) 1336. 赤. 木. 孝. る 比 色 法16)に 依 つ た. 第1表 焦 性 ブ ドー 酸 の 定 量:. 2.4‑ヂ. C5糖. ニ トロフ ェ ニ ー ル ヒ ド. S.. のC源. と し ての 効 果. typhi. 57S. ラ ヂ ン を 用 い る 比 色 法17)に 依 つ た. 酷 酸 の 定 量:試 M/100. 料 溶 液 を 水 蒸 気 蒸 溜 し,溜. NaOHで. 滴 定 し た. Ⅲ. 1.. 出 液 を. 実. 験. 発 育 に 於 け るC源. 成. 績. と して の五 炭糖 の効 果. 各 供 試 菌 の 発 育 に 於 て リボ ー ス,ア シ ロ ー ス な ど のC5糖. がC源. ラ ビ ノ ー ス,キ. とな り う るか否 か を見 る. ため 第 一燐 酸 カ リ. 0.35g. 第二燐酸 ソーダ. 2.5〃. 食. 3.0〃. 塩. 硫酸第 一鉄. 0.001〃. 硫 酸 マ グ ネ シユ ウム. 0.01〃. 水. 1.01. PH7.2 上 記 組 成 の 基 礎 培 地 に,各 ビ タ ミ ン を添 加 し,. C源. も の を 培 地 と し て5代. 菌 の 最 少 の 必 須N源. と し て こ れ 等C5糖. 及び. を加 え た. 迄 継 代 して 発 育 の 可否 を観 察 し. た. 通 常 栄 養 要 求 を 見 る 実 験 に 於 て はC源. と し て グ ル.コ. ー ス を 用 い て 居 り,又. 事 実 多 くの 細 菌 で は こ れ が最 良. のC源. 照 と し て グ ル コ ー ス をC源. と な る の で,対. た 場 合 も 同 時 に 行 つ て 比 較 す る こ と に し た. れ も0.2%と a. とし. C源. は何. な る よ う に し た.. 又 キ シ ロ ー ス をC源. S. typhi. ン,ア. チ フ ス 菌 の 培 地 に つ い て は 多 く の 研 究 が あ り,ト. リ. プ トフ ア ン を 必 須 ア ミ ノ 酸 と す る 株 が 多 い と さ れ て い る18)筆. 者 の 実 験 に 於 て も第1表. フ ア ンはS.. typhi供. の 如 く,ト. 加え更 に. を ア ス パ ラ ギ ン酸,(0.2mg/m1)グ. (0.2mg/m1)及. ル タ ミ ン酸,. び ア ス パ ラ ギ ン酸,+グ. し た 場 合 の 発 育 に 対 す るC源 の 如 く で あ り,ト. ル タ ミ ン酸 と. の 影 響 を見 た と こ ろ 同表. リ ブ トフ ア ン+ア. ス パ ラ ギ ン酸,或. 以 上 継 代 可 能 で あ り,グ. の 変 り に リ ボ ー ス を 用 い て も(培 っ た.. C源. フ ア ン+ア. 地No.5)可. を ア ラ ビ ノ ー ス と し た 場 合 に は,ト ス パ ラ ギ ン酸,或. タ ミ ン酸 添 加 で は 継 代 不 能 で あ る が,ト +ア. ス パ ラ ギ ン 酸+グ. な つ た.. ルコース 能であ リプ ト. は ト リ プ トフ ア ン+グ. b. St. flesneri. 赤 痢 菌 の培 地 に 関 す る 研 究 も多 く 報 告 され て 居 り コ チ ン ア ミ ド(NA)を. 必 要 とす る もの が 多. い が ア ミ ノ酸 の 要 求 は そ れ 程 厳 し く な く,ア ン酸,グ. ル タ ミ ン酸 な ど1,. こ と が 知 ら れ て い る.供 も 第2表. 2種 の ア ミ ノ 酸 で 足 り る. 試 菌Sh.. に 見 ら れ る如 く,. スパ ラギ. NAは. flexneri. 2aに. 於て. 発育 に必須であ ると. 見 做 さ れ る.. は ト リ プ トフ ア ン 十 グ ル タ ミ ン酸 添 加 培 地 で は グ ル コ ー ス を 加 え る と5代. ル タ ミ ン酸 を添 加 し て も 継 代. 不 能 で あ つ た.. 19)ニ. 試 菌 の 発 育 に 必 須 で あ つ た.. そ こ で ト リ ブ ト フ ア ン(0.05mg/m1)を N源. リブ ト. と した場 合 に は ト リ ブ トフア. ス パ ラ ギ ン酸,グ. ル. リ プ トフ ァ ン. ル タ ミ ン酸 を 添 加 す る と 可 能 と. そ こ でNA(10‑5M)を mg/m1)グ をN源. 加 え ア ス パ ラ ギ ン 酸(0.2. ル タ ミ ン酸,(0.2mg/m1)或 と し てC源. 同 表 の 如 く,ア 地(No.3)で. は5代. の 効 果 と 比 較 し た. ス パ ラ ギ ン 酸,. NA,グ. 継 代 可 能 で あ るが,グ. 代 り に リ ボ ー ス をC源. と す る と(No.4)不. 然 し ア ス パ ラ ギ ン酸,グ ス 培 地(No.5)で. は その 両 者. ル タ ミ ン酸,. ル コ ー ス培 ル コー ス の 能 で あ る. NA,リ. は か ろ う じ て 可 能 で あ つ た.. ボ ー.

(3) 細 菌 の 五 炭 糖 代 謝. 第2表. C5糖 Sh.. ア ラ ビ ノ ー ス,及. c. 第3表. 2a. ル タ ミ ン酸,. NAを. 添 加 した培. も 継 代 は 不 能 で あ つ た.. 要 求 し,ア. flexneri. ス パ ラ ギ ン酸,. で 発 育 可 能 で あ る.と ー ス をC源. 2aと. NA,グ. 同 様 にNAを. ル コ ー ス添 加 培 地. こ ろ が ク ル コ ー ス の 代 り に リボ. と し た 培 地 で は 発 育 不 能 で あ り,更. パ ラ ギ ン 酸,グ (No.5)で. ル タ ミ ン酸,. も5代. NA,リ. にア ス. ボ ー ス添 加 培 地. の 継 代 は 不 可 能 で あ つ た.. 又 ア ラ ビ ノ ー ス 或 は キ シ ロ ー ス をC源 も ア ス パ ラ ギ ン酸,グ. ル ア ミ ン酸,. と した 場 合 に. NA添. 加培 地 に は. 継 代 し 得 な か つ た. d. E.. E.. coliは. 機N源. coli 栄 養 要 求 の 最 も 厳 し く な い 菌 に 属 し,無. とグ ル コ ー ス で発 育 可 能 な こ とは周 知 の 通 りで. あ り(燐. 酸 塩,微. 量 のMg++,. る が)供. 試 菌 に 於 て も 第4表. Fe++な. どは 必 要 で あ. の 如 く同 様 の 成績 で あ つ. た. グ ル コ ー ス の 代 り に リ ポ ー ス をC源. のC源. とし ての 効 果. sonnei. とし た場 合 に. sonnei. こ の 菌 も 前 述 のSh.. C5糖 Sh.. び キ シ ロ ー ス をC源. びNo.9)で. Sh.. と して の 効 果. flexneri. は ア ス パ ラ ギ ン 酸,グ 地(No.7及. のC源. 1337. とし た場 合 に は. 第4表. C5糖. のC源 E. coli. と して の 効 果.

(4) 1338. 赤. 5代 継 代 不 能 で あ つ た が, ン酸(0.2mg/m1)を. N源. 木. 孝. と して 更 に ア スパ ラ ギ. 第6表. C5糖. ア ラ ビ ノ ー ス,キ. シ ロ ー ス をC源. れ と 同 様 で あ り, N源 あ る がNH4+,ア. のC源. と して の 効 果. St. aureus. 追 加 す る と 継 代 可 能 とな つ た 。 と した 場 合 に も こ. がNH4+,の. み で は 継 代不 能 で. ス パ ラ ギ ン酸 を 添 加 す る と 可 能 と な. つ た. e. A.. A,. aerogenesもE.. aerogenes. く な く 無 機,. N源. coliと. 同様栄養要求は厳 し. と グ ル コ ー スで 発 育 し う る とさ れ て. い る. 第5表. C5糖. のC源. A.. と して の効 果. aerogenes 第7表. C5糖. のC源. と し て の効 果. St. albus. 本 供 試 菌 で も 第5表 0.1mg/m1)をN源 ス,ア. の 通 り, NH4+(硫. と し,グ. ラ ビ ノ ー ス,キ. 酸 ア ンモ ン. ル コ ー ス は 勿 論,リ. シ ロ ー ス をC源. ボ ー. とし た場 合 に も. 5代 継 代 可 能 で あ つ た.. 継 代 不 能 で あ りC源. と し て グ ル コ ー ス,或. を 添 加 す れ ば5代. 継 代 可 能 と な る が,ア. St. aureus.. キ シ ロ ー ス をC源. と し た 場 合 に は5代. ブ ドー球 菌 は 一 般 に 比 較 的 栄 養 要 求 の 厳 しい 菌 に 属. る.. し,多. く の ア ミ ノ 酸 を 必 要 と す る が20. 21).本. 於 て は グ リ シ ン0.05,ア ロ イ シ ン0.17,プ. ラ ニ ン0.12,パ. ロ リ ン0.07,ア. 実験 に. リ ン0.15,. チ オ ニ ン0.07,チ. ア ス パ ラ ギ ン0.05,ヒ. ス チ ヂ ン0.05(mg/m1)の11. (M/500),ニ M)を. びチ オ グ. 第6表. 継 代 は 不 能 であ. 第8表. C5糖. のC源. と し て の効 果. St. citreus. ロ シ ン0.05,. リ コ ー ル酸 ソ ーダ. コ チ ン ア ミ ド(10‑5M),チ. 加 え た 場 合 に つ きC源. ラ ビ ノ ー ス,. St. citreus. ス パ ラ ギ ン酸0.2,. グ ル タ ミ ン 酸0.1,メ. 種 の ア ミ ノ 酸 混 合 物,及. b. は リボ ース. ア ミ ン(10‑5. の 影 響 を検 討 し た.. に 見 ら れ る如 く ア ミ ノ 酸 混 合 物 添 加 培 地 に 於. て は 全 く 発 育 し な い が, リ ボ ー ス を 添 加 す る と5代 し ア ラ ビ ノ ー ス,キ. C源. と し て グ ル コ ー ス,或. は. 継 代 は 可 能 と な つ た.し. か. シ ロ ー ス をC源. と し た 場 合 に は5. 代 継 代 不 能 で あ つ た. g. St. albus. 第7表. に 見 ら れ る 如 く 前 記St.. aureusと. 栄養要求. に 関 し て は 同様 の傾 向 で あ りア ミ ノ酸 混 合 物 の み では. 第8表. の 如 く 前 記St.. aureus,. ア ミ ノ酸 混 合 物 に グ ル コ ー ス,或. St. albllsと. 同様. は リ ボ ー ス を添 加 す.

(5) 細 菌 の 五 炭 糖 代 謝 る と5代. 継 代 可 能 で あ る が,ア. ス をC源. と し た 場 合 に は 不 能 で あ つ た.. 2. ラ ビ ノ ー ス,キ. シ ロー. (但 しSt.. シ ロ ー ス がC源. は更 に酵 母 エ キ ス0.29を. ラ ビ ノ ー ス,キ. が 分 解 さ れ る か 否 か,又. 加 な くし て も菌 が発 育 し得 る よ う なも の を用 い,こ れ に 各C源. 分解. を添 加 して 培 養 し, 24時 間 後遠 沈 し上 清 に つ. い て 添 加C源 の 消 失量, pHの. 産 物 の 蓄 積 の 量 的 関 係 は ど う か を検 討 す る.. 移 動,焦 性 ブ ドー酸,. 乳 酸,酷 酸 の蓄 積量 を測 定 した.. 基礎培地組成. 又菌 に 依 り最 初 はC5糖. 第一燐酸 カ リ. 添. この 実験 で は基 礎 培 地 と して 上 記 の 如 き, C源 の添. と な り う るか否 か を見 た が 。 次 に 各 菌. の 発 育 途 次 に こ れ らC源. albusで. 加 す る).. 発 育 菌 に よ る五 炭 糖 の 分 解 に 於 け る 量 的 関 係. 以 上 各 菌 の 発 育 に 於 て リ ボ ー ス,ア. 1339. 分解 能 を もた な い もの で. 0.35g. も,こ れ らC源 を添 加 した培 地 に培 養 す る こ とに 依 る. 第二燐酸 ソーダ. 2.5〃. 適 応 も当然 考 え るべ き事 であ るの で,同 一培 地 に 継 代. 食. 3.0〃. し1,. 硫 酸 第 一鉄. 0.001〃. て はC源 無 添 加 の 培 地 に 於 て も同時 に行 つ た. C源 は. 硫 酸 マ グ ネ シユ ウ ム. 0.01〃. 培 地1m1に. ペ プ トン. 10.0〃. 塩. 水. 1.01. PH. 7.2. a. 3,. 5代 目の もの に つ き測定 を行 い,対 照 と し. 対 し20μMの. 割 に加 え た.. S. typhi. この 菌 の リポ ース をC源 と し た培 地 に於 け る リボ ー スの 分 解 は 第9表 の 如 く で あ り,対 照 培 地 で は 終pH. 第9表. 発 育 途. 次 の. リ ボ. ー ス の 分 解. S. typhi. 7.6と. な つ て 上 昇 し,分. 酸,乳. 酸,酷. 酸 蓄 積 は 夫 々0.3μM,. あ る の に 対 し,リ. ポ ー ス 加 培 地1代. 0.9μM,. ス 消 失6.9μM焦. 性 ブ ド ー酸,乳. 0.9μM,. 0.7μMと. 継 代3代. 0.2μMで. 低 下,リ 酸,酷. 大 とな つ た.. 酸 蓄 積 は夫 々. 従 つ て 継 代 す るこ と に依 り リボ ー スに 適 応 して行 く 傾 向 が 認 め られ た.. よ り増 大 し培 地 中の リボ ー ス はや や 分解 され て い る こ. 発 育. 途 次. 目の も の よ り発. 下 も著 し く.リ ボ ー ス消. 失 量 も増 大 して 居 り,そ れ に比 例 して 分 解 産 物蓄 積 も. ボー. な っ て対 照 培 地 に於 け る. 第10表. 目, 5代 目の もの では1代. 育 はや や 良 好 と な り, pH低. 目の もの で は発 育. は 対 照 培 地 と 大 差 な い が,終pH6.0と. 3.7μM,. とが 認 め られ た.. 解 産 物 と し て の 焦 性 ブ ドー. の ア. ラ. ビ. ノ ー ス の. 分 解. S. typhi. ア ラ ビ ノ ー ス をC源 と し た 場 合 の ア ラヒ ノー ス の 分 解 は 第10表 の 如 く リボ ー ス の 場 合 に 比 し 分 解 さ れ難. く, pH低. 下 も著 し く な く,菌 発 育 度 も対 照 培 地 と大. 差 な いが,. 3代,. 5代 と継 代 す るに つれ て ア ラ ビ ノー.

(6) 1340赤. 木. 孝. ス の 分解 消 失 は やや 大 と な る傾 向 であ つ た.. 大 で あ り,次. ア ラ ビ ノー ス よ りの 分解 産 物 蓄 積 は や は り乳 酸 が 最 第11表. 発. 育 途. い で 焦 性 ブ ドー 酸,酷. 酸 と な つ た.. キ シ ロ ー ス の 場 合 は 第11表 の 如 く で あ り,や. 次 の. キ. シ. ロ ー ス の. は りリ. 分 解. S. typhi. ボ ー ス の 場 合 に 比 しpHの ー ス消 失 量 も少 く た.又. 低 下 は 著 し く な く,キ. シ ロ. え られ た. 又 分 解 産物 と し て は 乳酸 蓄積 が 最 大 で あ り,次 い で. ,菌 発 育 度 も 対 照 培 地 と 大 差 な か つ. 分解 産 物 と して は 乳 酸 の 蓄 積 が 最 大 で あ り焦性. ブ ドー 酸,酷. 焦性 ブ ドー酸,酷 酸 で あ つ た.. 酸 は こ れ に 比 し 小 で あ つ た,. こ れ らの菌 で は 前 記 の 如 く(第2,. 3表),最 少 のN. b. Sb.. flexneri. 源,及 びNAを. c. Sh.. sonnei. 発 育 し得 な か つ た の で あ るが,こ の 実験 に 於 て は 第1. 第12,. 15表 の 如 く 両 菌 共 に リボ ー ス 加 培 地 に 於 て は. 前 述 のS.. typhiに. 於 け る と 同 様pHは. ー ス 消 失 も か な り 認 め ら れ ,且 つpHの. 低 下 し,リ 低 下,リ. 代 目か ら リボ ース の 分 解 が 認 め られ 継 代 す るに つ れ て 適 応 して 行 き,こ れ はC源 な くし て も 発育 し うる培地. ボ. ポ ー. で あ るた めC源. ス 消 失 量 は 継 代 と共 に 大 とな り適 応 し て 行 くも の と考. と考 え られ る.. 第12表. 発 育 途 Sh.. 第13表. 発 育. 途. 次 Sh.. ア ラ ビ ノ ー ス(第13表,第16表),キ 表,第17表)を. シ ロ ー ス(第14. 加 え た 培 地 で は 両 菌 共 にS.. typhiに. 於 け る と 同 様 に ア ラ ビ ノ ー ス,キ. シ ロー スの 分解 は リ. ボ ー ス の 場 合 に 比 し 少 く, pH低. 下 も 著 し く な い が,. 加 え た 培 地 で は リボ ース をC源 とし て. 次. の. リ ボ. ー ス の. リボ ース に適 応 し うる予 地 が あ るも の. 分 解. flexneri. の ア. ラ. ビ. ノ ー ス の. 分 解. flesneri. や は り継 代 す るに つ れ て 分 解能 が や や 増 大 し て行 く傾 向が 認 め られ た. 而 し て リボ ース,キ. シ ロ ー ス,ア ラ ビ ノ ー ス共 に 分. 解 産 物 と し て は乳 酸 が 最 大 であ り,次 い で焦 性 ブ ドー.

(7) 細 菌 の 五 炭 糖 代 謝. 第14表. 発 育 途. 次. Sh.. 第15表. 発 育. 発 育. 途. 途. 発 育. 途 次 Sh.. 酸,酷 d. リ ボ. ー ス の 分 解. sonnei. ラ. ビ ノ ー ス の. 分 解. sonnei. の. キ. シ ロ ー ス の 分. 解. sonnei. 分 解産 物 の 蓄 積 は今 迄 の 菌 同様 で 乳 酸 が 最大 で あ. E. coli. リボ ー ス 加 培 地 では 第18表 の 如 く1代 に比 し,発 育 は 良 好 で あ り培 地pHの. 目よ り対 照菌. 低 下 は 著 し く,. リボ ー ス 消失 量 も大 で あ り, 3代 目, 5代 目では 漸 次 低 下,リ. ロ ー ス の 分 解. 適 応 し て行 く もの と考 え られ る.. 酸 と な つ て い た.. 終pHの. 次 の. 次 の ア Sh.. 第17表. シ. flexneri. Sh.. 第16表. の キ. 1341. ボ ー スの 消 失 は増 大 し,こ の菌 で は. 1代 目よ り リボ ー.ス酸 化 能 を有 す るが継 代 に よ り更 に. り,次 い で焦 性 ブ ドー酸,酷 酸 とな つ て い た. ア ラ ビ ノー ス(第19表),キ. シ ロ ー ス(第20表)で. リボ ー スの 場 合 よ りは お と るが,培 地pHの な り認 め られ,ア. は. 低下 は か. ラ ビ ノー ス或 は キ シ ロ ー スの 消 失 も. 見 られ た.発 育 も 対 照培 地 に 比 し 良好 で あ つ た.分 解.

(8) 1342. 赤. 第18表. 発. 木. 育 途. 孝. 次 の. リ ボ. ー ス の 分 解. ラ ビ. ノ‑ス. E. coli. 第19表. 発 育 途. 次 の. ア. の. 分 解. E. coli. 第20表. 発 育. 途 次. の. キ. シ. ロ ー ス の 分. 解. E. coli. 産 物 蓄 積 は や は り乳 酸 が 最 大 であ り焦 性 ブ ドー酸,酷. 目, 3代 目, 5代 目の 差 異 は 余 り著 し く な く,こ の 菌. 酸 の順 で あ つ た.. で は,リ ボ ー スに 適 応 す る とい うよ り最 初 か ら リボ ー. e. A.. aerogenes. ス酸 化能 を有 して 居 た と見 倣 さ れ る. 而 して 分 解 産 物 の 蓄 積 の 状 況 を見 る と他 菌 と同 様 乳. リボ ー ス 加培 地 に 於 け る リボ ース の 分 解能 は供 試 菌 の うち 最 大 で あ り, 17.7μM, ら れ,培. 5代. 1代 目 で は17.6μM,. 目 で は18.6μM,の. 地 終pHは. 夫 々5.3,. 3代. 菌 が最 大 で あ り,次 い で焦 性 ブ ドー酸,酷 酸 とな つ て. 目で は. リポ ー ス 消 失 が 認 め 5.4,. 5.1と. 第21表. な り,. い た. ア ビ ノ ー ス,キ. 1代. 発 育 途 A.. 次. の. aerogenes. リ ボ. ー ス の 分. シ ロ ー ス,を. 解. 加えた培地に於ても.

(9) 細 菌 の 五 炭 糖 代 謝 第22表. 発 育 途 A.. 第23表. 次 の. 発 育 途. 次 の. キ. 5代,と. シ ロ ー. 解. ス の 分 解. 育 は 良 好 で あ り, pHも. か な り低 下 し7.1〜7.2μMの. リ ポ ー ス 消 失 も 見 られ た.. 能 は リポ ー スに は お と るが か な りのC源 消 失 及 びpH で は3代,. ノ ー ス の 分. aerogenes. ラ ビ ノ ー ス,キ シ ロ ース の 分解. 低 下 が 認 め られ,こ れ らのC源. ビ. aerogenes. A.. (第22表,第23表)ア. ア ラ. 1343. な. 而 し て こ の 菌 の 特 徴 は1代. るに つ れ て 分解 能 が 増 大 し適 応 の 現 象 が 見 られ た.分. ボ ー ス 分 解 能 に 大 差 が な く,リ. 解 産 物 蓄 積 はや は り乳 酸 が最 大 で あつ た.. 見 ら れ な い こ と で あ る.. f. 目,. 3代. 目,. 5代 目 で リ. ボ ー ス 対 す る適 応 性 が. 分 解産 物 と して は 他 菌 同様 乳 酸 が 最 大 であ つ た.. St. aureus. ア ラ ビ ノー ス,キ シ ロ ース 加培 地 では 第25,第26表. リポ ー ス 加 培 地 で は 第24表 の 如 く 対 照 培 地 よ り も 発 第24表. 発 育. 途 次 の. リ ボ ー ス の. 分 解. St. aureus. 第25表. 発 育. 途. 次 の ア St. aureus. ラ. ビ. ノ ー. ス の. 分 解.

(10) 1344. 第26表. 発. 赤. 木. 育 途. 次. 孝. の キ. シ ロ ー ス の. 分 解. St. aureus. の 如 く,わ. つ か のC源. の 分 解, pHの. 低 下 が 見 られ る. リボ ー ス 加 培 地 で は 第27表. に す ぎ な か つ た. g. や や 認 め ら れ,. St. albus. pHも. る が 前 記aureusと 第27表. 発 育 途. 次 の. リ ボ. ー ス の. の如 く リボ ー スの 消失 も. 対 照7.6に 同 様1代. 目,. 比 し6.2と 低 下 し て い 3代. 目,. 5代. 目の も. 分 解. St. albus. 第28表. 発. 育 途. 次. の ア. ラ. ビ. ノ ー ス の. 分 解. St. albus. 第29表. 発. 育 途. 次. の. キ. シ ロ ー ス の. 分 解. St. albus. の の 間 に 大 差 な く,リ ボ ース 消 失 量 も差 は 認 め られ な. わず か に低 下 し てい る程 度 で あつ た.而 し て 分 解産 物. か つ た.分 解 産 物蓄 積 は,他 菌 同 様 乳 酸 が 最 大 で あ つ. 蓄 積 もわ ず か で あ るが 認 め られ 他 菌 同様 乳 酸 が 最 大 で. た.ア. あ つ た.. ラ ビ ノー ス 加培 地,キ. 表.第29表. シ ロ ース 加 培地 で は 第28. の 如 く発 育 度 も対 照 と全 く変 らず 終pHも. h. St. citreus.

(11) 第30表. 細 菌 の. 五 炭.代. 発 育 途. 次 の. 糖. 謝. 1345. リ ボ ー ス の. 分 解. St. citreus. リポ ー ス 加 培 地 で は 第30表 育 は 良 好 で あ りpHも 認 め ら れ た.而. の 如 く対 照 培 地 に 比 し 発. 低 下 し,リ. し て 分 解 産 物 蓄 積,特. 照0.9に 対 し6.2,. 6.0,. 6.3μMと. 然 し 他 のStaphylococcasと. 能 は1代. 目, 3代 目, 5代 目で 大 差 が認 め られ なか つ. た.. ボ ー ス分 解 も か な り. ア ラ ビ ノ ース,キ. に乳 酸 蓄 積 は対. シ ロー ス加 培 地 で は第31表,第32. 著 し く 大 と な つ た.. 表 に 見 られ る如 く発育 度 に於 て も前 記 リボ ー ス加 培 地. 同 様,リ. に 於 て 見 られ た様 な 差 は認 め られ ず, C源 と し ての ア. 第31表. ボ ース 分 解 発 育. 途 次 の. ア. ラ ビ. ノ ー ス の. 分 解. St. citreus. 第32表. 発 育 途. 次 の. キ シ. ロ ー ス の. 分 解. St. citreus. ラ ビ ノー ス,キ. シ ロー ス 消 失 も リポ ー ス加 培 地 の そ れ. 代 り に リボ ー ス,ア. ラ ビ ノ ー ス,キ. シ ロ ース を加 え た. に 比 し小 て あつ た.而 し て 分解 産 物 蓄 積 も リポ ー ス加. も の に 各 菌 を継 代 し,. 培 地 の そ れ に比 し小 で あ るが 他 菌 に 見 られ た と 同様 乳. 糖 が 菌 の 発 育 を支 持 す る か 否 か を 検 討 し た と こ ろ, Shsonneiで. 酸 蓄 積 が 最 大 で あ つ た.. ス 共 に5代. Ⅳ. 総 括 及 び 考 案. 数 種 の 細 菌 に よ るC5糖. と し て,本 篇 で は 発 育 中 の 菌 の 培 地C5糖. の分解につ. い て実 験 を行 い,以 上 の 如 さ成 績 を得 た. 先 ず各 供 試 菌 に つ きク ル コ ー ス をC源 と した 場 合 の 発 育 に必 要 な 最 少 のN源,及. び ビ タ ミ ン類 を決 定 し,. これ ら を添 加 した 基礎 培 地 にC源. は リ ボ ー ス,ア 継 代 し 得 ず,. は リボ ー ス はC源. の 酸 化 に関 す る研 究 の 一 つ. と して グ ル コ ース の. 5代 継 代 の 可 否 よ り こ れ らC5. Sb.. typhi,. と な り う る が,ア. ロ ー ス は 発 育 を 支 持 せ ず,た ビ ノ ー ス をC源. ラ ビ ノ ー ス,キ. だS.. flexneriで. ラ ビ ノ ー ス,キ typhiの. シ. 場 合アラ. リ プ トフ ァ ン,グ. ル タ ミ ン酸. の 他 に ア ス パ ラ ギ ン酸 を 加 え て 置 く と5代. 継 代 が 可能. で あ り,こ. と し,ト. Sh.. シロー. れ は ア ラ ビ ノ ー ス をC源. と し た場 合 ア スパ. ラ ギ ン酸 が 必 順 ア ミ ノ酸 で あ る と い うの で は な く, 源 の 種 類 が 多 く な る と 発 育 速 度 が 大 と な り,そ. N. の間に.

(12) 1346. 赤. 木. 孝. 菌 が 漸 次 ア ラ ビ ノー ス に適 応 す るこ と が 出来 るた め で. 発 育 も 良 好 と な る傾 向 が 見 ら れ る こ と か ら も 想 像 さ れ. は な い か と 考 え ら れ る.. る.. E.. coli.で. NH4+の. は グ ル コ ー ス をC源. み で 継 代 し う る が,こ. と す る と,. れ らC5糖. N源. をC源. は. とす. こ れ に 対 しStaphylococcusの3菌 つ てC5糖. る と ア ス パ ラ ギ ン 酸 を 加 え て 始 め て 継 代 可 能 と な り,. はC5糖. こ れ も 上 記 のS.. る.. typhi場. 合 と 同様 の理 由 に よ ると考. A.. aerogenesで. ボ ー ス,ア. はN源. ラ ビ ノ ー ス,キ. 可 能 で あ り,又St.. ボ ー ス をC源. ノ ー ス,キ. シ ロ ー ス をC源. と し て継 代. も 多 く,又Cs糖IMに. St. citeus. ド ー 酸 及 び 乳 酸 蓄 積 量 の 合 計 は0.6M前. 要 求 は か な り厳 し く,多. ア ミ ノ 酸 を 要 求 す る が,こ く と,リ. み で,リ. ノ ー ス,キ. と し て 継 代 可 能 で あ り,ア. albusの. 培 地 にC源. 目,. 5代. ボ ー ス,ア. ラビ. れ に 各 菌 を継 代 し1. 解 産 物 蓄 積 量,. 上 昇 す る が, 低 下 し,そ. C5糖. pHの. 無 添 加(対. 移動 を測 照 培 地)で. 下,及. びC5糖. 解 能 を 見 る と,前. の 分解 度 と大 体. 消 失 量 よ り 各 菌 のC5糖. 分. が 発 育 に 於 け るC源. とな. 記 のC5糖. り 得 る か 否 か を 見 た 実 験 て はC源. と な り得 な か つ た も. の で も か な り 分 解 さ れ る 場 合 が 多 く 見 ら れ,こ 少 のN源. に 於 け る 発 育 で は 菌 が そ のC5糖. に 至 ら ず し て 死 滅 す る が,充. 加 え た 培 地 で は 発 育 は 旺 盛 で あ り,そ. れ は最. プ ト ン)を. こ の こ と はStaphylococcus以 5代. と継 代 す る に つ れ て,. の 間 にC5糖. に. 3. 消 失 量 が 増 大 し,. 第2篇. Sh.. 結. 言. flexneri,. St. aureus,. Sh.. sonnei,. St. a1bus,. 育 に 於 け るC源. ア ラ ビ ノ ー ス,キ. シ ロ ー ス の 効 果,並. 1. sonnei,. 発 育 を 支 持 せ ず,. S. tyPhi,. る が,ア い.. 共に. St. aureus, となり う と な り得 な. 他 に ア ス パ ラギ ン酸 を添 をC源. と し て 継 代 し う る.. と し た 場 合 に は,各. を 消 費 す る. aerogenesで. S. typhi,. Sh.. 菌共に培地 sonnei,. E.. は継 代 す る に つ れ て 消費 量 が. が こ れ らC5糖. St. aureus,. Sh, Sesneri.. はNH4+の. べ ブ ト ン をN源. は 各C5糖. シ ロ ー ス はC源. 加 す る と こ れ ら 各C5糖. れ,. び に発 育 途 次の. は リポ ー ス はC源. ラ ビ ノ ー ス,キ. co1i, A.. A.. と し て の リ ボ ー ス,. E. coliで. St. citreusで. E. coliで. 2. coli,. 及 び ビタ ミ ン を添 加 した 培. 地 に 於 て は, Sh.. St. albus,. E.. St. citreusを. の 分 解 を 検 討 し て 次 の 結 果 を 得 た.. 各 菌 の 最 少 必 須N源. 増 大 し.菌. 外 の 菌 で1代, C5糖. は 恐 ら く三 炭 糖 をへ て 焦 性. 供 試 菌 と し て,発. 中 のC5糖. 適 応 し う る余 地 が あ る た め と 推 定 さ れ る.. 代,. S. typhi, aerogenes,. に適応す る. 分 のN源(ペ. 後 と な る.. 部 は 更 に 還 え さ れ て 乳 酸 に 至 り,. V. こ れ らC5糖. 平 行 的 関 係 に あ る. pH低. 合物 で あ る焦 性 ブ. 一 部 は 酸 化 さ れ て 酷 酸 と な り ,又 他 の 一 部 は 完 全 酸 化. を加 え た培 地 で は 多 くの. の 度 合 はC5糖. よ り の乳 酸 蓄 積 が最. 対 しC8化. ブ ドー 酸 と な り,大. 酸,酷. さ れ る も の と 推 定 さ れ る.. 目の も の に つ き 発 育 度 及 び 遠 沈 上. の 消 失,分. 定 し た 実 験 成 績 を 見 る と, C源. 場 合pHは. ラビ. 菌 共C5糖. こ れ ら の こ と か らC5糖. み は 更 に酵 母 エ. と し て,リ. シ ロ ー ス を 加 え,こ. 3代. はpHは. くの. シ ロ ー ス で は 継 代 不 可 能 で あ つ た.. キ ス を 加 え)た. 清 中 のC源. 酸 の 蓄 積 を 見 る と,各. れ ら ア ミ ノ酸 を添 加 し て 置. 次 に べ プ ト ン を 加 え(St.. 代 目,. St. albus,. れ らの菌で. の 分 解 産 物 と し て の 焦 性 ブ ドー 酸,乳. と し てNH4+の. aureus,. で は 上 記 各 菌 に 比 しN源. 分 解 能 の 上 昇 は 認 め ら れ ず,こ. に 対 す る 適 応 が 起 り に く い も の と推 定 さ れ. C5糖. え る.. で は継 代 に よ. に適 応 す る こ と が 認 め ら. St. albus,. St. citreusて. は この よ. うな 適 応 は 認 め ら れ な い.. 静 止 菌 の 五 炭 糖 の 酸 化 糖 をC源 と して 発 育 し得 ない 菌 で も,べ プ トンをN源. I. 緒. 言. 前 篇 に 於 て は数 種 の 細菌 を用 い,必 及 び ビ タ ミ ン を加 え た 基礎 培 地 にC源 ス,ア. とす る と培 地 中の 五 炭 糖 を分 解 し,且 つ 継 代 す るに つ 要 最 小 のN源. れ て 分 解 能 を増 大 し,こ れ ら五 炭 糖 に適 応 す る場 合 が. と し て リボ ー. 多い こ とが 認 め られ た.. ラ ビ ノ ー ス或 は キ シ ロー ス を 加 え,継 代 の 可否. を見,又 ペ プ トンをN源 た培 地 に 発 育 中の 菌 のC源. とし こ れ ら五 炭糖 をC源 とし の 分 解状 況 を検 討 し た とこ. ろ,最 小 のN源 及 び ビ タ ミ ン添 加培 地 で は こ れ ら五 炭. 本 篇 に 於 て は 静 止 菌 に よ る五 炭糖 の酸 化 に つ い て検 討 を加 え た の であ るが,菌 の 酸 素 的性 状 が培 養 条 件 に 大 き く支 配 され る こ とは 周 知 の こ と て あ るの で,培 養 時 間,培 地C源. を2,. 3変 えて こ れ ら五 炭糖 の 酸 化 能.

(13) 細 菌 の 五 炭 代 糖 謝 を比 較 較 し,又 五 炭糖 酸 化 に 於 け る量 的 関 係 を見 る こ. 1347. 第1表. と と した.. 培 養 時 間 と02消 S. typhi. Ⅱ. 費 の 関係 (02消. 費 μ1). 実験材 料及び 実験方法. 供 試 細 菌:前 篇 と 同 じ8種 の 菌 を使 用 し た. 静 止 菌 浮 游 液 の 調 製:培 燐 酸 緩 衝 液(pH7.2,. 地 よ り集 め た 菌 体 をM/50. 0.85%NaCl加)を. 以 て 回遠 沈. 洗 滌 し,再 び 同 一組 成 の 緩 衝 液 に 浮 游 せ しめ た.菌 量 は光 電 比 濁 計 に よ り比 濁 し,あ らか じめ 作成 し た 標準 曲線 と対 比 し て決 定 し た. 呼 吸 量 の 測 定:ワ に 従 つ た. pHは 五 炭糖,及. ー ル ブ ル グ 検 圧 計 を用 い 常 法22). 第2表. Sh.. す べ て7.2に 於 て行 つ た.. び そ の 分 解 産 物 の 定 量:す. 培 養 時 間 とO2消 flexneri. 費 の 関係 (02消. 費 μ1). べ て前 篇 と 同. 様 に し て行 つ た. Ⅲ 1. 実. 験. 成. 績. 普 通 寒 天 培 養 菌 体 の五 炭糖 酸 化 能. 静 止 菌 の リボ ー ス,ア ラ ビ ノ ース,キ 五 炭 糖(C5糖. シ ロ ース な ど. と略 す)の 酸 化 能 は菌 に よ り種 々 異 な. るか,培 養 条 件 に よ つ て も 異 る と考 え られ る.そ こ で. 第3表. Sh.. 先 ず 普 通 寒 天 を培 地 と し, 10時 間, 20時 間, 40時 間培 養 し た 各 静 止 菌 体 の これ らC源 を基 質 と した02消. 培 養 時 間 と02消 sonnei. 費 の 関係 (O2消. 費 μ1). 費. 量 を 比 較 して 各 菌 の 酵 素 的 性 状 の概 略 を知 るこ と とす る. 対 照 と して グ ル コ ー ス を基 質 とし た場 合,及 び基 質 無 添 加の 場 合 を合 せ て 行 つ た.菌 量 はSt. St. albus, St. citreusは 菌 は20mg/cupと 結 果 はS.. aureus,. 湿 菌 量, 60mg/cup,他. の. し反 応 時 間 は1時 間 とし た.. typhiで. 添 加 の 対 照,及. は 第1表 の 如 くで あ り,基 質 無. び グ ル コ ース を基 質 と した02消. 第4表. 費共. 培 養 時 間 と02消 E. coli. 費の関係 (02消. 培 養 時 間 と02消. 費の関係. 費 μ1). に 培 養 時 間 の 短 い も の 程大 で あ り,リ ボ ース を基 質 と した02消. 費 も10時 間培 養 菌 体 で62μ1, 20時 間培 養. 菌 体 で,41μ1,. 40時 間培 養 菌 体 で23μ1と. な つ て培 養. 時 間 の 短 い も の の方 が 大 で あ るが ク ル コ ース を基 質 と し た場 合 に 比 ベ る と著 し く小 で あ つ な.又 ア ラ ビ ノ ー ス,キ. シ ロ ース を基 質 と し た場 合 に は各 培 養菌 体 共 に. 基 質 無 添 加 の も の と殆 ん ど 差 異 は 見 られ ず.こ れ らの 酸 化 能 は な い も の と見 倣 され た. Sh. flesaeri,. Sh. sonneiで. 如 く何 れ も培 養 時 間 に 抱 らず,リ ス,キ. 第5表. は第2表,第3表. の. ポ ー ス,ア ラ ビ ノー. シ ロ ー ス共 に 酸 化 され な か つ た.. E. coliで. は第4表. の 通 り,一 般 に 酵 素 活 性 は や は. り培 養 時 間 の 短 い も の が 大 であ るが,各 培 養 菌 共 に, リボ ース,ア 02消. ラ ビ ノー ス,キ. シ ロ ー ス を基 質 と した. 費 は 何 れ も基 質 無 添 加 の もの よ りは,か な り大. とな つ た.. A.. aerogenes. (02消. 費 μ1).

(14) 1348. 赤. 第6表. 培 養 時 間 と02消 St. aureus. 木. の 傾 向 で あ つ た.. 費の関係 (02消. 孝. 費 μ1). St. citreus(第8表)で. はSt.. aureus,. St. albus. と は 異 り, 10時 間 培 養, 20時 間 培 養, 40時 間 培 養 の も の 共 に リボ ー ス,ア た02消. ラ ビ ノ ー ス,キ. シ ロ ー ス を基 質 と し. 費 は 基 質 無 添 加 の 対 照 と 殆 ん ど 差 異 は な く,. こ れ ら の 酸 化 能 を 欠 く も の と 見 倣 さ れ た. 2. 五 炭糖 酸 化 に対 す るグ ル コー ス 添 加 の 影 響. リボ ー ス,ア. ラ ビ ノ ー ス,キ. シ ロ ース の 酸 化 能 は 上. 記 の 如 く 各 菌 に よ り 異 つ て い る が,こ ル コ ー ス を 同 時 に 添 加 す る と02消 第7表. 培 養 時 間 と02消 St. albus. 費 の 関係 (02消. 費 μ1). は 何 れ も 終 濃 度10‑2Mと. 3×10‑3M及. び10‑8Mの. 時 間 及 び4時. 間 の02消. S. typhiで. は 第9表. ×10‑8M)で. は1時. と な り,リ. Sh.. citreus. 費 の 関係 (02消. 費. μ1). 7. 費 を 示 す と 表 の 如 く で あ る.. ボ ー ス で は1時. 費119μl,. 4時 間 で321μ1,. 間 で, 59μl,4時. ボ‑ス+グ. 262オ1,. ル コ ー ス(3. 間 で66μl, 4時 間 で114μl 間 で96μl. ル コ ー ス(3×10‑8M). で は1時. 間 で,. ー ス,グ. ル コ ー ス 両 者 単 独 の02消. 大 と な り,又,リ. ル コ ー スは. の 通 り で あ り,グ. は1時. で あ る の に 対 し,リ. し,グ. 場 合 に つ い て 行 つ た.. 間 の02消. グ ル コ ー ス(10‑8M)で. 培 養 時 間 と02消. とグ. る か を 普 通 寒 天20時 間 培 養 菌 体 に つ い て 検 討 し た. C5糖. 第8表. れ らC5糖. 費が如何に変化す. 4時 間 で567μ1と. な つ て リボ. 費 量 よ りは か な り. ボ ー ス 十 グ ル コ ー ス(10‑8M)で. 1時 間 で, 171μ1, 4時 間 で306μ1と. な り,両. も 者単独. の も の よ りや や 大 と な つ た. ア ラ ビ ノ ー ス,キ 共 に 加 え る と02消. シ ロ ー スの 場 合 に も ク ル コ ー ス と 費 は 増 大 さ れ た が,リ. ボ ー ス に於. け る よ りは 増 大 率 は 小 で あ つ た. Sh.. A. aerogenesで し た02消. は 第5表 の 如 く リボ ー ス を基 質 と. 費 は著 し く大 で あ り,且 つ 他 菌 同様 一 般 的. flesneri(第10表)で. リ ボ ー ス,ア. ラ ビ ノ ー ス,キ. と02消. ス酸 化 能 も そ れ と 平行 的 関係 に あつ た.. の 効 果 が 大 で あ つ た.. シ ロー ス を基 質 と し た02消. 費 は 各 培 養菌 共 に基 質 無 添 加の 場 合 と殆 ん ど差 が 見 ら St. aureusで. は 第6表 の 通 り 上 記 の 各 菌 とは 異. り,培 養 時 間の 短 い もの(10時 間 培 養 菌 体)で は リボ ース を基 質 と し た02消 費 は 大 であ り,ア ラ ビ ノ ース ,キ シ ロ ー ス で もか な りの02消. 費 を失 す が,培 養時. ル コ ー ス と共 に加 え る. 費 を 増 大 す る 作 用 を 示 し,特. Sh. sonnei(第11表)に が 同 様 の 傾 向 が 見 られ た.. は リ ボ ー ス,ア. キ シ ロ ー ス 単 独 で もO2消. 共 に 加 え る と 僅 か な が ら02消 単 独 の02消 A.. ラ ビ ノ ー ス,. 費 を 示 す が,グ. ルコースと. 費 は 増 大 さ れ,両. 基質. 費 の 合 計 よ り僅 か な が ら大 と な つ た.. aerogenes(第13表)で. は 前 述 の 如 く リボ ー ス. 間 が 長 くな る につ れ て 酸 化 能 は 低 下 し, 20時 間培 養 菌. の 酸 化 能 は 著 し く大 で あ る が,グ. 体 で は 基 質 無 添 加 の02消. た 場 合 に は02消. 費 と余 り差 は な くな り,リ. に リボ ー ス は そ. 於 て も程 度 は や や 小 で あ る. E. coli(第12表)で. れ な か つ た.. シ ロ ー スは 前 述 の 如 く単. 独 で は 全 く酸 化 さ れ な い が,グ. に酵 素活 性 は培 養 時 間 の短 い も の程 大 で あ り,リ ボ ー. 然 し ア ラ ビ ノー ス,キ. も 同 様 の こ と が 見 られ,. ル コ ー ス と共 に加 え. 費 は 増 大 さ れ ず,両. 基 質 単 独 の02. ボ ー スの 酸 化 能 が わ ず か に 見 られ るに す ぎ ず, 40時 間. 消 費 量 の 利 よ り小 で あ つ た.又. ア ラ ビ ノ ー ス,キ. シロ. 培 養 菌 体 で は 基 質 無 添 加 の02消. ー ス は 単 独 で は こ の 菌 に よ り酸 化 さ れ な い が,グ. ルコ. 費 と殆 ん ど 差 が な く. ー ス と 共 に 加 え る と 僅 か に02消. な つ た. St. albus(第7表)で. も上 記Staureusと. 同様. 示 し た.. 費 を 促 進 す る傾 向 を.

(15) 細 菌 の 五 炭 代 糖 謝 St. aureus(第14表),. St. albus(第15表)St.. 1349. cit. revs(第16表)の. 各 菌 体 は こ れ らC5糖. の酸化能が極. め て 小 で あ り,且. つ グ ル コ ー ス と 共 に 加 え て も02消. 費 を 促 進 せ ず,又. 反 応 時 間4時. 第11表. 五 炭糖 酸 化 に 対 す るグ ル コ ー ス 添加の影響. 間 に 至 る迄 も02消. Sh.. sonnei. (02消. 費 μ1). 費. 曲 線 は 立 上 ら ず 適 応 現 象 も 認 め ら れ な か つ た.. 第9表. 五 炭 糖 酸 化 に 対 す るグ ル コ ース 添加の影響 S. typhi. (02消. 費 μ1). 第12表. 五 炭 糖 酸化 に対 す る グ ル コ ース 添 加 の 影響 E.. 第10表. co1i. (02消. 費 μ1). 五 炭 糖 酸 化 に対 ず るグ ル コ ー ス 添加の影響 Sh.. flexneri. (02消. 費 μ1). 第13表. 五 炭糖 酸 化 に対 す るグ ル コ ー ス 添加の影響 A.. と こ ろ で これ ら3菌 に つ い て は 微 量 の グ ル コー ス (10‑8M)の. 他 にN源 と し て 微 量 の ペ プ ト ン(100r/cc). を添 加 し てC5糖 が,第17表. 酸 化 に 対 す る影 響 を 見 た の で あ る. 〜 第19表 の 如 く,各 菌 共 に リボ ース とペ プ. ト ン,或 は リボ ー ス と グ ル コ ー ス とペ プ トンを 同時 に 加 え て も4時 間 に 至 る迄02消. 費 促進 作 用 は 認 め られ. aerogenes. (O2消. 費 μ1).

(16) 1350. 赤. 第14表. 木. 孝. 五炭糖酸化に対す るグルコース 添加の影響 St. aureus. (02消. 費. μ1). 第17表. 五 炭 糖 酸 化 に 対 す る ペ プ ト ン添 加 の影響 St. aureus. 第15表. (02消. 費. μ1). 五 炭糖 酸 化 に 対 す るグ ル コ ー ス 添 加の影響 St. albus. (02消. 費 μ1). 第18表. 五 炭 糖 酸 化 に 対 す る ペ プ ト ン添 加 の影響 St. albus. 第16表. 五 炭糖 酸 化 に 対 す るグ ル コ ー ス 添 加の影響 St.. citreus. (02消. 費. μ1). (02消. 費 μl).

(17) 細 菌 の 五 炭 代 糖 謝 第19表. 五 炭 糖 酸 化 に 対 す る ペ プ ト ン添 加. 第21表. 1351. ア ラ ビ ノ ー ス 酸 化 に 対 す るSMの. の影響. Sh.. St. citreus. (02消. 影響. flexneri. 費 μ1). 第22表. キ シ ロ ー ス 酸 化 に 対 す るSMの Sh.. 影響. flexneri. な か つ た. 以 上 の 如 くStaphylococcus以 C5糖. 外の 菌 で こ れ ら. の 酸 化 能 が 小 で あ る場 合 に は グ ル コ ー ス と 共 に. 加 え る と 酸 化 さ れ る様 に な る と 考 え ら れ る.. この 現 象 が グ ル コ ース 添 加 に 依 り菌 がC5糖 した た め か,或. に適 応. は他 の 原 因 に 依 る 為 か を 推 定 す るた. め,適 応 酵 素 の 生成 を阻 害 す るス トレ プ ト マ イ シ ン (SM)を SMは. 添 加 して そ の 影 響 を見 た. 終 濃 度10‑8Mと. 間 に至 る迄02曲. し,ワ ー ルブ ル グ検 圧 計 の容. 器 の 主 室 に菌 液 と 共 に 入 れ て,あ. リボ ー ス(第20表)で. らか じめ接 触せ し め. は これ を単 独 に 加 え て も5時. 線 は立 上 らず 適 応 は起 らな い と考 へ. られ る. リボ ー ス+グ ル コ ー スの 場 合 に はO2消. て お き, 15分 後 に 基 質 を側 室 よ り混 入 す るよ うに し,. 期 よ りグ ル コ ース単 独 の02消. C5糖. 線 の 立 上 りは 認 め られ ず, SMを. は10‑2Mグ. に し, Os消 結 果 はSh.. ル コ ー スは3×10‑8Mと. な るよ う. 費 は30分 毎 に5時 間迄 測 定 し た. flexneriを. 例 に と つ て第20〜22表 に 示. した. 第20表. リホ ー ス 酸 化 に 対 す るSMの Sh.. flexneri. 影響. 目頃迄 はSM無. 費 よ り大 とな るが,曲 添 加 す る と, 3時 間. 添 加 の もの よ り02消. な り,そ れ以 後 僅 か に02消. 費 は反 応 初. 費はやや大 と. 費 は減 弱 しSM無. 添加の. 場 合 よ り02消. 費 量 は や や 低 くな るにす ぎな か つ た.. この02消. 費 曲 線 よ り見 るに リボ ース とグ ル コ ース. を 同時 に加 えた 場 合 の02消. 費 促 進 作 用 は菌 が リボ ー. ス に適 応 した た め とは 考 え られ ず,た だ3時 間 目頃 以 後 にSM添. 加 の 方 が02消. 費 が や や 低 く な る こ とか. ら,或 程 度は 適 応 現 象 が 起 つ て い るも の と思 は れ る. ア ラ ビ ノ ー ス(第21表)キ. シ ロー ス(第22表)に. 於. て も リボ ー スに 於 け る と同 様 の傾 向 が 見 られ,や は り グ ル コ ー ス と共 に 加 え た 場 合の02消. 費 促 進 は 主 とし. て 適 応 以 外の 原 因 に よ る と考 え られ る. 3. 五 満 糖 に対 す る適 応. 次 にC5糖. を加 え た培 地(普 通 寒 天)に 菌 を継 代 す. る と,こ れ らC5糖. に適 応 す るか否 か を検 討 し た.. リボ ース,ア ラ ビ ノー ス,或 は キ シ ロー ス を0.3%に.

(18) 1352. 赤. 加 え た 普 通 寒 天 に 各 菌 を5代. 以 上 継 代 し てな ら した 各. 静 止 菌 体(夫 々 リポ ー ス 菌,ア ス 菌 と 略 す)の05糖. 何 れ も37゜C,. ラ ビ ノ ー ス 菌,キ. 質 と し た02消. 対 照 菌 はC5糖. 木. 孝. 第25表. 五炭糖添加培地培養菌 によ る 五炭糖の酸化. シロ ー. Sh. somei. 費 量 を測 定 し た.. (O2消 費 μ1). 無 添 加 の 普 通 寒 天 培 養 の も の と し, 20時 間 培 養 の も の を 用 い た.. S. typhiで. は 第23表. の 如 く で あ り,リ. リ ボ ー ス を 基 質 と し たOa消 れ に 適 応 し て い る が,ア. ポ ー ス菌 は. 費 量 が 著 し く大 と な り こ. ラ ビ ノ ー ス.キ. シ ロー ス には. 適 応 し て い な か つ た. 同 様 に ア ラ ビ ノ ー ス 菌 は ア ラ ビ ノ ー ス に,キ. シロー. 第26表. ス 菌 は キ シ ロ ー ス の み に 適 応 し て い る こ と が 認 め られ. 五炭糖添加培地培養菌 によ る 五 炭糖 の 酸 化. た.. E. co1i. Sh.. fiesneriで. は 第24表. の 如 く で あ り,リ. 菌 は リボ ー ス の み に 適 応 し て い る が,ア は ア ラ ビ ノ ー ス に 適 応 し,更 適 応 を 示 し て 居 り,キ. (02消 費 μ1). ボース. ラ ビ ノ ー ス菌. に リ ボ ー ス に も か な りの. シ ロ ース 菌 は キ シ ロー スの 他 リ. ボ ー ス に も 適 応 し て い た. Sh.. Somei(第25表)で. ぼ 同 様 で,リ. はS.. typhiの. ボ ー ス 菌 は リポ ー ス に,ア. は ア ラ ビ ノ ー ス に,キ. 場合 とほ. ラ ビ ノ ー ス菌. シ ロー ス菌 は キ シ ロー スの み に. 第27表. 五 炭糖 添 加培 地 培養 菌 に よ る 五 炭糖 の酸 化. 適 応 し て い た. E.. coli(第26表)で. ノ ー ス,キ. は 対 照 菌 も,リ. ボ ー ス,ア. A. ラビ. aerogenes. (02消. 費 μ1). シ ロ ー ス の 酸 化 能 を か な り有 し て い る が,. リ ボ ー ス 菌 で は リボ ー ス の 酸 化 能 は 更 に 大 と な り,ア ラ ビ ノ ー ス,キ つ た.ア り,且. シ ロー スの 酸 化 能 は対 照 菌 と大 差 なか. ラ ビ ノ ー ス菌 は ア ラ ビ ノー ス酸 化 能 は大 と な つ リ ボ ー ス 酸 化 能 も 大 と な つ た.又. キ シ ローズ. 菌 は キ シ ロ ー ス 及 び リ ボ ー ス の 酸 化 能 が 大 と な つ た. 第28表. 第23表. 第24表. 五炭糖添加培地培養菌によ る 五炭糖の酸化 S. typhi (02消 費 μ1). 五 炭糖 添 加 培地 培 養 菌 に よ る. 五 炭糖 の 酸 化 St. aureus. 第29表. (02消. 費 μ1). 五 炭糖 添 加 培 地 培 養 菌 に よ る 五 炭糖 の 酸 化. 五 炭糖 の 酸 化 Sh. flexneri. 五炭糖添加培地培養菌に よ る. (O2消 費 μ1). St. albus. (02消 費 μ1).

(19) 細 菌 の 五 炭 代 糖 謝. 第30表. 1353. 五炭糖添加培地培養菌に よ る. 培 養 し た 菌 体 を 用 い て,こ. 五炭糖の酸化. 糖 を 基 質 と し て 加 え,又. St. citreus. (02消. 費 μ1). を 添 加 し た 場 合,及 し てO2消. 費,基. ー 酸 ,乳 酸,酷 と 同 様St.. び 無 添 加 の 場 合 に つ き2時. 質 消 費,分. aureus,. St. albus,. S. typhiで. 能 が 大 で あ り,リ. ボ ー ス 菌 で は,リ. ボ ー ス酸 化 能 が 僅. μM.焦. して 基 質 は 各. は 第31表 の 如 く で あ り,リ 費 は14.9μM,リ. ボ ース を基 質. ボ ー ス 消 費 量13.7. 性 ブ ド ー 酸,乳 酸,酪 酸 蓄 積 量 は 夫 々 で2.5μM,. 0.9μM,. 0.9μMあ. り亜 砒 酸 添 加 に 於 て は02消. 喪7.8. か に 対 照 菌 よ り 大 と な る に す ぎ ず,対. 照菌はア ラビノ. μM.リ. ー ス,キ. ラ ビ ノ ー ス 菌,. す る リ ボ ー ス 消 費 量 の 割 合 は や や 大 と な り,且. シ ロ ース 酸 化 能. ブ ドー 酸 蓄 積 は5.6μMと. シ ロ ー ス 酸 化 能 を 欠 くが ,ア. キ シ ロ ー ス 菌 は 夫 々 ア ラ ビ ノ ー ス,キ が 大 と な つ た.ア. ラ ビ ノ ー ス 菌,キ. シ ロ ー ス 菌 の リボ. ース酸 化 能 は 対 照 菌 と大 差 なか つ た . St. aerogenes(第28表)St. citreus(第30表)で. ロ ー ス 酸 化 能 を 欠 き,且 く,リ. albus(第29)St.. リ ボ ー ス,ア. ボ ー ス,ア. ラ ビ ノ ー ス,キ. シ. シロ ー ス を加 え た培. 地 に 継 代 し て も20時 間 培 養 菌 体 で は こ れ らC源 は 大 と は な ら ず,こ. 酸 化能. れ は む しろ 主 と して 培 養 時 間 に支. 配 さ れ る と も の 考 え られ た. 4. C5糖. 費量 に対 つ焦性. ラ ビ ノ ー ス.キ. シ ロー ス を基. 酸 蓄 積 も や や 大 と な つ た.. St. citreusで ー ス ,ア ず,又 た が,他. は 表 示 は 省 略 し た が 前 述 の 如 く リボ. ラ ビ ノ ー ス,キ. 基 質(C5糖)の. シ ロ ー ス 共 にO2消. S. typhiと. 費 を示 さ. 消費 も殆 ん ど 認 め ら れ な か つ. の 菌 に 於 て は こ れ らC5糖 大 体 相 似 し て い た.た. に対す る 能度は だE.. coliで. ア ラ. ビ ノー ス の 分解 に於 て 酷酸 の蓄 積 が 大 で あ るの が 他 と 異 な る点 で あ る が,こ. れ は ど う い う理 由 で あ る か 究 明. 出 来 な か つ た.. 五 炭糖 酸 化 に於 け る量 的 関係. 以 上 の 各 実 験 成 績 の 如 く,. な つ て02消. なつ て亜 砒酸 無 添 加の 場 合. よ り著 し く 増 大 し た.ア. 積 は 増 大 し,乳 通寒 天. つ こ れ ら の 表 に 見 られ る如. ラ ビ ノ ー ス,キ. ポ ー ス 消 費8.2μMと. 質 と し た 場 合 に も 亜 砒 酸 添 加 に よ つ て 焦 性 ブ ドー 酸 蓄. は 前 述 の 通 り対 照 菌(普. 20時 間 内 培 養 菌 体)は. 湿菌. し た.. と した 場 合 のO2消 対 照 菌 の リボ ー ス 酸 化. 量 は 上 の 実験. St. citreusは. の 菌 は20mg/cupと. 10‑2M(30μM/cup)と. 間振邊. 解 産物 と し ての 焦 性 ブ ド. 酸 蓄 積 量 を 測 定 し た.菌. 量60m9/cup,他. A. aerogenes(第27表)は. れ ら各 静 止 菌 浮 游 液 にCs. 阻 害 剤 と し て 亜 砒 酸(10‑8M). の酸化能は菌に よ. と 酸 化 し,亜. 砒酸添. 加 に 於 て は か な りの 焦 性 ブ ドー 酸 を 蓄 積 し,や. や量は. り,又. 培 養 に よ り種 々 異 る が,以. C5,糖. 酸 化 能 の 最 も大 な るよ うに培 養 し た菌 体 を用 い. 劣 る が 乳 酸,酷. た.即. ちSt.. て 焦 性 ブ ドー 酸 を へ て 酸 化 分 解 さ れ る も の と 考 え られ. aureus,. St. albus,. 通 寒 天10時 間 培 養 菌 体 を 用 い,他 ラ ビ ノ ー ス,或. 下 の 実験は各菌の. 以 上 の 如 く各 菌 共 こ れ らC5糖. St. citreusは. 普. 酸 の 蓄 積 も 認 め られ,. た.. の 菌 は リボ ー ス,ア. は リボ ー ス を 加 え た 普 通 寒 天 に20時 間. 第31表. 静 止 菌 に よ るC5糖 S. typhi. の 酸 化 に 於 け る量 的 関 係. C5糖. は主 とし.

(20) 1354. 赤. 第32表. 木. 静 止 菌 に よ るC5糖 Sh.. 第33表. の 酸 化 に 於 け る量 的 関 係. flexueri. 静 止 菌 に よ るC5糖 Sh.. 第34表. 孝. の 酸 化 に 於 け る量 的 関 係. sonnei. 静止 菌 に よ るC5糖. の 酸 化 に 於 け る量 的 関係. E. coli. 第35表. 静 止 菌 に よ るC5糖 A.. aerogenes. の 酸 化 に 於 け る量 的 関 係.

(21) 細 菌 の 五 炭 代 糖 謝. 第36表. 静 止 菌 に よ るC5糖. 1355. の 酸 化 に 於 け る量 的 関 係. St. aureus. 第37表. 静 止 菌 に よ るC5糖. の 酸 化 に 於 け る量 的 関 係. St. albus. Sh.. Ⅳ. 総 括 及 び 考 案. sonnei,. St. citreusで. を 示 さ ず,又. 細 菌 の酵 素 的性 状 は 菌 の 培 養 条 件 に支 配 され るこ と. は 各C5糖. こ れ ら の 菌 で はC5糖. 供 試 菌 の リボ ース,ア. ラ ビ ノ ー ス,キ シ ロ ー スの酸. 費. 酸 化 能 は 培 養時 間. に 余 り支 配 さ れ な い. と こ ろ が こ れ に 対 しSt.. は周 知 の 通 りで あ る.. と も02消. はC5糖. aureus,. St. citreusで. 酸 化 能 は 培 養 時 間 に 大 き く支 配 さ れ,. 化 能 も培 養 条 件 に よ り異 り,又 菌 の 種 類 に よつ て も差 異 が あ る.. が 大 で あ る が, 20時 間 培 養 菌 で は 著 し く低 下 し, 40時. 普 通 寒 天 を 培 地 と し, 10, C5糖. 酸 化 能 を 見 る と,. 質 と し て 僅 か に02消 シ ロ ー ス で は02消 差 が な い),. E.. 費 を 示 す が,そ A.. aerogenesで. 40時 間 培 養 菌 体 の. S. typhiで. は リポ ー ス を 基. 費 を 示 す が,ア. co1iで. は 各C5糖. 費 を 示 す に す ぎ な い.又Sb.. ラ ビ ノ ー ス,キ. 費. シ ロ ー スで は flexneri,. 費 を 示 さ な い. シ ロ ー ス を基 質 と し た. sn.. flexneri,. Sh.. sonneiで. は こ れ らC5. 費 を 示 さ な い に 拘 ら ず,グ. コ ー ス と 共 に 加 え る と グ ル コ ー ス 単 独 のO2消 し 著 し く02消 E. 02消. 費 量). 費 に 対 す る グ ル コ ー ス 添 加 の 影 響 を 見 る と,. 糖 単 独 で は 殆 ん どO2消. の 中 で は リ ボ ー ス が 最 大 で あ り,. ラ ビ ノ ー ス,キ. リ ボ ー ス,ア. S. typhi,. と も か な りのO2消. は リポ ー ス を 基 質 と し た02消. 間 培 養 菌 と な る と 殆 ん どO2消. 02消. ラ ビ ノ ー ス,キ. 費 は 認 め られ ず(endogenousと. は 極 め て 大 で あ る が,ア 僅 か に02消. 20,. 特 に リ ポ ー ス の 酸 化 能(O2消. 10時 間. 培 養 菌 で はC5糖. co1iに. ル. 費に比. 費 が 増 大 す る. 於 て は 各C5糖. と も こ れ らの 菌 に 比 し. 費 は大 で あ るが グ ル コ ー ス と共 に 加 え た 場 合 の.

(22) 1356. 赤. 02消. 木. 費 促 進 率 は 小 で あ る.. 又A. O2消. aerogenesに. ー スの酸 化 に 於 け る量 的関 係. 於 ては. リボ ー ス を基 質 と した. 費 は 著 し く大 で あ る が,ク. ル コ ー ス と共 に 加 え. た 場 合 の 促 進 は 殆 ん ど 認 め られ な い. St. aureus,. albus,. C5糖. をグ. 費 に 対 し 何 ら影 響 を 与 え な い.. を ク ル コ ー ス と 共 に 加 え た 場 合O2消. し く促 進 す る よ う な 菌(S. sonnei)で,こ. の02消. typh1,. Sh.. SMに. 亜 砒 酸 無 添 加 に 於 て は 各C5糖. 酸,乳. Sh.. た 結 果 で は な い と考 え られ,別. と し,そ. な 機 構 恐 ら くC5糖. V. の. 通 寒 天)に. 及 び 他 のCr,糖. 加え て培 養. と,. E.. co1i, A.. 大 で あ る が,他 あ る.. に 添 加 し たCs糖. つSh.. に は よ く適 応 し,且. ラ ビ ノ ー ス,キ. 各 普 通 寒 天 培 養 菌 のC5糖. 外の 菌 で は培 地 flexneri,. は ア ラ ビ ノ ー ス 或 は キ シ ロ ー ス を加 え た 培. 言. 2.. 酸化能 を 比較す る. aerogenesで. は リボ ー ス の 酸 化 が. の 菌 で は 一 般 に 各C5糖. St. aureus,. St. albus,. 糖 酸 化 能 は 培 養 時 間 に 大 き く支 配 さ れ,培 い も の は そ の 酸 化 能 が 大 で あ る.然. ら れ た.. 能 は 培 養 時 間 に 余 り 支 配 さ れ な い. 3.. え の 適 応 と い う現 象 は,そ は新. た に そ の 酸 化 に 関 与 す る酵 素 系 が 作 ら れ る た め と 考 え ら れ る が,前. や す い と考 え ら れ,後. S. typhi,. Sh.. flexneri,. 糖 単 独 で は 殆 ん どO2消 と 共 に 加 え る とO2消 4.. 者 で あ ると すれ ば ア ラ ビ ノ ー ス或 は キ シ. ロ ー ス を透 過 し や す く な つ た 菌 は リボ ー ス を も透 過 し. C5糖. 者 で あ るとす れ は ア ラ ピ ノ ース. 各 菌 と もC5糖. シ ロ. 考. 新 沢:岡. 山 医 学 会 雑 誌, 68巻5号,. 2). 藤 本:岡. 山 医 学 会 雑 誌, 69巻9号,. 2455,昭. 和32年. 3). 浜 野:岡. 山 医 学 会 雑 誌, 70巻7号,. 2355,昭. 和33年.. 4). 武 田:岡. 山 医 学 会 雑 誌, 70巻10号,. 3591,昭. 和33年.. 5). Dickens,. F.: Biochem,. 6) Dickens,. 369,昭 和31年. chem., 8). Arch.. 献. 9) Rockwood, Bact.,. 10) Lampen, : J.Bact., Bact.,. Scott,. B. L. and. Biochem.,. 29, 232, 1950.. J. O.,. Gest,. H. and sowden,. J. C.. 61. 97, 1950. J. 0.. and. Peterjohn,. H. R.: J.. 62, 281, 1951.. 13) Cohen, Smyrnoiotis,. G. E. N.: J.. L. A. and Carson,. S. F.: J. Bact.,. 63. 575, 581. 1952.. D. B. M.: J. Biol.. 181, 509, 1951.. B. L. and Nelson,. 52, 581, 1946.. 12) Natting.. S. S., and. Horecker,. 文. 166,. 33, 1950. 7) Cohen,. 部 は 乳 酸 或 は 酷酸 と し て蓄. 恩 師 村 上 教 授 に 深 甚 な る 謝 意 を 表 し ま す.. 11) Lampen,. J.,32, 1626, 1938.. F. and Glock, G. E.: Nature,. ルコース. 終 りに 臨 み 終 始 御 懇 篤 な る 御 指 導 と 御 校 閲 を賜 つ た. の 何 れ か は 明 ら か に し 得 な か つ た.. 1). はC5. に よ く適 応 す る.. 積 す る.. 参. sonneiで. を 酸 化 し て 焦 性 ブ ドー 酸 と し,. つ て 分 解 さ れ る た め リボ ー ス に も 適 応 す る の で あ る と. ラ ビ ノ ー ス,キ. Sh.. 費 は 著 し く 増 大 す る.. そ の 大 部 は 完 全 酸 化 し,一. 最 後 に 各 供 試 菌 の リボ ー ス,ア. 養 時 間の 短. 添 加 培 地 に 継 代 す る とStaphylococcus. 以 外 の 菌 で は そ のC5糖 5.. はC5. し他 の 菌 で は酸 化. 費 を 示 さ な い が,グ. 或 は キ シ ロ ー ス は 分 解 過 程 に 於 て 一 且 リポ ー ス と な. 推 定 さ れ る が.そ. 酸化能は小で. St. citreusで. 地 に発 育 した 菌 が リボ ース に も適 応 し てい るの が 認 め. の 菌 体 表 面 透 過 が 容 易 に な る た め か,或. シ ロー スの. 酸 化 を 検 討 し て 次 の 結 果 を得 た.. か 否 か を 見 る と, Staphylococcus以. のC5糖. 部 は 酷 酸 と して蓄. 結. 各 静 止 菌 の リ ボ ー ス,ア. 1.. を 培 地(普. ひ る が え つ て 菌 のC5糖. 対. を 酸 化 し て 焦 性 ブ ド ー酸. の 大 部 分 は 完 全 酸 化 し,一. に適 応 し てい る. co1iで. 費IMに. 積 す る も の と推 定 さ れ る.. で は な い か と 想 像 さ れ る.. E.. 質)消. 性 ブ ドー. 後 と な る.. 従 つ て こ れ ら 各 菌 はC5糖. に適 応 し. 菌 体 表 面 透 過 が グ ル コ ー ス 添 加 に よ り容 易 に な る た め. 次 に こ れ らC5糖. ド ー 酸 蓄 積 が 増 大 し,焦. 砒酸 添. よ つ て は 何 ら影 響 さ れ. つ て グ ル コ ー ス 添 加 に よ り 菌 がC5糖. し た 菌 体 が 添 加C5糖. れ ら各 菌 は. を主 と し て 完 全酸 化. 酸 蓄 積 量 の 合 計 はC5糖(基. し0.5〜0.7M前. よ り抑 制 さ れ. び こ れ に 対 す る亜 砒. か の 焦 性 ブ ドー 酸 及 び 乳 酸 を 蓄 積 し,亜. 加 に 於 て は 焦性 ブ. 費 を著. flexneri,. 費 促 進 がSMに. る か 否 か か を 見 る と, ず,従. で はC5糖. ル コ ー ス 及 ひ ベ ブ トン と. ,及. 酸 の 影 響 を検 討 し た 実 験 成 績 を 見 る と,こ. し,僅. citreusの3菌. ル コ ー ス と 共 に 加 え て も,ク 共 に 加 え て も02消. 孝. 3. S. and. Barner,. H.: J. Bact, 69.. 59, 1955.. P. Z.: 14). 鈴 木 ・浜 田:生. 化 学,. 28巻5号,. 272,. 1956..

(23) 細 菌 の 五 炭 代 糖 謝 15) 標 準 生 化 学 実 験:. C. J.. 16) 標 準 生 化 学 実 験:. 18. 17) 標 準 生 化 学 実 験:. 36. 18) 鷹 取:日. 本 細 菌 学 雑 誌,. 19) 水 野 ・小 坂:日. Exp. 21) 7巻4号,. 本 細 菌 学 雑 誌,. and. Path.,. Gladstone,. G.. P.:. Brit.. 17, 881, 1936. 本 細 菌 学 雑 誌,. 7巻3号,. 229,. 昭 和27年.. 53,昭. 22) Umbreit,. et al:. Manometric. Techniques,. 1951.. 和25年.. 20) Fildes,. G.. 水 野 ・小 坂:日. 307,(1952.) 5巻2号,. 1357. P., Richardson,. G. M., Knight.. Pentose. B.. Metabolism Part. Utilization. 1. of pentoses By Takashi. Department. of Bacteria. by. growing. cells. AKAGI. of Microbiology, Okayama University Medical School (Director:. Professor. Dr. Sakae Murakami). Using the growing cells of Sal. typhi Sh. flexneri, Sh. sonnei, E. coli, A. aerogenes, Staph. aureus, Staph. albus and Staph. citreus, all of those were obtained from the departmental stock, the author investigated the effects of ribose, arabinose or xylose on growth as C-source and the decomposition of these pentoses during their growth. Following results were obtained. 1) Any pentoses added on the media containing the minimal essential dose of N-source and vitamins could not support the growth of Sh. sonnei and E. coli. Ribose could be served as C-source for the growth of Sal. typhi, Sh. flexneri, Staph. aureus, and Staph. citreus, while arabinose and xylose could not be so. Any pentose tested served well as C-source on the growth of E. coli when aspartic acid was added at the same time as N-source besides ammonium salt. In the case of A. aerogenes the pentoses showed the same effect.even though additional aspartic acid was not present. 2) When peptone was added to media as N-source, any bacteria tested could consume these pentoses in the media. Also it was noticed that Sal. typhi Sh. sonnei, E. coli and A. aerogenes adapted to the pentoses because of their increased consumption of the sugars with the passage of culture generations. However, the adaptation was not found in the case of Staph. aureus, Staph. albus and Staph citreus.. Part Oxidation. of pentoses. 2 by. resting. cells. Using the resting cells of Sal. typhi, Sh. flexneri, Sh. sonnei, E. coli, A. aerogenes, Staph. aureus, Staph. albus and Staph. citreus, the auther studied oxydation of ribose, arabinose and xylose, and obtained the following results.. J..

(24) 1358. 赤. 1). From. nutrient. agar. ribose,. however,. 2). the. media,. ability 3). the others greatly. Sal. typhi, with. 4). It. and. but the. to these. albus. the age. any bacteria. except. that. the. pyruvate. to and accumlated. Sh. sonnei. uptake. at the same. and. Staph.. upon. abilities. A. aerogenes. low abilities. aureus,. Sh. flexneri. passed. Staphylococcns,. and. oxidation. and. had. of the bacteria, relatively. great. grown. on. ability. to. pentoses. Staph.. of culture,. citreus,. while. the. oxidative. in the other. abilities. bacteria,. the. dependable.. culture. seemed. 孝. of pentoses. E. coli. showed. depended. pentoses,. glucose. When. pentoses,. turned. it was found. was not so much. of one of the. 5). study. In the case of Staph.. to the pentoses. added. comparative. 木. showed. slight. of oxygen. markedly. generations. on the. uptake. of oxygen. increased. with addition. when the. pentose. was. time.. through. Staphylococcus pentoses formed. as lactate. were was. adapted. media. to the corresponding. oxidized. to. in turn. decomposed. or acetate.. containing. pyruvate. by. any. one of the. sugar.. any. thoroughly,. bacteria but. except partly. it.

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