浦安市地域防災計画(震災編)〔改定〕(案)へのご意見と市の考え方
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実施期間:平成 26年 12月 15日(月)~ 平成 27年1月5日(月)
番号 分類 意見要旨 市の考え 対応
1 記載方法 災害対策基本法では、「災害予防」については、市町村が自
分の町が災害に襲われた時にどのような被害が出るかを予測
し、それに対する対応のあり方を考え、一方で現状を把握し、
あるべき姿と現状のギャップを定量化し、そのギャップをど
う「計画的に」埋めていくか、ということを、各項目に具体
的に書いていくことです。
本市の地域防災計画(震災編)は、平成 25 年 12 月に
公 表 さ れ た 首 都 直 下 地 震 の 最 終 報 告 を 基 に 本 市 独 自 で 被
害想定を行い計画に反映し、実施すべき対策と整備する対
策(方向性)を示したものです。また、この被害想定に基
づ き 、 各 項 目 ご と に 必 要 な 対 策 に つ い て 記 載 し て お り ま
す。
B
2 記載方法 自治会館や団地の集会所などを給水拠点として拡大するこ
となどは、もっと具体的に(固有名詞を入れて)書き込むべ
きだと思います。
給水拠点は基本的には各避難所に設定しておりますが、
給水対策は、被害状況を把握しながら、給水車のほか、避
難所の受水槽や地下水活用システム等の活用など、総合的
な対策(方向性)を記載しております。
B
3 改定方針 市管理の橋梁の耐震化だとか、市の管理する下水道網の液
状化対策と年次計画だとか、具体的な計画がありそうなもの
も何も書かれていません。
今回の地域防災計画の改定は、3.11 の経験を踏まえ、直下
地震の際にできるだけ被害が少なくて済むように、万一の発
生時にはできるだけスムーズに市民の生活を守れるように行
うものと理解していますが、公表されているものでは、何も
改善されていないように思えます。
今回の浦安市地域防災計画(震災編)の改定は、東日本
大 震 災 の 教 訓 を 踏 ま え 、 橋 梁 の 耐 震 の 耐 震 性 の 向 上 や 道
路、下水道等の液状化対策などについても、対策(方向性)
を記載しております。
B
4 改定方針 自主防災組織は、自発的なボランティア組織です。ボラン
ティア組織という位置づけをきちんと踏まえた上で、計画の
中に適正に取り組んでいただきたいと思います。
大 規 模 な 災 害 が 発 生 し た 際 に 被 害 の 拡 大 を 防 ぐ た め に
は、公助だけでは限界があるため、自治会自主防災組織連
絡協議会として組織化された自治会自主防災組織は、市と B 対応 A :意見を受けて加筆・修正したもの D :案に意見の考え方が加筆・修正されないもの
浦安市地域防災計画(震災編)〔改定〕(案)へのご意見と市の考え方
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連携して防災対策に取り組む重要な組織として、計画に位