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(1)

諮問庁:防衛大臣 諮問日:平成2 1 年2 月1 9 日(平成2 1 年(行情)諮問第1 0 9 号) 答申日:平成2 1 年1 2 月1 5 日(平成2 1 年度(行情)答申第4 3 7 号) 事件名:陸上自衛隊史(平成1 8 年度)の一部開示決定に関する件

答 申 書

第1 審査会の結論 「平成1 8 年度陸上自衛隊史(表紙,3 3 9 頁及び6 1 5 頁は除く。)」(以 下「本件対象文書」という。)につき,その一部を不開示とした決定は,妥当 である。 第2 異議申立人の主張の要旨 1 異議申立ての趣旨 行政機関の保有する情報の公開に関する法律(以下「法」という。)3 条の 規定に基づく本件対象文書の開示請求に対し,平成2 1 年1 月2 9 日付け防 官文第8 9 7 号により防衛大臣(以下「処分庁」又は「諮問庁」という。)が 行った一部開示決定(以下「原処分」という。)について,その取消しを求め る。 2 異議申立ての理由 記録された内容を精査し,支障が生じない部分については開示すべきである。 第3 諮問庁の説明の要旨 1 理由説明書 (1 )経緯 本件開示請求は,「陸上幕僚監部の平成1 8 年度「陸上自衛隊史」(陸 上自衛隊達第3 0 - 8 号「陸上自衛隊の部隊史に関する達」)全文。」を求 めるものであり,これに該当する行政文書として,本件対象文書を特定した。 開示決定等に当たり,法1 1 条に規定する開示決定等の期限の特例を適 用した上で,平成2 0 年5 月2 8 日付け防官文第6 5 8 3 号により表紙部 分を全部開示し,同2 1 年1 月2 9 日付け防官文第8 9 7 号により,残り の部分(会計検査院に移送した3 3 9 頁及び6 1 5 頁を除く。)については, 法5 条1 号ないし4 号及び6 号に該当する部分を不開示とする原処分を行 った。 本件異議申立ては,原処分に対して提起されたものである。 (2 )法5 条の該当性について

(2)

原処分において不開示とした部分及び不開示とした理由は別表のとおり であり,法5 条1 号から4 号まで及び6 号に規定する不開示情報に該当す る。 (3 )異議申立人の主張について 異議申立人は、「記録された内容を精査し、支障が生じない部分について は開示すべきである」として原処分の取消しを主張するが,不開示とした理 由は別表のとおりであり,不開示とする部分の法5 条該当性について十分に 精査した上で同条1 号ないし4 号及び6 号に該当する部分以外の部分は 開示しており,異議申立人の主張は当たらない。 2 補充理由説明書 諮問書の別添「2 法5 条の該当性について」の付紙において不開示とし た部分「昇任状況,異動状況,離職状況,補充状況及び充足状況」欄の不開示 とした理由は次のとおりである。 陸上自衛隊における隊員の補充状況等が明らかとなり,陸上自衛隊の戦力 の濃淡が推察され,任務の遂行に支障が生じ,ひいては国の安全が害される おそれがあることから,法5 条3 号にも該当する。 第4 調査審議の経過 当審査会は,本件諮問事件について,以下のとおり,調査審議を行った。 ① 平成2 1 年2 月1 9 日 諮問の受理 ② 同日 諮問庁から理由説明書を収受 ③ 同年1 0 月2 日 本件対象文書の見分及び審議 ④ 同月9 日 審議 ⑤ 同年1 1 月1 8 日 諮問庁から補充理由説明書を収受 ⑥ 同年1 2 月1 1 日 審議 第5 審査会の判断の理由 1 本件対象文書について 本件対象文書は,「陸上自衛隊の部隊史に関する達」に基づき,平成1 8 年度における陸上自衛隊の隊務実施の経過を明らかにして,将来における隊 務運営の資とするため,年度の隊務運営の方針,陸上幕僚監部における主要 業務の方針,実績,経緯等及び方面隊,長官直轄部隊等における主要業務の 概要を記録したものである。 処分庁は,本件不開示部分は別表のとおり法5 条1 号ないし4 号及び6 号 に該当するとして原処分を行い,諮問庁は,上記第3 の2 のとおり同条3 号に 係る不開示理由を補充した上,原処分を妥当としていることから,以下,本件 対象文書を見分した結果に基づき,不開示情報該当性について検討する。 2 不開示情報該当性について

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(1 )法5 条1 号該当性について ア 本件対象文書のうち,処分庁が法5 条1 号該当を理由に不開示と した部分は,以下のイないしオの部分である。 イ 特定の個人の顔写真が記載されている部分(別表1 ))は個人に関す る情報であって,特定の個人を識別することができる情報であり,法5 条 1 号本文前段の規定に該当する情報である。 そこで,当該情報の法5 条1 号ただし書イ該当性について検討すると, 本件対象文書においてその顔写真が開示されている一部の幹部自衛隊 員及び外国の国防関係者以外の者については,その顔写真は外部に公表 されていないことが認められるほか,自衛隊の部内向けのものであるとい う本件対象文書の性格をも併せて勘案すれば,不開示とされた自衛隊員 の顔写真については公にする慣行があるとは認められず,同号ただし書イ に該当しないと認められる。また,すべての顔写真につき,同号ただし書 ロ及びハに該当する事情も認められないことから,不開示としたことは妥 当である。 ウ 米軍関係者の氏名,氏名及び階級等又は特定の職名が記載されている 部分(別表4 1 ),4 3 ))は,特定の個人を識別できる情報に係る記述 であり,法5 条1 号本文前段に該当し,同号ただし書イないしハに該当 する事情も認められないことから,不開示とすることが妥当である。 エ 殉職した隊員の殉職時の概要が不開示とされている部分(別表4 2 )) には,殉職原因の詳細が記載されている。当該部分は,法5 条1 号本文 前段に該当し,同号ただし書イないしハに該当する事情も認められず,ま た,氏名が記載され,その氏名が既に開示されている者に係る不開示部 分であることから,法6 条2 項による部分開示はできない。 オ 争訟中の事故の概要その他の争訟事案に係る具体的記述で不開示とさ れている部分(別表5 1 ))について,これを公にすると,当該情報中に は事件関係者の氏名は記載されていないものの,その身分や事件の概要 に係る記述のうち相当部分が既に公にされていることから,同僚や知人等 一定の範囲の者には,既に開示されている部分の記述から当該関係者を 特定することができ,不開示部分を開示することにより,争訟の詳細を知 られ,当該個人の権利利益を害するおそれがあると認められることから, 不開示とすることが妥当である。 (2 )法5 条2 号該当性について ア 本件対象文書のうち,処分庁が法5 条2 号該当を理由に不開示とした 部分は,弾薬輸送に関係する企業名及び争訟中の事故に関係する企業名 が記載されている部分である。

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イ 弾薬輸送に関係する企業名が記載されている部分(別表3 2 ))につい て,これを公にした場合,当該業務の妨害を受け,あるいはテロの標的に なるなど船舶所有者の正当な利益を害するおそれがあると認められるの で,法5 条2 号イに該当し,不開示とすることが妥当である。 ウ 争訟中の事故に関係する企業名が記載されている部分(別表5 1 ))に ついて,これを公にした場合,顧客との争訟案件の詳細が明らかとなり, 特定の法人の正当な利益を害するおそれがあると認められるので,法5 条2 号イに該当し,不開示とすることが妥当である。 (3 )法5 条3 号該当性について ア 本件対象文書のうち,処分庁(別表4 5 )については諮問庁)が法5 条3 号該当を理由に不開示としている部分には,別表のとおり,他国にか かわる情報(別表3 ),1 7 ),2 9 ),4 1 )及び4 3 )),陸上自衛隊 の構想に係る情報(別表4 )及び3 4 )),陸上自衛隊の態勢にかかわる 情報(別表5 ),9 ),1 9 ),2 1 ),2 4 ),3 6 )及び3 7 )),陸上 自衛隊における情報業務に関する情報(別表6 ),1 8 ),2 2 )及び5 2 )),通信施設にかかわる情報(別表7 ),2 0 ),2 3 ),3 3 ),4 4 ) 及び5 0 )),陸上自衛隊の運用能力に関する情報(別表8 ),1 0 )な いし1 3 ),1 5 ),1 6 ),2 5 ),2 7 ),2 8 ),3 0 )ないし3 2 ), 3 5 ),3 8 )ないし4 0 )及び4 5 )ないし4 9 )),陸上自衛隊にお ける具体的な編成にかかわる情報(別表1 4 ))がそれぞれ記載されて いる。 イ 上記他国にかかわる情報として,特定会議の名称,イラク復興支援群に おける交代部隊の輸送月日,米国と行われた会議の目的,期間,場所, 成果,主要議題等,在日外国大使館付武官等及び補佐官の氏名並びに 日米共同統合演習等の主要演練項目及び訓練内容等がそれぞれ記載さ れていることが認められる。 これを公にすると,その内容等から,陸上自衛隊の能力,練度が推察 されるおそれがあるとともに,米国をはじめとした関係諸国・関係機関と 我が国との間の信頼関係を損なうおそれがあると認められるので,法5 条3 号に該当し,不開示とすることが妥当である。 ウ 上記陸上自衛隊の構想に係る情報として,特定部隊の位置付け及び運 用解析の対象がそれぞれ具体的に記載されており,これを公にすると,装 備品をはじめとした陸上自衛隊の具体的な将来構想が推察されるおそれ があると認められる。 エ 上記陸上自衛隊の態勢にかかわる情報として,部隊の新編状況や導入 される装備品に関する情報,陸上自衛隊におけるサイバー犯罪への対処

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態勢に関する情報,新装備品の主要性能,措置計画作成の要領及び緊急 空輸態勢,教育訓練開発研究にかかわる部隊名及び装備品名並びに陸上 自衛隊における航空機の配分先がそれぞれ記載されていることが認めら れる。 これらを公にすると,陸上自衛隊の防衛警備態勢,施設支援に係る体 制,サイバー犯罪への対応態勢,部隊別の態勢,装備の質的能力,配 備状況,戦闘能力及び運用能力の詳細が推察されるおそれがあると認め られる。 オ 上記陸上自衛隊における情報業務に関する情報として情報収集及び情 報保全に関する具体的な内容,情報業務に携わる隊員の階級,氏名等, 国内外情勢及び技術情報の提供件数並びに転訓用地図,災害用地図及 び要域地図の整備地域が記載されていることが認められる。 これを公にすると,陸上自衛隊の情報業務に係る態勢及び能力が推察 されるおそれがあるとともに,情報業務に携わる個人が特定され,情報を 得ようとする者から直接その個人に不当な働き掛けが行われるおそれが あると認められる。 カ 上記通信施設にかかわる情報として通信設備の具体的な整備内容,情 報通信施設整備状況,具体的な回線の設置区間並びに回線網図,通信 網図及び電話網図がそれぞれ記載されていることが認められる。これを 公にすると,陸上自衛隊の情報・通信関連施設の整備状況が明らかとな り,通信経路の全容や通信能力が推察されるおそれがあると認められる。 キ 上記陸上自衛隊の運用能力に関する情報として,陸上自衛隊における 運用支援に関する研究実施状況,部隊行動基準の整備状況及び駐屯地警 備の整備状況に係る情報,実射訓練の成果に係る情報,陸上自衛隊にお ける装備品の取得量及び充足率に関する情報,教育訓練に係る開発研究 に関する具体的な内容を示す情報,海外に派遣される部隊別及び階級別 の人員数,隊員の健康診断の判定結果及び採用身体検査の結果,即応 予備自衛官,予備自衛官及び予備自衛官補の訓練招集の状況,特定部 隊の規模,米国における射撃訓練での使用弾薬数等,誘導弾,弾薬,燃 料及び糧食の取得数量,非常用糧食の取得数量,装備品の充足状況, 車両保有数,弾薬輸送の経路に関する具体的な港湾名,船舶名及び弾薬 数量等,陸上自衛隊における運用開発研究の命題,教育実施の人員数, 電気及び給水の平均使用量,平均料金及び平均人員並びに自衛隊員の 昇任状況,異動状況,離職状況,補充状況及び充足状況が,それぞれ記載 されていることが認められる。 これを公にすると,陸上自衛隊の態勢,継戦能力,運用能力,運用支

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援及び駐屯地警備に係る態勢,対空及び対艦実射能力,部隊の練度及 び隊員構成,隊員の質的能力及び戦闘能力,即応予備自衛官等の練度 を推察されるおそれがあると認められる。 なお,諮問庁は,自衛隊員の昇任状況,異動状況,離職状況,補充状況 及び充足状況については,公になることにより,陸上自衛隊の人事管理 業務の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあるとして,法5 条6 号該当 性を主張しているが,当該部分については,前述のとおり同条3 号に該 当することから,同条6 号について判断するまでもなく,不開示とすること が妥当である。 ク 上記陸上自衛隊における具体的な編成にかかわる情報としてイラク復 興支援群の編成に関する情報が認められ,これを公にすると,イラク復興 支援群の態勢が明らかとなり,今後同種の派遣に際しての警備態勢を推 察されるおそれがあると認められる。 ケ したがって,上記ウないしクの不開示部分については,これを公にする ことにより,防衛省・自衛隊の任務の効果的な遂行に支障を生じさせ,ひ いては国の安全が害されるおそれがあると行政機関の長が認めることに つき相当の理由があると認められるので,法5 条3 号に該当し,不開示 とすることが妥当である。 (4 )法5 条4 号該当性について ア 本件対象文書のうち,処分庁が法5 条4 号該当を理由に不開示として いる部分(別表2 ),9 ),2 6 )及び3 2 ))は,防衛省が保有する宿 舎の名称,サイバー犯罪対処についての具体的な内容,保安職務の一部 並びに弾薬輸送にかかわる港湾名,船舶名及び弾薬数量等が記載されて いる部分である。 イ 防衛省が保有する宿舎の名称が記載されている部分について,これを 公にすると,防衛省職員,自衛隊員をねらった犯罪を誘発するおそれ又は 犯罪の実行を容易にするおそれがあると認められる。 ウ サイバー犯罪への対処についての具体的な記載について,これを公にす ると,サイバー犯罪に対する陸上自衛隊警務隊の態勢が推察され,犯罪 の予防や秩序の維持に支障が生じるおそれがあると認められる。 エ 保安職務の一部について,これを公にすると,陸上自衛隊の保安職務 の実施状況が明らかとなり,秩序の維持に支障を及ぼすおそれがあると 認められる。 オ 弾薬輸送に関わる港湾名,船舶名及び弾薬数量等が記載されている部 分について,これを公にすると,弾薬輸送を狙ったテロ等の不法行為の実 行がより容易になり,犯罪の予防,秩序の維持に支障を及ぼすおそれが

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あると認められる。 カ したがって,上記イないしオの不開示部分については,これらを公にす ると,犯罪の予防,鎮圧又は捜査その他の公共の安全と秩序の維持に支 障を及ぼすおそれがあると行政機関の長が認めることにつき相当の理由 があると認められ,法5 条4 号に該当するので,不開示とすることが妥当 である。 3 本件一部開示決定の妥当性について 以上のことから,本件対象文書につき,その一部を法5 条1 号,2 号,3 号,4 号及び6 号に該当するとして不開示とした決定については,不開示とさ れた部分は,同条1 号,2 号イ,3 号及び4 号に該当すると認められるので, 同条6 号について判断するまでもなく,不開示とすることが妥当であると判断し た。 (第2 部会) 委員 寳金敏明,委員 秋田瑞枝,委員 橋本博之

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別表 頁 不開示とした部分 不開示とした理由 巻頭 1 )巻頭1 0 枚目ないし 1 6 枚目,1 8 枚目, 1 9 枚目,2 1 枚目, 3 0 枚目,3 6 枚目な いし3 8 枚目,4 4 枚 目,4 7 枚目,4 9 枚 目及び6 0 枚目中の一 部の写真の顔部分 個人に関する情報であって,特定の個 人を識別することができ,法5 条1 号に 該当し,かつ同号イに該当しないため。 巻頭 2 )5 9 枚目中の宿舎 の名称 公にした場合,防衛省職員,自衛隊員 をねらった犯罪を誘発するおそれ又は犯 罪の実行を容易にするおそれがあり,法 5 条4 号に該当するため。 目次 3 )目次8 頁中,第2 1 章の項目名の一部 公にした場合,我が国と米国との間の 信頼関係を損なうおそれがあり,法5 条 3 号に該当するため。 1 1 頁 4 )陸上幕僚長訓示中, 研究開発の一部 公にした場合,陸上自衛隊の将来構想 の一端が推察され,任務の遂行に支障が 生じ,ひいては国の安全が害されるおそ れがあり,法5 条3 号に該当するため。 6 2 頁 5 )部隊廃止の内容の 一部,導入装備品,情 報支援体制に係る新編 部隊の一部及び施設支 援体制の内容の一部 公にした場合,陸上自衛隊の防衛警 備,情報支援及び施設支援に係る体制が 推察され,任務の遂行に支障が生じ,ひ いては国の安全が害されるおそれがあ り,法5 条3 号に該当するため。 6 5 頁及び 6 6 頁 6 )情報収集及び保全 の一部 公にした場合,陸上自衛隊の情報収集 及び情報保全に係る態勢の一部が明ら かとなり,情報収集及び情報保全能力が 推察されて任務の遂行に支障が生じ,ひ いては国の安全が害されるおそれがあ り,法5 条3 号に該当するため。 6 6 頁 7 )通信の一部 公にした場合,陸上自衛隊の通信回線 等の整備状況が明らかとなり,通信能力 が推察されて任務の遂行に支障が生じ, ひいては国の安全が害されるおそれが

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あり,法5 条3 号に該当する。 6 7 頁 8 )運用支援に関する研 究,日米共同研究等及 び駐屯地警備の一部 公にした場合,陸上自衛隊の運用支援 に関する研究実施状況,部隊行動基準の 整備状況及び駐屯地警備システム等の 整備状況が明らかとなり,運用支援及び 駐屯地警備に係る態勢が推察されて任 務の遂行に支障が生じ,ひいては国の安 全が害されるおそれがあるとともに,日 米共同研究の成果概要が明らかとなり, 我が国と米国との間の信頼関係を損なう おそれがあり,法5 条3 号に該当するた め。 7 1 頁 9 )警務の一部 公にした場合,陸上自衛隊のサイバー 犯罪に対する警務隊の態勢が推察され, 任務の遂行に支障が生じ,ひいては国の 安全が害されるおそれがあり,法5 条3 号に該当するとともに,秩序の維持に支障 を及ぼすおそれがあり,同条4 号に該当 するため。 7 5 頁 1 0 )ホーク・中S A M 部隊実射訓練及び地対 艦ミサイル部隊実射訓 練の一部 公にした場合,陸上自衛隊の対空及び 対艦実射訓練能力が推察され,任務の効 果的な遂行に支障が生じ,ひいては国の 安全が害されるおそれがあり,法5 条3 号に該当するため。 7 8 頁ない し8 0 頁 1 1 )甲類装備品及び 乙類装備品の充足率 公にした場合,陸上自衛隊の態勢及び 運用能力が推察され,任務の遂行に支障 が生じ,ひいては国の安全が害されるお それがあり,法5 条3 号に該当するため。 8 3 頁及び 8 4 頁 1 2 )地対空誘導弾等 及び弾薬,燃料等の取 得量及び充足率 公にした場合,陸上自衛隊の態勢及び 運用能力,継戦能力が推察され,任務の 遂行に支障が生じ,ひいては国の安全が 害されるおそれがあり,法5 条3 号に該 当するため。 8 9 頁 1 3 )教育訓練開発研 究の一部 公にした場合,陸上自衛隊の研究内容 の一部が明らかとなり,練度,能力及び

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態勢が推察されて任務の遂行に支障が 生じ,ひいては国の安全が害されるおそ れがあり,法5 条3 号に該当するため。 9 9 頁及び 1 0 5 頁 1 4 )第9 次及び第1 0 次イラク復興支援群 の編成の一部 公にした場合,イラク復興支援群の警 備態勢が明らかとなり,今後同種派遣の 際の警備態勢が推察されて任務の遂行 に支障が生じ,ひいては国の安全が害さ れるおそれがあり,法5 条3 号に該当す るため。 1 0 1 頁, 1 0 7 頁, 1 1 3 頁及 び1 1 9 頁 1 5 )部隊別状況及び 階級別状況 公にした場合,派遣部隊の隊員構成が 明らかとなり,部隊の能力が推察されて 今後の同種派遣における任務の遂行に 支障が生じ,ひいては国の安全が害され るおそれがあり,法5 条3 号に該当する ため。 1 0 3 頁, 1 0 9 頁, 1 1 5 頁, 1 2 1 頁及 び1 2 8 頁 1 6 )臨時健康診断の 判定結果 公にした場合,隊員の健康状態から陸 上自衛隊の戦闘能力が推察され,任務の 遂行に支障が生じ,ひいては国の安全が 害されるおそれがあり,法5 条3 号に該 当するため。 1 0 4 頁及 び1 1 1 頁 1 7 )交代部隊の輸送 月日 公にした場合,イラク復興支援派遣輸 送航空隊の任務運航の実績の一部が明 らかとなり,関係諸国・関係機関との信 頼関係を損なうおそれがあり,法5 条3 号に該当するため。 1 2 6 頁 1 8 )ネパール国際平 和協力業務における現 地調査参加者の一部 公にした場合,情報業務に携わる個人 が特定され,情報を得ようとする者から 直接その個人に不当な働き掛けが行わ れるおそれがあるなど,任務の遂行に支 障を及ぼすおそれがあり,法5 条3 号に 該当するため。 1 5 4 頁な い し 1 5 6 頁 1 9 )新装備品の主要 性能 公にした場合,陸上自衛隊の装備品の 質的能力が明らかとなり,戦闘及び運用 能力が推察されて任務の遂行に支障が 生じ,ひいては国の安全が害されるおそ れがあり,法5 条3 号に該当するため。

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1 5 7 頁 2 0 )施設整備等の一 部 公にした場合,陸上自衛隊の情報・通 信関連施設の整備状況が明らかとなり, 通信能力が推察されて任務の遂行に支 障が生じ,ひいては国の安全が害される おそれがあり,法5 条3 号に該当するた め。 1 5 9 頁, 1 6 0 頁及 び1 6 3 頁 2 1 )部隊廃止の内容 の一部,導入装備品, 情報支援体制に係る新 編部隊の一部,施設支 援体制の内容の一部及 び防衛警備態勢の整備 概要 公にした場合,陸上自衛隊の防衛警 備,情報支援及び施設支援に係る体制が 推察され,任務の遂行に支障が生じ,ひ いては国の安全が害されるおそれがあ り,法5 条3 号に該当するため。 1 7 0 頁, 1 7 1 頁及 び1 7 3 頁 2 2 )国内外情勢及び 技術情報の提供件数, 転訓用地図,災害用地 図及び要域地図の整備 地域,情報体制の一部 公にした場合,陸上自衛隊の情報活動 の態勢,状況が推察され,任務の遂行に 支障が生じ,ひいては国の安全が害され るおそれがあり,法5 条3 号に該当する ため。 1 7 5 頁 2 3 )通信及び電算機 等の一部 公にした場合,陸上自衛隊の通信回線 等の整備状況が明らかとなり,通信能力 が推察されて任務の遂行に支障が生じ, ひいては国の安全が害されるおそれが あり,法5 条3 号に該当するため。 1 7 8 頁 2 4 )防衛,警備等及 び航空運用の一部 公にした場合,自衛隊における防衛, 警備態勢が推察されるとともに,航空機 の運用状況が推察され,任務の遂行に支 障が生じ,ひいては国の安全が害される おそれがあり,法5 条3 号に該当するた め。 2 1 1 頁, 2 1 2 頁, 2 1 4 頁及 び2 1 7 頁 2 5 )即応予備自衛官, 予備自衛官及び予備自 衛官補の訓練召集の状 況 公にした場合,即応予備自衛官等の訓 練召集における出頭状況が明らかとな り,即応予備自衛官等の練度が推察され て任務の遂行に支障が生じ,ひいては国 の安全が害されるおそれがあり,法5 条 3 号に該当するため。

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2 1 9 頁及 び2 2 0 頁 2 6 )保安職務の一部 公にした場合,陸上自衛隊の保安職務 の実施状況が明らかとなり,秩序の維持 に支障を及ぼすおそれがあり,法5 条4 号に該当するため。 2 2 2 頁及 び2 2 3 頁 2 7 )健康診断及び採 用身体検査の結果 公にした場合,隊員の健康状態から陸 上自衛隊の戦闘能力が推察され,任務の 遂行に支障が生じ,ひいては国の安全が 害されるおそれがあり,法5 条3 号に該 当するため。 2 3 8 頁 2 8 )平成1 8 年度実 員検討の成果の概要の 一部 公にした場合,特定の部隊の規模が明 らかとなり,当該部隊の態勢が推察され, 任務の遂行に支障が生じ,ひいては国の 安全が害されるおそれがあり,法5 条3 号に該当するため。 2 4 0 頁な い し 2 4 6 頁 2 9 )日米共同統合演 習等の主要演練項目, 訓練内容,成果概要, 隊付先部隊の一部 公にした場合,陸上自衛隊の能力,練 度が推察され,任務の遂行に支障を生 じ,ひいては国の安全が害されるおそれ があるとともに,我が国と米国との間の 信頼関係を損なうおそれがあり,法5 条 3 号に該当するため。 2 5 0 頁及 び2 5 1 頁 3 0 )米国における射撃 訓練での使用弾薬数等 公にした場合,陸上自衛隊の練度が推 察され,任務の遂行に支障を生じ,ひい ては国の安全が害されるおそれがあり, 法5 条3 号に該当するため。 2 5 9 頁, 2 6 0 頁, 2 6 2 頁, 2 7 1 頁及 び2 7 2 頁 3 1 )誘導弾,弾薬, 燃料及び糧食の取得数 量 公にした場合,陸上自衛隊の態勢及び 運用能力,継戦能力が推察され,任務の 遂行に支障が生じ,ひいては国の安全が 害されるおそれがあり,法5 条3 号に該 当するため。 2 7 6 頁な い し 2 9 0 頁 3 2 )港湾名,船舶名 及び弾薬数量等 公にした場合,陸上自衛隊の運用能力 及び練度が推察され,任務の遂行に支障 が生じ,ひいては国の安全が害されるお それ,弾薬輸送をねらったテロ等の不法 行為の実行がより容易になり,犯罪の予 防,秩序の維持に支障を及ぼすおそれ又 は船舶所有者等の利益を害するおそれ

(13)

があり,それぞれ法5 条3 号,4 号又は 2 号に該当するため。 2 9 3 頁及 び2 9 5 頁 3 3 )施設整備の一部 公にした場合,陸上自衛隊の情報・通 信関連施設の整備状況が明らかとなり, 通信能力が推察されて任務の遂行に支 障が生じ,ひいては国の安全が害される おそれがあり,法5 条3 号に該当するた め。 3 0 2 頁 3 4 )運用解析の一部 公にした場合,陸上自衛隊の将来装備 品が明らかとなり,将来構想が推察され て任務の遂行に支障が生じ,ひいては国 の安全が害されるおそれがあり,法5 条 3 号に該当する。 3 0 5 頁 3 5 )研究命題の一部 公にした場合,陸上自衛隊の運用能力 が推察され,任務の遂行に支障が生じ, ひいては国の安全が害されるおそれが あり,法5 条3 号に該当するため。 3 1 5 頁, 3 1 7 頁及 び3 1 8 頁 3 6 )協力及び目的の 一部 公にした場合,陸上自衛隊の作戦要領 が推察され,任務の遂行に支障が生じ, ひいては国の安全が害されるおそれが あり,法5 条3 号に該当するため。 3 5 0 頁及 び3 5 1 頁 3 7 )航空機の配分先 公にした場合,陸上自衛隊の航空機の 配備状況が明らかとなり,部隊別の態勢 が推察されて任務の遂行に支障が生じ, ひいては国の安全が害されるおそれが あり,法5 条3 号に該当するため。 3 5 2 頁 3 8 )非常用糧食の取 得数量 公にした場合,陸上自衛隊の態勢及び 継戦能力が推察され,任務の遂行に支障 が生じ,ひいては国の安全が害されるお それがあり,法5 条3 号に該当するため。 3 7 4 頁, 3 7 9 頁, 3 8 4 頁及 び3 9 0 頁 3 9 )臨時健康診断の 判定結果 公にした場合,隊員の健康状態から陸 上自衛隊の戦闘能力が推察され,任務の 遂行に支障が生じ,ひいては国の安全が 害されるおそれがあり,法5 条3 号に該 当するため。

(14)

3 7 6 頁, 3 7 7 頁及 び3 8 2 頁 4 0 )部隊別状況及び 階級別状況 公にした場合,派遣部隊の隊員構成が 明らかとなり,部隊の能力が推察されて 今後の同種派遣における任務の遂行に 支障が生じ,ひいては国の安全が害され るおそれがあり,法5 条3 号に該当する ため。 3 9 4 頁な い し 4 0 1 頁及び4 0 4 頁 な い し 4 0 7 頁 4 1 )米国側参加者の 氏名,階級等及び目的, 期間,場所,成果,主 要議題等の一部 米国側参加者の氏名,階級等は,個人 に関する情報であって,特定の個人を識 別することができ,法5 条1 号に該当し, 目的,期間,場所,成果,主要議題等の 一部については,公にした場合,我が国 と米国との間の信頼関係を損なうおそれ があり,同条3 号に該当するため。 4 3 5 頁 4 2 )殉職の概要の一 部 個人に関する情報であって,公にした 場合,個人の権利利益を害するおそれが あり,法5 条1 号に該当するため。 4 4 3 頁な い し 4 4 6 頁 4 3 )在日外国大使館 付武官等及び補佐官の 氏名 個人に関する情報であって,特定の個 人を識別することができ,法5 条1 号に 該当するとともに,公にした場合,我が国 と他国との間の信頼関係を損なうおそれ があり,同条3 号に該当するため。 4 4 7 頁な い し 4 5 5 頁 4 4 )回線網図,通信 網図及び電話網図等 公にした場合,陸上自衛隊の通信経路 の全容が明らかとなり,任務の遂行に支 障が生じ,ひいては国の安全が害される おそれがあり,法5 条3 号に該当するた め。 4 7 2 頁な い し 4 7 5 頁,4 8 0 頁 な い し 4 8 3 頁及び 4 8 7 頁 4 5 )昇任状況,異動 状況,離職状況,補充 状況及び充足状況 公にした場合,陸上自衛隊の人事管理 業務の適正な遂行に支障を及ぼすおそ れがあり,法5 条6 号に該当するため。 5 4 2 頁な い し 5 7 3 頁及び5 7 8 頁 4 6 )教育実施の人員 数 公にした場合,陸上自衛隊の隊員養成 の状況が明らかとなり,運用能力,態勢 及び隊員の質的能力が推察されて任務 の遂行に支障が生じ,ひいては国の安全

(15)

が害されるおそれがあり,法5 条3 号に 該当するため。 5 8 4 頁な い し 5 9 1 頁,5 9 3 頁及び5 9 4 頁 4 7 )装備品の平成1 8 年度末充足状況 公にした場合,陸上自衛隊の態勢及び 運用能力が推察され,任務の遂行に支障 が生じ,ひいては国の安全が害されるお それがあり,法5 条3 号に該当するため。 5 9 8 頁及 び5 9 9 頁 4 8 )車両保有数 公にした場合,陸上自衛隊の態勢及び 運用能力が推察され,任務の遂行に支障 が生じ,ひいては国の安全が害されるお それがあり,法5 条3 号に該当するため。 6 0 5 頁及 び6 0 6 頁 4 9 )電気及び給水の 平均使用量,平均料金 及び平均人員 公にした場合,陸上自衛隊の方面別の 人員が明らかとなり,態勢が推察されて 任務の遂行に支障が生じ,ひいては国の 安全が害されるおそれがあり,法5 条3 号に該当するため。 6 0 9 頁 5 0 )駐屯地等名 公にした場合,陸上自衛隊の情報・通 信関連施設の整備状況が明らかとなり, 通信能力が推察されて任務の遂行に支 障が生じ,ひいては国の安全が害される おそれがあり,法5 条3 号に該当するた め。 6 5 5 頁な い し 6 5 8 頁 5 1 )事故の概要及び 備考の一部 個人に関する情報であって,特定の個 人を識別することができ又は特定の個人 を識別することはできないが,公にした場 合,なお個人の権利利益を害するおそ れ,あるいは特定の法人の正当な利益を 害するおそれがあり,それぞれ法5 条1 号又は2 号に該当するため。 7 6 6 頁, 7 8 2 頁, 7 8 4 頁な い し 7 8 6 頁,7 8 9 頁,7 9 0 5 2 )情報課職位組織 図及び異動者の階級, 氏名等 公にした場合,陸上自衛隊の情報業務 に係る態勢が推察されるおそれがあると ともに,情報業務に携わる個人が特定さ れ,情報を得ようとする者から直接その個 人に不当な働き掛けが行われるおそれ があるなど,任務の遂行に支障を及ぼす

(16)

頁,7 9 5 頁及び7 9 8 頁

おそれがあり,法5 条3 号に該当するた め。

参照

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