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教科・領域教育専攻 言語系コース@器部 寺 尾 順 子
1 .
研究の背景と目的中学校学習指導要領における外国科の目標 は f外国語を通じて、言語や文化に対する理 解を深め、積極的にコミュニケーションを図 ろうとする態度の育成を図り、聞くこと、話 すこと、読むこと、書くことなどのコミュニ ケーション能力の基礎を養う。jである。この 平成
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年期振の学習指導要領では、改訂の基 本方針のひとつに f自らの考えなどを相手に 伝えるための「劉言力jやコミュニケーションの中で基本的な語葉や文構造を活用する 力、内容的にまとまりのある文章を書くカな
どの育成を重視する観点から、 f聞くことJや
「読むことJを通じて得た知識等について、
自らの体験や考えなどと結沙っけながら活用 し、「話すこと」や f書くことJを通じて発信 することが可能となるよう、
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技能を総僧句に 育成する指導を充実する。Jとある。この背景 には粧会のグローパル化が進み、経済・技 術・環境問題など各世代での対話をする機会も広まっているなど実擦に「英語が使える日 本人Jの必要性が高まっていることが挙げら れる。
さらに、平成25年12月には、文部科学省 はグローノ勺レ化に対応した英語教育改革実施 計画Jを発表し、中学校では f身近な話題に ついての理解や簡単制育報交換、表現ができ る能力を養う。授業を英語で行うことを基本
指導教員 石 積 博 之
とする。
J
という点が挙げられ目標として f身近な事柄を中心に、コミュニケーション を図ることができる能力を養うjという提案 がされている。以上のような国の方針に基づき中学校にお ける外国語教育の在り方を考えると、他者に 向けてまずは自分の生活内にある事柄から始 まり、簡単な英語で日本の文化や風習につい て自分の考えを自ら発信できる力を育成する ことがコミュニケーション官巨カの育成の目標 と捉えることができる。
この研究では、中学校の段階における真の 意味でのコミュニケーション能力の育成を行 うために、即興性と菰暢さに焦点を当ててそ れらを向上させるための話す帯活動について 枠組みを考えていきた1.‑¥この活動は本来な ら長期間にわたって指導することを前提とし ているが、今回の研究では実験的取組を行う
ことにした。
2.研究の概要
第1章で本論文の研究目的と背景について 述べている。第2章では外国語教育における ピキ}キング指導についてこれまでの歴史を 振り返り次に中学校学習指導要領における話 すことの変遷をみた。そして中学校における スピーキング指導の現状について、中学校英
- 252 - 語教員を対象としたスピーキング指導に関す
るアンケート調査を行い、課題を明確にし た。日頃の授業の中でスピーキング指導を行
う際に「即興性と鴻揚さjというものをどれ だけ意識しているのかを尋ねてみた。結果か ら中学校の英語教員はスピーキング活動を行 う際に椀楊さについて意識はしているが、即 興性についての意識はまだそれほと清くはな いことがわかった次に語義発音、文法、
音読などの指導におけるスピーキングとの関 わりの意識は中間値
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以上でどの教員も意識 して行っていた。しかし、実際に行われてい る具体的なスピーキング活動の頻度に関して は、教員によってスピーキング活動の内容に パラつきがみられた。頻度の高し活動の特徴 は予め教科書に用意されているダイアログを 使つての活動やパターンプラクティスなど使 用する英語の形式が決まっておりその一部の 語句を換えて生徒が発話するものが多川反 対に頻度の少なし活動の特徴はその場で相手 とのやりとりをしながら生徒が自分で考えた り感じたりしたことを矧音することであっ た。これは言い換えると即剛生と即興性と言 える。そこで真のコミュニケーション能力を 養うためには即興性と訴暢さを意識したスピ ーキング活動を位組んでいくことが大切と考えた。
中学防ト国語科における周瑛性とは
ω
書かれた完全な英文を用いることなく英語を話し ている状態
ω
場面ヰ吠況に応じて既習の英語 を適切に使うことができている状態 (3)授業 内で教員と英語でやりとりをしている状態を 即興性があると定義した。鴻揚さとはω
不自然な開がな11¥ω首尾一貫した内容をより多 くの語繋数で発話している。
( g
鴻面ヰ吠況に応じて既習の英語を適切に使うことができて いる状態と定義した。これに基づき生徒が話 しやすし場'近なことを話題とした会話のモデ ルを作戒し、中学校2年の1クラスを対象に 帯活動として実験授業側15分)を5回行っ た。最初に簡単な
CAN‑DO
リストを提示し目 的を明確にして英語担当教員とティームティ ーチングマ子った。活動を行う前は英語で会 話をすることに抵抗感があったようだが会話 のストラテジーを学びながら閉じようなパタ ーンの帯活動を5
回連続して行った結果、会 話をすることの楽しさそ話し方に慣れてきた という感想がみられた。これは帯活動として 紺続して行うことが生徒の精神的な負担を軽 減しまた表現に慣れさせるのに有効であることを示している。
3 .
今後の課題帯活動の有効性は一定見られたが、今回の 実験授業I羽田蜘沙なく掬楊さに重きを置い た活動であった。!l